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猪名川の外来植物対策マニュアル案

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猪名川の外来植物対策マニュアル案
1.猪名川の外来植物対策マニュアル案の修正
(1)マニュアル配布対象と掲載内容の留意点
配布対象:猪名川河川事務所と協働し、外来植物対策を実践し得ている市民団体および個人とする。
掲載内容の留意点:外来植物対策に参画している市民・団体が猪名川の外来植物についての現状、課題
が理解しやすいようできるだけ簡素に整理する。
(2)マニュアルの修正概要
以下に修正概要を示す(詳細な修正内容は巻末の「参考資料」に示す)
。
・
「はじめに」で、作成目的や使い方の説明を加える。
・
「基礎知識編」を1.なぜ外来ショック物対策が必要なのか、2.猪名川の現状、3.猪名川での取り組
み、と 3 つの項目に区分し、論点の整理を行う。
・巻末に猪名川の外来植物のリストを整理する。
・Ⅱ章にアレチウリ対策実践編、Ⅲ章に図鑑類を整理する。
旧目次
新目次
猪名川の外来植物対策マニュアル案
本 マ ニ ュ ア ル 案 は、 平 成 22 年 度 作 成「 猪 名 川 の 外 来 植 物 対 策
マ ニ ュ ア ル 案 」 に 対 す る 市 民 意 見, 第 17 回 猪 名 川 自 然 環 境 委
員 会 の 意 見 を も と に 修 正 し た 資 料 で、 作 成 途 中 の 資 料 で あ る。
はじめに
目 次
Ⅰ.基礎知識編
1.なぜ外来植物対策が必要なのか
近年、人の手により持ち込まれた外来種が、生物多様性へ与える影響について問題
1
1
1- 1.外来植物とは?
2
1- 2.外来植物が引き起こす問題
4
1- 3.外来植物の被害を予防するために
6
視されるようになってきました。猪名川は、全国の河川の中でも外来植物の割合や低
水敷に外来植物群落が占める割合が、極めて高い都市河川です。そのため猪名川では、
本来の自然や風景が失われないよう、環境の復元や市民との協働による外来植物対策
を進めてきました。
本書は、平成 21 年から 22 年度にかけて市民とともに行ってきました、外来植物対
策の試験や実践の成果をまとめたものです。猪名川の本来の姿を取り戻そうと活動さ
れる市民のリーダー層を対象に、読んで、使って、そして外来植物対策の活動を広げ
ていけるように作成しました。そのため、専門的な内容はできるだけわかりやすく、
2.猪名川の現状
8
2- 1.猪名川における外来植物の現状
8
2- 2.猪名川で外来植物対策を行う訳
10
2- 3.猪名川本来の在来植物や景観
12
3.猪名川での取り組み
14
そして猪名川の植物や植生の現状を理解してもらえるよう解説しています。
3- 1.猪名川で問題となる外来植物
14
物の解説」の3章です。しっかりと勉強される方は全編を、まずは行動・対策を始め
3- 2.取り組みの方針
16
たい方は「Ⅱ.外来植物対策実践編」から読んで下さい。
3- 3.猪名川の外来植物対策のまとめ
18
内容は、「Ⅰ.基礎知識編」、「Ⅱ.外来植物対策実践編」および「Ⅲ.主な植生と植
なお、対策実践編では、猪名川に生育する外来植物の中でも急速に広がり、侵略性
の激しいアレチウリ対策方法を中心に書かれています。他にも対策すべき外来種があ
りますが、効果的な対策方法が見つかれば追加していきたいと考えています。本書が、
猪名川の外来植物対策、そして猪名川の自然環境の保全に活用いただければ幸いです。
平成 22 年 3月
外来種について、さらに詳しく知りたい人は、この本を読んで勉強して下さい。
◆「外来種ハンドブック」(2002) 日本生態学会編 村上興正・鷲谷いづみ監修(発行 知人書館)
Ⅱ.外来植物対策実践編!
21
1.市民でできる外来植物対策 -2 つの視点 -
22
2.アレチウリ撲滅対策マニュアル
24
2- 1.実行の手続き
24
2- 2.対策のポイント
26
2- 3.ツル植物の見分け方
28
3.河川工事箇所での対策マニュアル
30
◆「河川における外来種対策の考え方とその事例【改訂版】 -主な侵略的外来種の影響と対策」
(2008)外来種影響・対策研究会(発行 リバーフロント整備センター)
Ⅲ.主な植生と植物の解説
33
1.代表的な植生の解説
34
2.対策対象種の解説
44
■ 猪名川における外来植物目録
57
Ⅰ.基礎知識編
なぜ外来植物を対策しなければならないか..。 一番の大切なことを、
猪名川での現状を踏まえ説明しました。
1.なぜ外来植物対策が必要なのか
1- 1.外来植物とは?
1- 2.外来植物が引き起こす問題
1- 3.外来植物の被害を予防するために
2.猪名川での現状
2- 1.猪名川における外来植物の現状
2- 2.猪名川で外来植物対策を行う訳
2- 3.猪名川本来の在来植物や景観
3.猪名川での取り組み
3- 1.猪名川で問題となる外来植物
3- 2.取り組みの方針
3- 3.猪名川の外来植物対策のまとめ
あ あ あ あ あ あ
1
1.なぜ外来植物対策が必要なのか
Ⅰ.基礎知識編
補足説明
1-1.外来植物とは?
この項の視点
そもそも外来植物とは、どういった植物のことをさすのでしょうか? 知っている植物の中に、外来植物はあるのでしょうか? この項ではまず、
素朴な疑問に答えます。 ◆外来種の定義
「外来種ハンドブック」によると、外来種は次のように定義されています
※
・外来種:過去あるいは現在の自然分布域外に導入 された種,亜種,それ以下の分類群であり、生存し、
繁殖することができるあらゆる器官,配偶子,種子,卵,無性的繁殖子を含む
※導入:外来種を直接・間接問わず人為的に、過去あるいは現在の自然分布域外へ移動させること。
この移動には、国内移動、国家間または国家の管轄範囲外の区域との移動があり得る
◆ 外来植物とは?
自然状態では本来分布していない地域に、人
が持ち込んだ種を外来種と呼びます。それが
植物の場合、外来植物と言います。
つまり、外来種とは、自然状態では行き来のない地域に人が移動させた種、ということになります。国外
から持ち込まれた種(国外外来種)はもちろんのこと、国内に自生している在来種でも、これまで分布して
いなかった区域に新たに持ち込めば、それは外来種(国内外来種)と見なされます。もともといた生きもの
ホテイアオイ
と一緒に暮らす仕組みをもっておらず、問題が生じる怖れがある ... という意味では、国外も国内も同じと
一般的には、日本が開国し、外国との交流が盛ん
になった江戸時代末期以降に、日本にやってきて
定着した植物のことを指します。持ち込まれてか
らの時間が短く、もともと地域にいた動植物と共
に暮らす仕組みを確立していない植物です。
いう訳です。
◆このマニュアルで対象とする外来植物
外国から日本に持ち込まれた外来植物はすでに 1500 種※を越えています。猪名川では、
シロツメクサ
これらのうち約 220 種類が確認されています(p.64 の猪名川の外来植物目録参照)。こ
れら全てを駆除するのは不可能ですから、特に自然環境に悪影響をあたえてい
る種から対策を始める必要があります。猪名川の生態系や花粉症など人の
◆どうやって入ってくるの?
生活に被害を与える植物です。そのような植物は、持ち込まれた場
所の風土に馴染み、爆発的に増えてしまうことがあり、侵略
人が、意図的に持ち込む場合と、知らないう
ちに持ち込んでしまう場合とがあります。
的外来種」と呼ばれています。
そこで、本マニュアルでは、主に侵略的な外
来種や猪名川の環境に悪影響を与えると考えら
オランダガラシ
(別名クレソン)
例えばホテイアオイなど観賞用や、オランダガラ
シ ( クレソン ) など野菜として、目的があって持
ち込まれる場合 ( 意図的導入 ) と、アレチウリの
ように、大豆などの輸入穀物の中に種子が混じ
り、知らずに持ち込まれる場合があります(非意
図的導入)。
ゃ∼
うひ
れる外来植物を対策の対象種としています。だ
から、細々生活している外来種などは対象とし
ません。
※ 「日本の外来生物」 (2008) 財団法人自然環境研究センター編 多紀保彦監修 (発行 平凡社)
アレチウリ ( 種 )
◆コラム:生物多様性という視点から、「外来植物対策」を捉えてみる
外来植物対策の必要性は、「生物多様性の保全」という視点から捉えると理解が進みます。
◆ もともといた植物のことは?
「生物多様性」とは、生態系,種,遺伝子、それぞれの階層における多様性のことをさします。
生態系とは、互いに関わりのある生物や環境を一つのまとまりとして捉える概念です。生態系の多様性を保全する
外来植物に対して、もともとその地域にいた
植物のことは、在来植物と言います。
ということは、川や森林やため池といったまとまりに着目して多様な生物社会を保全しましょう、ということです。
種の多様性とは、例えば川の生態系なら、オギ原で暮らすカヤネズミやセッカ,カワラヨモギやカワラナデシコの生
える河原に暮らすチドリ類、餌を狙うチョウゲンボウなど、お互いに関わり合って暮らす種の豊かさをさします。遺
伝子の多様性とは、生まれ育った地域によって、同じ種であっても集団の個性が違うことをさします。
例えば、猪名川ではヨシやオギ、カワラヨモギや
カワラナデシコなどが在来植物です。長い年月を
かけて、地域の風土にあった生き方を身につけ、
そこに暮らす人や動物と共に暮らす仕組みを身
につけた植物のことです。ずっと残していきた
い、かけがえのない植物です。
生態系も種も遺伝子も含めてそれぞれの多様性を、それらが育まれた場所で、共存の仕組みごと守っていこうね、
というのが「生物多様性の保全」です。将来、子供たちが、今と同じく自然の恵みを受けられるように、長い歴史の
中で育んできた地域性豊かな生き物や生態系を守っていきましょう、という取り組みです。
外来植物対策のねらいも、外来植物による被害を防ぐことで、生態系の基盤となる植物群落を守り、地域の生物多
カワラナデシコ
2
様性を保全することにあります。
3
1.なぜ外来植物対策が必要なのか
1-2.外来植物が引き起こす問題
この項の視点
外来植物が引き起こす影響は、植物だけにとどまりません。植物を通して
動物にも影響がでるほか、環境自体を変えてしまうこともあります。予測
不可能な影響があることが、外来生物の最大の脅威とも言われています。
この項では、川に入ってきた外来植物が引き起こす問題を見てみます。
Ⅰ.基礎知識編
補足説明
◆水域の生態系への影響
外来植物の中には、ワンドや池などのように流れが緩やかで限られた水域を、全面的に覆い尽くしてしまう植
物がいます。水面が覆われてしまうと日光が差し込まなくなり、水中で光合成を行い酸素を供給する微生物が生
育できなくなります。水の中は酸素不足になり、魚やエビや貝などの水生動物は生育できなくなります。水面を
覆い尽くす葉は、冬になると枯れてしまい、水質の悪化に繋がります。
一方、ワンドや池のように流れの緩やかな水辺環境は今では少なく、そのような場所を好むメダカやタナゴ類、
◆ 水域の生態系を変える
水面が水草で覆い尽くされると、水中の生き
物は、棲めなくなります。
水面を覆っていた大量の水草は、冬になると枯れ
てしまい、水質が悪くなります。また、群生する
と取水堰がつまったりと、人への影響も出ます。
二枚貝などにとって大切な生息場所となっています。これらの水生動物にとっては、外来植物の繁茂は死活問題
なのです。
◆陸域の生態系への影響
外来植物が広がると、元々暮らしていた在来植物の生育場所がなくなります。在来植物を利用していた昆虫や
水面を覆い尽くす
ホテイアオイ
小動物も生きていけなくなります。植物相の偏りは、巡りめぐって地域の動物相の単純化に繋がります。また、
近縁の種が入ってきた場合には、長い歴史の中で土地の環境に適応してきた個性豊かな地域集団が消失してしま
池やワンドで、水面を覆い尽くしてしまう外来植
物があります。植物に覆われると、水中の酸素が
減り、水生動物は棲めなくなります。
う、という危険性もあります。中には、もともとの環境を、すっかり変えてしまう植物もいます(p.14:シナダ
レスズメガヤ参照)。
冬枯れの
ホテイアオイ
気がついた時には、異国の生き物や風景にすっかり変わっていた、ということも起こりかねません。
◆ 陸域の生態系を変える
◆人への影響
外来植物の影響は、生態系を変えるだけではありません。中に
外来植物が広がりすぎると、川の風景や生態
系に大きな影響を与えてしまいます。
は、直接、ヒトに被害を及ぼす植物もあります。春に堤防を歩い
ていて、くしゃみが止まらなくなったことはありませんか? そ
れは、堤防法面に広がるイネ科の外来植物、ネズミムギなどによ
る花粉アレルギーです。特にネズミムギは一種だけで、広大な堤
外来植物が広がると、川でしか暮らせない在来植
物の生育場所は少なくなります。
河原に広がる植物が変わると、植物を餌にしたり
ねぐらにしていた動物が棲めなくなります。子供
たちの心に刻まれる原風景も変わってしまいま
す。
防や低水敷を埋め尽くす時があり、大量の花粉をまき散らします。
このように、人に直接被害を及ぼすも
ほかにも、農業では畑に蔓延り作物の収
穫量が減ったり、水面に繁茂して船の航
花粉アレルギーを引き起こすイネ科
の外来植物(ネズミムギ)
行を阻害する、飲料や農業用の取水堰を
詰まらせるなど、生活に影響を及ぼす場
合もあります。
◆ だから外来植物対策が必要
長い年月をかけて地域になじんできた生き物
を、子供たちの世代に引き継ぐために行いま
す。
◆コラム:フランケンシュタイン効果
オギ原(在来)
生物多様性への影響や、人体への直接的な影響、将来の生物資源への影響など、外来生物がもたらす被
外来植物が広がると、もともと地域にいた動植物
が失われるかもしれない。一度、絶滅した種を取
り戻すことはできません。地域の生き物の固有性
は地域でしか守れない。昔話としてではなく、多
様な生き物や猪名川らしい風景そのものを伝え
ていきたいですよね。
害は多々あります。しかし、将来どのような影響となって現れるか今の時点では予測できない。これが外
来生物の最大の脅威とも考えられます。何をしでかすかわからない…という意味合いから、外来魚による
予測不能の影響については、
「フランケンシュタイン効果」と名付けられています。
セイヨウカラシナ(外来)
4
5
1-3.外来植物の被害を予防するために
この項の視点
1.なぜ外来植物対策が必要なのか
外来生物が引き起こすかもしれない問題に対して、問題を引き起こす外来
生物による被害を防止し、人の暮らしを守ろうという法律までできました。
でも、法律に任せるだけでなく、一人一人にできる外来植物対策だってあ
ります。
Ⅰ.基礎知識編
補足説明
◆外来生物法
正式名称:特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律
「特定外来生物」による被害を防止し、暮らしの
特定外来生物・要注意外来生物(植物)
安定向上をめざす法律が、2004 年に公布されました。
◆ 外来生物法の公布
ⁿฬᎹ䈪䈱
⏕⹺⁁ᴫ
「特定外来生物」とは、生態系や人の命や体、農林
水産業に被害を及ぼす (または被害を及ぼすおそれ
外来生物による被害を防ぐための法律「外来
生物法」ができました。
のある)国外起源の外来生物のことを指します。こ
⏕⹺䋣
の法律では、問題を引き起こす海外起源の外来生物
を特定外来生物として指定することとし、その飼養、
もともと暮らしていた生き物が、子供たちの世代
にも生きていくことができるように作られた法
律です。この法律では、特に問題があると定めた
外来植物については、買ったり、植えたりするこ
とはもちろん、種類によっては運ぶこともダメと
しています。
栽培、保管、運搬、輸入といった取扱いを規制し、
․ቯᄖ᧪↢‛
䉝䉹䊤䊶䉪䊥䉴䉺䊷䉺㶎
䉝䊧䉼䉡䊥
䉥䉥䉦䊪䉽䉲䊞
䉥䉥䉨䊮䉬䉟䉩䉪
䉥䉥䊐䉰䊝
䊅䊦䊃䉰䊪䉩䉪
䊗䉺䊮䉡䉨䉪䉰㩹
ⷐᵈᗧᄖ᧪↢‛ (下記の種など合計39種)
䉟䉺䉼䊊䉩
䉥䊆䉡䉲䊉䉬䉫䉰
䉦䊝䉧䊟
䉲䊅䉻䊧䉴䉵䊜䉧䊟
䊃䉡䊈䉵䊚䊝䉼
䊈䉵䊚䊛䉩䊶䊖䉸䊛䉩
䊊䊥䉣䊮䉳䊠
䉥䉥䉦䊅䉻䊝
䉮䉦䊅䉻䊝
䊖䊁䉟䉝䉥䉟
䉶䉟䉺䉦䉝䊪䉻䉼䉸䉡
䉥䉥䊑䉺䉪䉰
䉥䉥䊊䊮䉯䊮䉸䉡
䉴䊌䊦䊁䉞䊅䊶䉝䊮䉫䊥䉦
すでに
ᧂ⏕⹺䋣
䊅䉧䉣䉿䊦䊉䉭䉟䊃䉡
主な緑化種
広がっている種
䊑䊤䉳䊦䉼䊄䊜䉫䉰
䊚䉵䊍䊙䊪䊥
※アカウキクサの一種で、本マニュアルでは外来アゾラとして扱います。
防除等を措置を行うことを定めています。特定外来
生物に指定されている植物は、平成 23 年 1 月現在、
左表に示した 12 種類です。そのうち、猪名川では 7
種が確認されています。
このほか、環境省では生態系に悪影響を及ぼしうるなどとして、適切な取り扱いが求められる「要注意外来生物」
を指定しています。緑化用に導入された種やすでに広がってしまっている種です。猪名川では、39 種類が指定され
外来植物が引き起こす被害を予防するため
に、一人一人にできることがあります。
◆ 被害を予防する
入れない
捨てない
拡げない
ています。
今後、さらに特定外来生物が追加されることもあります。詳しくは、環境省のホームページをご参照ください。
◆外来植物対策の考え方 ∼一に予防、ニに早期発見・早期駆除∼
「新たな外来種の侵入は防止する」これが外来
植物対策の基本です。外来植物が定着してから行
早期発見
早期駆除!
う対策よりも、時間も労力もはるかに少なくてす
みます。外来植物の問題について多くの人に知っ
正念場!!
がんばろう!
あきらめないで
がんばろう!
多い
てもらい、侵入を防止することが、被害を予防す
外来植物が侵入してしまった場合であっても、
まだ、個体数の少ない侵入初期の段階なら、根絶
が可能です。早期発見と早期駆除がこの段階の対
家で育ててる草や違う場所で見
つけた花。きれいだかといって
猪名川には植えないで!
お店で買った水草。増えすぎた
からからといって、川に捨てな
いで!
猪名川に生えている植物を、よ
その場所に持って行かないで
で!
策の要となります。
一方、定着してから時間が経ち個体数が増えて
しまうと、根絶どころか、個体数を減らすことさ
え難しくなります。
野 外 に 植 え ら れ た 外 来 植 物 は、
水槽や池の水草を、ぜったいに
きれいな花だからといって、猪
効果的に制御するには多大なコストが必要とな
知らない間に繁茂して、予想も
川や池に捨てたり、流したりし
名川に植えないようにするのと
ります。
しない問題を引き起こすかもし
ないで下さい。お店で売ってる
同じように、よその川に植えな
やはり、何より予防、そして侵入初期に行う早
れません。川では、川本来の植
水草は多くが外来種です。捨て
いことも大切です。野外に生え
期発見・早期駆除が重要です。
物を楽しみましょう。
た一株が、猪名川の生態系を変
ている植物は、むやみに移し替
えてしまうかもしれません。
えないのが原則です。
6
侵入した外来植物の個体数
るための第一歩です。
効果的制御には
大きなコストを
要する段階
制御段階
根絶可能
段階
0
૟ව
時 間
外来種の侵入段階と対策の有効性のイメージ
ㅤヅレミミヰㄻィㄻヅヲリロュワユモヰㄻギザザゲㄻ㉝ტংㅥ
Invasions」
「An Integrated Approach to the Ecology and Management of Plant Invasions
」(1995
(1995)
)
Hobbs R. J. and Humphries S. E. Conservation Biology 9(4):761-770.
Hobbs
7
2.猪名川の現状
Ⅰ.基礎知識編
補足説明
2-1.猪名川における外来植物の現状
見たところ猪名川は、緑豊かな川に見えます。本当に、外来植物対策を必要
とするほど、猪名川には外来植物が多いのでしょうか?じつは、猪名川は、
全国でもトップレベルと言えるほど、外来植物の多い川です。全国の川と比
較してみましょう。
この項の視点
外来植物率と外来植物群落が占める面積割合の
両方からの評価が重要!
◆「外来植物率」とは?
ある地域にどんな種類の生物が出ているのかを
知るのが、生き物のリスト。専門的には、植物な
◆ 高い外来植物率
らフロラ(植物相)、動物ならファウナ(動物相)
例えば【オギ群落】
と言います。ある地域に、いつ、どんな生物が暮
在来植物(緑):3種 外来植物(赤):2種
らしていたのかを知る、大切な記録となります。
「外
猪名川の外来植物率は、35%。なんと、全
国第2位!
来植物率」とは、この結果をもとに算出した、あ
る地域に生えている全ての植物(種数)に対する
外来植物(種数)の割合のことです。
猪名川には 319 種類もの植物が生育しています。
しかし、その約 35.1%は、外国からやってきた
外来植物です。この割合は、滋賀県の草津川の
35.6%に次いで、全国で2番目の高さです。
◆「外来植物群落が占める面積割合」とは?
「外来植物率」が種数割合なのに対して、どれだ
下図の外来植物率は、平成 13 年~平成 17 年
「河川水辺の国勢調査」を基に算出
け広がっているかを示す面積割合です。陸地面積
に対する外来植物群落の面積百分率として算出し
ています。
40%
例えば【アレチウリ群落】
ᄖ᧪ᬀ‛⟲⪭߇භ߼ࠆ㕙Ⓧഀว
ᄖ᧪ᬀ‛₸
30%
在来植物(緑):3種 外来植物(赤)
:2種
20%
◆外来植物の多さが示すこと
10%
✛Ꮉ
⩵ᳰᎹ
⊕Ꮉ
㆙⾐Ꮉ
ᄢಽᎹ
ᷰᎹ
㊀ାᎹ
ศ㊁Ꮉ
‛ㇱᎹ
⢑Ꮉ
ศ੗Ꮉ
㜞᪞Ꮉ
ᄤ␹Ꮉ
૒ᵄᎹ
⧃↰Ꮉ
ᧁᵤᎹ
㊁ᵮᎹ
ⁿฬᎹ
ᄢ๺Ꮉ
⨲ᵤᎹ
ᧁᦥᎹ
㋈㣮Ꮉ
㐳⦟Ꮉ
ችᎹ
⁚㊁Ꮉ
Ᏹ㗿ኹᎹ
ዊ⍫ㇱᎹ
ᆢᎹ
᪽Ꮉ
ାỚᎹ
ዊ⽴Ꮉ
㑐᧲
㢬⷗Ꮉ
ὖ Ꮉ ࡮␹ ᵹ Ꮉ
ਛ Ꮉ ࡮✍ ἑ Ꮉ
ਭᘏᎹ
☨ઍᎹ
᧲ർ
㡆ἑᎹ
ฬขᎹ
㓶‛Ꮉ
㚍ᷗᎹ
ᏱํᎹ
ർᶏ㆏
ᄤႮᎹ
⍹⁚Ꮉ
ḝ೎Ꮉ
⇐⪚Ꮉ
0%
都市を流れる猪名川。市街地に残された大切な
自然にもかかわらず、外来植物は、種類数だと全
体の 3 割、群落の広がりだと陸域の 2 割も占めて
いる。その上、侵略的な外来植物は、これからま
ർ㒽
ਛㇱ
ㄭ⇰
ਛ࿖
྾࿖
਻Ꮊ
調査対象河川全 109 水系のうち、各地方の占有率ワーストファイブの河川を図示。
すます被害を拡大するかもしれず、拡大してから
対策したのでは間に合わない。
気づいた今から、対策の効果の高いところから
駆除を進めて、一歩ずつ、猪名川本来の植物を取
◆ 外来植物群落の広がり
例えば上記の例で、オギが優占群落の中に在来
種が 3 種、外来種が2種混じっていたら外来植物
率は 40%、同様にアレチウリ群落でも外来植物率
は 40%になります。しかし、これらを植栽図とし
て示す場合、オギの優占群落は在来植物群落、ア
レチウリの優占群落は外来植物群落となります。
したがって、もしも猪名川全体をオギ群落をお
おっていたら外来植物の占有率は 0%となります
が、外来植物率は 40%のまま変わりません。
このように、外来植物の評価は、種類数だけで
なく、外来種が群落としてどれだけ広がっている
のかを考慮することも大切です。
り戻し、河川に特有な動植物の暮らす場を増やし
ていくのが得策。外来植物の多さは、猪名川の自
外来植物群落の広がり具合も、全国トップレ
ベル!
然を守る取り組み効果を示す、ひとつの指標とも
言えます。
猪名川では、外来植物の目立つ「外来植物群落」
の面積が、陸地部分の 18.7%を占めています。
全国ワースト 13 位、近畿地方では、大和川の
19.3%に次いでワースト2位です。
赤い部分は、外来植物
群落の広がっている所。
上図の外来植物群落が占める面積割合は、平成 5 年~
平成 11 年「河川水辺の国勢調査」を基に算出
植生図:「河川水辺の国勢調査」(2004 年作成)
8
9
2.猪名川の現状
2-2.猪名川で外来植物対策を行う訳
この項の視点
外来植物が広がっているのはわかりました。でも、どうしてわざわざ外来
植物対策をする必要があるのでしょうか? 外来植物が広がっているとこ
ろに着目して、なぜ必要なのかを見てみましょう。
Ⅰ.基礎知識編
補足説明
◆河川の環境
ႇ㒐
横断方向の植物群落の配
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ૐ᳓ᢝ
列は、日頃の流水面から
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地盤までの比高を指標と
すると、理解しやすくな
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ります。
川に特有な動植物の暮らしに欠かせない場
所、それが「低水敷」です。
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~
ち
っ
こ
川沿いの芝生広場やグランドは人工的に作ら
れたものです。だから昔からいたはずの植物や生
きものは暮らせません。洪水で浸かったり、草
ぼーぼーや石ころだらけの「低水敷」こそ、大切
な我が家です。低水敷が作り自然な空間こそが、
植物や動物にとって、餌をとったり、ねぐらとし
て利用することができる大切な場所です。
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ぼくのおしろだぞ~ぼく
◆ 猪名川に残された川らしい場所
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高 水 敷
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低 水 敷
◆川に特有な在来植物群落と、外来植物群落との競合(低水敷)
◆ 低水敷広がる外来植物群落
低水敷の3割が、外来植物群落に占められて
います。
【低水敷における外来植物群落の占める面積割合】
(%)
100
80
在来植物
群落
約 67%
セイバンモロコシ群落
アレチウリ群落
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-カワラマツバ群落,ヨモギ-メ
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ドハギ群落.オギ群集。いずれも、
外来植物
群落
明治時代に猪名川に広がっていた
セイタカアワダチソウ
群落
「砂礫地」や「荒地」に広がって
いたと考えられる植物群落です。
約 33%
0
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三大外来植物群落と競合する河川
に特有な在来植物群落は、ヨモギ
40
20
①三大外来植物群落と競合!
猪名川水系全体
内訳(藻川を除く)
平成 16 年度の河川水辺の国勢調査結果をもとに算出
㨙
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川に特有な在来植物に残された大切な生育場所
「低水敷」。その3割が、外来植物群落に占められ
ています。筆頭は、セイタカアワダチソウ群落,
アレチウリ群落,セイバンモロコシ群落。称して、
猪名川の「三大外来植物群落」です。
の植生が分布する立地までの高さ)の違いを調べたところ、以下の2点がわかりました。
その他の
外来植物群落
60
猪名川の三大外来植物群落や川に特有な在来植物群落の広がる立地条件について、比高(水際からそれぞれ
②三大外来植物群落が少ない場所
比高が低く、過湿な所には少なく、
㨙
通常時の水位からおよそ 1 m以上
高い立地に多いことがわかりまし
◆ 猪名川の生き物のために
た。
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つまり、三大外来植物群落を駆除
グラウンドや芝生広場は人が利用してるな
ら、低水敷は、川の生き物のために。
することが川本来の植生を復元する
ことにつながります。
初夏に響き渡るセッカの声、銀色の穂波の広がる
秋のオギ原。季節を感じさせてくれる猪名川の生
きものは、低水敷が外来植物に被われてしまうと
生きていけません。外来植物の繁茂を抑えること
で、猪名川にもともと暮らしていた、川に特有な
生きものが暮らしやすくなります
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◆川に特有な在来植物
在来植物群落とひと言でいっても、中味はさまざまです。川に特有な在来植物群落であるツルヨシ群落
低水敷で場所のとりあい。
やオギ群落のように河川環境を特徴づける群落もあれば、クズ群落やヨモギ群落のように、街中の公園や
空き地などで見かける群落もあります。猪名川で守りたいのは、「川に特有な在来植物群落」です。
10
11
㨙
2.猪名川の現状
2-3.猪名川本来の在来植物や景観
この項の視点
明治時代の地図や、植物の分布を書き留めた古い本をもとに、今では見ら
れなくなった風景や植物を探ってみました。外来植物の繁茂だけが、在来
植物が減少した直接の原因ではありませんが、猪名川の風景が、外来植物
群落に置き換わってきたのがわかります。
Ⅰ.基礎知識編
補足説明
◆砂礫地の植生
砂礫地には、1年の内に何度も水に浸かり礫が移動する場
所と、数年に1回程度の大きな出水の時にしか礫が移動しな
いような地盤の高い場所とがあります。1年に何度も水に浸
かる場所には、ヤナギタデのような一年草しか生えません。
◆ 猪名川の昔の姿(明治時代)
明治時代の猪名川には、砂礫地やオギ原など
からなる河原が広がっていました。
現在の桑津橋
の位置
一方、地盤の高い場所には、オギやカワラ~と名の付く多年
①
北河原村
草群落、さらに高い場所には低木群落が成立ます。
②
猪名川では、砂礫地自体が少なくなると共に、砂礫地に特
③
下
原 村
河
右の地図は、明治 18 年頃の猪名川の様子です。
流れの側には「砂礫地」が広がり、その後ろに
オギ原やヨシ原と思われる凡例の「荒地」が広
がっていた様子がわかり
ます。ここには、猪名川
本来の植物がたくさんい
たのでしょうね。
有な在来植物も激減しました。かつて猪名川でも生育が確認
されていたカワラハハコ,カワラサイコ,カワラヨモギなど
は、近年の調査では確認されていません。カワラナデシコや
①低木群落、②カワラハハコ群落、③ヤナギタデ群落
揖保川のカワラハハコ群落(2008 年) カワラマツバも減ってきています。
【猪名川で見られなくなった植物】
◆激減した河原の植物(昭和∼今)
猪
昭和の時代になって、「砂礫地」に特有な植
物の多くが激減しました。
そして
現在
絶滅
砂礫地を特徴付ける「カワラ~」と名のつく在来
植物は、昭和初期には普通に見られたようです。
しかし、高度成長期の頃にはすでに稀となり、今
では絶滅した植物もあります。
揖保川
カワラハハコ(絶滅)
揖保川
揖保川
カワラサイコ(絶滅?)
カワラナデシコ(激減)
円山川
カワラヨモギ(激減)
◆オギ原
絶滅?
河原の中でも砂が溜まりやすい立地には、オギ原が成立し
激減
激減
ます。広いオギ原だと、地表面の凹凸や出水時にのみ流路と
なるような、微環境が異なる立地を有しています。
猪名川ではまとまった広がりを持つオギ原は少なくなり、
減少
オギ原のある河原で見られたヤガミスゲやミゾコウジュなど
も、激減してしまいました。オギ原の広がりや種の多様性は
減りましたが、カヤネズミの巣やセッカの鳴き声は今も楽し
参考:
「大阪府植物誌」(1938,1962),「大阪府植物目録」(1990)
めます。オギの穂で作るフクロウ人形や、ウサギ人形は、子
供たちの人気ものです。
◆変わってしまった猪名川の景観
藻川のオギ群落(1997.11.30 撮影)
現在、猪名川では、グラウンドや外来植物群
落が目立ちます。
オ ギ 原 の 住 人、
カヤネズミ
桑
津
橋
明治時代には、「砂礫地」や「荒地」だった所の
多くは、築堤で消失したり、グラウンドや公園
に変わってしまいました。残っ
た場所には、外来植物群落が広
がっています。
グラウンド
植生図:河川水辺の国勢調査(2004 年作成)
空中写真:猪名川(2004 年撮影)
,市街地(1995 年撮影)
12
オギの葉で作られた
カヤネズミの巣
ヤガミスゲ(激減)
ミゾコウジュ(激減)
13
オギのフクロウ(絶滅危惧?)
3.猪名川での取り組み
補足説明
Ⅰ.基礎知識編
3-1.猪名川で問題となる外来植物
この項の視点
猪名川で見つかっている外来植物は、約 200 種。これら全てを対象に、
対策を行う訳にはいきません。また、その必要もありません。影響が
大きく、対策による効果が高い種を選ぶのが得策です。猪名川では、
次の 10 種の種群を選びました。
左にあげた三つの視点「低水敷を占拠」,「水面を覆い尽くす」,「砂礫河原の再生を阻む」。この視点に立ち、猪名
川の生き物に大きな影響を及ぼすおそれがある侵略的な外来植物としては、特定外来生物を含む、次の 10 種が考
えられます。
【淀川のワンド】
◆ 水面を覆い尽くす
◆猪名川で問題となる外来植物
① 猪名川において 5ha 以上の面積を占める外来植物
アレチウリ、セイタカアワダチソウ、セイバンモロコシ(2004 年河川水辺の国勢調査時)
水面を覆い尽くす、侵略的な外来植物。淀川
で猛威を奮っている水草です。
② 猪名川ではまだ問題が顕在化していないが、淀川水系で問題になっている外来植物
ホテイアオイ、ボタンウキクサ、オオフサモ,シナダレスズメガヤ(すでに、猪名川に分布)
流れが緩やかな水域は、メダカやタナゴ類,二
枚貝などの大切な生息場
所。外来植物に被い尽く
されては大変です。外来
種対策の基本、予防と早
期発見・早期駆除で被害
を防ぎたい水草 6 種です。
ミズヒマワリ、ナガエツルノゲイトウ、外来アゾラ(猪名川では、まだ確認されていない)
③ その他、それぞれの場所で問題となる外来植物
低水部を占拠する植物
これほど広がってしまうと、手遅れ。少々駆除
しても、すぐにまた被い尽くされてしまいます。
特定外来
◆砂礫河原の再生を阻む
アレチウリ
要注意外来
河原に入り込み、冠水のたびに株元に砂を補
足し、生息環境を変えてしまう、シナダレス
ズメガヤです。
セイタカアワダチソウ
冠水のたびに、株の根元に多量の砂を捕捉しま
す。次第に砂礫河原に特有の円礫が砂に埋まり、
河原に特有な生き物たちの暮らす環境がなくな
ります。猪名川がめざす「砂礫河原」の再生に
支障をきたす植物です。
セイバンモロコシ
水面を覆い尽くす植物
特定外来
円山川
砂礫河原の再生を阻む植物
特定外来
要注意外来
特定外来
ボタンウキクサ
特定外来
シナダレスズメガヤ
外来アゾラ
◆ 低水敷を占拠
特定外来
オオフサモ
猪名川の低水敷に、すでに大群落を作ってい
る外来植物です。
低水敷に広がる三大外来植物群落。セイタカアワ
ダチソウ,アレチウリ,セイバンモロコシ、この
3 種が占める面積は、およそ 30ha。本来なら、オ
ギ原が広がり、カワラ~と名の付く植物が疎らに
生える立地を占拠している植物です。
ミズヒマワリ
ナガエツルノゲイトウ
7.9ha(2004 年)
ホテイアオイ
セイタカアワダチソウ群落
16.92ha(2004 年)
14
要注意外来
セイバンモロコシ群落
5.07ha(2004 年)
15
3.猪名川での取り組み
3-2.取り組みの方針
この項の視点
対策を効果的に進めるために、三つの作戦をたてました。これらの作
戦を併行して行い、10年後には、外来植物群落の面積が半減してい
ることをめざします。
補足説明
Ⅰ.基礎知識編
◆アレチウリ撲滅作戦 −特定外来種 アレチウリの根絶をめざします−
特定外来種に指定されているアレチウリは、爆発的に分布を広げ、在来植物を覆い尽くしてしまうのが問題です。
すでに、猪名川全域に広がっており、かなりの量の種子が蓄積されていると考えられます。そのため、守りたい場
所を決めて、新たな発芽が見られなくなるまで、徹底的、かつ、継続的な対策が、駆除の決めてとなります。ひと
つずつ分布地を無くしていくことで、アレチウリ被害のない猪名川をめざすとりくみです。
詳しくは、p.24 のアレチウリ撲滅対策を見て下さい。
◆ アレチウリ撲滅作戦
◆占有群落抑制作戦−低水敷を占める三大外来植物群落を抑制します−
対策の効果の高い場所から、とことん退治!
アレチウリ被害のない猪名川をめざします。
川底を掘削したり、厚く堆積した河原を切り下げたりする河川改修。工事のを利用して、セイタカアワダチソウ、
セイバンモロコシ、アレチウリの外来植物が広がる場所を、川に特有な在来植物が広がる場所に変えてしまおう、
という作戦です。
外来植物が繁茂していた場所の表土を地中深くに埋めてしまったり、川に特有な多様な在来植物が戻るように
在来植物の脅威「アレチウリ」の撲滅をめざす対
地形を工夫したり、外来植物が繁茂しやすい場所に、元々生えていた在来植物を植え戻したり。また、工事直後
策です。すでに全域に広がってしまっているため、
に生えてくる、侵略的な外来植物を取り除くのも効果的です(コラム「早いもん勝ち」参照)。
在来植物への被害の大きい場所や、河川工事によっ
ていったんアレチウリが消滅した砂州を対象に継
◆水際防止作戦−猪名川へ侵入を未然に防ぎます−
続的に対策を行い、被害を減らしていきます。
いったん定着して繁茂してしまうと、手に負えない。そこで、早期発見
につとめて、新たな侵入や分布の拡大を阻止しようという作戦です。
本流脇の池や湾入部は、緩い流れを好む水生動物の大切な住処です。メ
◆占有群落抑制作戦
ダカや二枚貝など、猪名川では少なくなった水生動物も生息しています。
この環境が水草に覆われてしまうと、水生動物は生き続けることができな
工事の際に、大面積を一挙に駆除。在来植物
の広がる低水敷をめざします。
くなります。池や湾入部の動物が将来もずっと猪名川で暮らしていけるよ
うに、大切な池や湾入部では、対象となる外来植物が入ってきていないか
どうかを時折りチェックしましょう。p.49 からの水草の紹介を参考にチェッ
クして下さい。
改修工事は、大面積の占有群落を退治するチャン
ス。在来植物が戻りやすいように地形を整え、外
来植物の種を含む表土は地中深くに埋めてしま
います。工事後も、在来植物と競合する外来植物
を抜き取ることで、在来植物の再生を助けます。
こ ん な 場 所 で は、 水 草 チ ェ ッ ク!
◆コラム:早いもん勝ち
工事が終わったばかりの裸地は、先に場所を占拠した植物が有利な「早
いもん勝ち」の世界。周りにたくさん生えている植物や、もともと生え
ていた植物ほど有利です。ということは、入ってくる外来植物を抜き取
れば、先に在来植物が優位に立てるはず。最初に頑張って手を入れて、
在来植物の戻りやすい状況を作り出し、同時に、侵略的な外来植物は侵
◆ 水際防止作戦
入初期の段階で取り除こう。これが、工事後の裸地で行う「抜き取り」
のねらいです。
未然に防ごう、大繁茂! 侵略的な外来種は、
個体数の少ないうちに取り除きます。
猪名川本来の植生が戻るか?
◇北伊丹での例
すでに淀川水系で大問題となっている侵略的な
外来種。これらは、早い段階で対処するのが有効。
猪名川での被害が少ない水草やシナダレスズメ
ガヤは、侵入させないこと、それから広がる前に
取り除く侵入初期に行う予防策です。
工事直後の夏、オオブタ
クサが繁茂
16
市民による抜き取りが功を奏
した!
オギ原
17
外来植物が繁茂するか?
セイタカアワダチソウ群落
Ⅰ.基礎知識編
3-3.猪名川の外来植物対策のまとめ
外来植物の現状
■ 高い外来植物の割合
■ 3大外来群落の繁茂
外来植物率は、全国の河川で第2位!
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■ どの外来植物を対象にすべきか
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◆対象となる外来植物
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戦略的な外来植物対策行動計画(案)の検討
住民と事務所の役割分担と協働
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本来の植生、生態系、風景を取り戻そう!
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戦略
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◆取り組みの方針
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対 策 対 象 種 の 特 性 に 応 じ た 3 つ の 作 戦 を 併 行 し て 実 施 し、効 果 的 に 外 来 植 物 を 抑 制
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■ 誰が対処すべきか
対象種に応じた効果的な対策方法
生態系への影響が大きい 10 種を選定
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䉶䉟䉺䉦䉝䊪䉻䉼䉸䉡
䍜䍐䍞䍔䍏䍺䍞䍼䍟䍝䍑
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■ どう対策すべきか
効率的に対策を進めるための種の絞り込み
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在来群落との生育地の争奪と種多様性の低下
大群落を形成する外来植物は3種類
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■ 外来植物が引き起こす問題点
3.猪名川での取り組み
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外来植物対策 行動計画(案)
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住民協働による長期的な外来植物対策の実施
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19
Ⅱ.外来植物対策 実践編!
市民でもできる外来植物対策実践方法を紹介しま
す。対策対象をアレチウリに絞ったアレチウリ撲
滅対策と、工事箇所に着目した対策方法です。
1.市民でできる外来植物対策 -2 つの視点 2.アレチウリ撲滅対策マニュアル
2-1.実行の手続き
2-2.対策のポイント
2-3.ツル植物の見分け方
3.河川工事箇所での対策マニュアル
20
21
補足説明
1.市民でできる外来植物対策 - 2つの視点 この項の主旨
平成 21 ~ 22 年にかけて、市民と協働し外来植物対策の試験、実践を行っ
てきました。それにより得られた 2 つの視点での外来植物対策を紹介しま
す。
Ⅱ.外来植物対策実践編
◆アレチウリを対策する意義
アレチウリは、爆発的に分布を広げ、在来植物を覆い尽くしてしまうことがあるため、特定外来種に指定されて
います。2010 年現在、猪名川でもほぼ全域に広がっており、かつては低水敷一面を覆い尽くしたこともあります。
そして、かなりの量の種子が蓄積されていると考えられ、今後も拡大する恐れがあります。
そのため、猪名川の在来植物群落を保全し本来の河川景観を守る上で、アレチウリを対策することはとても重要
です。対策時期を工夫することで、市民の力でかなり抑制することができるため、非常に意義のある外来植物対策
であると言えます。
◆ アレチウリ撲滅対策マニュアル
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ᐕ
【分派部のアレチウリの拡大状況】
近年、猪名川で猛威をふるっているのがアレ
チウリです。生育を始めると、まわりを全て
飲み込んでしまうアレチウリの撲滅を目指し
ます。
1994 年には、礫原や湿地など
に、川に特有の在来植物群落が
広がっていました。しかしその
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半が覆われ、在来植物群落の分
布域が減少しました(右図)。
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やることは抜き取
り。 簡 単 で す が、
何 時 行 う か、 タ イ
ミングが肝心です。
アレチウリ撲滅対策マニュアルは、
24 ページから!
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がり、2003 年には分派部の大
一面をおおうアレ
チ ウ リ。 こ う な る
と在来の植物が大
打撃を受けます。
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後、徐々にアレチウリ群落が広
特定外来生物に指定されている、アレチウリの繁
茂は全国で問題となっています。猪名川でも例外
ではなく、時々大繁茂して在来植物を覆い尽くし
ます。そのようなことを防ぎ、アレチウリの撲滅
を目指した対策方法のポイントを解説します。
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◆河川の工事と外来植物対策
◆ 河川工事箇所での対策
今後、猪名川では河原を再生や、治水対策のために河川敷の切り下げ工事が進められていきます。このような工
事後により、セイタカアワダチソウ群落やセイバンモロコシ群落の多年草の外来植物を一気に対策する効果があり
猪名川では河原の再生などを目指して、河川
工事を予定しています。しかし、工事後裸地
のままにしておくと、外来植物の侵入しやす
くなります。
乾陸化した低水敷には、セイタカアワダチソウ群
落やセイバンモロコシ群落などの外来植物群落
が繁茂しています。工事により、それらが一気に
なくなりますが、放っておくとまた外来植物群落
が繁茂するかもしれません。そうならないよう、
工事後に行う外来植物対策のポイントを解説し
ます。
ます。しかし工事後、裸地のままでは再び外来植物が侵入、繁茂することが予測されます。工事後の場所に、どん
な植物が繁茂するかは早い者勝ちの世界です。そのため、大きな群落を形成する外来植物に対して、対策する必要
があります。
河原再生工事 予定範囲
工事による裸地化
は、 外 来 植 物 の 侵
入のチャンスとな
ります。
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外来植物対策の有無が工事
箇所の将来を決めます
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在来植物群落
外来植物群落
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◇猪名川の河川工事予定
桑津橋から上流域では、河原再生などを目的に、低水敷の切り下
河川工事箇所での対策マニュアルは、
30 ページから!
げ工事が予定されています。その他の範囲でも、治水面からの工
事を行うことがあります。
22
23
2.アレチウリ撲滅対策マニュアル
補足説明
Ⅱ.外来植物対策実践編
2-1.実行の手続き
この項の主旨
アレチウリは、 外来生物法で指定されている 「特定外来生物」 です。 そのため、
法律の約束に従った取り扱いをしなければなりません。 この項では、 猪名川で対
策を行う時の手順について説明します。
◆特定外来植物のアレチウリを扱うときの注意点−住民の立場から−
◇特に注意すべき事
猪名川に生育している特定外来生物を、 河川外など別の場所に拡げるような事をしてはいけません。 つまり、 特定外来生
◆「拡げない」ために
一所懸命抜いても ・ ・
物を持ち帰り、 家や違う場所に植えることは絶対だめです。 また、 植栽の目的がなくても、 外部への繁殖、 拡大を未然に
防ぐために、 種子や生きた植物を持ち帰ることも絶対にやめて下さい。
置いた場所で大繁茂!
これでは台無し
特定外来生物を、分布拡大させるような
行為は絶対にしてはいけません。
◇対策を行う時の注意点
住民の方が河川内において、 対策の目的でアレチウリ (特定外来生物) を抜き取ったり、 刈り取ったりすることは問題ありま
外来生物法の趣旨は、特定外来生物を増やさな
いこと、その成育範囲を広げないことです。そ
のためには、適切に処理しなければならないポ
イントがあります。下記の手順に従って処理し
て下さい。
せんが、 次の点に気を付け下さい。
1. 抜き取りなどの駆除したあとは、 置いた場所で再生しないように十分に気を付けて下さい。 ただし、 対象とする
アレチウリに種子が着いている場合、 繁殖、 再生のそれがあるため、 確実に処理しなければなりません。 上記の
理由から、基本的に住民の方が、種子 (または種子の着いた植物) を河川の外へ持ち出すのは禁じられています。
2. 例えば、 団体の活動として実施する場合、 大量の植物が抜き取り、 刈り取るため、 対策後の植物は、 正しく処理
されなければなりません。 その処理は河川事務所の役割として対応できます。 左記に示しました手順に従い、 ま
住民の皆さんの協力のもと、 事務所として外来生物法に
則り、 適切に処理するための手順です。 「事前準備」、 「対
策実施」 と対策後の 「後片付け」 の3つの項目があります。
手続きに沿ったアレチウリ対策にご協力ください。
◆ 対策の手続き
1.事前準備
ずは事務所へご連絡下さい。 後片付けのご連絡をいただければ、 後日、 事務所で回収し、 最終処分を行います。
事務所に連絡
お知らせ
↓
袋・ラベルをもらいます
・このゴミは近日中に
回収します
外来生物法に基づき、植物を
枯らすため、現地に数日置いています。
↓
猪名川河川事務所園田出張所
2.対策実施
◇対策申込みシート案
団体名:
実施年月日: 年 月 日
代表者:
実施場所:
◆チェック項目
事前準備
アレチウリの抜き取り
袋に入れる
↓
3.後片付け
後片付け
袋の運搬
ラベルの貼り付け
↓
河川事務所に連絡していただき、処理するための袋とラベルをもらって下さい。
(準備:ビニールテープ、軍手、長靴、帽子などを用意しましょう)
連絡先: 072‑751‑1986(担当:猪名川河川事務所 調査・品質確保課)
お電話の上、抜き取りの予定日時とおよその場所をお知らせ下さい。
お電話の上、抜き取りの予定日時と場所をお知らせ下さい。
アレチウリを抜き取ったら袋に詰める
袋の運搬
ラベルの貼り付け
事務所へ連絡(袋を置いた場所などをお知らせ下さい)
事務所に連絡
24
25
2.アレチウリ撲滅対策マニュアル
2-2.対策のポイント
この項の主旨
アレチウリの対策は、まずは抜き取りです。その時、発芽特性、結実特性
を抑えることで効果的な時期に対策することができます。ここでは、アレ
チウリが種子を付けさせないような対策時期のポイントが解るように説明
します。
補足説明
Ⅱ.外来植物対策実践編
◆ 種子を付けさせないことがポイント!
アレチウリは一年草、繁殖は全て種子からです。だから、秋に種を作らせない、散布させないことが対策
の基本です。
翌年の秋には
20000 粒になる?
◆ とにかく抜き取る −芽生えを抜く−
アレチウリは、条件さえ合えば 11 月頃まで発芽可能です。
Point
ア レ チ ウ リ は 一 年 草、
4月
抜いてしまえばそれで
一粒、落ちると
枯 れ ま す。 芽 生 え 始 め
5月 春、5月中頃から始めます
るのは 5 月から 6 月で
す が、7 月 ま で は し っ
かりと抜き取ります。
Point
6月 1 ヶ月後の6月に 1 回
芽生えは簡単に
抜き取れます。
7月
条件さえ合えば、晩秋まで発芽続き、10 月
に発芽した個体まで結実します。最後の仕上
8月
げに 10 月中旬に確認し、芽生えがあれば抜
き取ります。
Point
初めが肝心
もう一つのポイントは、対策範囲。抜き取りは、
◆ 種子を付けさせないための対策の時期
また 1 ヶ月後の7月に 1 回
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5 ~ 7 月にしっかり抜けば、
8月、9月のチェックは簡単。
ほとんどないか、発芽しても
少しのはずです。
10月
必ず最後の
最 後 の チ ェ ッ ク は 10 月 中 旬 で す。チェックを!
これ以降、11 月に発芽したとしても、
結実しないのでもう大丈夫です。
Point
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11月
確実に抑制するため、次の年の
5 月にも確認に行きましょう。
中を徹底的に抜きます。
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◆ 繁茂してしまった時は刈り取り
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大面積に繁茂した時は、市
民レベルでの刈り取りは困
難。河川事務所の応援が必
要です。
しかし、気がついたら大繁茂していて、手が付けられ
ない時があります。その時
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⧯޿⒳ሶߪ⊒⧘㧍
9月
薄く広くするのではなく、狭くても徹底する
ことが大切です。できる範囲を決めて、その
発芽や生長の初期が
肝心です。ここで、しっ
かっかりと抜きます!
6月
は、アレチウリに種子を生
産、散布させないことを目
的に、鎌や刈り払い機など
7月
こうなってしまったら、焦っても
仕方がありません。9 月まで待ちます。
で、一気に刈り取ります。
8月
Point
茂ってしまった時は、じっくりとタイミング
を待ちます。そして花が咲き、結実しはじめ
9月
10月
刈り取ったところは日が当たり、新たに発芽
してきます。刈り取り 2 週間後に 1 回、そし
この時期が
ポイント
結実する前、9 月初旬に一気に刈り取ります。
行えば
より確実
刈り取りの跡地には、また発芽してきます。
そのため、約 2 週間後に実生を抜き取ります。
る前の 9 月の初旬に一気に刈り取ります。
Point
7 月の中旬を過ぎれば、もう繁茂している時があります。
11月
て 10 月中旬に 1 回、抜き取りを行います。
26
最後のチェックは 10 月中旬です。
このときに出ている実生を抜き取ります。
必ず最後の
チェックを!
確実に抑制するため、次の年の
5 月にも確認に行きましょう。
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Point
行えば、より確実
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27
Ⅱ.外来植物対策実践編 2.アレチウリ撲滅対策マニュアル
Ⅲ.アレチウリ対策実践方法
2-3.ツル植物の見分け方
特定外来種
◆ アレチウリ
(ウリ科)
外来種
◆ シャクチリソバ
(タデ科)
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外来種
◆ マメアサガオ・ホシアサガオ
(ヒルガオ科)
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拡大
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在来種
◆ クズ
(マメ科)
在来種
◆ ヤブガラシ
(ブドウ科)
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拡大
拡大
◆ カナムグラ
(クワ科)
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拡大
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29
補足説明
3.河川工事箇所での対策マニュアル
この項の主旨
河原再生などの河川工事は、低水敷に繁茂する大面積の外来植物の対策と
して有効です。しかしながら、工事後、裸地のまま放置しておくと、再び
外来植物が繁茂するかもしれません。ここでは、工事後に市民が実践でき
る対策方法について説明します。
◆ 工事箇所での対策対象種
工事箇所で対策すべき外来植物は、 セイタカカワダチソウ (多年草)、 アレチウリ (一年草) の他、 オオブタクサ (一年
草)、 キクイモ (多年草) などが挙げられます。 これらの植物は参照で詳しく紹介しています。
オオブタクサ
◆ 対策の目的
Ⅱ.外来植物対策実践編
キク科・一年草
セイタカアワダチソウ
キクイモ
キク科・多年草
キク科・多年草
あっという間に3mを越す草丈に生長
します。秋に大量に出す花粉は、花粉
症の原因になります。
猪名川でも大きな群落を作っていま
す。これ以上面積を、広げないように
対策の対象とします。
きれいな花を咲かすのですが、猪名川
の低水部に拡大してきており、群生し
て在来種をおびやかしています。
◆生育場所:水際から法面の上まで広い
範囲で生育します。
◆見分け方:深く切れ込んだ葉が、対に
つきます。
◆生育場所:水がよくかぶる場所には生
育しません。
◆見分け方:若い時から茎が紫色になる
のが大きな特徴です。
◆生育場所:水がよくかぶる場所には生
育しません。
◆見分け方:対
に付く葉の真
ん中に、3本の
白い筋が目立
ちます。
低水敷で繁茂するセイタカアワダチソウ群落
などを一気に駆除し、在来植生を復元するこ
とを目的としています。
工事後にどんな植物が繁茂するかは、先に生長し
たものが優勢となります(先駆者効果)
。そのた
め、少なくとも外来植物が優占させないよう、対
策を講じます。
工事後、在来植物が生
育、優占するようにに
侵入する外来植物を抜
き取ります。
対策対象種(右頁参照)
◆ 対策対象種と対策方法
オオブタクサ
Point
アレチウリ
セイタカ
キクイモ
アワダチソウ
対象種:まず群落を形成するアレチウリ、セイ
タカアワダチソウです。その他、場所に応じて
決めますが、成長の早いオオブタクサ、広がり
3月
河川工事が終わるのは年度末の3月。
工事後の様子を確認しておきましょう。
4月
つつあるキクイモなどをターゲットにします。
5月
Point
抜き取る時期:葉が展開し、どの植物かがわか
ればできるだけ早く抜き取ります。5 月の中旬
ごろからが、見分けることができ適期です。
6月
7月
Point
抜き取りの注意点:根っこからしっかりと抜き
取ります。特に、セイタカアワダチソウなどの
8月
多年草は、根が残るとそこからまた再生してく
るので、確実に抜き取りましょう。
9月
5月を中旬頃から対策の適期となります。
植物を確認したら、
根からしっかりと抜き取りましょう。
抜き取りの
リミットは
6 月初旬
◆ 工事後に在来植物の再生を促す工夫が必要
工事後に本来の自然を取り戻すには、 外来植物対策に加えて、 在来植物が再生しやすいように手を加えることが有効で
す。 平成 21 年度に北伊丹で行った河原再生工事の際は、 掘削前に成立していたオギ群落の表層土壌 (オギの根茎が
抜き取りの
リミットは
7 月初旬
アレチウリ撲滅
滅対策を参照
多年草ですから、特
にしっかりと抜根し
ましょう。
抜き取りの
リミットは秋
含まれる) を採取 ・ 仮置きし、 切り下げが終わった後に埋戻す方法を採用しました。
その後、 市民による外来植物対策が行われ、 工事後半年で自然植生のオギ群落が再生しました。
外来植物群落
自然植生
( オギ群落等 )
オギ群落など自然植生の表土を
選別し仮置きしておく。
確実に抑制するため、次の年の
5 月にも確認に行きましょう。
自然植生の
根茎を含む表土
◆ 実行の手続きはアレチウリと同じ
仮置き
自然植生の復元
水陸移行帯
対象種に特定外来種のアレチウリを含む
ため、基本的はアレチウリ撲滅対策と同
様、河川事務所までご連絡お願いします。
ただし
河原再生予定地
砂礫河原
5 月、6 月の早い段階での処理は、植物体
が小さいこと、果実も付けていないことか
ら、抜き取った後の植物は現地に集積して
おいてかまいません。
造成後、河原再生予定地よりも比
造
成 後、 河 原 再 生 予 定 地 よ り も
高の高い箇所には、根茎を含んだ
比高の高い立
地に表土を戻す。
表土を戻す。
30
31
Ⅲ. 主 な 植 生 と 植 物 の 解 説
外来植物を駆除するには、 まずは対象とする植生や植物を見分ける
ことからはじまります。
この章では、 猪名川に特有な在来植物群落と低水敷に優占する外
来植物群落を紹介します。 対策対象種についても詳しく解説してい
ますので、 ぜひ見つけて対策してください。
1.代表的な植生の解説
2.対策対象種の解説
32
33
川岸を散歩していると目に入る様々な緑で覆われた風景、それが植生です。
ここでは、猪名川に特有な在来植物群落と大面積で茂る外来植物群落を紹
介します。
この項の主旨
Ⅲ.主な植生と植物の解説
■ツルヨシ群落【在来植物群落】
1.代表的な植生の解説
群落の風景
ツルヨシが一面に茂る 「ヨシ
原」。 河川に特有な自然植
生の中では、 最も多く見られ
る群落です。 本来の「ヨシ原」
(ヨシ群落) は流れのない水
辺に成立するのに対して、 ツ
ルヨシ群落は、 流れのある水
辺に成立します。
ツルヨシは水際で伸びている
茎が特徴です。
■紹介する群落
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猪名川での分布
(2004 年)
主な構成種
ツルヨシ (優占)
ヨモギ, タネツケバナ, コセンダングサ
などがわずかに混じります。
■解説ページの見方
群落の風景
■ オギ群落
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群落の風景
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猪名川での分布
猪名川での分布
(2004年)
主な構成種
成種
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群落
落の高さ
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(秋)
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成立場所の特性
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34
晩秋、 茶褐色の穂がなびきま
す。
地表を這うように伸びる、 ツルヨ
シの茎。
1.5 ~ 2.0m 内外
成立場所の特性
場所 : 低水敷
比高 : 1.0m 以下
分布適地は、 砂礫地の流水辺。 地上を伸びる茎
は、 所どころに根をおろします。 流れに晒されて
も踏みとどまるこの仕組みは、 植物が定着しにくい
「流水辺」 に生きる、 ツルヨシの戦略です。 流水
辺以外にも、 土砂が堆積して、 流水に晒されるこ
とが少なくなった立地にも広く見られます。
おおよそ
このあたり
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生きもの・あそび
群落の高さ ( 秋)
生きもの・あそび
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生きもの・遊び
浅瀬に茎を伸ばすツルヨシ群
落は、 水中の小動物にとって
の、 格好の棲息場を提供しま
す。
35
夏、 ギョギョシと啼くオオヨシキ
リ。 冬にはオオジュリン。 猪名
川に季節を告げる鳥にとって、
ツルヨシ群落は大切な住処で
す。
■ヨモギ−カワラマツバ群落【在来植物群落】
Ⅲ.主な植生と植物の解説
■オギ群落【在来植物群落】
群落の風景
群落の風景
ヨモギに混じって、 カワラマ
ツバやカワラナデシコなど、
「カワラ~」 と名のつく草が
散生します。 「下河原」 や
「北河原」 といった地名の
由来である、 「河原」 に特
有な群落です。 明治中頃
に作成された地図には、 河
原が広がっていた様子が描
かれています。 激減が著し
く、 現在では分布はごくわ
ずかです。
秋になると銀色の穂が美
し い、 猪 名 川
川低水敷
低水敷に
成立する川に特有な在
来植物群落。
大面積に広がるオギ群
落の風景はまさに圧巻で
す。 猪 名 川 を 代 表 す る
本来の自然植生であり、
猪名川には広く分布して
いますが、 外来植物群
落と成立場所を競合して
います。
分派部付近 (2004 年撮影)
猪名川での分布
(2004 年)
猪名川での分布
(2004 年)
主な構成種
主な構成種
今も猪名川に生育するカワラナデシコ (写真左) と、 カワラマツバ
(同右)。 カワラヨモギやカワラハハコは、 今では見られなくなってし
まいました。。
カワラナデシコ, カワラマツバ, マルバヤ
ハズソウ。
ヨモギ, ヘラオオバコ, コセンダングサ,
コニシキソウなども多く出現します。
乾性な場所 : ヨモギ、 ヤブガラシなど
湿性な場所 : ヨシ、 カヤツリグサなど
含まれる外来植物 : セイタカアワダチソウ、
キクイモなど
ススキによく似ています。 猪名川では、 オギは低水敷に生え、 スス
群落の高さ ( 秋)
キは堤防や高水敷に生育します。
1.5 ~ 2.0 m
成立場所の特性
成立場所の特性
めったに冠水しない、 乾燥した立地に成立します。 こ
のような立地は、 砂の詰まった地表面に、 円い礫が
いくつも顔を出しているのが特徴です。 時に増水の影
響を受けて、 多くの植物が流されてしまいますが、 増
水時に植物が剥ぎ取られた場所は、 流されずに残っ
た植物の新たな生育地として機能します。
低水敷の中程の適湿な場所を好みます。 砂また
は砂質土壌の柔らかい場所に、 地下茎を巡らし群
落を形成します。
場所 : 低水敷
比高 : 1.5 ~ 3.0m
生きもの・遊び
場所 : 低水敷
比高 : 0.5 ~ 2.5m
おおよそ
このあたり
生きもの・遊び
礫原に卵を産むイカルチドリ (写真
右上)。 早瀬の礫の隙間を利用し
て卵を産み付けるカワヨシノボリ (同
右下 : 卵)。 本群落の周辺には、
川の蛇行が作り出す特有の環境を
指標する生き物たちも暮らしていま
す。
36
オギ群落の中には可愛いカ
ヤネズミが生息します。 セッ
カやオオヨシキリなどの鳥類
も、 オギの葉を巣づくりに利
用します。
37
オギの穂は遊びの定番で
す。 銀色のフサフサした花
穂を使ったフクロウなど、 い
ろんな人形を作ることができ
ます。
■ヨシ群落【在来植物群落】
Ⅲ.主な植生と植物の解説
■セイタカヨシ群落【在来植生】
群落の風景
群落の風景
ヨシが一面に広がる 「ヨシ
原」。 感潮区間や湾入部
などの流れがほとんどない
水辺に成立します。 よく似
たツルヨシ群落とは、 流れ
のある砂礫地の水辺で見
られる点が異なります。
ヨシはツルヨシのように地
をはう茎を伸ばさないこと
も識別のポイントとなりま
す。
草丈が2mを越すセイタカ
ヨシが密生する群落。 猪
名川 ・ 藻川の分派点より
も下流を中心に、 分布を
を拡大させています。
セイタカヨシは冬枯れが遅
く、 晩秋はまだ青々してい
ます。 真冬にも、 一部の
葉は緑色のまま残るので、
オギ群落やツルヨシ群落と
区別できます。
猪名川での分布
(2004 年)
主な構成種
主な構成種
セイタカヨシ (優占)
ヨモギ, コヒルガオ, ヤブガラシ, ホシアサ
ガオ, セイバンモロコシなどが混じります。
ヨシ (優占)
ミゾソバ, ヤナギタデ, セイタカアワダ
チソウなどがわずかに混じる。
晩 秋、 茶 褐 色 の 冬枯れの様子。 うす茶色の明るい枯れ姿
穂をつけます。
が一面に広がり、冬鳥のすみかとなります。
晩秋、 青々と茂っているのが本
群落。手前の褐色は、オギ群落。
群落の高さ ( 秋)
冬、 枯れ上がった中に、 青い
ままの葉が残ります。
1.5 ~ 2.0 m程度
成立場所の特性
猪名川での分布
(2004 年)
群落の高さ ( 秋)
2.0 ~ 3.0 m
成立場所の特性
場所 : 低水敷
比高 : 1.0m 以下
水の流れがほとんどない、 感潮区間や堰の直上、
湾入部などの過湿な泥~砂質の水辺で見られま
す。
おおよそ
このあたり
生きもの・遊び
オギ群落と似た、 出水時にも冠水することの少な
い立地に成立します。 面積が急増しており、 2004
年には、 1999 年の2倍にも広がりました。 立地に
変化はありませんが、 草丈が高く密生するため、
他の植物に被陰されることなく、 生育を続けられる
ことが、 分布拡大の大きな要因です。
場所 : 低水敷
比高 : 1.0 ~ 3.0m
おおよそ
このあたり
生きもの・遊び
感潮区間に成立するヨシ
群落の水際に干潟が出現
する場所があります。 干潟
やヨシ群落はカニや小魚
のすみかに利用されます。
38
夏のヨシ原でにぎやかにさ
えずるオオヨシキリ。 ヨシ
の葉などで巣を作ります。
冬のヨシ原にはオオジュリ
ンが訪れます。
「背高ヨシ」 の長さ比べ。 誰
のセイタカヨシが一番高いか
な?
39
セイタカヨシの茎と葉で作っ
た、 風車 (かざぐるま)。
■アレチウリ群落【外来植物群落】
Ⅲ.主な植生と植物の解説
■セイタカアワダチソウ群落【外来植物群落】
群落の風景
群落の風景
群落の風景
初 夏 か ら 秋 に か け て、 特
定外来生物のアレチウリが
優占する群落です。 カー
ペットを敷き詰めたように広
がります。 猪名川の低水敷
を占める外来植物群落のう
ち、 セイタカアワダチソウ群
落についで、 広い面積を
占める群落のひとつです。
10 月半ば、 黄色い花を一面
に咲き広げます。 河川に特
有な在来植物が生えるはず
の 低 水 敷 の 50 % 以 上 の 面
積を本群落が占めています。
猪名川で、 最も広い面積を
占めている外来植物群落で
す。
猪名川での分布
(2004 年)
主な構成種
主な構成種
よく見ると、 クズやカナムグラな
ど、 他のツル植物が絡まってい
ることも多くあります。
樹木を覆い尽くしていたアレチ
ウリが枯れた後の風景。
猪名川での分布
(2004 年)
セイタカアワダチソウ (優占)
イタドリ, キクイモ, ネズミムギ, ヤハズ
エンドウなどがわずかに混じる。
アレチウリ (優占)
セイタカアワダチソウ, メヒシバ, ヨモギ, オ
ギなどが、 わずかに混じる。 クズやカナムグ
ラやコヒルガオなどのツル植物も混じります。
オギと競合する立地に生育しま セ イ タ カ ア ワ ダ チ ソ ウ 群 落 は、 群落の高さ ( 秋)
す。 銀白色の穂がオギ。
堤防法面にも広がっています。
1.5 ~ 2.0 m程度
成立場所の特性
成立場所の特性
流水の影響の少ない、 砂が厚く堆積した適湿な立
地に成立します。 水際や、 礫がゴロゴロしている
場所ではほとんど見られません。 アレチウリの発芽
がまだ見られない早春には、 セイヨウカラシナやネ
ズミムギなどの外来植物が優占していることがあり
ます。
場所 : 低水敷
流水面からの比高 :
1.75m 以上に多い
土壌 : 腐植質の多い
日頃、 流れの影響を受ける場所には見られず、
流水面から地盤高までの高さが、 約 0.75 m以上
の立地に成立します。 この立地は、 川に特有な在
来植物群落である 「オギ群落」 の分布域に相当
します。
生きもの・遊び
場所 : 低水敷, 堤防法面
比高 : 1.0m 以上
生きもの・遊び
ニホンミツバチ。 アレチウリの
花にやってくる虫の中で、 最
も数多くやってきます。
9月になると、 アレチウリの花
が次々と咲き始めます。 ミツバ
チなどの昆虫を引き寄せてし
まうため、 他の植物への影響
が心配されます。
40
つぼみの汁を吸うカメムシの
一種、 ミナミアオカメムシ。
セイタカアワダチソウで染め
上げたハンカチ。 花だけでな
く茎も葉も染色に使えます。
41
茎の皮をむきます。短く切っ
た茎を、 人差し指と親指で
つまんで押しだすと、 茎が
飛び出します。
■セイバンモロコシ群落【外来植物群落】
Ⅲ.主な植生と植物の解説
■キクイモ群落【外来植物群落】
群落の風景
群落の風景
7月に入ると花穂が伸び出し
ます。 8月になると高く伸び
た穂が出そろい、 堤防法面
や低水敷を埋めます。 セイタ
カアワダチソウ群落やアレチ
ウリ群落と共に、 猪名川の低
水敷に広がる三大外来植物
群落のひとつです。 穂がな
ければオギ群落に似ていま
すが、 花の時期には間違うこ
とはありません。
9 月 に な る と、 ヒ マ ワ リ に
似た花をたくさん咲かせま
す。 鮮やかな黄色は、 遠
くからでも群落の所在を一
目で知らせます。
猪名川での分布
(2004 年)
猪名川での分布
(2004 年)
主な構成種
主な構成種
低水敷一面に黄褐色の穂が広
がります。
穂の時期には、 人の背丈を超
える高さとなります。
セイバンモロコシ (優占)
ヨモギ, セイタカアワダチソウ, ギシギシ
類,ヤブガラシ,ヤハズエンドウ,メヒシバ,
アキノエノコログサなどが混じります。
群落の高さ ( 秋)
オギと競合するキクイモ。 褐色
の葉を付けているのがオギ。
1.5 ~ 2.0 m
成立場所の特性
11 月に入ると、 いち早く枯れ始
め、 春の一年草に場所を譲りま
す。
キクイモ (優占)
カナムグラ, セイタカアワダチソウ,
アキノエノコログサ, アレチウリ, マメ
アサガオなどが混じります。
成立場所の特性
流水の影響を受けることの少ない立地に成立しま
す。 低水敷だけでなく、 堤防法面にも成立します。
流水の影響を受けることの少ない、 砂が厚く堆積
した適湿な立地に成立します。 この立地は、 川に
特有な在来植物群落である 「オギ群落」 の分布
域に相当します。
場所 : 低水敷, 堤防法面
比高 : 約 1.5m 以上
場所 : 低水敷
比高 : 1.0 ~ 3.0m
土性 : 砂質土壌
生きもの・遊び
生きもの・遊び
葉の縁にはギザギ
ザがほとんどないた
め、 葉っぱ飛ばしに
最適です。
42
白い筋のある葉は、
オギそっくり。 穂は
全く異なります。
キクイモの名前の由来
は、 根っこにイモをつけ
ることによります。 花が
終わった後が、 収穫時
です。
猪名川の野草教室で定番の
キクイモチップス。 キクイモを
抜いて食べれば外来種対策
です。
43
Ⅲ.主な植生と植物の解説
2.対策対象種の解説
駆除の第一歩は外来植物を見分けることから始まります。ここでは外来植
物対策の対象種について解説しました。
対策の対象とする外来植物の見分け方や発見した際の対処方法について解
説しました。
この項の主旨
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◆近年、猪名川においても猛威をふるっている厄介者。
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アレチウリ
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Myriophyllum brasiliense
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Ⅱ.主な植生と植物の解説
春
夏
秋
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冬
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○アレチウリ撲滅作戦
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○占有群落抑制作戦
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○水際防止作戦
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特徴
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生態系への影響
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45
◆猪名川の外来植物の中でもっとも大面積を占めています。
◆大面積を占有する外来植物。低水敷から堤防まで、広く分布、繁茂しています。
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セイタカアワダチソウ
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Solidago altissima
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円山川
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春
夏
秋
筑後川
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セイバンモロコシ
冬
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春
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Sorghum halepense
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夏
秋
冬
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淀川
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特徴
・晩秋(10 ∼ 11月)に
咲く黄色い花
大群落となっている場
所では、一面に黄色い
花が広がる
似た種との見分け
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特徴
・夏から秋にかけて、紫
色の穂が出る
・葉の真ん中に白い筋あ
り。葉の縁はなめらか
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似た種との見分け
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生態系への影響
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肱川
46
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筑後川
47
◆工事後の裸地にいち早く侵入し、大繁茂します。花粉症の原因にもなります。
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オオブタクサ
春
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Ambrosia trifida
◆秋、遠目からでもよく目立つほど、猪名川の低水敷にひろがっています。
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夏
秋
冬
ᨗ
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キクイモ
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Helianthus tuberosus
ⁿฬᎹߢߩಽᏓ㧦ᄙ
春
夏
秋
冬
ᨗ
䋳
䋳
䋱
特徴
・手のひら状に 3 ∼ 5 裂
している大きな葉
・夏頃には 3m ほどに生
長する
䋲
似た種との見分け
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みつけたら
䋱
特徴
・9 ∼ 10 月頃に咲く、ヒ
マワリに似た黄色い花
群落が広がっている場
所では、一面に黄色い
花が広がる
似た種との見分け
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生態系への影響
生態系への影響
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円山川
48
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49
䋲
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䋴
◆猪名川でもこれまでに繁茂の実績あり。大繁茂を未然に防ごう!
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ボタンウキクサ
․ቯ
Pistia stratiotes
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春
夏
秋
ⁿฬᎹߢߩಽᏓ㧦ዋ
䋱
特徴
◆武庫川で大繁茂!猪名川での侵入、定着を防ぎたい!
Alternanthera philoxeroides
吉野川
䋲
吉野川
䋳
似た種との見分け
・水面に浮いて生育
ナガエツルノゲイトウ
冬
ᨗ
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・葉ボタンのような姿
みつけたら
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生態系への影響
・水揚げしよう!
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栽培している個体を放さないで!
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・シロツメクサに似た白い花
をつける(6 ∼ 12 月)
・葉の縁はあまり波打たない
・水際に根を下ろし、生育
夏
秋
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䋱
特徴
春
冬
ᨗ
武庫川
䋲
武庫川
䋳
似た種との見分け
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生態系への影響
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・駆除せず、まずは河川事務所に通報!
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51
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◆淀川で大問題に。猪名川への侵入、定着を防ぎたい!
◆過去、猪名川でも生育記録あり。繁茂を防ぎたい外来植物。
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ミズヒマワリ
․ቯ
Gymnocoronis spilanthoides
夏
秋
ⁿฬᎹߢߩಽᏓ㧦ᧂ⏕⹺
淀川
淀川
春
ਛᄩ࡮ධࠕࡔ࡝ࠞේ↥
䋱
䋲
武庫川
䋴
武庫川
特徴
似た種との見分け
・棒状の花びらが集まった
ような、白い花
・葉の縁の波打ちが目立つ
・水際に根を下ろして生育
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冬
ᨗ
淀川
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生態系への影響
みつけたら
・駆除せず、まずは河川事務所に通報!
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栽培している個体を放さないで!
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52
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オオフサモ
Myriophyllum brasiliense
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春
夏
秋
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䋵
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䋱
土器川
特徴
似た種との見分け
・真上から葉を見ると、雪
の結晶のような形
・水面上や陸地に出て生育
・水際に根を下ろして生育
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冬
ᨗ
土器川
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土器川
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生態系への影響
みつけたら
・駆除せず、まずは河川事務所に通報!
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栽培している個体を放さないで!
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53
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◆最近、猪名川でも確認されています。大繁茂を防ぎたい外来植物。
外来アゾラ A z o l l a
Ⅱ.主な植生と植物の解説
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(特定外来のアゾラ・クリスタータを含む)
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春
夏
秋
冬
◆猪名川で繁茂し、対策を行った実績のある外来植物。
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ホテイアオイ
ධࠕࡔ࡝ࠞේ↥
Eichhornia crassipes
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ⁿฬᎹߢߩಽᏓ㧦ዋ
特徴
・水面に浮いている
・小さい個体が密集し、
水面を紅く染める
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淡路島
似た種との見分け
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生態系への影響
みつけたら
・駆除せず、まずは河川事務所に通報!
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栽培している個体を放さないで!
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54
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夏
秋
冬
ᨗ
䋲
百間川
䋲
䋱
春
䋱
三木市
特徴
・根元の浮き袋
・しゃもじのような葉
・うす紫色の大きな花
似た種との見分け
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(6 ∼ 11 月)
みつけたら
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生態系への影響
・水揚げしよう!
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栽培している個体を放さないで!
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55
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◆河原再生を目指す猪名川で、繁茂させたくない外来植物。
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シナダレスズメガヤ
ධࠕࡈ࡝ࠞේ↥
Eragrostis curvula
ⁿฬᎹߢߩಽᏓ㧦ዋ
春
夏
秋
冬
ᨗ
■ 猪名川における外来植物目録
䋱
揖保川
特徴
・2mm しかない細い葉
・礫原に侵入
重信川
䋲
木曽川
䋳
似た種との見分け
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みつけたら
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䈪䇮 ᘠ䉏䉏䈳㆙⋡䈎䉌䈪䉅⷗ಽ䈔䉌䉏䉁
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䈲䇮 ૑䉄䈭䈒䈭䉍䉁䈜䇯 䉁䈢❥⨃䈜䉎䈖䈫
䈪䇮 ઁ䈱ᬀ‛䉕ⵍ㒶䈚䇮 ↢⢒ⅣႺ䉕ᖡൻ
䈘䈞䈩䈚䉁䈉䈖䈫䈮䉅䈧䈭䈏䉍䉁䈜䇯
生態系への影響
・抜き取りましょう!
ዊߐ޿ᩣߥࠄ◲නߦᛮ߈ขࠇ߹ߔ߇‫ޔ‬ᄢ߈ߥᩣߦߥ
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ታᣉߒߥߌࠇ߫‫␕ޔ‬ේߦ․᦭ߥേᬀ
‛߇ᶖṌߒߡߒ߹߁น⢻ᕈ߇޽ࠆ‫ޔ‬
ߣ޿߁ᗧ⷗߇޽߇ߞߡ޿߹ߔ‫ޕ‬
現在も、緑化に利用
✛ൻ↪ᬀ‛䈫䈚䈩䇮 ㆏〝䈱ᴺ㕙╬䈮૶↪䈘䉏䈩䈇䉁䈜䇯
䈠䈖䈎䉌ㅏ䈕䈣䈚䈩䇮 ␕ේ䈮ଚ౉䈚䇮 ❥⨃䈜䉎䈱䈏໧㗴䈫䈭䈦䈩䈇䉁䈜䇯
㜞ㅦ㆏〝䈱⣁䈮䉅ㅏ䈕಴䈚䈩䈇䉎䈖䈫䈏ᄙ䇱䈅䉎䈱䈪䇮 Ყセ⊛䉋䈒⷗䈎
䈔䉎ᄖ᧪ᬀ‛䈪䈜䇯
56
57
■ 猪名川における外来植物目録
ⁿฬᎹ䈮䈍䈔䉎⏕⹺⁁ᴫ
⑼ฬ
䉪䊦䊚
䊟䊅䉩
䉪䊪
䉺䊂
䊟䊙䉯䊗䉡
䉥䉲䊨䉟䊋䊅
䉱䉪䊨䉸䉡
䊊䊙䊚䉵䊅
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猪名川における外来植物目録で用いた文献(河川水辺の国勢調査を除く)
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