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アイケアビジネス
トプコンは 70 年近くにわたりアイケア分野の、主に「検査」「診断」「治療」領域で、人々の眼の健 康に貢献してきました。現在、世界では、人口増加と共に高齢化が急速に進展し、3 大眼疾患の増加、 医療コストの高騰、医師不足など様々な問題が発生しています。トプコンは、これら課題を解決すべ く、その領域を「健診・スクリーニング」「予後管理」に拡大し、ICT を活用して、早期発見・早期治療、 アイケアビジネス 地域医療連携や遠隔診断を実現することにより総合的な医療費の削減を目指しています。トプコンは、 健康で快適な生活を持続するために、未来へ向けた新たな仕組み作りへ全力で取り組んでいます。 Eye Care ICT ソリューション ICT Solutions ICT により、スクリーニングから検査、診断、治療、予後管 理まで、 あらゆる環境に対応したソリューションを提供。いつ でも、どこでも、どんな画像・データも共有を可能にし、眼科 診断効率と医療サービスの質の向上に大きく貢献します。 健診/スクリーニング Screening 治療後もかかりつけ医など場所を選ばずに経過観察がで き、また適切なタイミングで治療を受けることができる など新しい予後管理の仕組みを構築することにより、診 療効率と患者さんのケアの質を向上します。 遠隔診断技術の利用により、様々な場所で無散瞳眼底カ メラや OC T によるスクリーニング(健診)が 可能になり、 早期発見、早期治療とともに病院効率の向上に貢献し ます。 遠隔診療システム 海外眼鏡店 0001001100001000010 1111000100110000100 人間ドック 予後管理 Prognostic Management 1 000 110 000 011 0100 1 0 0 00 100 110 000 001 110 1100 0 0 0 01 00 100 111 111 101 010 1100 0 0 0 00 001 111 100 111 001 0000 1 0 0 00 110 011 000 101 1001 111 100 000 001 000 000 111 010 111 111 001 100 100 010 100 011 010 000 111 010 100 000 010 101 000 111 001 110 000 00 100 病院 眼科 眼科電子カルテ 遠隔診療システム 000 101 1001 111 100 000 001 000 000 111 010 111 111 001 100 100 010 100 011 010 000 111 010 100 000 010 101 000 111 001 110 000 00 100 1 000 110 000 011 0100 1 0 0 0 0 100 110 000 001 110 1100 0 0 0 01 00 100 111 111 101 010 1100 0 0 0 0 0 001 111 100 111 001 0000 1 0 0 00 110 011 かかりつけ医 0001001100001000010 1111000100110000100 訪問医療 眼科 クリニック 13 14 IMAGEnet 眼科医療ネットワーク 眼科データ管理システム 様々な診療科目の中でも、特に眼科は検査項目が多く、膨大な画像データ・検査データが発生し、診療形態も 複雑です。トプコンは眼科医療機器の総合メーカーとしていち早く画像ファイリングシステムを開発、数々の 大学病院やクリニックに導入され眼科診療のトータルソリューションとして大きく貢献してきました。また、 今後は眼科のみならず病院の情報システム (HIS) との連携や、院外の施設とも繋がる地域医療連携にも注力し ていきます。 リーディングセンター バス健診 手術室 他の病院 暗室 眼科クリニック 検査室 総合病院 眼鏡店 レーザ治療室 医局 診察室 受付 スリットランプ 眼底カメラ 3 次元眼底像 撮影装置(3D OCT) スペキュラー マイクロスコープ 手術用顕微鏡 眼科用レーザ 光凝固装置 眼球の内圧(眼球の形を保つため コンプビジョン / 1ダイヤルコントローラー / 視力チャート 眼科の聴診器といわれ、前眼部か 眼の奥の網膜などを撮影する装置 眼底網膜の断層画像を近赤外線を 角膜の一番内側にある細胞(角膜 眼科手術を行う時に使用する顕微 網膜にレーザを照射して治療する の圧力)を測定する装置で、主に 視力の測定、レンズの実際の見え ら眼底までを観察する顕微鏡です。 で、緑内障、加齢黄斑変性、糖尿 用いて観察・撮影する装置で、様々 内皮細胞)の数の測定や形状を観 鏡で、明るく鮮明な視野と独自開 装置で、糖尿病網膜症や黄斑浮腫、 緑内障の診断に使用されます。 具合を確認し、最適なレンズ選び 病網膜症など眼疾患の他、高血圧 な眼疾患の早期発見、診断を行う 察する装置で、主に白内障手術の 発の照明装置で硝子体手術などを 網膜剥離の治療等に使用されます。 を支援します。 や糖尿病など生活習慣病の診断に ことができます。 事前検査に使用されます。 短時間で行えます。 オートケラト レフラクトメーター トノメーター(眼圧計) 眼球に赤外線を照射することで 近視・遠視・乱視及びその度数を 測定する他、角膜の形状を測定し ます。 治療ソリューション Treatment 診断ソリューション Diagnosis 検査ソリューション Examination も使用されます。 15 16 3 次元眼底像撮影装置 眼科用電子カルテ トプコンは 2006 年に世界初となる 3 次元眼底像撮影装置(3D OCT)を発売し、眼科診断に大きな革新をもた 様々な機器を使用し、検査内容が複雑な眼科。電子化が難しい検査も多く、医療部門の中でも特殊なデータの らしました。OCT 検査が急速に普及した現在も、トプコンは簡単操作、無散瞳眼底カメラ同時撮影、フルオー 取り扱いが必要です。一方、医療現場は電子化が進み、電子カルテの需要が高まっています。トプコンは眼科 ト操作など他社の追随を許さない技術開発を行っています。また、次世代技術スウェプトソース OCT により、 電子カルテの開発にいち早く取り組み、自社・他社機器データを統合管理し、カルテに必要な履歴管理や所見 硝子体、網膜、脈絡膜、乳頭をより精細に高画質に観察することができ、更には毛細血流の状態まで可視化す 記録も可能な一元化ソリューションを提供しています。また大病院や大学病院における総合院内システム (HIS) ることができる様になりました。病態の解明や効率的な治療進行を支える最新技術もトプコンが世界に先駆け とのスムーズな連携も実現し、今後は地域医療連携にも貢献していきます。 て販売しています。 硝子体 強膜 脈絡膜 虹彩 黄斑部 角膜 視神経 視神経乳頭 瞳孔 水晶体 OCT 像 検査 眼底写真 網膜 受付 精密検査 OC T像 ( 網膜断層像 ) 診察 診断 OCT Angiography 画像提供: Carl Glittenberg MD, Karl Landsteiner Institute for Retinal Research and Imaging 17 18