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資 料 1-3 【 重点プロジェクト検討シート 】 北海道新幹線開業・活用対策
資 料 1-3 【 重点プロジェクト検討シート 】 北海道新幹線開業・活用対策 ② 1.背 景 ・平成27年度末、北海道新幹線新青森-新函館(仮称)間が開業し、観光やビジネス など様々な分野で北海道を訪れる人が増加することが見込まれる。 ・一方、札幌までの延伸(平成24年6月認可・着工)は、現在の計画では新青森- 新函館(仮称)間の開業後概ね20年後(平成47年度)開業の予定。 ・青函トンネルを含む青函共用走行区間(約82km)においては、新幹線と貨物列車と のすれ違い時における安全確保が課題となっており、当面は新幹線を現行在来線特 急と同程度(時速140km)に減速して運行する予定。 2.めざす姿 ◇ 新幹線駅を起点とする利便性の高い二次交通ネットワークが整備され、新幹線を利 用して来道した多くの方々が、道南はもとより、広く道内各所の観光地や都市に移 動し、新幹線の開業効果が全道各地に波及している。 ◇ 道民が新幹線を利用して東北や関東方面を訪れる機会が増加し、観光・ビジネスな ど様々な場面での連携・交流が促進されている。 ◇ 札幌までの建設工期の短縮による早期完成や青函共用走行区間における高速走行 (最高速度:時速260km)の実現に向けた検討、取組が進んでいる。 3.取組の方向性(短期的・集中的な取組) ① 新幹線駅を起点とした二次交通ネットワークの整備 (「北海道新幹線時代の幕開けに向けたカウントダウン・プログラム」(H24.11)に 基づく取組) ・新幹線駅から道南はもとより道内各所の観光地や主要都市などへ快適・円滑に移 動できる二次交通ネットワークの整備(道路、鉄道(JR・三セク鉄道)、バス、 レンタカー、タクシー、航空機など) ・道民の利用促進に向けた新幹線駅へのアクセスの充実 ② 新幹線駅における交通情報案内機能の整備 ・新幹線駅の案内表示やインターネットなどを活用した、分かりやすい交通案内情 報機能の整備 ③ 札幌までの早期完成、青函共用走行問題の解決に向けた取組 ・新青森・新函館(仮称)間の1日も早い開業と札幌までの建設工期の短縮につい て国に要請 ・幅広い観点からの建設財源の確保、地方負担に対する財源措置の拡充について国 に要請 ・青函共用走行問題における早期の抜本的な解決について国に要請 4.成果指標 ・新幹線駅を起点とした二次交通ネットワークの整備 ・情報案内設備・サービス(駅構内、インターネット等)の提供開始 27年度 27年度