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東京都杉並区杉並保健所 :保護者のこころの相談
東京都杉並区杉並保健所 : 保護者のこころの相談 〒167-0051 東京都杉並区荻窪 5-20-1 (TEL) 03-3391-1025、(FAX) 03-3391-1927 (E-Mail) [email protected] 人口 524,835 人(出生数 3,655 人) 母子保健担当者: 事務・保健師・ 栄養士・歯科衛生士・ その他 (医師、 歯科医師)、全保健師数 50 人(母子保健担当保健師数 50 人) 事業課題 区分:政令市・特別区 ■子どもの心の安らかな発達促進と育児不安の軽減 4か月健診での産後うつスケールの実施や、グループカウンセリング等の多様化してきた虐待 事業の背景 予防事業の中で、専門家による見立てや助言が必要になってきた。 提案者 母子保健担当者 乳幼児の保護者の育児不安、育児負担感によるこころの問題への専門相談を行うことにより 事業のねらい 保護者が安心して育児ができるよう支援するとともに、早期に虐待予防を図る。 ・目標 ■住民が健康のために行動できる機会や環境を提供する 数値目標 あり 対象 父親 母親 実施期間 平成 15 年 4 月 ∼ 平成 17 年 3 月 2 年計画 5保健センターにおいて実施。マザーメンタルに理解のある精神科医師が年に4回、心理相談 員が年に9回。対象は主に、産後うつスケールで20点以上の高得点者や診断が必要な人は 事 実施内容 精神科医師へ、中得点者は心理相談員の面接を実施。面接中、児は保育士が託児を行う。 業 ■相談機能の強化 内 容 協力機関 ■個別支援や集団支援のツール開発 病院 民間相談機関 住民参画状況 なし 従事者内訳 保健師 医師 事務職員 保育士 その他(心理相談員) 補助金・助成金 なし都道府県 事業の評価 今後の課題 キーワード 今年度から実施の事業であるため、評価はまだ行われていない。 ■今後も継続する 15年度新規事業の「保護者のこころの相談」及びグループカウンセリングの活用と評価 及び高得点者の1歳6か月健診での対応について検討していく。 虐待予防 専門相談 ■地域の子育て支援の充実 ■虐待の発生予防 131 ・*・ *・ コメント ・*・*・ 乳幼児の保護者を対象とした育児に伴うこころの問題への対策事業である。児童虐待の予防や育児不安の解 消のために、産後うつスケールの実施やグループカウンセリングが取り入れられるようになってきているが、そ の後のフォロー体制が十分でないことも多い。この事業では産後うつスケールで高得点者にはマザーメンタル に理解のある精神科医師によるフォロー、中得点者には心理相談員による面接が行われており、フォロー体制 が用意されている点で評価できる事業である。(TT) 132