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1.1 製品概要

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1.1 製品概要
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
1.1 製品概要
1.1.1
概要
MN101Eシリーズは、MN101Cシリーズのメモリ拡張版であり、多機能な周辺機能を複合した、8ビット
のシングルチップマイクロコンピュータで、車載パワーウィンドウ、カメラ、VCR、MD、TV、CD、LD、
プリンタ、電話機、HA機器、ページャ、エアコン、PPC、ファックス、電子楽器等の機器に使用する
ことができます。
本LSIは、機器組み込み用マイクロコンピュータとして、柔軟かつ最適なハードウェア構成とシンプ
ルで高効率な命令体系を備えています。MN101EFC2Aは、ROM 32 KB、RAM 1 KBを内蔵し、周辺機能とし
て4本の外部割込みと、NMIを含む18本の内部割込み、8本のタイマカウンタ、2系統のシリアルインタ
フェース、A/Dコンバータ、2系統のウオッチドッグタイマなどを備え、カメラ、VCR用選局タイマ、
CDプレーヤ、ミニコンポなどのシステムコントローラ用マイコンに適したシステム構成となっていま
す。
また、5系統の発振回路(高速(内蔵発振 20 MHz)、高速(水晶/セラミック max 10 MHz)、低速(内蔵発
振 30 kHz)、低速(水晶/セラミック 32.768 kHz)、高速発振を逓倍するPLL)を内蔵しており、システ
ムクロックのベースを高速発振入力(NORMALモード)/PLL入力(PLLモード)低速発振入力(SLOW
モード)に切換えることができます。システムクロックは、発振クロック、PLLクロックを分周して
生成します。クロックの分周比をプログラムにより切換えることで、システムに最適な動作クロック
を選択できます。高速モードには、原発振およびPLLより生成されるクロックfpllを2分周したクロッ
ク(fpll/2)をシステムクロックの基本とする標準モードと、原発振およびPLLより生成されるクロッ
クfpllを分周せずにシステムクロックの基本とする倍速モードがあります。
標準モードでのマシンサイクル(最小命令実行時間)は、原発振fosc=10 MHz (PLL未使用)時に200 ns
です。CPUを外部クロックと同一周期のクロックで動作させる倍速モードでは、原発振fosc=10 MHz時
に100 nsです。またPLLモードではMax.50 nsでの動作が可能です。
1.1.2
製品一覧
本マニュアルでは、以下に示す品種について説明しています。
表 1.1.1 製品一覧
品 種
ROM 容量
RAM 容量
種 別
パッケージ
MN101EFC2A
32 KB
1 KB
フラッシュ EEPROM 版
TQFP032-P-0707B
DMOD端子にプルアップを内蔵しているのはフラッシュ EEPROM版のみです。インサーキット
エミュレータ版使用時には必ず基板上にプルアップ抵抗を接続して下さい。
..
発行年月 : 2015 年 7 月
1
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
1.2 ハードウェアの機能
■ 特徴
・ROM容量:
32 KB
・RAM容量:
1 KB
・パッケージ:
32pin TQFP(7 mm × 7 mm / 0.8 mm pitch / ハロゲンフリー※)
※Panasonic半導体のハロゲンフリー製品とは、封止樹脂およびインターポーザが
下記基準を満たす半導体製品を指します。
- 臭素: 900 ppm以下
- 塩素: 900 ppm以下
- 臭素+塩素: 1500 ppm以下
上記の基準は、IEC61249-2-21において掲げられている数値に準拠しています。
アンチモンおよびその化合物は意図的に添加していません。
・マシンサイクル:
高速モ−ド
20 MHz時 0.05 μs (2.7 V ∼ 5.5 V)
8 MHz時
0.125 μs (1.8 V ∼ 5.5 V)
低速モ−ド
32 kHz時 62.5 μs (1.8 V ∼ 5.5 V)
・クロックギア回路内蔵:
発振クロックの分周比を変更し、内部システムクロックの速度を変更可能
(1、2、4、16、32、64、128分周)
・周辺機能用高速クロック(fpll-div)ギア回路内蔵:
停止、fpllの1、2、4、8、16分周より選択可能
・発振回路:
高速(内蔵発振:frc) 、高速(水晶/セラミック:fosc)、低速(内蔵発振:frcs)、
低速(水晶/セラミック:fx)の4系統内蔵
高速内蔵発振 20 MHz, 16 MHz 選択可
低速内蔵発振 30 kHz
発行年月 : 2015 年 7 月
2
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
・クロック逓倍回路内蔵:
PLL回路出力クロック(fpll)fosc の2、3、4、5、6、8、10逓倍、
1/2×frc の4、5逓倍可能
※ クロック逓倍回路未使用時、fpll=fosc 又は、fpll=frc
・動作モ−ド
NORMALモ−ド(高速モ−ド)
PLLモード
SLOWモード(低速モ−ド)
HALTモ−ド
STOPモ−ド
及び動作クロック切り換え
・動作電圧:
1.8 V∼5.5 V
・動作保証温度: −40 ℃∼+85 ℃
・割込み:
22本
<暴走割込み>
・ノンマスカブル割込み(NMI)
<タイマ割込み>
・タイマ0割込み
・タイマ1割込み
・タイマ2割込み
・タイマ6割込み
・タイムベース割込み
・タイマ7割込み
・タイマ7コンペアレジスタ一致割込み
・タイマ9オーバーフロー割込み
・タイマ9アンダーフロー割込み
・タイマ9コンペアレジスタ2一致割込み
発行年月 : 2015 年 7 月
3
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
<シリアル割込み>
・LIN割込み
・シリアル0割込み
・シリアル0UART受信割込み
・シリアル4割込み
・シリアル4ストップコンディション割込み
<A/D割込み>
・A/D変換割込み
<電源電圧検知割込み>
・電源電圧検知割込み
<外部割込み>
・IRQ0 :エッジ選択、ノイズフィルタ接続可
・IRQ1 :エッジ選択、ノイズフィルタ接続可
・IRQ2 :エッジ選択、ノイズフィルタ接続可、両エッジ割込み
・IRQ3 :エッジ選択、ノイズフィルタ接続可、両エッジ割込み
・IRQ4 :ノイズフィルタ接続可、キースキャン割込み
・タイマカウンタ8本
・汎用8ビットタイマ×3本
・汎用16ビットタイマ×1本
・モータ制御用16ビットタイマ×1本
・8ビットフリーランタイマ×1本
・タイムベースタイマ×1本
・ボーレートタイマ×1本
タイマ0(汎用8ビットタイマ)
・方形波出力(タイマパルス出力)、付加パルス(2bit)方式PWM出力は大電流端子
TM0IOBに出力可能、イベントカウント、リモコンキャリア出力、
簡易パルス幅測定機能
・クロックソース
fpll-div、fpll-div/4、fpll-div/16、fpll-div/32、fpll-div/64、fpll-div/128、
fs/2、fs/4、fs/8、fslow、外部クロック、タイマA出力
タイマ1(汎用8ビットタイマ)
・方形波出力(タイマパルス出力) は大電流端子TM1IOBに出力可能、イベントカウ
ント、16ビットカスケード接続機能(タイマ0と接続)
発行年月 : 2015 年 7 月
4
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
・クロックソース
fpll-div、fpll-div/4、fpll-div/16、fpll-div/32、fpll-div/64、fpll-div/128、
fs/2、fs/4、fs/8、fslow、外部クロック、タイマA出力
タイマ2(汎用8ビットタイマ)
・方形波出力(タイマパルス出力)、付加パルス(2bit)方式PWM出力は
大電流端子TM2IOBに出力可能、イベントカウント、簡易パルス幅測定機能、
24bitカスケード接続機能(タイマ0、1と接続)
・クロックソース
fpll-div、fpll-div/4、fpll-div/16、fpll-div/32、fpll-div/64、fpll-div/128、
fs/2、fs/4、fs/8、fslow、外部クロック、タイマA出力
タイマ6(8ビットフリーランタイマ、タイムベースタイマ)
□8ビットフリーランタイマ
・クロックソース
fpll-div、fpll-div/212、fpll-div/213、fs、fslow、fslow/212、fslow/213
□タイムベースタイマ
・割込み発生周期
fpll-div/27、fpll-div/28、fpll-div/29、fpll-div/210、fpll-div/213、fpll-div/
215、
fslow/27、fslow/28、fslow/29、fslow/210、fslow/213、fslow/215
タイマ7(汎用16ビットタイマ)
・クロックソース
fpll-div、fs、外部クロック、タイマA出力、
タイマ6コンペア一致周期の1/1、1/2、1/4、1/16 分周
外部クロック、タイマA出力の1/1、1/2、1/4、1/16 分周
・タイマ機能
方形波出力(タイマパルス出力)、高精度PWM出力(周期/デューティ連続可変)は
大電流端子TM7IOBに出力可能、イベントカウント、
インプットキャプチャ機能(両エッジ動作可)
タイマ9 (モータ制御用16ビットタイマ)
・クロックソース
fpll-div、fs、外部クロック、タイマA出力の1/1、1/2、1/4、1/16分周
・タイマ機能
方形波出力(タイマパルス出力)、相補3相PWM出力は大電流端子TM9OD0∼5に
出力可能、
発行年月 : 2015 年 7 月
5
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
三角波、のこぎり波に対応、デッドタイム挿入可能、イベントカウント
・端子出力制御
外部割込み0∼4(IRQ0∼4)によりPWM出力制御可能("Hi-z"、出力データ固定)
タイマA(ボーレートタイマ)
周辺機能用クロック出力
・ウオッチドッグタイマ
・暴走検出周期をfs/216、fs/218、fs/220より選択
・暴走2回検出時、強制的にLSI内部でハード・リセット
・ウォッチドッグタイマ2
・暴走検知周期をfrcs/24、frcs/25、frcs/26、frcs/27、frcs/28、frcs/29、
frcs/210、frcs/211、frcs/212、frcs/213、frcs/214、frcs/215より選択
・暴走2回検出時、強制的にLSI内部でハード・リセット
・リモコン出力
・タイマ0をもとに、1/2、1/3デューティのリモコンキャリア出力
・A/Dコンバータ 10ビット×8チャンネル
発行年月 : 2015 年 7 月
6
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
・シリアルインタフェース 3系統
シリアル0(ハードウェアLIN/全2重UART / 同期式シリアルインタフェース)
□同期式シリアルインタフェース
・転送クロックソース
fpll-div/2、fpll-div/4、fpll-div/16、fpll-div/64、fs/2、fs/4、タイマ0∼2,A出力、
外部クロック
・MSB/LSBファースト選択可、1∼8ビットの任意転送
・連続送信、連続受信、連続送受信が可能
□全2重UART(ボーレートタイマ:タイマ0∼2,Aから選択)
・パリティチェック、オーバランエラー /フレーミングエラー検出
・転送ビット7∼8選択可
・ハードウェアLIN
Synch Break発生、Wake-up検出、Synch Break検出、Synch Field計測が可能
シリアル4(マルチマスタIIC / 同期式シリアルインタフェース)
□同期式シリアルインタフェース
・転送クロックソース
fpll-div/2、fpll-div/4、fpll-div/8、fpll-div/32、fs/2、fs/4、タイマ0∼2,A出力、
外部クロック
・MSB/LSBファースト選択可、1∼8ビットの任意転送
・連続送信、連続受信、連続送受信が可能
□マルチマスタIIC
・7ビットのスレーブアドレスが設定可能
・ゼネラルコール通信モード対応
・オートリセット回路内蔵
・電源電圧検知回路内蔵
・LED駆動:8本
・ポート機能
入出力ポート
24本
シリアル兼用ポート
9本
タイマ入出力兼用ポート
9本
A/D入力兼用ポート
8本
外部割込み兼用ポート
4本
LED(大電流)駆動兼用ポート
8本
高速/低速発振兼用ポート
2本
特殊端子
8本
動作モード入力端子
3本
リセット入力兼用端子
1本
アナログ基準電圧入力端子
1本
電源端子
3本
発行年月 : 2015 年 7 月
7
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
1.3 端子
PA4/AN4/KEY4/TM0IOA/RMOUTA
PA3/AN3/KEY3/SBO0A/TXD0A
PA2/AN2/KEY2/SBI0A/RXD0A
PA1/AN1/KEY1/SBT0A
PA0/AN0/KEY0
P23/IRQ3/SBO0B/TXD0B
30
29
28
27
26
25
2
PA5/TM1IOA/KEY5/AN5
VREF+
31
1
PA6/TM7IOA/KEY6/AN6
KEY7/AN7/PA7
32
端子接続図
24
P22/IRQ2/SBI0B/RXD0B
23
P21/IRQ1/SBT0B
22
P20/IRQ0
21
P07/LED7/SBT4/SCL4
20
P06/SDA4/SBO4/LED6
VDD50
3
ATRST
4
VDD18
5
DMOD
6
19
P05/LED5/TM90D5/SBI4
XO/OSC2/P26
7
18
P04/LED4/TM90D4/TM0IOB/RMOUTB
XI/OSC1/P25
8
17
P03/LED3/TM90D3/TM1IOB
MN101EFC2シリーズ
14
15
16
NRST/P27
TM9IO/TM9OD0/LED0/P00
TM7IOB/TM9OD1/LED1/P01
TM2IOB/TM9OD2/LED2/P02
OCD_CLK/P31
13
11
OCD_DATA/P30
12
10
MMOD
9
32pin TQFP
(Top View)
VSS
1.3.1
図1.3.1
発行年月 : 2015 年 7 月
端子接続図
8
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
1.3.2
端子仕様
備考○:機能あり −:機能なし
端子名
P00
P01
P02
P03
P04
P05
P06
MN101EFC2
シリーズ
○
LED0
○
TM9OD0
○
LED1
○
TM9OD1
○
LED2
○
TM9OD2
○
LED3
○
TM9OD3
○
LED4
TM0IOB
○
TM9OD4
RMOUTB
○
LED5
SBI4
○
TM9OD5
○
LED6
○
P07
特殊機能
32pin
TQFP
○
○
TM9IOA
方向
制御
端子
制御
P0DIR0
P0PLU0
入出力
in/out
LED0:LED 駆動端子 0
TM9IOA:タイマ 9 入出力
TM9OD0:タイマ 9 出力
TM7IOB
in/out
P0DIR1
P0PLU1
LED1:LED 駆動端子 1
TM7IOB:タイマ 7 入出力
TM9OD1:タイマ 9 出力
TM2IOB
in/out
P0DIR2
P0PLU2
LED2:LED 駆動端子 2
TM2IOB:タイマ 2 入出力
TM9OD2:タイマ 9 出力
TM1IOB
in/out
P0DIR3
P0PLU3
LED3:LED 駆動端子 3
TM1IOB:タイマ 1 入出力
TM9OD3:タイマ 9 出力
in/out
in/out
P0DIR4
P0DIR5
P0PLU4
P0PLU5
LED4:LED 駆動端子 4
TM0IOB:タイマ 0 入出力
TM9OD4:タイマ 9 出力
RMOUTB:リモコンキャリア出力
LED5:LED 駆動端子 5
SBI4:シリアル 4 データ入力
TM9OD5:タイマ 9 出力
SBO4
in/out
P0DIR6
P0PLU6
SDA4
LED7
機能内容
LED6:LED 駆動端子 6
SBO4:シリアル 4 データ入出力
SDA4:マルチマスタ IIC4 データ
入出力
SBT4
in/out
P0DIR7
P0PLU7
SCL4
LED7:LED 駆動端子 7
SBT4:シリアル 4 クロック入出力
SCL4:マルチマスタ IIC4 クロック入
出力
P20
○
IRQ0
in/out
P2DIR0
P2PLU0
IRQ0:外部割込み 0
P21
○
IRQ1
SBT0B
in/out
P2DIR1
P2PLU1
IRQ1:外部割込み 1
SBT0B:シリアル 0 クロック入出力
P22
○
IRQ2
SBI0B
in/out
P2DIR2
P2PLU2
IRQ2:外部割込み 2
SBI0B:シリアル 0 データ入力
○
RXD0B
○
IRQ3
○
TXD0B
-
IRQ4
P23
P24
P25
P26
○
○
RXD0B:UART0 データ入力
SBO0B
in/out
P2DIR3
P2PLU3
IRQ3:外部割込み 3
SBO0B:シリアル 0 データ入出力
TXD0B:UART0 データ入出力
in/out
P2DIR4
P2PLU4
IRQ4:外部割込み 4
OSC1
XI
in/out
P2DIR5
P2PLU5
OSC1:セラミック / 水晶 高速クロック XI:セラミック / 水晶 低速クロック
入力
入力
OSC2
XO
in/out
P2DIR6
P2PLU6
OSC2:セラミック / 水晶 高速クロック XO:セラミック / 水晶 低速クロック
出力
出力
P27
○
NRST
in/out
ー
ー
NRST:リセット
P30
○
OCD_DATA
in/out
P3DIR0
P3PLU0
OCD_DATA:オンボードプログラマ データ端子
P31
○
OCD_CLK
in/out
P3DIR1
P3PLU1
OCD_CLK:オンボードプログラマ クロック供給端子
P32
-
BUZZER
in/out
P3DIR2
P3PLU2
BUZZER:ブザー出力
P33
-
NBUZZER
in/out
P3DIR3
P3PLU3
NBUZZER:ブザー反転出力
P34
-
SBO1
TXD1
in/out
P3DIR4
P3PLU4
SBO1:シリアル 1 データ入出力
TXD1:UART1 データ入出力
P35
-
TM2IOA
SBI1
in/out
P3DIR5
P3PLU5
TM2IOA:タイマ 2 入出力
SBI1:シリアル 1 データ入力
-
RXD1
P36
-
SBT1
P40
-
TM0IOC
P41
-
TM1IOC
P42
-
AN11
P43
-
AN10
P44
-
AN9
P45
-
AN8
PA0
○
AN0
PA1
○
AN1
○
SBT0A
○
AN2
KEY2
○
SBI0A
RXD0A
PA2
発行年月 : 2015 年 7 月
RXD1:UART1 データ入力
in/out
P3DIR6
P3PLU6
SBT1:シリアル 1 クロック入出力
in/out
P4DIR0
P4PLUD0
TM0IOC:タイマ 0 入出力
in/out
P4DIR1
P4PLUD1
TM1IOC:タイマ 1 入出力
TM2IOC
in/out
P4DIR2
P4PLUD2
AN11:アナログ 11 入力
TM2IOC:タイマ 2 入出力
TM7IOC
in/out
P4DIR3
P4PLUD3
AN10:アナログ 10 入力
TM7IOC:タイマ 7 入出力
TM9IOC
in/out
P4DIR4
P4PLUD4
AN9:アナログ 9 入力
TM9IOC:タイマ 9 入出力
in/out
P4DIR5
P4PLUD5
AN8:アナログ 8 入力
KEY0
in/out
PADIR0
PAPLU0
AN0:アナログ 0 入力
KEY0:キー割込み 0
KEY1
in/out
PADIR1
PAPLU1
AN1:アナログ 1 入力
KEY1:キー割込み 1
RMOUTC
RMOUTC:リモコンキャリア出力
SBT0A:シリアル 0 クロック入出力
in/out
PADIR2
PAPLU2
AN2:アナログ 2 入力
KEY2:キー割込み 2
SBI0A:シリアル 0 データ入力
RXD0A:UART0 データ入力
9
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
備考○:機能あり −:機能なし
端子名
PA3
PA4
PA5
PA6
PA7
MN101EFC2
シリーズ
特殊機能
32pin
TQFP
○
AN3
KEY3
○
SBO0A
TXD0A
○
AN4
KEY4
○
TM0IOA
RMOUTA
○
AN5
KEY5
○
TM1IOA
○
AN6
○
TM7IOA
○
AN7
発行年月 : 2015 年 7 月
入出力
in/out
in/out
in/out
方向
制御
端子
制御
PADIR3
PAPLU3
PADIR4
PADIR5
PAPLU4
PAPLU5
機能内容
AN3:アナログ 3 入力
KEY3:キー割込み 3
SBO0A:シリアル 0 データ入出力
TXD0A:UART0 データ入出力
AN4:アナログ 4 入力
KEY4:キー割込み 4
TM0IOA:タイマ 0 入出力
RMOUTA:リモコンキャリア出力
AN5:アナログ 5 入力
KEY5:キー割込み 5
TM1IOA:タイマ 1 入出力
KEY6
in/out
PADIR6
PAPLU6
AN6:アナログ 6 入力
KEY6:キー割込み 6
TM7IOA:タイマ 7 入出力
KEY7
in/out
PADIR7
PAPLU7
AN7:アナログ 7 入力
KEY7:キー割込み 7
10
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
1.3.3
端子機能の一覧
MN101E
FC2シリーズ
Pins
I/O
兼用端子
名称
機能
電源供給端子
VDD50 に 1.8V ∼ 5.5V、VSS に 0 V を印加します。内部
電源安定化の為に 0.1 uF + 1.0 uF 以上のバイパスコン
デンサを接続してください。
内部電源出力端子
内部電源回路の 1.8 V 出力端子です。外部への電源供給
には使用しないでください。内部電源安定化の為に
VDD18 と VSS 端子との間に 0.1 uF + 1.0 uF 程度のバイ
パスコンデンサを接続する必要があります。
高速動作クロック用のセラミック発振子、または水晶発
振子を接続する発振端子です。クロックを外部から入力
する場合は OSC1 に入力し、OSC2 は開放してください。
STOP モードまたは SLOW モード使用時は、外部クロック
で動作させることはできません。
32pin
TQFP
VDD50
3
-
VSS
9
-
VDD18
5
-
OSC1
8
入力
P25,XI
高速動作クロック
入力端子
OSC2
7
出力
P26,XO
高速動作クロック
出力端子
XI
8
入力
P25,OSC1
低速動作クロック
入力端子
XO
7
出力
P26,OSC2
低速動作クロック
出力端子
NRST
13
入出力
P27
ATRST
4
入力
P00
14
入出力
P01
15
LED1,TM7IOB,TM9OD1
P02
16
LED2,TM2IOB,TM9OD2
P03
17
LED3,TM1IOB,TM9OD3
P04
18
LED4,TM0IOB,RMOUTB,
P05
19
LED5,SBI4,TM9OD5
P06
20
LED6,SBO4,SDA4
P07
21
LED7,SBT4,SCL4
P20
22
P21
23
IRQ1,SBT0B
P22
24
IRQ2,SBI0B,RXD0B
P23
25
IRQ3,SBO0B,TXD0B
P24
-
IRQ4
P25
8
OSC1,XI
P26
7
OSC2,XO
P27
13
LED0,TM9IOA,TM9OD0
リセット端子
[負論理 ]
発行年月 : 2015 年 7 月
入力
IRQ0
NRST
電源投入時のリセットを行うための端子で、P27 に割り
付けられており、プルアップ抵抗 (Typ. 50 kΩ) を内蔵
しています。
本端子を "L" レベルにすると、LSI の内部状態が初期化
されます。この後、入力を "H" レベルにすると、リセッ
トは解除され、ハードウェアによるシステムクロックの
発振安定時間を経て、リセット割込み処理が実行されま
す。
NRST と VSS との間にコンデンサを挿入する場合には、
放電用ダイオードを NRST と VDD50 の間に入れることを
推奨します。
オートリセット
設定端子
オートリセット機能を有効にするには "H" 入力、無効に
するには "L" 入力してください。
入出力ポート 0
8 ビットの CMOS3 ステート入出力ポートです。
P0DIR レジスタにより、1 ビット単位で入力 / 出力の設
定が可能です。
P0PLU レジスタにより、1 ビット単位でプルアップ抵抗
の有無が選択できます。
また、出力時には、LED 直接駆動が可能です。
リセット時は入力モードで、プルアップ抵抗なし ( ハ
イ・インピーダンス ) となります。"
入出力ポート 2
7 ビットの CMOS3 ステート入出力ポートです。P2DIR レ
ジスタにより、1 ビット単位で入力 / 出力の設定が可能
です。
P2PLU レジスタにより、1 ビット単位でプルアップ抵抗
の有無が選択できます。
リセット時は入力モードで、プルアップ抵抗なし ( ハ
イ・インピーダンス ) となります。
入力ポート 2
P27 は、Nch オープンドレインポートです。
TM9OD4
入出力
低速動作クロック用の水晶発振子を接続する発振端子で
す。クロックを外部から入力する場合は、XI に入力し、
XO は開放にしてください。
STOP モード使用時は、外部クロックで動作させること
はできません。
11
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
MN101E
FC2シリーズ
Pins
I/O
兼用端子
名称
機能
入出力
OCD_DATA
入出力ポート 3
7 ビットの CMOS3 ステート入出力ポートです。P3DIR レ
ジスタにより、1 ビット単位で入力 / 出力の設定が可能
です。
P3PLU レジスタにより、1 ビット単位でプルアップ抵抗
の有無が選択できます。
リセット時は入力モードで、プルアップ抵抗なし ( ハ
イ・インピーダンス ) となります。
入出力ポート 4
6 ビットの CMOS3 ステート入出力ポートです。P4DIR レ
ジスタにより、1 ビット単位で入力 / 出力の設定が可能
です。
P4PLUD レジスタにより、1 ビット単位でプルアップ / プ
ルダウン抵抗の有無が選択できます。
SELUD レジスタにてポート単位でプルアップ抵抗かプル
ダウン抵抗の接続かの選択が出来ます。
( プルアップ / プルダウン抵抗の混在は出来ません。)
リセット時は入力モードで、プルアップ抵抗なし ( ハ
イ・インピーダンス ) となります。
入出力ポート A
8 ビットの CMOS3 ステート入出力ポートです。PADIR レ
ジスタにより、1 ビット単位で入力 / 出力の設定が可能
です。
PAPLU レジスタにより、1 ビット単位でプルアップ抵抗
の有無が選択できます。
リセット時は入力モードで、プルアップ抵抗なし ( ハ
イ・インピーダンス ) となります。
シリアルインタ
フェース
送信データ出力端子
シリアルインタフェース0、1、4の送信データ出力端子
です。
出力形式は、P0ODCレジスタ、P2ODCレジスタ、P3ODCレ
ジスタ、PAODCレジスタで、CMOSプッシュプルまたはNch
オープンドレイン形式を選択できます。
P0PLUレジスタ、P2PLUレジスタ、P3PLUレジスタ、PAPLU
レジスタで、プルアップ抵抗の有無が選択できます。
P0DIRレジスタ、P2DIRレジスタ、P3DIRレジスタ、PADIR
レジスタで、出力モードを選択した上で、シリアルモー
ドレジスタ1(SC0MD1、SC1MD1、SC4MD1)で、シリアル
データ出力を選択してください。
シリアルインタフェースを使用しない場合には、通常の
入出力端子として使用できます。
シリアルインタ
フェース
受信データ入力端子
シリアルインタフェース0、1、4の受信データ入力端子
です。
P0PLUレジスタ、P2PLUレジスタ、P3PLUレジスタ、PAPLU
レジスタで、プルアップ抵抗の有無が選択できます。
P0DIRレジスタ、P2DIRレジスタ、P3DIRレジスタ、PADIR
レジスタで、出力モードを選択した上で、シリアルモー
ドレジスタ1(SC0MD1、SC1MD1、SC4MD1)で、シリアル
データ入力を選択してください。
シリアルインタフェースを使用しない場合には、通常の
入出力端子として使用できます。
シリアルインタ
フェース
クロック入出力端子
シリアルインタフェース0、1、4のクロック入出力端子
です。
出力形式は、P0ODCレジスタ、P2ODCレジスタ、P3ODCレ
ジスタ、PAODCレジスタで、CMOSプッシュプルまたはNch
オープンドレイン形式を選択できます。
P0PLUレジスタ、P2PLUレジスタ、P3PLUレジスタ、PAPLU
レジスタ、プルアップ抵抗の有無が選択できます。
通信モードに合わせて、P0DIRレジスタ、P2DIRレジス
タ、P3DIRレジスタ、PADIRレジスタと、シリアルモード
レジスタ1(SC0MD1、SC1MD1、SC4MD1)で、クロックの入
出力を選択してください。
シリアルインタフェースを使用しない場合には、通常の
入出力端子として使用できます。
32pin
TQFP
P30
10
P31
11
-
P32
P33
P34
P35
OCD_CLK
BUZZER
NBUZZER
-
SBO1,TXD1
TM2IOA,SBI1,RXD1
P36
SBT1
P40
-
入出力
P41
-
TM1IOC
P42
-
AN11,TM2IOC
P43
-
AN10,TM7IOC
P44
-
AN9,TM9IOC
P45
-
AN8
PA0
26
PA1
27
AN1,KEY1,SBT0A
PA2
28
AN2,KEY2,SBI0A,RXD0A
PA3
29
AN3,KEY3,SBO0A,TXD0A
PA4
30
PA5
31
AN4,KEY4,TM0IOA,RMOU
TA
PA6
32
PA7
1
入出力
TM0IOC、RMOUTC
AN0,KEY0
AN5,KEY5,TM1IOA
AN6,KEY6,TM7IOA
AN7,KEY7
SBO0A
29
SBO0B
25
P23,IRQ3,TXD0B
SBO1
-
P34,TXD1
SBO4
20
P06,LED6,SDA4
SBI0A
28
SBI0B
24
P22,IRQ2,RXD0B
SBI1
-
P35,TM2IOA,RXD1
SBI4
19
P05,LED5,TM9OD5
SBT0A
27
SBT0B
23
P21,IRQ1,SBT0B
SBT1
-
P36
SBT4
21
P07,LED7,SCL4
発行年月 : 2015 年 7 月
出力
入力
入出力
PA3,AN3,KEY3,TXD0A
PA2,AN2,KEY2,RXD0A
PA1,AN1,KEY1
12
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
MN101E
FC2シリーズ
Pins
I/O
兼用端子
名称
機能
出力
PA3,AN3,KEY3,SBO0A
UART 送信データ出力
端子
シリアルインタフェース0、1をUARTモードで使用する場
合の送信データ出力端子です。
出力形式は、P2ODCレジスタ、P3ODCレジスタ、PAODCレ
ジスタで、CMOSプッシュプルまたはNchオープンドレイ
ン形式を選択できます。
P2PLUレジスタ、P3PLUレジスタ、PAPLUレジスタで、プ
ルアップ抵抗の有無が選択できます。
P2DIRレジスタ、P3DIRレジスタ、PADIRレジスタで、出
力モードを選択した上で、シリアルモードレジスタ
1(SC0MD1、SC1MD1)で、シリアルデータ出力を選択して
ください。
シリアルインタフェースを使用しない場合には、通常の
入出力端子として使用できます。
UART 受信データ入力
端子
シリアルインタフェース0、1をUARTモードで使用する場
合の受信データ入力端子です。
P2PLUレジスタ、P3PLUレジスタ、PAPLUレジスタで、プ
ルアップ抵抗の有無が選択できます。
P2DIRレジスタ、P3DIRレジスタ、PADIRレジスタで入力
モードを選択した上で、シリアルモードレジスタ
1(SC0MD1、SC1MD1)で、シリアル入力を選択してくださ
い。
シリアルインタフェースを使用しない場合には、通常の
入出力端子として使用できます。
32pin
TQFP
TXD0A
29
TXD0B
25
P23,IRQ3,SBO0B
TXD1
-
P34,SBO1
RXD0A
28
RXD0B
24
P22,IRQ2,SBI0B
RXD1
-
P35,TM2IOA,SBI1
SDA4
20
入出力
P06,LED6,SBO4
IIC データ入出力
端子
シリアルインタフェース4をIICモードで使用する場合の
データ入出力端子です。
出力形式はP0ODCレジスタで、Nchオープンドレイン形式
を選択した上で、P0PLUレジスタで、プルアップ抵抗の
有無を選択してください。
P0DIRレジスタで、出力モードを選択した上で、シリア
ルモードレジスタ(SC4MD1)でシリアルデータの入出力を
選択してください。
シリアルインタフェースを使用しない場合には、通常の
入出力端子として使用できます。
SCL4
21
入出力
P07,LED7,SBT4
IIC クロック
入出力端子
シリアルインタフェース4をIICモードで使用する場合の
クロック入出力端子です。
出力形式は、P0ODCレジスタで、Nchオープンドレイン形
式を選択した上で、P0PLUレジスタ、で、プルアップ抵
抗の有を選択してください。
P0DIRレジスタで、出力モードを選択した上で、シリア
ルモードレジスタ(SC4MD1)で、クロックの入出力を選択
して
ください。
シリアルインタフェースを使用しない場合には、通常の
入出力端子として使用できます。
TM0IOA
30
入出力
PA4,AN4,KEY4,RMOUTA
タイマ入出力端子
TM0IOB
18
TM0IOC
-
TM1IOA
31
TM1IOB
17
TM1IOC
-
TM2IOA
-
TM2IOB
16
TM2IOC
-
8ビットタイマ0∼2のイベントカウントクロック入力、
タイマ出力、PWM信号出力端子です。
イベントクロック入力時は、P0DIRレジスタ、P3DIRレジ
スタ、P4DIRレジスタ、PADIRレジスタにより入力モード
を選択します。
入力モード時はP0PLUレジスタ、P3PLUレジスタ、P4PLUD
レジスタ、PAPLUレジスタでプルアップ抵抗の有無の指
定ができます。
タイマ出力、PWM信号を出力するには、ポート0出力モー
ドレジスタ、ポート3出力モードレジスタ、ポート4出力
モードレジスタ、ポートA出力モードレジスタ(P0OMD、
P3OMD、P4OMD、PAOMD)で特殊機能端子を選択し、P0DIR
レジスタ、P3DIRレジスタ、P4DIRレジスタ、PADIRレジ
スタで出力モードに
します。
タイマ入出力端子として使用しないときは、通常の入出
力端子として使用できます。
リモコン送信信号
出力端子
キャリア付きのリモコン送信信号出力端子です。
リモコンキャリアを出力するためには、ポート0出力
モードレジスタ、ポート4出力モードレジスタ、ポートA
出力モードレジスタ(P0OMD、P4OMD、PAOMD)で特殊機能
を選択し、P0DIRレジスタ、P4DIRレジスタ、PADIRレジ
スタを出力モードにします。
同時にリモコンキャリア出力制御レジスタ(RMCTR)でリ
モコンキャリア出力を選択してください。
リモコンを使用しないときは、通常の入出力端子として
使用できます。
入力
PA2,AN2,KEY2,SBI0A
P04,LED4,RMOUTB,TM9O
D4
P40,RMOUTC
PA5,AN5,KEY5
P03,LED3,TM9OD3
P41
P35,SBI1,RXD1
P02,LED2,TM9OD2
P42,AN11
RMOUTA
30
RMOUTB
18
RMOUTC
-
出力
PA4,AN4,KEY4,TM0IOA
P04,LED4,TM0IOB,TM9O
D4
P40,TM0IOC
発行年月 : 2015 年 7 月
13
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
MN101E
FC2シリーズ
Pins
I/O
兼用端子
名称
機能
出力
P32
ブザー出力端子
圧電ブザー駆動端子です。ポート3にブザー出力が可能
です。
駆動周波数は、DLYCTRレジスタで設定します。
ポート3に対し、ブザー出力を選択するには、ポート3出
力モードレジスタ(P3OMD)で特殊機能端子を選択し、
P3DIRレジスタを出力モードにします。
同時に発振安定待ち制御レジスタ(DLYCTR)でブザー出力
を選択してください。
ブザー出力を使用しないときは、通常の入出力端子とし
て使用できます。
タイマ入出力端子
16ビットタイマ7、9のイベントカウントクロック入力、
タイマ出力、PWM信号出力端子です。
イベントクロック入力時は、P0DIRレジスタ、P4DIRレジ
スタ、PADIRレジスタにより入力モードを選択します。
入力モード時は、P0PLUレジスタ、P4PLUDレジスタ、
PAPLUレジスタでプルアップ抵抗の有無の指定ができま
す。
タイマ出力、PWM信号を出力するには、ポート0出力モー
ドレジスタ、ポート4出力モードレジスタ、ポートA出力
モードレジスタで特殊機能端子を選択し、P0DIRレジス
タ、P4DIRレジスタ、PADIRレジスタで出力モードにしま
す。
タイマ入出力端子として使用しないときは、通常の入出
力端子として使用できます。
タイマ PWM 出力
16 ビットタイマ 9 の PWM 出力端子です。
ポート 0 出力モードレジスタで特殊機能を選択し、
P0DIR レジスタで出力モードにします。
タイマ出力端子として使用しないときは、通常の入出力
端子として使用で来ます。
A/D 基準電圧入力
端子
A/D コンバータ用基準電源端子です。通常、VREF+=VDD50
で使用します。
アナログ入力端子
12 チャンネルの 10 ビット A/D コンバータのアナログ入
力端子です。
PAIMD レジスタでアナログ入力を選択します。
アナログ入力端子として使用しない時は、通常の入力端
子として使用できます。
外部割込み
入力端子
外部割込みの入力端子です。
IRQCNTレジスタで外部割込み入力許可を選択します。
IRQ0∼IRQ4は、有効エッジの選択が可能な外部割込み入
力端子です。どちらのエッジを有効にするかは、
IRQnICRレジスタにより指定できます。
IRQ2∼IRQ4は、両エッジでの割込み設定が可能です。
IRQ2∼IRQ4は、端子電圧レベルでの割込み設定が可能で
す。
外部割込み端子として使用しない時は、通常の入力端子
として使用できます。
32pin
TQFP
BUZZER
-
NBUZZER
-
TM7IOA
32
TM7IOB
15
P01,LED1,TM9OD1
TM7IOC
-
P43,AN10
TM9IOA
14
P00,LED0,TM9OD0
TM9IOC
-
P44,AN9
TM9OD0
14
TM9OD1
15
P01,LED1,TM7IOB
TM9OD2
16
P02,LED2,TM2IOB
TM9OD3
17
P03,LED3,TM1IOB
TM9OD4
18
TM9OD5
19
P04,LED4,TM0IOB,RMOU
TB
P33
入出力
出力
PA6,AN6,KEY6
P00,LED0,TM9IOA
P05,LED5,SBI4
VREF+
2
-
AN0
26
入力
AN1
27
PA1,KEY1,SBT0A
AN2
28
PA2,KEY2,SBI0A,RXD0A
AN3
29
PA3,KEY3,SBO0A,TXD0A
AN4
30
AN5
31
PA4,KEY4,TM0IOA,RMOU
TA
AN6
32
AN7
1
AN8
-
AN9
-
AN10
-
AN11
-
PA0,KEY0
PA5,KEY5,TM1IOA
PA6,KEY6,TM7IOA
PA7,KEY7
P45
P44,TM9IOC
P43,TM7IOC
P42,TM2IOC
IRQ0
22
IRQ1
23
P21,SBT0B
IRQ2
24
P22,SBI0B,RXD0B
IRQ3
25
P23,SBO0B,TXD0B
IRQ4
-
P24
発行年月 : 2015 年 7 月
入力
P20
14
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
MN101E
FC2シリーズ
Pins
I/O
兼用端子
名称
機能
入力
PA0,AN0
キー割込み入力端子
入力のOR条件でアクティブとなるキー割込み入力端子で
す。
キー割込み制御レジスタ(KEYT3_1IMD, KEYT3_2IMD)によ
り、1ビット単位ででキー入力端子に設定することがで
きます。
KEY入力として使用しない場合は、通常の入出力端子と
して使用できます。
LED 駆動端子
大電流端子です
P0LEDレジスタで大電流出力を選択します。
LED駆動端子として使用しないときは、通常の入力端子
として使用できます。
32pin
TQFP
KEY0
26
KEY1
27
PA1,SBT0A,AN1
KEY2
28
PA2,SBI0A,RXD0A,AN2
KEY3
29
PA3,SBO0A,TXD0A,AN3
KEY4
30
KEY5
31
PA4,TM0IOA,RMOUTA,AN
4
KEY6
32
KEY7
1
LED0
14
LED1
15
P01,TM7IOB,TM9OD1
LED2
16
P02,TM2IOB,TM9OD2
LED3
17
P03,TM1IOB,TM9OD3
LED4
18
P04,TM0IOB,RMOUTB,
LED5
19
P05,SBI4,TM9OD5
LED6
20
P06,SBO4,SDA4
LED7
21
P07,SBT4,SCL4
DMOD
6
入力
モード切替端子
VDD50 に固定してください。またフラッシュ EEPROM 版の
みプルアップ抵抗を内蔵しております。
MMOD
12
入力
起動時 ROM 領域切替
端子
VSS に固定してください。
OCD_DATA
10
入出力
P30
デバッガ通信データ
入出力端子
詳細は、LSI説明書の内蔵フラッシュメモリ章を参照し
てください。
OCD_CLK
11
入力
P31
デバッガ通信クロッ
ク入力端子
詳細は、LSI説明書の内蔵フラッシュメモリ章を参照し
てください。
PA5,TM1IOA,AN5
PA6,TM7IOA,AN6
PA7,AN7
出力
P00,TM9IOA,TM9OD0
TM9OD4
DMOD端子にプルアップを内蔵しているのはフラッシュ EEPROM版のみです。インサーキット
エミュレータ版使用時には必ず基板上にプルアップ抵抗を接続して下さい。
..
フラッシュメモリ書き換え時のMMOD端子の設定は、LSI説明書の内蔵フラッシュメモリ章を
参照してください。
..
発行年月 : 2015 年 7 月
15
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
1.4 ブロック機能概要
LED0,TM9IOA,TM9OD0,P00
LED1,TM7IOB,TM9OD1,P01
LED2,TM2IOB,TM9OD2,P02
LED3,TM1IOB,TM9OD3,P03
LED4,TM0IOB,TM9OD4,RMOUTB,P04
LED5,SBI4,TM9OD5,P05
LED6,SBO4,SDA4,P06
LED7,SBT4,SCL4,P07
IRQ0,P20
IRQ1,SBT0B,P21
IRQ2,SBI0B,RXD0B,P22
IRQ3,SBO0B,TXD0B,P23
IRQ4,P24
OSC1,XI,P25
OSC2,XO,P26
NRST,P27
内蔵低速
発振回路
PLL
ポ
|
ト
3
DMOD
MMOD
ATRST
VSS
CPU
MN101E
内蔵高速
発振回路
ROM
32 KB
ポ
|
ト
2
VDD50
VDD18
OSC2/P26/X0
OSC1/P25/XI
水晶・セラミック 水晶・セラミック
低速発振 高速発振
回路
回路
ポ
|
ト
4
P40,TM0IOC,RMOUTC
P41,TM1IOC
P42,AN11,TM2IOC
P43,AN10,TM7IOC
P44,AN9,TM9IOC
P45,AN8
ポ
|
ト
A
PA7,AN7,KEY7
PA6,AN6,KEY6,TM7IOA
PA5,AN5,KEY5,TM1IOA
PA4,AN4,KEY4,TM0IOA,RMOUTA
PA3,AN3,KEY3,SBO0A,TXD0A
PA2,AN2,KEY2,SBI0A,RXD0A
PA1,AN1,KEY1,SBT0A
PA0,AN0,KEY0
RAM
1 KB
8ビットタイマ0
シリアルインタフェース0
8ビットタイマ1
ハードウェアLIN
8ビットタイマ2
シリアルインタフェース1
8ビットタイマA
シリアルインタフェース4
タイムベースタイマ6
ウオッチドッグタイマ
16ビットタイマ7
ウオッチドッグタイマ2
モーター制御用タイマ
ブザー
A/D変換
外部割込み
VREF+
OCD_DATA,P30
OCD_CLK,P31
BUZZER,P32
NBUZZER,P33
SBO1,TXD1,P34
TM2IOA,SBI1,RXD1,P35
SBT1,P35
ポ
|
ト
0
XO/P26/OSC2
ブロック図
XI/P25/OSC1
1.4.1
図1.4.1
ブロック機能図
※ 品種により異なります。[1.1.2 製品一覧]及び[1.3.3 端子機能の一覧] を参照してください。
発行年月 : 2015 年 7 月
16
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
1.5 電気的特性
このLSI説明書は標準的な仕様について述べています。
LSIをご使用の際は、当社営業所まで製品規格をお求めください。
発行年月 : 2015 年 7 月
種 別
CMOS集積回路
用 途
汎用
機 能
CMOS 8ビット 1チップ マイクロコンピュータ
17
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
1.5.1
絶対最大定格
VSS = 0 V
A. 絶対最大定格 *2 *3 *4
項 目
略 号
定 格
A1
電源電圧
VDD50A
-0.3 ∼ + 7.0
A2
容量接続端子電圧
VDD18A
-0.3 ∼ + 2.5
A3
入力端子電圧
VIA
-0.3 ∼ VDD50 +0.3 ( 上限 :7.0)
A4
出力端子電圧
VOA
-0.3 ∼ VDD50 +0.3 ( 上限 :7.0)
A5
入出力端子電圧
VIO1A
-0.3 ∼ VDD50 +0.3 ( 上限 :7.0)
LED 出力
IOL1A (peak)
30
LED 出力 以外
IOL2A (peak)
20
A8
全端子
IOHA (peak)
-10
A9
LED 出力
IOL1A (avg)
20
LED 出力 以外
IOL2A (avg)
15
全端子
IOHA (avg)
-5
PD4A
400
A6
A7
尖頭出力電流
単位
V
mA
A10
平均出力電流
*1
A11
MN101EFC2シ
リーズ
32pin TQFP
mW
A14
許容損失
A15
動作周囲温度
ToprA
-40 ∼ + 85
A16
保存温度
TstgA
-55 ∼ + 125
*1
いかなる 100 ms の期間に対しても適用されます。
*2
内部電源電圧安定化の為に、VDD50 端子と GND の間に 0.1 F + 1.0 F 以上のバイパスコンデンサを少なくとも 1 箇所以上に挿
入してください。
℃
*3
内部電源安定化の為にVDD18端子とVSS端子の間に0.1 F+1.0 F程度の容量を、 図1.5.1の通りマイコン近傍に挿入してくださ
い。
8&&
855
/0'(%ࠪ࡝࡯࠭
/0'(%ࠪ࡝࡯࠭
図1.5.1
*4 µ(
µ(
VDD18端子とVSS端子間の容量接続
絶対最大定格は、チップに印加しても破損を生じさせない許容値であり、動作を保証するものではありません。
発行年月 : 2015 年 7 月
18
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
1.5.2
動作条件 B.動作条件
項 目
VSS = 0 V
Ta = -40 ℃ ∼ +85 ℃
略号
条 件
定 格
MIN
TYP
MAX
単 位
動作電源電圧 *5
B1
VDD1
fs ≦ 20 MHz *7
2.7
5.5
B2
VDD2
fs ≦ 10 MHz *8
2.7
5.5
B3
VDD3
fs ≦ 8 MHz *7
1.8
5.5
VDD4
fs ≦ 8 MHz *7, 内部発振使用時 *9
2.0
5.5
B5
VDD5
fs ≦ 4 MHz *8
1.8
5.5
B6
VDD6
fs ≦ 4 MHz *8, 内部発振使用時 *10
2.0
5.5
B7
VDD7
fs = 16.384 kHz
1.8
5.5
VDD8
ストップモード時
1.8
5.5
B9
tc1
VDD50 = 2.7 V ∼ 5.5 V *7
0.05
B10
tc2
VDD50 = 2.7 V ∼ 5.5 V *8
0.10
B11
tc3
VDD50 = 1.8 V ∼ 5.5 V *7
0.125
tc4
VDD50 = 2.0 V ∼ 5.5 V *7, 内部発振使用時 *9 0.125
B13
tc5
VDD50 = 1.8 V ∼ 5.5 V *8
B14
tc6
B15
tc7
B4
B8
動作電源電圧
RAM 保持電源電圧
V
動作速度 *6
B12
命令実行時間 fs
VDD50 = 2.0 V ∼ 5.5 V *8, 内部発振使用時
*10
VDD50 = 1.8 V ∼ 5.5 V
0.25
61
*5
fs:マシンクロック周波数
*6
tc1 ∼ 6:外部高速発振もしくは内蔵高速発振、もしくはそれらを PLL で逓倍したものをマシンクロックとした場合
tc7:外部低速発振もしくは内蔵低速発振をマシンクロックとした場合
*7
HANDSHAKE レジスタ (0x03F06) bp2=1'b1 に設定した場合
*8
HANDSHAKE レジスタ (0x03F06) bp2=1'b0 に設定した場合
*9
frc=16 MHz, fs=frc/2 に設定した場合
*10
frc=16 MHz, fs=frc/4 に設定した場合
発行年月 : 2015 年 7 月
s
0.25
19
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
VSS = 0 V
Ta = -40 ℃ ∼ +85 ℃
項 目
略 号
条 件
定 格
MIN
単 位
TYP
MAX
外部発振1 図1.5.2
VDD50= 動作電源電圧範囲内
fhosc1 (動作電源電圧の範囲は B1 ∼ B6 の
規格値を参照)
B16 周波数
Rf10
B17 内蔵フィードバック抵抗
2.0
VDD50 = 5.0 V
10
MHz
980
kΩ
32.768
kHz
6.2
MΩ
外部発振2 図1.5.3
fsosc1
B18 周波数
Rf20
B19 内蔵フィードバック抵抗
VDD50 = 1.8 V ∼ 5.5 V
VDD50 = 5.0 V
P25/OSC1
Rf10
P25/XI
Rf20
fhosc1
fsosc1
P26/OSC2
MN101EFC2シリーズ
MN101EFC2シリーズ
C12
フィードバック抵抗内蔵
図1.5.2
P26/XO
外部発振1
C11
C22
C21
命令サイクルは、クロック周波数の1/2分周
になります。フィードバック抵抗内蔵
図1.5.3
外部発振2
使用する発振子に合った外部容量を接続して下さい。 参考値は、当社実施の発振マッチング結果に基づいた外部容量値を記載しております。
水晶発振またはセラミック発振の場合、発振周波数がコンデンサの値によって変化します
ので、外部容量値はご使用の発振子メーカと御相談の上、決定して下さい
..
..
発行年月 : 2015 年 7 月
20
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
VDD50=1.8 V ∼ 5.5 V
VSS = 0 V
Ta = -40 ℃ ∼ +85 ℃
項 目
略 号
条 件
定 格
MIN
TYP
単 位
MAX
外部クロック入力 1 OSCI(OSC2 は開放)
B20 クロック周波数
B21 ハイレベルパルス幅 *11
2
fhosc2
twh1
B22 ローレベルパルス幅 *11
twl1
B23 立ち上がり時間 *12
twr1
B24 立ち下がり時間 *12
twf1
10.0
MHz
45
図1.5.4
45
図1.5.4
0
5.0
0
5.0
ns
外部クロック入力 2 XI(XO は開放)
B25 クロック周波数
B26 ハイレベルパルス幅 *11
fsosc2
twh2
B27 ローレベルパルス幅 *11
twl2
B28 立ち上がり時間 *12
twr2
B29 立ち下がり時間 *12
twf2
32.768
4.5
図1.5.5
図1.5.5
*11
クロックデューティ比は 45 % ∼ 55 % として下さい。
*12
立ち上がり時間、立ち下がり時間は、発振周波数によって異なります。
最大値は目安値であり、規格値ではありません。
ご使用の発振子メーカーとご相談の上、マッチング評価を十分に行って決定してください。
発行年月 : 2015 年 7 月
kHz
μs
4.5
0
20
0
20
ns
21
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
0.9VDD50
0.1VDD50
twh1
twl1
twr1
twf1
twc1
図1.5.4
OSC1 タイミングチャート
0.9VDD50
0.1VDD50
twh2
twl2
twr2
twf2
twc2
図1.5.5
発行年月 : 2015 年 7 月
XI タイミングチャート
22
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
1.5.3
DC特性
C.DC 特性
項 目
VSS = 0 V
Ta = -40 ℃ ∼ +85 ℃
略 号
条 件
定 格
MIN
単 位
TYP
MAX
14
電源電流 *13
C1
IDD1
fosc=10 MHz[ 倍速モード:fs=fosc]
VDD50=5 V (PLL 未使用時 ) *14
5
C2
IDD2
fosc=10 MHz[ 倍速モード:fs=fosc]
VDD50=3 V (PLL 未使用時 ) *14
5.5
C3
IDD3
fosc=8 MHz[ 倍速モード:fs=fosc]
VDD50=5 V (PLL 未使用時 ) *14
4.5
C4
IDD4
fosc=8 MHz[ 倍速モード:fs=fosc]
VDD50=3 V (PLL 未使用時 ) *14
4.5
C5
IDD5
fosc=4 MHz[ 倍速モード:fs=fosc]
VDD50=5 V (PLL 未使用時 ) *15
3.5
C6
IDD6
fosc=4 MHz[ 倍速モード:fs=fosc]
VDD50=3 V (PLL 未使用時 ) *15
3.5
C7
IDD7
fosc=4 MHz[10 逓倍:fs=20MHz]
VDD50=5 V (PLL 使用時 ) *14
8
C8
IDD8
fosc=4 MHz[10 逓倍:fs=20MHz]
VDD50=3 V (PLL 使用時 ) *14
9
C9
IDD9
frc=20 MHz[ 倍速モード:fs=frc]
VDD50=5 V (PLL 未使用時 ) *14
7.5
C10
IDD10
frc=20 MHz[ 倍速モード:fs=frc]
VDD50=3 V (PLL 未使用時 ) *14
8.5
frcs=30 kHz [fs=frcs/2]
VDD50=3 V Ta=25 ℃ ROM 実行時
50
動作時電源電流
C11
IDD11
C12
frcs=30 kHz [fs=frcs/2]
VDD50=3 V Ta=85 ℃ ROM 実行時
C13
frcs=30 kHz [fs=frcs/2]
VDD50=3 V Ta=25 ℃ RAM 実行時 *16
IDD12
C14
frcs=30 kHz [fs=frcs/2]
VDD50=3 V Ta=85 ℃ RAM 実行時 *16
C15
frcs=30 kHz,VDD50=3 V
Ta=25 ℃
HALT1 時電源電流
IDD13
C16
C17 ストップ時
C18 電源電流
発行年月 : 2015 年 7 月
IDD14
VDD50=5 V, Ta=85 ℃
11
mA
18
16
65
150
10
25
65
6
frcs=30 kHz,VDD50=3 V
Ta=85 ℃
VDD50=5 V,Ta=25 ℃
13
μA
15
55
1
5
40
23
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
*13
Ta=25 ℃ , 無負荷状態で測定します。
(プルアップ抵抗・プルダウン抵抗は、未接続です。)
動作時電源電流 IDD1 ∼ 10 は、全入出力端子を入力モードにし、CPU モードを< NORMAL モード>に設定後、MMOD 端子を VSS レベル、
入力端子を VDD50 レベルに固定し、OSC1 端子より VDD50, VSS 電位を振幅とする 10 MHz(8 MHz,4 MHz) の矩形波を入力し測定します。
動作時電源電流 IDD11,12 は、全入出力端子を入力モードにし、CPU モードを< SLOW モード>に設定後、MMOD 端子を VSS レベル、
入力端子を VDD50 レベルに固定し、測定致します。
クロックは内蔵低速発振回路より供給しています。
HALT1 時電源電流 IDD13 は、全入出力端子を入力モードにし、CPU モードを< HALT1 モード>に設定後、MMOD 端子を VSS レベル、
入力端子を VDD50 レベルに固定し、測定致します。
ストップ時電源電流 IDD14 は、CPU モードを< STOP モード>に設定後、MMOD 端子を VSS レベル、入力端子を VDD50 レベルに固定し、
OSC1 端子を開放にして測定します。
*14
HANDSHAKE レジスタ (0x03F06)bp2=1'b1 に設定した場合
*15
HANDSHAKE レジスタ (0x03F06)bp2=1'b0 に設定した場合
*16
FEWSPD レジスタ (0x03FBF)bp3=1'b1 に設定した場合
発行年月 : 2015 年 7 月
24
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
VDD50=1.8 V ∼ 5.5 V VSS = 0 V
Ta = -40 ℃ ∼ +85 ℃
項 目
略 号
定 格
条 件
MIN
TYP
MAX
単 位
入力端子 1 ATRST,MMOD
C19 入力電圧ハイレバル
VIH1
0.8VDD50
VDD50
C20 入力電圧ローレベル
VIL1
0
0.2VDD50
C21 入力リーク電流
ILK1
VIN = 0 V ∼ VDD50
±2
V
A
入力端子 2 P27/NRST
C22 入力電圧ハイレバル
VIH2
0.8 VDD50
VDD50
C23 入力電圧ローレベル
VIL2
0
0.15 VDD50
C24 プルアップ抵抗
RRH1
VDD50=5 V, VIN= VSS
C25 入力電圧ハイレベル 2
VIH4
2.7 V ≦ VDD50 ≦ 5.5 V
0.54 VDD50
VDD50
C26 入力電圧ハイレベル 1
VIH3
1.8 V ≦ VDD50<2.7 V
0.8 VDD50
VDD50
C27 入力電圧ローレベル
VIL3
0
0.2 VDD50
C28 入力リーク電流
ILK2
VIN=0 V ∼ VDD50
C29 プルアップ抵抗
RRH2
VDD50=5 V, VIN= VSS
プルアップ抵抗ON
10
C30 出力電圧ハイレベル
VOH1
VDD50=5.0 V, IOH=-0.5 mA
4.5
C31 出力電圧ローレベル 1
VOL1
VDD50=5.0 V, IOL=1.0 mA
OFF
LED 出力
C32 出力電圧ローレベル 2
VOL2
VDD50=5.0 V, IOL=15.0 mA
力 ON
LED 出
10
50
100
V
kΩ
入出力端子 3 P00 ∼ P07
発行年月 : 2015 年 7 月
50
V
±2
A
100
kΩ
0.5
V
1.0
25
VDD50=1.8 V ∼ 5.5 V VSS = 0 V
Ta = -40 ℃ ∼ +85 ℃
項 目
入力端子5
略 号
条 件
定 格
MIN
TYP
MAX
P21,P25 ∼ P26, P30 ∼ P31, PA0 ∼ PA7
C40 入力電圧ハイレベル
VIH7
0.8 VDD50
VDD50
C41 入力電圧ローレベル
VIL5
0
0.2VDD50
C42 入力リーク電流
ILK4
VIN=0 V ∼ VDD50
C43 プルアップ抵抗
RRH4
VDD50=5.0V
VIN=VSS
プルアップ抵抗ON
10
C44 出力電圧ハイレベル
VOH3
VDD50=5.0V
IOH=-0.5 mA
4.5
C45 出力電圧ローレベル
VOL4
VDD50=5.0V
IOL=1.0 mA
入力端子7
単 位
50
V
±2
A
100
kΩ
V
0.5
DMOD *17
C53 入力電圧ハイレベル
VIH9
0.8 VDD50
VDD50
C54 入力電圧ローレベル
VIL7
0
0.2VDD50
C55 プルアップ抵抗
RRH6
VDD50=5.0V
VIN=VSS
プルアップ抵抗ON
10
50
100
V
kΩ
*17 DMOD 端子にプルアップ抵抗が内蔵されているのは、フラッシュ EEPROM 版のみです。
インサーキットエミュレータ版ではプルアップ抵抗を内蔵していませんので、基板上にプルアップ抵抗を必ず接続して下さい。
電気的特性
I − 26
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
1.5.4
A/Dコンバータ特性 *18
VDD50 = 5.0 V VSS = 0 V
Ta = -40 ℃ ∼ +85 ℃
D.A/D コンバータ特性
許容値
項 目
略 号
条 件
単位
MIN
D1
分解能
D2
非直線性誤差 1
D3
微分非直線性誤差 1
D4
ゼロトランジッション電圧
D5
フルスケール
トランジッション電圧
D6
D7
VDD50=5.0 V, VSS=0 V
VREF+=5.0 V
TAD=800 ns
VDD50=5.0 V, VSS=0 V
VREF+=5.0 V
TAD=800 ns
A/D変換時間
VREF+
±3
10
4970
12.93
fslow=32.768 kHz, TAD=15.26 s
427.25
fslow=32.768 kHz, TAD=15.26 s
注)
D11 アナログ入力電圧
mV
4990
s
1.6
30.52
2.0
VDD50
VSS
VREF+
チャンネルオフ時
VADIN=VSS ∼ VDD50
±2
基準電圧端子
D13
入力リーク電流
ラダー抵抗オフ時
VSS ≦ VREF+ ≦ VDD50
±5
*18
RLADD
VDD50=5.0 V
LSB
30
D12 アナログ入力リーク電流
D14 ラダー抵抗値
Bits
±3
TAD=800 ns
TAD=800 ns
サンプリング時間
D10 基準電圧
MAX
10
D8
D9
TYP
V
A
15
40
80
k
TADはA/D変換クロック周期を示します。
D2∼D5の規格値は、VDD50=VREF+=5 V、VSS=0 Vの条件での保証とします。
注) A/Dを使用しない場合でも、VREF+とVSSとの電位差2.0 V以上の設定にして下さい。
VDD50が2.0 V以下の場合はVDD50=VREF+に設定して下さい。
発行年月 : 2015 年 7 月
27
1.5.5
オートリセット特性 E.オートリセット特性
VDD50=VRST∼5.5 V VSS=0 V
Ta=-40 ℃∼+85 ℃
定 格
項 目
略 号
条 件
単位
MIN
TYP
MAX
電源電圧
E1
動作電源電圧
VDD7
オートリセット使用時
VRST
5.5
V
電源電圧
E2
電源検出レベル
VRST1
立ち上がり時
2.90
3.20
3.45
E3
電源検出レベル
VRST2
立ち下がり時
2.70
2.90
3.10
E4
電源電圧変化率
Δt1/ΔV
E5
電源電圧変化率
Δt2/ΔV
NRST端子に0.1Fの容量
接続時
V
2
ms/V
0.2
ms/V
消費電流
E6
オートリセット消費電流
IDD15
VDD50=5 V
1.5
3
A
電気的特性
I − 28
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
1.5.6
電源検知回路特性
VDD50 = 1.8 ∼ 5.5 V VSS = 0 V
Ta = -40 ℃ ∼ +85 ℃
F.電源検知回路特性
許容値
項 目
略 号
条 件
単位
MIN
TYP
MAX
電源電圧
F1
電源検出レベル 1-1
VLVI11
立ち上がり時
3.8
4.0
4.2
F2
電源検出レベル 1-2
VLVI12
立ち下がり時
3.7
3.9
4.1
F3
電源検出レベル 2-1
VLVI21
立ち上がり時
3.6
3.8
4.0
F4
電源検出レベル 2-2
VLVI22
立ち下がり時
3.5
3.7
3.9
F5
電源検出レベル 3-1
VLVI31
立ち上がり時
3.4
3.6
3.8
F6
電源検出レベル 3-2
VLVI32
立ち下がり時
3.3
3.5
3.7
F7
電源検出レベル 4-1
VLVI41
立ち上がり時
3.2
3.4
3.6
F8
電源検出レベル 4-2
VLVI42
立ち下がり時
3.1
3.3
3.5
F9
電源検出レベル 5-1
VLVI51
立ち上がり時
3.0
3.2
3.4
F10 電源検出レベル 5-2
VLVI52
立ち下がり時
2.9
3.1
3.3
F11 電源検出レベル 6-1
VLVI61
立ち上がり時
2.8
3.0
3.2
F12 電源検出レベル 6-2
VLVI62
立ち下がり時
2.7
2.9
3.1
F13 電源検出レベル 7-1
VLVI71
立ち上がり時
2.7
2.8
2.9
F14 電源検出レベル 7-2
VLVI72
立ち下がり時
2.6
2.7
2.8
F15 電源検出レベル 8-1
VLVI81
立ち上がり時
2.5
2.6
2.7
F16 電源検出レベル 8-2
VLVI82
立ち下がり時
2.4
2.5
2.6
F17 電源検出レベル 9-1
VLVI91
立ち上がり時
2.3
2.4
2.5
F18 電源検出レベル 9-2
VLVI92
立ち下がり時
2.2
2.3
2.4
F19 電源検出レベル 10-1
VLVI101
立ち上がり時
2.1
2.2
2.3
F20 電源検出レベル 10-2
VLVI102
立ち下がり時
2.0
2.1
2.2
TW
20
60
Δt/ΔV
2
F21 最小パルス幅
F22 電源電圧変化率
V
s
ms/V
消費電流
F23 電源検知回路消費電流
発行年月 : 2015 年 7 月
IDD16
VDD50=5.0 V
2
4
A
29
1.5.7
内蔵高速発振回路特性
G.内蔵高速発振回路特性
VDD50=2.0 V∼5.5 V
VSS=0 V
許容値
項 目
略 号
条 件
単位
MIN
G1
内蔵高速発振回路周波数
frc20
TYP
MAX
20
Ta=-40 ℃∼+85 ℃
MHz
G2
frc16
G3 発振周波数の温度依存性
G4 (44pin QFP)*19
frc1
Ta=25 ℃
-1.1
1.1
frc2
Ta=-40 ℃∼+85 ℃
-1.7
1.7
G5 発振周波数の温度依存性
G6 (32pin TQFP)*19
frc3
Ta=25 ℃
-1.0
1.0
frc4
Ta=-40 ℃∼+85 ℃
-1.6
1.6
*19
16
%
%
一般用途品の規格値です。車載等の特殊用途品の規格は異なります。
また、発振特性向上品(±1 % Ta=-40 ℃∼+85 ℃)を開発中です。
LSIをご使用の際は、当社営業所まで製品規格をお求めください。
1.5.8
内蔵低速発振回路特性
H.内蔵低速発振回路特性
VDD50=1.8 V∼5.5 V VSS=0 V
Ta=-40 ℃∼+85 ℃
許容値
項 目
H1 内蔵低速発振回路周波数
1.5.9
略 号
条 件
frcs
単位
MIN
TYP
MAX
27
30
33
kHz
Flash EEPROM プログラム条件
I.Flash EEPROM プログラム特性
VDD50=2.7 V∼5.5 V VSS=0 V
Ta=-40 ℃∼+85 ℃
定 格
項 目
略 号
条 件
単位
MIN
I1 データ保持期間 *20
書き換え保証回数
1000回 10
TYP
MAX
年
*20 一般用途品の規格値です。車載等の特殊用途品の規格は異なります。
LSIをご使用の際は、当社営業所まで製品規格をお求めください。
電気的特性
I − 30
MN101EFC2 シリーズ
8 ビットシングルチップマイクロコントローラ
PubNo. 216C2-010
1.6 外形寸法図
■ パッケージコード:TQFP032-P-0707B単位:mm
図1.6.1
32ピンTQFP外形寸法図
パッケージ外形寸法図は変更の可能性がありますので、ご使用の際は当社営業所まで製品
規格をお求めください。
..
発行年月 : 2015 年 7 月
31
本書に記載の技術情報および半導体のご使用にあたってのお願いと注意事項
(1)
本書に記載の製品および技術情報を輸出または非居住者に提供する場合は、当該国における法令、特に安全保障輸出
管理に関する法令を遵守してください。
(2)
本書に記載の技術情報は、製品の代表特性および応用回路例などを示したものであり、それをもってパナソニック株
式会社または他社の知的財産権もしくはその他の権利の許諾を意味するものではありません。したがって、上記技術情
報のご使用に起因して第三者所有の権利にかかわる問題が発生した場合、当社はその責任を負うものではありません。
(3) 本書に記載の製品は、一般用途(事務機器、通信機器、計測機器、家電製品など)および本書に個別に記載されている
用途に使用されることを意図しております。
特別な品質、信頼性が要求され、その故障や誤動作が直接人命を脅かしたり、人体に危害を及ぼす恐れのある用途
− 特定用途(航空・宇宙用、輸送機器、交通信号機器、燃焼機器、生命維持装置、安全装置など)へのご使用をお考え
のお客様は、事前に当社営業窓口までご相談願います。ご相談なく使用されたことにより発生した損害などについては
責任を負いかねますのでご了承ください。
(4) 本書に記載の製品および製品仕様は、改良などのために予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。した
がって、最終的な設計、ご購入、ご使用に際しましては、事前に最新の製品規格書または仕様書をお求め願い、ご確認
ください。
(5) 設計に際しては、絶対最大定格、動作保証条件(動作電源電圧、動作環境等)の範囲内でご使用いただきますようお願
いいたします。特に絶対最大定格に対しては、電源投入および遮断時、各種モード切替時などの過渡状態においても、
超えることのないように十分なご検討をお願いいたします。保証値を超えてご使用された場合、その後に発生した機器
の故障、欠陥については当社として責任を負いません。
また、保証値内のご使用であっても、半導体製品について通常予測される故障発生率、故障モードをご考慮の上、当
社製品の動作が原因でご使用機器が人身事故、火災事故、社会的な損害などを生じさせない冗長設計、延焼対策設計、
誤動作防止設計などの システム上の対策を講じていただきますようお願いいたします。
(6) 製品取扱い時、実装時およびお客様の工程内における外的要因(ESD、EOS、熱的ストレス、機械的ストレス)による
故障や特性変動を防止するために、使用上の注意事項の記載内容を守ってご使用ください。
また、防湿包装を必要とする製品は、保存期間、開封後の放置時間など、個々の仕様書取り交わしの折に取り決めた
条件を守ってご使用ください。
(7) 本書の一部または全部を当社の文書による承諾なしに、転載または複製することを堅くお断りいたします。
20100202
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