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ブロック賞 - ボランティア・スピリット賞

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ブロック賞 - ボランティア・スピリット賞
ブロック賞
◆藤岡市立東中学校生徒会[群馬県]
SPIRIT OF COMMUNITY 奨励賞受賞
1996 年から、「LLT(Let's Live Together)運動:共に生きる」と称して、生徒の人権意識を高めていじめをなく
す運動や、地域のお年寄りと交流する運動などを実施している。東日本大震災が発生し、福島県南相馬市から転校生
を迎えたことを機に、これまでも行ってきたアルミ缶回収に更に力を入れ、収益金で被災地の小学校にボールを贈っ
たり、高齢者福祉施設に歩行器などを贈った。「誰にでもできるアルミ缶回収で人の役に立つ」ことを重視して、全校
生徒が組織的に取り組める工夫をし、地域にも協力を仰いでいる。
◆群馬県立勢多農林高等学校 植物バイオ研究部[群馬県]
高齢化が深刻な神流町において、地元の貴重な伝統食材を活用し、地域の活性化に貢献する活動を行ってきた。幻の
地大豆と言われる「アワバタダイズ」の保存と普及に関する研究では、優良系統の選抜など、自分たちの専門性を生
かした活動に加え、アワバタダイズを使用した「奥多野みそ」の開発に取り組み、商品名やパッケージなども考案し
た。活動により、高校生と地域、更には地域内でのつながりが広がり、高校生のパワーで町が元気になってきたとの
評価を得ることができた。
◆群馬県立富岡実業高等学校草花部[群馬県]
身につけた専門技術を活用した地域貢献として、幼稚園児や小学生と一緒に栽培したサルビア(富岡製糸場のイメー
ジフラワー)を使用して製糸場や町を花で飾る活動を行った。13 年前から「富岡製糸場を世界遺産に」を合い言葉に、
富岡製糸場の清掃や植栽活動、啓発活動に取り組んでいる。世界遺産登録には地域住民の理解と盛り上がりが必要
と考え、多くの子どもたちに製糸場と関わる機会を作り、郷土への関心を持ってもらうために、紙芝居で啓蒙活動を
行うなどの工夫をし、徐々に活動の輪を広げることができた。
◆栃木県立学悠館高等学校 青少年赤十字加盟校 横塚 怜奈さん[栃木県]
JRC 部では、7 年前から地域住民を対象とした防災講座を実施していたが、その活動の中で自分でやってみたい企画
が思い浮かび、地域の自主防災組織と共催で、防災意識を高める新たなイベントを行った。身近な人とのつながりを
重視して地区を限定したイベントとし、どうしたら年齢・性別関係なく楽しめるかを話し合い、ウォークラリー形式と
した。他の自治体からも防災イベントの要請を受けるようになったため、これまで学んできたことを生かしていきたい
と考えている。
◆長野県下高井農林高等学校 村松 みづきさん[長野県]
地域の子どもに「農」と「食」の大切さやふるさとのすばらしさを伝える農業学校「あぐりスクール」の活動に、中学
3 年のころからボランティアとして参加している。小学校 5 年生の時にスクールに入り、当時、高校生に教えてもらっ
たことを今度は自分が伝えていきたいと思い、今はスクールの副担任として子どもたちを教えている。祖母と一緒に
アスパラガスやブルーベリーを栽培・出荷している経験を生かし、将来は今の畑を市民農園のように利用してもらい、
農業交流の場としたいと考えている。
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※ボランティアグループ名などは、受賞者応募用紙の記載通りとさせていただいております。
コミュニティ賞
◆藤岡西中 環境委員会[群馬県]
アルミ缶とプルタブ、ペットボトルキャップの回収を週に2日定期的に行っている。収益金はカンボジアの「群馬・藤
岡小学校」の施設設備の充実に使用される。この小学校設立は藤岡市内の小中学校のボランティア活動資金によるも
ので、生徒達は自分たちの成果に価値を感じ、カンボジアという国の異文化理解にもつながっている。
◆群馬県立吾妻高等学校音楽部[群馬県]
(1)施設にて合唱とアロマハンドマッサージを行う(2)介護の仕事PRイベントにてコンサートを企画立案、実施まで
もっていく(3)地域のお祭りやイベントにて合唱を披露する(4)東日本大震災復興の募金、これら4つの活動を行っ
てきた。音楽部員は、これらの行動や取り組みの一つ一つが社会を動かし、より良い社会を作っていくということを
実体験として学んだ。
◆群馬県立利根実業高等学校[群馬県]
迦葉山弥勒寺参道の調査および整備を行い、地域活性化につなげた。学校の「地域伝統工芸」の授業では天狗面を
製作し、県高校総体入場式にもこの面をつけて行進した。参道除草、橋の改修などにも関わり、実践的な体験はチー
ムワークの大切さも実感。また、文化を後世に伝えるために地域の祭りや伝統文化を学ぶことの重要性も理解した。
◆小山西高等学校JRC部[栃木県]
地域清掃から近隣保育園、小学校での関わり、被災地仮設住宅訪問など幅広く多種多様な活動を長いものでは 10 年
以上にわたって継続して活動している。部員の中には介護士や社会福祉士など人の役にたつ仕事に将来就きたいと
希望する人も多い。また、いままでの活動に加えて新たな介護施設や献血キャンペーンのボランティアなども行って
いくという。
◆栃木県立足利工業高等学校 ボランティア推進委員会・Vclub[栃木県]
点訳ボランティア、傾聴ボランティアの他、東日本大震災復興支援活動を行っている。また、栃木県の他の高校とも
連携し地元の特別支援学校のお祭りや福祉施設、保育所などのお祭りにもボランティアとして関わっている。コミュ
ニケーションをとることを意識した活動は、地域貢献度も高く、進路を考える上でも選択肢を広げている。
◆栃木県立宇都宮白楊高等学校 環境科学部[栃木県]
地域の用水路に水車を設置し水力発電を起こした。その電力で自転車のダイナモを利用した懐中電灯で明りのない
道に防犯灯として機能させることができ、地域の防犯活動に貢献した。水車を設置することで、川の景観もよくなり、
住民が河川愛護の気持ちを持つきっかけづくりにもなった。定期的な河川の清掃活動も行い、きれいな川を維持して
いる。
◆栃木県立小山城南高等学校JRC部[栃木県]
近隣小学校の夏休み期間である7月下旬から8月上旬まで「夏休みの学習室」という学習支援活動を行っている。高
校の近隣は共働きの家や一人親家族も少なくないことから「子育て支援」を活動の柱にしている。この活動は目の前
の子供たち、働く親に感謝され、生徒自身もやりがいを強く感じており、世代間交流にも一役かっている。
◆新潟県立新井高等学校社会科クラブ[新潟県]
文化祭において手話ソングの発表を行ったり、ペットボトルキャップ・缶のプルタブ回収を全校生徒に呼びかけたりす
ることで、活動が広く認知された。年に4回程、肢体不自由特別支援学校との交流会で考案したレクレーションを一
緒に行った。昨年3年生が引退してからは1年生部員で試行錯誤を重ねながら部員を増やし活動内容を模索した。
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※ボランティアグループ名などは、受賞者応募用紙の記載通りとさせていただいております。
◆新潟県立巻総合高等学校 神保 愛奈さん[新潟県]
中学時代から活動を続け6年目に入っている。石巻の被災者の方へ毎年折り紙カードを送り今年は直接届けに行った。
高齢者施設でのボランティア活動として日常生活の支援他、折り紙を楽しむ時間も設けている。継続していることで、
地域の方達に周知してもらい依頼を受けての活動も増え、協力してくれる友だちもできた。
◆安曇野市立穂高東中学校 池田 茜さん[長野県]
学校からの便りでボランティア活動の募集を知り、それがきっかけで、年に数回、市の福祉協議会が主催している活
動に参加するようになった。小中高生が参加するので世代の違う人との出会いがあり、関わった大人に次回の参加を
促されるなど、人や地域の役に立てることにやりがいを感じ、高校進学後も活動を継続したいと考えている。
◆飯田市立竜峡中学校 今村 早菜さん[長野県]
母親が関わっている NPO が独自に芝生グランドをつくるのに、水やりで参加。同じ学年の友人2人も誘い、活動を通
して学校生活も明るく過ごせるように意識した。芝生を植えることや水やりの作業は来年の方が規模も大きくなるの
で、今後も仲間と共に地域貢献できるよう協力して活動していきたいと思っている。
◆中野平中学校 ふれあい委員会[長野県]
アルミ缶収集による収益金で校区内 5 施設に福祉用品等を寄贈、交流活動や清掃奉仕活動を行っている。書き損じの
ハガキの収益金ではタイの中学生数名分の奨学金を送っていたが、今年は図書委員会と共同で特設のアルミ缶収集
週間を企画しその収益金でタイの学校に図書を送った。アルミ缶の収集状況については工夫をこらして全校に発信し
た。
◆エクセラン高校 環境科学コース 代表 林 満さん[長野県]
環境科学コースの環境保全ボランティア活動として継続的に行ってきた活動の他、新企画として在来種増殖プロジェ
クトと、野山に入れない福島県の一部に秋の産物を届けるどんぐりプロジェクトを始めた。今までも行っていた外来
種駆除はその必要性が少しずつ地域に理解され浸透している。今後は行政などとも連携し活動を深めていく。
◆長野県飯田OIDE長姫高等学校コンピュータ制御部 新テックレンジャーZ[長野県]
活動は多岐にわたり、小さな子供達に「夢と勇気と熱い志」を投げかけるヒーローショーを実施。衣装から小道具、テ
ーマ曲等もオリジナルで制作している。ごみのポイ捨て禁止、ネット犯罪防止、防災等の PR 活動で地域のシンボル
となり忙しく活動。活動 4 年目になり県内だけでなく県外からも出演依頼が寄せられ知名度も全国的に広がってい
る。
◆文化学園長野高等学校 小栁 皐月さん[長野県]
小学2年の妹の参加に促され小学5年生の時から「があたく塾」にて、”が”んばる、”あ”つくなる、”た”のしむ、”く”
ろうするを合い言葉にボランティア活動を続け、現在もスタッフとして年に数回の地域貢献を行っている。小さい子供
達にボランティア活動を通して学校では味わえない楽しさを知って欲しいと思っている。
◆太田第一高等学校 JRC 部[茨城県]
今年度新たに行った3つの活動は、(1)多くの生徒が利用している商店街の清浄、(2)商店街のマップを手作りで作
成、(3)日本百景に選ばれている「持方」にそびえ立つ、白木山にある樹木を紹介するプレート作りである。地域の
イベント活動にも積極的に参加し、高校生が加わることで活気につながると喜ばれている。
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※ボランティアグループ名などは、受賞者応募用紙の記載通りとさせていただいております。
◆聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校 藤枝 頼子さん[茨城県]
日本連盟所属のガールスカウトとして、一日 8000 歩を目安に4か月歩き途上国の貧困問題、衛生問題を考え、日本
をはじめとした先進国の人たちに支援を呼びかける活動の広報を担当した。途上国の水汲み労働が女性や子供の就
学や貧困問題以外にも様々な問題に大きく関わっていることを知り、自分たちの生活を見直すきっかけとなった。
◆聖徳大学附属取手聖徳女子中学校高等学校 ボランティア部[茨城県]
学校の文化祭で東日本大震災被災者支援「取手聖徳チャリティー古本市”絆”」を3年目の今年度からボランティア部
と図書委員会の共同開催にし、企画・実施した。来校者、地域の方に自分達が考えた震災の「啓発」キャッチコピーを
書いた特製の「栞」を作成し、本の購入者にプレゼントした。集まった募金は全額「あしなが育英会」に寄付する。
◆Free style[茨城県]
父の日・母の日似顔絵展の設営と撤去、ゆるキャライベントの運営、国営ひたち海浜公園沢田湧水地水田復元の他、
NPO 団体として県内の農業高校と連携しタイへの輸出プロジェクトを始めた。茨城の農産物を輸出したタイでは高い
評価を頂き、生産者の方々の自信にもつながったと思っている。プロジェクトは今後も周囲と協力し継続していく。
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※ボランティアグループ名などは、受賞者応募用紙の記載通りとさせていただいております。
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