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3/12 オギュスタン・ベルク教授講演会「一年後の風景」
PRESS RELEASE 2012 年 3 月 1 日 No. 713 3/12 オギュスタン・ベルク教授講演会「一年後の風景」 日本の風土を見つめ続けた国際交流基金賞受賞者が語る東北の風景 国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、3 月12日にオギュスタン・ベルク氏(フランス国立社会科学 高等研究院退任教授)の講演会「一年後の風景」を東京で行います。 ベルク教授は 3 月 9 日・10 日に東北大学における国際シンポジウムに参加ののち、東日本大震災から 1 年 後である 11 日に東北地方の被災地を視察します。昨年 10 月の国際交流基金賞授賞式でのシンポジウム 『日本的風土の再構築』では、冒頭から「景観 10 年、風景 100 年、風土 1000 年」という格言を引用し、風 土は物理的な国土であると同時に、生きる人間の歴史の集積であり未来でもあると述べました。本講演会でも 風土論を専門とする立場から、風土の復興に向けた提言を述べる予定です。 オギュスタン・ベルク教授 講演会 「一年後の風景」 日時│ 2012 年 3 月 12 日(月) 19:00-21:00 (開場 18:30) ※終了後、交流会あり 会場│ 国際交流基金 JFIC (東京・新宿区四谷 4-4-1) 言語│ 日本語 申込方法│ 以下の連絡先へ、メールまたはファックスにてお名前、ご所属およ びご連絡先をお知らせ下さい。※ 入場無料 ■国際交流基金賞について■ 国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、1973 年以来、毎年、学術・芸術など文化活動を通じて日本と 海外の相互理解の促進に顕著な貢献のあった個人または団体に対し、「国際交流基金賞」を授賞しています。 2011 年度国際交流基金賞日本研究・知的交流部門は、オギュスタン・ベルク退任教授(フランス国立社会科 学高等研究院)が受賞されました。(国際交流基金賞 http://www.jpf.go.jp/j/about/award/index.html) ■オギュスタン・ベルク■ フランス国立社会科学高等研究院退任教授 Augustin BERQUE Retired Professor, School of Advanced Studies in the Social Sciences 1942 年モロッコ・ラバト生まれ。パリ大学で地理学の博士号を取得ののち、日 本国内の複数の大学で教鞭をとり、1977 年、パリ第四大学で「北海道の開拓 による文化的変化」により文学の博士号を取得。日本各地の文化や風土に造 詣が深く、1984 年から 4 年間、東京にある日仏会館のフランス学長を務め、 日仏交流にも大きな貢献を果たした。和辻哲郎の『風土』に出会い、日本各地 に滞在した経験をもとに独自の風土論を確立し、古今東西の例と比較しながら、 実証的かつ論理的に日本語や日本人の背後にある哲学や自然観を明らかに することで、人間の意識や存在そのものに関する思索を深めている。 お問い合わせ│国際交流基金 情報センター 担当:山﨑 Tel: 03-5369-6075 Fax: 03-5369-6044 E-mail: [email protected] 〒160-0004 東京都新宿区四谷 4-4-1 www.jpf.go.jp