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看護部ニュースレター Vol.5 - 国立研究開発法人国立精神・神経医療

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看護部ニュースレター Vol.5 - 国立研究開発法人国立精神・神経医療
発行日
2009.9.24
国立精神・神経センター病院
看護部ニュースレター
Vol.5
当院看護師2名が認定看護師教育課程へ
念願の認定看護師資格取得のため教育課程研修に2名が、10月から半年間受講することが決定しました。
1-4病棟 副看護師長の天池です。
10月より、認定看護師教育課程「皮膚排泄ケアコース」を受講させていただくこ
とになりました。
4月より褥瘡専任看護師として活動してきましたが、知識・技術の足り無さにうち
砕かれたと同時に、褥瘡ケアのおもしろさも感じていました。そんな時に看護部長
より、皮膚・排泄ケア認定看護師についての話をいただき、資格を取得する決意を
しました。
今は、選考試験に合格してホッとしたのも束の間、事前課題の山に悪戦苦闘してい
ます。不安だらけで研修を迎えそうですが、看護部長、副看護部長、病棟師長、病
棟スタッフの支援を無駄にしないように、長期の研修と試験を乗り越え、資格を取
れるようにがんばりたいと思っています。
1-4病棟
臼井晴美です。
「摂食嚥下障害認定看護師」の受験資格を得るため、10月から茨城県立医療大
学で半年間受講し、来年6月に認定試験を受験することとなりました。
摂食嚥下障害は、どの科に於いても、また高齢者にとっても問題となる分野で
す。
今後さらに摂食嚥下の問題を抱える患者様は増えていくことが考えられてお
り、現在の介護保険制度でも予防重視システムの確立が見直されています。
今後、多くの方々が在宅もしくは在宅困難となっても、尐しでも長く、口から
味わえる楽しみの援助が出来るように専門的な知識や技術を得て、生かしていき
たいと思っています。
業務委員会の取り組み
業務委員長を拝命して2年目になります。
当委員会の目的は「看護の質の充実とよりよい医療環
境を患者・家族へ提供できるように業務を検討し改善
を図る」ことです。ナショナルセンター病院として最
新のケアに遅れないように、患者サービスを向上でき
るように、地域の方々に愛される病院になるように、
病院機能評価受審に向けて取り組んでいます。
委員長 1-4看護師長 久保田みち子
現在の活動内容は
①活用しやすさを目指し、院内LANへの掲載と継続した
看護手順の改定
②身だしなみチェックの自己・他者評価
③静脈注射運用基準作成
④患者満足度調査を開始
以上4点です。
業務に関すること・現在取り組んでいることについて
何かご意見等ありましたら、委員会または病棟の委
員へお寄せください。お待ちしています。
内部サーバー参考資料の10に掲載してい
ます。是非、活用してください。
看護部ニュースレター
新型インフルエンザへの対応
Vol.5
~ICT~
今後も感染者の増加が予想されます。職員一人一人が日頃から体調管理・感染対策に努めていきましょう。そして
院内感染を起こさないため、スタンダードプリコーションの徹底をよろしくお願いいたします。
新型インフルエンザについて
国内で新型インフルエンザが拡大しています。
以下の症状がある場合は、マスクを着用し、すぐ
に看護師(スタッフステーション)まで声をおかけ
下さい。
・発熱、又は鼻水・鼻づまり・咳・のどの痛み
などの呼吸器症状
・そのような症状のある方と接触した
皆様のご協力をお願いいたします。
平成21年8月21日 国立精神・神経センター病院 病院長
<職員本人が発症した場合>
・・・発症後から解熱後2日間経過するまで自宅安静とする
<職員の同居家族(主に子供等)が発症した場合>
・・・職員本人に症状がなければ、接触後1週間はサージカルマスクを必ず
着用して勤務継続は可能とする
ただし、
①ハイリスク患者への担当を外す等の業務内容を考慮する
②業務調整に関しては、職場長(病棟においては医長と師長)が判断する
③業務調整が困難な場合は、所属部長が判断する
サージカルマスクの使用基準
●職員に咳等の症状がある場合
●インフルエンザ発症者との濃厚接触により、自身が発症する可能性がある場合
●咳やくしゃみをしている患者に近づく場合
●飛沫感染する感染症の患者に近づく場合
院内感染対策講習会を開催!
多数の参加をお待ちしています。
精神科専門病院で、院内感染防止に積極的に取り組まれている「松山記念
病院」のICD山内医師の講演です。
新型インフルエンザ他、ノロウイルスやその他いろいろな感染症対策への
質問なども大歓迎です。
感染対策セミナー
新型インフルエンザ対策
講師:財団法人 創精会 松山記念病院
木村尚人 院長
山内勇人 医師(精神科医・ICD)
日時:H21年10月 9日(金)
17:30~19:00
場所:コスモホール
ICT主催
看護部長のあかさたな
アピールコンテスト
10月30日いよいよ開催
今年の8月はいつもと違い、新病院・9病棟建築
に向けて、設計運営や情報システムの打ち合わせ、
機能構築に向けての見学などが着々と進められてい
ます。
私は8月24日から30日の日程で、院長・副院長・
村田部長・三山部長の5名で、ロンドンの神経医学
研究所と精神医学研究所およびミュンヘンのマック
スプランク精神医学研究所と神経生物学研究所を訪
問しました。いずれの施設も21世紀をリードする先
駆的な研究と治療を行っており、学問的エクセレン
スを最も早く効率的に治療とケアに導入することを
目的に掲げていて、目を見張るものが多くありました。
訪問の目的は、当センターが独立行政法人化に伴い病院機能の質を向上して医療界をリードすること
は当然ですが、病院と研究所のトラスレーショナルの在り方が大きな課題になっているからです。当
センターもTMC(トランスレーショナルメディカルセンター)が組織化され活動が開始しました
が、密接に連携して行くには職員一人一人の意識が重要と考えます。 (小宅比佐子)
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