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政令第三百 四 十九号 労働安全衛生法施行令等の一部を改正する政令

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政令第三百 四 十九号 労働安全衛生法施行令等の一部を改正する政令
政令第三百四十九号
労働安全衛生法施行令等の一部を改正する政令
内閣は、労働安全衛生法(昭和四十七年法律第五十七号)第十四条、第三十一条の二、第五十五条、第五
十 七 条第 一 項 、 第 六 十五 条第 一 項 、 第 六 十六 条第 二 項 、 第 六 十 七 条第 一 項 及 び 第 百 十三 条の 規定に 基 づき 、
この政令を 制定する。
労働安全衛生法施行令(昭和四十七年政令第三百十八号)の一部を次のように改正する。
(労働安全衛生法施行令の一部改正)
第一条
ニツケル化合物(次号に掲げる物を除き 、粉状の物に限 る。)
第十八条中第十号を削り、第十号の二を 第十号とし、第二十四号の次に次の一号を加える。
二十四の二
ひ
砒 素及 び そ の 化 合 物 (ア ル シ ン 及 び 砒 化 ガリ ウ ムを 除 く 。 )
ひ
第十八条第二十八号の二の次に次の一号を 加える。
二十八の三
第二十二条第一項第三号中「石綿等を取り扱う業務又は」を削り、「第十六条第一項各号に掲げる物」
の下に 「(同項第四 号に掲 げる物及び同項第九号に掲げる物で 同項第四号に係るものを除く。)」を、「
使用する業務」の下に「又は石綿等の取扱い若しくは試験研究のための製造に伴い石綿の粉じんを発散す
る場所における 業務」を 加え 、同 条第 二項中「又は取り扱う」を「若しくは取り扱う」に 、「第十七号」
を 「第 十 六 号」 に 改 め、 「 除 く。 )」 の 下 に 「又は 石 綿等の 製造 若し く は取扱 い に伴 い石 綿の 粉じ んを発
散す る場 所にお け る業務」を 加え 、 第一号の 二を 削り 、第一号の三を第 一号の 二 とし、第 十五号を 削り、
ニツケル化合物(次号に掲げる物を除き、粉状の物に限る。)
第十六号を第十五号とし、第十七号を第十六号とし、同号の次に次の一号を加える。
十七
ひ
砒素及びその化合物(アルシン及び砒化ガリウムを除く。)
ひ
第二十二条第二項第十九号の次に次の一号を加える。
十九の二
第二十二条第二項第二十三号中「若しくは第一号の三」及び「、第一号の二に掲げる物をその重量の〇
・一パーセントを超えて 含有し」を削る。
を次の ように改める。
石綿等の 製造又は 取扱いに 伴い石綿の粉じんを発散す る場所における業務
第二十三条第十一号を次のように改める。
十一
別表第三第二号
15
削除
に掲げる物を除き、粉状の物に限る。)
の次に次のように加える。
ニツケル化合物(
別表第三第二号
の2
の次に次のように加える。
ひ
砒素及びその化合物(アルシン及び砒化ガリウムを除く。)
ひ
別表第三第二号
三
労働安全衛生 法施行 令の一部を改正す る政令( 平成十八 年政令第 二百五十七号)の 一部を次のよう
度 の 流 体で あ る 物 又 は 次 に 掲 げ る 物で あ って 、 三 百 度 以 上 四 百 度 未 満の 温 度 の 流 体で ある も の を 取 り
石 綿 を 含 有 す る グラ ン ド パッ キン で あ って 、既 存 化 学 工 業 施 設 の 設 備 の 接 合 部 分 ( 四 百 度 以 上 の 温
と し 、 チ を ハ と し 、 リ か ら ワ まで を 削 り 、同 条第三号を次の よ うに改める。
る 物 」 を 削 り 、 同 号 ハ 及 び ニ を 削 り 、 同 条 第 二 号 中 イ か ら ニ まで を 削 り 、 ホ を イ と し 、 ヘ を 削 り 、 ト を ロ
附 則 第 三 条 第 一 号 イ 中 「 百 度 」 を 「 二 百 度 」 に 改 め 、 「 又 は ゲ ー ジ 圧 力 三 メ ガ パ ス カ ル 以 上 の 流 体で あ
に改正する。
第二条
(労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令の一部改正)
の2
24
23
27
15
23
27
ロ
イ
硫酸及びその塩
硝酸及びその塩
亜硝酸及びその塩
扱う部分に限る。)に使用されるもの
ハ
則
附則第三条中第四号を削り、第五号を第四号とし、第六号を第五号とする。
附
こ の 政令は 、 平成二 十 一年四 月 一日から施行す る。ただ し 、次の 各号に掲 げる規定は、当該各号に
(施行期日)
第一条
定める日から施行する。
第二条の規定(次号に掲げる改正規定を除く。)
平成二十年十二月一日
一
第二条中労働安全衛生法施行令の一部を 改正する政令(平成十八年政令第二百五十七号)附則第三条
平成二十一年一月一日
二
第一号イの改正規定(「百度」を 「二百度」に改める部分に限る。)
(経過措置)
第二条
事業者は、第一条の規定による改正後の労働安全衛生法施行令(以下「新令」という。)第六条第
十八号に掲げる作業(第一条の規定による改正前の労働安全衛生法施行令(以下「旧令」という。)第六
条 第 十 八 号 に 掲 げ る 作 業 に 該 当 す る も の を 除 く 。 ) に つ いて は 、 平 成 二 十 三 年 三 月 三 十 一 日 まで の 間 は 、
次 に 掲 げ る 物で あ っ て 、 こ の 政 令 の 施 行 の 日 に お いて 現 に 存 す る も の に つ いて は 、 平 成 二 十 一 年 九
当該作業の作業主任者を選任することを要しない。
第三条
一
新令 第十八条第二十八号の 三に掲げ る物 (旧令第 十八条第 十号に掲げる物に該当するものを除く。)
新令第十八条第二十四号の二に掲げる物
月 三 十 日 まで の 間は 、労 働 安 全 衛 生 法 第 五 十 七 条 第 一 項の 規 定は 、 適 用 し な い 。
二
新令第十八条第三十九号に掲げる物で 、前二号に掲げる物を含有するもの
事業者は 、新令第二十一条第七号に掲げる作業場(旧令第二十一条第七号に掲げる作業場に該当す
三
第四条
次 に掲げ る 物のうち 、 附則 第 一 条第一号に定める日(第一号に該当する物にあって は 、同 条第二号
る もの を 除 く。 ) に つ いて は 、 平 成 二 十 二 年 三 月 三 十 一 日 まで の 間 は 、 作 業 環 境 測 定 を 行 う こ と を 要 し な
い。
第五条
に 定 め る 日 ) に お いて 現 に 使 用 され て いる も の に つ いて は 、 同 日 以 後引き 続き 使 用 されて い る 間 は 、 労 働
旧改正令附則第三条第三号に掲げる物
体で あ るものを 取り扱 う 部分に限 る。)に 使 用され る ものを 除 く。)
温 度 の 流 体で あ る 物 又 は 同 号 ホ 、 ト 若 し く は チ に 掲 げ る 物で あ って 、 三 百 度 以 上 四 百 度 未 満の 温 度 の 流
旧改正令附則第三条第二号に掲げる物(化学工業の用に供する施設の設備の接合部分(四百度以上の
るもの又は同号ハ若しくはニに該当する物に限る。)
設 備 の 接 合 部 分 (ゲ ー ジ 圧 力 三 メ ガ パ ス カ ル 以 上 の 流 体で あ る 物 を 取 り 扱 う 部 分 に 限 る 。 ) に 使 用 され
旧改正令 附則 第三 条第 一号 に掲 げる物(同号イに該当する物で あって 、化学 工業の用に供する施設の
り扱う部分に限る。)に使用されるものに限る。)
る 施 設 の 設 備 ( 配 管を 含 む 。 以 下 同 じ 。 ) の 接 合 部 分 (百 度 以 上 二百 度 未 満の 温 度 の 流 体で あ る 物 を 取
改正 令 」 と いう 。 ) 附則 第 三 条第 一 号 に掲 げる物 ( 同 号イに 該 当す る 物で あ って 、化学 工 業の用 に 供す
第二条の規定による改正前の労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令(以下この条において 「旧
安全衛生法第五十五条の規定は、適用しない。
一
二
三
四
若しくは
に 掲 げ る 物で あ って 、
旧 改 正 令 附 則 第 三 条 第 四 号 に 掲 げ る 物 ( 同 号 イ に 該 当 す る 物で あ って 、化 学 工 業 の 用 に 供 す る 施 設 の
、
(4)
前条の規定により労働安全衛生法第五十五条の規定が適用されない物に対する労働安全衛生法施行
附則第一条各号に掲げる規定の施行前にした行為及び前 条の規定によりなお従前の例によることと
労 働安全 衛生法施行令の一部を 改正する政令附則第四条第二項の規定によりなおその効力を有する
ものとされる同令による改正前の労働安全衛生法施行令の一部を次のように改正する。
第八条
(労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令による改正前の労働安全衛生法施行令の一部改正)
お従前の例による。
さ れ る 場 合 に お け る 附 則 第 一 条 各 号 に 掲 げる 規 定 の 施 行 後 に し た 行 為 に 対 す る 罰 則 の 適 用 に つ いて は 、な
第七条
(罰則の適用に関する経過措置)
正 前 の 労 働 安 全 衛 生 法 施 行 令 第 十 八 条 及 び 別 表 第 九 の 規 定 の 適 用 に つ いて は 、 な お 従 前 の 例 に よ る 。
令の 一部を改正す る政令 附則第四 条第二項の規定によりなおその効力を 有するものとされ る同令に よる改
第六条
五
設 備 の 接 合 部 分 ( 四 百 度 以 上 の 温 度 の 流 体で あ る 物 又 は 同 号 イ
(3)
三 百 度 以 上四 百 度 未 満の 温 度の 流 体で あ る もの を 取 り扱 う 部 分に 限 る 。 )に 使 用 され る ものを 除 く 。 )
(1)
第二十 二条第一項第三号 中「物を 製造し、若しくは取り扱う」を 「物の製造若しくは取扱いに伴 い同号
イに掲げる物の粉じんを発散する場所における」に改める。
理
由
労 働 者 の 健 康 障 害 を 防止 す る た め 、ニ ッケ ル 化 合物 等を 製 造 し 、 又 は 取 り 扱 う 屋 内 作 業 場 に つ いて 、 作 業
環 境 測 定を 行わ な け れ ば な ら な い こ と と す る と と も に 、 代 替 が 困 難で あ る こ と か ら 経 過 措 置 の 対 象 と な って
い た 一 部 の 石 綿 含 有 製 品 の う ち 代 替 が 可能 と な っ た も の に つ いて 製 造 等 を 禁 止 す る 等の 必 要 が あ る か らで あ
る。
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