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「清水天然ガス発電合同会社 社長からの挨拶」を掲載しました。
清水天然ガス発電合同会社 社長からの挨拶 ホームページ開設にあたり • 清水天然ガス発電合同会社 ホームページ開設にあたりご挨拶申し上げます。 • 東燃ゼネラル石油㈱、清水建設㈱、静岡ガス㈱の 3 社は、清水天然ガス発電所建設 プロジェクトの準備作業を共同で進めていくために昨年 10 月 30 日付で「清水天然 ガス発電合同会社」を設立し、環境アセスメントと技術検討の分野で協力してプロ ジェクトを推進しております。 • この度、静岡、清水の皆様方を中心に、より多くの皆様方に同発電所建設プロジェ クト計画の概要、意義、進捗状況等を理解していただく目的でホームページを新た に開設することと致しました。 • ホームページの構成として「環境アセスメント関係図書(あらまし)」、「事業内 容並びに安全・防災・環境保全等に関する説明資料」、「今までの住民説明会等で 集約される“よくあるご質問とそれらへの回答”」を記載・網羅しております。 • 今後、環境アセスメントや事業計画検討の進捗に併せ、ホームページの内容も都度 更新してまいります。 • 一人でも多くの皆様方がホームページをご覧になり、私たちの発電所建設プロジェ クトについてより理解を深めていただく一助になれば大変嬉しく存じます。 本事業に関する基本的な考え方 • 本計画に関する基本的な考え方について、説明させていただきます。 • 東燃ゼネラル石油㈱は、清水油槽所の遊休地を活用した新たな発電事業は、同社に とって従来の石油・化学事業に続く「電力」という新しい事業の柱を築く第一歩で あると考えています。また、過去 70 年以上に亘り、製油所、油槽所として事業を 行ってきた清水の地において遊休地を有効に活用するという同社にとっての長年の 悲願を達成するものです。清水というロケーションはまた、LNG 基地・港湾設備等 の既存インフラを有効活用することが可能であり、東西双方への送電可能な戦略的 立地にも恵まれています。 • この地に発電所を建設することにより、大震災等の不測の事態により、他エリアか らの電力供給が仮に途絶えた場合でも静岡・清水地域へ安定的に電力を供給できる 「地域のエネルギー拠点」としての役割も担うことができると考えております。 • こうした私たち事業者の本計画に対する強い想いを是非地域住民の皆さまにご理解 いただき、プロジェクトを進めさせていただきたいと考えております。 • 本事業を進めるにあたり、私どもは清水という地域の特性を反映し、また新たな事 業を興すことにより、税収・雇用の増加、地域の賑わいに微力ながら貢献していく など、地元のお役に立てるようにしてまいりたいと強く望んでおります。 • 環境面では、世界遺産の富士山・三保の松原をはじめ自然環境に恵まれたこの地の 特性を考慮し、大気・海域への影響を最小限にとどめ、景観等にも十分に配慮した 計画とすべく検討してまいります。 • また、建設・操業に際しては安全に十分気を配ってまいります。「安全・健康・環 境の確保は事業継続の大前提である」という東燃ゼネラル石油㈱の基本方針は、本 発電計画にもそのまま当てはまります。 • 安全に関しては、関係当局とも議論を尽くし、合理的な基準に基づき設置された 「設備」を、安全意識の高い、訓練された「ヒトの力」で適切に運転してまいりま す。また、操業に携わる者の安全に対する意識を維持・向上させる「仕組み」を活 用して、安全のレベルを上げていく、災害・事故をなくすという努力を継続させて いくことを実行してまいる所存です。 • “高効率・低コスト”な大規模電源を導入する今回の発電所計画は、大きな視点で 見れば、国民経済、皆様の生活に不可欠な日本の電力安定供給確保と電力コスト削 減に貢献するものであり、国のエネルギー・経済政策にも合致し、地域のエネルギ ー事情の改善にもつながる、意義のある事業であると考えております。こうした私 たちの考え方を是非ご理解いただき、本計画を進めさせていただきたく、重ねてお 願い申し上げます。 清水天然ガス発電合同会社 社長 尾崎 雅規