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Market Speed FX チャート機能を使うツボ
Market Speed FX チャート機能を使うツボ アセンダント 山中 康司 (2016..05.21) 1 ディスクレーマー • 本セミナーで示す手法は、その内容の正確さや 完全さを保証するものではありません。 • 本セミナーで示す手法は、あくまでも参考情報 であり、アセンダントおよび楽天証券は、為替 やいかなる金融商品の売買を勧めるものでは ありません。 • アセンダントおよび楽天証券は、本セミナーで 示す手法の利用により生ずるいかなる損害の 責任を負うものではありません。 • 取引を行う際はリスクを熟知した上、完全なる 自己責任において行ってください。 • ポイント&フィギュアの表示方法を30分を例に 追記しました。(2016/05/22) 2 本日の内容 • チャート設定のワンポイント – チャートのカスタマイズ – チャートとテクニカル指標の分類 • 複数チャートの組み合わせ例 – – – – – ローソク足とチャートパターン DMIとADXの考え方 ボリンジャーバンド+RSIボリンジャー 平均足+一目均衡表 ポイント&フィギュア 3 チャート設定のワンポイント 4 チャートのカスタマイズ • チャート全体の色調 – 白背景に黒文字 – ローソク足はモノクロ • 各テクニカル指標のパラメータと色 – パラメータは自分が普段使うもの – 重なった時に見やすい色 – 期間によって色を固定 • 例:短期=青、中期=赤、長期=緑 • 通常使う組み合わせはマイチャートでテンプレート化 • 自分が使いやすい設定=見やすく判断を誤らない 5 チャートの基本設定例 6 チャート形状の設定例 7 各種パラメータの設定例 8 チャートとテクニカル指標の分類 • トレンド系、オシレータ系という指標の分類は不適当 – メインチャートにオーバーレイ表示するテクニカル指標 – サブチャートにセパレートで表示するテクニカル指標 • サブチャートに表示してもトレンド系指標は多い • 時系列、非時系列系というチャート種の分類 – 通常は時間と価格が1対1で対応する時系列チャート – 非時系列は時間と価格が1対1で対応しない • 純粋に値動きを追うに優れる(例:ポイント&フィギュア) • チャート上に表示する描画ツール 9 ローソク足とチャートパターン 10 トレンドラインとスイングポイント • スイングHLポイント(=フラクタル) – トップの定義 • 高値の両側に、より安い高値を持つ日 – ボトムの定義 • 安値の両側に、より高い安値を持つ日 – 上位の時間枠(1時間足→日足→週足)のスイング ポイントはより重要 • トレンドラインはスイングHLポイントから引く 11 トレンド • トレンドの有無 – アップ・トレンド(上げ相場) – ダウン・トレンド(下げ相場) – フラット(レンジ相場) • トレンドの確認 – サポート・ライン、レジスタンス・ラインを引いて 方向性を確かめる。 – 組み合わせてチャンネルを作ることも出来る。 その場合の基本はパラレル・ライン(平行線)。 12 リバーサル・パターン • 典型的な反転パターン – トップ・フォーメーション (V字、W、トリプル、H&S、ラウンド) – ボトム・フォーメーション (V字、W、トリプル、H&S、ラウンド) • リバーサル・パターンの特徴 – 他にも様々なパターンがあり、教科書通りは滅多にない。 左右対称型には気をつける。 – ネックラインが引ける場合は、その高さがターゲットとなる。 13 各種リバーサルパターン 14 コンティニュエイション・パターン • 典型的なもみ合いパターン – 長期(1~3ヶ月)の大きなパターン=トライアングル、ウェッジ – 短期(1~3週間)の小さなパターン=ペナント、フラッグ • コンティニュエイション・パターンの特徴 – パターン形成後、apex(頂点)の手前で抜けるとそれ以前のト レンドを継続することが多いが、方向性にはこだわらないほう がよい。 – 短期の小さなパターンは急な動きの後の小休止として現れや すい。 • ギャップ – ギャップ(窓)を開けた時は、短期トレンドが強いことを示す。 – 押しや戻しが入る時は窓埋めが意識される – ウップス=週初の窓埋め後に、トレンド転換 15 コンティニュエイション 16 ドル円週足におけるリバーサルパターン、他 17 DMIとADX 18 ワイルダー氏のDMI • Directional Movement Indexの各数値は0~100 • +DIと-DI – – – +DI >-DI ・・・ 上昇トレンド +DI <-DI ・・・ 下降トレンド (ADXがDIよりも上にあるのが基本) +DIと-DI の数値が離れているほどトレンドは強い +DIと-DIの交差がトレンドの転換 • ADX – – ADXが上昇=トレンドがある (ADXの極端な上昇(通常60以上)はトレンドの過熱を示す) ADXが下降=トレンドが無い=もみあい (通常15以下の低位なADXもトレンドが無いと判断) 19 ドル円日足とDMI 20 ADXのみを抜き出して組み合わせる • ADX上昇期 • トレンドフォロー型のテクニカル指標 – 移動平均線のGCとDC – 一目均衡表の転換線と基準線 – MACDとシグナルのクロス • ADX下降期 • もみあいに強みを発揮するテクニカル指標 – RSIの買われすぎと売られすぎ – バンド系指標のバンド到達 21 ドル円日足ボリンジャーバンド(±2σ)とADX 22 ボリンジャーバンドとRSIボリンジャー 23 ボリンジャーバンドの各段階 • ボリンジャーバンドの各段階と形状の変化 1. スクイーズ(バンド幅が狭い状態) • もみあい 2. エクスパンション(バンド幅の拡散) • トレンドの発生 3. バンドウォーク(1σと2σの間で推移) • トレンドの継続 4. ボージ(バンド幅最大から縮小へ) • トレンド反転の可能性 24 ボリンジャーバンドの形状と売買タイミング • エントリーポイント – スクイーズ→エクスパンション • トレンドの発生=終値が2σを超える – ヘッド・フェイク(だまし)に注意 • チャートパターンを併用 • エグジットポイント – エクスパンション→ボージ – 反対側バンド形状の変化 – バンドウォークの終了 25 RSIボリンジャー • RSIの買われ過ぎ、売られ過ぎの水準に固定的な30/70 ではなく、ボリンジャーバンドを使う – トレンドが発生しRSIの値が上側や下側に偏ってい る場合でも、本来の売られ過ぎ、買われ過ぎを知る ことが可能 – 注目するポイントは「RSIのゾーン・エグジット」 – 資料中のパラメータは、RSI8期間に±2.0σのボリン ジャーバンドを表示(±1.5〜2.0σの範囲で微調整す るとよい) 26 RSIのゾーン・エグジット(丸印) 27 ポンド円日足 28 平均足と一目均衡表 29 平均足の読み方 1. 陽線は”買い”、陰線は”売り” [基本ルール] 2. 陽線+上ヒゲ は”強い買い” 陰線+下ヒゲ は”強い売り” 3. 陽線+下ヒゲ は”買いにかげり” 陰線+上ヒゲ は”売りにかげり” 4. 前日の実体(ローソクの胴体部)より短い実体は ”変化の兆し” 5. 非常に短い実体(特に胴体部の無い同時線)は ”トレンドの変化” 30 均衡表(転換線・基準線) • 転換線 = 短期のサポート、レジスタンス • 基準線 = トレンド、サポート・レジスタンス – 転換線>基準線 上昇トレンド • クロス・・・買いシグナル – 終値>基準線 → 2日以内のクロス=強い買シグナル – 転換線<基準線 下降トレンド • クロス・・・売りシグナル – 終値<基準線 → 2日以内のクロス=強い売シグナル • もみあいの中心としての見方 31 均衡表(先行スパン=雲、遅行スパン) • 先行スパン = 長期のサポート、レジスタンス – 終値>先行スパン 上昇トレンド • 雲 = サポート – 終値<先行スパン 下降トレンド • 雲 = レジスタンス • 遅行スパン = トレンド比較 – 遅行スパン>26日前終値 上昇トレンド • クロス・・・買いシグナル – 遅行スパン<26日前終値 下降トレンド • クロス・・・売りシグナル 32 均衡表(三役) • 三役 – 1 転換線・基準線 – 2 終値・先行スパン – 3 遅行スパン・26日前終値 – 三役が同一方向 → 強いトレンド • 平均足で表示される値幅(足の長さ)は実際のレンジと は異なるので、具体的水準を見る際にはローソク足も 併用 33 豪ドル円平均足に均衡表を表示 34 ポイント&フィギュア 35 ポイント&フィギュア(P&F)とは • ポイント&フィギュアの概要 – 純粋に値動きのみを分析する非時系列チャート • 3枠反転が一般的 – 考案者不詳 • 1880年頃から使われ、バーチャートより古い • 多くの人の改良を経て現在の形へと進化 – パターン分析やトレンドライン等、一般のチャート分 析と共通する点も多い 36 売買シグナル(基本パターン) • 新高値で買い 新安値で売り – もみあいが長いほど 勢いが強い – 最初は応用パターン を考慮しすぎない 37 主な買い応用パターン 38 主な売り応用パターン 39 ドル円4時間足ベースと30分足ベースのP&F 40 楽天FXのリスクと費用について <外国為替証拠金取引(楽天FX)の取引にかかるリスク> 外国為替証拠金取引(楽天FX)は、取引通貨の価格変動や、スワップポイントの支払いにより、損失が生じるおそ れがあります。また、外国為替証拠金取引(楽天FX)は少額の証拠金で、その差し入れた証拠金を上回る金額の 取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。また、その損失額は差し入れた証拠 金を上回るおそれがあります。 <外国為替証拠金取引(楽天FX)の取引にかかる費用等> 外国為替証拠金取引(楽天FX)の取引手数料は無料です。なお、取引にあたっては各通貨の売付価格と買付価 格には差(スプレッド)があります。スプレッドは通貨ペアごとに異なります <証拠金について> 外国為替証拠金取引をおこなうには、レバレッジコースに応じて取引金額の4%~100%(最大レバレッジ25倍)の証 拠金が必要となります。(法人のお客様の場合は、取引金額の1%(最大レバレッジ100倍)となります。) ■ご注意事項 本資料は、勉強会の為に作成されたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではあり ません。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。本資料及び資料にある 情報をいかなる目的で使用される場合におきましても、お客様の判断と責任において使用されるものであり、本資 料及び資料にある情報の使用による結果について、当社は何らの責任を負うものではありませんのでご了解くだ さい。 お客様よりご提示いただきました情報以外で記載しております価格、数値、金利等は概算値または予測値であり、 諸情勢により変化し、実際とは異なることがございます。また、本資料は将来の結果をお約束するものではござい ません。尚、お取引を締結する際に実際に用いられる価格または数値を表すものでもございませんので、予めご 了承くださいます様お願い申し上げます。 41