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山形県犯罪被害者等支援推進計画に基づく実施施策の検討(PDF

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山形県犯罪被害者等支援推進計画に基づく実施施策の検討(PDF
山形県犯罪被害者等支援推進計画に基づく実施施策の検討
重点課題
施策の方向性
主な取り組み
Ⅰ 支援体制の整備・充実
担当課
平成24年度推進状況(現状)
課題
検討事項
凡例
☆:検討事項あり
◆:適宜推進中
1 推進体制の整備
◆被害者支援連絡協議会の機能強化
警務課
○県被害者支援連絡協議会総会及び研修会を開催 等
◆地区被害者支援ネットワークの活動支援
警務課
○ネットワークで可能な支援の共通理解を深めるための事
例検討の実施
◆被害者支援推進委員会の開催
くらし安心課、警務課
○山形県犯罪被害者等支援推進委員会の開催
◆弁護士会・法テラスとの連携強化
警務課
○法テラス主催会議へ出席による情報交換の実施
◆事件・事故発生直後の支援内容の充実
警務課
○各警察署での被害者支援員による各種支援活動の実施
等
◆大規模事件・事故への迅速な対応
警務課
○連絡協議会だよりの発行 等
◆犯罪被害者総合相談窓口の設置・運営
くらし安心課
○犯罪被害相談員による相談活動の実施
◆プライバシーへの配慮と相談環境の整備
くらし安心課、警務課
○電話等の間接相談の実施及び相談室環境の整備
◆市町村への相談窓口の設置の働きかけ
くらし安心課、警務課
○全市町村での相談窓口の開設
◆相談対応を行う各機関・団体との連携
各部局
○県被害者支援連絡協議会総会及び研修会を開催 等
◆個人情報の取扱いへの十分な留意
各部局
○各種機会を活用した個人情報保護の周知
◆各学校へのスクールカウンセラーの派遣
高校教育課・義務教育課
◆被害者の手引きの交付と内容の充実
警務課
◆被害者連絡制度の確実な運用
警務課
2 総合的相談体制の整備
○全県立高校へのスクールカウンセラーの派遣及びカウン
セリングの実施
○各署への巡回教養による確実な手引き交付の周知
○被害者支援連絡経過票での点検による確実な連絡の実
施
3 支援従事者の育成
◆警察職員に対する教養の充実
警務課
☆医療従事者、消防・救急隊員等への研修
くらし安心課、健康福祉企画課・
地域医療対策課、警務課
◆DV・児童虐待の支援関係者への研修
子ども家庭課
◆支援活動員養成講座への講師派遣
くらし安心課、警務課
◆支援従事者用マニュアルの作成・研修
くらし安心課
◆地域のボランティア等の支援活動参加促進
くらし安心課、警務課
○県消防学校において、被害者支援の講義を実施した。
(6月、11月)
☆犯罪被害者等に最初に接する可能性のあ
☆医療、福祉従事者に対して、被害者支援に関する研修を行うにあたり、どの
る者、福祉の現場で働いている職員に対して
ように研修への参加の働きかけ、どのような内容が効果的なものか。
の研修が十分に講じられていない。
4 調査研究
◆犯罪被害者等へのアンケート調査の実施
警務課
◆県民・事業者対象の意識調査の実施
くらし安心課、警務課
○総合交通安全センターにおいて一般県民への意識調査
を実施 等
◆情報交換、事例研究、ノウハウの相互提供
くらし安心課、警務課
○県被害者支援連絡協議会総会及び研修会を開催 等
◆被害者支援推進委員会の開催
くらし安心課、警務課
○山形県犯罪被害者等支援推進委員会の開催
くらし安心課、警務課
○各署の担当及び初任科生等への研修
(次期計画策定前に実施予定)
5 支援従事者に対する支援
◆代理被害の危険性認識のための研修
◆カウンセリングアドバイザーによるメンタルヘルスケア 警務課
○精神科医によるスーパーバイズの実施
6 民間支援団体に対する援助
◆やまがた社会貢献基金の活用
生活文化課
◆支援活動員養成講座への講師派遣
くらし安心課、警務課
☆民間団体の活動に関する広報の充実
くらし安心課、警務課
◆自助グループについての広報と紹介
くらし安心課、警務課
◆財政基盤の確保
警務課
○県警ホームページに民間支援団体の活動について掲載
☆県民の認知度が低く、支援件数もここ数年 ☆より多くの県民に民間支援団体を知ってもらう方策として、どのようなものが
した。
横ばいとなっている
考えられるか。
○各イベントでの広報を実施した。
山形県犯罪被害者等支援推進計画に基づく実施施策の検討
重点課題
施策の方向性
主な取り組み
Ⅱ 損害回復・経済的支援
1 日常生活の支援
担当課
◆民間団体と連携した付添い・生活支援
警務課
◆介護・育児サービス等の情報提供
くらし安心課、警務課
平成24年度推進状況(現状)
課題
検討事項
凡例
☆:検討事項あり
◆:適宜推進中
○裁判員裁判での付添い支援を実施
(該当案件なし)
2 居住の安定
◆県営住宅への優先入居
◆公営住宅に対する情報提供
◆緊急避難場所の提供と宿泊経費の負担
◆業者の理解促進と情報保護の周知徹底
◆民間賃貸住宅の媒介に関する協定締結
建築住宅課
○犯罪被害者に他地域県営住宅への優先入居を措置
建築住宅課、警務課
(該当案件なし)
警務課
○帰宅困難者への一時宿泊所を借上げ提供
くらし安心課、警務課
○事業者向けパンフレットの配布による啓発活動の実施
くらし安心課、建築住宅課、警務
(平成24年度以降実施予定)
課
3 雇用の安定等
◆労働全般に係る問題についての助言等
雇用対策課
◆事業者に対する出前講座等の実施
くらし安心課、警務課
○事業者向けの出前講座(安全運転管理者講習)の実施
4 経済的負担の軽減
◆支援従業者用マニュアルの作成・研修
◆生活福祉資金貸付制度の活用
◆就学困難な場合の奨学金の貸与
◆犯罪被害給付制度の適正な運用
◆犯罪被害者等生活資金貸付制度の運用
◆医療機関での診療費用等の公費負担
◆遺体修復・搬送費用の公費負担
くらし安心課
健康福祉企画課
高校教育課
警務課
警務課
警務課
警務課
○各種機関を通じての犯罪被害者支援等の手引きの活用
(該当案件なし)
(該当案件なし)
申請1件、裁定1件
(該当案件なし)
○診断書料1件、初診料9件
(該当案件なし)
◆DV被害者・被虐待児童への助言等
子ども家庭課
○婦人相談所、児童相談所での相談支援等の実施
◆高次脳機能障がい者に対する相談支援
障がい福祉課
○高次脳機能障がいで悩んでいる人に対して、相談支援を
実施
◆精神疾患・心の不調に関する相談支援
障がい福祉課、各総合支庁
○精神疾患、心の不調等に関する相談支援を実施
◆各学校へのスクールカウンセラーの派遣
高校教育課
Ⅲ 精神的・身体的被害の回復、再被害の防止
1 心理学的相談の充実等
◆精神科医・臨床心理士によるメンタルヘルスケア 警務課
○全県立高校へのスクールカウンセラーの派遣及びカウン
セリングの実施
○カウンセラーによる精神的支援の実施 等
2 安全の確保
◆地域の防犯活動の推進
◆DV被害者・被虐待児童の保護等
◆重点警戒等による再被害防止の措置
◆加害者に関する情報の把握
◆緊急避難場所の提供と宿泊経費の負担
くらし安心課、警務課
子ども家庭課、長寿社会課
警務課
警務課
警務課
○地域防犯活動を推進する各種施策の実施
○婦人相談所、児童相談所における一時保護を実施
○再被害防止対策者を指定し、再被害防止措置を実施
○検察庁及び刑事施設と連携した加害者の動向把握
○帰宅困難者への一時宿泊所を借上げ提供
Ⅳ 県民の理解促進
1 広報及び啓発
◆各種広報媒体を活用した広報の充実
くらし安心課、警務課
☆犯罪被害者支援県民のつどいの開催
くらし安心課、警務課
◆命の大切さを学ぶ教室の開催
くらし安心課、警務課
◆家庭等におけるいのちの教育の推進
教育庁総務課、警務課
◆支援に貢献した個人・団体の表彰
くらし安心課、警務課
◆各種施策の実施状況の公表
くらし安心課、警務課
○民間支援団体と連携し、殺人事件被害者による講演を
行った。 (11月)
・11月16日 山形ビッグウィング 約300名
講演「ある日突然最愛の娘を奪われて」
山内久子氏
☆参加人数、参加者とも限定的である。
☆県民に犯罪被害者の生の声を伝えることができる貴重な場としての「県民
のつどい」に、より多くの県民の方が参加するような方策として、どのようなも
のが考えられるか。
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