韓国に自動車リース会社設立（日本企業で初）

2004 年 2 月 17 日
各
位
オリックス株式会社
（コード番号：8591）
韓国に自動車リース会社設立（日本企業で初）
オリックス株式会社（本社：東京都港区、社長：藤木保彦）は、本年 2 月 2 日付けで韓国
に自動車リース会社を設立しました。会社名は「ORIX Auto Leasing Korea−OALK」
、資
本金は 200 億ウォン（約 18 億円）でオリックスが全額出資しました。本年 4 月より営業を
開始する予定です。
オリックスは日本において、車両管理やメンテナンスといったサービス面で他社との差別
化が図れる自動車リース事業に注力しており、オリックス・オート・リースなどのグループ
会社を通じて、業界トップの約 46 万台の自動車リース車両を保有しています（2003 年 9 月
末現在）
。また、海外においても、シンガポールやマレーシア、オーストラリアなど 16 カ国
で自動車リース事業を展開しています。このように国内、海外で培った経験とノウハウを活
かし、自動車登録台数約 1,400 万台（アジアでは日本、中国に次ぐ第 3 位）を誇る韓国にお
いても事業展開を図るため、自動車リースの専門会社を新設したものです。
韓国では、1997 年のアジア通貨危機以降、活動する専業リース会社はほとんどなくなっ
ていましたが、自動車リースについては、2001 年頃より大手財閥系金融会社が注力し始め
たこともあり、この数年で取り扱いを始めたファイナンス会社が徐々に増えてきています。
しかし、日本で行われているようなメンテナンス等のサービスが付加された自動車リースの
割合は、まだ 20∼30%である一方、顧客のアウトソーシングおよびコスト削減ニーズは高く、
オリックスとしては今後有望な事業分野になると判断。韓国最大となる 3,700 箇所のガソリ
ンスタンド網とそこに併設された 250 の直営整備工場を運営している「SK ネットワークス
（SKN）
」にメンテナンスや給油データ管理等の業務を委託し、メンテナンス付き自動車リ
ース事業を展開します。
日本をはじめ海外各国において自動車リースのノウハウを培ったオリックスと、韓国最大
のガソリンスタンドのインフラ網を有する SKN のネットワークとノウハウを活用すること
によって、韓国の自動車リース市場においても、他社との差別化が図れる新しい商品・サー
ビスをご提供できるものと考えています。
【
新会社概要
】
・ 会社名
：ORIX Auto Leasing Korea Corporation−OALK
・ 資本金
：200 億ウォン（約 18 億円）
・ 株主
：オリックス㈱100％
・ 社長
：大嶋祐紀（オリックス㈱海外事業本部副本部長）
以上
＜本件に関するお問い合わせ先＞
社長室広報グループ：機谷（ﾊﾀﾀﾆ）
、谷合（ﾀﾆｱｲ）／Tel：03-5419-5102