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平成 28 年度地下鉄・路面電車の需要推計に係る調査集計分析業務 特
平成 28 年度地下鉄・路面電車の需要推計に係る調査集計分析業務 特 記 仕 様 書 札幌市交通局事業管理部事業推進担当課 第1章 特記仕様書の適用範囲 本仕様書は、一般仕様書第1章の1に定める特記仕様書とし、本仕様書に定められない事 項は、一般仕様書によるものとする。 第2章 業務の目的 札幌市交通局では、総務省から中長期的な経営の基本計画である「経営戦略」を策定する ことを要請されており、今後の需要推計を行う必要がある。 第3章 1 業務の内容 地下鉄利用実態調査 (1)調査方法 各駅、各ラッチに調査員(駅別乗降人員、時間帯により配置必要人数を決定する) を配置し、入場時にはアンケート調査(ビンゴ形式調査票を予定)を手渡し、出場時 にアンケート用紙を回収するものとする。アンケート調査の内容は、当日のODを含 む交通行動、利用者属性等を把握する。具体の調査方法・調査項目は、本局と協議の 上、決定する。 (2)調査内容 乗車目的及び乗車券種、乗車前後の交通機関、性別年齢、居住地(市外在住の確 認)等 (3)調査対象者 保護者と同伴の無料扱いの幼児を除く利用者とする。 交通局から別途提供する調査当日の OD データの利用を前提に、サンプル調査を基 本とするが、全数調査でも可とする。サンプル数については、その妥当性が認められ る数とする。 (4)調査日 10 月における平日・休日各1日(計2日)とし、本局と協議の上、決定する。 (5)時間帯 地下鉄の始発から終電まで(6 時頃~24 時 30 分頃の概ね 18.5 時間) (6)検討項目 以下の項目別に取り組み、調査を行い、取りまとめるものとする。 ①調査準備 2 ②実態調査 ③集計業務 ④とりまとめ 地下鉄・路面電車の利用実態分析と需要推計 (1)利用実態分析 ア 地下鉄(1年毎 50 年分) 上記1での調査結果等を基にし、各駅の利用実態を分析する。 イ 路面電車(1年毎 30 年分) 札幌市まちづくり政策局総合交通計画部が 10 月に実施予定の OD データ調査(平 日)の結果等を基にし、利用実態を分析する。なお、OD 調査データの引き渡しに ついては、平成 28 年 12 月上旬を予定する。 (2)需要推計業務 上記1での調査結果や提供予定の路面電車の OD 調査結果など、既存の資料を活用 1 し、交通需要(乗車人員、乗車料収入の券種(定期、現金 、SAPICA、他の IC カード、 1DAY(ドニチカキップ等)、交通費助成カード、敬老、身障・精神))ごとについて、 定量分析を行う。 ア 地下鉄(1年毎 50 年分) 四段階推計や需要関数を設定して地下鉄需要を推計する。 イ 路面電車(1年毎 30 年分) 四段階推計や需要関数を設定して路面電車を需要推計する。 第4章 業務の期間 契約書に示す着手の日から、平成 29 年3月 24 日(金)までとする。 なお、中間報告として需要推計業務における、地下鉄乗車人員値(1 年毎 50 年分)と路 面電車の乗車人員値(1 年毎 30 年分)の速報値を平成 29 年1月 31 日(火)までにデータ で提出すること。 第5章 業務実施計画書 受託者は、本業務の着手に伴い、これに関わる業務実施計画書を提出し、本局 業務担当職 員の承諾を受けるものとし、各章に示す業務の内容に関わる作業についても、その都度本局 担当職員の承諾を受けてから実施すること。なお、実施計画書の提出に当たっては、主任技 術者が立ち会うこと。 第6章 1 報告書・成果品 受託者は、本業務に関わる調査収集資料及び解析検討結果等を、図表等を用いて具体 的かつ明瞭に整理し、これらをすべて報告書として提出しなければならない。 2 本業務で作成した図表・データベース・報告書に係る電子ファイル等については、パ ソコンでの閲覧及び編集可能なファイル形式でCD-RまたはDVD-Rに納めて提出 すること。 3 報告書の提出にあたっては、主任技術者が立ち会うこと。 4 成果品一式の著作権は、全て本市に帰属するものとする。 2