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福祉サービス第三者評価 評価結果報告書(概要)

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福祉サービス第三者評価 評価結果報告書(概要)
(様式第1号①)
福祉サービス第三者評価 評価結果報告書(概要)
名 称
社団法人 広島県シルバーサービス振興会
所 在 地
〒734-0007 広島市南区皆実町1-6-29
事業所との契約日
平成24年5月17日
事業所への評価結果の報告日
平成25年3月8日
結果公表にかかる事業所の同意
あり ・ なし
公表日:平成25年4月11日
評
価
機
関
Ⅰ 事業者情報
(1)事業者概況
事業所名称
三次市 吉舎保育所
種 別
保育所
事業所代表者名
玉岡 ヒトミ
開設年月日
昭和45年4月1日
設置主体
三次市 定 員
90名
利用人数
71名
〠729-4211 広島県三次市吉舎町吉舎112
所在地
電話番号
0824-43-2522
ホームページアドレス
FAX番号
0824-43-2598
(2)基本情報
事業所の主な行事など
サービス内容(事業内容)
入所式・進級式 遠足 健康診断 家庭訪問 保育参加 プールあそび たなばた おたのしみ会 バス遠足
吉舎ふれあい祭参加 交通安全街頭キャンペーン 保育事業
運動会 生活発表会 芋ほり 観劇 もちつき とんど 地域のお年寄りとの交流会 給食試食会 お別れ会 卒園式 (毎月)誕生会 保育所開放 など
居室の概要
居室以外の施設設備の概要
給食室(配膳室) 1室
保育室 6室
調乳室(コーナー) 1室
事務室 1室
ホール 1室
支援センター室(相談室) 1室
職員の配置
職 種
人 数
所長(園長)
1
保育士
10
調理員(学校給食共同調理場)
3
嘱託医(内科・歯科)
各1
職 種
人 数
(様式第1号①)
Ⅱ.第三者評価結果
◎評価機関の総合意見
この保育所のある三次市吉舎町は、日本画家・奥田元宋の生まれ故郷として、全国的にも知名度の高い町です。
山陰と山陽を結ぶ石州街道の宿場として、経済・文化交流の盛んな町として発展してきた歴史があります。平成16年の合併前は
双三郡吉舎町として町の行政でこの保育所は運営されてきました。町全体が教育・文化・芸術等も含め、小・中・高校まで連携し
た文化の薫り高い、子育て支援の成果が伺えます。奥田元宋夫妻の卒業された日彰館高等学校(元私立)がそれを証明しています。
今年度、三次市の公立保育所の第三者評価、2ヵ所目の対象保育所です。今春の三次市の定期人事異動で、職員の過半数
が異動、所長(園長)も今春、転勤着任したばかり。 とくに、旧市内の保育所から、旧郡部の保育所への異動で、土地勘も薄く、 まだ全体が十分に把握されていない、戸惑いの中での対応と伺えました。 また、新体制での保育所運営が完全に融合調和し、 完全に機能していない状況と観察されました。また、合併により、町制から市制に変わり、歴史的に醸しだされる保育所の特質と
運営に微妙な差があるように推察されます。これまでに培われた地域住民の温かい互助の精神と連帯感に包まれた子育て…。
この町の歴史と風土環境に即した、新体制の職員による特質のある保育サービスの構築が、今後大いに期待されます。
◎特に評価の高い点
「緑の丘の 赤い屋根 とんがり帽子の 時計台…♪」と、どこからか、子どもたちの歌声が聞こえてきそうな、メルヘンの世界に
いるような園舎の風情です。 その美しい情景のなかで、子どもたちの情緒・情感・夢を育てる保育の取り組みが特筆されます。
童話の「ジャックと豆の木」の読み聞かせを通じて、園庭の一角に、幸運を呼ぶ魔法の豆として、なた豆を植え付け、子どもたち
が毎日交代でお世話をし、園舎の屋根に差し掛けた竹垣を蔦って、子どもたちの夢と共に、天に向かって大きく伸びています。
きっと、童話の中でお父さんが大切にしていた竪琴と、金の卵を産むニワトリが、子どもたちの手許に戻ってくることでしょう。
何よりも、この町の歴史の中で育まれた豊かな文化的資源を身近に活用できるのも、この保育所の強みで、地域交流活動として
30数項目におよぶ活動項目を掲げ、町全体が、園舎であり、園庭であるようなこの地の風土に即した保育が展開されています。
この保育所には、先年の三次市の子育て支援プロジエクトの一員として、北欧の子育て先進国デンマーク等3ヵ国の視察研修
を修了した保育士が在籍しており、広い視野から、いま、全国的に社会問題となりつつある発達段階において課題を持つ子ども
たちへの「まちむら式身体調和マッサージ」 の支援など、時代の動きをとらえた先見性のある取り組みが注目されます。
◎特に改善を求められる点
町の豊富な社会資源と緑豊かな自然に恵まれた温もりのある園舎で、熱心な保育が展開されていますが、子どもたちの活動
ぶりが、少しおとなしいように見受けられました。率直に言えば、当地の方言の「がんぼ」で、個性的な子どもが少ないようです。
もっと、活力のある、個性に富んだ子どもたちの保育が期待されます。保育指導マニュアルもよく整備されていますが、まだ保育
の現場に十分に活用されていないようです。これも、今春の大幅な人事異動の影響とも考えられますが、今回の評価の対話の中
から生まれた多くの「気づき」を大切に、保護者とのコミュニケーションのあり方についても再検討されることを望みます。
次に、家族アンケートの集約から、職員の適切な配置、土曜午後保育の要望、そして、給食について、吉舎学校給食共同調理
場の調理でなく、他の保育所と同じように、自園給食の要望が多数寄せられています。 以上の3項目については、行政窓口の
対応事項と考えられますが、福祉サービスにおける利用者のニーズに沿う視点から、保護者の声と合わせ提起しておきます。
Ⅲ.第三者評価結果に対する事業者のコメント
当保育所の地域、環境の中での保育、子どもたちのからだ作りの実践など評価していただきました。
公立保育所の宿命ともいえる人事異動については、職員の硬直化を防ぐ意味でも必要です。幼児、乳児クラスのリーダーと連
携しながら地域との連携、保育所行事等を重ねていく中で、今年度保護者からの苦情もなく、地域の方からいろいろなグループ
活動へ誘いをいただくなど円滑な運営ができていることで、異動してきた職員も地域になじんできているように感じています。
現代の子どもたちに必要な体づくり、遊びの提供の課題は、「がんぼ」な子どもを育てることにもつながると思います。
吉舎地域の自然環境を利用した子ども本来の『遊び』について職員間で考え直していきたいと思います。
改善の必要性のある項目の中で、自園給食については、今年度三次市保育所規模適正化検討委員会が開催され、答申も出
されています。保育所民営化や規模適正化を視野に入れ、検討していきたいと思います。
ご指導いただいたことを真摯に受けとめ、地域の中で、ふるさとを大事にする心を育てる子どもをこれからも育てていきたいと思
います。そして、保護者からも、この保育所に行かせてよかったと思ってもらえる保育所づくりに取り組んでいきたいと思います。
(様式第1号②)
Ⅳ.項目別の評価内容
1 管理運営編
ー
福
祉
サ
ビ
ス
の
基
本
方
針
と
組
織
組
織
の
運
営
管
理
保育所の案内書「保育所ってこんなとこ」のお知らせの内容が、レイア
ウトもイラストともわかりやすい。保護者に、理念や基本方針が明確に、
(1) 理念・基本方針
大きく示されて理解しやすいようです。その内容も、目指す子ども像、保
育理念が具体的に表示されています。
(2) 計画の策定
三次市次世代育成支援行動計画に連動して策定されています。
所長(園長)は今春、転勤してきて4ヶ月。保育所と地域社会との関係
(3)管理者(施設長) も、やっと、見えてきた段階とのこと。一方、園内の管理は、これまでの
蓄積されてきた豊富な経験をもとに、この保育所のカラーに沿ったリー
の責任と
リーダーシップ ダーシップが発揮され、各職員には、任せるところは任す指導が見られ
ます。
(1)経営状況の把握
食材の費用は人数の把握を早めに行い、効率的運用が見られます。
保育関係の専門誌を読み、全国の動向についても理解され、三次市吉
舎支所の保健師や母子推進委員など地域の関連機関と連携した保育
所運営の取り組みが見られます。
(2) 人材の確保
・養成
全職員が明るい笑顔で保育を進めて欲しいという所長の願いを基に、
毎月、各職員の目標を確認して、半年ごとに個別面談を行って就労意
欲の向上を図っていく方針である。三次市の保育職員(非正規職員も含
め)は欠員のまま。この保育所でも同様の現象が観察されました。
乳幼児や年少クラスには、とくに、手厚い人材配置が必要と考えられ
ます。
(3) 安全管理
三次市内では昨年、保育所の送迎時の児童の死亡事故発生の事例
もあり、その防止対策として、保護者会(コアラ会)主導で、駐車場の出
入りと保育所周辺の道路を一方通行とするルールを決め、子どもの安
全管理を図っています。これも地域社会の安全管理への協力度の高さ
を示しています。
(4) 設備環境
園舎が温もり感を持つ木造で、雑音の反響を抑えた構造で落ち着い
た設備環境が保たれています。園庭の草刈や庭木の剪定、ネズミや害
虫駆除は専門業者に委託され、保護者会も積極的に協力されていま
す。
(5) 地域との連携
地域の多様な行事に参加。第25回吉舎ふれあい祭りに出展した作品
がファンタジー賞を受賞し、園舎内に賞状が掲示されています。
地域の祭りや行事への参加を通じて、豊富な地域の伝統文化とのふ
れあいを大切にした保育が展開されています。
(6) 事業の経営
・運営
町の青少年育成会議に所長が委員として参加。財務諸表については
三次市の広報誌に掲載されています。
(様式第1号②)
ー
適
切
な
福
祉
サ
ビ
ス
の
実
施
(1) 利用者本位の
福祉サービス
子ども一人ひとりを尊重した保育として、子ども発達支援センターと協
力して発達支援を行っています。身体調和体操など積極的にとりいれ、
旧郡部の保育所の中でも率先した取り組みと見られます。
保護者との各種子育て相談については、プライバシー保護にも配慮し
て 独立した部屋で対応されています。
保育課程の展開として日案、月案を作成し、月案は各クラスごとに保
護者の送迎時に目に触れるよう掲示されています。
(2) サービス・支援
毎月の保育所だよりにも、同様の案内や行事を記載し、家族との情報
内容の質の確保
共有を図っています。同時に、外部の各種研修会への参加および保育
研究会での事例発表など多様な研鑽を積んでいます。
入所案内、保育所の紹介資料やリーフレットに写真やイラストで詳しく
(3) サービスの開始
説明、情報量も多く、わかりやすく作られています。引っ越し等で転園の
・継続
場合も児童票を基本に連携が図られています。
(様式第3号①)
NO.
自己評価・第三者評価の結果(管理運営編)
小項目
設問
自己評価
第三者評
価
改善の
必要性
1 福祉サービスの基本方針と組織
(1)理念・基本方針
1
理念・基本方
針の確立
法人としての理念,基本方針が確立され,明文化されていま
すか。
A
A
2
理念・基本方
針の周知
理念や基本方針が利用者等に周知されていますか。
A
A
(2)計画の策定
3
中・長期的なビ
ジョンと計画の
明確化
中・長期的なビジョン及び事業計画が策定されていますか。
A
A
4
適切な事業計
画策定
事業計画が適切に策定されており,内容が周知されています
か。
A
A
(3)管理者(施設長)の責任とリーダーシップ
5
管理者(施設
長)の役割と責
任の明確化
管理者(施設長)は自らの役割と責任を明確にし,遵守すべき
法令等を理解していますか。
A
A
6
リーダーシップの発
揮
管理者(施設長)は質の向上,経営や業務の効率化と改善に向
けて,取り組みに指導力を発揮していますか。
A
A
2 組織の運営管理
(1)経営状況の把握
7
経営環境の変
化等への対応
①
事業経営をとりまく環境が的確に把握されていますか。
A
A
8
経営環境の変
化等への対応
②
経営状況を分析して,改善すべき課題を発見する取り組みを
行っていますか。
A
A
(2)人材の確保・養成
9
人事管理の体
制整備
必要な人材確保に関する具体的なプランをたてて,実行して
いますか。
A
B
○
10
職員の就業状
況への配慮
職員の就業状況や意向を把握し,必要があれば改善するしく
みが構築されていますか。
A
B
○
11
職員の質の向
上に向けた体
制
職員の質の向上に向けた具体的な取り組みを行っています
か。
A
A
12
実習生の受け
入れ
実習生の受け入れについて,積極的な取り組みを行っていま
すか。
A
A
利用者の安全確保のための体制を整備し,対策を行っていま
すか。
A
A
(3)安全管理
13
利用者の安全
確保
(4)設備環境
14
設備環境
事業所(施設)は,利用者の快適性や利便性に配慮したつくり
になっていますか。
A
A
15
環境衛生
事業所(施設)は,清潔ですか。
A
A
(様式第3号①)
NO.
設問
自己評価
第三者評
価
利用所と地域との関わりを大切にし,地域のニーズに基づく
事業等を行っていますか。
A
A
小項目
(5)地域との交流と連携
16
地域との関係
(6)事業の経営・運営
17
制度に関する
意見・意向の伝
達
制度について,保険者あるいは行政担当部署等に意見や意向
を伝えていますか。
A
A
18
財務諸表の公
開
地域住民,利用者に対して財務諸表を公開していますか。
A
A
3 適切な福祉サービスの実施
(1)利用者本位の福祉サービス
19
利用者を尊重
する姿勢①
利用者を尊重したサービス提供について,共通の理解を持つ
ための取り組みを行っていますか。
A
A
20
利用者を尊重
する姿勢②
利用者のプライバシー保護に関する規程・マニュアル等を整
備していますか。
A
A
21
利用者満足の
向上
利用者満足の向上(または保護者の意向を尊重)に向けた取り
組みを行っていますか。
A
A
22
意見を述べや
すい体制の確
保①
利用者(または保護者)が相談や意見を述べやすい環境を整備
していますか。
B
A
23
意見を述べや
すい体制の確
保②
苦情解決の仕組みが確立され,十分に周知・機能しています
か。
B
B
24
意見を述べや
すい体制の確
保③
利用者(または保護者)からの意見に対して迅速に対応してい
ますか。
B
B
(2)サービス・支援内容の質の確保
25
質の向上に向
けた組織的な
取り組み
自己評価の実施や第三者評価の受審により,提供している
サービス・支援内容の質向上を図っていますか。
B
B
26
標準的な実施
方法の確立
各サービス業務が標準化され,マニュアル化されてサービス
が提供されていますか。
A
A
27
サービス実施
状況の記録
利用者に関するサービス実施状況の記録が適切に行われてい
ますか。
A
A
28
記録の管理と
開示
記録等の開示を適切に行っていますか。
A
A
(3)サービスの開始・継続
29
サービス提供
の開始①
利用希望者に対して,サービス選択に必要な情報を提供して
いますか。
A
A
30
サービス提供
の開始②
サービスの開始にあたり,利用者等に説明し,同意を得てい
ますか。
A
A
31
利用契約の解
約・利用終了
後の対応
A
A
32
サービスの継
続性への配慮
利用者がいつでも契約の解約ができることを説明し,また,
利用者または事業者から直ちに契約を解除できる事由を定め
ていますか。
事業所変更や家庭への移行(または保育サービスや保育所の
変更)にあたり,サービスの継続性に配慮した対応を行って
いますか。
A
A
改善の
必要性
Ⅳ.項目別の評価内容
2 サービス編:保育所
1
体 制事
(1) サービスの
の業
基 所 質の確保
本運
営
今春の人事異動で所長(園長)と職員の過半数が異動となり、現時点では、運
営体制が完全に融合調和していない状況と観察されました。
「笑顔いっぱい みんな大きくな~れ」の保育方針を掲げ、非常勤職員も含め
た毎月の定例職員会議での意識統一と、所長とそれを補佐する地元出身の職
員による指導助言の体制も、やっと確立。地域社会との連携強化と新体制によ
る保育サービス展開の途上にあります。
保育課程は、この町で育まれた芸術・伝統文化を採りいれた特色のある内容
で構成されています。とくに、運動のしやすさ、バランスのとれた身体づくりに重
(1) 発達援助の基本 点を置き、発達過程に応じた運動あそび、フロアリズム・ヨガなどを採りいれ、絵
本の読み聞かせと組み合わせた(20匹のサルとお地蔵さん・三匹のやぎのが
らがらどん)など身体調和の発達支援を進めています。
2
子
ど
も
の
発
達
援
助
3
子
育
て
支
援
4
子
ど
も
の
安
全
5
地
域
と
の
関
わ
り
運動あそび、フロアリズム、「まちむら式身体調和マッサージ」など先進的な取
り組み、発達過程に即した身体づくりと、三次市吉舎支所の保健師と連携した
(2) 健康管理・食事 健康管理が進められています。給食については、自園給食でなく、町の学校給
食共同調理場からの配食調理であり、保護者からは、他の保育所と同様に園
内給食設備の設置の要望が多数寄せられています。
(3) 保育環境
歴史と伝統文化のまち、里山の自然豊かな保育環境に恵まれています。
なかでも、保育所から地元の小・中・高等学校までの一貫した教育を進めてき
た歴史的風土があり、人情味豊かな温もりのある保育環境と伺われました。
ーまちのみんなで子育てをするー。町全体が園舎であるような多くの社会資源
に恵まれ、中山間地域における保育所のモデル的存在として、今後の保育活
動の展開が注目されます。
(4) 保育内容
上記の(3)にも関連して、豊富な町の伝統文化財、社会資源(B&G海洋セン
ター、歴史民俗資料館、美術館あーとあい・きさ、Ⅹa104 など)を活用した保
育課程を構成。外部の施設を利用の際は、社会的ルールを守る、子ども同士
の関係づくり、共感をもった見守りと声掛け、園外保育の実体験を絵に描くなど
豊かな感性を育てる保育内容とされています。
(1) 保護者等への
支 援
毎日、子どもたちが持ち帰る連絡帳に、 とくに工夫を凝らし、各子どもたちの
個別的な連絡と、その日の出来事など共通事項は、はがき大の用紙に行事内
容をプリントして連絡帳の中にはせ込み、迅速な保護者との情報共有を図って
います。何よりも、保護者との信頼関係を築く、連携体制を大切にしています。
毎月の避難訓練・年2回の火災訓練・毎月15日の遊具点検など定期的な点
検、交通安全指導、事故防止のためのヒヤリハット会議を開催しています。
(1) 安全・事故防止 送迎時における交通事故防止を考慮して、保護者会の約束事として送迎時間
帯のみ、駐車場周辺道路を一方通行とするなど地域住民と一体感のある安全・
事故防止の取り組みが見られます。
旧郡部の名残で…。町民は人情と連帯感に厚く、「郷土の自然と伝統文化を
活かした保育」~わが、ふるさとを大切にする心を養っていく~がキーワード。
(1) 関係機関および この町ならではの特色のある地域連携の数々の取り組みが見られます。
地域との連携 なかでも、保育所・小中高との連携・交流にとくに留意され、卒園後も小学校に
出向いて、その後の成長ぶりを見守っていく事例など、生涯にわたる郷土愛を
育む、地域連携のよき伝統が特筆されます。
自己評価・第三者評価の結果(サービス編:保育所版)
NO.
小項目
設問
自己評価
第三者評
価
1 事業所運営体制の基本
(1)サービスの質の確保
1
職員会議
職員間において,定期的または随時に情報共有する体制がと
られていますか。
A
A
2
指導助言を受
ける仕組み
職員が指導助言を受ける仕組みがありますか。
A
A
3
個人情報の適
切な取り扱い
子ども(保護者等を含む)に関する情報(データを含む)は,適
切に取り扱われていますか。
A
A
2 子どもの発達援助
(1)発達援助の基本
4
保育課程
保育課程は,関係法令や子どもの発達特性を踏まえ,長期的
見通しをもって適切に編成されていますか。
A
A
5
指導計画
指導計画は,定期的に評価および見直しが行われています
か。
A
A
6
理解と受容
子ども一人ひとりへの理解を深め,受容していますか。
A
A
7
さまざまな人
との交流
さまざまな年代や文化を持つ人たちに親しみを持つよう働き
かけていますか。
A
A
8
先入観を植え
付けない配慮
性差への先入観による固定的な概念や役割分業意識を植え付
けないような配慮を行っていますか。
A
A
(2)健康管理・食事
9
健康状態の把
握
子どもの健康管理は,適切に行われていますか。
A
A
10
健康診断等の
実施
健康診断や歯科検診を定期的に行っていますか。
A
A
11
食事環境の整
備
子どもにとって,食事が楽しみとなるよう配慮しています
か。
A
A
12
サービス開始・
終了時の配慮
子どもが生活と遊びの中で,食事を楽しみ合うよう,働きか
けていますか。
A
A
13
子どもの状況
に応じた食事
の提供
アレルギー疾患や体調不良の子どもがいる場合,子どもの状
況に応じた食事が提供されていますか。
A
A
14
家庭との連携
保育所で提供する食事について,保護者等に対して説明し,
理解を得ていますか。
A
A
(3)保育環境
15
空間の確保
保育所は,子どもが心地よく過ごせるような空間が確保され
ていますか。
A
A
16
設備・環境
保育所は子どもたちの心身の安らぎ,くつろぎの面から配慮
された場所となるよう,工夫されていますか。
A
A
17
保育環境の整
備
子どもが自発的に活動できる環境を整える工夫を行っていま
すか。
A
A
改善の
必要性
NO.
小項目
設問
自己評価
第三者評
価
(4)保育内容
18
社会性の獲得
子どもが望ましい生活のルールや態度を身につけるよう,働
きかけていますか。
A
A
19
表現活動
身近な環境の中で,感覚を豊かにしたり,活動を楽しめるよ
う働きかけていますか。
A
A
20
人間関係
遊びや生活を通して,人間関係が育つように働きかけていま
すか。
A
A
21
乳児保育
乳児保育のための環境が整備され,保育内容や方法に配慮し
ていますか。
A
A
22
長時間保育
長時間保育のための環境が整備され,保育内容や方法に配慮
していますか。
B
B
23
障害児保育
障害児保育のための環境が整備され,保育内容や方法に配慮
していますか。
A
A
3 子育て支援
(1)保護者等への支援
24
信頼関係の構
築
保護者等の気持ちに共感しながら,信頼関係を築くよう努め
ていますか。
A
A
25
保護者等との
連携,共有
子どもの生活の連続性を踏まえ,保護者等との連携および情
報共有が行われていますか。
B
A
26
相談・情報提
供
保育に関する知識や技術を活かして,保護者等からの相談に
あたっていますか。
A
A
27
不適切な養育
に対する支援
虐待等,不適切な養育が行われている可能性があると感じた
場合は,速やかに対応していますか。
A
A
28
虐待等への対
応
虐待を受けている子ども(虐待の可能性がある場合を含む)に
対して,適切に対応していますか。
A
A
4 子どもの安全
(1)安全・事故防止
29
食中毒・感染
症対策
食中毒や感染症に対する予防および発症後の対策は,適切に
行われていますか。
A
A
30
事故・天災へ
の対応
事故や天災が発生した場合,速やかに対応できる体制があり
ますか。
A
A
31
不審者対策
不審者の侵入などに対応できる体制がありますか。
B
B
5 地域との関わり
(1)関係機関および地域との連携
32
関係機関との
連携,協力
子ども家庭センター,要保護児童対策地域協議会,小学校等
と連携し,必要に応じて協力体制を築いていますか。
A
A
33
地域の子育て
支援
地域の子育て支援の拠点として,子育て家庭に対して保育所機能を
還元していますか。
B
B
34
一時保育
一時保育のための環境が整備され,保育内容や方法に配慮し
ていますか。
改善の
必要性
Fly UP