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2012年5月10日号

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2012年5月10日号
Provocative thought
~ PwC Australia日本語ニュースレター ~
10 May 2012
オーストラリア連邦政府予算案分析
法人税
法人税率引き下げ提案の見送り
政府は、従前、法人税率の(現行の30%から)29%への引き下げを、小規模事業者には2012/13年度から、
その他の全ての企業には2013/14年度から適用すると提案していましたが、これを無期限見送りとすることを
発表した。
関連当事者に対する債権の貸倒金額の損金算入の廃止
最近下された判例に基づき、政府は、2012年5月8日午後7時30分(オーストラリア東部標準時)以降、関連会
社(連結納税グループに属さない関連企業)に対する債権にも貸倒損失の損金算入を認めないことを発表し
た。
また同様に、債務者側の「債務免除益」についても課税されないことを発表した。
法人の欠損金の繰戻還付に関する法案
予想された通り、財務相は、欠損金の繰戻還付の導入を提案した。具体的には、法人(および法人と同様に
課税される事業体)に限り、2012/13年度に発生した欠損金については、上限で1百万ドルまで直前1事業年
度(2011/2012年度)の所得と相殺することが可能となり、また、2013/14年度以降に発生した欠損金について
は、上限で1百万ドルまで、直前2事業年度の所得と相殺することが可能となる。この制度の導入により、年
間で最大300,000ドル(=1百万円x30%)の税金が還付されることとなる。この欠損金の繰り戻し還付の適用
範囲は、当該会社の適格配当勘定(フランキングアカウント)の残高が上限となる。
リミテッドリコース債務の定義の拡大
最近下された判例に基づいたもう一つの提案として、政府は、リミテッドリコース債務(償還請求権が限定さ
れているローン)の定義に、債権者の債務回収の権利が実質的に「金融資産」またはその担保に限定される
アレンジメントを含めることを発表しました。
当該法案は、納税者が実質的に支出のリスクに晒されず、経済的損失を生じない場合、リミテッドリコース債
務によって調達されている資産に対する資本的支出の損金算入を認めないことを取り決めようとする主旨が
ある。
バーゼルⅢにおけるTier 2資本商品の取扱い
政府は、2013年1月1日より金融機関に対して適用されるバーゼルⅢキャピタルリフォーム下では、税務上
「負債」として取り扱われない金融商品も、引き続き税務上の負債として取扱うと発表した。これは、業界から
指摘されていた問題点であり、本改正はこの指摘に沿ったものである。
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1
ビジネス・タックス・ワーキング・グループ
ビジネス・タックス・ワーキング・グループ(BTWG)は、現在、長期的な法人税制度見直しの選択肢を検討し
ている。当グループは、税務上の損失の取扱いの見直しの一環として、既に潜在的な予算削減策を認識し
ている。詳細な調査によって認識された項目としては、過少資本制度の見直し、石油やガスのような特定の
産業で使用される減価償却資産に関する法定耐用年数の上限の引き上げ(年間の減価償却費の損金算入
額を減らすこととなる)や、探査費用の即時償却廃止、研究開発費に関する規則の変更が含まれている。こ
れらは 2012/13 年度の連邦予算では言及されていない。
「Scrip-for-scrip」に関する改正
「Scrip-for-scrip」(企業買収時の株式交換)におけるキャピタルゲイン課税(CGT)の繰越制度の改正は、株
式ではなく、所有権(転換優先株のような)を取得するトランズアクションにも焦点を当てている。
また、提案は以下のような変更も想定している。
 ルールの強化
 グループ会社内債務だけでなく、グループ企業(親会社を除く)がもつ債務も対象となるよう
範囲の拡大
 そのような債務の返済に関するCGT免除の取りやめ、さらに
 トラストへの適切な基準の適用の確保
 買収企業による取得対象企業の売却により生じ得るCGT債務の無期限の繰延べ
これらの変更は、2012年5月8日の午後7時30分(オーストラリア東部標準時)より適用される。
企業編成に係るの課税繰延-収益資産及び在庫
会社またはユニットトラストの持分を他の会社と交換する場合に発生する、収益資産及び在庫に係る課税の
繰延措置の適用が拡大され、2012年5月8日の午後7時30分(オーストラリア東部標準時)より適用される。
これは、繰延ルールの適用を連結グループの株式のみならず、一般要件を充たす全ての持分を対象とする
企業編成(会社と会社の間にもう一社足す場合などにも)にも認めることを目的としている。
為替換算
税務上における外国通貨から豪ドルへの為替差損益計算の規則に対し、小規模の改正が行われる予定で
あるが、詳細については未発表。
税務行政に関する変更
2012年3月に発表されたTaxation Administration Act 1953に対する改正案では、税務当局長官に、照合確認
をする間、税還付金を保持しておく権限を付与していた。これらの改正は、連邦総督の裁可以降、適用され
ることなっている。
また、未解決の税務負担及びスーパーアニュエーションの保証費の管理改善費用として、追加費用が税務
当局に割り当てられている。
国際税務
非居住者に対するキャピタルゲイン課税(CGT)ディスカウントの廃止
政府は、2012年5月8日の午後7時30分(オーストラリア東部標準時)より、現行の非居住者に対するキャピタ
ルゲイン課税の50%ディスカウントルールを廃止する予定である。尚、キャピタルゲイン課税ディスカウント
ルールは、5月8日時点の対象資産の市場価値を入手している非居住者に限り、これまでに累積しているキ
ャピタルゲインに関しては引き続き適用される。当該ルールは主に、豪州に不動産を所有する非居住者であ
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る個人に影響を与えるといえる。また、豪州の不動産でないCGT資産(例:豪州や海外の資本)を所有し、豪
州を出国する個人に対しても、幅広い影響を与えると思われる。これらの資産には、その個人が非居住者と
なる時点でCGTみなし売却ルールが適用されるが、これをみなし売却とせず、「豪州不動産」として扱う選択
も可能である。当該ルールが、CGTみなし売却選択ルールとどう相互作用するかは未定である。
投資信託所得に対する源泉税の引き上げ
2012年7月1日以降、投資信託 (Managed investment trusts) から非居住者に払われる配当に対して課される
源泉税が7.5%から15%に引き上げとなる。最終的な源泉税率は、豪州と情報交換の協定を結んでいる国に
居住する個人に対し、オーストラリアで得た所得やキャピタルゲインに適用される。その他の非居住者に分
配された投資信託からの配当に対しては、引き続き30%の源泉税が、現行どおり課せられる。
間接税
消費税(GST)コンプライアンスプログラム施行の延期
2010/11 年度の予算案においていくつかの GST コンプライアンスプログラムを施行する提案がされていたが、
政府はこれを更に2年間延期すると発表した。コンプライアンスプログラムは ATO が以下の論点に関し詳細
な調査を実施することを企図している。
 不正 GST 申告書
 GST 負債の過少申告
 GST 申告書の不提出
 未払い GST 負債
政府が GST 制度の見直しを進めている間にも ATO は納税者のコンプライアンスを厳しく監視、調査し続け
ていることは明らかである。
GST 海外取引
以前に発表した国際間取引に対する GST 適用に関しての変更の開始日が延期される。この法案は、GST
海外取引規定の簡素化、また、非居住者が不必要に豪州の GST 制度に不必要に取込まれないようにする
一方で GST 税基盤を保つ、このバランスを改善しようとする意図がある。この法案は 2012 年 7 月 1 日から
適用されると発表されていたが、立法化後の最初の 4 半期より適用される。
また、政府は他に以下を含む多数の改正をする予定。
 非移住者からの物品の供給修正案の変更
 非移住者代理規定に関する修正案の不履行
 GST 規定上の恒久的施設の定義を明確化、狭窄
大型車両道路使用料の引き上げ
予想されていた通り、政府は 2012 年 7 月 1 日より道路使用料を現在の 1 リットル当たり 23.1 セントから
25.5 セントへと引き上げる予定である。道路使用料は総重量 4.5 トン以上で公道を商業目的で走る登録車
両により使用される燃料から国が徴収する。道路使用料の引き上げは国より支払われる大型車両使用者に
対する燃料税額控除(fuel tax credit)額を縮小させることとなる。
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個人所得税
個人所得税率
2012/13 年度の税率は下記の通り。前年度からの主な変更点としては、非課税所得レンジが 6,000 ドルか
ら 18,200 ドルへと引き上げられる。
課税所得レンジ(単位:豪ドル)
税率
18,200 ドル以下
0%
18,200 ドル超 37,000 ドル以下
19%
37,000 ドル超 80,000 ドル以下
32.5%
80,000 ドル超 180,000 ドル以下
37%
180,000 ドル超
45%
(注)豪州居住者(成人)の税率。メディケア税は除く。
非居住者に関する所得税率の変更
2012 年 7 月 1 日以降、居住者に適用される税率ならびに課税所得レンジに合わせることを目的として、非
居住者の税率も変更となる。
80,000 ドル以下の課税所得には 32.5%の税率が適用され、2015 年 7 月 1 日以降には当該税率が 33%
へと引き上げられる。
課税対象所得が 80,001 ドル以上 180,000 ドル以下の税率は引き続き 37%となり、180,001 ドル以上につ
いても現行の 45%のままとなる。
繰延賞与や従業員株式制度を含めた、手取り保証アレンジメントによる駐在員が帰国した場合、雇用者は
帰国後に発生する税コストの負担額が増額することになる。
メディケア税非課税特例の対象範囲拡大
2011/12 年度において、メディケア税が非課税となる低所得者の所得基準が改正される。具体的には、未婚
者の場合、18,839 ドルから 19,404 ドルに、また、既婚者の場合、31,789 ドルから 32,743 ドルに引き上げ
られます。また、扶養されている子供や学生についても、一人につき、従来の 2,919 ドルから 3,007 に引き
上げられる。
私的健康保険料割戻し及びメディケア税追加賦課金(サーチャージ)の変更
年齢や所得水準、婚姻状態により割戻しや追加賦課金の適用が変更となる。
医療費税控除の変更
2012年7月1日以降、調整後課税所得がメディケア税追加賦課金の非課税枠を超える納税者(未婚者の場
合は84,000ドル、既婚者の場合は168,000ドル)は医療費負担額が5,000ドルを超過する場合に限り(現行
は2,000ドル)医療費税控除が適用可能となり、当該税控除率は現行の20%から10%へと減少する。尚、メ
ディケア税追加賦課金の非課税枠を超えない納税者においては変更はない。
高齢労働者税控除の廃止
1957 年 7 月 1 日以降出生の納税者に対する高齢労働者税控除が、2012 年 7 月 1 日より段階的に廃止と
なる。
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スーパーアニュエーション(退職年金基金)
退職年金基金への拠出金に対する増税
政府は2012年7月1日以降、所得が300,000ドル以上の納税者の場合、税制優遇措置適用となる拠出金に
対して15%の増税を行うと発表した。これにより、25,000ドルの拠出が行われた場合、追加で3,750ドルの
税金を支払う事となる。
本改正案における「所得」には、課税対象所得、税制優遇措置適用となる拠出金、調整後の経済的利益、純
投資損失額、対象海外所得、政府からの非課税年金や手当金から児童手当が控除された金額となる。
2012/13 年度以降の税制優遇措置適用可能な拠出限度額の引き下げ
退職年金基金への累積拠出額が500,000ドル未満かつ50歳以上の個人の場合、2012/13年度より税制優
遇措置適用となる拠出金限度額を50,000ドルへと引き上げる予定でしたが、本予算案により2014年7月1日
以降へと延期となる。
これにより、50歳以上の個人が税制優遇措置適用の対象となる拠出金限度額は2012年7月1日より25,000
ドルまで引き下げられる。
退職金税控除が標的に
政府は180,000ドル以上の所得者への退職時における功労金に対して、優遇税率適用を制限する。
2012年7月1日以降、退職金を含む年間課税対象所得が180,000ドル未満の場合に限り、優遇税率が適用
可能となる。つまり、課税所得が180,000ドル超える被雇用者の場合、超過した所得に対しては最高税率に
より課税される。現行ルール下においては、退職金のうち最初の165,000ドル(2012/13年度は175,000ドル)
までは15%もしくは30%にて課税されている。
余剰人員の解雇や傷病、労働争議や死亡に関連した退職金については現行のルールが引き続き適用され
る。
経済的利益税(Fringe Benefit Tax(FBT))
LAFHA 改正案の進展
2011 年 11 月に財務省より発表された LAFHA 改正案が修正され、さらに経過措置が加えられている。本
予算案における LAFHA 改正案は以下の通り。
 税の優遇措置が適用されるのは、オーストラリア国内に自分が住むための住居を維持している従業
員が、業務上の理由でその住居から離れて住む場合に限られる
 従業員が特定の勤務地で受けられる税の優遇措置は最長12ヶ月まで
以下の場合には、LAFHA 改正案による影響はない。
 「fly-in fly-out」(住居を勤務地に近い町に構え、勤務地と飛行機などで頻繁に行き来する)勤務形態
の場合、税の優遇措置は 12 ヶ月を超えても適用される
 通常の勤務地から短期間出張した場合(通常21日間まで)の食事手当及び交通費手当の税金上
の扱いは従来通り
本 LAFHA 改正案は住居費と食費についてのみ言及しているが、引越費用、教育費、一時帰国費用など、
その他関連するベネフィットがどのように扱われるかは、現時点では明らかになっていない。
政府は 2012 年 5 月 8 日午後 7 時 30 分の予算案発表以前に取り決めがされた LAFHA 適用対象者につ
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いては、新ルールの適用を 2014 年 7 月 1 日からとする経過措置を提示している。しかし、そのような経過
措置は、457 ビザ保持者などの一時的居住者には適用されない見込みである。
航空会社・旅行会社従業員の飛行機利用に関するベネフィット改正
航空会社・旅行会社従業員が無料または割引価格で飛行機を利用した場合、課税対象額の基準が、
現行の計算方法から市場価格へ変更となる。2012 年 5 月 8 日午後 7 時 30 分以降に提供されたベネ
フィットから新基準が適用される。
税制改革案
次の税制改革案は?
政府は、より強固で公正かつシンプルな税制にするための税制改革案を公約に掲げた。連邦予算の一環と
して、政府は将来の税制改革の計画の概要を示す税制改革ロードマップをリリースした。まだ法案化されて
いないが、主要な項目は次ページ以下のとおりである。
改正案
ステータス
包括的租税回避防止条項の改正案
改正案は 2012 年 3 月 1 日以降に締結または実行されたス
キームについて適用されるとされ、公開草案は 2012 年後半
に公表される予定。
移転価格税制の改正案
政府の 2011 年 11 月 1 日の発表を受けて、改革の第一次段
階として公開草案(条約と同等の移転価格法)がパブリックコ
メント収集のために 2012 年 3 月 16 日に公表されました。改
正点は 2004 年 7 月 1 日に遡及して適用される予定。法案は
2012 年 5 月の議会に諮られる予定。
第二次段階の公開草案(国際間利益按分規定)は 2012 年 6
月に公表される予定。
信託からの収入に係る税制改正案
ディスカッションペーパーがパブリックコメントの収集のために
2011 年 11 月 21 日に公表た。未だ改革の初期段階である
が、2013 年 7 月 1 日より適用される見込みである。
連結納税制度 - 将来所得に関する権利と連
結時の資産簿価算出法
2011 年 11 月 25 日の、「2010 年に成立した改正を塗り替え
る」との発表後、公開草案がパブリックコメント収集のために
2012 年 4 月 18 日に公表した。
改正点は複雑で、また多くのケースで連結納税制度を開始し
た 2002 年 7 月 1 日より遡及して適用される予定である。法
案は 2012 年 5 月の議会に諮られる予定。
金融アレンジメントに関する課税(TOFA)の追
加の改正(外貨、連結納税制度との相互関
係、タックスヘッジルールを含む)
TOFA についての追加の検討がなされる予定である。具体的
な内容は下記の通り。
 連結納税制度との相互関係 - 2011年11月25日の
政府の発表を受けて、公開草案が2012年4月18日に
パブリックコメント収集のために公表された。TOFAス
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
テージ3及び4の開始時点まで遡及して適用される予
定。法案は2012年5月の議会に諮られる予定。
TOFAタックスヘッジ - 2012年2月15日にTOFAタッ
クスヘッジルールに関してのディスカッションペーパー
が公表された。
マネージメント投資信託制度(MIT)
政府は 2011 年 11 月 2 日に、2011-2012 年度の経済・会計
中間見通し報告の一部としてマネージメント投資ファンド制度
の施行日を 2013 年 7 月 1 日まで遅延すると発表した。これ
は業界の準備期間を設ける目的である。
国外源泉所得課税繰延規制のルール(例:コ
ントロール下外国会社(CFC)や外国の蓄積基
金(FAF)や関連ルール)の見直し
財務相は 2011 年 2 月に公開草案に関するパブリックコメント
を受領した。FAF ルールは関連法案の立法後 7 月 1 日から
施行される予定である。CFC ルールについてはその施行開
始日等の情報は未発表。
市場外での自社株買い戻しに関する税務処
理
公開草案が 2011 年 10 月 20 日にパブリックコメント収集を目
的として発表された。当該制度は、立法化後に起こる自社株
買い戻し(市場外での取引)について適用される。
税務上欠損金使用ルール
税務上欠損金ルールに関し、以下のような、公表済みの多数
の事項が未だ立法化されていない。
 複数の種類の株式や不均等な配当/資本分配/議決
権をもつ会社の取り扱いに関する変更。当法案につ
いては2012年5月に議会に諮られる予定。
 昨年の連邦政府予算に発表された株主継続性テスト
(COT)の簡潔化といくつかの実務上の改善点。同一
事業テストに関する変更も2012年4月13日に発表さ
れた。
税務アドバイスに関する秘匿特権
ディスカッションペーパーがパブリックコメント収集目的として
2011 年 4 月 15 日に発表された。
GST の行政関連リフォーム
ほ と ん ど の 規 定 が 現 時 点 で 立 法 化 さ れ て い る が 、 GST
Grouping Membership Rules を含む、詳細が決定されていな
い多くの複雑な改正が未解決のままである。
本ニュースレターの内容は2012年5月9日にPwCオーストラリアが発行した 「Australian Federal Budget
2012-2013 analysis」(http://www.pwc.com.au/tax/assets/federal-budget/Federal-Budget-2012.pdf)の抄
訳です。本ニュースレターの内容に関するお問い合わせは、末尾記載の日本企業部の各担当者もしくは、
次ページ記載の弊社各Tax Partnerまでお願いいたします。
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シドニー
Adrian Green
Corporate Tax, Partner
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+61 (2) 8266 7890
Jim Lijeski
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+61 (2) 8266 8298
メルボルン
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Shane Smailes
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+61 (3) 8603 6097
ブリスベン
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Corporate Tax, Partner
[email protected]
+61 (7) 3257 8548
パース
William Campbell
Corporate Tax, Partner
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+61 (8) 9238 3343
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からのアドバイスを受けることなく、本冊子の情報を基に判断し行動されないようお願いします。本冊子に含まれる情報は正確性または完全性を、
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PwC のレポート・刊行物・出版物
会計、税務、経営に関連する下記レポート・出版物が発行・発表されています。詳細はPwC Japanのwebサイトで
ご確認いただけます。
レポート・刊行物
 景気回復時における不正発生リスクとその要因new!
 米国及び日本に迫るユーロ圏のリスクnew!
 FATCA規制案により保険会社はどのような影響を受けるか?new!
 「第15回世界CEO意識調査」の結果発表
 「銀行企業価値研究会報告書~多様なステークホルダーを視野に入れた銀行の企業価値の把握に向け
て~」を公表
 世界のカジノ収益、2015年には1,828億米ドルに達する見通し
 「経済犯罪意識調査 2011」を発表
 アジア太平洋地域のCEO、成長に強い自信
 M&A白書2011~「M&A実態調査2011」調査結果のサマリー~
 ソルベンシーⅡは、どこへ向かうのか
 モデル構築に期待される成果
 2050年における銀行業界の展望
 オーストラリアにおける事業活動入門ガイド 2010
 Similarities & Differences 2010
 Asia-Pacific M&A Bulletin 2010年下半期版-二つの景気回復:世界とアジア
出版物




アジアM&Aガイドブック
『IFRSの実務マニュアル』第2版
会社法計算書類の実務-作成・開示の総合解説-(第3版)
IFRSをめぐる税務を見据える -個別財務諸表に適用された場合の影響を探る-
PwC AustraliaのJapanese Services Desk
PwCは、豪州国内企業及びグローバルに展開する国際的企業に対して、会計監査や税務/法務アドバイス、
M&Aアドバイス等の専門的業務を提供する、豪州国内および世界最大規模のプロフェッショナルサービス組織で
す。
PwC Australia Japanese Services Desk(日本企業部)は、オーストラリアや太平洋地域等で事業・投資活動を
行っている日系企業に対して、きめ細やかな専門的業務ををご提供させて頂くことを目的に、日本人プロフェッショ
ナルを中心としたメンバーによって構成されております。豪州および日本における会計・税務面等での専門的知
識および実務経験、両国における商慣習及び文化的側面に関しての深い理解をフルに活用し、意思疎通を含め
た多様な局面における業務の提供に従事させていただいております。
画一的なサービスに留まらず、日本人プロフェッショナルによる業務コーディネイトの下、経験豊かなメンバーがチ
ームを組み、クライアントの皆様に最適な解決策をご提示できるように取り組んでおります。
日本のPwCグループ(あらた監査法人、プライスウォーターハウスクーパース株式会社、税理士法人プライスウォ
ーターハウスクーパース)とは緊密な関係を築いており、人事交流やフレームワーク/業務ツールの共有化等を通
じて、高いレベルでのサービス品質の標準化を行っております。日系企業のグローバル展開の際には、日本及び
オーストラリアの双方の専門家チームがシームレスに連携してご支援させて頂くことを通し、複雑性の高い案件に
も柔軟に対応できる仕組みを構築しております。
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拠点
シドニー事務所
Darling Park Tower
2
201 Sussex Street
Sydney, NSW 2000
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Advisory (ディールズ ・アドバイザリー/コンサルティング)
ディレクター/JSD 責任者
マネージャー
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会川 徹
+61 (2) 8266 1223
+61 (2) 8266 0462
[email protected]
[email protected]
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田村 りか
+61 (2) 8266 7348
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Level 19
2 Southbank
Boulevard
Southbank, VIC
3006
パース事務所
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19-21 250 St
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Perth, WA 6000
ブリスベン事務所
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123 Eagle Street
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[email protected]
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シニア・アカウンタント
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シニア・アカウンタント
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アカウンタント
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+61 (3) 8603 3759
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