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補足質疑(PDF:165KB)

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補足質疑(PDF:165KB)
第3回北部地域医療連携部会に関するQ&A(補足質疑)
これは、部会開催日以降に県に寄せられたご質問等に対し、事務局の見解をお示し
するものです。
Q
経営収支予測の前提としている入院患者数と外来患者数はどのくらいか。
A
適切な役割分担に基づき医療提供体制を整備し、さらに経営統合又は高度な
医療連携を行ったと仮定した場合の市川三郷町立病院と社会保険鰍沢病院の年
間延べ入院患者数及び外来患者数の推計値は次のとおりです。
単位:人
病院
市川三郷町立病院
種別
入院
病床区分
H22
一般病床
療養病床
外来
社会保険鰍沢病院
入院
一般病床
一般(急性期)病床
外来
Q
H26
H31
20,078
11,680
12,410
H36
13,140
0
11,680
12,410
13,140
68,706
82,447
96,188
109,930
21,559
44,968
15,768
16,754
0
0
31,025
32,850
67,501
81,001
94,501
108,002
医業収益推計の際に用いている病床利用率は過大な設定となっているのでは
ないか。
A
適切な役割分担に基づき医療提供体制を整備し、さらに経営統合又は高度な
医療連携を行ったと仮定した場合の市川三郷町立病院と社会保険鰍沢病院の病
床利用率は、平成26年度に80%、平成31年度に85%(急性期一般病床
は80%)、平成36年度に90%(急性期一般病床は85%)となることを
想定しています。
これは、近隣病院の病床利用率(*)を参考に、今後段階的に引き上げを図
ることを前提として設定したものであり、達成可能な数値であると考えていま
す。
*近隣病院の病床利用率(H22)
飯富病院
92.04%
身延山病院 90.43%
しもべ病院 92.36%
1
Q
医業収益推計の際に用いている市川三郷町立病院の患者一人一日当たりの入
院収益は過大な設定となっているのではないか。
A
適切な役割分担に基づき医療提供体制を整備し、さらに経営統合又は高度な
医療連携を行ったと仮定した場合の市川三郷町立病院の患者一人一日当たりの
入院収益は、一般病床3万円、療養病床1万9千円となることを想定していま
す。
このうち一般病床については、同病院の平成22年度実績と同額としており、
療養病床については、国の報告書(*)において算出された額を使用していま
す。
一般病床については、総合診療型病院に移行することにより、急性期病院か
ら転院した患者や状態が悪化した在宅療養中の患者等を受け入れる際に評価で
きる「救急・在宅等支援病床初期加算(入院14日を限度として一日につき1
50点加算)」や、在宅での療養を行っている患者の病状の急変等により入院
が必要となる場合に評価できる「在宅患者緊急入院診療加算(入院初日に1,
000点~2,500点加算)」等の適用が受けられるため、現状と同額の入
院単価を維持することが可能であるものと考えています。
*平成20年度慢性期入院医療の包括評価に関する調査報告書(厚生労働省)
Q
医業収益推計の際に用いている社会保険鰍沢病院の患者一人一日当たりの外
来収益は過大な設定となっているのではないか。
A
適切な役割分担に基づき医療提供体制を整備し、さらに経営統合又は高度な
医療連携を行ったと仮定した場合の社会保険鰍沢病院の患者一人一日当たりの
外来収益は、1万円となることを想定しています。
これは、がんの外来化学療法の増加による診療単価の上昇に加え、新たに設
けられる泌尿器科や婦人科においてこれまでより単価の高い診療が行われる可
能性があること、夜間・休日に救急搬送患者を受け入れる場合に評価できる「夜
間休日救急搬送医学管理料(初診時200点)」の算定に伴う診療単価の上昇
が見込まれること、手術環境が充実することにより外来収益に分類される日帰
り手術の実績が上がると見込まれることなどを総合的に勘案した結果となって
います。
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