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ルフトハンザ グループとフラポート、「E-PORT AN
2016 年 2 月 24 日 ルフトハンザ グループとフラポート、「E-PORT AN」イニシアチブで「エコカンパニー・パート ナーシップ・オブ・ザ・イヤー」を受賞 ~米航空業界誌、グランドハンドリングにおける電気自動車利用推進に向けた先駆的な役割と貢献 を評価~ ルフトハンザ グループ(以下、「ルフトハンザ」)とフランクフルト空港の運営を担うフラポート 株式会社は、ルフトハンザのグローバルハブ空港であるフランクフルトにおいて、「E-PORT AN」 イニシアチブを推進しています。これは、航空機のハンドリング業務により多くの電気自動車を導 入することで、空港業務によって生じる環境への影響を軽減することを目的とした取り組みです。 米国の航空業界誌「エアー・トランスポート・ワールド(ATW)」はこの取り組みを評価。2016 年 2 月 15 日にシンガポールで開催された「第 42 回エアライン・インダストリー・アチーブメント・ アワード」で、ルフトハンザ グループとフラポートを「エコカンパニー・パートナーシップ・オブ・ ザ・イヤー」に選出しました。 ATW のカレン・ウォーカー編集長は次のように述べています。「ルフトハンザとフラポートは両社 にとって、また環境にとっても有益な関係性をどのように築いていくべきかを実証しました。この イニシアチブと功績をたたえ、心から祝福します」 E-PORT AN には、ルフトハンザ、フラポートと共にヘッセン州ならびにライン・マイン電気モビ リティ・モデル地域も参画しています。このため、今回の受賞はこのイニシアチブにかかわる全て のパートナーの努力が認められたことになります。 グランドハンドリングには 20 種類もの異なる車両が携わります。それぞれのハンドリング業務を段 階的に電気駆動の車両に置き換えることで、二酸化炭素排出量を削減するだけではなく、地上にお ける作業環境の改善にもつながります。ルフトハンザのグランドハンドリング業務を請け負うルフ トハンザ LEOS では、「Taxibot(タキシーボット)」として知られるハイブリッド牽引車 3 台が利用 されています。ルフトハンザ LEOS はさらに、エアバス A380 型機のような大型機まで対応可能な、 電力によってのみ可動する世界初の電気牽引車(eTug)について、認証テストを行っています。 電気自動車は、移動距離が短いケースが大半を占める空港での業務に非常に適しています。フラポ ートが所有する 3,000 台を超える車両のうち、約 10%を電気自動車が占めています。この中には、 ベルトコンベアを装備するベルトローダーやパレットローダー、手荷物用のトーイングトラクター などのグランドハンドリングに使用される車両が含まれています。さらに、電気自動車やミニバス はグランドハンドリング作業員だけではなく、従業員用のカープールでも使用されています。 空港利用客の視点での電気自動車普及促進を目指し、E-PORT AN のパートナー各団体は 2015 年 10 月 12 日、フランクフルト空港のルフトハンザ ゲート A14 に世界初の「グリーンゲート」を開 設。模型や情報板、アニメーションを通じて、航空機ハンドリングをより環境効率性の高いものに する上で、電気自動車がどのように貢献しているかを説明しています。 E-PORT AN は、ライン・マイン・電気モビリティ・モデル地域を介しドイツ連邦交通・デジタル インフラ省の支援を受けています。電気モビリティ・モデル地域は水素・燃料電池機構(NOW GmbH) によって全国的に調整されています。地域における調整機関は、シュタットベルケ・オッフェンバ ッハ・ホールディング GmbH 内にあるライン・マイン・電気モビリティ・モデル地域のプロジェク トマネジメントセンターに置かれています。また、E-PORT AN をヘッセン州の“Power moves” イニシアチブと統合することにより、空港の環境を超えたプロジェクトの可視性が保証されていま す。 ドイツ連邦政府は 2013 年、E-PORT AN をライトハウス・電気モビリティ・プロジェクトに認定、 同計画に 810 万ユーロを助成しました。同プロジェクトは 2014 年、航空分野で栄誉あるグリーン テック・アワードを受賞しています。 E-PORT AN に関する詳細情報や画像はこちらからご覧いただけます。 http://www.e-port-an.com/ ルフトハンザ グループ 概要 ルフトハンザグループは、約 540 社の子会社・関連会社からなる航空グループです。 ルフトハンザグループは品質と革新性、安全性、確実性に力を注いでいます。グループの拠点はド イツにあり、旅客運送(旅客航空会社グループ)、物流、整備・修理(MRO)、ケータリング、IT サービスの 5 事業部門で構成されています。旅客運送はグループの中核事業です。旅客運送事業を 手掛ける航空会社には、ルフトハンザドイツ航空(ルフトハンザリージョナルを含む)、オースト リア航空、スイスインターナショナルエアラインズ、ユーロウィングスがあり、このほかブリュッ セル航空、ジェットブルー航空、サンエクスプレス航空にも出資しています。 ルフトハンザグループの航空会社の搭乗者数は 2014 年度、合計 1 億 600 万人を突破。ルフトハン ザグループとスターアライアンスのパートナー各社と併せ 1,300 を超える都市へ就航しています。 グループは現在、およそ 600 機の機材を保有、さらに 272 機を発注しています。発注中の機材は総 額 460 億 US ドル相当で、2025 年までに納入される予定です。機材リニューアルに向けて現在進め ている投資を通じ、ルフトハンザグループは機材をより採算性の高いものにするとともに、より環 境に配慮した運航を行うための取り組みを一貫して進めています。2015 年 3 月末の時点で、ルフト ハンザ グループの従業員は約 11 万 9,000 人。2014 年の売上高は 300 億ユーロでした。詳細情報は www.lufthansagroup.com でご覧いただけます。 ――本件に関するお問い合わせ先―― ルフトハンザ ドイツ航空 PR 担当 (井之上パブリックリレーションズ内) 担当:横田、妹尾、小笠原 TEL:03-5269-2301 FAX:03-5269-2305 Email: [email protected]