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http://www.shallwetravel.com/australia/melbourne/index.html
>> オーストラリア特集TOPへ戻る 緑 ゆたか
日本で出会い結婚したオーストラリア人のご主人に
伴い、8年半前にメルボルンに移住。
マルチカルチュラルな都市でありながら、のんびり
した雰囲気とフレンドリーな人々が魅力のこの街
に、住み心地の良さを感じている。
Report 05
ワイナリーでお泊まり
オーストラリアのワイン産業は、豪州ワインの国際的評
価の高まりとともに、この15年ほどで急成長を遂げ
た。 それに伴って、各ワイン産地のリゾート化も進み、
今では牧歌的な風景と地元特産のワインと料理が楽しめ
る洗練された田園リゾートとして定着している。
ワイナリーの中には、セラーを開放して試飲販売を行う
だけでなく、レストランを併設してワインに合う料理や
ピクニック用バスケットランチを提供しているところも
多い。 収穫祭や食の祭典、ライブ演奏や彫刻展等、季節
の催しも様々だ。これからのピークシーズンである夏か
ら秋の週末はイベントも目白押し。 宿泊施設を備えたワ
イナリーに泊まってカントリーライフを満喫してみるの
はいかがだろう。
メルボルン郊外の数あるワイン産地の中で、日本人観光
客向けのワイナリー・ツアーが最も盛んなのは北東のヤ
ラ・バレーだが、ここは趣向を変えて南東のモーニント
ン半島をご紹介したい。 というのも、ここでは50軒を
越えるブティック・ワイナリーとビーチリゾートが一度
に楽しめるからだ。
例えば昔の男子校の寄宿舎を改装して4年前に宿泊施設
をオープンしたモーニングスター・エステイト。バラ園
とぶどう畑の向うに広がるポート・フィリップ湾が一望
出来る絶好のロケーションを誇るワイナリーだ。 牧場と
ゴルフ場も隣接していて、坂道を下るとそこはもうビー
チ。美しい景色を楽しんだ後は地元のワインと料理が
待っている。
▽モーニングスター・エステイト
(メルボルン市内から車で1時間15分またはフランクス
トン駅からタクシーで15分)
http://www.morningstarestate.com.au
(11月30日掲載)
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06.12.4 9:59 PM
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Report 04
http://www.shallwetravel.com/australia/melbourne/index.html
春の庭園めぐり
メルボルンを州都とするビクトリア州は、その庭園の多
さで通称「ガーデン・ステイト」とよばれ、 観光スポッ
トとしても人気のある庭園群がメルボルンの中心街を囲
んでいる。
12,000種以上の植物がテーマ別に集められた広大な王
立植物園は、メルボルンっ子によく親しまれている庭園
の筆頭だろう。 これからの暖かい季節は、池に面したカ
フェで紅茶とスコーンを楽しみながら黒鳥やカモの子育
てが眺められるし、 ガーデン・ウェディングに遭遇する
チャンスも高い。 また、キャプテン・クックのコテージ
でお馴染みのフィッツロイ庭園では、日没後に大木の洞
から出てきた野生のポッサムを観察できる。
1880-81年の万国博覧会会場となった王立エキシビ
ション・ビルディングとカールトン庭園も見逃せない。
ドーム屋根を持つ華麗な博覧ビルは、2004年に「歴史
建造物としてオーストラリア唯一」の世界遺産登録を果
たした。 展示会場としてもまだまだ現役で、南半球最大
級の「メルボルン国際フラワー&ガーデンショー」が開
催される3月から4月にかけては、 毎年世界中から園芸
マニアが詰めかける。
郊外でも、日本人が植樹した桜でお花見も楽しめるロー
ドデンドロン庭園、10万本の原生植物が植えられた
オーストラリアン・ガーデン、 大邸宅とバラ園が見所の
ウェリビー・パーク、オランダ移民の球根業者による
チューリップ祭など魅力的な庭園やイベントが目白押し
だ。
春の花が咲き乱れる9月半ばから10月は庭園めぐりに最
適の季節。お気に入りの庭園がきっと見つかるはずだ。
(10月10日掲載)
Report 03
グレート・オーシャン・ロード
メルボルンで時間に余裕があったら足を延ばして欲しい
スポットが、美しい海岸線と豊かな自然で名高いグレー
ト・オーシャン・ロードだ。
メルボルンの南西に位置し、サーフィンのメッカである
ベルズ・ビーチの辺りから、ホェール・ウオッチングが
楽しめるウォーナンブール付近まで続く200キロ余りの
観光ルートのことである。有名映画や車のCMに何度も
登場しているので、名前を初めて聞く人もきっとどこか
で目にしているはずだ。
ハイライトは海岸沿いに広がる迫力満点の絶景。「十二
使徒」や「ロンドン橋」などの奇岩群の他、幻想的な
「潮吹き穴」、切り立った断崖に挟まれたビーチ「ロッ
ク・アード・ゴージ」など見所は尽きない。
航海の難所であったこの一帯は、かつて160以上の帆船が遭難した悲劇の舞台としても知られ、別名「難破海
岸」と呼ばれている。ウォーナンブールの海洋博物館と難破海岸の要所要所に配置された灯台は、入植者達の偉
大(グレート)な開拓の歴史や伝説を今に伝えている。
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グレート・オーシャン・ロードは温帯雨林や野生動物の
宝庫でもあり、散歩中に子連れのカンガルーやコアラ、
エミュ等に遭遇するチャンスもある。
昨年12月には「グレート・オーシャン・ウォーク」と
名付けられた全長91キロのハイキングコースが完成
し、アウトドア派の楽しみがまた一つ増えた。 一方、美
しいビーチリゾートであるローンやアポロベイ付近で
は、サーフィン、フィッシング、ビーチで乗馬等の他、
洗練されたカフェ&レストラン巡りやショッピングも楽
しめる。
グレート・オーシャン・ロード観光を日帰りで強行する
各種ツアーもあるが、じっくりと魅力を満喫するには是
非泊まりがけで訪れて欲しい。
▽グレート・オーシャン・ロード
http://www.greatoceanrd.org.au (英語)
(8月19日掲載)
Report 02 フッティー観戦
メルボルンの冬はフッティーなしでは語れない。メルボ
ルンでフッティーと言えば、1858年にこの地で発祥し
た「オーストラリアン・ルールズ・フットボール」のこ
とをいう。3月末から9月のリーグ戦(AFL)期間
中、チーム・カラーで統一したマフラーや帽子に身を包
んだ老若男女が、メルボルン・クリケット・グラウンド
(MCG)等の試合会場に詰めかける。ラウンドが進む
につれ、観衆の熱気は気温と反比例してどんどん上がっ
てゆく。
ラグビー、バスケット、サッカー、ハンドボールの要素
が混在したフッティーは、総合格闘技の球技版とでも言
えそうなスリリングなスポーツだ。初めて観戦した人が
「こんなのアリ?」と思うようなルールだが、慣れると
すっかり虜になってしまう魅力がある。マウスピース以
外の防具もなく激しいぶつかり合いが繰り広げられる
フッティーは地元で絶大な人気を誇っている。
試合で目を引くのは敏捷なアボリジニ選手達の華麗な球
さばき。アボリジニ人口は全人口の2%に満たないそう
だが、AFLで活躍する選手の10人に1人はアボリジ
ニ選手というから、彼らの実力の高さがうかがえる。
日本人に特に人気のあるチームは「Essendon
Bombers(エッセンドン・ボンバーズ)」だ。同チー
ムは日本人選手の育成にも熱心で、今年のAFL前哨戦
では史上初の日本人選手起用で話題を呼んだ。
9月のファイナルラウンド以外はチケットも入手しやす
い。冬場にメルボルンを訪れる機会があったらぜひフッ
ティーの「熱さ」を感じてほしい。
(6月30日掲載)
Report 01
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クイーン・ビクトリア・マーケット食べ歩き
06.12.4 9:59 PM
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http://www.shallwetravel.com/australia/melbourne/index.html
メルボルンのマルチカルチュラルな雰囲気を存分に味わ
える場所が、125年以上にわたってメルボルンの庶民の
台所を支えてきたクイーン・ビクトリア・マーケット。
7ヘクタールの広大な敷地を誇るマーケットでは、食品
から衣類・雑貨にいたるまで幅広い商品が取り扱われて
いる。
特に、エキゾチックな野菜や果物が並ぶ八百屋、色とり
どりのオリーブやアンティパストが並ぶデリカテッセ
ン、手作りパスタやビスケットを量り売りしてくれるお
店などは眺めて歩くだけでも楽しい。
チーズやディップなどの専門店では試食させてくれると
ころも多いので遠慮せずに頼んでみよう。タスマニアの
キングアイランド産のチーズが特にお勧めだ。
お昼時には、マーケットの一角で香ばしい匂いをまき散
らしているアツアツのジャーマン・ソーセージやPideと
呼ばれるトルコ風ピザの店頭に多くの人が磁石のように
引き寄せられる。注文の順番を待つ気力のない人は、別
棟にあるフード・コートでお手頃価格のランチをとるこ
とも出来る。
夏期(10月から3月)には毎週水曜日に国際色豊かな屋
台が立ち並ぶナイト・マーケットも開催される。ライブ
バンドの生演奏を聞きながら、日の長いメルボルンの夏
の夜をのんびりと過ごすのも乙である。
ビクトリア・マーケットではサンプルの食べ歩きが出来
るグルメ・ツアーなど、各種ガイドツアーの予約も受け
付けている。
▽クイーン・ビクトリア・マーケット
http://www.qvm.com.au
(5月10日掲載)
日豪交流年特別企画
「オーストラリアを旅しませんか?」
取材地 オーストラリア・メルボルン
記事執筆・取材・撮影 緑 ゆたか
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