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農林水産省ホームページ 分類検索機能(「逆引き事典」サイト)の改修
農林水産省ホームページ 分類検索機能(「逆引き事典」サイト)の改修業務 調達仕様書 農林水産省大臣官房広報評価課広報室 目 1 次 調達案件の概要………………………………………………………………………………4 (1)調達件名…………………………………………………………………………………4 (2)目的………………………………………………………………………………………4 (3)業務システムの概要……………………………………………………………………4 (4)業務基本方針……………………………………………………………………………4 (5)契約期間…………………………………………………………………………………4 (6)作業スケジュール………………………………………………………………………4 2 業務内容………………………………………………………………………………………5 (1)逆引き事典の改修………………………………………………………………………5 (2)逆引き事典のデザイン変更……………………………………………………………5 (3)改修した機能の動作試験………………………………………………………………5 (4)改修した機能の実装……………………………………………………………………5 (5)会議の開催及び出席……………………………………………………………………5 (6)成果物……………………………………………………………………………………6 3 作業の実施体制・方法………………………………………………………………………7 (1)作業実施体制……………………………………………………………………………7 (2)受注者に求める体制……………………………………………………………………8 (3)作業場所…………………………………………………………………………………8 4 作業の実施に当たっての遵守事項…………………………………………………………8 (1)機密保持、資料の取扱い………………………………………………………………8 (2)その他文書、標準への準拠……………………………………………………………9 5 成果物の取扱いに関する事項………………………………………………………………10 6 瑕疵担保責任…………………………………………………………………………………10 7 応札者の条件…………………………………………………………………………………11 (1)公的な資格や認証等の取得……………………………………………………………11 (2)受注実績…………………………………………………………………………………11 (3)共同事業体による入札…………………………………………………………………11 8 入札制限………………………………………………………………………………………11 9 再委託に関する事項…………………………………………………………………………12 (1)再委託の制限及び再委託を認める場合の条件………………………………………12 (2)承認手続…………………………………………………………………………………12 (3)再委託先の契約違反等…………………………………………………………………12 10 その他特記事項……………………………………………………………………………12 2 (1)前提条件等………………………………………………………………………………12 (2)入札公告期間中の資料閲覧等…………………………………………………………12 11 付属文書……………………………………………………………………………………13 3 1 調達案件の概要 (1)調達件名 農林水産省ホームページ分類検索機能(「逆引き事典」サイト)の改修業務(以下「本 業務という。 ) (2) 目的 農林水産省においては、農林水産業の現場ニーズに応じたきめ細やかな施策を講じ、 農林水産省ホームページを初めとした各種広報媒体を通じて情報発信を行い、国民へ の浸透を図ってきており、その中で、利用者が、農林水産省が実施する補助事業等の 情報に効率的かつ迅速にたどり着くことに特化した検索や、検索結果の比較を行える 分類検索機能(「逆引き事典」サイト(以下「逆引き事典」という。))を公開し、運 営しているところである。 本業務は、利用者の更なる利便性向上を図るため、逆引き事典に都道府県が実施す る事業(以下「都道府県事業」という。)に関する情報を加えるために必要な機能改修 を行うものである。 ※逆引き事典については、https://www.gyakubiki.maff.go.jp/ を確認すること。 (3)業務システムの概要 逆引き事典のシステムの概要は別紙1を参照のこと。 (4)業務基本方針 ア タブレット端末への対応 農林水産業の現場において逆引き事典の利用を推進するため、タブレット端末で 閲覧しやすいデザインを採用しており、原則として現在公開中のデザインを引き継 ぐこと(ヘッダー及びフッターを除く)。 イ CMS との親和性 農林水産省が使用している CMS は、平成28年8月に、Web コア CMS(富士通 SSL 社製)に更新したところである。 したがって、改修する機能も、導入している CMS との親和性を有すること。 (5)契約期間 契約締結日から平成29年3月15日までとする。 (6)作業スケジュール 作業スケジュールは次のとおり想定している。 4 2017年 (H29年) 2016年 (H28年) 作業項目 12月 1月 2月 3月 1.ヒアリング・要件定義 2.設計 3.開発、テスト 4.本番環境への導入 5.会議等の実施 図1 2 作業スケジュール 業務内容 (1)逆引き事典の改修 ア 検索項目の追加 農業編、林業編、水産業編それぞれの補助金に対して、検索画面に、都道府県を 選択する項目を追加すること。 選択方式(プルダウン、ラジオボタン等)やデザインについては、農林水産省大臣 官房広報評価課担当職員(以下「担当職員」という。)と協議の上、決定すること。 イ データ登録用シートの作成 都道府県事業のデータを、逆引き事典に登録するためのファイルまたはデータ様 式を作成すること。 (2)逆引き事典のデザイン変更 逆引き事典の各画面のヘッダー及びフッターデザインを、平成 28 年8月にリニュー アルした農林水産省ホームページのヘッダー及びフッターに合わせて修正すること。 (3)改修した機能の動作試験 本番環境へ実装前に、同等環境を受注者側で用意し、十分な試験を実施すること。 (4)改修した機能の実装 上記(1)及び(2)において改修した機能を本番環境に実装し、問題なく動作すること を確認すること。 (5)会議の開催及び出席 ア 本業務の進捗を報告、確認するため、2週間に1回程度、検討会議を開催するこ と。 イ 農林水産省大臣官房広報評価課広報室(PJMO)から要請があった場合、又は、受 注者が必要と判断した場合、必要資料を作成の上、検討会議会とは別に会議を開催 すること。 ウ 受注者は、会議終了後、3日以内(行政機関の休日を除く。)に議事録を作成し、 PJMO の承認を受けること。 5 (6)成果物 ア 成果物名 本業務の成果物を以下に示す。 表1 成果物名 改修業務設計書 業務完了報告書 議事録 成果物一覧 記載内容 提出期限 本業務において実施した改修の内容を記 載した設計書。 担当職員と協議の上で 本誌要所に示されている全ての要件が実 現されていることを確認したうえで、業務 の完了を報告する資料 会議の開催及び出席に基づき作成する議 事録。 担当職員と協議の上で 決定 決定 担当職員と協議の上で 決定 イ 成果物の納品方法 ・ 成果物は、全て日本語で作成すること。 ・ 用字・用語・記述符号の表記については、「公用文作成の要領(昭和 27 年4月4 日内閣閣甲第 16 号内閣官房長官依命通知)」を参考にすること。 ・ 情報処理に関する用語の表記については、日本工業規格(JIS)の規定を参考にす ること。 ・ 成果物は紙媒体及び電磁的記録媒体により作成し、農林水産省から特別に示す場 合を除き、原則紙媒体は正1部・副1部、電磁的記録媒体は1部を納品すること。 ・ 紙媒体による納品について、用紙のサイズは、原則として日本工業規格 A 列4番 とするが、必要に応じて日本工業規格 A 列3番を使用すること。 ・ 電磁的記録媒体による納品について、Microsoft Office 又は PDF のファイル形式 で作成し、CD-R 等の電磁的記録媒体に格納して納品すること。 ・ 納品後、農林水産省において改変が可能となるよう、図表等の元データも併せて 納品すること。 ・ 成果物の作成に当たって、特別なツールを使用する場合は、担当職員の承認を得 ること。 ・ 成果物が外部に不正に使用されたり、納品過程において改ざんされたりすること のないよう、安全な納品方法を提案し、成果物の情報セキュリティの確保に留意 すること。 ・ 電磁的記録媒体により納品する場合は、不正プログラム対策ソフトウェアによる 確認を行うなどして、成果物に不正プログラムが混入することのないよう、適切 に対処すること。なお、対策ソフトウェアに関する情報(対策ソフトウェア名称、 定義パターンバージョン、確認年月日)を記載したラベルを貼り付けること。 6 ウ 成果物の納品場所 原則として、成果物は次の場所において引渡しを行うこと。ただし、農林水産省 が納品場所を別途指示する場合はこの限りではない。 〒100-8950 東京都千代田区霞が関 1-2-1 農林水産省大臣官房広報評価課広報室(ドア No 別304) 3 作業の実施体制・方法 (1)作業実施体制 本業務の推進体制及び本業務受注者に求める作業実施体制は次の図及び表のとおり である。また、受注者の情報セキュリティ対策の管理体制については、作業実施体制 とは別に作成すること。 逆引き事典関係者 PMO 広報評価課情報管理室 PJMO 広報評価課広報室 CMS関係者 逆引き事典保守・運営 ・サービス提供業務事業者 本業務受注者 CMS機器保守 事業者 業務遂行責任者 逆引き事典 構築事業者 業務担当者 図 2 CMS保守 事業者 本業務の推進体制及び本業務受注者に求める作業実施体制 表 2 本業務における組織等の役割 組織等 本業務における役割 PJMO 逆引き事典の管理組織として、本業務の進捗等を管理する。 本業務受注者 本業務を実施する。 逆引き事典構築事業者 逆引き事典の設計・構築を担った事業者。 逆引き事典保守・運営・サ 逆引き事典の保守、運営を行う事業者。 ービス提供業務事業者 CMS保守事業者 農林水産省が導入しているCMSの保守を行う事業者。 CMS機器保守事業者 農林水産省が導入しているCMSのサーバ等の機器の保守を行う事 業者。 7 (2)受注者に求める体制 受注者は、以下の実施体制を確保すること。 ア 日本語での対応ができること。 イ 本業務を遂行させるために十分な業務実施体制を確保したうえ、業務ごとの連絡窓口 を明示するとともに、責任体制を明確にし、全社的対応を図ることとする。業務ごとに、必 要な知識及び経験、資格を有するものを担当させること。 ウ 体制を変更する必要が生じた場合には、事前に変更内容を記載した書面をもって 報告し、担当職員の承認を得ること。 なお、受注者側担当職員の異動が発生する場合には、後任の受注者側担当職員に 対して、本業務に支障をきたさないように十分な訓練を実施した後に業務の引継ぎ を行い、引継ぎ結果を報告すること。 エ 受注者側担当職員の病気等により欠務が生じる場合は、その旨、代行する受注者 側担当の名前及び経歴・保有資格等受注者側担当職員として十分な資格を有してい る旨を、速やかに担当職員へ書面にて報告し、承認を得ること。 なお、代行する受注者側担当職員は業務に支障をきたさないようにすることがで きる者を担当させること。 オ 担当職員が、受注者側担当職員に十分なコミュニケーション能力がないと判断した 場合は、早急に受注者側担当職員を変更すること。 カ 作業の経過、進捗状況等について遅延が認められた場合は、速やかに担当職員に報 告するとともに、対応策を提示すること。 キ その他、本業務の円滑な運営を図るため、受注者が担当職員との連絡を密にして本 業務を行うこと。 (3)作業場所 本業務の作業場所及び作業に当たり必要となる設備、備品及び消耗品等については、 受注者の責任において用意すること。また、必要に応じて担当職員が現地確認を実施 することができるものとする。 4 作業の実施に当たっての遵守事項 (1)機密保持、資料の取扱い ア 担当部署から農林水産省における情報セキュリティの確保に関する規則(平成 27 年3月 31 日農林水産省訓令第4号。以下「規則」という。) 、「農林水産省における 個人情報の適正な取扱いのための措置に関する訓令」等の説明を受けるとともに、 本業務に係る情報セキュリティ要件を遵守すること。 イ 別紙2「情報セキュリティ共通仕様」、別紙3「情報システムのライフサイクル仕 様」に基づき、作業を行うこと。 8 (2)その他文書、標準への準拠 ア 政府情報システムの整備及び管理に関する標準ガイドライン 本業務の遂行に当たっては、標準ガイドラインに基づき、作業を行うこと。また、 具体的な作業内容及び手順等については、 「政府情報システムの整備及び管理に関す る標準ガイドライン実務手引書」(内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室及び総務 省行政管理局)を参考とすること。なお、標準ガイドラインの改定があった場合に は、これに対応すること。 イ 電子政府及びホームページ運用に関する各種通知等 本業務の遂行に当たっては、以下に示す取組動向及びこれに関連した各種通知や ガイドラインを踏まえること。なお、以下に示す通知等の改定があった場合には、 これに対応すること。 (ア) 世界最先端 IT 国家創造宣言(改定)(平成 28 年 5 月 20 日閣議決定) ( http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/pdf/20160520/sengen_kaitei.pdf ) (イ) 行政情報の電子的提供業務及び電子申請等受付業務の業務・システム最適化 計画(平成 17 年 8 月:各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議決定) (http://www.e-gov.go.jp/doc/pdf/e-Gov.pdf) (ウ) Web サイト等による行政情報の提供・利用促進に関する基本的指針 (平成 27 年3月:各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議決定 (http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/cio/dai61/siryou2_1.pdf http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/cio/dai61/siryou2_2.pdf) (エ) 農林水産省におけるホームページ運営に関する内部規定 (オ) 農林水産省ホームページ利用ルール(リンク・著作権) (http://www.maff.go.jp/j/use/link.html) ウ アプリケーション・コンテンツの作成規程 (ア) 提供するアプリケーション・コンテンツに不正プログラムを含めないこと。 (イ) 提供するアプリケーションにぜい弱性を含めないこと。 (ウ) 実行プログラムの形式以外にコンテンツを提供する手段がない限り、実行プ ログラムの形式でコンテンツを提供しないこと。 (エ) 電子証明書を利用するなど、提供するアプリケーション・コンテンツの改ざ ん等がなく真正なものであることを確認できる手段がある場合には、それをア プリケーション・コンテンツの提供先に与えること。 (オ) 提供するアプリケーション・コンテンツの利用時に、ぜい弱性が存在するバ ージョンのOSやソフトウェア等の利用を強制するなどの情報セキュリティ 水準を低下させる設定変更を、OSやソフトウェア等の利用者に要求すること がないよう、アプリケーション・コンテンツの提供方式を定めて開発すること。 (カ) サービス利用に当たって必須ではない、サービス利用者その他の者に関する 9 情報が本人の意思に反して第三者に提供されるなどの機能がアプリケーショ ン・コンテンツに組み込まれることがないよう開発すること。 (キ) 「.go.jp」で終わるドメインを使用してアプリケーション・コンテンツを提 供すること。 5 成果物の取扱いに関する事項 ・ 本業務における成果物の原著作権及び二次的著作物の著作権(著作権法第 21 条か ら第 28 条に定める全ての権利を含む。)は、受注者が本調達の実施の従前から権利を保 有していた等の明確な理由によりあらかじめ提案書にて権利譲渡不可能と示されたも の以外は、全て農林水産省に帰属するものとする。 ・ 農林水産省は、成果物について、第三者に権利が帰属する場合を除き、自由に複製し、 改変等し、及びそれらの利用を第三者に許諾することができるとともに、任意に開示で きるものとする。また、受注者は、成果物について、自由に複製し、改変等し、及びこ れらの利用を第三者に許諾すること(以下「複製等」という。)ができるものとする。 ただし、成果物に第三者の権利が帰属するときや、複製等により農林水産省がその業 務を遂行する上で支障が生じるおそれがある旨を契約締結時までに通知したときは、こ の限りでないものとし、この場合には、複製等ができる範囲やその方法等について協議 するものとする。 ・ 納品される成果物に第三者が権利を有する著作物(以下「既存著作物等」という。) が含まれる場合には、受注者は、当該既存著作物等の使用に必要な費用の負担及び使用 許諾契約等に関わる一切の手続を行うこと。この場合、本業務の受注者は、当該既存著 作物の内容について事前に農林水産省の承認を得ることとし、農林水産省は、既存著作 物等について当該許諾条件の範囲で使用するものとする。 なお、本仕様に基づく作業に関し、第三者との間に著作権に係る権利侵害の紛争の原 因が専ら農林水産省の責めに帰す場合を除き、受注者の責任及び負担において一切を処 理すること。この場合、農林水産省は係る紛争等の事実を知ったときは、受注者に通知 し、必要な範囲で訴訟上の防衛を受注者に委ねる等の協力措置を講じるものとする。 ・ 受注者は農林水産省に対し、一切の著作者人格権を行使しないものとし、また、第三 者をして行使させないものとする。 受注者は使用する画像、デザイン、表現等に関して他者の著作権を侵害する行為に 十分配慮し、これを行わないこと。 6 瑕疵担保責任 受注者は、本調達について検収を行った日を起算日として1年間、成果物に対する瑕 疵担保責任を負うものとする。その期間内において瑕疵があることが判明した場合には、 その瑕疵が農林水産省の指示によって生じた場合を除き(ただし、受注者がその指示が 10 不適当であることを知りながら、又は過失により知らずに告げなかったときはこの限り でない。)、受注者の責任及び負担において速やかに修正等を行い、指定された日時まで に再度納品するものとする。なお、修正方法等については事前に農林水産省の承認を得 てから着手するとともに、修正結果等についても農林水産省の承認を受けること。 7 応札者の条件 応札者は次の条件を満たすこととし、事前に条件を満たすことを証明する資料等の写 しを提出すること。 (1)公的な資格や認証等の取得 ア 品質マネジメントシステムに係る以下のいずれかの条件を満たすこと。 (ア)品質マネジメントシステムの規格である「JIS Q 9001」又は「ISO9001」(登録 活動範囲が情報処理に関するものであること。 )の認証を有していること。 (イ)上記と同等の品質管理手順及び体制が明確化された品質マネジメントシステム を有している事業者であること(管理体制、品質マネジメントシステム運営規程、 品質管理手順規定等を提示すること。)。 イ 情報セキュリティに係る以下のいずれかの条件を満たすこと。 (ア)情報セキュリティ実施基準である「JIS Q 27001」、 「ISO/IEC27001」又は「ISMS」 の認証を有していること。 (イ)財団法人日本情報処理開発協会のプライバシーマーク制度の認定を受けている か、又は同等の個人情報保護のマネジメントシステムを確立していること。 (ウ)個人情報を扱うシステムのセキュリティ体制が適切であることを第三者機関に 認定された事業者であること。 (2)受注実績 本業務と類似する分類検索及び比較機能を有する動的サイトを構築した実績を有す ること。又は提供していること。 (3)共同事業体による入札 共同事業体として参加する場合は、共同事業体の代表者は(1)及び(2)の要件を満 たすとともに、8の入札制限者に該当しないこと。 また、共同事業体を構成する事業者間において、その結成、運営等について協定を 締結するとともに、協定書(又はこれに類する書類)を提出すること。協定書の作成 にあたっては、業務分担およびその考え方並びに実施体制について明確に記載し、解 散後の瑕疵担保責任に関しても協定の内容に含めること。 8 入札制限 本業務を直接担当する農林水産省 CIO 補佐官及び農林水産省全体管理組織(PMO)支援 スタッフが、その現に属する又は過去2年間に属していた事業者及びこの事業者の「財務 11 諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 38 年大蔵省令第 59 号)第8条に 規定する親会社及び子会社、同一の親会社を持つ会社並びに委託先等緊密な利害関係を有 する事業者は、本書に係る業務に関して入札に参加できないものとする。 9 再委託に関する事項 (1)再委託の制限及び再委託を認める場合の条件 ア 本業務の受注者は、業務を一括して又は主たる部分を再委託してはならない。 イ 受注者における遂行責任者を再委託先事業者の社員や契約社員とすることはでき ない。 ウ 受注者は再委託先の行為について一切の責任を負うものとする。 エ 再委託先における情報セキュリティの確保については受注者の責任とする。 (2)承認手続 ア 本業務の実施の一部を合理的な理由及び必要性により再委託する場合には、あら かじめ再委託の相手方の商号又は名称及び住所並びに再委託を行う業務の範囲、再 委託の必要性及び契約金額等について記載した別添の再委託承認申請書を農林水産 省に提出し、あらかじめ承認を受けること。 イ 前項による再委託の相手方の変更等を行う必要が生じた場合も、前項と同様に再 委託に関する書面を農林水産省に提出し、承認を受けること。 ウ 再委託の相手方が更に委託を行うなど複数の段階で再委託が行われる場合(以下 「再々委託」という。)には、当該再々委託の相手方の商号又は名称及び住所並びに 再々委託を行う業務の範囲を書面で報告すること。 (3)再委託先の契約違反等 再委託先において、本調達仕様書の遵守事項に定める事項に関する義務違反又は義 務を怠った場合には、受注者が一切の責任を負うとともに、農林水産省は、当該再委 託先への再委託の中止を請求することができる。 10 その他特記事項 (1)前提条件等 本業務受注後に調達仕様書(別添要件定義書を含む。)の内容の一部について変更を 行おうとする場合、その変更の内容、理由等を明記した書面をもって農林水産省に申 し入れを行うこと。双方の協議において、その変更内容が軽微(委託料、納期に影響 を及ぼさない)かつ許容できると判断された場合は、変更の内容、理由等を明記した 書面に双方が記名捺印することによって変更を確定する。 (2)入札公告期間中の資料閲覧等 本業務の実施に参考となる過去の類似業務の報告書等に関する資料については、農 林水産省内にて閲覧可能とする。なお、資料の閲覧に当たっては、必ず事前に担当部署 12 まで連絡の上、閲覧日時を調整すること。 ア 資料閲覧場所 東京都千代田区霞が関 1-2-1 農林水産省大臣官房広報評価課広報室 (3階ドア番号 別304) イ 閲覧期間及び時間 (ア)平成 28 年 11 月 15 日から平成 28 年 12 月1日まで (イ)行政機関の休日を除く日の 10 時から 17 時まで(12 時から 13 時を除く。) ウ 閲覧手続 最大 2 名まで。閲覧に当たっては、閲覧希望日の2日前(行政機関の休日を除く。 ) までに担当職員に連絡すること。また、別途提示する資料閲覧申請書を提出すること。 エ 閲覧時の注意 閲覧にて知り得た内容については、提案書の作成以外には使用しないこと。また、 本調達に関与しない者等に情報が漏えいしないように留意すること。閲覧資料の複写 等による閲覧内容の記録は行わないこと。 オ 連絡先 農林水産省大臣官房広報評価課広報室 電話 03-3501-3779 カ 事業者が閲覧できる資料一覧表 閲覧に供する資料の例を次に示す。 (ア)プロジェクト計画書 (イ)分類検索機能運営環境の設計書等 (ウ)分類検索機能要件設計書 (エ)データ設計書 (オ)運用実施要領 11 附属文書 (1)別紙1: 基本要件定義 (2)別紙2:情報セキュリティ共通仕様 (3)別紙3: 情報システムのライフサイクル仕様 以 上 13 別紙1 基本要件定義書 1 サイト運営環境の基本要件 ・データセンター環境について (1)セキュリティ ① データセンターへの入退館管理は、常駐する IDC 職員又は警備員もしくはセキュリティ管理シ ステム等により、24 時間 365 日実施すること。 ② 事前に入館申請された担当職員及び担当職員が許可した者が館内作業可能であること。 ③ 24 時間 365 日保守作業等に伴う入退館が可能であること。 ④ サーバ室においては、ID カード等による認証や生体認証等の入退館管理を実施しているこ と。 ⑤ ラックの鍵はデータセンターにおいて厳重に保管すること。また、本省職員及び本省が許可し た者が作業を実施する際には、鍵の貸与が可能であること。 ⑥ データセンターへの主要な出入り口及び建物内は、監視カメラ等で 24 時間 365 日監視でき ること。また、画像の提供を求めた場合は、速やかに画像の閲覧ができること。 (2)防災対策 ① 地震対策として、以下の構造を有していること。 ・ 建物は、現行建築基準法に準拠し、震度 5 クラスの地震でも致命的な被害を受けない耐 震、制震あるいは免震性能等を有すること。 ② 火災対策として、以下の構造を有していること。 ・ 現行建築基準法に規定する耐火建造物であること。 ・ 現行建築基準法に準拠した延焼防止対策を実施していること。 ・ 1 時間以上の耐火性能のデータ保管設備を有すること。但し、IDC 自体が耐火構造である 場合はこの限りではない。 ・ 内装材は、不燃材又は準不燃材(難燃材)であること。 ③ 水害対策として、以下の構造を有していること。 ・ データセンターフロアは、地表面より高い位置に設置されていること。 ・ 漏水検知機を設置していること。 ④ 落雷対策として、以下の構造を有していること。 ・ 避雷設備を有すること。 ・ 避雷設備の引き下げ導線が建造物外側に沿って引き下ろされている等、雷サージが配電 線にのらないように配慮されていること。 ⑤ データセンターは 1 施設であること。(複数の施設に分散しているものは不可) (3)立地条件 ① 貸主がインターネットデータセンター(以下、IDC という。)のサービスを提供していること。 ② IDC は、洪水、土砂崩れ等の自然災害の発生する恐れのない場所に立地していること。 ・ 立地している自治体が公表している洪水ハザードマップ等において、浸水想定区域外に立 地していること。 ・ 活断層が発見されていない地域に立地していること。 ・データセンター運用について (1)保守運用サポート ① 平日 9:00~18:00 までの保守運用サポートを行うこと。 ② システム構築を担当した従事者がデータセンターに隣接する事務所に在籍し、迅速なセキュ リティ対応やサポート保守を行えること。 ③ サポート内容は以下のとおりとする。 ・ サポート範囲は、本契約で導入する全てのサーバ機器・OS、ネットワーク機器とする。 ・ 故障等が発生した際には、オンサイト保守にて対応すること。 (2)障害・監視対応 ① 24 時間 365 日、自動的な死活(障害)監視を行うこと ② 自動的な死活監視システムは IDC 内に 1 設備以上設置すること。 ③ 死活監視システムからの通報時は、休日・夜間を問わず速やかに障害対応にあたるこ と。 ④ 障害からの回復後は速やかに、発生事象・対応内容・原因のほか、必要であれば再 発防止策も併せて報告すること。 2 分類検索機能の基本要件 分類検索機能の概念は以下のとおり (1) 初期条件 ① 対象とする事業数は約 250~500 の事業を想定すること。(対象内容に事業以外が含まれ る場合がある。) ② 事業に対し、5 種類以上の分類カテゴリを設けることができること。(※分類カテゴリは、「分 野」「品目」「地域」「時期」等が想定されている。) ③ 上記カテゴリに属する内容(データ)は変動するため、柔軟性を確保すること。 (2) 検索機能 ① 上記カテゴリに属する内容を元に、チェックボックス、ラジオボタン、フリーワード検索等の機能 を用い、ユーザが設定した条件に基づいて検索できること。 ② 検索でヒットした内容を検索結果一覧画面として表示すること。その際、一つの項目について は、タイトル名だけでなく、概要説明も表示できること。 ③ 絞り込み検索のための機能を検索結果一覧画面上に設けること。 (3) 比較機能 ① 上記検索結果一覧画面に表示された各項目毎に、比較対象とするためのチェックボックス機 能を設け、複数の選択を可能とすること。 ② 上記①によって対象とされたものを縦軸と横軸方向に展開し、検索結果比較画面として表 示すること。その際、縦軸はカテゴリ項目、横軸は比較対象項目とすること。 ③ ユーザが任意に選択した一つの項目について、詳細を記載されている農水省公式 HP 内の ページ(このページの作成自体は本業務の範囲外。)にリンクされること。 (4) その他 ① サイト運営環境を構成する OS、ミドルウェア、アプリケーションプログラムの設定内容を記載す ること。 ② セキュリティ対策の内容について記載すること。 3 データ設計の基本要件 (1) 「2 機能要件設計書」に記載された事項を実現するために必要な各種データ設計を明示する こと。 (2) 担当職員によるデータ更新を想定し、理解できる内容で必要となる情報を記載すること。 (3) 担当職員によるデータ更新を簡易するためのツール(エクセルマクロ等)を提供すること。(ソースデ ータ含む。) 4 システム設計等 本機能は、施策情報が出力されている連携用ファイルの取り込みを行い、施策情報の検索、 比較を行う機能を提供するものであり、以下の点に留意すること。 (1) 機能 ・連携用ファイルから取得した情報はメモリ上に保持する ・連携用ファイルの取り込みは、連携用ファイルに変更が起きた際に都度行う ・分類カテゴリ(分野、品目、地域等)からの検索を行う ・分類カテゴリはマスタファイルから読み込み、検索画面を構築する ・検索結果画面、検索結果比較画面で表示される項目はデータ定義にて表示/非表示が可能 (2) 制約 ・連携用ファイル、分類カテゴリ定義ファイルは指定の形式とする ・連携用ファイル、分類カテゴリ定義ファイルは指定の場所(固定)に設置する ・連携用ファイルから取得した情報はメモリ上に保持する為、取り込み件数の上限を1万件までと する ・連携用ファイルに変更があった際、メモリに保持されているデータは全て更新される ・アプリケーションのプロセスの監視は、Linux 7.1 のサービス機能を使用して行う。これにより、システ ム停止した際などは、自動で再起動を行う方式とする (3) ネットワーク構成 下図のとおりとする。 (4) 画面遷移 ① 画面遷移の概念は下図を想定する。 ② 画面遷移の概念は下図を想定する。 ・検索画面 分類カテゴリを元に、チェックボックス、ラジオボタン、フリーワード検索等のフォーム機能から施策情 報の検索を行う。 ・検索結果画面 入力、選択された検索条件から検索結果を出力し、比較を行いたい施策情報を選択すること が可能。 ・検索結果比較画面 検索結果画面にて選択された施策情報をテーブル表示(縦軸:事業名、横軸:比較対象項目) する。また、ユーザが任意に選択した施策情報の詳細が記載されている農水省公式 HP 内のページ へリンクが可能。 (5) 連携ファイル取り込み方式 検索実行のリクエストを受けた際に、ファイルの変更有無をチェックし、変更があった場合は取り込 みを行う。 6 画面(デザイン)等の設計書 (1) 画面設計は、担当職員が示す資料に基づくものとし、機能要件設計書に記載の内容を漏れな く表現し、担当職員と協議の上決定すること。 (2) 各画面は、担当職員と協議の上、それぞれの目的に沿って、ユーザビリティに配慮した画面とな るよう設計すること。 (3) 各ページのヘッダー・フッターデザイン及びリンク等設定(色変更等の機能を除く。)は、平成 28 年 8 月以降に行った農林水産省ホームページのリニューアルに合わせて、デザイン修正の対応を行 うこと。