第039号

平成 28 年２月 24 日(水)
周南市立須々万中学校
第 2 学年だより第 39 号
○道徳「ロスタイムのつづき」
カズこと三浦知良選手が登場する資料で、渡邊教諭が授業をしました。あ
らすじは次の通りです。
真夏の午後のロスタイム。勝利のための最後のフリーキックのチャンスを
迎えた筆者。しかし交代のコールに、筆者の高校現役サッカー生活はあっけ
なく幕を閉じます。
そんな過去をもつ筆者が、のちにカズこと三浦知良選手の日本代表チーム
での途中交代をTVで見ます。「オレ？」と、何度も自身を指しながらもど
かしそうに確認を繰り返すカズに、筆者はあの時の自分を重ね合わせます。
中学３年生のとき、進路希望調査票の志望高校名を書くべき欄に「ブラジル」と書いた時から
カズのプロサッカー人生は始まっていました。その後、ブラジルに始まり各国を転々とし、幾度
となくどん底を味わいます。もちろん、成功をおさめ、絶頂期もありました。しかし、自身念願
のワールドカップ出場を３度も逃し、直前の代表落選という悲劇に見舞われるなど、失意の連続
でした。それでも、挫折に絶望することなく、前を向くカズ。筆者は、そんなカズの姿に魅せら
れ、自分の生き方を考えさせられるのです。
普段、自分はいかに生きるべきかという難しいことまで
は考えていない生徒たちも、自分の将来に対する漠然とし
た不安は抱くころです。自分は「こうありたい」といった
憧れは、カズのような身近なヒーローの中にあるのではな
いでしょうか。失意や挫折にくじけることなく、何度でも
前を向いて立ち上がるカズの生き様を、子どもたち自身の
生き方に反映させてほしいと思います。
生徒たちの感想を紹介します。
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「夢をあきらめない」「失敗は成功のもと」「成功し
たのは、自分の今までの努力とたくさんの支えがあっ
たから」というキーワードが大事だと思った。
私も好きで頑張っていたものを「だめだ」と言われた
ことがあります。努力の成果が報われなかったのはつ
らいし悔しいけど、本当に好きなものなら、それくら
いでへこたれず追いかけていきたいと思いました。
夢や理想に立ち向かっていく覚悟が大切です。カズも
何度もつまづき、何度も転んできたと思うけど、あき
らめなかったから、今の活躍があるんだと思います。
失敗してもバネにして、次頑張ろうと前向きに考える
ことも大切だけど、ちゃんと反省して悔しいと思うこ
とはもっと大切だと思います。
この三浦選手の前向きでいる気持ちは、私たちにとっ
てすごい励ましになると思います。私も部活で全然試
合に勝てなくて、へこむこともたくさんあるけれど、
夢を捨てたら終わってしまうので、練習を前向きに取
り組み頑張ろうと思います。
○職場体験学習発表会は大成功②
２月１６日（火）に、１１月に実施しました職場体験学習の成果として、職場体験学習発表会
を実施しました。今回は、参観に来られた保護者、事業所の方々の感想を紹介します。
２人のＦＭラジ
オ、聞かせてもらい
ました。とても上手
でした。
発表もよかったで
す。
仕事の内容がとて
もわかりやすく説明
されていました。
初めての職場体験で一番難
しかったことは、やはり接客
だったと改めて感じました。
思っていた以上にいろんなこ
とを学んでくれていることを
うれしく思います。
聞きやすくてよかったで
す。介護の仕事をしてくれる
若い人が増えてくれたらうれ
しいです。
大きな声でゆっくり話して
いて、聞きやすかったです。大
変な仕事をよく頑張ったなと
思いました。
発表の時、少し緊張して
いたように思いますが、班
で力を合わせて楽しんで発
表ができていました。聞い
ているほうが楽しくなるよ
うに話すことが大事だと思
いました。
○明日から学年末テストです
今回は各教科でテスト週間に課題として出される提出物を早めに取り組み、
多くの生徒が課題を終わらせることができました。また、１９日（金）は２
６名、２２日（月）は２３名、２３日（火）は２６名の生徒が放課後の学習
会に参加しました。積極的に教員に質問する姿も見られました。理解するま
で繰り返し練習し、体調を整えてテストに臨んでほしいと思います。
２５日（木）は４校時までテストを行い、給食、終会の後、下校となりま
す。２６日（金）は４校時までテストで、５、６校時は通常授業です。
表面の新聞記事にあるように、１年後の自分が後悔することのないようベ
ストを尽くすことを期待します。