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資料1
1 データカタログサイト等の質・量両面での拡充
0
データカタログサイト等の質・量両面での拡充
1.独立行政法人、公益企業等におけるオープンデータの推進
2.公開情報の質・量両面での拡充
・国際ランキングにおける特定分野のデータの更なる公開
・各府省のホームページ以外のデータも含む公開の促進
・機械判読性に適した公開データの比率の向上
・英語等、外国語コンテンツの充実
・各府省や地方公共団体のデータカタログサイトとの連携
等
3.KPIの項目や目標値の設定、見直し
・IT戦略工程表におけるKPIの見直し
・各府省毎の目標値の設定
4.国際ランキングにおける評価項目の見直しの提案
1
データカタログサイト等の質・量両面での拡充
1.独立行政法人、公益企業等におけるオープンデータの推進
2
1.独立行政法人、公益企業等におけるオープンデータの推進(1)
■独立行政法人の主なデータ公開やオープンデータの取組
項
番
所管
府省庁
独立行政法人
Webサイトによる主なデータ公開やオープンデータの取組の状況
利用規約等
1
総務省
統計センター
・オンデマンド集計に係る技術的検証等の実用化に向けた検討を実施中
・広く一般的に活用可能なミクロデータの平成27年度の作成及び提供に向け統計局が行う
検討を技術的な面から支援するため、所要の研究を実施中
一般的な利用規約
2
総務省
情報通信研究機構
・南極観測、国内電離層等のメタデータ 等 (一部有償データ有)
一般的な利用規約
3
外務省
国際協力機構
・開発途上国等における各種調査結果 (PDF)
・事業別協力実績、組織関連情報、プロジェクト情報 (XML) 等
一般的な利用規約
4
外務省
国際交流基金
・2012年度実施「日本語教育機関調査」結果 (一部有償データ有)
一般的な利用規約
5
厚生労働省
医薬基盤研究所
・事業・財務・監査・規約等の情報
政府標準利用規約(第
1.0版)
6
厚生労働省
国立がん研究センター
・死亡データ、罹患データ(全国推計値)、将来推計データ 等
一般的な利用規約
7
厚生労働省
医薬品医療機器総合機構
一般的な利用規約
8
厚生労働省
国立重度知的障害者総合
施設のぞみの園
・原薬等登録原簿(MF)公示情報を平成27年度中にオープンデータとして公開することを検
討中
・研究紀要や各種刊行物、ニュースレター、等 (PDF)
一般的な利用規約
9
農林水産省
森林総合研究所
(著作性のない数値
データ)
10
経済産業省
情報処理推進機構 他8つ
の独法
・スギゲノムデータベース:オープンデータとして公開中
・他のデータベース3件 :オープンデータとして公開することを検討中
・予算、決算、調達関連、事業報告等のデータ (Open DATA METIで公開)
CC-BY 等
11
国土交通省
住宅金融支援機構
・住宅ローン等に関する調査結果や関連情報
一般的な利用規約
12
環境省
環境再生保全機構
・石綿健康被害救済制度運用に係る統計資料(PDF)
一般的な利用規約
13
環境省
国立環境研究所
・地球環境、気候変動、成層圏オゾン、水循環・水資源、健康・化学物質、大気・水環境、
自然・生物、ごみ・リサイクル、環境と社会に係るデータベース
一般的な利用規約
平成27年3月各府省庁照会(各府省庁が所管する独立行政法人において、オープンデータに取り組んでいる例やオープンデータに関する検討事項はあるか)の結果を内閣官房IT総合戦略室で整理したもの
平成27年4月1日現在、独立行政法人は計98法人
3
1.独立行政法人、公益企業等におけるオープンデータの推進(2)
■公益企業等の主なデータ公開等の取組
分野
事業者例
Webサイトによる主なデータ公開等の取組
ニーズの高い
(と思われる)データ例
鉄道
東日本旅客鉄道(株)(JR東日本)
東京地下鉄(株)(東京メトロ)
東京急行電鉄(株)(東急電鉄)
・東京メトロがオープンデータアプリコンテストを行った他、4月以降も提供を継続することを発表
・JR東日本がアプリで提供
・公共交通のオープンデータの整備検討を目的とし、首都圏の鉄道会社、航空事業者等を中心に
公共交通オープンデータ研究会を設立
・東急電鉄は沿線情報Webサイトのうちイベント、乗降客数等のデータをCSV,XML形式で提供し、
これらを用いたアイデアソンを実施
航空
日本航空(株)(JAL)
全日本空輸(株)(ANA)
・時刻表データは公開。(オープンデータではない)
・JALとANAは公共交通オープンデータ研究会には参加
時刻表、運行情報、路線図、空港
施設情報、乗降客数、
バス
西武バス(株)
東京都交通局
・自治体がオープンデータを開始する一環として時刻表、路線情報、運行情報等をオープンデータと
して提供している事業者事例あり。(西鉄バス、つつじバス(鯖江)、草津市、埼玉県など)
時刻表、バス停情報(地図データ)
路線図、運行情報、
電気
東京電力(株)
関西電力(株)
・「でんき予報」という名称で電力使用状況を提供(CC-BY等ではない)
・各社が加盟する電気事業連合会では、自主的な取組として電力10社のデータを取り纏めて電
力関係の統計情報を6~7年前からホームページから電子的に公開。1963年まで遡及可能(沖
縄のみ1989年~)
電力使用量、発電状況、供給量、
ガス
東京ガス(株)
大阪ガス(株)
・取組の事例はなし。
水道
東京都水道局
・バス同様、自治体の取組の一環で公開している自治体あり
(名古屋市:料金表、千葉県:浄水場の水質結果データをオープンデータで公開)
道路
東日本高速道路(株)(NEXCO東日本)
首都高速道路(株)
・ルート図、渋滞情報、料金表、サービスエリア施設情報等を提供
(オープンデータではない)
空港
成田国際空港(株)
新関西国際空港(株)
・時刻表データや運行情報等は公開済。(オープンデータではない)
時刻表、運行情報、路線図、空港
施設情報、乗降客数、
放送
日本放送協会(NHK)
・経営情報等はPDFで公開(オープンデータではない)
・映像コンテンツはNHKオンデマンドで視聴可能(有料)。著作権の問題もあり、オープンデータは
困難?
契約者数、視聴データ、番組情報
通信
東日本電信電話(株)(NTT東日本)
西日本電信電話(株)(NTT西日本)
・自社では経営情報等のみ公開(オープンデータではない)
・通信データは総務省の情報通信白書等で事業者全体をひとまとめにした市場全体で公開
郵便
日本郵便(株)
・郵便番号はCSVで公開(CC-BYではない)
・郵便の取扱数等のデータは総務省の情報通信白書で公開
平成27年4月内閣官房IT総合戦略室の独自調査(調査事業含む)による
時刻表、運行情報、路線図、駅施
設情報、乗降客数、
ガス使用量、供給量、
使用量、供給量、貯水率、
ルート図、渋滞情報、料金表、サービ
スエリア施設情報、
通信(トラヒック)データ
郵便番号、郵便料金、取扱数
4
1.独立行政法人、公益企業等におけるオープンデータの推進(3)
今後のアクション(案)
・内閣官房からまたは所管府省庁を通じ、データ保有者(独立行政
法人、公益企業等)にオープンデータとしての公開を働きかけ
・データ保有者又は所管府省庁において、公開に向けた工程表の作
成等により計画的に対応
・データカタログサイトへのデータ登録も検討
5
2.公開情報の質・量両面での拡充
6
2.公開情報の質・量両面での拡充(1)
ヒアリングの実施
オープンデータを活用している関係者(企業・自治体・大学関係者など)に対して、公開支
援・利活用両ワーキンググループ合同でヒアリングを実施し、オープンデータならびにその利
活用に関する実態とニーズのヒアリングを行った。
【日時】 2015年 3月24日・27日・4月3日
【対象】 システム・IT系企業
4事業者
運輸・交通系企業(製造・サービス)
3事業者
金融・商社・コンサルタント
4事業者
団体・大学関係者
3名・団体
【内容】 各事業者・団体・大学などでのオープンデータの利活用状況
運営を通じてのオープンデータ公開・利活用に係る要望・ニーズと利用意図
その他、オープンデータ公開ならびに利活用に関する知見
7
2.公開情報の質・量両面での拡充(2)
■ヒアリングから得られた代表的ニーズ(1)
項目
住民情報
一般生活者動態
地理空間情報
道路・交通情報
国際旅客動態
概要
利用意図
 国勢調査の詳細データ(家族構成、町丁目別、郵便番号別)
 高齢者情報・買い物難民(時系列、数百人単位の細かさで)
 NA
 携帯電話会社、公共交通機関の自動改札機による
動態把握関連情報
 ポイント事業における顧客属性分析
 ナビゲーションサービスの拡充・効率
化のため
 国土交通省土地基本統計
 エリアデータ
国土地理協会11桁コード、国税調査町丁字コード、郵便番号
 学校教育における空間的思考力育成
エリアデータ、教育委員会等が指定する小中学区データ
 都市計画関連データ(区域・地下埋設物)
 空き家情報





マスタIDを付与した駅、路線、道路データ
自治体予定工事情報
機械判読可能かつ共通フォーマットでの詳細な道路規制情報
リアルタイム交通情報(公営バス、公営駐車場満空情報)
バス停の接近情報
 国土交通省国際航空旅客動態調査データ
 法務省出入国統計
年報で発表されている性年齢別・居住地別集計表を月報で
 観光庁訪日外国人観光客の購買に関する委託調査生データ
 サービス産業生産性協議会日本版顧客満足度指数調査データ
 ナビゲーションサービスの拡充・効率
化のため
 コンサルティングサービスへ活用
 社内情報として
公開支援WG・利活用推進WG合同有識者会合でのヒアリング(平成27年3/24、3/27、4/3実施)結果 および内閣官房IT室平成26年度調査事業の結果より
8
2.公開情報の質・量両面での拡充(3)
■ヒアリングから得られた代表的ニーズ(2)
項目
概要
要介護者の分布を統計化・可視化したデータ
医療情報(レセプトデータ、医薬品)
さらに細かいメッシュでの障害者データ
病院、老人保険施設、特別養護老人ホームの位置情報など
利用意図
医療・健康




防災・減災
 ハザードマップ
 下水の流入量に関するリアルタイムデータ
 NA
 公共調達情報
 公示案件入札への対応、準備など
自治体公示予定
財政・税金等
その他
 障害者雇用計画への活用
 固定資産税関連情報
 企業の財務情報・登記情報
 NA
 財務省の財政、税制度設計の際に用いている人口動態等のシミュ
レーションデータ





地方における行政、民間の双方によるイベント情報
JIS規格(大学コード等)
全国の図書館情報
日本十進分類法(NDC)
海外事業展開時に活用するため、現地の公共データ
 NA
公開支援WG・利活用推進WG合同有識者会合でのヒアリング(平成27年3/24、3/27、4/3実施)結果 および内閣官房IT室平成26年度調査事業の結果より
9
2.公開情報の質・量両面での拡充(4)
■国際ランキングにおける特定分野のデータの更なる公開分野
日本政府
e-Stat
行財政
司法・安全・環境
運輸・観光
国土・気象
人口・世帯
企業・家計・経済
教育・文化・スポーツ・生活
社会保障・衛生
国際
情報通信・科学技術
エネルギー・水
住宅・土地・建設
鉱工業
農林水産業
商業・サービス業
労働・賃金
その他
G8
G8
予算
財政と契約
選挙結果、犯罪と司法
政府の説明責任と民主主義
交通とインフラ
地図
地球観測
統計(※1)
企業
教育
健康
社会的流動性と福祉
国際開発
科学と研究
エネルギーと環境
OKF
Global Open Data Index
政府予算
政府支出
選挙結果、法令
汚染物質排出
交通時刻表
全国地図
郵便番号
国家統計(※1)
企業登記
WWWF
Open Data Barometer
詳細な政府予算
詳細な政府支出
国政選挙結果、犯罪統計
環境、法令、公共契約
公共交通時刻表
WWWF
Open Data Index
予算と支出
納税申告書と提出方法
2015/3/31時点
のデータセット数
3994
犯罪
1508
交通情報
1413
地図情報(全国レベル)
地図
1197
国家統計(※1)
企業登記
初等・中等教育の成績
統計(※1)
240
531
1191
保健・衛生
保健医療の行政
547
国際貿易
国際貿易
219
433
359
502
362
245
136
84
9
教育の業績
不動産登記
※1統計データについて:e-Statの分類それぞれに統計データが含まれる。例
えば、Global Open Data Index(OKF)では、以下のものを国家統計の対
象として評価している。
・人口統計や経済指標(GDP、失業者数/失業率、人口 等)
・集約データ(4半期毎の国全体のGDP、年次の人口 等)
政府の連絡先
e-Statの分類を基準
に、G8分類及び主要
国際ランキングの項目
を分類。
詳細は「4.国際
ランキングにおける評
価項目の見直しの
提案」の項にて説明
 今後重点的に取り組むことが望ましい分野
分野(グループ)
日本の現状
備考
司法・安全・環境
公開数はそれなりに多い(グループ別ではデータセット数2位)
複数分野が集約されているため、国際指標との単純な比較は難しい
運輸・観光
オープンデータとしての公開は進んでいないが、一方で無料サービスを主とした交通案内サービス/アプリは
多数存在している
日本においては、特に鉄道は大半が民間企業であり、国の働きかけ方は要検
討
国土・気象
国は一定の取組が進んでいるが、法令等の制約により地方公共団体での取組は十分ではない
企業・家計・経済
国際指標の対象となる企業登記は、「電気通信回線による登記情報の提供に関する法律」に基づき、
一般財団法人 民事法務協会が独占的に有料で提供している
人口・世帯
公開数はあまり多くない
より細かいメッシュのデータや、人の移動に関するデータ
10
2.公開情報の質・量両面での拡充(5)
■各府省のホームページ以外のデータも含む公開の促進
Webサイトに掲載しておらず、利用者の求めに応じて提供している情報
項
番
府省庁
データ内容
申請や
承認
備考
1
総務省
全国47都道府県別の一部事務組合等コード
不要
提供の条件について規定等無し
2
国土交通
省
気象庁が保有する、気象・地震・火山・海洋・地球環境
等に関するデータ
不要
広くニーズのあるものについては既に気象庁ホームページに掲載。
ニーズの大きくないものは求めに応じて適宜個別に提供している。
月次の航空機登録実績データ
不要
航空関係団体や報道機関等から問い合わせがあり、オープン
データ化を検討中
国立公園の区域及び公園計画図
不要
特段の条件を課すことなく、利用者から要求があれば提供してい
る。
登山者カウンターデータ(登山口等に設置した赤外線カウ
ンターのデータ)
不要
特段の条件を課すことなく、利用者から要求があれば提供してい
る。
3
4
5
環境省
平成27年3月各府省庁照会の結果を内閣官房IT総合戦略室で整理したもの
・承認が不要なものからオープンデータによる公開を働きかけ
・公開できたものはデータカタログサイトに掲載
11
2.公開情報の質・量両面での拡充(6)
■機械判読性に適した公開データの比率の向上
府省庁のWebサイトに公開されているデータファイルのデータカタログサイト登録率
カタログサイト
府省庁Web
カタログサイト
府省庁Web
カタログサイト
項番 府省庁名
pdf登録数
Pdf掲載数※
xls,xlsx登録数
xls,xlsx掲載数※
csv登録数
1 内閣官房
90
13,000
19
100
1
2 人事院
334
7,784
160
690
0
3 内閣法制局
32
208
8
19
0
4 内閣府
8,625
164,622
49
6,513
912
5 宮内庁
370
1,022
18
38
0
6 公正取引委員会
335
4,179
72
402
0
7 警察庁
1,192
9,413
716
4,809
0
8 金融庁
945
27,681
78
899
0
9 消費者庁
350
18,700
31
132
0
10 復興庁
75
8,830
7
629
0
11 総務省
3,407
164,661
648
30,901
406
12 法務省
762
19,410
650
971
0
13 外務省
687
423,694
3
9,985
0
14 財務省
2,893
188,062
627
13,476
0
15 文部科学省
1,612
99,280
9,621
9,741
0
16 厚生労働省
4,497
273,256
1,590
46,816
250
17 農林水産省
4,557
202,592
1,384
26,183
0
18 経済産業省
16,078
170,638
8,864
21,525
2,794
19 国土交通省
4,255
2,761,337
12,657
111,061
58
20 環境省
1,046
14,583
439
13,623
809
21 防衛省
699
20,307
172
1,698
0
52,841
4,439,997
37,813
291,157
5,230
カタログサイト登録率
1.2%
13.0%
3.0%
平成27年3月各府省庁Webサーバ内のデータファイル名を基に機械的に検索した結果を内閣官房IT総合戦略室の調査で補足したもの
府省庁Web
Csv掲載数※
0
54
0
33,463
0
0
0
1
618
0
2,210
0
187
22,200
2,210
45
2,696
17,269
113,002
549
0
172,304
(※内閣官房IT総合戦略室 調査方法:Googleにて、site:http://www.xxxx.go.jp/ filetype:xxx で検索)
・既存のcsv形式のデータは優先してデータカタログサイトに掲載
・PDF形式でも、Acrobatにより構造化機能を使用し、見出しや本文等を識別できるようにすれば、機械判読性はより高くなる
12
2.公開情報の質・量両面での拡充(7)
■英語等、外国語コンテンツの充実
日本語以外の言語(英語等)での公開拡大を検討しているもの
項番
府省庁
コンテンツ名称
言語
備考
1
人事院
国家公務員倫理審査会のパンフレット
英語
2015年度中に公開予定
2
警察庁
犯罪による収益の移転の危険性の程度に関する
評価書
英語
2015年度中に公開予定
3
法務省
検察改革3年間の取組-検察の理念とその実
践-
英語
2015年度初めに公開予定
4
外務省
外務省ホームページ (英語版)
英語
随時更新
5
国土交通省
株式会社海外交通・都市開発事業支援機構
法関係法令
英語
2015年度中に公開予定
6
国土交通省
500万分1 日本とその周辺(英語版)
英語
2015年度公開(現在公開中)
7
国土交通省
地理院地図100万レベルタイルデータ(ズームレ
ベル9~11)英語版
英語
2015年度中に公開予定
平成27年3月各府省庁照会の結果を基に内閣官房IT総合戦略室で整理したもの
上記に加え、以下に該当する情報は優先して英語等多言語のコンテンツの掲載を促進
・オリンピック・パラリンピックの訪日外国人に有用な情報(観光、交通等)
・対日投資や公的調達情報等日本におけるビジネスに有用な情報
・クールジャパン関連や農林水産物・食品の輸出等に係る情報
13
2.公開情報の質・量両面での拡充(8)
■データカタログサイトの機能追加・改善候補一覧

利活用の促進、利用者の利便性向上に資する機能追加・改善を優先し、システム運用を所管する総務省行
政管理局や、各関係府省庁と連携して来年度以降の実現に向けて調整を図る。
優先度
項目
カテゴリ
詳細
1 地方公共団体や原課が自らを 機能追加 地方公共団体や原課が直接データを登録できる仕組みを提供することで、地方公共団体の持つオープンデータ
を、地域を跨いでデータカタログサイトから横断検索が可能となるうえ、IT室や業者を介した登録作業のタイムラ
登録できる仕組みの整備
グが無くなり、随時データ登録が可能となる。
(※1)
2
地方公共団体との連携
(※2)
機能追加 地方公共団体のデータを、データカタログサイトから横断検索できるよう、データカタログサイト間でメタデータを自
動連携する仕組みの追加。
3
他WebサイトとのAPI連携
機能追加 e-Statや公共クラウド等、APIによりオープンデータを提供しているWebサイトとの自動連携を実装することで、
データカタログサイトの登録データ数の拡大、および観光情報に関する地方公共団体を横断した検索が可能と
なり、利用者の利便性向上につなげると共に、地方公共団体の提供しているデータの利活用を促進する。
4
利用目的アンケート取得
5
6
7
8
機能追加 データカタログサイトからダウンロード後、任意で利用目的(ビジネス利用か否か)を確認する機能の追加。
直接利用者の利便性向上につながる機能ではないが、利用者の要望を把握することで、より利活用ニーズの高
いデータ公開の取組に活用する。
登録されているデータセットやリ 機能追加 アクセスの詳細や、登録状況等を集計・表示する機能の追加。
効率的なデータ公開の促進や、企画・立案に活用する。
ソースの分析・表示機能
複数データセットの一括ダウン 機能追加 指定した複数のデータセットを一括ダウンロードできる機能の追加。
ロード機能
Global Open Data Index/Open Data Barometer等の主要な国際ランキングにおいても評価指標とさ
れているため、今後の評価向上にもつながる。
機能改善 データセットのメタデータの1つであるURLをハイパーリンク化し、直接ランディングページに遷移可能とする。
メタデータのURLリンク
全文検索・あいまい検索機能 機能改善 現状はデータセットタイトルやメタデータしか検索できないため、データの中身やコンテンツの中身も全文検索でき
るようにする。また、検索時にあいまい検索を有効とすることで、より目的のデータが検索されやすくする。
の追加
9 事例紹介ページの追加
機能追加 アプリなどの事例紹介ページを追加し、手引書等への事例追加時はデータカタログサイトへの登録も行う。
注:※1と※2は共に地方公共団体のデータをデータカタログサイトから参照できるようにする取組であるが、必ずしも同時に実現する必要はない。
■その他データカタログサイトの民間開放促進を検討(民間データへのリンク等) 14
3.KPIの項目や目標値の設定、見直し
15
3.KPIの項目や目標値の設定、見直し(1)
■IT戦略工程表におけるKPI(世界最先端IT国家創造宣言
平成26年6月改訂)
①各府省庁のオープンデータ達成状況
⇒政府標準利用規約の適用状況:本府省サイトについては100%
⇒データの公開状況:②参照
②データカタログに掲載されるデータセットの数、アクセス数・ダウンロード数
⇒データセット数:12,970(リソースは20万弱)
⇒アクセス数: 114,000/月(ページビュー数+ダウンロード数+外部リンクアクセス数)
⇒ダウンロード数:830/月(各府省のWebサイトから直接ダウンロードされた数は含まれない)
③オープンデータを活用して開発されたアプリケーションの数
⇒国のデータカタログサイトのデータを活用したアプリケーションは2種類を把握
⇒自治体のオープンデータを用いたものについては鯖江市のデータでは80超
その他自治体にも複数事例あり
16
(参考)各府省庁が管理するWebサイト全体の政府標準利用規約の適用状況
100%
100%
100%
100%
100%
100%
100%
100%
100%
本府省庁21サイトについては
100%
全て適用済
100%
100%
100%
97%
93%
89%
85%
83% ( )は適用対象サイト数
%は適用率
82%
内閣官房IT総合戦略室調べ
72%
平成27年5月27日現在
50%
内閣官房 (10)
内閣法制局 (1)
宮内庁 (2)
公正取引委員会 (2)
警察庁 (18)
金融庁 (11)
消費者庁 (1)
復興庁 (2)
総務省 (26)
外務省 (5)
財務省 (18)
文部科学省 (46)
防衛省 (269)
内閣府 (29)
農林水産省 (29)
法務省 (75)
経済産業省 (34)
環境省 (92)
厚生労働省 (104)
国土交通省 (334)
人事院 (2)
0%
20%
40%
60%
80%
100%
120%
17
(参考)データカタログサイトの現状
 データカタログサイトの現状
 5/28時点でのデータセットは13,076(リソースは約20万)
カナダはほとんどのデータが地図情報や測量結果等の
地理空間データであり、州や湖、川等の単位でデータセ
ットが分割されているため、データセット総数が多い。(
214,733件中206,916件が地理空間データ)
←日本においては、例えば航空写真は全国のデータを
閲覧できる国土地理院の「地図・空中写真閲覧サービ
ス」にリンクしているため、データカタログサイトでは単一の
データセットとして登録されており、データ数の割にデータ
セット数が少ない。(「地図・空中写真閲覧サービス」
では、約149,000枚の地図データと約1,329,000枚
の空中写真が公開されている。)
アメリカは連邦政府に加え、数十の州や地方都市と
連携しており、これらのデータセットを含む。(連邦政府
のみでは約84,000件)
←日本は国(府省庁)のデータのみ。今後、自治体
と連携すれば増加が見込まれる。
欧米主要国のデータセット数
(注:2015/2時点の調査結果を元に比較)
18
(参考)「DATA.GO.JP」における掲載データの概要
グループ別データセット数
府省庁別データセット数
(2015年5月28日時点)
グループ
(2015年5月28日時点)
データセット数
総数
言語別リソース数
13076
府省名
合計
(2015年3月31日時点)
データセット数
13076
行財政
4030
国土交通省
3211
司法・安全・環境
1532
経済産業省
1512
運輸・観光
1421
文部科学省
1331
教育・文化・スポーツ・生活
1213
厚生労働省
1103
国土・気象
1196
環境省
1035
社会保障・衛生
547
内閣府
812
企業・家計・経済
531
総務省
748
住宅・土地・建設
502
財務省
745
情報通信・科学技術
440
法務省
556
鉱工業
362
農林水産省
536
エネルギー・水
360
警察庁
407
人口・世帯
246
防衛省
287
農林水産業
245
金融庁
154
国際
221
公正取引委員会
130
商業・サービス業
136
人事院
124
外務省
123
宮内庁
93
内閣官房
64
消費者庁
57
内閣法制局
37
復興庁
11
労働・賃金
84
その他
10
※グループには政府統計の総合窓口
e-Statで使用されている分類を使用
形式別リソース数
言語
総数
日本語
英語
その他
(2015年3月31日時点)
リソース数
199205
191695
7411
99
フォーマット
総数
リソース数
199205
html
95859
pdf
52841
xls/xlsx
37813
csv
5230
zip
2629
xml
1641
jpeg
1589
txt
kmz
doc/docx
exe
kml
gif
tiff
epub
lzh
mp3
png
その他
291
196
159
155
116
95
94
77
75
82
55
208
19
(参考)データカタログサイトのアクセス数とダウンロード数
ページビュー数の推
移
DATA.GO.JPからのダウンロードされた回数の推移
(ダウンロード数上位50のリソースの合計)
ページビュー数とダウンロード数(注)は減少傾向
データセット数は増加しているが、ダウンロード数は減少傾向
(ただし4月は回復傾向)
ダウンロードされたデータの大半は、IT戦略本部のサイトに掲載されている
オープンデータに関するガイドラインや会議資料など
注:DATA.GO.JP のダウンロードボタンからダウンロードされた数。府省庁のWebサイトからダウンロードされた数は含まない。
20
3.KPIの項目や目標値の設定、見直し(2)
■データカタログサイトについて各府省に設定する目標(案)
項
番
1
2
3
目標
内容
各府省庁のWebサイトに掲載
機械判読性の高いファイル しているデータのうち、Excelファ
形式の登録率の向上
イル(xls,xlsx)とCSVの登
録率を上げる。
明確な理由が無くライセンスID
CC-BYライセンスの採用率 が未設定もしくは政府標準利
の向上
用規約が採用されているものは
CC-BYに変更する。
英語データの比率向上
設定値(案)
備考
2015年度末までに、
公開済みデータの
20%以上を目標と
する。
公開済みデータのた
め、メタデータさえ書
けばすぐに登録でき
る。
2015年度末までに、 変更できないものは
特に理由が無いもの 全て理由を明記す
を0とする。
る。
2015年度末までに、
現状の3.9%から
まずは既存の英語
既存の英語データならびに今後
10%以上とするか、
データの登録から着
英語化するデータを積極的に
もしくは英語データ数
手。
登録する。
を前年度比60%増
とする。
21
3.KPIの項目や目標値の設定、見直し(3)
目標1:機械判読性の高いファイル形式の登録率の向上
Excelファイルとcsvファイルについて、府省庁Webサイトに掲載されているデータ数の約20%を
平成27年度末までにデータカタログ登録することを目標とする。
但し、表中の「掲載数」については、その内容や数に精査が必要であり、また府省庁ごとに負荷が異なるので、実際は府省庁自身が目標数値を決める。
(-:既に達成のもの)
府省Web
カタログサイト
H27末の
府省Web
カタログサイト
H27末の
項番 府省庁名
Excel掲載数
Excel登録数
登録数(目標)
csv掲載数
csv登録数
登録数(目標)
1 内閣官房
100
19
20
0
1
ー
2 人事院
690
160
ー
54
0
11
3 内閣法制局
19
8
ー
0
0
ー
4 内閣府
6,513
49
1,303
33,463
912
6,693
5 宮内庁
38
18
ー
0
0
ー
6 公正取引委員会
402
72
81
0
0
ー
7 警察庁
4,809
716
962
0
0
ー
8 金融庁
899
78
180
1
0
1
9 消費者庁
132
31
ー
618
0
124
10 復興庁
629
7
126
0
0
ー
11 総務省
30,901
648
6,181
2,210
406
442
12 法務省
971
650
ー
0
0
ー
13 外務省
9,985
3
2,000
187
0
38
14 財務省
4,422
627
885
0
0
ー
15 文部科学省
9,741
9,621
ー
2,210
0
442
16 厚生労働省
46,816
1,590
9,364
45
250
ー
17 農林水産省
26,183
1,384
5,237
2,696
0
540
18 経済産業省
21,525
8,864
ー
17,269
2,794
3,454
19 国土交通省
111,061
12,657
22,213
113,002
58
22,601
20 環境省
13,623
439
2,725
549
809
ー
21 防衛省
1,698
172
340
0
0
ー
計
291,157 37,813(13.0%) 70,969(24.3%)
172,304 5,230(3.0%) 35,406(20.5%)
22
3.KPIの項目や目標値の設定、見直し(4)
目標2:CC-BYライセンスの採用率の向上
■CC-BYのライセンスが設定されているリソースの内訳(2015年5月20日時点)
行財政
住宅・土地・
建設
国土・気象
国土交通省
0
経済産業省
0
文部科学省
0
労働・賃金
合計
6
0
0
0
0
2210
19
0
0
0
0
0
19
0
0
13
2
0
0
15
23
0
0
0
0
0
12
35
総務省
165
0
0
19
0
0
0
184
法務省
0
0
0
0
0 ※6 18
0
18
188
2223
6
32
12
2481
厚生労働省
※1
2204
情報通信・科
エネルギー・水 国際
学技術
※2
※3
※4
※5
2
18
※7
※該当無しの府省・グループは割愛
※1~7の内訳は以下の通りであり、関係省庁と個別に対応を検討中。
※1:政府標準利用規約となっている。全て職業安定局のデータ。
※2:国以外の組織が作成した会議資料であり国以外が権利を所有するため。
※3:同様データの別月のものはCC-BYとなっている。
※4:全て国以外のものが権利を有するデータ。
※5:他組織作成図表等を引用しているデータ。
※6:全て国以外のものが権利を有するデータ。
※7:特定1データセットのみ政府標準利用規約とされている。
データカタログサイト登録データ
について、理由が明確なものを
除き、CC-BYを採用する。
23
3.KPIの項目や目標値の設定、見直し(5)
目標3:英語データの比率向上
日本語
英語
それ以外
英語比率
国土交通省
22814
533
51
2.3%
経済産業省
30411
3
0
0.0%
文部科学省
14374
100
40
0.7%
厚生労働省
7845
36
0
0.5%
環境省
6738
1812
0
21.2%
内閣府
42875
638
0
1.5%
財務省
6016
0
0
0.0%
総務省
15452
166
0
1.1%
9425
86
2
0.9%
法務省
11880
3573
3
23.1%
警察庁
2381
43
0
1.8%
防衛省
1060
10
2
0.9%
金融庁
1254
0
0
0.0%
公正取引委員会
4753
7
0
0.1%
人事院
7648
0
1
0.0%
外務省
4620
390
0
7.8%
宮内庁
463
0
0
0.0%
内閣官房
153
13
0
7.8%
消費者庁
1158
1
0
0.1%
287
0
0
0.0%
88
0
0
0.0%
農林水産省
内閣法制局
復興庁
データカタログサイトの登録
データについて
英語データの比率
10%以上とするか、英語
データ数を前年度比60%
増とするかのいずれかを目
標とする。
 データカタログサイトに登録された言語別リソース数
(登録数は2015年3月31日時点)
24
4.国際ランキングにおける評価項目の見直しの提案
25
4.国際ランキングにおける評価項目の見直しの提案(1)
■オープンデータに関する主な国際ランキングと日本の順位
(Global) Open Data Index
実施組織
Open Knowledge
※2004年に設立。英国に本部を持
ち、世界でオープンデータの取組
を進める非営利民間団体。日本支
部がOpen Knowledge
Foundation Japan(略称OKFJ)。
Open Data Barometer
Open Data Index
World Wide Web Foundation
(ワールド・ワイド・ウェブ財団)
World Wide Web Foundation
(ワールド・ワイド・ウェブ財団)
※Webの生みの親であるティム・
バーナーズ=リーが2009年に設立し
た、インターネットの利用を促進す
る国際団体
※左に同じ
日本の順位
19位(2014年)
19位(2015年)
19位(2012年)
【参考】
ベスト3の国名
【参考】
1位:英国
2位:デンマーク
3位:フィンランド
【参考】
1位:英国
2位:米国
3位:スウェーデン
【参考】
1位:米国
2位:メキシコ
3位:シンガポール
評価の主な基準
○特定の10分野のWeb公開の状況
○オープンライセンスの使用状況
○データの機械判読性の高さ
○無料かどうか
○更新されているか
等
○特定の15分野のWeb公開の状況
○オープンデータに関する体制
○オープンデータの経済的・社会的
効果等
○特定の10分野のWeb公開の状況
○オープンライセンスの使用状況
○データの機械判読性の高さ
○オープンデータ戦略の有無
○オープンデータを活用したサービ
ス等の状況
Web Indexとしては継続しており、最
新の2014年で日本は19位。当ランキ
ングはWeb Indexからオープンデータ
に関する項目を抽出したもの。
26
(参考)国際ランキングにおける評価指標
Global Open Data Indexの評価指標を元に、Open Data Barometer及びOpen Data Index
の評価指標を対応付け。
Global Open Data
Index(OKF)
機械判読性
ライセンス
データ有無
電子データ
無償
一括ダウンロード
適切な更新
自由アクセス
オンラインアクセス
Open Data
Barometer(WWWF)
機械判読性
ライセンス
データ有無
電子データ
無償
一括ダウンロード
適切な更新
Open Data
Index(WWWF)
当ランキングは今後引用される
可能性が低いため参考
機械判読性
ライセンス
これらは主要な2つの
ランキングで共通の評
価指標となっている
継続性
探しやすさ
Linked Data
主要な国際ランキングで共通に採用されて
いる7つの指標については、特定分野の
データに関する評価指標として一般的な項
目と考えられる。
機械判読性
一括ダウンロード
適切な更新
データ有無
電子データ
無償
ライセンス
27
(参考)国際ランキングへの対応方針検討:OKF:Open Data Indexでの評価向上策(案)
OKFのOpen Data Indexの評価向上を狙う場合、以下2つのパターンで取り組むことが効果的であると考えられる。
① (縦軸:カテゴリ)評価の低い分類で、取り組みやすいところから重点的に取り組む
⇒政府支出 等
② (横軸:評価指標)低評価の多い評価指標について、改善に取り組む
⇒オープンライセンス:政府標準利用規約を見直す(CC-BY互換など)。また、DATA.GO.JP経由で確認するよう評価
実施者に働き掛ける(DATA.GO.JPでは大半がCC-BYとして登録されている)
⇒公開済み・未公開に関らず機械判読性の高いデータや、白書等で使用しているローデータを、CSV等で公開する
カテゴリ(和
訳)
e-Statグループ
Postcodes /
Zipcodes
郵便番号
1_国土・気象
○
○
○
○
○
○
○
○
○
100
Legislation
法令
14_司法・安全・環
境
○
○
○
○
○
×
×
○
○
75
e-Govの法令検索
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi
Pollutant Emissions
汚染物質排 14_司法・安全・環
出
境
○
○
○
○
○
○
○
×
○
70
(独法)国立環境研究所の環境数値データベース
http://www.nies.go.jp/igreen/index.html
Government
Spending
政府支出
13_行財政
○
○
×
×
×
×
×
×
×
10N/A
National Map
全国地図
1_国土・気象
○
○
○
○
○
○
○
×
○
70
Election Results
選挙結果
13_行財政
○
○
○
○
○
○
○
×
○
総務省HPの選挙関連資料
70http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/data/shugiin4
6/index.html
Government
Budget
政府予算
13_行財政
○
○
○
○
○
○
○
×
○
14_司法・安全・環
境
○
○
○
○
○
○
○
×
○
70
e-Stat
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/eStatTopPortalE.do
○
○
○
○
○
×
×
×
○
45
JR東海HPの東海道・山陽新幹線時刻表
http://english.jr-central.co.jp/info/timetable/
○
○
○
×
○
×
×
×
○
30
一般財団法人 民事法務協会の登記情報提供サービス
http://www.touki.or.jp/
National Statistics 国家統計
Transport
Timetables
交通時刻表 10_運輸・観光
Company Register 企業登記
7_企業・家計・経
済
データ 電子 自由ア
無償
有無 データ クセス
オンライ
一括ダ オープ
機械判
適切な スコア
ンアクセ
ウンローンライセ
評価対象とされたWebサイト等)
読性
更新 (2014)
ス
ド
ンス
カテゴリ
①の取組対象
JP公式サイト
http://www.post.japanpost.jp/zipcode/download.html
国土地理院の基盤地図情報サイト
http://www.gsi.go.jp/kiban/index.html?link_id=linkB01
e-Statの財政統計
②の取組対象
http://www.e-
70stat.go.jp/SG1/estat/GL08020101.do?_toGL08020101_&tstatCo
de=000001013484&requestSender=dsearch
28
(参考)Open Data Barometer by WWWFでの評価
詳細は右記を参照 http://opendatabarometer.org/report/analysis/rankings.html
データセット詳細
計算スコア(各
bAvailabl cMachine
ハンドブックの説明
isOpen aExists
dBulk
eFree
(ハンドブック記載)
項目の積算値)
e
Readable
地図情報(全国レベル) 250,000分の1以上の地図であること
80
0
5
10
15
15
不動産登記
土地所有者情報(不動産登記情報)
5
0
5
0
0
0
人口統計や経済指標などのキーとなる統計。
(例:GDP、失業率、人口、等)
オープンデータとしての要件(更新や機械
国家統計
80
0
5
10
15
15
例えば年度ごとの人口や、四半期ごとのGDPなど集約されたものでも
判読性、無料提供等)を満たしていない
よい。
部局単位などの高レベルでの政府予算(支出ではないので、実際に
詳細な政府予算
80
0
5
10
15
15
掛かった経費ではない)
取引単位、月次の特定項目単位での政府支出の過去の実際の経
費。一般的に100万ドルまたは10万ドル以下単位レベル。イギリスで
詳細な政府支出
5
0
5
0
0
0
は25000ポンド(≒450万円)以上の支出をオープンデータとして公開
している。
登録されている企業名や法人ID、住所等。財務情報やバランスシー
企業登記
15
0
5
10
0
0
トは不要。
法令
国の法律。法律全てか、一部のみかを確認すること。
15
0
5
10
0
0
公共交通(鉄道およびバス。JRは民間企業だが対象?対象
公共交通時刻表
外?)の時刻表。全国レベルが無い場合は首都(この場合東京都
15
0
5
10
0
0
交通局ということか?)で評価。
国際貿易
特定項目の輸出入の詳細、他国との輸出入バランス
65
0
5
10
15
0
保健・衛生
健康管理システム全体や、特定サービスのパフォーマンス指標として
使用可能な行政データの統計。例えば
・ワクチンレベル
・健康管理のレベル
・特定グループにおける健康管理結
・医療サービスにおける患者の満足度
など。
国レベルでの教育システムの実績については、国民の幸福にとって意
味のある影響がある。
教育システム全体や、特定サービスのパフォーマンス指標として使用
可能な行政データの統計。例えば
初等・中等教育の成績
・国のテストにおける生徒のスコア
・学校ごとの?出席率
・先生ごとの?出席率
など。
犯罪統計
環境
国政選挙結果
公共契約
80
0
5
10
15
15
15
0
0
0
hSustain iDiscover
jLinked
able
able
10
5
5
0
0
0
0
0
15
0
10
5
5
0
15
0
10
5
5
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
15
0
10
5
5
0
15
0
10
5
5
0
fLicense gUpdated
オープンライセンスと
して認められない
80
0
5
10
犯罪単位の年次報告 and/or 詳細な犯罪レポート。
犯罪単位のリアルタイムデータを元に犯罪マップを作っている(もしくは
95
1
5
10
オープンデータとしての要件(更新や機械
作成を許可している)・・・とか??
炭素排出量や汚染物質(一酸化炭素や窒素化合物、その他特定
判読性、無料提供等)を満たしていない
65
0
5
10
物質)排出のデータや森林伐採のデータなど。
過去10年の選挙区ごと、地域ごとの選挙結果。
80
0
5
10
政府の契約の詳細。特定府省だけではなく、府省横断で集約されて
10
0
5
10
いる調達情報。
15
15
15
0
10
5
5
0
15
15
15
15
10
5
5
0
15
15
15
0
-5
5
5
0
15
15
15
0
10
5
5
0
0
0
0
0
-5
0
0
0
4.国際ランキングにおける評価項目の見直しの提案(2)
■主要な国際ランキングにおいて評価対象となるデータ分類
データカタログサイトにおける主な分類
主要な国際ランキングの分類
グループ(e-Statの分類)
(17分類)※
G8の重要カテゴリ
(16分類)※
Global Open Data
Index(10分類)
Open Data
Barometer(15分類)
Open Data Index
(10分類)
e-Statで使用している分類。
DATA.GO.JPでは設定が必
須。つまり、全てのデータセット
が必ずいずれかに分類される。
G8重要データ分類(キー・デー
タセット、ハイバリュー・データセッ
トを元に整理した16分類)。
DATA.GO.JPではオプションで
あり、全ゼータセットに付与され
てはいない。
OKFのGlobal Open Data
Indexの評価対象データの分
類。
各分類において、評価対象と
なるサイトのURLも公開されて
いる。
WWWFのOpen Data
Barometerの評価対象デー
タの分類。
各分類において、評価対象と
なるサイトのURLが公開されて
いない。
WWWFのOpen Data
Indexの評価対象データの分
類。
不定期で実施され、2012年
を最後に実施されていない。
分類
分類
分類
分類
分類
国土・気象
人口・世帯
労働・賃金
農林水産業
鉱工業
商業・サービス業
企業・家計・経済
住宅・土地・建設
エネルギー・水
運輸・観光
情報通信・科学技術
教育・文化・スポーツ・生活
行財政
司法・安全・環境
社会保障・衛生
国際
その他
統計
地図
選挙結果
予算
企業
犯罪と司法
地球観測
教育
エネルギーと環境
財政と契約
国際開発
政府の説明責任と民主主義
健康
科学と研究
社会的流動性と福祉
交通とインフラ
郵便番号
法令
汚染物質排出
政府支出
全国地図
選挙結果
政府予算
国家統計
交通時刻表
企業登記
地図情報(全国レベル)
不動産登記
国家統計
詳細な政府予算
詳細な政府支出
企業登記
法令
公共交通時刻表
国際貿易
保健・衛生
初等・中等教育の成績
犯罪統計
環境
国政選挙結果
公共契約
国際貿易
予算と支出
保健医療の行政
教育の業績
交通情報
統計
地図
納税申告書と提出方法
政府の連絡先
犯罪
※データカタログサイトではこれら以外に、「行政情報の電子的提供に関する基本的考え方(指針)記載のカテゴリー」や「電子行政アクションプランにおける業務分類」、
「電子行政オープンデータ推進のためのロードマップにおける重点分野」などの分類もあるが、G8重要カテゴリ同様に必須設定項目ではないため、データカタログサイトの状況を
把握するには必須項目であるe-Statの分類が最も網羅性が高い。
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4.国際ランキングにおける評価項目の見直しの提案(3)
■主要な国際ランキングにおけるデータ分類の対応
日本政府
e-Stat
行財政
司法・安全・環境
運輸・観光
国土・気象
人口・世帯
企業・家計・経済
教育・文化・スポーツ・生活
社会保障・衛生
国際
情報通信・科学技術
エネルギー・水
住宅・土地・建設
鉱工業
農林水産業
商業・サービス業
労働・賃金
その他
G8
G8
予算
財政と契約
選挙結果、犯罪と司法
政府の説明責任と民主主義
交通とインフラ
地図
地球観測
統計(※1)
企業
教育
健康
社会的流動性と福祉
国際開発
科学と研究
エネルギーと環境
OKF
Global Open Data Index
政府予算
政府支出
選挙結果、法令
汚染物質排出
交通時刻表
全国地図
郵便番号
国家統計(※1)
企業登記
e-Statの分類を基準に、G8分類及び
主要国際ランキングの項目を分類。
WWWF
Open Data Barometer
詳細な政府予算
詳細な政府支出
国政選挙結果、犯罪統計
環境、法令、公共契約
公共交通時刻表
WWWF
Open Data Index
予算と支出
納税申告書と提出方法
20153/31時点
のデータセット数
3994
犯罪
1508
交通情報
1413
地図情報(全国レベル)
地図
1197
国家統計(※1)
企業登記
初等・中等教育の成績
統計(※1)
240
531
1191
保健・衛生
保健医療の行政
547
国際貿易
国際貿易
219
433
359
502
362
245
136
84
9
教育の業績
不動産登記
政府の連絡先
※1 統計データについて:e-Statの分類それぞれに統計データが含まれる。ここでは統計を暫定的に「人口・世帯」のデータとして対応させている。
例えば、Global Open Data Index(OKF)では、以下のものを国家統計の対象として評価している。
・人口統計や経済指標(GDP、失業者数/失業率、人口 等)
・集約データ(4半期毎の国全体のGDP、年次の人口 等)
31
4.国際ランキングにおける評価項目の見直しの提案(4)
1.各指標の評価対象となっているが日本での公開数が少ない分野については、重点的に公開を進める
分野(グループ)
日本の現状
備考
司法・安全・環境
公開数はそれなりに多い(グループ別ではデータセット数2位)
複数分野が集約されているため、国際指標との単純な
比較は難しい
運輸・観光
オープンデータとしての公開は進んでいないが、一方で無料サービスを主とした交通案内
サービス/アプリは多数存在している
日本においては、特に鉄道は大半が民間企業であり、
国の働きかけ方は要検討
国土・気象
国は一定の取組が進んでいるが、法令等の制約により地方公共団体での取組は十分
ではない
企業・家計・経済
国際指標の対象となる企業登記は、「電気通信回線による登記情報の提供に関する
法律」に基づき、一般財団法人 民事法務協会が独占的に有料で提供している
人口・世帯
公開数はあまり多くない
より細かいメッシュのデータや、人の移動に関するデータ
2.日本での公開数は多いものの国際指標で評価対象となっていない分野について、評価対象に含めてもらうよう、実
施団体へ働きかけ
分野
具体的な内容
理由
司法・安全・環境
国土・気象
防災・減災に関する分野
日本では自治体を含めオープンデータ化が進んでいる
人口・世帯
社会保障・衛生
教育・文化・スポーツ
高齢者に関する情報
日本は先進国の中で最も高齢化が進んでおり、日本の強
みとなりうる。他国も将来的な高齢化は避けられず、世界共
通の社会課題に関する分野として含めることが望ましい。
自治体の取組状況
自治体のオープンデータ実施率など
Open Data Censusの評価指標を参考にする
日本は自治体の方が先行していた。Open Data Census
では一部自治体のみが取り上げられているのみ
教育・文化・スポーツ
教育に関する情報
日本では一定の公開が進んでいるが、Global Open
Data Indexでは評価対象外
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