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平成23年度水質事故発生状況
平成23年度水質事故発生状況 ・その他事故 発生月日 月 日 水系 支川等 市町村 事故区分 魚死亡 油浮遊 その他 原因者等 事故の概要 座間市南栗原の目久尻川、巡礼橋付近で雨水管から白濁水が流 4 9 相模川 目久尻川 座間市 ○（白濁） 不明 出しているとの通報。現場を確認したが既に流出は止まってお り、原因は不明であった。 座間市南栗原の目久尻川、巡礼橋付近で雨水管から白濁水が流 4 12 相模川 目久尻川 座間市 ○（白濁） 不明 出しているとの通報。現場確認の結果、油膜も認められたた め、オイルマットを敷設。原因は不明であった。 小田原市久野の事業所で、下水放流の配管の誤接続があり、工 4 15 山王川 小田原市 ○（白濁） 事務所 程排水の一部が山王川に流出、白濁が発生。原因者に対し、下 水接続及び事故報告書の提出を指導した。 鎌倉市御成町の佐助川で白濁を確認。市が現場で簡易水質検査 4 25 滑川 佐助川 鎌倉市 ○（白濁） 不明 を実施したが、異常なし。魚等、生物への被害も認められず。 原因は不明であった。 5 5 6 12 相模川 26 金目川 6 境川 千の川に流 入する水路 加茂川 柏尾川に流 入する 茅ヶ崎市茅ヶ崎の千の川に流入する水路で白濁水を確認。油性 茅ヶ崎市 ○（白濁） 不明 の流出物で、オイルマットで吸着回収。魚等、生物への被害は 認められず。周辺を調査したが、原因は不明であった。 秦野市 ○（白濁） 事業者 秦野市曽谷で、塗装業者がペンキの刷毛洗浄水を流したため、 川が白濁。原因者に再発防止を指導した。 鎌倉市台の小袋谷川で、池の浚渫工事の際に濁水をポンプで汲 鎌倉市 ○（濁水） 事業者 み上げ、そのまま放流していた。原因者に再発防止を指導し た。 鎌倉市大町の逆川で、汚水桝が破損したことにより汚水が流 6 7 滑川 逆川 鎌倉市 ○（汚水） 事業者 出。汚水桝の交換工事を行ったところ、汚水の漏洩が解消し た。 6 9 境川 6 26 早川 6 28 滑川 7 11 酒匂川 大和市 箱根町 佐助川 狩川に流入 する水路 鎌倉市 ○（泡消化 剤） ○（赤褐色 汚水） 横浜市と大和市の境の東名高速で、車が炎上し、泡消化剤を使 交通事故 用したところ、泡消化剤が境川に流出。流出した泡消化剤を回 収し、市内への流出拡大を防いだ。 不明 ○（濁水） 事業者 箱根町仙石原の早川で、赤褐色汚水が流出。付近の事業所等へ の調査を実施したが、原因は不明であった。 鎌倉市佐助の佐助川で、水道管漏水工事により発生した濁水が 側溝を通じで川に流出。原因者に再発防止を指導した。 南足柄市中沼の水路で、白濁水を確認。上流の個人宅で、はけ 南足柄市 ○（白濁） 個人 を洗ったペンキ廃液を流したことが原因であった。市が原因者 に再発防止を指導した。 座間市南栗原の目久尻川で、白濁水を確認。また、薄い油膜も 7 15 相模川 目久尻川 座間市 ○（白濁） 不明 あったため、オイルマットで吸着回収した。原因は不明であっ た。 座間市南栗原の目久尻川で、白濁水を確認。また、薄い油膜も 8 1 相模川 目久尻川 座間市 ○（白濁） 不明 あったため、オイルマットで吸着回収した。流出経路を調査し たが、原因は不明であった。 8 11 神戸川 二又川 鎌倉市 ○（白濁） 不明 8 12 相模川 目久尻川 海老名市 ○（白濁） 不明 鎌倉市腰越の二又川で、白濁水を確認。流出経路を調査した が、原因は不明であった。 海老名市上今泉の目久尻川で、白濁水を確認。流出経路を調査 したが、原因は不明であった。 南足柄市塚原の狩川で、川が白濁しているとの通報があった。 8 30 酒匂川 狩川 南足柄市 ○（白濁） 不明 現場を確認したところ、ペンキと思われるものが浮遊してお り、市が全量回収した。また、流出経路を調査したが、原因は 不明であった。 南足柄市怒田の洞川及び調整池で、白濁しているとの通報が 9 9 酒匂川 洞川及び調 整池 南足柄市 ○（白濁） 事業者 あった。近くの事業所が、ペンキ缶や塗装用器具の洗浄水を雨 水側溝に流出させていたことが原因であった。市が事業者に対 し再発防止を指導した。 平塚市の事業者から、エチレングリコールを水路に流してし ○（エチレ 9 27 相模川 排水路 平塚市 ングリコー 事業者 ル） まったとの通報があった。現場を確認したところ、道路上の雨 水桝で止まっており、河川への流出はなかった。市が事業者に 対し再発防止を指導した。 鎌倉市津西の神戸川で、濁水が流れているとの通報があった。 10 25 神戸川 鎌倉市 ○（濁水） 工事 現場を確認したところ、アスファルト舗装切断工事の際に出た 路面切削水が原因であった。市が事業者に対し再発防止を指導 した。 茅ヶ崎市萩園の萩園排水路で、白濁しているとの通報があっ 小出川に流 10 28 相模川 入する萩園 茅ヶ崎市 ○（白濁） 事業者 排水路 11 5 境川 11 9 森戸川（小 田原） 柏尾川に流 入する新川 山岸川 た。現場を確認したところ、牛乳を搾る機器の洗浄水が流出し たことが原因であった。市が事業者に対し再発防止を指導し た。 鎌倉市 ○（白濁） 不明 小田原市 ○（白濁） 不明 鎌倉市常盤の新川で、白濁しているとの通報があった。流出経 路を調査したが、原因は不明であった。 小田原市曽我岸の山岸川で、白濁しているとの通報があった。 流出経路を調査したが、原因は不明であった。 平塚市長持の長持排水路で、白濁しているとの通報があった。 11 10 金目川 長持排水路 平塚市 ○（白濁） 事業者 現場を確認したところ、事業者が塗装作業で出た塗料を流して しまったことが原因であった。市が事業者に対し白濁水の回収 を指示し、再発防止を指導した。 鎌倉市扇ガ谷の扇川で、濁水が発生しているとの連絡があっ た。現場を確認したところ、事業者が上下水道整備のための工 11 28 滑川 扇川 鎌倉市 ○（濁水） 工事 事を行った際に発生した土砂が混入した湧水を側溝に流してし まったことが原因であった。市が事業者に対し濁水の回収を指 示し、再発防止を指導した。 鎌倉市津西の神戸川で、濁水が発生しているとの連絡があっ た。通報者が現場を見回った際に原因者が特定され、市が状況 11 29 神戸川 鎌倉市 ○（濁水） 工事 を確認したところ、水道管の取り替え工事を行った際に発生し た土砂が混入した湧水を側溝に流してしまったことが原因で あった。市が事業者に対し再発防止を指導した。 12 8 千歳川 湯河原町 ○（白濁） 不明 湯河原町宮上の千歳川で、白濁しているとの通報があった。流 出経路を調査したが、原因は不明であった。 綾瀬市寺尾釜田の比留川で、着色水が流れているとの通報が 12 19 引地川 比留川 綾瀬市 ○（着色 水） 入ったと同時に、事業者から着色水を流してしまったとの通報 事業者 があった。塗料の入ったタンクのバルブを閉め忘れたことによ り、塗料約50Lが雨水枡を通って河川に流出してしまったとの ことであった。県が事業者に対し文書指導を行った。 鎌倉市梶原で下水が漏れているとの通報があった。現場を確認 柏尾川に流 12 28 境川 入する梶原 鎌倉市 ○（汚水） 事業者 川 したところ、公共下水道汚水桝から溢れ出た汚水が側溝へ流れ 込んでいた。市は汚水が流れた周辺に消毒剤を配置し、仮設管 の設置を行った。 鎌倉市小町の滑川で、汚水が流れているとの通報があった。現 1 11 滑川 鎌倉市 ○（汚水） 工事 場を確認したところ、付近で行っている公共下水道汚水管修繕 工事に伴うものであった。市は汚水の回収及び配管内の清掃を 委託して対応した。 鎌倉市小町の滑川で、汚水が流れているとの通報があった。現 1 14 滑川 水路 鎌倉市 ○（汚水） 工事 場を確認したところ、公共下水道汚水管修繕工事に伴い、該当 汚水管を止水したため、支流管が満管となり、水路に流出した ためであった。市は濁水、沈殿物を回収した。 鎌倉市津の二又川で、白濁しているとの通報があった。流出経 路を調査したところ、発生源を特定することができた。はけ等 1 25 神戸川 二又川 鎌倉市 ○（白濁） 事業者 の道具を洗った際に出たペンキ廃液が側溝及び水路を通じて河 川に流れ込んだことが原因であった。市が原因者に再発防止を 指導した。 厚木市三田南の水路で、魚が死んでいるとの通報があった。現 小鮎川に流 2 6 相模川 入する千無 川に接続す 場を確認したところ、上流で農業用水路の補強工事を行ってお 厚木市 ○ ○（濁水） 工事 る水路 り、そこからコンクリートミルクが流れ出していた。市が事業 者に対し水路への流出を止めさせ、死亡魚及び沈殿物の回収を 指示した。その後事業者はコイ７匹及び沈殿物を回収し、処分 を行った。 鎌倉市御成町の佐助川で、白濁しているとの通報があった。現 2 8 滑川 佐助川 鎌倉市 ○（白濁） 不明 場を確認したところ、河川の一部で気泡を伴い微白濁していた が、近辺が暗渠で原因究明ができなかった。 平塚市徳延の河内川で、白濁しているとの通報があった。現場 2 21 金目川 河内川 平塚市 ○（白濁） 不明 を確認したところ、河川が白濁していたが、排出源はたどれな かった。 大和市福田の引地川で、泡立っているとの通報があった。現場 を確認したところ、付近の事業所から泡が出ていたことから、 3 2 引地川 大和市 ○（界面活 性剤） 市は立入検査を行った。屋外にドラム缶で貯蔵している洗剤が 事業者 腐食により穴が開いたことで道路側溝に流れ込み、河川に流出 したことが原因であった。市は事業者に対し、敷地内に流出し た液と道路に流出した液の回収や、再流出防止策のための指導 を行った。 海老名市柏ヶ谷にある事業所から、車両洗車排水を誤って雨水 3 13 相模川 目久尻川 海老名市 ○（洗車排 水） 枡に流してしまったとの通報があった。現場を確認したとこ 事業者 ろ、目久尻川まで到達していたが、河川との合流地点から１ｍ 程度でしか影響がなかった。原因者から聴取したところ、操作 ミスであったため、再発防止の徹底を指導した。 3 21 境川 柏尾川に流 入する新川 鎌倉市常盤の新川で、白濁しているとの通報があった。現場を 鎌倉市 ○（白濁） 不明 確認したところ、河川の一部で白濁していたが、すでに薄まっ ており、上流域を調査したものの、原因究明ができなかった。