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Ⅶ 推進項目別取組内容 1 周遊性の創出 (1)ニューツーリズムの形成 南部地域の持つ優れた資源を生かして、全国に通じるツーリズム展開を支援します。 ※ニューツーリズムとは、テーマ性が強く、人や自然のふれあいなど体験的要素を取り入れた新しいタイプ の旅行と旅行システム全般を指し、例えば、グリーンツーリズム、ブルーツーリズム、スポーツツーリズム、 ヘルスツーリズムといった多様なツーリズムの形態があります。 【取組】 南部地域への周遊性を生み出すニューツーリズムの形成に向けて、優れた自然環境 や公園、スポーツ施設を活用したアウトドア活動の促進、農業・漁業体験による都市農 村交流の促進、既存イベントの活用と情報発信を行います。 また、現在整備中の一般廃棄物最終処分場には、新エネルギーをはじめとした環境 学習の場を設け、次世代エネルギーパークの指定を目指していくこととしており、こ うした場を活用したいわゆるエコツーリズムについても研究を行います。 【関連事業】 ●自然資源等を活用したアウトドア活動の促進 (単位:千円) 事業名 南部地域広域連携事業 地旅推進事業 担当 新規 会計区分 一般会計 一般会計 ルーラルアメニティ推進室 観光課 26年度 補正 2,500 - 27年度 予算 4,500 700 28年度 計画 29年度 計画 ● ● ● ● ●農業体験・漁業体験の促進 (単位:千円) 事業名 食と農のネットワーク推進事業 都市農村交流推進事業 漁業体験・交流事業 担当 新規 会計区分 農林政策課 農林政策課 水産港湾課 一般会計 一般会計 一般会計 26年度 補正 - 27年度 予算 1,115 1,120 900 28年度 計画 29年度 計画 ● ● ● ● ● ● ●既存イベントの活用による情報発信 事業名 体力つくり推進事業 体育大会推進事業 地域スポーツ活動活性化事業 イベント・まつり支援事業 山口観光コンベンション協会助成事業 生涯学習地域活性化推進事業 地域の個性を活かす交付金事業 担当 (単位:千円) 新規 会計区分 一般会計 一般会計 一般会計 一般会計 一般会計 一般会計 一般会計 生涯学習・スポーツ振興課 生涯学習・スポーツ振興課 生涯学習・スポーツ振興課 観光課 観光課 生涯学習・スポーツ振興課 協働推進課 26年度 補正 - 27年度 予算 3,335 7,337 496 18,916 45,512 649 381,288 28年度 計画 29年度 計画 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●エコツーリズムの研究 事業名 環境学習施設整備・PR事業 (単位:千円) 担当 環境政策課 -6- 新規 会計区分 ● 一般会計 26年度 補正 - 27年度 予算 1,500 28年度 29年度 計画 計画 ● ● (2)アメニティルートの構築 小郡都市核を起点として、南部地域全体の周遊性を生み出す仕掛けづくりを進める ため、道の駅の魅力向上につながる機能強化などを実施します。 【取組】 「山口市南部地域振興ビジョン」で示されている椹野川東交流軸、椹野川西交流軸、 南部海岸交流軸をもとに、アメニティルート及び交流拠点を別紙のとおり設定します。 「第23回世界スカウトジャンボリー」、「ねんりんピックおいでませ!山口201 5」の開催や明治維新150年に向けた取り組み、大規模なイベントやスポーツ大会 の誘致、外国人観光客の誘客の推進にあたり、南部地域の交流拠点の果たす役割が重 要となってきます。 ターミナルパークについては、 「新山口駅ターミナルパーク整備基本計画」に基づき、 北口・南口駅前広場の基盤整備を進め、交通結節点機能を強化するとともに、南部地 域への周遊を促す情報発信の仕組みについても、検討を進めます。 道の駅については、都市と農村との交流及び地域振興の拠点として、市内外の多く の方に利用されており、近隣の公共施設でのイベント来場者への市の PR 窓口としての 効果が期待されています。 既存の公園や観光施設、美しい自然環境を有する海浜地域については、ホスピタリ ティの充実のため、訪れる人が心地良く利用できるための環境整備を行うとともに、 案内サインの充実についても検討を行います。 また、新山口駅から各施設への移動手段として、公共交通機関の維持確保に取り組 みます。 【関連事業】 ●交流拠点の整備や機能強化 事業名 新山口駅ターミナルパーク整備事業 新山口駅北地区重点エリア整備事業 道の駅きららあじす管理運営業務 道の駅あいお管理運営業務 (単位:千円) 担当 建設課 計画課 農林政策課 農林政策課 新規 会計区分 一般会計 一般会計 一般会計 一般会計 26年度 補正 27年度 予算 28年度 計画 29年度 計画 - 4,190,000 400,000 50,804 6,591 ● ● ● ● ● ● ● ● ●既存観光施設等の整備 (単位:千円) 事業名 観光施設管理業務 草山公園整備事業 名田島南蛮樋保存整備事業 担当 観光課 都市整備課 文化財保護課 新規 会計区分 一般会計 一般会計 一般会計 26年度 補正 - 27年度 予算 15,202 28,000 927 ●公共交通機関の確保 事業名 幹線バス確保維持事業 28年度 計画 29年度 計画 ● ● ● ● (単位:千円) 担当 交通政策課 -7- 新規 会計区分 一般会計 26年度 補正 - 27年度 予算 116,773 28年度 29年度 計画 計画 ● ● (3)景観形成への取組 南部地域の特徴である美しい海浜風景を保存、再生するなど、癒しを求める人々の 来訪動機となる景観形成への取り組みを支援します。 【取組】 瀬戸内海の典型的な海浜風景である白砂青松の景観を再生するため、海浜地域への 松の植林を進めます。また、田園風景の保全を図るため、農地、農道、水路等の維持 管理や周辺の環境保全に対する支援を行います。 その他、地域づくり協議会や自治会等が行う環境美化・保全等といった地域の自主 的で持続的な活動に対する支援を行います。 【関連事業】 ●海浜及び田園風景等の保全 (単位:千円) 事業名 海浜景観再生・保全事業 水産多面的機能発揮対策事業 多面的機能支払交付金事業 地域の個性を活かす交付金事業(再掲) 名田島南蛮樋保存整備事業(再掲) 担当 水産港湾課 水産港湾課 農林整備課 協働推進課 文化財保護課 -8- 新規 会計区分 一般会計 一般会計 一般会計 一般会計 一般会計 26年度 補正 - 27年度 予算 100 550 394,033 381,288 927 28年度 計画 29年度 計画 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 2 経済性の創出 (1)商品開発や地産地消の促進 各種団体、事業所、起業を志す人々のネットワークを構築し、南部地域を来訪す る際に目的となる地域の「食」、 「特産品」の商品開発に取り組みます。 【取組】 本市の多様な地域資源の活用により、産業振興、地域経済活性化を目指す「山口市 ふるさと産業振興条例」の基本理念をもとに、南部地域への集客を図るための魅力創 出として、農商工連携による販売促進事業、6次産業化に取り組むための加工品開発 や加工施設の建設等に対する支援、各商工団体や各生産団体と連携した特産品の開発、 地域資源の発掘や高付加価値化のモデルとなる調査研究業務を行います。 また、地産地消に向けて、市内農林水産物の学校給食への利用促進や料理教室の開 催、食資源の活用や情報発信につながるイベントの開催を進めていきます。 【関連事業】 ●商品開発の促進、起業化の支援 事業名 6次産業化推進事業 起業化支援事業 南部地域広域連携事業(再掲) (単位:千円) 担当 新規 会計区分 農林政策課 商工振興課 一般会計 一般会計 一般会計 ルーラルアメニティ推進室 26年度 補正 2,500 27年度 予算 8,710 6,223 4,500 28年度 計画 29年度 計画 ● ● ● ● ● ● ●地産地消の促進、情報発信 (単位:千円) 事業名 食の交流促進事業 魚食普及推進事業 担当 交流産業企画室 水産港湾課 -9- 新規 会計区分 ● 一般会計 一般会計 26年度 補正 - 27年度 予算 3,800 654 28年度 計画 29年度 計画 ● ● ● ● (2)販売の場の確保 既存道の駅の機能強化をはじめ、起点である小郡都市核に地元産品の紹介や商品 開発を支援する場を設けるほか、南部地域の各所でイベント性、集客性のある「朝 市」を推進します。 【取組】 道の駅については、多様な来場者へのサービス向上を目的とした免税店機能の新設 や農産物直売機能の強化、厨房施設の改修による管理面・衛生面の機能向上を進めて いきます。 南部地域への周遊の起点となる小郡都市核では、新たな交流やビジネスの拠点とし ての魅力を高めるための取り組みが進んでいます。こうしたことから、南部地域の地 元産品の情報発信や 6 次産業化等で取り組む新商品の市場テストを行う場を設けるこ とで、南部地域への人の交流を生み出します。 朝市については、小規模農家による少量多品目の野菜等の生産意欲を高めるととも に、安心・安全を求める消費者ニーズに応えるため、直売所機能の充実を図る施設整 備や加工設備整備等への支援を行います。 【関連事業】 ●南部地域の地元産品の情報発信等 (単位:千円) 事業名 担当 道の駅きららあじす管理運営業務(再掲) 農林政策課 道の駅あいお管理運営業務(再掲) 農林政策課 新山口駅ターミナルパーク整備事業(再掲) 建設課 新山口駅北地区重点エリア整備事業(再掲) 計画課 特産品PR促進事業 商工振興課 地場産業振興事業 商工振興課 新規 会計区分 一般会計 一般会計 一般会計 一般会計 一般会計 一般会計 26年度 補正 27年度 予算 28年度 計画 29年度 計画 - 50,804 6,591 4,190,000 400,000 2,600 5,402 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 26年度 補正 27年度 予算 ●朝市の賑わいと集客力の向上 事業名 朝一から朝市人だかり推進事業 (単位:千円) 担当 農林政策課 - 10 - 新規 会計区分 一般会計 - 4,000 28年度 29年度 計画 計画 ● ● (3)生産・基盤づくり 地域食材を生み出す農業の生産性向上や水産資源の再生について、ハード・ソフ ト両面からの基盤づくりを促進します。 【取組】 生産基盤の整備を図るため、農業については、ほ場整備に向けた環境調査等の実施 や優良農地の確保、遊休農地化の防止、特産物の産地拡大等に取り組んでいきます。 水産業については、各漁港施設の機能保全(長寿命化) 、港湾海岸の堤防及び護岸等 の整備や干潟の保全、陸上養殖に向けた調査研究等を実施していきます。 【関連事業】 ●農業基盤整備の推進 (単位:千円) 事業名 鋳銭司地区ほ場整備調査業務 遊休農地化防止事業 県営ほ場整備換地業務 担当 新規 会計区分 農林整備課 農林政策課 農林整備課 一般会計 一般会計 一般会計 26年度 補正 - 27年度 予算 6,300 1,397 47,300 28年度 計画 29年度 計画 ● ● ● ● ●園芸作物振興の支援 事業名 園芸作物振興事業 (単位:千円) 担当 新規 会計区分 農林政策課 一般会計 26年度 補正 - 27年度 予算 141,265 28年度 29年度 計画 計画 ● ●漁港基盤整備の推進 事業名 漁港施設維持管理業務 漁港内航路浚渫等整備事業 漁港施設機能保全事業 海岸保全施設整備事業 ● (単位:千円) 担当 新規 会計区分 水産港湾課 水産港湾課 水産港湾課 水産港湾課 一般会計 一般会計 一般会計 一般会計 26年度 補正 - 27年度 予算 8,635 19,540 27,000 503,600 28年度 計画 29年度 計画 ● ● ● ● ● ● ● ● ●水産資源の確保 (単位:千円) 事業名 水産多面的機能発揮対策事業(再掲) 水産物供給基盤整備事業 水産業振興事務 担当 水産港湾課 水産港湾課 水産港湾課 - 11 - 新規 会計区分 ● 一般会計 一般会計 一般会計 26年度 補正 - 27年度 予算 550 4,666 6,342 28年度 計画 29年度 計画 ● ● ● ● ● ● 3 持続性の創出 (1)地域コミュニティの活性化 地域おこし協力隊を積極的に活用するとともに、新規就農者及び新規漁業就業者の 受入による地域の担い手育成等を地域等と連携して進めます。 【取組】 南部地域では、第1次産業従事者の割合が比較的高い地域で特に人口減少の割合が 高い状況にあることから、定住促進と交流創出を図るため、地域おこし協力隊の受入 や、新規就農者、新規漁業就業者の支援による農業・水産業の担い手育成を進めてい きます。 また、こうした若い世代の定住促進のため、地域団体等の意識醸成や受入体制整備 を進めることで、地域コミュニティの活性化を図ります。 【関連事業】 ●地域おこし協力隊の導入 事業名 新たな交流の担い手育成事業 (単位:千円) 担当 定住支援室 新規 会計区分 一般会計 26年度 補正 3,750 27年度 予算 7,350 28年度 29年度 計画 計画 ● ●新規就農者及び新規漁業就業者の確保 事業名 園芸作物振興事業(再掲) 新規就農者支援事業 新規就農者農地確保支援事業 新規漁業就業者支援事業 担当 農林政策課 農林政策課 農林政策課 水産港湾課 (単位:千円) 新規 会計区分 一般会計 一般会計 一般会計 一般会計 26年度 補正 975 27年度 予算 141,265 58,310 324 4,705 ●地域の受入体制の整備 事業名 地域の個性を活かす交付金事業(再掲) ● 28年度 29年度 計画 計画 ● ● ● ● ● ● ● ● (単位:千円) 担当 協働推進課 - 12 - 新規 会計区分 一般会計 26年度 補正 - 27年度 予算 381,288 28年度 29年度 計画 計画 ● ● (2)定住・居住の促進 UJI ターン、二地域居住を希望する都市部の人々を受け入れる仕組みづくりを地域等 と連携して進めます。 【取組】 南部地域において定住促進を図るため、小郡都市核を中心に、各地域で日常生活機 能等の集積を行う地域核づくりを進めます。 また、本市の中山間地域で既に進められている定住サポーター制度や空き家バンク 制度といった、定住促進施策の拡充について、不動産協会や地域等と連携した仕組み づくりの検討を進めます。 特に若い世代の定住促進に向けて、南部地域の豊かな自然や充実した公共施設とい った子育てに適した環境と、地域の歴史や文化の継承を行い、地域全体で子どもたち を見守る地域内のネットワークなどを活かし、安心して子育てができる地域としての 情報発信を進めていきます。 【関連事業】 ●定住促進施策の拡充 (単位:千円) 事業名 新たな交流の担い手育成事業(再掲) 地域の個性を活かす交付金事業(再掲) 担当 定住支援室 協働推進課 - 13 - 新規 会計区分 一般会計 一般会計 26年度 補正 3,750 - 27年度 予算 7,350 381,288 28年度 29年度 計画 計画 ● ● ● ●