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全車両、型式、車台番号及びABSの有無に応じて以下の措置を行う。 ①
塵芥車に改造した車両において、ダンプ装置のシリンダの取付位置が不適切なため、積載状態で段差の乗り越え 等車体が大きく沈んだ際に、リヤデフ上部のブレーキ配管取付ブラケット、又はブレーキ配管及び取付ブラケット がダンプのシリンダと干渉するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ブレーキ配管が損 傷し、最悪の場合、ブレーキ液が漏れて制動力が低下するおそれがある。 全車両、型式、車台番号及びABSの有無に応じて以下の措置を行う。 ①ブレーキ配管取付ブラケットの上部を削る。 対策後 対策前 ブレーキ配管取付ブラケット ブレーキ配管取付ブラケットの上部を削る 識別:ブレーキ配管取付ブラケットに白色ペイント塗布 ②ブレーキ配管及びブレーキ配管取付ブラケットを対策品に交換する。 対策後 対策前 注: は交換部品を示す ブレーキ配管取付ブラケット ブレーキ配管取付ブラケット ブレーキ配管 ブレーキ配管 識別:ブレーキ配管取付ブラケットに白色ペイント塗布 ③ブレーキ配管及びブレーキ配管取付ブラケットを対策品に交換し、ABS配線の取り回しを変更する。 対策後 対策前 注: は交換部品を示す ブレーキ配管取付ブラケット ブレーキ配管取付ブラケット ABS配線 ABS配線 ブレーキ配管 ブレーキ配管 識別:ブレーキ配管取付ブラケットに白色ペイント塗布 ④ダンプ装置のシリンダを対策品に交換する。なお、ブレーキ配管又はブレーキ配管取付ブラケットが 損傷している場合には、それぞれ新品と交換する。 対策前 対策後 ダンプシリンダ ブレーキ配管取付ブラケット 注: は交換部品を示す ダンプシリンダ ブレーキ配管取付ブラケット