幼児期の子どもたちは、遊びを通して学びます。 その学びが小学校以降

３ 幼稚園の中の遊びと学び
幼児期の子どもたちは、遊びを通して学びます。
その学びが小学校以降の学習の力の土台となります。
幼稚園は、学校教育のはじまりです。
宝塚市立幼稚園では、遊びの中で直接的・具体的な体験を通して生きる力の基礎となる、
心情・意欲・態度を育むことを大切にしています。
遊 び の 中 の 学 び
健康な心と体
思い切り走り回って遊ぶことで体力がつく。(体力の向上)
食事の前の手洗いや着替えなど、普段の生活に必要なことができるようになる。
(基本的な生活習慣)
自立心・人とかかわる力
身の回りのことを自分でやろうとしたり、自分で考えて行動したりする。(自立心)
よいことや悪いことの区別、他者への思いやり、きまりを守ろうとする気持ちをもつ。
(社会性・道徳性)
思考力の基礎
遊びの中で、考えたり試したり工夫したりすることで思考力が伸びる。(思考力の基礎)
遊びの中でものや人を数えるなどして、数に興味をもつ。(数への興味)
言葉の獲得
友達や先生とコミュニケーションを楽しみ、次第に相手に分かるように話す。(話す力)
友達との関係が深まるにつれて相手の話に関心をもち、相手の話を理解しようとする。(聞く力)
表現力
自然などに触れる中で、感性が豊かになる。(感性)
ごっこ遊び、リズム遊び、絵をかくことなどを通して、感じたことを自由に表現する。(表現)
総合的に身に付け、小学校へ
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やってみようという気持ちが学習意欲へ
幼稚園での実体験が、教科学習の実感に
友達への思いやりや、ルールのある遊びが、友達関係の育ちに
感動する体験や体を通した遊びが、豊かな心と健やかな体を
このように、就学に向けて、幼児に様々な力が身に付くように総合的な指
導を行い、幼児の育ちを支えています。
水や土の感触を楽しむ
友達と相談しながら掘る
協力して水を流す
トンネルがつながった感動を味わう
使った道具を片付ける
一つの遊びにたくさんの
「学び」が含まれています。
我を忘れて没頭する「真
剣な遊び」を通して、友達
と共に好奇心や探究心をも
ち 、も の ご と に 取 り 組 む お
もしろさや楽しさを存分
に体験することを大切にし
ています。