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門山周智とゆかりの人々 - 山形県医師会
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☎0236255555 野村 生涯教育のお知らせ 開催日時及び場所 主な演題及び講師 取得単位 6月11日(水) 「CRPSの早期診断と治療」 19:00~20:30 山梨大学大学院医学工学総合研究部整形外科学講座 山形市 教授 浜田良機 山形国際ホテル 【参加費 1千円】 日医生涯教育 6月12日(木) 「山形県における心筋梗塞と脳卒中」 19:00~20:45 山形大学医学部器官病態統御学講座 山形市 循環・呼吸・腎臓内科学分野教授 久保田 功 ホ テ ル メ ト ロ ホ ゚ リ タ ン 山形 【参加費 1千円】 日医生涯教育 6月13日(金) 「中隔ペーシングと心機能」 18:30~20:30 産業医科大学第二内科学講師 阿部治彦 山形市 ホ テ ル メ ト ロ ホ ゚ リ タ ン 山形 【参加費 1千円】 日医生涯教育 6月20日(金) 19:00~21:00 山形市 ホテルキャッスル 「高血圧の臨床とトランスレーショナルリサーチ」 東北大学大学院医工学研究科分子病態医工学分野/ 医学研究科病態液性制御学分野教授 阿部高明 日医生涯教育 6月21日(土) 17:00~18:30 山形市 大手門パルズ 「乳がん検診における超音波検査」 筑波大学大学院応用放射線医学分野准教授 東野英利子 日医生涯教育 6月28日(土) 10:00~12:00 山形市 山形県立中央病院 「未定」 3単位 3単位 第32回山形整形外科セミナー エーザイ叙 ☎0236320116 佐藤 第4回開放型病床懇話会 ノバルティスファーマ叙 ☎0236312014 倉山 第24回山形不整脈研究会 3単位 第一三共叙 ☎0236252821 池上 第6回山形最先端医学研究会 3単位 ノバルティスファーマ叙 ☎0236312014 倉山 5単位 日医生涯教育 静岡県県西部浜松医療センター 感染症科長兼衛生管理室長 矢野邦夫 会の名称及び主催者又は連絡先 3単位 山形県乳癌検診講習会 山形大学医学部 ☎0236285336 第一外科 第1回病院感染対策委員会研修会 山形県立中央病院 ☎0236852626 井上 生涯教育のお知らせ 開催日時及び場所 主な演題及び講師 取得単位 6月28日(土) 「肺癌のオーダーメイド治療 15:00~19:00 ―肺癌における個別化医療について」 山形市 埼玉医科大学呼吸器内科教授 荻原弘一 山形国際ホテル 【参加費 1千円】 日医生涯教育 3単位 会の名称及び主催者又は連絡先 第40回山形肺癌懇話会 大日本住友製薬叙 ☎0236238381 藤野 がんネットTVカンファレンス 開催日時及びテーマ(担当) 会 場 取得単位 会の名称及び申込先 6月5日(木) 16:30~18:00 がん専門病院の禁煙対策(茨城) 6月12日(木) 16:30~18:00 悪性脳腫瘍における治療の現状と最近の話題(新潟) 6月19日(木) 16:30~18:00 前立腺がんにおける最新治療法について(愛知) 6月26日(木) 16:30~18:00 高齢者の皮膚がん治療について(埼玉) 多地点合同 山形県立中央病院 日医生涯教育 第4会議室 (3階) 3単位 メディカルカンファレンス 県立がん・生活習慣病センター ☎0236852752 安達 産 開催日時及び場所 6月19日(木) 14:00~ 業 医 研 修 研修会名及び内容 「職場巡視上の留意事項」 、 「職場巡視」 、「巡視結果報告」 医療法人外田医院 理事長 外田 淳 長井市 HOYA叙PENTAX ライフケア事業部 山形事業所 山形産業保健推進センタ-産業保健相談員 労働衛生コンサルタント 斉藤 誠 会 単位取得 実施主体者及び申込先 基礎研修 実地 2単位 又は 生涯研修 実地 2単位 予定) ( 山形産業保健推進センタ- 長井市西置賜郡医師会 ☎0238882958 日本医師会認定健康スポーツ医制度再研修会 開催日時及び場所 主な演題及び講師 6月15日(日) 13:00~16:10 山形市 山形国際ホテル 特別講演「身体システムの位相シンクロ現象」 山形大学大学院理工学研究科 応用生命システム工学専攻教授 新関 久一 公開シンポジウム「認知症最前線」 基調講演 山形大学大学院医学系研究科 発達精神医学分野准教授 川勝 忍 取得単位 日医認定 健康スポーツ医 会の名称及び主催者又は連絡先 日本体力医学会東北地方会 第18回大会 2単位 (予定) 日本体力医学会東北地方会 第18回大会事務局 ☎0236866659 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 1 目 次 生涯教育のお知らせ がんネットTVカンファレンス 産業医研修会 日本医師会認定健康スポーツ医制度再研修会 お知らせ 山形県医師修学資金貸与者募集について……………………………………………………………… 2 YBCラジオ番組「朝だ!元気だ!6時半錘」放送中………………………………………………… 2 山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及び メールによる周知文書の自動配信・メーリングリストについて…………………………… 3 叙 勲 旭日小綬章 斎藤 敏先生…………………………………………………………………………… 4 瑞宝双光章 真柄三夫先生…………………………………………………………………………… 4 勤務医のページ 予防医学と地球環境への気遣い……………………………米沢市立病院泌尿器科 高岩 正至… 5 郡市地区医師会コーナー -ダイビング体験記- もぐりの医者に…………………………鶴岡地区医師会 中村 秀幸… 6 寄 稿 パンデミック……………………………………………………………………山形市 武田 和夫… 9 山形県の偉人窺「桝本梅子」………………………………………………… 山形市 武田 昌孝… 10 庄内の医人たち 第1回 門山周智とゆかりの人々(Ⅰ) ……………… 鶴岡市 黒羽根洋司… 11 「歩く肺炎、百日咳」 ……………………………………………………………米沢市 八幡 芳和… 13 筆 硯 エビデンスのこと……………………………………………山形県医師会常任理事 深尾 彰… 17 県医師会だより 第1回全理事会…………………………………………………………………………………………… 18 第2回全理事会…………………………………………………………………………………………… 26 県医日誌…………………………………………………………………………………………………… 35 会員異動…………………………………………………………………………………………………… 38 医師国保だより…………………………………………………………………………………………………… 40 厚生年金基金だより……………………………………………………………………………………………… 42 編集後記…………………………………………………………………………………………………………… 43 〔ホームページ〕ht 〔Eメール〕ke t p: / / www. yamagat a. med. or . j p/ ni s hi @yamagat a. med. or . j p 2 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机 救 去 山 山形県医師修学資金貸与者募集につい 師修学資 山形県医師 て 者募 ついて 資金貸 貸与者 募集 集につ 救 去 揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机 山形県では、県内の医療機関に勤務する医師を確保するため、大学において医学を履修する方 に修学資金を貸与します。一定期間、県内の公立病院等に勤務するなどの条件を満たせば、貸与 した修学資金を返還する必要はありません。 ◎貸与年額 陰 地域医療従事医師確保修学資金 200万円 隠 特定診療科医師確保修学資金 200万円 韻 山形大学医学部修学資金 100万円 ◎募集受付期間 平成20年6月16日から平成20年月7日15日(当日消印有効) 詳細については山形県のHP (URL ht )をご覧いただくか、下記にお問 t p: / / www. pr ef . yamagat a. j p/ ou/ kenkof ukus hi / 09001/ い合わせください。 〒9908570 山形市松波2-8-1 山形県健康福祉部健康福祉企画課 地域医療・医師確保担当 ☎ 0236302258 揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机 救 去 「朝 ! 」 YBC YBCラジオ番 元気 送中 朝だ だ!元 半! ! !」放送中 」放 放送 気だ だ!6 6時半 オ番 番組 Cラジオ 組「朝だ!元気だ!6時 救 去 揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机 山形県医師会では、月曜日から金曜日まで 健康に役立つ楽しい番組ですので、患者さ 毎日朝6時30分から15分間、県民向けにYBC んに聴取をお勧め下さい。 ラジオで健康情報番組「朝だ!元気だ!6時 6月の放送予定は下記のとおりです。 半錘」放送中です。 【放送時間:月曜日から金曜日の毎朝6時30分~6時45分】 放送日 テーマ 出演者 医療機関名 6月2日~6日 肩腰膝の痛みの予防と治療 前田 慎吾 前田整形外科クリニック 6月9日~13日 小児の気管支喘息について 斎藤 誠一 舟 6月16日~20日 消化器内視鏡の話(仮) 中山 裕一 中山胃腸科内科医院 6月23日~27日 医院でよくみる耳の病気 酒井 仁 酒井耳鼻咽喉科医院 山 病 院 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 3 揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机 救 去 山 山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及 員専用 用ホ ムペ ページ 山形 形県医 び ホー ーム ジのア ント及 医師 師会会員 アカ カウ ウン 及び 救 去 メールによる周知文書の自動配信・メーリングリストについ 救 メ ーリ リン ング メールに て 去 の自動配 ・メー グリス ついて による周知 知文書 書の 配信 信・ スト トに につ 揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机 山形県医師会では、会員専用ホームページ を開設しております。このホームページでは 会員および医療機関の情報、県医師会および 各地区医師会の行事などを公開しております。 会員の先生方の専用ページとなっており、ア クセスするためにはアカウントが必要となり ます。 会員専用ホームページのアカウント ◆ユーザ名: y+日医会員番号(日医刊行物送付番号) ◆パスワード: 生年月日西暦下2桁+月2桁+日2桁 (例):1950年1月2日の方:500102 ※準会員の方は、本会までお申し込みくだ さい。 周知文書の自動配信 周知文書あるいは県医師会からのお知らせ をメールを利用して行っております。希望さ れた会員には、県医師会会員用ホームページ の「医師会ニュース」をメールにて配信いた します。ご希望の会員は、是非お申し込みく ださい。 花笠メーリングリスト 会員専用のメーリングリスト「花笠ML」 (hanagas aml @yamagat a. med. or . j p)を立ち 上げております。 花笠MLは、県医師会会員どうしが情報・意 見交換を行う場を提供します。また、この趣 旨を通じて地域医療の発展、更には医療全体 の向上に寄与することを願うものです。 未加入の会員は、これを機会に是非ご参加 ください。 申し込み先 周知文書の自動配信、メーリングリスト「花 笠ML」への参加を希望される先生は、本会宛 メール(ke ni s hi @yamagat a. med. or . j p)にて お申し込みください。 山形県医師会ホームページ: ht t p: / / www. yamagat a. med. or . j p/ 会員専用ホームページ: ht t ps : / / member . yamagat a. med. or . j p/ メールアドレス: ke ni s hi @yamagat a. med. or . j p 花笠MLアドレス: hanagas aml @yamagat a. med. or . j p ◇花笠メーリングリストでは、現在、下記のようなことについて、意見交換をしております◇ 斬再診管理加算の5分条項を撤回させよう 斬福島医大:時間外、全額自己負担へ 斬電子 化加算 斬小児医療、周産期医療の崩壊は秒読みに突入 斬外来管理加算 斬レジスタンス ではなく日医の正式見解を求む 斬後期高齢者診療料:日経新聞より 斬医療内容の低下は 困る 斬無診察処方をやめましょう 斬山形県医療機関情報ネットワーク 斬BCG接種前に 1度はDPTワクチンを接種していただけますか? 斬皆さん、マイケル・ムーア監督の 「SI CKO」を観るべし 斬おおむね5分で「医は信なり」を守れるのか? 斬大人のロタウィ ルス感染症 斬本日の朝日新聞、声欄より 斬日本臨床内科医会:決議文 斬成人の麻疹 斬新テロ対策特別措置法案成立(1年間時限立法) 斬かぜに抗菌薬を使うのか 斬医療の安 全の確保に向けた医療事故による死亡の原因究明・再発防止等の在り方に関する試案 斬麻疹・風疹ワクチンの啓発活動 斬県が電子カルテ網 4 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 叙 勲 斎藤 敏 先生 旭日小綬章受章さる 斎藤 敏先生(新庄市)は、平成20年春の叙勲で 地方自治への功労が認められ、旭日小綬章を受章さ れました。 まことにおめでとうございます。 真柄三夫 先生 瑞宝双光章受章さる 真柄三夫先生(鶴岡市)は、平成20年春の叙勲で 学校保健への功労が認められ、瑞宝双光章を受章さ れました。 まことにおめでとうございます。 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 5 予防医学と地球環境への気遣い 米沢市立病院 泌尿器科 高 岩 正 至 10年ほど前にメタボになりかけ、食事療法と運 原因物質となる有害物質が検出され、これも中国 動療法に取り掛かり、その後のデーターの改善が のスモッグの影響では、などの報道もあります。 きっかけとなり、運動療法・代替療法をサイド・ 外交問題に発展しやすいのか断言は避けています ライフワークとしてきました。 今年から特定検診・ が。 特定保健指導制度ができ、企業による従業員の健 自動車の内燃機関から排出される一酸化炭素・ 康管理が義務付けられたことを大変喜ばしく思っ 窒素酸化物・炭化水素類・黒煙中の粒子状物質 ています。メタボリック症候群・糖尿病の早期発 等の大気汚染物質と、気管 PM: Par t i cul at eMat t er 見と対策など予防医学の重要性を体験した立場と 支喘息や花粉症との因果関係も指摘されています。 して。 上記CO、NOx、HC、PMと鉛Pb化合物が大気汚 ( ターミナル医療を提供する中で、生と死に対す 。また排ガ 染防止法で自動車排出ガスとして指定) る考え方についての本人と家族へのカウンセリン ス中のCO2やCH4が地球温暖化を促進しているこ グの必要性を痛感し、信仰心も大切かと気づくよ とは明らかです。その対策として次なる情報はい うにもなりました。 かがでしょうか。1975年から米国が戦場での戦 また環境汚染の問題も奥が深いと痛感していま 車・装甲車・トラックなどのエンジン保護のため す。水道水やペット ボトル中にも含有する硝酸性窒 に開発。イラク戦争でも米軍で使用。NASAの宇 素を完全除去した水を飲用し野菜もその水に6時 宙計画のための固体燃料ロケットブースター添加 間以上は浸してから食材にすることで、硝酸性窒 物として数年間試用。原材料はオーガニック製品 素が消化管から吸収されて血中ヘモグロビンと吸 で人体に悪影響はない。100%の炭化水素化合物、 値が低下したという 着することを阻止しHbA1c ガソリンおよびディーゼル燃料の燃焼特性を改善 エビデンスE、つまり私個人の体験も得ました、 するためのもの。エンジン内部(ビストン、シリ 苦味ない生野菜の甘さがたまりません。 ンダー、バルブなど)がきれいになるだけでなく、 さて洞爺湖サミットG8が本年7月に開催され 全体的にごく薄いミクロのコーティングが張られ ますが、さまざまな経済問題や環境問題とリンク た状態になりエンジンが滑らかに効率よく回転し、 しながらCO2排出削減についても熱い議論がかわ 燃費が最低7~14%アップ、30%以上アップのケー されるものと思います。ゴア元副アメリカ大統領 スもある。エンジンがより滑らかに効率よく回転 も北極海の氷が解けて白熊の生息が危ぶまれてい するようになるだけでなく、燃料がきれいに無駄 ることや南極のオゾンホールが拡大していること なく燃え環境に有害な排気ガスを約79%削減。現 を提唱しています。オゾンホールの存在は、すで 在、世界215カ国に普及。 に第1回南極観測隊の越冬隊の観測結果に示され 言いたい放題、やりたい放題の勤続25週年を迎 ていましたが。地球温暖化による中国の砂漠化が えるところです。ひとえに会員の皆様のご理解と 日本への黄砂飛来を増やしているのではないかと ご支援のたまものと厚く御礼申し上げます。 か、富士山の山頂でも高濃度の光化学スモッグの 6 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 -ダイビング体験記- もぐりの医者に 鶴岡地区医師会 中 村 秀 幸 何を思ったか、新しいことにチャレンジする癖 を受け、96/ 100点で合格でした。 があり、今までの人生50年の中でもっとも苦手 さて次は、プール実習、頭で覚えたスキルを体 だった水との格闘を始めることになりました。 で覚えます。 これは鶴岡市内の伊勢原にある 「アー きっかけは、五木寛之さんのベストセラー「林 バンスポーツ」さんのダイビングプールで行いま 住期」、 読まれた方も多いでしょうね。仏教の人生 した。初めて見るウエットスーツ、BCD(空気の の区分けで、25歳までが学住期、50歳までが家住 調整ができるジャケット)やレギュレーター(タ 期、そして社会への奉仕を終えたその後の25年間 ンクから空気を送り込むホースやマウスピース) 、 が「林住期」、それまでの社会と縁を切り、自分の ウエイト(沈み込みに必要な1kg単位の錘)など 本当にしたかったこと、人生の振り返りをする時 器材を装着すると20数キログラムに達します。 期なんだそうです。ちょうど、その区切りの時期 スーツを着込むと圧迫感もあってそれだけで息が で、なんというか仕事漬けで、窒息しそうな意識、 詰まりそう。緊張も最高に達しました。 「やっぱり 危機感がありました。何のため生きてるの?人生 できないんじゃないかな、辞めようかな」という をほんとに楽しんでるの?まさか、医者を50歳で 弱虫くんが頭をよぎりました、がエイヤーとここ 辞めるわけにもいきません。というわけで以前か は死に物狂いで。水中で大きくゆっくりと呼吸す ら憧れだった南の海に的を絞りこみ、打ち込める る感覚、マスクに水が入った場合のクリアの方法、 もの探しを始めました。この45年をスキル習得の 空気が切れた場合のバディからの供給、緊急浮上 目標にしてダイビングにしました。なんと妻も一 の方法、ジャケットを水中で着脱するスキルなど 緒にやりたいと言い出しました。 盛りだくさん、3時間ほどでしたが過ぎてしまえ 水といっても私の人生で「プール」や「海水浴」 ばあっという間の出来事でした。 ほど、怖いものはありません。小学生の頃から本 次はいよいよ海洋実習です。8月のお盆休みを 格的かなづちでした。顔を水に浸けただけで苦し 利用して、加茂のレインボービーチの岩場からエ い恐怖が襲ってきます。どうせ始めるなら一番苦 ントリー。水深は10m程度です。ここでは2日間 手なもの、というへそ曲がり根性で、去年の7月 に分けてプール実習でやったスキルの復習です。 2日に酒田のゆたか町にある、 「セカンドリーフ」 この頃から、怖いというよりは目の前に広がる水 というダイビングショップの門を叩きました。 中の世界が見え始めている時期でした。少しずつ 代表の佐藤一道さんは不在でしたが、キュート 水中での感覚や呼吸が慣れ楽しさを感じ始めまし で美しい奥様がお店のカフェにいらして、さっそ た。2日目は8月15日、この日がダイビングの資 く、S S I ス ク ー ル(SCUBA SCHOOLS 格である、Cカード取得(車の運転免許と同じ) I NTERNATI ONAL)入学の申し込み。6章からな 日となりました。このカードがないと日本や世界 るマニュアル本を渡され、1日1章DVDを観て坐 中の海ではダイビングは許可されません。最も、 学と平行して学習です。1週間後にお店でテスト 問題はスキルですので、その後の経験(タンク) 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 7 本数が問題です。あとは、ひたすら経験あるのみ。 あかさば、あかいかなど魚尽くしで飲み明かしま 近場のポイントでは、なんといっても三瀬(堅苔 した。地元には島焼酎(麦)があり、とても魚と 沢)沖の通称「四つ島」です。港から漁船に乗り の相性もよかったですね。ダイビングの楽しみの 5分ほどで着きます。ここは、僕のダイビングの 一つには、一緒にもぐりに行った仲間とのアフ 師匠、佐藤さんによれば、季節の変化が多様で、 ターダイブ、地元の新鮮な魚介類と地元のお酒を 魚影も多彩で、何度潜ってもあきないポイントな 酌み交わしながらわいわい、たまりません。 のだそうです。ここは去年は4回(8本)行きま 2日はうねりがきつく、三浦湾、キラキク、ツ したが、その日毎に全く印象が違います。スキル マリのボートと赤崎のビーチの4本で体力勝負で を確認、スキルアップするのは格好のホームグラ す。3日目は名組で1本を名残おしくダイブ、帰 ウンドです。ここのマスコットは、1mほどのコ りはジェットホイラーで3時間程、東京湾に帰還 ブダイです。もう歯がぼろぼろで欠けていますし、 です。充実の合宿でした。 皮も薄くなり擦り剥けたところがあったりですが、 潜ると必ず寄ってきて愛嬌を振りまいてくれます。 ダイビング世界の聖地、みんなの憧れといえば また有名な釣り場のポイントだけあって7〜80㎝ グレートバリアリーフやモルディブ、セブ、タヒ ほど(それ以上か)の真鯛も悠々と泳ぎまわって チなどありますが、なんといってもパラオです。 いますし、季節回遊魚といって、南の海より対馬 地形や魚影の濃さや透明度、設備やショップの充 海流に流されてきた、アオバスズメダイなどの 「熱 実度もすばらしい。そのパラオに遠征に行かない 帯魚」も見ることができます。ちなみにタンク1 かと、これまでずっと指導を受けてきた佐藤さん 本で、圧縮空気10リッター入り、約4050分ほど から提案を受けました。もちろん一緒にですよ。 の時間潜っていられます。深度が深いほど空気の 彼はすでに3回パラオに行っており現地の状況も 消費は多くなります。 熟知しています。彼はインストラクターの養成が できる資格や潜水士の資格などすばらしいテク いよいよ遠征です。これまでインストラクター ニックの持ち主です。僕より一回り若いのですが の佐藤さんと一緒のダイビングですし、佐藤さん とても素敵な方で信頼しています。私のスキルを が連れて行ってくださるというのは、ビギナーに 一番知っていている師匠からパラオへ連れていっ とってはとても心強いことです。初めての遠征は、 ていただけるという太鼓判?で、それじゃあとい 伊豆七島の神津島です。 うことで、怖いもの知らずで決めてしまいました。 9月の連休を利用しての3日間の日程です。東 パラオへは仙台空港からコンチネンタルミクロ 京は浜松町の竹芝桟橋より夜の11時にカメリア ネシア航空で、サイパンと途中にヤップ島を乗り 丸で出向、朝には外洋へ。10時過ぎに到着です。 ついで約67時間です。昼の1時に出発して夜のパ 雲を頂く天上山の白い壁面が印象的でした。いよ ラオ空港に到着し、宿泊のコロール島にあるココ いよ伊豆デビューです。 ロホテルに着いたのは夜の10時を過ぎていまし 1日目はアリマ、長浜(作根)、赤崎の3本でし た。ちなみに地図を見ると日本と経度がほぼ同じ た。最初は緊張しましたが、エントリーして海中 で時差はありません。すぐ西にフィリピンという の世界を目の当たりにしたとたん、この世のもの 地勢です。 とは思えない幻想的な世界の虜になってしまいま 現地のサービスショップはアクアマジック、こ した。夜は宿泊先の山下旅館で地物の尾長だい、 こではダイブ計画のアドバイスやガイド、休憩や 8 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 ボンベの手配、器材の洗浄などダイバーのサービ ね、もう身も心もとろけそう。 スをすべて行ってくれます。ここは日本人スタッ 3日目は、1本目マンタ狙いで再びジャーマン フが多く安心でした。 チャンネルへ。佐藤さんもいまだ、マンタとの遭 1日目、1本目は船で1時間ほど南西にいった 遇はないとのと。 祈る思いで、 クリーニングステー ジャーマンチャネル、10m程度の水深で、植民地 ションの近くで待つこと15分ほど、ついにゆうゆ 時代にドイツ海軍が人工的に掘った水道です。こ うとのんびり泳ぐマンタに出会えました。近くに こはマンタの出現率が高く、またダイバーのスキ 来たら呼吸を静かにして刺激しないようにするの ルを確認されるチェックダイビングの場所です。 だそうです。 ビギナーズラックですね。 それもゆっ その日はマンタに会えませんでしたが何とか合格 くりと旋回して、僕の目の前、すぐ手が届くとこ しました。2本目はいよいよ、世界のダイバーの ろまで。しっかり目が合いました。 憧れ、ブルーコーナーです。ここは海流の激しい こうして合計9本のパラオ合宿は無事終わりま ことで有名で、カレントフックといって岩に体を した。何度でも行きたくなるまさに楽園でした。 固定するひも器材が必須です。グルーグルーと いった海流の「音」が聞こえるんですよ。固定に その後は、今年に入り、沖縄のケラマ諸島の阿 失敗するとものすごい勢いで流され、海面にてシ 嘉島、鹿児島県の最南端の沖永良部にいって合宿 グナルフロートという救助袋を膨らまして助けを を重ねています。一回のツアーで810本ですので 求めないといけません。格好悪いどころかとても 結構ハードなスケジュールで、ダイビング三昧の 危険です。それでも、ここは各国のダイバーが所 合宿モードです。いままで、49本という超ビギ 狭しと集合し、ナポレオンフィッシュやマダラト ナーですが、佐藤さんやセカンドリーフのダイ ビエイ(パラオでは神様扱いです) 、グレイリーフ バー友達などの見守りでなんとか事故もなく楽し シャーク(サメです!)、バラクーダの群れなどが んでいます。今年は地元の由良や飛島、四つ島で 目の当たりで観られます。なんと3日間続けてブ しっかりスキルアップするつもりです。これから ルーコーナーへ連れて行ってもらえました。 の遠征はまだ決まっていませんが、何回も行きた 昼はボートで無人島へ移動し、日本式のべんと くなる島はあります。今年も是非、神津島やパラ う(そのままで通じます、現地は日本の植民地時 オはまた行ってみたいです。 代があり、高齢の方は日本語を話しますし、日本 ダイビングもそうですが何を楽しむにも基礎体 語もある程度、現地語にはいっています)を食べ 力が大切です。週12日休日や夜間に、湯の浜のス て休息です。ダイビングすると血液に窒素が溶け パールで自分のペースでゆっくりと1km程度泳 込むので、水面休息時間といって厳格に時間を計 ぎ、心肺機能の維持や筋力の低下予防を心掛けて 算し休憩をとる必要があります。寄せては返す波 います。いつまで続くことやら、50歳を過ぎて の音、まぶしい日差し、やしの木の木陰でうたた すっかり「もぐりの医者」になっちゃいました。 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 9 パ ン デ ミ ッ ク 山形市 武 田 和 夫 大学生に麻疹が流行したり、小学校が集団風邪 発熱となるかも知れない。飛行機も新幹線も窓は で休校になったりする伝染病の流行を、普通はエ 開かない、締め切った状態で座席周りをちょっと ピデミックe pi demi cというが、全国的あるいは全 掃除して直ぐお客をまた乗せる。Mant omanの感 世界的に爆発的に大流行が発生することをパンデ の感染でpande 染ではなく、mant omas s mi cな流 ミックpande mi cという。 行は予測される。 4 古くは14世紀にヨーロッパを襲い、人口の1/ 1918年はウイルスに効く薬はなく、大戦でヨー を殺した黒死病といわれたペスト、最近では1918 ロッパの民衆は栄養も悪く、免疫力の低下が大流 年の第1次世界大戦の終わりに、その名のごとく 行の一原因と思われる。現在の飽食メタボの日本 スペインから世界に広まった、スペイン風邪とい 国民は基礎抵抗力もあるだろうから、それほど心 われるインフルエンザの大流行。このときは世界 配は要らないかも知れない。今、鳥インフルエン 中で約6億人が罹患し、2300万人が死亡したと言 ザが人に発生している国はどうか、世界では今日 われる。第二次大戦後は1957年にアジア風邪、 も1日3万人1年で1000万人の子供達が、栄養不 1968~69年に香港風邪、1977~78年のソ連風邪 とほぼ10年ごとに、インフルエンザの大流行が 良や汚い水からの感染症などで死んでいる。ここ あったが本当のパンデミックにはならなかった。 わが国では鳥型インフルエンザのワクチンを作 今、東南アジアを中心に鳥のインフルエンザが り始めている、 当然流行は変異株だろうが、 近いタ 流行っており、これが人間にも感染している。い イプならある程度は有効だろう。しかし副作用は つインフルエンザ・ウィルスが人から人に容易に 分からない。それに少ないワクチンは誰を優先さ 感染するタイプに変異するか、全く予測がつかな せるのか、これは戦場と同じくトリアージである。 い。ただ人から人への感染が始まったら、20世紀 戦場ならば答は明確、戦闘力を確保せよ。最優 始めのスペイン風邪同様、世界的大流行になるの 先は20歳から60歳までの壮年である、75歳以上は ではないかと関係者は心配している。 後回し、6歳以下も満蒙開拓団で逃走中捨てられ 21世紀の今日、船で外国に行こうとする人はほ た子供が多くいるように見捨てられる可能性もあ とんどいない、成田を出て翌日にはパリやロスに る。一般大衆は自分の免疫力を信じ、食品を備蓄 いる。これはインフルエンザに感染しても発病す し外へ出るなというわけである。大流行となれば る以前の潜伏期に、世界中移動するということで トラックの運転手も病院の看護師事務員も寝込み、 ある。船旅なら太平洋横断に普通10日間、日本で 都市は機能不全になるだろう。昔ロンドンで機関 感染しても米国に入る前に症状が出るので、入国 士が流感で大量病気休業し、貨物列車は動かず食 禁止の措置が取れる。飛行機は東南アジアから半 料が入らずパニックになったことがある。病院が 日、成田ではなんともなく、1泊して少し風邪気 最も危険かも知れない、君子は危うきに近寄らず、 だから早く帰ろうと新幹線に乗り、咳込みながら 診療所は一時閉鎖とするか。 名古屋に着き、翌日満員の地下鉄で会社に出勤し がパンデミックの発生源となりかねない。 10 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 句 『 百 年 の 梅 参 の 考 大 資 樹 料 の 倒 ・ れ 小 け 国 り 町 』 基 か 督 ら 教 梅 独 の 立 字 学 を 園 お 教 借 師 り 桝 し 本 ま 華 し 子 た 先 。 生 提 供 漢 詩 で は 平 仮 名 を 用 い な い た め 『 う め 子 先 生 』 の 『 う め 』 を 御 令 嬢 様 の 桝 本 華 子 先 生 の を 与 え た と い わ れ て い る 。 ク リ ス チ ャ ン で も あ っ た 先 生 は 、 生 徒 た ち に 何 時 の 間 に か 不 思 議 な 生 き て い く 力 と 勇 気 高 校 の 書 道 教 師 を 五 十 九 歳 か ら 百 歳 ま で 誠 心 誠 意 務 め ら れ 、 内 村 鑑 三 の 門 下 生 で 立 派 な も の は 聖 書 。 学 ぶ べ き も の は 天 然 。 為 す べ き こ と は 労 働 』 を モ ッ ト ー と し て い る 。 そ の 理 想 を 実 現 す べ く 、 弟 子 の 鈴 木 弼 美 が 私 塾 か ら 始 め た 高 校 で 、 そ の 教 え は 、 『 読 む べ き 横 浜 市 に 貿 易 商 の 娘 と し て 生 れ る 。 西 置 賜 郡 小 国 町 に あ る 基 督 教 独 立 学 園 は 内 村 鑑 三 の 桝ま す 本も と う め 子こ ( 一 八 九 二 〜 一 九 九 二 ) 書 道 教 師 ( 元 韻 平 起 ・ 転 結 拗 体 ) 深 筆 百 横 覺 鋒 歳 川 山 形 県 の 偉 人 窺 桝 學 筆 接 清 レ 本 徒 意 神 瀬 梅 形 永 天 野 子 影 延 地 人 尊 訓 暄 園 深ふ か く 覚お ぼ ゆ 学が く 徒 と 形け い 影え い 尊た っ ぶと 筆ひ っ 鋒ぽ う 筆ひ つ 意 い 永え い 延え ん のお 訓し え ひ 百ゃ く 歳 さ い 神か み に 接せ っ し て 天て ん 地ち あ 暄た た なか り 横よ こ 川か わ の 清せ い ら 瀬 い 山 形 市 野や じ 人ん の 園そ の 武 田 昌 孝 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 庄内の 医人たち 第1回 11 門山周智とゆかりの人々(Ⅰ) 鶴岡市 黒羽根 洋 司 庄内が生んだ医人たちの足跡を辿ってみたい。 公の典薬なりと記録されている。 まずは、庄内松山(現酒田市)で活躍した医師、 門山周智とゆかりの人々についてから始める。 - 門山周智と緒方洪庵 - これよし 上京した周智は蘭医緒方洪庵の長子維準に師事 - 門山家について - する。明治7年のことであった。 門山家は甲斐の出、武田信玄の臣であった仁左 緒方洪庵については数多くの評伝があり、私が 衛門を初代とする。仁佐衛門は川中島の戦いで武 改めて語るべくもないが、医人としても教育者と 功あり、信玄公から陣羽織などの褒賞を賜ったと しても傑出した人物であることを伝える私の好き ある。武田家滅亡後、浪人の身となったが、高崎 な文章を引用したい。 にて酒井家次に召しかかえられる。家次は庄内酒 「世のためにつくした人の一生ほど、 美しいもの 井家の始祖で徳川四天王の筆頭忠次の長子である。 はない。 この時から、酒井家と門山家との主従関係が生 ここでは、とくにうつくしい生がいを送った人 まれる。さらに酒井家3代目の忠勝(家次の子) について語りたい。 の出羽庄内への入部(1622年)により、門山仁佐 緒方洪庵のことである。 衛門は庄内藩の家臣となる。 この人は、江戸末期に生まれた。 門山家が庄内松山藩へ移るのは、2代目周興 医者であった。 (通称与次兵)の時である。酒井忠勝の小姓として かれは、名を求めず、利を求めなかった。 仕えていた周興は、忠勝の四男・忠恒が分封され あふれるほどの実力がありながら、しかも他人 た庄内松山2万石の初代藩主となるにともない、 のために生き続けた。 それに従う。本藩から引連れられた家中、足軽ら こういう生がいは、はるかな山河のように、す 339人の一人であった。 ばらしいことなのである。そのことが、ものを考 門山家はその後も松山の名家として続くが、周 えるばねになる。 (後略) 」 智はその9代目当主であった。 司馬遼太郎が21世紀を生きる子どもたちに向 7代目周信の5男として生まれた周智は、8代 けて書いた「洪庵のたいまつ」の冒頭の数節であ 目となった長兄周政の養子となり、周政没後、そ る。教科書『小学国語』五年下にも載る、洪庵の の跡を継ぐ。 生涯を語る簡勁で美しい文章である。 明治維新直後は数年地方官吏として仕えた周智 ところで、緒方洪庵といえば適塾であるが、612 は、やがて医学を志す。この動機が果たしてどの 人にもおよぶ塾の姓名録の中に、我が庄内からは かんけい はず ま ようなものであったか定かでないが、 母親の実家・ 弭間正白ただ一人が記録されている。 久米井家の人々に影響を受けたのは確かだろう。 大村益次郎、福沢諭吉、佐野常民、橋本佐内、 久米井家系譜には、温庵、良的、杏庵、宗的といっ 大鳥圭介、長与専斎、高松凌雲、池田謙斎ら日本 た昔の典型的な医師の名前がみられる。とりわけ、 の歴史に名を刻む逸材たちを輩出した適塾、その 久米井杏庵については庄内松山5代目藩主・忠礼 門下生の栄に浴する弭間正白は父正庵から続く藩 はず ま 12 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 医の出であった。子の桔朗の代で医家としては途 本初の場である東北公益大学がある。2001年の創 絶えたが、その屋敷は、かつて鶴岡地区医師会の 設以来、副学長として活躍する大島美恵子氏は緒 会長を務めたこともある三浦光彦氏の父上が購入 方知三郎の孫にあたる。大島家に嫁したために姓 し、医院として数年前まで使われていた。 名が変わったものの、彼女は緒方洪庵から数えて 余談だが、光彦氏は2年前に亡くなった詩人茨 5代目ということになる。 木のり子さんの夫安信さんの兄であり、ご長男の 医学部の卒業ではないが、生物化学をライフワ 宏平氏が鶴岡市内の別の地で家業(産婦人科)を ークにしての女性化学者の華麗な歩みは、綿々と 継いでいる。 続く血流が成さしめるものである。医家の名門緒 方家の末裔である大島氏は、夫婦ともども鶴岡に - 門山周智の師とその子孫たち - 住民票を移し、この地でさまざまな啓発活動を続 話を周智の師、維準にもどそう。 けることを約束してくれている。緒方家と鶴岡と 数え54歳と、若くして亡くなった洪庵だが、彼 の間に、また新たな物語が生まれることだろう。 は7男6女の子福者であった。維準はその次男で さて再び門山周智についてだが、 彼は松嶺町 (松 あったが、長男は幼没しているため家督は実質、 山町の旧名)に開業する明治9年までの2年間、 彼にあった。洪庵が死んだ年には父が頭取を務め 緒方維準に師事しながら内科学と眼科学を学ぶ。 た医学所の教授を任ぜられている。 「学問勉強ということになっては、 当時世の中に緒 けい 維準の次男・銈次郎の三男が血清学と医史学で 方塾生の右に出る者はなかろうと思われる」 (『福 知られた緒方富雄である。維準の三男が唾液腺内 翁自伝』 )と福沢諭吉が懐古するほどの学風を、維 分泌やビタミンB欠乏症の研究、老人病の研究で 準も受け継いでいたはずである。周智も厳しい修 知られ、文化勲章を受章した東京医科大学初代学 練を受けたに相違ない。 とも 長緒方知三郎である。つまり、緒方洪庵からみれ 故郷での周智の活躍と、その後に生まれた話な ば、知三郎は孫、富雄は曾孫ということになる。 どについては次回で語りたい。 緒方家と庄内とのもう一つの奇縁について触れ ないわけにはいかない。 庄内には公益を総合的に研究し、学ぶための日 洪庵 【緒方家家系図】 惟準 銈次郎 知三郎 富雄 秀雄 美恵子 ︵大島家に嫁す︶ 門山家菩提寺 總光寺(旧松山町) 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 13 「歩く肺炎、百日咳」 米沢市 八 幡 芳 和 このタイトルは、何だと思われるか。 「肺炎」と で必ず奇数対になっている」 「百日紅=さるすべり、 は本来入院の対象になる重篤な疾患であるが、そ 猿滑、元禄時代の園芸書(花譜)に紅花が百日間 の患者がスタスタ歩けるとは、はてさて奇異に感 咲くとある」 「百日草=キク科の一種、夏の強い日 じられよう。しかし実はこれが感染症の基本とな 差しの中で長期間咲き続けるから」 「百年草=りゅ るべき、いくつかのpoi を示すことに気付いて頂 nt うぜつらんの異名、サボテン」 「百花王=牡丹(ぼ きたい。また、昔から呼ばれている「百日咳」の たん)の異名、中国では、古くからどんな花より 「百日」とはどういう意味かも知らないまま日常で も美しい花とされた」となる。国語辞典「大言海」 普通に使っていることにも興味がある。 の少し古いものには、 「届出伝染病の一種。発病す ところで最近のテレビ放送で、何とクイズ番組 ると約百日かかるところから。 」と。 「届出伝染病」 が多いことに驚かされる。スターを一同に集めて 懐かしい名前だ。明治30年(1897)制定の「伝染 の高視聴率がとれ、制作費も安くあがり、また2 病予防法」の「法定伝染病」 「届出伝染病」が廃止 時間もの長時間持たせることができるからであろ になり、代わりに平成11年(1999)4月に制定さ う。本稿でもしばし「頭のトレーニング」をして れた「感染症の予防及び感染症の患者に対する医 みたい。テーマの「百日咳」の「百」から、クイ 療に関する法律」 と余りに長いので、 「新感染症法」 ズを出す。 と呼ばれることが多い。 次の言葉の意味と、読み方をどのくらい答えら この第5類感染症、定点把握(小児科定点)に れるか。 指定されている。現在では、獣医学分野における 「百舌」 「百合」「百足」 「百日紅」 「百日草」 「百 「家畜伝染病予防法」に26の疾患が「法定伝染病」 、 年草」 「百花王」。「百」とは、 「一と白」からなり、 それ以外の監視伝染病71疾患が「届出伝染病」に 白は親指の形で昔は手で数を示すとき、親指1本 そのまま定められているもの。感染症とは「起承 で百を意味した。従って、単位としての百は白で 転結」のはっきりした学問で、気短な性格の小生 あり「一白」が百になる。百歳に一つ足りない99 には好みである。最初の「起」がなかなか分から 歳を「白寿」としたのも、実はおかしい。答えに ず難しい事が多いが、何年も何十年も継続し、し 戻る。 「百舌=もず、多くの生物の鳴き声のモノマ かも終わることのない所謂「生活習慣関連病」の ネを得意とする鳥だから」 「百合=ひゃくごう、ゆ 病気とは違い、診断がつけば「起」から「結」ま り、漢名で、葉や鱗茎が多数重なり合うから」 「百 で、比較的短期間に全てを見通せるところも合点 足=ムカデ、脚が多いことによるが、種類で違い、 がいく。 15対、21または23対、27対から37対、41対、47 さて、検疫所は「quar ant i ne」と呼ばれる。そ 対、最も多いのは173対まである。不思議なもの れはラテン語で数字の「40」を意味する。昔、遠 14 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 くから舟に乗って来た人間を上陸させるには、「 いない。「whoop」とは笛のことで、同じ発音の 40日間」海上に留め置き、無事に過ごせた人間だ 「フラフープ、Hul l a hoop=昭和33年(1958) けに上陸を許可した故事にならう。当時最も恐れ 日本で大流行した玩具」とは言葉が全く違う。い られたのが、対症療法しかない感染症だったのは ささか前置きが長くなった。本題に移る。 当然である。 「流行(はや)り病」が起こると、さ 『百日咳』 まざまな宗教家がその土地に乗り込んで「祈り」 1.原因:グラム陰性非運動性の小桿菌、百日咳 を必死にささげたら、ようやく治まったというの 菌(Bor det el l a per t ussi s)、またパラ百日咳菌 も案外自然の摂理であろう。一気に多数の人間が (B. par aper t ussi s)の患者から、鼻や喉や気道 感染した事例が決して宗教で簡単に治まるもので の分泌物が咳で飛び散り、それを吸い込むこと は無い筈。体力を消耗し死亡する人もいたが、一 での飛沫感染。他には分泌物が付着した物を介 過性の熱、下痢、腹痛、嘔吐を何とかしのぎ、生 した接触感染で、人から人へ移る。パラ百日咳 き延びたものだけがその民族を構成した。 菌は、より軽症とされるが臨床的には区別がし 我々は、点滴や消毒薬、抗生物質の無い時代、 にくい。 こうしたサバイバルの生き残りの子孫なのである。 2.疫学:世界中どこにでもみられる。どの年齢 う が っ た 見 方 を す れ ば、今 は や り のEBM でも罹るが主に小児が中心となり、また重症化 (Evi dence Bas ed Medi ci ne)も「こ の 方 法 で しやすい。母親からの免疫(経胎盤移行抗体) 治った。」が実は「そうしなくても治った。 」こと が期待できないため、1歳未満の乳児、中でも にもつながろう。やたらにEBMを振りかざすのも、 6ヶ月未満の乳児が死亡者の大半を占める。世 如何なものか。 界の百日咳患者は年間2000万人から4000万人。 再びタイトルに話を戻す。県内でも「百日咳」 死亡者の多くが発展途上国の小児で、約20から の報告が相次いだ。 「百日」の意味を30数年以上 40万人とされる。通年性におこり、本会報が配 前の学生時代、講義で聞いた覚えがあるが、もは 布される、まさしく春から夏にかけての発生が やすっかり忘れてしまっている。この不思議な 多い。本邦では百日咳ワクチン接種以前には、 「百」という数字に、興味がありもう一度ここで考 10万人以上の届出数があり、その10%以上が死 察してみたい。先ほどの「大言海」には「罹ると、 亡していた。1950年からの予防接種法でのワク 直るには百日かかる。」いかにも、状態を詳細に観 チンが普及され、 DP二種混合(D=ジフテリアと、 察する東洋人らしい古人の発想には敬服する。面 P=百日咳)、1968年のDPT三種混合(T=破傷 白いことに英国の辞典「Oxf 「pe 、 or d」には、 r t us s i s 風)が行われたが百日咳ワクチンによる脳症な whoopi ng cough:an acut ei nf ect i ousdi s eas e ど重篤な副作用が報告されてから、1975年には , us ual l y af f ect i ng chi l dr en ,caus ed by a 一時接種中止となった。1981年から全菌体ワク s i s )andchar act er i zed baci l l us(Bor det el l a per t us チン(whol vac e cel l ci ne)から、無細胞ワ by amucousdi s char gef r om nos eandl at erby クチン(ac vac el l ul ar ci ne)の開発でDTaPの c oughi ng t hatend i na r epeat ed at t acksof 三種混合が導入され、2002年では1488例の報告 f or cedi nt akeofbr eat h,orwhoop」と具体的な記 にとどまる。 載はあるものの、百日間も続くとは一言も触れて 感染により、終生免疫になるとされるが実際 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 は2回目に感染しても軽度にとどまり、百日咳 と気づかれない場合が多いのであろう。発症年 15 にかかると、発作性に咳が増強される。 5.診断: 齢のピークは生後から3歳まで、そして20から ○咽頭、痰の細菌培養。特殊培地が必要であり 50歳。小児期に受けたワクチンの効果が年齢と これを常備している施設は少ない。当米沢市 ともに減弱するため、百日咳菌に感染する。 立病院では外注になり、一般細菌に比べ発育 3.潜伏期:約1週間。長くても21日を越えるこ が遅いため判定まで3-6日間はかかる。 とはない。接触者の監視期間は、14日前後は必 ○ペア血清での凝集抗体価(東浜=とうはま 要だが実際の臨床では、その間他の疾患にいく 株、山口株)、3-5日間かかる。医療機関に らでも罹ることを想定すれば無意味だ。 受診するまで、日数がかかってしまうため既 4.臨床症状: 1)カタル期(1-2週間) ;風邪のような症状 で始まるが、合併症がない限り熱は出ない。 に初診日でも上昇がみられる。診断確認には 2週間後の採血で価の上昇をみるもの。 ○初期は感冒様であるが、通常なら回復するは 次第に咳が強くなる。この時期から4週間 ずの時期(1週間以上)になっても咳が続く。 まで、殊に初期に感染力が強い。従って全 夜間に咳が多く、咳の発作と発作の間は普段 ての風邪を的確に診断することができない とあまり変わりない。咳に嘔吐を伴い、熱が ため、百日咳の感染拡大は防げないのであ 出ない。小児患者の殆どはDPTワクチン接種 る。 年齢に達していないか、DPTワクチン未接種 2)痙咳(けいがい)期(4-6週間);顔を 真っ赤にし、5から10回もコンコンとたて 者。 ○病歴聴取で同居家族や一緒に遊んだ友達、学 続きに咳き込み(s t accat o、スタッカート)、 校や幼稚園、保育園、職場に百日咳と診断さ その後「ヒィー」と笛が鳴るように息を大 れた者がいる。 きく吸い込む発作(whoop) 。これらが本 ○リンパ球増加を伴った、末梢白血球増多症。 症の特徴的な症状。Whoopi ng coughと呼 6.成人の百日咳:決して子供だけの病気ではな ばれる所以である。この繰り返しをドイツ い。欧米では、成人で長く続く咳の原因の13か 語でRe (レプリーズ)という。夜間に pr i s e ら32%が百日咳との報告がある。本邦でも3週 増悪する。熱は出ないことが多い。新生児 間以上咳が続く成人患者の18. 5%で百日咳菌の 期から乳児期には、特有の咳をみず突然痙 関与が認められたとの調査もある。咳が長期間 攣、無呼吸発作やチアノーゼ発作で現れる 持続し、典型的な発作性の咳を示さないまま回 ことが多い。乳児では咳によって呼吸困難 復し、軽症のため診断が付かず百日咳菌の供給 から、肺炎、脳症など重篤になる。発作に 源となり乳幼児への感染源となっていることが よる体力消耗は激しく、不眠、脱水、食思 容易に想像できる。これが「歩く肺炎」と象徴 不振、栄養不良に一気に陥る。 される。昔からよく言われるように「咳をして 3)回復期;咳の回数も、症状も次第に軽快す るが抗生物質を使用せずとも全経過は3ヶ 月で自然治癒する。しかしながら感冒など いたら、赤ちゃんには近づかない。 」「長引く咳 は、要注意。 」の原則を守るべき。 新感染症法報告の基準:診断した医師の判断 16 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 により、症状や所見から当該疾患が疑われ、か ていたのもうなずける。 つ、以下の2つの基準を全て満たすもの。 9.まとめ 1)2週間以上持続する咳嗽 以上、最近マスコミでも話題になっている百日 2)以下のいずれかの要件のうち少なくとも1 咳について考察してみた。約1週間前、どこで誰 つを満たすもの と接触したかも覚えていない間の潜伏期や、最も ・スタッカートやレプリーゼを伴う咳嗽発作 感染力の強い初期には普通の風邪と区別がつかな ・新生児や乳児で、他に明らかな原因がない咳 い。また成人が百日咳とは気付かず、繰り返す頑 嗽後の嘔吐または無呼吸発作 固な咳で撒き散らしているらしいことから、 「本態 ○上記の基準は必ずしも満たさないが、診断し は誰にも分からない」それが真実だと考える。さ た医師の判断により、症状や所見から当該疾 て、我々の持っている知識はきちんとそれなりに 患が疑われ、かつ、病原体診断や血清学的診 整理されているようだが、目の前に得ている事象 断によって当該疾患と診断されたものとある だけで、実は結構穴だらけなのではなかろうか。 が、困難さが指摘される。 昨今の政治やマスコミでは、本質論そっちのけで 7.予防:最も有効な手段はワクチン接種である。 いわゆる「言葉狩り」など細かなことに気をとら 乳幼児期にしっかりとワクチン接種を推し進め れ、実りのない論理の挿げ替えから民意は踊らさ ること。咳があればマスクの着用。 れているのでは。一度強い外圧などが無ければ、 8.治療:百日咳菌に対するものでは、マクロラ 今までの習慣という呪縛から解き離れ一気に展開 イド系のエリスロマイシン。最近はロキタマイ することのない民族性を、外国の目から何度もす 遺 シン(リカマイシン ) 、クラリスロマイシン るどく指摘されている。今回「百日咳」というテ (クラリス遺)、セフェム系セフジドレンピボキシ ーマを期に、既成概念にとらわれることなくいつ 遺 ル(メイアクト )。早期に開始すると、症状の でも発想を広げ、より柔軟な大脳の使い方に目覚 軽減と有症状期間の短縮がはかれる。投与後5 めた思いがした。 から7日間で咳はあっても、感染性は無くなる。 再排菌を考え、2週間投与する。対症療法では 参考文献 痙咳発作には、咳止め、去痰剤、 気管支拡張剤。 脱 日本医師会雑誌 第132巻、第12号 感染症の診 水には十分な点滴、水分補給。重症例は入院。 断・治療 「ガイドライン2004」 248-251、2004 「長引く風邪にはクラリスがよく効く」 と言われ 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 17 エビデンスのこと 山形県医師会常任理事 深 尾 彰 この欄に駄文を書いたのはついこの間のような気がして、依頼されたときには一瞬耳を疑い ました。前回は、法人化後の大学の様子や初期研修義務化のことなど、大学に起きていたこと を書いた記憶があります。今回もその続編ということで、構想を練ってみましたが、医師不足 の深刻化、勤務医の過重労働、厚生労働省の事故調の問題等々、考えると気が重くなるし、書き 出したらとまらない事項が次々に出てきたので、今回は断念して別なお話をしようと思います。 会員の皆様は、科学的根拠に基づいた医学(Evi dencebas edMedi ci ne:EBM) という言葉は 先刻ご存知と思います。医師が行った医療行為が、経験や無謀なチャレンジではなく、司法界 で珍重される「証拠(エビデンス)」に基づいたものである限り正当化され、医事紛争の被告席 に座ることを回避できるだろうという発想がことの起こり。それ以来、このEBMを実践するた めの診療ガイドラインが臨床のあらゆる分野で雨後の筍のように増殖してきたわけです。これ らの診療ガイドラインを作るにはお定まりのルールがあって、とにかく今関心のある医療行為 に関する文献をできる限り集め、多数の人が手分けして規定のルールでレビューをし、有効性 に関するエビデンスの質的・量的評価(システマティックレビュー)をした上で、患者の不利 益や場合によっては経済的評価(費用効果分析など)を勘案して総合的な推奨の程度を示すの が一般的な工程です。この中でエビデンスの質的評価を下すための方法論が「臨床疫学」です。 「臨床疫学」を「臨床的諸問題の疫学的解決」と定義したのは、まだEBM旋風が吹き荒れる前 の私でした。先見の明があったことを誰もほめてくれないのでここで自慢させてください。エ ビデンスの質的評価で1番スコアが高いのがランダム化比較試験、次いで非ランダム化比較試 験、コホート研究、症例対照研究などが続き、いわゆる症例研究などはぐっとスコアが落ち、 専門家や権威者の意見は最低のスコアとなります。私が臨床をやっていた時代、 「今日の治療指 針」に載っていた有名病院のその筋の権威者の処方箋をパクッて悦にいっていたことを反省す る次第です。雨後の筍状態の診療ガイドラインですが、作成工程に問題があったり、商業的な 問題をはらんでいるような怪しいものもないことはありません。最近では、タミフルや放射線 機器の治験で話題になった例をご記憶のことと思います。そのような問題を排除するためにガ イドラインを評価するガイドライン(Appr ai s alofGui del i nesf orRes ear chandEval uat i on: AGREE)もできていますが、実地医科の先生方には、是非とも「臨床疫学」の知識を持って いただいて本物のガイドラインを見極めて欲しいと思っています。ただし、ガイドラインの多 くは、成功例を報告した文献からエビデンスを抽出しているので、成功例以上に多くあるかも しれない不成功例に目を向けていません。この不成功例の唯一の情報源であった症例報告が、 例の事故調の関係で最近めっきり減っていることは憂慮すべき事態です。 18 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 県医師会だより 第 1 回 全 理 事 会 日 時、平成20年4月9日(水) 午後3時30分~ 会 場、ホテルメトロポリタン山形 出席者 会 長 有海 躬行 副 会 長 須藤 俊亮、松下鈆三郎、栗谷 義樹 常任理事 佐藤 泰司、三原 一郎、武田 憲夫 中條 明夫、大内 清則、深尾 彰 理 事 齋藤 忠明、原田 順二、清治 邦夫 沓沢 茂夫、折居 和夫、吉岡 信弥 監 事 小林 正義、大泉 晴史、尾形 浩 3.本会肺がん患者の症例検討会・呼吸器検診研 修会について 3月29日(土) 山形国際ホテル 有海会長出席 有海会長より、肺がん患者の症例検討会、その 後に呼吸器検診研修会が行われ、山形大学医学部 の本間次男先生から「肺癌の画像診断」について の講演が行われた旨報告。 事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員 〔Ⅰ〕報告事項 1.会員訃報について 会員氏名 浅岡 出 先生(53歳) 【酒田地区医師会】 死亡年月日 4月1日(火) 告 別 式 4月3日(木) 午前11時30分 場 所 「フリエール庄内」 (庄内町) 喪 主 浅岡 健太 様 栗谷副会長参列 栗谷副会長より、浅岡 出先生が亡くなられ、 会長に代わって参列してきた旨報告。 2.社会保険医療担当者の個別指導について 3月27日(木) あこや会館 立会 板坂常任理事 佐藤常任理事より報告。 4.東北ブロック選出日医代議員打合せ会について 3月31日(月) 東京・ホテルグランドパレス 有海会長、須藤・松下副会長出席 須藤副会長より、東北ブロックから立候補して いる先生方は、各県の会長先生と各ブロックへの 挨拶回りがあり、その後に打合せ会が開催され、 翌日の日本医師会代議員会の議事運営について説 明が行われた旨報告。 5.第118回日本医師会定例代議員会・第66回日 本医師会定例総会について 4月1日(火)・2日(水) 日本医師会館 有海会長、須藤・松下副会長出席 須藤副会長より、1日は選挙があり、日医会長 に唐澤先生が当選、東北ブロックから、石川岩手 県医師会長が議長、石井福島県医師会副会長が常 任理事、伊東宮城県医師会長が理事、國井一彦元 山形県医師会長が裁定委員に選出、2日は、唐澤 会長の所信表明が行われ、第1号議案から第7号 議案はすべて原案どおり承認された旨報告。 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 6.臨床研修医へのオリエンテーションについて 4月2日(水) 県立中央病院 4月3日(木) 県立新庄病院 4月4日(金) 山大医学部附属病院、山形済生病院 4月8日(火) 山形市立病院済生館 武田常任理事出席 武田常任理事より、医師会を理解していただく ため医師会活動を中心に説明してきた旨報告。 4月3日(木) 日本海総合病院 4月4日(金) 鶴岡市立荘内病院 三原常任理事出席 三原常任理事より、日本海総合病院は3名、荘 内病院は4名の臨床研修医に対して、医師会は、 メリットを求める場ではなく、社会的貢献をする 場であると説明してきた旨報告。 7.会議・行事等について 敢 第四回山形県四師会禁煙推進委員会 3月26日(水) 県医師会館 中條常任理事出席報告。 柑 山形大学蔵王協議会総会 3月27日(木) 山形大学医学部 栗谷副会長出席報告。 桓 山形地区社会保険委員大会 3月27日(木) ホテルキャッスル 松本次長出席報告。 棺 第7回山形県保険者協議会 3月28日(金) 自治会館 有海会長出席報告。 款 北村山地区医師会定時総会 4月4日(金) 東根市・よし田川別館 有海会長出席報告。 〔Ⅱ〕通知事項 1.地域産業保健センター事業の運営について 須藤副会長より、日本医師会常任理事から、平 成20年4月から労働安全衛生法に基づく医師に 19 よる面接指導が小規模事業場に対しても適用され ることに伴い、面接指導相談窓口が開設される等、 さらなる事業推進が図られるとの通知がある旨説 明があり、各郡市地区医師会長あて通知すること と決定。 2.地域産業保健センター事業における面接指導 等の相談窓口における運用について 須藤副会長より、日本医師会長から、地域産業 保健センター事業の効果的かつ効率的な運営を図 るため、面接指導等の相談窓口で実施する範囲や 位置付け、方針など運用について通知がある旨説 明があり、各郡市地区医師会長あて通知すること と決定。 3.社団法人日本内科学会認定「内科専門医」の 呼称変更について 武田常任理事より、日本医師会常任理事から、 日本内科学会認定「内科専門医」を「総合内科専 門医」に呼称変更を行うとの通知がある旨説明。 4.中国残留邦人等に対する支援給付の実施につ いて 中條常任理事より、日本医師会常任理事並びに 県健康福祉部長から、平成20年4月1日から中国 残留邦人等の指定医療機関等への受診は、生活保 護の医療扶助から医療支援給付費として開始され るとの通知がある旨説明があり、各郡市地区医師 会長あて通知することと決定。 5.労働災害防止計画の推進について 中條常任理事より、日本医師会長から、第11次 労働災害防止計画が示され、平成24年までの間に 死亡者数20%以上の減少、死傷者数15%以上の減 少等を図るなど、労働災害防止計画の推進につい て通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会長 あて通知することと決定。 20 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 6.平成20年度労災診療費算定基準の一部改定に ついて 12.特養の重度化対応加算等の経過措置の見直し 中條常任理事より、日本医師会長から、標記一 部改定について通知がある旨説明があり、各郡市 地区医師会長あて通知することと決定。 佐藤常任理事より、日本医師会常任理事から、 標記措置の見直しが行われ、20年9月30日まで延 長されるとの通知がある旨説明。 7.平成20年度診療報酬改定『Q&A』 (その2) の送付について 13.「指定介護療養型医療施設の人員、設備及び 中條常任理事より、日本医師会常任理事から、 標記『Q&A』 (その2)が送付されている旨説明 があり、各郡市地区医師会長あて通知することと 決定。 8.平 成20年4月 診 療 分(5月 提 出 分)の 診 療 (調剤)報酬請求について に関する諮問及び答申の送付について 運営に関する基準について」等の一部改正に関 する通知について 佐藤常任理事より、日本医師会常任理事から、 標記に関する経過措置が終了したことに伴い、 「診 療所療養病床設備基準減算」が創設され、4月1 日より適用されるとの通知がある旨説明があり、 各郡市地区医師会長あて通知することと決定。 「日本糖尿病対策推進会議」 の構成団体の追加、 14. 中條常任理事より、県支払基金から、標記の診 療(調剤)報酬請求にあたり、誤りのない提出依 頼を各保険医療機関へ通知したとの連絡がある旨 説明。 9.山形県特定不妊治療費助成事業実施要綱の一 部改正について 及び糖尿病対策地域支援費について 深尾常任理事より、日本医師会長から、日本糖 尿病対策推進会議の構成団体に新たに2団体を追 加したこと、糖尿病対策地域支援費の振込みにつ いて通知がある旨説明。 15.特定健診・特定保健指導の「今後のスケジュー 佐藤常任理事より、県健康福祉部長から、標記 要綱の一部改正について通知がある旨説明があり、 6指定医療機関へ通知することと決定。 10.山形県特定不妊治療費助成事業に係る医療機 ル等について」の送付について 深尾常任理事より、日本医師会常任理事から、 標記に関する資料が送付されている旨説明があり、 各郡市地区医師会長あて通知することと決定。 関の再指定について 16.特定健康診査及び特定保健指導の実施について 佐藤常任理事より、県健康福祉部長から、標記 事業に係る医療機関として、6医療機関を再指定 したとの通知がある旨説明。 深尾常任理事より、日本医師会長から、標記に ついて通知がある旨説明があり、各郡市地区医師 会長あて通知することと決定。 11.医療機関用・介護用ベッドのサイドレール・ 手すりによる事故について 佐藤常任理事より、県健康福祉部長から、標記 ついて通知がある旨説明があり、各郡市地区医師 会長あて通知することと決定。 17.医療施設ホームページのあり方-会員医療施 設HPおよび医療情報提供のガイドライン-の 送付について 三原常任理事より、日本医師会長から、標記に ついて通知がある旨説明があり、各郡市地区医師 会長あて通知することと決定。 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 21 18.広告可能な診療科名の改正について 3.本会各種委員会の設置について 三原常任理事より、日本医師会長から、適切な 医療機関の選択と受診を支援する観点から、広告 可能な診療科名を改正し4月1日から施行される との通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会 長あて通知することと決定。 有海会長より、正副会長会議において、本会各 種委員会の設置について協議したこと、早めに推 薦していただき、活動をお願いしたいとの説明が あり、原案どおり設置することと決定。 19.病院勤務医の労働環境改善の推進について 栗谷副会長より、日本医師会長から、厚生労働 省において標記に関する取組みがまとめられ、そ の推進について協力依頼がある旨説明があり、各 郡市地区医師会長あて通知することと決定。 〔Ⅲ〕協議事項 4.本会退任役員に対する退職慰労金並びに感謝 状贈呈について 須藤副会長より、この度退任される役員の先生 方に対し、規程による退職慰労金の支給並びに感 謝状の贈呈について説明があり、了承。 5.天童市東村山郡医師会第100回定時総会開催 について 4月16日(水) 天童ホテル 1.平成20・21年度本会理事会務分掌について 有海会長より、平成20 ・21年度本会理事会務分 掌については、正副会長会議において協議した旨 説明があり、原案どおり決定。 (詳細については本 誌前月号に掲載済み) 2.本会第118回定例代議員会、同第96回定例総 会の開催について 5月24日(土) 山形国際ホテル 須藤副会長より、本会第118回定例代議員会、 同第96回定例総会の次第について説明があり、提 案者を次のとおり決定。 代議員会 開会の挨拶 仮議長 会長の挨拶 有海会長 報 告 敢 須藤副会長 柑 栗谷副会長 第1号議案 佐藤常任理事 閉会の挨拶 新議長 総 会 有海会長 須藤副会長より、天童市東村山郡医師会長から、 第100回定時総会への出席案内がある旨説明があ り、有海会長出席と決定。 6.平成20年度定時総会開催について 4月21日(月) つたや本店 須藤副会長より、新庄市最上郡医師会長から、 平成20年度定時総会への出席案内がある旨説明 があり、有海会長出席と決定。 7.平成20年度本会定時総会並びに成人病検査セ ンター評議員会後の合同懇親会へのご案内につ いて 4月19日(土) 寒河江市西村山郡医師会館 須藤副会長より、寒河江市西村山郡医師会長か ら、平成20年度定時総会並びに成人病検査セン ター評議員会、合同懇親会への出席案内がある旨 説明があり、有海会長出席と決定。 8.鋤山形県鍼灸師会平成20年度通常総会懇親会 ご案内 4月27日(日) ニュー村尾浪漫館 須藤副会長より、県鍼灸師会長から、平成20年 度通常総会懇親会への出席案内がある旨説明があ り、欠席・祝電を打電することと決定。 22 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 9.平成20年度賛助会員会費納入方について 松下副会長より、山形コンベンションビュー ロー理事長から、平成20年度賛助会員会費の納入 依頼がある旨説明があり、会費を納入することと 決定。 14.各種検診委員会委員の辞退について 敢 天童市東村山郡医師会 辞任 下野 武俊 消化器検診委員 (胃がん部会) 10.平成20年度医師会立助産師・看護師・准看護 深尾常任理事より、天童市東村山郡医師会長 から、消化器検診委員(胃がん部会)の解職依 頼がある旨説明があり、了承。 師学校養成所入学・卒業状況調査及び名簿の作 成について 15.山形社会保険健康づくり事業推進協議会委員 の推薦について 松下副会長より、日本医師会常任理事から、標 記名簿の作成について通知がある旨説明があり、 事務的に回答することと決定。 深尾常任理事より、山形社会保険事務局長から、 標記委員の推薦依頼がある旨説明があり、深尾常 任理事を推薦することと決定。 11.国民年金の保険料納付確認団体制度の実施に ついて 松下副会長より、山形社会保険事務局長から、 標記制度の実施における協力依頼がある旨説明が あり、山形社会保険事務局の説明を受けてから対 応することと決定。 16.「やまがたピンクリボンフェスタ2008」ご後 援のおねがい 10月11日(土)・12日(日) 山形テルサ ほか 深尾常任理事より、ピンクリボン運動実行委員 会事務局長から、標記への後援依頼がある旨説明 があり、後援了承。 12.第39回全国学校保健・学校医大会の開催につ いて(再) 11月8日(土) 朱鷺メッセ 佐藤常任理事より、新潟県医師会長から、標記 大会参加者の予備調査依頼がある旨説明があり、 本会からの出席予定者は7から8名と回答するこ とと決定。 13.平成20年度妊婦健康診査事業に係る委託契約 の締結について 敢朝日町 柑金山町 桓大蔵村 棺鮭川村 款川西町 歓河北町 汗東根市 漢新庄市 澗舟形町 潅戸沢村 環南陽市 甘中山町 監寒河江市 看大石田町 佐藤常任理事より、上記14市町村長から、平成 20年度妊婦健康診査事業に係る委託契約の締結 依頼がある旨説明があり、締結することと決定。 17.医師会共同利用施設設立状況調査のお願い 深尾常任理事より、日本医師会常任理事から、 標記施設設立状況について照会がある旨説明があ り、事務的に回答することと決定。 18.精度管理専門委員の推薦について(再) 深尾常任理事より、県健康福祉部長から、標記 委員の推薦依頼がある旨説明があり、深尾常任理 事を推薦することと決定。 19.独立行政法人日本スポーツ振興センター仙台 支所業務運営委員会委員の推薦について 大内常任理事より、日本スポーツ振興センター 仙台支所長から、業務運営委員会委員の推薦依頼 がある旨説明があり、大内常任理事を推薦するこ とと決定。 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 追 加 要 項 〔 I〕報告事項 1.山形県介護支援専門員協会第2回定例理事会 4月5日(土) 山形市総合福祉センター 折居理事出席報告。 23 6.肝炎治療特別促進事業について 佐藤常任理事より、県保健薬務課から、標記事 業について通知がある旨説明があり、各郡市地区 医師会長あて通知することと決定。 7.労働者に対する肝炎ウイルス検査の受診勧奨 等の周知について I〕通知事項 〔I 1.平成20年度「愛の血液助け合い運動」の実施 について 7月1日から31日 佐藤常任理事より、山形労働局長から、標記に関 する周知依頼があるが、不明な点があるので山形労 働局に確認の上対応したい旨説明があり、了承。 8.清涼飲料水の異物混入事件について 須藤副会長より、県健康福祉部長から、標記運 動への協力依頼がある旨説明があり、各郡市地区 医師会長あて通知することと決定。 2.平成20年度県立学校児童生徒健康診断に学校 医及び学校歯科医が帯同する看護師等の報償に ついて 佐藤常任理事より、県教育委員会教育長から、標 記報償は昨年度と同額であるとの通知がある旨説明。 3. 「周産期医療施設オープン病院化モデル事業3 年間の取組」について 佐藤常任理事より、日本医師会常任理事から、 標記取組の概要版が送付されている旨説明。 (詳細 については、本誌前月号に掲載済) 4.都道府県医師会糖尿病対策担当役員名簿、糖 尿病対策推進事業の状況等、及び糖尿病啓発資 料等の送付について 深尾常任理事より、日本医師会常任理事から、 標記名簿、平成18年度事業の状況等が送付されて いる旨説明。 5. 「山形県福祉のまちづくり条例」及び「山形県 福祉のまちづくり条例施行規則」の一部改正に ついて 須藤副会長より、県健康福祉部長から、標記一 部改正について通知がある旨説明。 須藤副会長より、日本医師会長から、清涼飲料 水の異物混入事件について通知がある旨説明。 I I〕協議事項 〔I 1.御後援のご依頼について 5月30日(金) ホテルメトロポリタン山形 武田常任理事より、山形COPD研究会代表世 話人から、第7回研究会への後援依頼がある旨説 明があり、後援了承。 2.平成20年度「准看護師の看護師資格取得に資 する科目(夏季集中型)の集中科目履修生」の 学生募集について 松下副会長より、放送大学山形学習センター所 長から、標記学生募集について通知がある旨説明 があり、各郡市地区医師会長あて通知することと 決定。 3.第30回母子保健奨励賞(平成20年度)受賞候 補者の推薦について 佐藤常任理事より、県健康福祉部長から、標記 受賞候補者の推薦依頼がある旨説明があり、各郡 市地区医師会長あて通知することと決定。 24 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 4.山形県乳癌検診講習会の共催依頼について 6月21日(土) 大手門パルズ 9.学術講演会に関わる後援名義借用の件 6月13日(金) ホテルメトロポリタン山形 深尾常任理事より、県乳腺疾患研究会から、標 記講習会の共催依頼がある旨説明があり、共催す ることと決定。 武田常任理事より、山形不整脈研究会代表世話 人から、第24回研究会への後援依頼がある旨説明 があり、後援了承。 5.各種検診委員会委員の委嘱について 敢 山形市医師会 委嘱 伊藤 英三 呼吸器検診委員 〃 鈴木 明彦 乳がん検診委員 10.平成20年度山形県「ダメ。ゼッタイ。」普及 柑 南陽市東置賜郡医師会 委嘱 須田 嵩 乳がん検診委員 深尾常任理事より、山形市医師会長並びに南 陽市東置賜郡医師会長から、呼吸器・乳がん検 診委員会委員の委嘱依頼がある旨説明があり、 了承。 6.平成20年度妊婦健康診査事業に係る委託契約 の締結について 敢天童市 柑山辺町 桓高畠町 棺酒田市 款大江町 佐藤常任理事より、5市町から、平成20年度妊 婦健康診査事業に係る委託契約の締結依頼がある 旨説明があり、締結了承。 運動の実施に伴う協賛依頼について 須藤副会長より、県健康福祉部長から、標記運 動への協賛依頼がある旨説明があり、協賛了承。 11.総会のご案内 5月23日(金) 月岡ホテル 須藤副会長より、上山市医師会長から、第57回 定時総会への出席案内がある旨説明があり、有海 会長出席と決定。 12.医師連盟関係について 敢 日本医師連盟執行委員のご推薦について 須藤副委員長より、日本医師連盟委員長から、 執行委員の推薦依頼がある旨説明があり、有海 県医師連盟委員長並びに須藤県医師連盟副委員 長を推薦することと決定。 柑 山形県医師連盟執行委員の委嘱について 7.日本医師会会内委員会への女性会員登用のた めの調査について 栗谷副会長より、日本医師会長から、標記調査 への協力依頼がある旨説明があり、女性役員のい る郡市地区医師会へ通知することと決定。 8.日本医師会認定産業医制度研修会指定申請書 の提出について 7月3日(木) 山形市医師会館 須藤副会長より、山形市医師会長から、日本医 師会認定産業医制度研修会の指定申請がある旨説 明があり、日本医師会へ申請することと決定。 須藤副委員長より、県医師連盟規約に基づい て執行委員等の選出をすると、山形市・天童市 東村山郡・北村山地区・長井市西置賜郡の執行 委員が1名ずつ欠員となる旨説明があり、4郡 市地区医師連盟より推薦を得て、医師連盟執行 委員会に提案することと決定。 桓 自由民主党政経文化セミナーについて 5月11日(日) パレスグランデール 須藤副委員長より、自由民主党山形県支部連合 会会長から、政経文化セミナー券の購入依頼があ る旨説明があり、購入することと決定。 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 13.その他 25 桓 新会館について 敢 特定健診について 小林監事より、被扶養者の特定健診に係る血 糖検査について代表保険者に申入れて欲しいと の説明があり、深尾常任理事が取りまとめ、山 形社会保険事務局に問い合わせることとした。 柑 外来管理加算について 三原常任理事より、 「無診察投薬は、ルール上 できないことになっています。なるべく診察を 受けるようにしましょう。」と、県医が主体と なって住民へ呼びかけることは、医療のあるべ き姿を目指すという意味で、また医師会が果た すべき自浄作用を促すという意味でも、起こす べきアクションと考えるとの説明があり、協議 の結果、再度検討することとした。 有海会長より、来週中には図面が出来上がる ことになっており、今後業者の選定になるが、 入札を考えていること、また、先生方からの推 薦業者があれば、推薦していただきたいとの要 請があった。 26 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 第 2 回 全 理 事 会 日 時、平成20年4月23日(水) 午後3時30分~ 会 場、県医師会館役員室 出席者 会 長 有海 躬行 副 会 長 須藤 俊亮、松下鈆三郎、栗谷 義樹 常任理事 佐藤 泰司、三原 一郎、武田 憲夫 中條 明夫、大内 清則、深尾 彰 理 事 齋藤 忠明、原田 順二、清治 邦夫 沓沢 茂夫、折居 和夫、吉岡 信弥 監 事 小林 正義、大泉 晴史、尾形 浩 事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員 4.臨床研修医へのオリエンテーションについて 4月10日(木) 米沢市立病院 中條常任理事出席 中條常任理事より、3名の研修医は全員女性で、 地区医師会や県医師会の活動を説明し、入会を勧 めてきた旨報告。 5.山形県医師会ITフェアについて 4月13日(日) 山形国際ホテル 有海会長、三原常任理事出席 〔Ⅰ〕報告事項 1.会員訃報について 会員氏名 間山 忠 先生(83歳) 【北村山地区医師会】 死亡年月日 4月11日(金) 葬 儀 4月13日(日) ( 近親者のみで) 有海会長より、間山先生が亡くなられ、近親者 のみで葬儀が執り行われた旨報告。 2.診療に関する相談申込状況 (3月分) について 須藤副会長より、3月分の診療に関する相談は、 県医師会での受付3件、各郡市地区医師会での受 付1件、合わせて4件の診療・病気に対する苦情・ 相談であった旨報告。 3.本会新旧役員歓送迎会について 4月9日(水) ホテルメトロポリタン山形 有海会長ほか役員出席 有海会長より、旧役員には感謝状を贈呈し和や かに開催された旨報告。 三原常任理事より、日医総研の秋元氏を講師に 迎え、オンライン請求、特定健診のソフト等につ いて講演していただき、盛会であった旨報告。 6.郡市地区医師会総会への出席について 敢 天童市東村山郡医師会総会 4月16日(水) 天童ホテル 有海会長出席報告。 柑 寒河江市西村山郡医師会総会 4月19日(土) 同医師会館 有海会長出席報告。 桓 新庄市最上郡医師会総会 4月21日(月) つたや本店 有海会長出席報告。 7.会議・行事等について 敢 鶴岡准看護学院入学式 4月10日(木) 同学院 三原常任理事出席報告。 柑 山形社会保険事務局との打合せ 4月15日(火) 県医師会館 松下副会長出席報告。 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 桓 第35回東北総合体育大会山形県実行委員 会設立総会 4月16日(水) 県スポーツ会館 伊藤事務局長出席報告。 棺 平吹設計事務所と県医師会館改修工事打合せ 4月18日(金) 県医師会館 有海会長出席報告。 款 山形県医療機関厚生年金基金理事会 4月22日(火) ホテルメトロポリタン山形 伊藤事務局長出席報告。 歓 山形県医師信用組合理事会 4月23日(水) 県医師会館 有海会長ほか役員出席 有海会長より報告。 8.その他 敢 特定健診における血糖検査の契約に関して 深尾常任理事より、被扶養者の特定健診にお ける血糖検査、並びに各市町村における血糖検 査・詳細な健診の状況について報告。 〔Ⅱ〕通知事項 27 3.第7次粉じん障害防止総合対策の推進について 須藤副会長より、日本医師会長から、標記総合 対策の推進について通知がある旨説明があり、各 本会 郡市地区医師会長あて通知することと決定。( 会員用ホームページ「医師会ニュース」に掲載) 4.石綿による疾病に係る労災補償制度等の周知 について 須藤副会長より、日本医師会長から、標記制度 本会会員用 等の周知について通知がある旨説明。( ホームページ「医師会ニュース」に掲載) 5.THPと高齢者の医療の確保に関する法律に 基づく特定保健指導との関係について 須藤副会長より、日本医師会常任理事から、標 記に関する通知がある旨説明があり、各郡市地区 本会会員用 医師会長あて通知することと決定。( ホームページ「医師会ニュース」に掲載) 6.研修医の募集定員数の適正化について 武田常任理事より、日本医師会常任理事から、 21年4月から受け入れる研修医の上限が改めら れるなど、研修医の募集定員数の適正化について 通知がある旨説明。 「病院における省エネルギー実施要領」について 1. 須藤副会長より、日本医師会常任理事から、標 記について通知がある旨説明があり、各郡市地区 本会会員用 医師会長あて通知することと決定。( ホームページ「医師会ニュース」に掲載) 2.社会医療法人の認定について 須藤副会長より、日本医師会長から、今回の医 療法改正によって創設された社会医療法人の認定 要件等について通知がある旨説明があり、各郡市 本会会員 地区医師会長あて通知することと決定。( 用ホームページ「医師会ニュース」に掲載) 7.後期高齢者診療料等に係る研修会に関するお 知らせ 中條常任理事より、日本医師会医療保険担当理 事から、標記について通知がある旨説明。 8.診療費請求内訳書(レセプト)の取扱いにつ いて 中條常任理事より、日本医師会常任理事から、 標記の取扱いについて通知がある旨説明があり、 本 各郡市地区医師会長あて通知することと決定。( 会会員用ホームページ「医師会ニュース」に掲載) 28 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 9.長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の創設 に伴う被保険者証の提示等について 14.感染症発生動向調査事業実施要綱の一部改正 中條常任理事より、日本医師会常任理事から、 標記制度の創設に伴う被保険者証の提示等につい 本会会員用ホームページ て通知がある旨説明。( 「医師会ニュース」に掲載) 佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理 対策室長から、標榜診療科名の見直しに伴う、標 記一部改正について通知がある旨説明があり、各 郡市地区医師会長あて通知することと決定。 10.「保険者番号等の設定について」の一部改正 15.新型インフルエンザ対策関係状況調査の実施 について について について 中條常任理事より、日本医師会長から、後期高 齢者医療制度の創設などに伴う標記一部改正につ いて通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会 本会会員用ホーム 長あて通知することと決定。( ページ「医師会ニュース」に掲載) 佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理 対策室長から、全国の病院を対象に行われる新型 インフルエンザ対策関係状況調査の実施について 通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会長あ て通知することと決定。 11.長寿医療制度の診療報酬について 16.予防接種後健康状況調査実施要領の一部改正 について 中條常任理事より、日本医師会常任理事から、 標記に関する資料が送付されている旨説明があり、 本 各郡市地区医師会長あて送付することと決定。( 会会員用ホームページ「医師会ニュース」に掲載) 12.春期における日本医師会年金の普及推進運動 佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理 対策室長から、標記に関する通知がある旨説明が あり、各郡市地区医師会長あて通知することと決 本会会員用ホームページ 「医師会ニュース」 に 定。( 掲載) について 17.定期の予防接種の実施における保護者以外の 松下副会長より、日本医師会長から、春期の普 及推進活動として、54歳以下の開業医の未加入者 を対象に、直接ダイレクトメールを発送するとの 通知がある旨説明。 13.予防接種法施行令の一部を改正する政令及び 予防接種実施規則の一部を改正する省令の施行 等について 同伴について 佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理 対策室長から、標記に関する通知がある旨説明が あり、各郡市地区医師会長あて通知することと決 本会会員用ホームページ 「医師会ニュース」 に 定。( 掲載) 18.国立がんセンターがん対策情報センターの作 佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理 対策室長から、標記省令の施行に伴い、定期の予 防接種実施要領が改正されたとの通知がある旨説 明があり、各郡市地区医師会長あて通知すること 本会会員用ホームページ「医師会ニュー と決定。( ス」に掲載) 成したがんに関する冊子の送付について 深尾常任理事より、日本医師会長から、標記冊 子が送付されている旨説明。 19.国保連合会への「特定健診等費用の請求及び 受領に関する届出」について 深尾常任理事より、日本医師会常任理事から、 標記に関する通知がある旨説明があり、各郡市地 本会会員用 区医師会長あて通知することと決定。( ホームページ「医師会ニュース」に掲載) 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 20.特定健診・特定保健指導に係るデータ授受及 29 4.米寿会員並びに白寿会員調査方依頼について び費用決済代行業務の開始について 深尾常任理事より、社会保険診療報酬支払基金 から、標記業務を20年4月7日から開始するとの 通知がある旨説明。 21.特定健診・特定保健指導のデータファイルの 確認試験について 深尾常任理事より、山形県社会保険診療報酬支 払基金から、標記確認試験について通知がある旨 説明。 須藤副会長より、日本医師会長から、標記に関 する調査依頼がある旨説明があり、各郡市地区医 師会長あて照会し、回答することと決定。 5. 「山形県医師修学資金貸与者募集」及び「山形 県臨床研修病院ガイダンスの開催」について 5月11日(日) ホテルメトロポリタン山形 須藤副会長より、県健康福祉部長から、標記開 催について通知がある旨説明。 専門資格に関する公表事項の見直しについて 6.医療の安全の確保に向けた医療事故による死 亡の原因究明・再発防止等の在り方に関する試 案-第三次試案-送付について 三原常任理事より、日本医師会長から、標記に 関する通知がある旨説明があり、各郡市地区医師 会長あて通知することと決定。 栗谷副会長より、日本医師会常任理事から、標 本会会員 記第三次試案が送付されている旨説明。( 用ホームページ「医師会ニュース」に掲載) 22.医療機能情報提供制度における医療従事者の 〔Ⅲ〕協議事項 1.本会顧問・参与の委嘱について 有海会長より、本会顧問に岸 陽一先生、鈴木 伸男先生、國井一彦先生、大友 尚先生、竹内輝 博先生、参与に斎藤英男先生、舟山 尚先生、本 間清和先生を委嘱したい旨説明があり、代議員会 で承認を得ることと決定。 2.日本医師会最高優功賞受賞候補者の推薦方依 頼について 須藤副会長より、日本医師会長から、標記候補 者の推薦方依頼がある旨説明があり、各郡市地区 医師会長あて通知し、候補者の推薦を求めること と決定。 7.「医療の安全の確保に向けた医療事故による死 亡の原因究明・再発防止等の在り方に関する試案 -第三次試案-」に関するアンケートについて 栗谷副会長より、日本医師会常任理事から、標 記に関するアンケート調査依頼があり、有海会長、 深尾常任理事と協議し、1と3として回答した旨 報告。 8. 「厚生労働省第三次試案」に関する都道府県医 師会担当理事連絡協議会の開催について 4月24日(木) 日本医師会館 栗谷副会長より、日本医師会長から、担当理事 連絡協議会への出席案内がある旨説明があり、栗 谷副会長、深尾常任理事出席と決定。 9. 「役員就任」のお願いについて 3.在任10年都道府県医師会長調査依頼について 須藤副会長より、日本医師会長から、標記に関 する調査依頼がある旨説明があり、該当者のない 旨回答することと決定。 須藤副会長より、骨髄バンクを支援するやまが たの会会長から、有海会長に対し顧問の就任依頼 がある旨説明があり、受諾することと決定。 30 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 10.研究奨励金授与等候補者の推薦依頼について 須藤副会長より、臨床検査医学研究振興基金運 営委員長から、研究奨励金授与等候補者の推薦依 頼がある旨説明があり、各郡市地区医師会長あて 通知することと決定。 11.鶴岡准看護学院開設50年記念式典・祝賀会に ついて 16.日本医師会認定産業医制度産業医学研修会の 申請書提出について 6月19日(木) 長井市・HOYA叙ほか 7月17日(木) 米沢市医師会館 須藤副会長より、産業保健推進センター所長か ら、日本医師会認定産業医制度産業医学研修会の 指定申請依頼がある旨説明があり、日本医師会へ 申請することと決定。 6月7日(土) グランドエル・サン 17.日本医師会認定産業医申請(新規・更新)に 須藤副会長より、鶴岡地区医師会長から、鶴岡 准看護学院開設50年記念式典・祝賀会への出席案 内がある旨説明があり、有海会長出席と決定。 12.平成20年度通常総会の開催について 5月27日(火) パレスグランデール 須藤副会長より、県防犯協会連合会会長から、 平成20年度通常総会への出席案内がある旨説明 があり、事務局職員出席と決定。 13.第2回都道府県医師会「公益法人制度改革」 担当理事連絡協議会の開催について 5月29日(木) 日本医師会館 須藤副会長より、日本医師会長から、 「公益法人 制度改革」担当理事連絡協議会への出席案内があ る旨説明があり、三原常任理事出席並びに各郡市 地区医師会長あて通知することと決定。 ついて 須藤副会長より、7名の会員並びに3名の非会 員から、日本医師会認定産業医の新規申請、1名 の会員から更新申請がある旨説明があり、日本医 師会へ申請することと決定。 なお、非会員については本会への入会を勧奨す ることとした。 18.平成20年度都道府県医師会生涯教育担当理事 連絡協議会開催について 6月5日(木) 日本医師会館 武田常任理事より、日本医師会長から、生涯教 育担当理事連絡協議会への出席案内がある旨説明 があり、武田常任理事出席と決定。 19.第5回東北ブロック医師臨床研修制度連絡会 議の開催について 5月1日(木) 仙台市情報産業プラザ 14.第21回全国有床診療所連絡協議会総会開催の ご案内 8月2日(土)・3日(日) ホテル青森 須藤副会長より、青森県医師会長から、第21回 総会への出席案内がある旨説明があり、大内常任 理事出席と決定。 15.第40回産業医学講習会の開催について 7月3日(木)~5日(土) 日本医師会館 須藤副会長より、日本医師会長から、第40回講 習会の開催案内がある旨説明があり、各郡市地区 医師会長あて通知するとともに、須藤・松下副会 長、原田理事出席と決定。 武田常任理事より、東北厚生局長から、標記連 絡会議への出席案内がある旨説明があり、武田常 任理事出席と決定。 20.共催および研修単位認定承認申請について 6月15日(日) 山形県立保健医療大学 武田常任理事より、日本体力医学会東北地方会 事務局から、共催および日医健康スポーツ医の単 位申請依頼がある旨説明があり、共催を了承し、 日本医師会へ単位申請することと決定。 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 21.山形県医師会協同組合役員の推薦について 松下副会長より、県医師会協同組合理事長から、 理事1名の推薦依頼がある旨説明があり、伊藤事 務局長を推薦することと決定。 22.平成20年度妊婦健康診査事業に係る委託契約 の締結について 敢飯豊町 柑小国町 桓村山市 棺尾花沢市 款米沢市 歓山形市 汗白鷹町 31 26.各種検診委員会委員の辞任について 敢 米沢市医師会 辞任 篠原 守信 乳がん検診委員 〃 岩淵 慎助 〃 深尾常任理事より、米沢市医師会長から、乳 がん検診委員会委員の解職依頼がある旨説明が あり、了承。 27.救急医療功労者の厚生労働大臣表彰候補者の 推薦について 佐藤常任理事より、7市町から、平成20年度妊 婦健康診査事業に係る委託契約の締結依頼がある 旨説明があり、締結することと決定。 23.「子育て応援団 すこやか2008」の第2回実 行委員会の開催について 5月12日(月) 山形メディアタワー 大内常任理事より、日本医師会長並びに県健康 福祉部長から、救急医療功労者の厚生労働大臣表 彰候補者の推薦依頼がある旨説明があり、人選に ついては大内常任理事並びに総務部に一任と決定。 28.山形県救急教育連絡会議への理事の推薦につ いて 佐藤常任理事より、山形放送叙から、第2回実 行委員会への出席案内がある旨説明があり、欠席 と決定。 大内常任理事より、県消防学校長から、山形県 救急教育連絡会議への理事の推薦依頼がある旨説 明があり、大内常任理事を推薦することと決定。 24.平成20・21年度山形県学校保健連合会役員の 推薦について 佐藤常任理事より、県学校保健連合会会長から、 ・21年度役員の推薦依頼がある旨説明があ 平成20 り、次のとおり推薦することと決定。 学 校 医 佐藤常任理事 学識経験者 有海会長、栗谷副会長 25.平成20年度マンモグラフィ検診従事者研修事 29.第63回国民体育大会山形県予選会兼第35回 東北総合体育大会山形県予選会実行委員会総会 の開催について 5月13日(火) 山形県スポーツ会館 大内常任理事より、県体育協会会長から、標記 実行委員会総会への出席案内がある旨説明があり、 伊藤事務局長出席と決定。 新規) について 30.認定健康スポーツ医申請( 業に係る事業実施計画書等の提出について 深尾常任理事より、県保健薬務課長から、標記 に係る事業実施計画書等の提出依頼がある旨説明 があり、木村乳がん検診委員会委員に照会の上、 回答することと決定。 大内常任理事より、1名の会員から、認定健康 スポーツ医の新規申請がある旨説明があり、日本 医師会へ申請することと決定。 「生命を見つめる」フォトコンテスト及び「心 31. に残る医療」体験記コンクール作品展示会開催 のお願い 三原常任理事より、日本医師会常任理事から、 標記に関する開催依頼がある旨説明があり、見送 ることと決定。 32 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 32.日本医師会初級パソコンセミナーのご協力の お願い 三原常任理事より、日本医師会長から、初級パ ソコンセミナーへの協力依頼がある旨説明があり、 本県でのセミナー開催を希望することと決定。 4.生活保護の医療扶助における後発医薬品に関 する取扱いについて 中條常任理事より、日本医師会長から、標記に 関する取扱いについて通知がある旨説明があり、 各郡市地区医師会長あて通知することと決定。 追 加 要 項 5.「 基本診療料の施設基準等及びその届出に関す る手続きの取扱いについて」等の一部改正につ いて 1.山形県介護支援専門員協会平成20年度通常総 会ならびに第一回研修会 4月13日(日) 山形国際交流プラザ 折居理事出席報告。 中條常任理事より、日本医師会常任理事から、 標記取扱い等の一部改正について通知がある旨説 明があり、各郡市地区医師会長あて通知すること と決定。 2.山形社会保険事務局との打合せ 4月22日(火) 県医師会館 中條常任理事出席報告。 6.肝炎治療特別促進事業の実施に伴う保険医療 機関における取扱いについて 〔 I〕報告事項 I〕通知事項 〔I 中條常任理事より、日本医師会長から、標記に 関する取扱いについて通知がある旨説明があり、 各郡市地区医師会長あて通知することと決定。 1.公益法人制度改革について 7.感染症対策特別促進事業の実施について 須藤副会長より、日本医師会常任理事から、公 益認定等に関する運用、公益法人会計基準等につ いて通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会 長あて通知することと決定。 佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理 対策室長から、標記事業の実施について通知があ る旨説明があり、対応については佐藤常任理事に 一任と決定。 2.診療報酬請求書等の取り繕いについて 中條常任理事より、日本医師会常任理事から、 社会保険関係の診療報酬請求書等の取り繕い方法、 国保関係については、適宜取り繕って使用可能と の通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会長 あて通知することと決定。 3.高度医療評価制度の創設並びに厚生労働大臣 の定める先進医療及び施設基準の制定に伴う実 施上の留意事項及び先進医療に係る届出等の取 扱いについて 中條常任理事より、日本医師会長から、標記届 出等の取扱いについて通知がある旨説明があり、 各郡市地区医師会長あて通知することと決定。 8.厚生労働省「かかりつけ医うつ病対応力向上 研修事業」の実施について 佐藤常任理事より、日本医師会長から、標記事 業の実施について通知がある旨説明があり、対応 については佐藤常任理事に一任と決定。 9.日本糖尿病対策推進会議が実施する「日本糖 尿病対策推進会議活動に関する評価調査」につ いて 深尾常任理事より、日本医師会長から、日本糖 尿病対策推進会議が実施する標記調査について通 知がある旨説明。 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 10.「特定健康診査及び特定保健指導の適切かつ 有効な実施を図るための基本的な指針につい て」の送付について 深尾常任理事より、日本医師会常任理事から、 標記指針が送付されている旨説明。 11.社会保険診療報酬支払基金「都道府県・郡市 区医師会が特定健康診査・特定保健指導機関の 特定健診の費用のみの請求の事務代行を行う場 合の取扱いについて」について 深尾常任理事より、日本医師会常任理事から、 標記取扱いについて通知がある旨説明があり、各 郡市地区医師会長あて通知することと決定。 33 4.平成20年度改定に関する「 緊急レセプト調査」 について 中條常任理事より、日本医師会長から、「 緊急レ セプト調査」 への協力依頼がある旨説明があり、協 力了承。 5.後期高齢者医療制度への対応に関する調査協 力依頼について 中條常任理事より、日本医師会常任理事から、標 記に関する調査協力依頼がある旨説明があり、各郡 市地区医師会長あて照会し回答することと決定。 6.「 山形県医師修学資金貸与者募集」 の広報誌へ の掲載について 12.厚生労働省一般会計補助金等に係る財産処分 について 須藤副会長より、日本医師会長から、標記に関 する通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会 長あて通知することと決定。 三原常任理事より、県健康福祉部長から、標記 に関する掲載依頼がある旨説明。 (詳細については、 本誌別掲) 7.新聞広報のお願い 敢 山形県の重要施策展望 I I〕協議事項 〔I 1.第4回男女共同参画フォーラムの開催について 7月19日(土) ホテル日航福岡 須藤副会長より、日本医師会長から、 標記フォー ラムへの出席案内がある旨説明があり、各郡市地 区医師会長あて通知することと決定。 2.第12回日本医師会主催「指導医のための教育 ワークショップ」の開催についてのご案内 7月12日(土)~13日(日) 晴海グランドホテル 武田常任理事より、日本医師会常任理事から、 標記教育ワークショップの開催案内がある旨説明 があり、臨床研修病院あて通知することと決定。 3.平成19年度本会会計決算案について 伊藤事務局長より、平成19年度本会会計決算案 について説明があり、代議員会へ提案することと 決定。 三原常任理事より、山形新聞社から、標記へ の広告掲載依頼がある旨説明があり、お断りす ることと決定。 柑 高齢者担当医制を考える意見広告 三原常任理事より、山形新聞社から、意見広 告の掲載依頼がある旨説明があり、掲載を了承 し、内容については三原常任理事に一任と決定。 8.理事会の開催について 5月27日(火) パレスグランデール 須藤副会長より、県暴力追放運動推進センター 理事長から、理事会への出席案内がある旨説明が あり、事務局職員出席と決定。 34 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 9.日本医師会会内委員会委員について 須藤副会長より、東北医師会連合会会長から、 日本医師会会内委員会委員について、希望する5 委員会の報告依頼がある旨説明があり、次のとお り報告することと決定。 1.定款・諸規程改定検討委員会 2.病院委員会 3.学校保健委員会 4.医療IT委員会 5.救急災害医療対策委員会 12.その他 敢 移動理事会の日程について 6月25日(水) 天童市「緑の迎賓館アンジェリーナ」 伊藤事務局長より、第4回全理事会を上記の とおり予定している旨説明があり、開催了承。 柑 郡市地区医師会事務連絡協議会の日程につ いて 6月5日(木) 東根市「よし田川別館」 10.後援依頼について 6月12日(木) ホテルメトロポリタン山形 伊藤事務局長より、今年度の郡市地区医師会 事務連絡協議会は、北村山地区医師会が担当で 上記のとおり予定している旨説明があり、開催 了承。 武田常任理事より、開放型病床懇話会代表世話 人から、研究会への後援依頼がある旨説明があり、 了承。 桓 四師会禁煙推進委員会委員について 11.医師連盟関係について 敢 日本医師連盟執行委員会開催について 5月20日(火) 日本医師会館 須藤副委員長より、日本医師連盟委員長から、 執行委員会への出席案内がある旨説明があり、 有海委員長、須藤副委員長出席と決定。 柑 山形県医師連盟執行委員の委嘱について(再) 須藤副委員長より、執行委員を委嘱したい旨 説明があり、了承。 桓 平成20年度第54回県連大会について 5月11日(日) パレスグランデール 伊藤事務局長より、自民党山形県支部連合会 幹事長から、第54回県連大会の開催案内がある が、医療会支部から代議員を選出・報告する必 要がある旨説明があり、従来どおり医師連盟執 行委員を中心に選出・報告することとし、当日 は有海委員長、須藤副委員長出席と決定。 中條常任理事より、6月1日開催の禁煙推進 県民大会までは前任の私が担当させていただく こと、またこれからの四師会禁煙推進委員会に は、大内常任理事に参加いただきたいとの説明 があり、了承。 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 斬4月 1日 本会各種検診委員会委員の委嘱に 斬〃 ついて、各郡市地区医師会長並びに委員宛通知。 斬〃 1・2日 部改正に関する通知について、各郡市地区医 会・第66回日本医師会定例総会が日本医師会 師会長宛通知。 2日 ドレール・手すりによる事故について、各郡 臨床研修医へのオリエンテーショ ンを県立中央病院で開催。 斬〃 3日 4日 市地区医師会長宛通知。 について、各郡市地区医師会長宛通知。 る面接指導等の相談窓口における運用につい て、各郡市地区医師会長宛通知。 ンを山大医学部附属病院、山形済生病院、鶴 会員医療施設HPおよび医療情報提供のガイ 3改定版)を各郡市地区 ドライン-(H. 20. 市・よし田川別館で開催され、有海会長出席。 斬〃 5日 医師会長宛通知。 山形県介護支援専門員協会第2回 定例総会が山形市総合福祉センターで開催され、 8日 会報編集会議を県医師会館ほかで て、各郡市地区医師会長宛通知。 薦依頼について、各郡市地区医師会長宛通知。 臨床研修医へのオリエンテーショ 9日 第1回全理事会、新旧役員歓送迎 各郡市地区医師会長宛通知。 斬〃 度)受賞候補者の推薦依頼について、各郡市 医師の非常勤職員報酬日額の改定 について、各郡市地区医師会宛通知。 10日 地区医師会長宛通知。 動」の実施について、各郡市地区医師会長宛 臨床研修医へのオリエンテーショ 鶴岡准看護学院入学式が同学院で 通知。 斬〃 挙行され、三原常任理事出席。 病院勤務医の労働環境改善の推進 斬〃 11日 子どもに対する予防接種について、 各郡市地区医師会長宛通知。 平成20年度診療報酬改定『Q& A』 (その2)を各郡市地区医師会長宛送付。 斬〃 について、各郡市地区医師会長宛通知。 斬〃 平成20年度「愛の血液助け合い運 斬〃 ンを米沢市立病院で開催。 斬〃 第30回母子保健奨励賞(平成20年 斬〃 会をホ テ ル メ ト ロ ホ ゚ リ タ ン 山形で開催。 斬〃 労働災害防止計画の推進について、 斬〃 ンを山形市立病院済生館で開催。 斬〃 山形県医師会各種委員会委員の推 斬〃 開催。 斬〃 広告可能な診療科名の改正につい 斬〃 折居理事出席。 斬〃 医療施設ホームページのあり方- 斬〃 北村山地区医師会定時総会が東根 斬〃 地域産業保健センター事業におけ 斬〃 臨床研修医へのオリエンテーショ 岡市立荘内病院で開催。 地域産業保健センター事業の運営 斬〃 臨床研修医へのオリエンテーショ ンを県立新庄病院、日本海総合病院で開催。 斬〃 医療機関用・介護用ベッドのサイ 斬〃 出席。 斬〃 「指定介護療養型医療施設の人員、 設備及び運営に関する基準について」等の一 第118回 日 本 医 師 会 定 例 代 議 員 館で開催され、有海会長、須藤・松下副会長 35 特定健康診査及び特定保健指導の 実施について、各郡市地区医師会長宛通知。 斬〃 特定健診・特定保健指導の「今後 のスケジュール等について」 (保険者協議会中 36 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 央連絡会資料)を各郡市地区医師会長宛通知。 斬〃 斬〃 の実施について、各郡市地区医師会長宛通知。 斬〃 放送大学学生募集要項等を各郡市 地区医師会長宛送付。 斬〃 「糖尿病治療ガイド2008-2009」 第Ⅵ次学術推進会議報告書、第Ⅵ 県医師会館で開催。 制度申告についてのお願いを各郡市地区医師 会長宛送付。 会長並びに会員宛通知。 平成20年度労災診療費算定基準 通知。 13日 修了証を各郡市地区医師会長宛送付。 斬〃 形国際交流プラザで開催され、折居理事出席。 師会館で開催され、有海会長ほか役員出席。 郡市地区医師会長並びに会員宛通知。 16日 並びに代議員宛通知。 斬〃 事出席。 斬〃 され、伊藤事務局長出席。 平成20年度山形県医師会会費徴 山形県交通安全対策協議会委員会 が県庁で開催され、市村経理係長出席。 予防接種法施行令の一部を改正す 斬〃 る政令及び予防接種実施規則の一部を改正す 会長宛通知。 る省令の施行等について、各郡市地区医師会 長宛通知。 日本医師会会費減免の適用を受け る会員にかかる平成20年度日本医師会医師 予防接種後健康状況調査実施要領 斬〃 賠償責任保険の加入手続きについて、各郡市 の一部改正について、各郡市地区医師会長宛 地区医師会長宛通知。 通知。 18日 新県医師会館改修工事打合せを県 斬〃 医師会館で開催。 斬〃 25日 収に関するご依頼について、各郡市地区医師 斬〃 斬〃 「厚生労働省第三次試案」 に関する 師会館で開催され、栗谷副会長、深尾常任理 第35回東北総合体育大会山形県 斬〃 会計監査を県医師会館で開催。 都道府県医師会担当理事連絡協議会が日本医 天童市東村山郡医師会総会が天童 実行委員会設立総会が県スポーツ会館で開催 24日 斬〃 ホテルで開催され、有海会長出席。 斬〃 山形県医師会代議員会議長・副議 長の選挙公示について、各郡市地区医師会長 山形社会保険事務局との打合せを 日医医賠責特約保険のご案内を各 第2回全理事会を県医師会館で開催。 山形県医師信用組合理事会が県医 斬〃 県医師会館で開催。 斬〃 23日 斬〃 20年度通常総会ならびに第一回研修会が山 15日 平成20年度日本医師会生涯教育 制度について、各郡市地区医師会長宛通知。 山形県医師会ITフェアを山形国 山形県介護支援専門員協会平成 斬〃 平成18年度日医生涯教育制度の 斬〃 斬〃 際ホテルで開催。 斬〃 平成19年度日本医師会生涯教育 斬〃 の一部改定について、各郡市地区医師会長宛 斬〃 山形社会保険事務局との打合せを 次生涯教育推進委員会答申を各郡市地区医師 斬〃 斬〃 山形県医療機関厚生年金基金理事 長出席。 斬〃 を各郡市地区医師会長宛送付。 斬〃 22日 会がホ テ ル メ ト ロ ホ ゚ リ タ ン 山形で開催され、伊藤事務局 医師会長宛送付。 斬〃 永年勤続役員の調査報告のお願い について、各郡市地区医師会長宛通知。 学校保健委員会答申を各郡市地区 斬〃 新庄市最上郡医師会総会が新庄 市・つたや本店で開催され、有海会長出席。 中国残留邦人等に対する支援給付 斬〃 21日 19日 護者以外の同伴について、各郡市地区医師会 寒河江市西村山郡医師会総会が同 所で開催され、有海会長出席。 定期の予防接種の実施における保 長宛通知。 斬〃 新型インフルエンザ対策関係状況 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 要領」について、各郡市地区医師会長宛通知。 調査の実施について、各郡市地区医師会長宛 斬〃 通知。 斬〃 感染症発生動向調査事業実施要綱 の一部改正について、各郡市地区医師会長宛 各郡市地区医師会長宛通知。 「保険者番号等の設定について」の 一部改正について、各郡市地区医師会長宛通知。 第7次粉じん障害防止総合対策の 斬〃 高度医療評価制度の創設並びに厚 推進について、各郡市地区医師会長宛通知。 生労働大臣の定める先進医療及び施設基準の THPと高齢者の医療の確保に関 制定に伴う実施上の留意事項及び先進医療に する法律に基づく特定保健指導との関係につ 係る届出等の取扱いについて、各郡市地区医 斬〃 いて、各郡市地区医師会長宛通知。 平成20年度山形県医師会産業医 斬〃 師会長宛通知。 斬〃 集団研修会メンバーの依頼について、各郡市 医療機能情報提供制度における医 生活保護の医療扶助における後発 医薬品に関する取扱いについて、各郡市地区 地区医師会長宛通知。 斬〃 医師会長宛通知。 「基本診療料の施設基準等及びそ 斬〃 療従事者の専門資格に関する公表事項の見直 の届出に関する手続きの取扱いについて」等 しについて、各郡市地区医師会長宛通知。 の一部改正について、各郡市地区医師会長宛 斬〃 通知。 肝炎治療特別促進事業の実施に伴 う保険医療機関における取扱い(自己負担額 「予防接種ガイドライン」 「予防接 、 斬〃 の取扱い等)について、各郡市地区医師会長 種と子どもの健康」を各郡市地区医師会長宛 宛通知。 送付。 公益法人制度改革について(情報 斬〃 平成20年度「研究奨励金授与候補 地区医師会長宛送付。 斬〃 依頼について、各郡市地区医師会長宛通知。 の推薦方依頼について、各郡市地区医師会長 国保連合会への「特定健診等費用 宛通知。 斬〃 社会保険診療報酬支払基金「都道 斬〃 府県・郡市区医師会が特定健康診査・特定保 いて、各郡市地区医師会長宛通知。 社会医療法人の認定について、各 書について、各郡市地区医師会長宛通知。 労災診療費算定基準における診療 斬〃 費請求内訳書(レセプト)の取扱いについて、 厚生労働省一般会計補助金等に係 各郡市地区医師会長宛通知。 る財産処分について、各郡市地区医師会長宛 斬〃 通知。 斬〃 「病院における省エネルギー実施 国民健康保険に係る診療報酬請求 斬〃 郡市地区医師会長宛通知。 斬〃 後期高齢者医療診療報酬請求書に ついて、各郡市地区医師会長宛通知。 て、各郡市地区医師会長宛通知。 斬〃 診療報酬請求書等の取り繕いにつ 斬〃 健指導機関の特定健診の費用のみの請求の事 務代行を行う場合の取扱いについて」につい 日本医師会最高優功賞受賞候補者 斬〃 の請求及び受領に関する届出」について、各 郡市地区医師会長宛通知。 米寿会員並びに白寿会員の調査方 斬〃 者」並びに「藤田光一郎賞」 の募集について、 各 郡市地区医師会長宛通知。 山形県がん対策推進計画を各郡市 斬〃 提供)、各郡市地区医師会長宛通知。 斬〃 斬〃 長寿医療制度の診療報酬について、 斬〃 通知。 斬〃 37 26日 30日 新会館改修工事現場説明会を開催。 第681回幹事会が支払基金で開催 され、有海会長出席。 38 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 会 員 異 動 4月30日現在会員数 1, 684名 A会員 734名 B会員 864名 C会員 0名 準会員 86名 ○ 会 員 訃 報 死亡年月日 平成20年4月1日 平成20年4月11日 ○ 入 月 日 4.1 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 4. 14 4. 23 〃 4. 24 郡市地区医師会 酒 田 地 区 北 村 山 地 区 氏 名 浅 岡 出 間 山 忠 享 年 53歳 83歳 会 郡市地区医師会 山 形 大 学 山 形 大 学 山 形 大 学 山 形 市 山 形 市 山 形 市 山 形 市 山 形 市 山 形 市 山 形 市 山 形 市 天童市東村山郡 寒河江市西村山郡 寒河江市西村山郡 寒河江市西村山郡 寒河江市西村山郡 寒河江市西村山郡 新庄市最上郡 酒 田 地 区 鶴 岡 地 区 鶴 岡 地 区 鶴 岡 地 区 南陽市東置賜郡 長井市西置賜郡 米 沢 市 山 形 市 米 沢 市 米 沢 市 米 沢 市 会員区分 B B B B 準 準 準 B B 準 B B B 準 準 準 準 B A A A B B B 準 準 B B 準 氏 名 佐 藤 智佳子 宇賀神 智 菅 原 正 登 出 川 紀 行 菊 池 貴 洋 閑 野 将 行 細 田 奈 生 西 田 隼 人 小 鹿 雅 隆 脇 舛 耕 一 大 類 真 嗣 梁 秀 蘭 細 田 香 苗 齋 野 幸 子 大 通 尚 細 谷 法 之 井 上 林 丸 山 真 博 齋 藤 寛 幸 今 立 明 宏 高 久 巖 二 瓶 幸 栄 須 田 嵩 矢尾板 孝 夫 阿 部 宣 子 伊 藤 ななみ 鈴 木 明 彦 國 廣 華 奈 牧 野 孝 俊 備 考 山形市 〃 〃 酒田市 新庄市 山形市 〃 東京都 川西町 京都府 山形市 〃 東京都 仙台市 米沢市 酒田市 山形市 酒田市 〃 鶴岡市 酒田市 鶴岡市 神奈川県 川西町 福島県 山形市 〃 川西町 山形市 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 ○ 異 動 月 日 3. 19 4.1 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 4. 16 4. 23 4. 28 郡市地区医師会 北 村 山 地 区 山 形 大 学 山 形 市 山 形 市 山 形 市 山 形 市 山 形 市 山 形 市 山 形 市 山 形 市 山 形 市 山 形 市 山 形 市 天童市東村山郡 天童市東村山郡 新庄市最上郡 新庄市最上郡 酒 田 地 区 酒 田 地 区 鶴 岡 地 区 鶴 岡 地 区 鶴 岡 地 区 米 沢 市 南陽市東置賜郡 米 沢 市 酒 田 地 区 会員区分 A B A B→A B B B 準 B B B B B A B B B B→A B A→B A B B B B B 氏 名 三 浦 幹 枝 岩 﨑 聖 吉 川 賢 一 池 田 博 行 富 永 眞 琴 山 口 宏 藤 井 俊 司 鈴 木 明 彦 熱 海 裕 之 髙 橋 恒 男 梶 塚 暁 塚 本 東 明 山 口 痩 一 大 竹 和 久 中 嶋 凱 夫 山 科 明 夫 廣 野 摂 藤 森 清 矢 島 美穂子 今 立 元 今 野 俊 幸 松 田 徹 古 川 匡 和 新 澤 陽 英 加 藤 滉 陳 正 浩 備 考 施設所在地変更 医師会の異動 氏名・ 施設名称変更 新規開業 医師会異動 〃 施設異動 医師会異動 〃 施設名称変更 〃 施設異動 医師会異動 法人化 医師会異動 施設名称変更 医師会異動 新規開業 施設異動 会員区分変更 施設名称・ 所在地変更 医師会異動 施設異動 医師会異動 〃 現住所変更 会員区分 準 B 準 準 B 準 B B B B B B B 氏 名 目 黒 亨 櫻 井 克 彦 神 谷 浩 平 木 村 直 子 山 中 祥 弘 田 中 賢 黒 川 克 朗 桃 井 義 敬 齊 藤 礼次郎 岩 野 大 輔 小野田 正 志 内 海 七 重 長 嶋 慎 備 考(移転先) 山形市 宮城県 茨城県 京都府 山形市 南陽市東置賜郡 山形市 〃 秋田県 鶴岡市 海外留学 ○ 退 会 月 日 3. 31 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 4.1 〃 4. 30 郡市地区医師会 山 形 市 山 形 市 山 形 市 山 形 市 天童市東村山郡 寒河江市西村山郡 新庄市最上郡 新庄市最上郡 酒 田 地 区 長井市西置賜郡 山 形 大 学 山 形 大 学 山 形 市 39 40 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 医師国保だより 山形県医師国民健康保険組合公告第492号 (組合会議員の当選者) 平成20年3月3日付公告第487号による組合会 議員選挙の結果、次のとおり当選しましたので公 告します。 平成20年4月21日 山形県医師国民健康保険組合 理事長 徳 永 正 靱 山形県医師国民健康保険組合組合会議員当選者 選挙区名 山 形 議員定数 市 9人 天童市東村山 2人 寒河江市西村山 2人 上 市 1人 北 村 山 地 区 2人 山 (任期 平成2 0年4月21日~平成22年4月20日) 議員当選者 選挙区名 佐 藤 泰 司 新 庄 市 最 上 鈴 木 清 夫 小 田 純 士 酒 田 地 区 大 内 清 則 矢尾板 信 孝 大 沼 靖 彦 中 島 久 雄 鶴 岡 地 区 門 馬 孝 早 坂 真喜雄 塩 野 時 雄 南陽市東置賜 神 村 匡 和 田 潤 一 長井市西置賜 安 達 善 裕 米 沢 市 小 関 武 小 室 淳 合 計 阿 部 貞 義 議員定数 1人 議員当選者 穀 野 真一郎 加 藤 久仁彦 菊 池 章 山 本 尚 人 佐 藤 顕 本 田 学 斎 藤 純 夫 福 原 晶 子 上 野 寿 樹 湯 田 昭 彦 柄 澤 勉 鈴 木 聡 斎 藤 万一郎 島 田 耕 司 4人 4人 2人 1人 2人 30人 平成20年1月分の保険給付費の状況 本組合被保険者にかかる1月分の療養諸費及びその他の諸給付並びに老人保健該当者の医療諸費につ いては、次のとおりとなっています。 1.療養諸費 1月分の療養諸費の状況は、組合負担額で入院12, 581千円、入院外6, 654千円、歯科1, 964千円、診療 費合計で21, 199千円となりました。組合負担額の前年度同期比では入院37. 27%増、入院外1, 66%増、歯 科5. %減、診療費計で %増となっています。 71 14. 25 また、調剤は21. 17%増と引き続き高くなっています。 療養諸費 区 分 件数 第1種 入 院 医 組合員 入院外 第 2 種 入 院 組 合 員 及 び 科 世 帯 員 入院外 計 第1種組合員 歯 第2種組合員 科 及 び 世 帯 員 計 調 剤 入院時食事療養費 訪 問 看 護 療 養 費 移 送 費 療 養 諸 費 合 計 本 年 度 累 計 前 年 度 同 期 比 日数 費 用 額 一 部 負 担 金 他 薬剤一部負担金 負 組合負担額 円 12 158 12, 361, 300 196 271 2, 713, 690 14 232 5, 173, 130 685 978 6, 709, 410 907 1, 639 26, 957, 530 79 133 819, 760 233 374 1, 973, 120 312 507 2, 792, 880 413 497 4, 151, 480 ( 26) ( 980) 646, 804 1 1 12, 350 25 138, 985 0 0 1, 658 34, 700, 029 17, 347 - 303, 887, 168 106. 6 114. 8 円 8, 775, 972 1, 905, 286 3, 805, 071 4, 748, 314 19, 234, 643 576, 484 1, 387, 907 1, 964, 391 2, 926, 540 392, 004 8, 645 101, 657 0 24, 627, 880 215, 481, 291 115. 2 円 3, 585, 328 806, 576 1, 074, 567 1, 762, 834 7, 229, 305 243, 276 564, 319 807, 595 1, 125, 945 221, 520 3, 705 32, 000 0 9, 420, 070 81, 776, 370 116. 9 円 担 法 1件当り 1人当り 額 費 用 額 費 用 額 円 円 0 1, 030, 108 0 1, 828 13, 845 293, 492 369, 509 0 198, 262 9, 795 0 493, 582 29, 722 0 0 10, 377 0 20, 894 8, 468 0 20, 894 8, 952 0 98, 995 10, 052 33, 280 24, 877 0 12, 350 5, 328 5, 559 0 0 0 652, 079 20, 929 0 6, 629, 507 17, 518 86. 4 107. 7 円 18, 843 4, 137 2, 641 3, 425 10, 309 1, 250 1, 007 1, 068 1, 588 247 5 53 0 13, 270 115, 503 115. 1 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 41 2.その他組合の諸給付 1月分のその他の諸給付は、高額療養費12件1, 206, 233円、出産育児一時金5件1, 700, 000円、葬祭費1 件100, 000円、傷病手当金14件1, 325, 000円を給付しました。 その他組合の諸給付 種 別 件 数 金 額 備 考 円 高 額 療 養 費 12 出産育児一時金 5 葬 祭 費 傷 病 手 当 金 合 計 1 14 32 1, 206, 233 1, 700, 000 第1種組合員家族4人 第2種組合員1人 100, 000 第1種組合員1人 1, 325, 000 第1種組合員9人 4, 331, 233 3.組合の老人保健該当者の医療諸費 1月分の老人保健該当者の医療諸費費用額は、入院9, 209千円で老健該当者1人当たり前年同期比 2. 62%増、入院外4, 862千円で3. 76%増、歯科440千円で5. 02%減、診療費計14, 512千円で2. 69%増となり ました。1月分までの医療諸費累計では老人保健1人当たり費用額で5. 21%の増となっています。 老人保健該当者の医療諸費 区 分 入 入 歯 院 件数 院 外 科 計 薬 剤 の 支 給 入院時食事療養費 施 入 所 設 療 通 所 養 費 計 訪 問 看 護 医 療 費 移 送 費 医 療 諸 費 計 本 年 度 累 計 日数 19 315 296 505 52 102 367 922 156 200 ( 15) ( 653) 0 0 0 0 0 0 1 20 3 0 527 5, 806 - 老 人 保 健 負 担 額 費 用 額 円 9, 209, 450 4, 862, 370 440, 060 14, 511, 880 2, 529, 530 458, 184 0 0 0 161, 450 119, 315 0 17, 780, 359 194, 291, 813 円 7, 608, 746 3, 753, 032 328, 710 11, 690, 488 1, 895, 935 288, 404 0 0 0 113, 015 83, 520 0 14, 071, 362 150, 652, 410 4.保険給付支払額の状況 1月分の保険給付費は28, 959千円で、前月に比 べ7, 379千円の増加となっています。 平成19年度 保険給付費支払額の状況 平成18年度 平成19年度 18年度実績月平均 19年度当初予算月平均 28,959 27,462 26,242 25,801 23,981 20,863 24,391 23,194 22,200 21,119 23,476 21,253 一 部 負 担 金 他 法 1件当り 1人当り 薬剤一部負担金 負 担 額 費 用 額 費 用 額 円 円 1, 600, 704 1, 103, 108 111, 350 2, 815, 162 633, 595 169, 780 0 0 0 36, 435 35, 795 0 3, 690, 767 43, 454, 526 円 0 0 6, 230 0 0 0 6, 230 0 0 0 0 0 0 0 12, 000 0 0 0 0 0 18, 230 0 184, 877 円 484, 708 16, 427 8, 463 39, 542 16, 215 30, 546 0 0 0 161, 450 39, 772 0 33, 739 33, 464 円 27, 167 14, 343 1, 298 42, 808 7, 462 1, 352 0 0 0 476 352 0 52, 449 561, 537 5.共済会の諸給付金の状況 1月分の共済会の諸給付は、傷病見舞金14件 1, 325, 000円、死亡弔慰金1件350, 000円、出産給 付 金4件400, 000円、高 齢 者 褒 賞 給 付 金1件 100, 000円を給付しました。 共済会の諸給付金の状況 種 別 件数 金額 備 考 円 傷 病 見 舞 金 傷 病 給 付 金 死 亡 弔 慰 金 出 産 給 付 金 介 護 手 当 金 高齢者褒賞給付金 生存退会給付金 合 計 14 0 1 4 0 1 0 20 1, 325, 000 会員9人 0 350, 000 会員1人 400, 000 配偶者3人 0 100, 000 会員1人 0 2, 175, 000 42 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 厚生年金基金だより(No.165) 第52回理事会報告 日 時 平成20年4月22日 16:30~17:30 場 所 ホテルメトロポリタン山形 はやまの間 出 席 者 理 事 長 竹内 輝博 選定理事 佐藤 明、鈴木 伸男 互選理事 門馬 孝、伊藤 正明 常務理事 磯部 勝 決 定 事 項 議案第1号 代議員・役員改選の報告及び承認に ついて 任期満了に伴う代議員・役員改選について、選定 代議員の選定は、事業主の委任(137事業主のうち 107名より委任状が提出された)を受けて、現(第 8期)理事長が選定。互選代議員、理事、理事長、 監事の選挙はいずれも立候補者数が定数と同数で あるため無投票により当選が決定。 敢 理事長職務代理者指定の報告 竹内理事長が、佐藤 明選定理事を指定。 柑 常務理事・運用執行理事指名の同意 理事会の同意を得て、竹内理事長が磯部 勝 選定理事を指名。 桓 監事補任命の報告 竹内理事長が、小野国雄氏を任命。 以上報告され、了承された。 議案第2号 平成20年度の年金資産運用計画につ いて 1.期待収益率は年4. 0%とする 2.運用機関・運用資産の移動及び掛金シェア の変更は行わない。 3.運用機関の運用スタイル 陰実績配当型(掛金シェア89. 0%) 信託銀行 年金信託バランス型 (合同運用) ミドルリスク型(標準型) 生命保険 第1特約(信託銀行と同様でバ ランス型、ミドルリスク型) 隠元本保証型(掛金シェア11. 0%) 生命保険 一般勘定(元本及び最低利率 1. 25%の保証) *基本的には従来どおり運用機関が最適とする 資産構成割合と運用スタイルを継続する。 4.平成19年度は、サブプライムローン問題が 金融市場全体に波及する中、株式市場は乱高 下した。信用リスク懸念の影響は広範囲に及 び現在も続いている。運用機関における平成 20年度の経済見通しは、国内外とも年度半ば にかけて持ち直すもその後は伸び悩み、国内 株式も当面は不安定に推移するとしている。 基金設立以来の運用利回りは単純平均で 3. 50% で あ る。平 成19年 度 利 回 り が △ 14. 14%と大きくマイナスしたため、18年度 までの4. 60%から1%余り下がった。年金財 政上は、代行部分について厚生年金本体以上 の運用ができれば問題ない仕組みであるので、 19年度のマイナスによる影響は限定的であ り、20~21年度の運用結果次第で挽回できる と思われる。 以上のとおり説明され、了承された。 説 明 事 項 平成19年度の運用結果及び今後の運用環境見通 しについて みずほ信託銀行担当者から説明された。 役員改選報告 任期満了に伴う代議員・役員改選の結果、下記 の方々が第9期代議員・役員に選出されました。 任期は平成20年4月1日から平成22年3月31 日までの2年間です。 (監事・常務理事の任期は平 成20年4月9日 か ら 平 成22年4月8日 ま で の2 年間です。 )ご協力を宣しくお願い致します。 なお、中里 純先生は平成17年4月に選定代議 員・理事に就任以来当基金運営にご尽力下さいま したが、第8期満了をもって退任されました。厚 く御礼申し上げます。 選定代議員 互選代議員 理事長 竹内 輝博 理 事 原田 順二 理 事 佐藤 明 〃 仁科 盛之 〃 鈴木 伸男 〃 門馬 孝 常務理事 磯部 勝 〃 伊藤 正明 代 議 員 梅津重三郎 代 議 員 舟山 尚 〃 松尾 正城 〃 佐藤 忠宏 〃 荒井 恵一 〃 矢尾板信孝 〃 ※石原 融 〃 三條 忠夫 監 事 松下斑三郎 監 事 小原 正久 無印は再任、※は新任 山形県医師会会報 平成20年5月 第681号 43 編 集 後 記 硫化水素ガスによる自殺のニュースが後を絶た ・スクールカウンセラー派遣事業 ない。あるメーリングリストで知ったのですが、 臨床心理士等を非常勤職員として重点校(12高 北欧でも若い人の自殺がないわけではないが、自 校) 、拠点校(55小中校)へ任命 殺の仕方などの詳細はニュースには出てこないそ ・スクールソーシャルワーカー派遣事業 うです。愉快犯と同じように、自殺、特に若い人 に配置。コー ソーシャルワーカーを小学校 (21) のそれは連続する傾向が強い。今回の硫化水素ガ ディネート事業を行う。 スによる自殺はTVのワイド番組では報道されて ・教育相談員派遣事業 いないように感じる(私が知らないだけかもしれ 相談員を中学校(40)に配置 ないが・・・・)。自主的に謙抑的に報道してい ・特別支援学級、幼稚園・保育園等指導支援事業 るのであればいいことだと思います。TV・新聞 県立特別支援学校の専門的知識を持つ教員を派 で詳細を知らせなくても、ITの掲示板というも 遣し、研修支援を行う。 のがある。問題になる掲示板をあまりみたことが ・発達障がい児等指導支援事業 ないのですが、自殺サイトなどというものもある 巡回相談員がLD・ADHD児等の支援方法、学校 と報道されています。 の体制づくりなどに関する相談に応じる。 山形県の自殺は、常に全国の上位を占めていま ・精神保健・性に関する相談事業 す。山形県では、児童生徒に対してどのような相 県嘱託医(精神科医・産婦人科医各4名)を4 談事業を行っているか調べてみました。担当者は 地区に分けて委嘱。研修会・講演会、学校訪問指 それぞれ真面目に考え、いろいろなことを行って 導、来院・電話相談 いますが、似たようなことが多い。 県医師会が関与しているのは、最後の嘱託医に ・教育相談 よる相談事業だけです。今までは相談事例に対す 相談員が24時間、電話・来所・メールで相談を る医師派遣でしたが、今年度からは嘱託医になっ 受ける たために、相談事例が集中するのではないかと危 ・にこにこ相談 惧しています。予算節約のためですが、山形県の 教育関係者が電話相談を受ける 財政はかなり深刻なようです。 (佐藤泰司) 発 81号 山 形 県 医 師 会 会 報 第6 〃 ¥ 525 本会会誌の誌代525円は、山形県医師 行 者 有 海 躬 行 平成20年5月5日 印刷 平成20年5月10日 発行 編 集 委 員 栗 谷 義 樹 〃 〃 佐 藤 泰 司 三 原 一 郎 中 條 明 夫 発 行 所 社団法人 会会費賦課微収規程第2条別表に定め る会費の中に含まれる。 山形県医師会 2432 山形市荒楯町一丁目8番9号 〒990TEL023-631-4350 FAX023-631-4352 印 刷 所 ㈱ 誠 文 堂 山形市本町一丁目7番50号 印 刷