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国民健康保険財政の健全化計画 平成 28 年度実施計画
国民健康保険財政の健全化計画 平成 28 年度実施計画 平成 28 年 3 月 岸和田市 岸和田市国民健康保険財政の健全化に向けた3つの取り組み 国民健康保険は、国民皆保険制度の最後の砦として、制度創設以来、地域住民の健康の保持増進に大きく貢献してきたところであるが、高齢者の加入割 合の増嵩、低所得者層の増加等の構造的問題を抱えるほか、疾病構造の変化や医療技術の高度化に伴う医療費の増大により、事業運営は極めて厳しい状況 にある。 平成 25 年 6 月 14 日に閣議決定された日本再興戦略において国民の健康寿命の延伸が明言され、医療費の適正化に向けた保健事業等の取り組みが一層求 められているほか、国民健康保険制度の基盤強化に向けた保険者の広域化(都道府県化)について盛んに議論が交わされており、国民健康保険事業は、抜 本的な変化を迎える過渡期にあると言える。 本市においても他の保険者の例に洩れず、深刻な財政状況が続いており、平成 26 年度の累積赤字額は 14 億円を超え、岸和田市国民健康保険事業特別会 計累積赤字解消計画を策定(平成 28 年3月)するまでに至った。 ついては、国民皆保険制度の堅持や被保険者の健康増進などの保険者たる使命を死守すべく、国民健康保険財政の健全化計画の実施計画を策定するもの である。 Ⅱ 収納 力の向 上 Ⅰ 適正な保険料賦課 •適正な賦課総額に基づく料率及び限度額の設定 •独自軽減・減免制度の見直し •賦課ノウハウの蓄積 Ⅱ 収納力の向上 •収納率向上にむけた連携(課内連携) •具体的な改善策(収納体制強化、利便性向上) •安定した地盤固め(日々の収納業務の充実) Ⅲ 医療費の適正化 •医療費分析に基づく計画の推進 •健康寿命の延伸(特定健康診査、特定保健指導、 医療機関受診勧奨) •医療等の適正利用啓発(医療費通知、後発医薬 品利用促進、レセプト等の点検強化) Ⅰ 適正 な保険 料賦課 Ⅲ 医療 費の適 正化 国保財政の健全な運営 2 Ⅰ 適正な保険料賦課 ・法定限度額との乖離を解消 府内各市町村別平成 27 年度保険料率(別紙① 医療分 支援金分 介護分 合 市 49 万円 14 万円 10 万円 73 万円 国基準 52 万円 17 万円 16 万円 85 万円 府内国基準の割合 31/43 (72%) 31/43 (72%) 29/43 (67%) 29/43 (67%) 本 適 正 な 保 険 料 賦 課 ア.適正な賦課総額に基づ く料率及び限度額の設定 ウ.賦課ノウハウの蓄積 率及び限度額の設定に向け ○各種バランスのとれた料率 て、データ整理、分析、検 設定・改定の実施に向けて 証を継続実施する ・法定限度額との乖離を解消 ・医療費等の動向 ・賦課割合の規定割合との乖 ない改定の実現 ・賦課割合の規定割合との乖離を解消 所得割(48)・均等割(36)・平等割(16)と条例に定めるところ、平成 27 年度本算定時点の賦課状況 集計表における賦課割合は次のとおりである。 ○賦課総額の適正な算定、料 ○「適正な賦課総額」の算定 ・急激な保険料負担増となら 計 本市では平成 28~30 年度にかけて段階的に、平成 27 年度の国基準 85 万円となるように賦課限度 額の引上げを決定しているが、平成 28 年度には国基準が 89 万円に引き上げられるため、今後とも 国や府内各保険者の動向を注視しつつ、早期に乖離の解消に努める。 イ . 独 自 軽 減 ・ 減 免 制 度 の 見 直 し 離を解消 参照) ・被保険者の加入、脱退状況 ○制度の再構築 賦課割合(%) 医療分 支援金分 介護分 所得割 45 45 46 均等割 35 34 37 平等割 20 21 17 本市では、傾向として平等割の賦課割合が規定割合を超過しているため、その乖離の解消に努め る。 ・被保険者の所得状況 ・減免申請数及びその金額 など ・急激な保険料負担増とならない改定の実現 大阪府内の各保険者における保険料率の改定状況は、毎年度実施とする団体が多い。 本市では、従前より保険料率の改定は条例の規定によらず一定期間据え置きの後、問題が発生・ 拡大してから対応を行う流れとなっているため、どうしても改定による影響が大きくなってしまう。 今後は、規定どおり毎年度比較的小規模の改定を実施することにより、急激な保険料負担増とな らないような仕組みの確立を図る。 ア. 適正な賦課総額に基づく料率及び限度額の設定 国保事業の健全かつ安定的な運営を確保するためには、保険料賦課の基礎となる医療給付費分、 後期高齢者支援金分及び介護納付金分の各賦課項目について、それぞれ賦課総額を適正に算定のう え、その額を確実に保険料として賦課し収納することにより財政基盤を安定化させることが重要で ある。 イ. 独自軽減・減免制度の見直し ○制度の再構築 現在議論されている保険者の広域化(都道府県化)を見据え、独自軽減・減免制度について今後 のあるべき姿を再検討し、制度の再構築を図る。(現状は、別紙② 参照) また、低所得者、高齢者が多く加入する国保に対しては、政策的に被保険者及び保険者への各種 支援策が講じられているところではあるが、保険料の減免については適正な賦課総額を賄うための ○「適正な賦課総額」の算定 財政推計、各種計画の策定及び予算編成のうえで、課内全体、特に各担当間での意識及び情報の 共有化をより一層強化し、「適正な賦課総額」の算定を確立するための手法を構築する。 保険料収入を減少させる一面もあることから、その代替財源の確保についても努める。 ウ. 賦課ノウハウの蓄積 保険料の調定額、収納額及び被保険者所得状況、かつ医療費の動向等の実績(データ)を基に絶 えず本市の置かれた現状の把握をすることに努め、次年度以降のさらなる「適正な賦課総額」の算 定、料率及び限度額の設定を継続的に実施するための基盤を確立する。 ○各種バランスのとれた料率設定・改定の実施に向けて 保険料の賦課は、賦課項目毎にその賦課総額を確保するための料率を設定のうえ改定を実施する ことが大原則であるが、実際には数多くの考慮すべき要素が存在するため、あらゆる面でバランス のとれた保険料率となるように努める。 ※ 適正な保険料賦課を目指すには、ア~ウの3本柱が必要・不可欠である。 3 別紙① 2016/4/5 ○府内各市町村別保険料(税)率(平成27年度) ※平成26年度大阪府国民健康保険事業状況 速報版より転記 【医療分】 保険者名 保険料(税)率 資産割(%) 均等割(円) (*1) 所得割(%) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 大 阪 堺 市 市 岸 和 田 市 豊 中 市 池 田 市 吹 田 市 泉 大 津 市 高 槻 市 貝 塚 市 守 口 市 枚 方 市 茨 木 市 八 尾 市 泉 佐 野 市 富 田 林 市 寝 屋 川 市 河内長野市 松 原 市 大 東 市 和 泉 市 箕 面 市 柏 原 市 羽 曳 野 市 門 真 市 摂 津 市 高 石 市 藤 井 寺 市 東 大 阪 市 泉 南 市 四 條 畷 市 交 野 市 島 本 町 豊 能 町 能 勢 町 忠 岡 町 熊 取 町 田 尻 町 阪 南 市 岬 町 太 子 町 河 南 町 千早赤阪村 大阪狭山市 平均 7.94 8.10 8.28 7.84 7.93 7.86 8.70 7.14 9.10 8.80 7.44 7.06 7.90 9.50 8.50 8.32 7.96 8.48 8.00 8.20 6.65 8.48 7.85 8.45 7.30 9.50 9.00 9.50 8.20 7.72 7.60 8.26 6.40 8.56 8.19 7.88 7.71 9.19 8.06 7.78 6.68 3.97 8.25 8.01 13.30 13.30 19,879 21,840 26,000 25,510 33,159 12,471 24,100 7,284 25,000 26,040 19,340 26,470 23,540 27,120 25,800 26,280 27,240 29,160 23,540 25,680 39,000 25,440 23,700 24,780 26,751 31,200 28,200 28,200 24,940 23,641 27,720 26,340 30,000 27,700 26,500 27,087 19,562 26,342 27,160 26,340 25,400 15,137 30,300 25,277 【後期分】 賦課限度額 平等割(円) 32,949 27,840 28,000 21,702 14,072 49,746 20,840 50,925 24,000 35,160 24,740 19,840 19,100 20,760 21,700 18,840 21,000 22,320 32,400 22,800 21,840 18,650 17,940 20,633 24,100 22,800 19,800 31,890 17,709 21,940 28,920 24,600 22,900 27,420 21,896 19,189 22,614 26,530 21,840 20,800 12,092 23,800 24,253 国基準数 (*1) 所得割(%) (千円) 520 510 490 520 520 520 510 520 500 520 520 520 520 520 520 520 520 520 510 450 520 520 520 520 520 510 520 520 430 520 520 520 520 520 500 510 510 520 520 520 520 500 520 513 31 2.87 3.13 3.10 2.23 2.95 2.69 2.60 2.97 2.30 3.00 3.01 2.66 2.74 2.90 2.63 2.81 3.22 3.22 3.24 2.70 3.52 3.87 3.43 3.18 2.81 3.10 2.80 2.95 2.10 3.21 2.30 2.57 1.42 2.43 2.76 2.66 2.64 2.93 2.22 2.43 2.46 3.09 2.40 2.80 保険料(税)率 資産割(%) 均等割(円) 3.30 3.30 7,038 7,920 9,000 8,299 11,971 4,217 8,840 2,904 7,100 9,240 7,560 9,720 8,100 8,400 8,100 8,340 10,560 8,640 5,880 8,280 17,600 10,800 9,790 8,900 9,954 10,000 9,000 8,880 6,400 9,380 8,750 8,280 6,800 7,800 9,020 8,999 6,567 8,382 7,640 8,280 9,300 10,573 9,900 8,630 【介護分】 賦課限度額 平等割(円) 11,665 10,080 10,200 5,965 5,080 16,822 6,830 20,303 5,900 12,600 9,670 7,280 6,570 6,360 6,800 6,000 8,160 6,600 6,720 6,840 9,120 7,700 6,450 7,678 7,700 7,500 6,240 8,200 7,027 6,920 9,000 5,300 6,500 9,330 7,275 6,442 7,196 7,470 6,840 7,600 8,446 8,600 8,119 国基準数 (*1) 所得割(%) (千円) 170 160 140 170 170 170 140 170 130 170 170 170 170 170 170 170 170 170 160 120 170 170 170 170 170 160 170 170 120 170 170 170 170 170 150 160 160 170 170 170 170 150 170 163 31 2.49 3.05 3.92 1.93 2.75 2.27 2.60 2.82 2.00 2.70 2.45 2.48 2.35 2.50 2.66 2.59 3.35 3.00 2.20 2.50 2.18 2.73 2.91 2.19 2.43 2.90 2.50 2.50 2.15 2.88 2.31 2.92 1.80 2.02 2.72 2.79 2.48 3.64 2.97 2.50 2.35 2.77 2.35 2.60 保険料(税)率 資産割(%) 均等割(円) 7,975 15,720 12,300 13,076 13,622 4,456 10,890 3,132 9,300 10,560 14,990 10,420 13,770 8,880 8,900 13,500 11,160 10,080 15,320 9,240 15,400 10,320 11,080 12,920 11,617 16,600 9,300 10,320 7,500 15,645 9,980 9,960 7,700 8,400 11,280 9,851 7,695 10,906 16,450 10,320 10,600 9,469 10,600 10,958 賦課限度額 賦課限度額 (千円) 合計(千円) 平等割(円) 9,525 7,200 4,102 12,672 5,720 15,117 5,200 10,080 5,540 5,040 5,300 5,880 5,400 5,160 6,000 5,960 6,151 5,400 5,280 4,500 5,880 7,980 4,000 4,700 7,890 5,373 5,479 6,445 5,820 6,000 5,062 6,600 6,452 国基準数 (注)保険者番号に○のところは保険税 (*1)所得割の算定基礎 府内市町村においては、すべて「旧ただし書所得」により所得割額を算定。 (*2)【医療分】賦課限度額 (貝塚市) 総所得金額 400万円未満 〃 600万円未満 〃 800万円未満 〃 800万円以上 29万円 36万円 43万円 50万円 用語解説 ①所得割・・・・ ②資産割・・・・ ③均等割・・・・ ④平等割・・・・ ⑤旧ただし書所得 ・・総所得金額等を基礎として保険料(税)算定。 所得割額の計算方法は、(旧ただし書き所得×所得割(%))により算出 【計算例は欄外に参考記載】 ・・固定資産税等を基礎として保険料(税)算定 ・・被保険者数に応じて保険料(税)算定 ・・世帯数に応じて保険料(税)算定 ・・地方税法でいう総所得金額(給与所得控除や事業所得の経費を控除した額)、山林所得金額及び土地の譲渡等にかかる所得等から基礎控除額(33万円) を差し引いた額のこと。 (参考)所得割額の計算例(所得割が8.30%の場合) 旧ただし書き所得(基礎控除後)が250万円の場合は、それに8.3%を乗じた金額約20.7万円が所得割額となります。 4 160 140 100 160 160 160 120 160 100 160 160 160 160 100 160 160 160 140 140 100 160 160 160 160 160 140 160 160 90 160 160 160 160 160 140 140 140 160 160 160 160 140 160 148 29 850 810 730 850 850 850 770 850 730 850 850 850 850 790 850 850 850 830 810 670 850 850 850 850 850 810 850 850 640 850 850 850 850 850 790 810 810 850 850 850 850 790 850 824 29 別紙② 2016/4/5 上段:減免件数 減免該当件数(全体) 減免事由 対象世帯(対象者)要件(概略) 下段:減免金額 減免基準割合等 災害等 災害による減免:災害の発生した日から 6ヶ月以内に到来する納期分の保険料を減 免 応能・応益割を100~20%で減額 経済的事由 破産法の規定に基づく破産者に対する減免 応能割を100%減額 未成年者養育世帯 被保険者数が3人以上であり、かつ当該年 度の初日の属する年の1月2日以前生まれ の未成年者を養育している世帯 応能割を10%減額 失業・休廃業 申請日以前1ヶ月以上引続き無職である被 保険者 著しい収入減等 法59条 当該年の所得の見込が賦課対象年度の所得 の10分の7以下に低下する被保険者 国民健康保険法第59条の規定による減免 障害者1・2級 市民税課税所得金額に係数を乗じ たものを基準所得に置き換える 応能・応益割を100%減額 基準所得から30万円を控除 地方税法に規定する障害者 障害者3~6級 基準所得から26万円を控除 寡婦(夫) 基準所得から26万円を控除 地方税法に規定する寡婦(夫) 特別寡婦 その他(公的年金) 旧被扶養者 遡及 基準所得から30万円を控除 公的年金を主たる収入とする世帯(賦課対 象年度の所得が250万円以下)で前年と比較 基準所得から24万円を控除 して年金収入が大幅に増加している場合 75歳到達などにより、社会保険などの被用 者保険の被保険者が後期高齢者医療制度に 応能割100%減、均等割50%減、平 移行することに伴い、その被扶養者が国保 等割50%減(単身世帯) へ新たに加入する場合 納付義務者が遡って国保加入した場合の、 保険給付できない期間についての減免 各年度の本算定時における賦課期日現在の状況 平成26年度 平成25年度 医療分所得割の60%を軽減 平成24年度 平成23年度 平成22年度 平成21年度 1 1 6 1 1 3 90,733 34,167 195,481 297,219 93,034 456,900 0 2 2 4 6 11 7 0 77,235 225,802 272,395 546,518 1,406,100 878,900 142 169 166 170 129 160 143 3,600,828 4,396,664 4,328,812 4,831,820 3,077,850 3,316,700 2,759,500 166 358 347 286 172 234 466 15,776,542 25,318,730 21,850,739 17,418,077 11,429,791 15,984,400 28,669,600 157 258 171 20 7 18 42 13,940,063 21,665,230 12,772,505 1,807,810 723,697 1,408,300 3,109,800 22 43 35 40 39 51 63 571,066 953,966 1,047,504 792,485 999,926 1,400,600 1,975,800 15 24 14 14 12 16 11 502,378 802,813 385,984 392,079 278,946 487,700 314,500 36 37 29 33 27 15 23 1,022,431 1,075,320 754,120 771,571 531,327 433,400 547,900 8 12 3 6 4 6 6 269,049 387,338 77,168 146,012 93,968 151,700 153,100 46 53 27 18 14 12 9 1,359,186 1,559,418 717,363 470,713 428,570 382,500 248,300 6 21 18 12 12 20 8 188,240 577,400 534,408 333,124 320,974 554,300 182,500 105 112 101 90 72 100 78 4,438,700 4,186,700 4,580,700 4,132,500 3,337,100 4,604,200 3,278,000 512 585 564 589 647 16,106,392 17,809,097 13,555,119 14,558,000 16,806,700 応能割を100%減額 合計 当該年度の市府民税額が非課税の世帯又は その他軽減(A軽減) 市府民税額の所得割額が課税されていない 世帯 ※各年度の年度末(3月末)時点の数字 ※平成27年度は9月末現在のもの。 平成27年度(9月末) 0 704 1,090 1,431 1,279 1,059 1,235 1,503 41,759,216 61,034,981 63,576,978 49,474,902 35,416,820 45,144,800 58,924,600 5,532 5,812 5,713 5,681 5,897 5,230 5,039 160,319,493 163,568,186 213,000,283 206,774,901 199,102,119 178,647,610 但し平成24年3月以降は新システムによる減免集計表より 167,106,846 資料:各年度3月末現在減免集計表 A軽減は各年度3月末賦課状況表 より 世帯数(件) 31,178 31,582 31,814 32,157 32,058 32,020 31,931 被保険者数(人) 55,082 56,585 57,965 59,186 59,476 59,849 60,209 総所得金額(円) 33,735,812,124 34,835,979,344 35,360,382,673 35,370,691,401 37,426,360,824 38,235,142,959 42,212,616,468 前年比(%) 96.84 98.52 99.97 94.51 97.88 90.58 97.75 算定基礎額(円) 26,697,072,155 27,660,422,680 28,036,180,545 27,900,080,172 ※算定基礎額とは、各被保険者総所得から33万円を控除した額。 5 28,231,069,040 28,954,112,987 資料:各年度本算定時点賦課状況表より 32,226,576,868 Ⅱ 収納力の向上 ②滞納管理システムの充実 ・E-ad 不備の改修を行い業務の効率化を継続的に図る。 ・滞納整理支援システムの活用 収納力の向上 ア. 収 納 率 向 上 に む け た 連携 計画の策定 ウ.安定した地盤固め ウ.安定した地盤固め ○絶対額を上げるために一番重要なのは日々の収納業務の充実と考えらえる。 ①地道な納付催告・滞納処分の実施 イ . 具 体 的 な 改 善 策 ○絶対額をあげるため日々の ○収納率向上のため、給付資 収納業務の充実 格担当、賦課担当との連携 が不可欠 ○利用者の利便性の向上 ①コンビニ収納の普及促進 ②口座振替利用の周知徹底 ・ペイジーの推奨 ・来庁依頼、納付催告等の通知 ・適時の滞納処分の実施 ②コールセンター業務委託化 〇効率的な短期証・資格証明 ○収納体制の強化 書の選定 ○利便性の向上 ○乱暴者対策 ・これまでの派遣形態から業務請負形態への変化に伴い、より一層の契約内容の明確化を図る。 (夜間電話催告の週1回実施、休日電話催告の月1回実施、分納履行確認業務の実施) ③徴収嘱託員業務の見直し ・臨戸徴収中心から納付指導中心へ (コンビニ収納開始に伴う収納環境の変化) 〇効率的な短期証・資格証明書の選定 納付履行状況に応じて、通常の被保険者証、短期証、資格証明書の区別を判断する。 関係部署との連携 〇乱暴者対策 窓口等で職員又は他の来庁者に対して、暴力行為もしくは罵詈雑言を浴びせる者が出現した際に は複数担当で対応し、毅然とした姿勢で対応する。また、場合によっては警察等の応援を要請する。 ア. 収納率向上にむけた連携 ○収納率向上のためには、給付資格担当、賦課担当との連携は必要不可欠である。 ①社会保険加入者の早期発見・手続き勧奨 ・真に収納するべき国保料を早期に確定するため必要である。 ②居所不明者の職権消除 ※ 収納力の向上を目指すには、ア~ウの 3 本柱に加え、関係部署との連携が必要不可欠である。 ・長期的に滞納繰越分を残していても不良債権の温床になる。 ③所得未申告者の申告勧奨 ・納付義務者がより納付しやすい環境づくりにつながる。 イ.具体的な改善策 ○滞納処分強化の体制づくり ①滞納処分事務可能な人員の確保 ・滞納保険料の徴収において効率的・効果的な滞納処分を行う。 6 A B 岸和田警察署との連携 納税課との連携 C 総務管財課(法務担当)との連携 収納率と収納対策について 平成26年度 平成25年度 市名及び収納率 順位 収納率 口座振替率 (特別徴収含 む) 差押件数 順位 1 河内長野市 93.70 93.79 1 47 45.05 2 泉佐野市 93.47 93.15 2 189 37.55 3 交野市 93.35 92.79 3 67 48.29 4 貝塚市 93.09 92.23 5 26 40.94 5 和泉市 92.93 92.46 4 286 36.79 6 堺市 92.80 92.13 7 585 51.20 7 高槻市 92.59 92.17 6 230 37.61 8 高石市 92.38 91.59 9 7 41.68 9 泉南市 92.08 91.89 8 36 50.65 10 泉大津市 92.04 90.31 14 40 53.34 11 大阪狭山市 91.38 89.30 21 42 38.99 12 羽曳野市 91.21 91.19 10 24 42.98 13 豊中市 90.76 90.29 15 303 21.84 14 八尾市 90.73 90.51 12 96 37.44 15 柏原市 90.69 90.97 11 27 48.34 16 門真市 90.67 89.83 20 546 27.10 17 岸和田市 90.63 90.29 15 51 37.00 18 摂津市 90.57 90.22 17 24 47.93 19 阪南市 90.45 90.42 13 2 34.44 19 四條畷市 90.45 90.09 19 210 40.60 21 藤井寺市 90.44 90.15 18 26 32.09 22 茨木市 90.34 89.25 22 133 41.13 23 松原市 89.99 88.67 24 120 41.93 24 富田林市 89.64 88.34 25 105 46.14 25 東大阪市 89.07 84.96 30 288 38.34 26 箕面市 89.04 88.23 27 25 41.42 27 枚方市 88.50 88.98 23 126 38.89 28 吹田市 88.43 88.30 26 4 38.79 29 大阪市 86.81 85.72 29 3,357 43.74 30 池田市 86.76 87.03 28 4 34.34 31 大東市 85.74 84.78 31 136 36.64 32 寝屋川市 85.68 83.83 32 124 31.79 33 守口市 82.21 81.58 33 186 32.73 ※収納率について大阪府資料 ※差押件数について茨木市府内各市調査資料 ※口座振替率について泉佐野市府内各市調査資料 7 Ⅲ 医療費の適正化 イ. 健康寿命の延伸 ○特定健康診査の受診率向上 平成 20 年度以降、特定健康診査受診率の向上に取り組むも微増傾向に止まっており、国の受診率 目標から大きく乖離していることを踏まえ、より効率的とされる郵便勧奨や電話勧奨を抜本的に強 化し、また、被保険者にとって効果的かつ魅力的な健診内容を構築し、同時に関係課及び関係機関 との連携を強化する。 医療費の適正化 ア.医療費分析に基づく 計画の推進 ウ.医療等の適正利用啓発 ○特定保健指導の利用率向上 潜在的に特定保健指導の利用が望まれる被保険者は、特定健康診査を経なければその存在を把握 できない。ついては、特定健康診査受診率向上に係る取り組みに併せた利用勧奨を行い、関係課及 び関係機関との連携を強化する。 イ . 健 康 寿 命 の 延 伸 ○KDBシステム等による本 市の特徴や傾向の分析 ○医療費通知による健康と医 ○データヘルス計画等に基づ く事業の推進 ○計画の毎年度評価と事業内 容の見直し ○特定健康診査の受診率向上 ○特定保健指導の利用率向上 ○発症や重症化予防のための 医療機関受診勧奨 ○発症や重症化予防のための医療機関受診勧奨 生活習慣病は自覚症状がないまま進行することが多いため、本人が気付かないうちに発症してい 療に関する啓発 ○後発医薬品の利用促進 たり重症化している場合がある。特定健康診査の結果を活用し、血圧や血糖の値が高い方を中心に 医療機関への早期受診を促していく。 ○レセプト点検、療養費支給 申請書点検の強化 ウ. 医療等の適正利用啓発 ○医療費通知による健康と医療に関する啓発 医療費通知は、被保険者が自身の通院歴、入院歴、医療費等を把握するだけでなく、保険者が支 給する療養給付費や療養費を被保険者の視点から確認する重要な通知であることから引き続き実施 し、被保険者に対して医療費通知の活用を促す。 A 補助金、交付金等の積極的活用 B 適正な資格管理 C 業務の効率化とマンパワーの向上 ○後発医薬品の利用促進 後発(ジェネリック)医薬品の利用率は微増が続いているため、差額通知を継続するとともに、 その他の利用啓発活動を組み合わせることによって更なる利用促進を図る。 ア. 医療費分析に基づく計画の推進 ○「国保データベースシステム」等による本市の特徴や傾向の分析 国民健康保険中央会が提供する国保データベースシステムの統計情報から導き出される被保険者 の健康状態と、文化や産業等の地域特性を考慮し、被保険者の健康課題を分析する。 ○レセプト点検、療養費支給申請書点検の強化 レセプトや療養費支給申請書の点検は基本的かつ重要な確認業務であるため、他の保険者とノウ ハウや情報を共有しながら一層の強化策を講じる。 ○データヘルス計画等に基づく事業の推進 平成 28 年3月に策定した「岸和田市国民健康保険データヘルス計画」等に基づき、目標の達成に 向けて効果的な各種の取組みを推進する。 ※ ○計画の毎年度評価と事業内容の見直し 策定した計画は、ストラクチャー(事業構成・実施体制)、プロセス(実施過程)、アウトプット (事業実施量)、アウトカム(成果)の4つの観点から毎年度評価を行い、必要に応じて翌年度の事 業内容等の見直しを行う。 A B C 8 適正な医療費を目指すには、ア~ウの3本柱が必要不可欠であるが、即自的効 果が得難いものであるため、次のA~Cの取り組みに一層注力することにより補 完・推進を行う。 補助金、交付金等の積極的活用 適正な資格管理 業務の効率化とマンパワーの向上 本市の医療費適正化に関する主な数値的変化 単位 平成26年度 平成25年度 平成24年度 平成23年度 平成22年度 平成21年度 備考 特定健康診査受診率 % 27.1 26.4 25.8 23.7 25.1 23.5 法定報告値 特定保健指導利用率 % 21.7 19.5 18.8 16.0 18.5 22.9 法定報告値 うち、動機付支援 % 22.6 23.3 22.8 19.8 22.7 27.2 法定報告値 うち、積極的支援 % 19.4 8.5 9.7 6.6 7.8 10.7 法定報告値 人間ドック利用者数 人 1,163 948 767 618 581 559 脳ドック利用者数 人 732 564 479 334 321 306 肺ドック利用者数 人 683 529 405 235 234 221 ジェネリック医薬品利用率 % 32.4 28.2 28.0 24.6 - - 数量ベース ジェネリック医薬品利用率 % 12.4 11.3 11.2 9.5 - - 金額ベース 9 平成26年度府内市町村国保 1人当たり費用額と特定健康診査等の状況 被保険者数 (年度平均) 診療費 (入院・入院外・歯科) 調剤 食事療養費 訪問看護 補装具 柔道整復 費用額 費用額 費用額 費用額 費用額 費用額 順位 順位 順位 順位 順位 順位 (円/人) (円/人) (円/人) (円/人) (円/人) (円/人) 2,451,021 274,792 54,557 5,665 1,791 361 8,608 772,490 1 263,359 5 51,926 16 5,200 7 1,456 9 330 12 10,653 42 228,848 2 292,557 36 51,708 15 6,227 33 2,130 28 333 14 7,905 29 55,894 11 271,244 15 49,087 12 6,652 37 1,338 7 327 9 7,667 27 101,056 5 285,817 31 57,111 26 5,819 20 2,341 36 359 17 7,334 26 25,919 22 282,233 27 48,465 11 5,305 12 2,741 38 327 9 8,900 34 83,692 7 272,321 18 62,510 34 5,311 13 2,243 34 388 28 6,572 15 19,576 27 282,141 26 56,653 24 6,053 28 1,631 17 230 2 10,482 41 92,727 6 288,888 34 71,477 42 6,058 29 2,469 37 455 39 6,974 21 23,083 24 285,584 30 51,182 14 8,978 42 1,254 6 313 6 6,360 12 42,552 13 267,181 9 59,219 31 5,130 3 1,860 22 406 32 8,010 30 104,173 4 281,196 24 63,528 37 5,835 22 1,902 23 439 36 5,894 11 66,916 10 279,474 22 58,945 30 6,128 32 1,502 12 512 42 5,713 8 79,314 8 269,914 13 53,602 19 5,218 8 1,469 10 327 9 10,008 40 26,569 21 291,746 35 55,075 22 7,508 40 1,445 8 334 15 7,744 28 31,568 19 288,525 33 41,601 4 6,262 34 1,913 24 364 22 6,392 13 69,389 9 268,333 12 59,831 32 5,173 6 1,605 16 384 27 6,862 20 30,761 20 308,282 40 55,374 23 6,012 26 2,013 26 347 16 5,614 6 38,790 15 278,690 21 58,473 29 5,914 25 2,289 35 363 21 9,527 39 37,342 16 262,884 4 45,302 7 5,223 9 1,476 11 324 8 6,800 19 47,309 12 271,419 17 47,798 9 5,657 18 2,205 31 283 4 8,290 31 34,429 17 254,268 3 54,888 21 5,172 5 2,226 33 314 7 6,623 16 20,246 26 278,268 20 72,394 43 5,614 17 1,167 5 454 38 9,003 35 33,809 18 263,368 6 57,409 28 5,420 14 1,654 18 362 20 9,421 38 41,573 14 267,853 11 52,860 18 5,268 11 1,682 19 366 23 7,173 24 25,001 23 281,414 25 64,797 39 5,798 19 1,737 21 443 37 5,576 5 15,356 32 303,976 39 57,357 27 7,852 41 1,726 20 377 25 8,572 32 18,558 29 266,141 7 56,769 25 5,236 10 1,545 13 359 17 9,146 36 143,861 3 283,359 29 50,417 13 5,836 23 1,984 25 398 30 10,693 43 21,690 25 240,494 1 38,646 3 5,492 15 1,567 14 359 17 5,881 10 16,041 31 267,343 10 60,214 33 5,894 24 2,203 30 408 33 6,655 17 19,160 28 271,281 16 66,014 40 5,573 16 2,172 29 535 43 7,034 23 7,363 35 301,402 38 66,800 41 6,389 36 3,501 41 472 41 6,493 14 6,486 36 286,109 32 63,265 36 6,127 31 1,594 15 422 35 3,510 2 3,564 41 296,653 37 54,724 20 6,757 38 1,033 3 261 3 2,698 1 4,765 38 271,079 14 44,197 5 6,273 35 2,216 32 136 1 9,158 37 11,855 34 280,658 23 64,765 38 6,042 27 2,077 27 399 31 5,758 9 1,998 42 246,446 2 47,707 8 5,080 2 928 1 412 34 6,751 18 16,559 30 282,977 28 52,664 17 5,825 21 1,111 4 382 26 7,023 22 5,152 37 342,217 43 63,147 35 8,993 43 2,939 40 467 40 8,757 33 3,849 40 277,414 19 28,055 1 5,171 4 1,009 2 374 24 5,622 7 4,561 39 266,983 8 45,059 6 4,698 1 3,968 42 298 5 5,406 4 1,985 43 322,711 42 48,425 10 6,764 39 4,003 43 330 12 5,356 3 15,192 33 310,545 41 34,103 2 6,122 30 2,804 39 394 29 7,221 25 ※被保険者数~鍼灸は、平成26年度大阪府国民健康保険事業状況(速報版)に基づく。 ※特定健康診査及び特定保健指導は、平成26年度特定健康診査・特定保健指導基礎資料に基づく。 (人) 順位 あん摩 鍼灸 マッサージ 保険者名 費用額 費用額 順位 順位 (円/人) (円/人) 409 1,259 - 市 町 村 計 405 27 1,563 39 1大 阪 市 564 34 1,440 34 2堺 市 346 20 1,627 40 3 岸 和 田 市 597 37 710 13 4豊 中 市 280 15 696 10 5池 田 市 536 31 821 18 6吹 田 市 683 40 1,913 43 7泉 大 津 市 360 22 910 20 8高 槻 市 211 11 1,640 41 9貝 塚 市 178 4 1,083 26 10 守 口 市 0 1,080 25 11 枚 方 市 394 26 777 15 12 茨 木 市 664 39 1,506 38 13 八 尾 市 334 19 1,173 29 14 泉 佐 野 市 562 33 764 14 15 富 田 林 市 315 17 658 9 16 寝 屋 川 市 144 3 411 4 17 河 内 長 野 市 621 38 1,640 41 18 松 原 市 200 6 965 22 19 大 東 市 574 35 1,476 35 20 和 泉 市 0 1,205 30 21 箕 面 市 388 24 1,336 33 22 柏 原 市 384 23 926 21 23 羽 曳 野 市 251 13 1,089 27 24 門 真 市 203 9 705 12 25 摂 津 市 755 41 1,495 37 26 高 石 市 416 28 1,262 32 27 藤 井 寺 市 548 32 1,494 36 28 東 大 阪 市 178 4 778 16 29 泉 南 市 316 18 866 19 30 四 條 畷 市 513 30 704 11 31 交 野 市 298 16 305 3 32 島 本 町 592 36 425 5 33 豊 能 町 206 10 235 2 34 能 勢 町 200 6 1,251 31 35 忠 岡 町 357 21 1,110 28 36 熊 取 町 11 2 616 8 37 田 尻 町 200 6 497 7 38 阪 南 市 232 12 1,025 24 39 岬 町 497 29 1,008 23 40 太 子 町 393 25 474 6 41 河 南 町 824 42 229 1 42 千 早 赤 阪 村 263 14 790 17 43 大 阪 狭 山 市 10 特定健康診査 対象者数 受診率 順位 (人) (%) 1,553,975 29.1 461,277 20.9 43 150,592 27.2 36 34,980 27.1 37 65,371 29.7 32 17,087 43.0 3 54,939 47.2 2 12,683 34.7 18 63,669 40.8 6 14,372 32.3 25 27,228 34.9 17 69,330 32.5 24 43,797 29.6 33 51,495 28.7 34 17,007 32.9 23 20,782 35.7 13 44,373 35.6 14 21,509 41.1 5 25,393 26.1 38 23,171 31.4 29 30,083 36.9 10 22,024 36.4 12 13,302 35.4 15 22,073 37.0 9 25,422 31.4 29 15,775 31.6 28 9,960 22.7 41 11,729 35.3 16 91,457 25.8 39 12,257 33.0 22 10,371 24.2 40 12,724 31.7 27 5,265 37.7 8 4,966 48.8 1 2,528 33.7 20 3,046 27.3 35 8,108 36.8 11 1,296 33.1 21 11,269 30.8 31 3,772 22.1 42 2,557 32.3 25 3,188 42.0 4 1,547 39.2 7 10,201 34.1 19 特定保健指導 積極的支援 動機付け支援 対象者数 利用率 対象者数 利用率 順位 順位 (人) (%) (人) (%) 13,414 11.7 39,038 18.4 3,899 2.7 41 7,958 2.9 41 1,013 3.7 39 3,502 8.5 37 320 19.4 17 828 22.6 22 616 19.5 16 1,692 26.6 16 156 3.2 40 564 4.3 39 652 14.4 23 2,587 23.6 21 141 9.2 28 347 31.7 12 520 21.9 13 2,131 33.6 10 136 50.0 3 344 55.5 3 466 16.3 20 1,026 23.8 19 481 6.7 33 1,936 12.0 33 247 32.4 7 1,042 45.6 6 457 12.3 25 1,324 12.3 32 156 23.1 12 407 27.5 15 165 4.8 36 560 9.6 36 409 16.4 19 1,422 30.0 13 151 7.9 31 696 12.8 31 190 20.0 15 548 24.1 18 222 5.9 35 717 14.4 30 389 12.1 27 982 22.0 23 200 35.0 5 633 37.6 9 132 54.5 2 423 57.2 2 230 1.7 42 690 10.0 35 247 6.1 34 665 8.3 38 167 16.2 21 471 21.0 24 65 7.7 32 182 20.9 25 69 20.3 14 243 29.6 14 757 12.2 26 2,209 17.5 28 96 8.3 29 363 17.4 29 78 3.8 38 295 11.5 34 115 64.3 1 439 63.3 1 26 26.9 11 130 44.6 7 50 8.0 30 263 2.3 42 18 33.3 6 79 32.9 11 39 12.8 24 63 23.8 19 63 19.0 18 303 25.1 17 13 15.4 22 39 20.5 26 112 28.6 9 331 52.0 4 22 4.5 37 73 1.4 43 24 29.2 8 58 41.4 8 29 0.0 43 106 3.8 40 7 28.6 9 68 17.6 27 69 42.0 4 299 49.8 5