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中津川市障害者福祉計画 第4期計画
障害福祉計画における障害福祉サービスの重点目標 障害者総合支援法に基づき、障害福祉サービス確保のために国の基本指針が見直されたこ とを踏まえて、平成 29 年度までの重点(成果)目標を設定しました。 ① 福祉施設入所者の地域生活への移行促進 ② 福祉から一般就労への移行促進 ③ 障がい児支援体制の整備 中津川市 障害者福祉計画 計画の策定経過と進捗管理 本計画を策定するにあたり、アンケート調査や関係団体へのヒアリングを実施し、中津川 市の障がい者福祉の課題、ニーズの把握を行いました。 また、障がい者に関わる委員 18 名で構成される中津川市障害者総合支援協議会を新設し、 計画の審議・策定に取り組みました。毎年、協議会において計画達成状況の点検・評価など 進捗管理を行います。 中津川市の障がい者の現状 本市の障害者手帳所持者は、平成 26 年3月末現在 4,979 人(内訳:身体障害者手帳 3,904 人、 療育手帳 630 人、精神障害者保健福祉手帳 445 人)です。全体数は近年増加傾向にあり、特に療育、 精神の手帳交付が増えています。 「障がい者」と「障害者」等の表記 本市では、平成 20 年4月から取扱い要領に基づき、公文書(通知文書、広報紙、チラシ等)に「障 害者」と表記していたものについて、「障がい者」などひらがな表記としました。ただし、法律 等で定められている用語、名称等や団体、機関等の固有名詞は適用除外にして「障害者」の表記 としています。 平成28年4月から「障害者差別解消法」が施行されます。 「障害者差別解消法」は、国や自治体、学校などの公的機関や民間事業所(個人事業者や非営 利事業の法人等を含みます。)における「障害を理由とする差別」をなくし、障がいのある人も ない人もお互いに人格と個性を尊重しあいながら共生できる社会をつくることを目的とする法律 です。 障がいを理由にした「不当な差別的取扱いの禁止」と負担が重過ぎない限り障がいに配慮する 「合理的な配慮の義務」が定められました。 表紙写真:飛翔の里生活の家(上左)、中津川市発達支援センターつくしんぼ(上右)、中津川市社会福祉協議会 障がい者就労支援 事業所てがの(中左)、(同)障がい者就労支援事業所ふくおか(中央)、恵那たんぽぽ作業所 くりくりの里中津川(中右)、 N P O 法人 かがやきキッズクラブ(下左)、地域活動支援センター ふきのとう(下右) お問い合わせ 中津川市 健康福祉部 障害援護課 〒508−8501 中津川市かやの木町2番5号 TEL (0573)66−1111 FAX (0573)62−0058 MAIL [email protected] 平成27年3月 中津川市 第4期計画 平成27〜29年度 概要版 障害者計画の施策体系 中津川市障害者福祉計画 第4期計画の概要 基本構想 「中津川市障害者福祉計画」はすべての市民を対象にした計画です 障がいのある人もない人も共に支え合い、安心して暮らせるまちづくりのため、すべての 市民を対象にした計画です。 計画の位置付け 「障害者計画」と「障害福祉計画」の一体的策定 「中津川市障害者福祉計画」は、「障害者基本法」により中・長期的な障がい者施策を定め る「障害者計画」と「障害者総合支援法」により短期的な施策の目標値を定める「障害福祉計画」 を一体化して策定しました。 基本理念 障がいのある人もない人も共に支え合い 生きがいを持ち安心して暮らせるまちづくり 計画の目的 近年、少子高齢化の加速的な進行や社会情勢の変化により、障がい者を取り巻く環境は大 きく変わっています。国では、「障害者総合支援法」、「障害者差別解消法」など障がい者を 支援する様々な法律を制定するとともに、平成26年には国連の「障害者権利条約」を批准す るなど、障がい者の権利の実現や保護を進めています。 中津川市では、平成18年度、「中津川市障害者福祉計画」を策定し、第2期、第3期と計 画を見直しながら障がい福祉施策に取り組んできました。平成26年8月には、障がい者に関 わる各分野の委員による「中津川市障害者総合支援協議会」を新設し、関係者が連携して地 域の実情に応じた障がい者支援を総合的に進めています。 第4期計画では、障がいのある方が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、障がい者福 祉と障がい者理解の向上を図り、「中津川市総合計画」に掲げる「温かい福祉のまち」を推 進します。 施策の体系 基本目標 1. 育つ (1) 療育 ①発達支援 ②療育体制の充実 2. 学ぶ (1) 教育・保育 ①障がい児教育・保育の充実 ②障がい福祉教育の推進 ③放課後等の居場所の確保 (2) 生涯学習・ スポーツ・ 文化活動 ①生涯学習・スポーツ 文化活動の充実 (1) 雇用・就労 ①一般雇用の促進 ②福祉的就労の充実 ③中津川市障害者雇用促進協議会 の取り組み (1) 障がい者の 人権尊重と 心のバリア フリーの推進 ①差別解消の推進 ②権利擁護の推進 ③虐待防止の取り組み ④障がい及び障がい者理解の促進 (2) 喫緊の課題 への取り組み ①重度心身障がい児者の医療型 短期入所の確保・充実 ②親亡き後の住まいの確保 ③学校卒業後の支援 ④社会参加の促進 (1) 障がい福祉 サービス・地 域生活支援 ①居住系サービス ②訪問係・通所系・短期入所 サービス ③補装具・日常生活用具の給付 ④地域生活支援事業 (日中一時支援等) ⑤難病等に対する福祉サービス ⑥介助・介護者に対する支援 ⑦各種助成制度 (2) 相談・情報 提供 ①相談支援体制の充実 ②多様な手段による情報提供 (3) 保健・医療 ①健康づくりの推進 ②医療体制の充実 (4) 生活環境 ①交通・移動手段の確保と支援 ②障がい者の意志疎通支援 ③住宅の整備 ④公共施設等のバリアフリー化 ユニバーサルデザインの推進 (5) 安全・安心 ①災害・緊急時対策の推進 ②防犯対策の推進 (6) 地域福祉 ①地域の見守り、支え合い活動の 推進 ②交流機会の充実 (1) 人材の育成・ 確保・支援 ①障がい福祉を担う専門的人材 ②ボランティア・ボランティア団体 ③障がい者団体・家族会 (2) 連携・協働 の促進 ①中津川市障害者総合支援協議会 の取り組み ②事業所・団体・関係機関等の 連携・協働の促進 (3) 広報・啓発 活動の推進 ①広報・啓発活動の推進 「障 が い 者 の 育 つ・学ぶ・働く・ 生 き る」を 大 切 にします 3. 働く 4. 生きる 国・県の計画や「中津川市総合計画」他関連計画との整合・連携 1. 暮らす 本計画は、国の「障害者基本計画・基本方針」や「岐阜県障がい者総合支援プラン」を踏 まえるとともに、「中津川市総合計画」に基づく障がい福祉に関する分野別計画になります。 また、「中津川市地域福祉計画」を始め、関連計画と整合・連携を図りながら障がい者福 祉を推進する計画です。 基本理念 障がいのある人もない人も共に支え合い、 「障がい者が住み 慣れた地域で安 心して暮らせる」 環境づくりを進 めます 生きがいを持ち安心して暮らせるまちづくり 本計画は、「中津川市総合計画」基本構想の「温かい福祉のまち」を推進します。 基本目標 2. 施策の推進 「障がい者の育つ・学ぶ・働く・生きる」を大切にします 「障がい者が住み慣れた地域で安心して暮らせる」環境づくりを進めます 第3期障害者福祉計画をベースとしながら、「中津川市障害者総合支援協議会」により、 「生きる」を加えるなど必要な見直しを行いました。 ※ 計 画 書( 本 編 )は 、 中 津 川 市 ホ ー ム ペ ー ジ( h t t p : / / w w w . c i t y . n a k a t s u g a w a . g i f u . j p / ) で ご 覧 い た だ け ま す 。