...

第656号 - 山形県医師会

by user

on
Category: Documents
12

views

Report

Comments

Transcript

第656号 - 山形県医師会
Title:00_医師会表紙外側656HP.ec6 Page:1 Date: 2006/04/21 Fri 15:54:35
平成18年4月10日発行 昭和27年8月21日第3種郵便物認可〔山形県医師会会報〕
第656号
表 紙 写 真
『春の月山』 第21回山形県医師会医家美術展出展
鶴岡市 荻 原 満
長い冬も去り遠山には残雪。野には花々。そして白樺の木は白く輝き、緑の葉が風に
そよぐ。
生涯教育のお知らせ
開催日時及び場所
5月10日(水)
主な演題及び講師
取得単位
内科系疾患症例検討会
日医生涯教育
19:00〜20:30
山形市立病院済生館
☎0236255555 野村
山形市立病院済生館
5月11日(木)
「COPD発症のメカニズム」
18:30〜20:30
千葉大学大学院医学研究院 山形市
加齢呼吸器病態制御学 笠原靖紀
ホ
テ
ル
メ
ト
ロ
ホ
゚
リ
タ
ン
山形
【参加費 1千円】
日医生涯教育
5月13日(土)
「Virtual Histologyの最近知見」
15:00〜
心臓血管研究所付属病院循環器科 及川裕二
山形市
山形国際ホテル
【参加費 5百円】
日医生涯教育
5月15日(月)
日医生涯教育
「前立腺肥大症の病態と薬物療法」
東北大学大学院医学系研究科泌尿器科学分野
天童市
19:00〜21:00
山形市
ホ
テ
ル
メ
ト
ロ
ホ
゚
リ
タ
ン
山形
第5回山形COPD研究会
3単位
大塚製薬㈱
☎0236442212 大森
第23回山形冠疾患治療検討会
3単位
エーザイ㈱
☎0236320116 河合
三郡市医師会学術講演会
5単位
天童市東村山郡医師会
教授 荒井陽一
☎0236544528 山口
天童ホテル
5月19日(金)
第110回済生館内科系疾患症例検討会
3単位
山形市
18:30〜20:30
会の名称及び主催者又は連絡先
「心臓リハビリテーションにおける運動指導方策
―回復期から維持期にかけて―」
日医生涯教育
第5回「山形心臓リハビリテー
3単位
ション研究会」学術講演会
聖マリアンナ医科大学リハビリテーション部 井澤和大
「心臓リハビリテーションの患者教育と
【参加費 5百円】 新たな健康教育方法への取り組み」
宮城大学大学院看護学研究科教授 吉田俊子
日本化薬㈱
☎0236235152 戸田
生涯教育のお知らせ
開催日時及び場所
5月20日(土)
主な演題及び講師
取得単位
「マンモグラフィ導入後の山形県乳癌検診の実状」
17:00〜18:30
山形市
山形県医師会乳がん検診委員会 塚本 長
日医生涯教育
5月27日(土)
山形大学医学部第一外科
山形市
☎0236285336 聖路加国際病院放射線科医長 角田博子
「脊髄誘発電位の基礎と臨床」
16:00〜18:00
日医生涯教育
杏林大学医学部整形外科主任教授 里見和彦
第60回山形整形外科研究会
3単位
万有製薬㈱
「世界の肩関節外科の潮流と日本」
山形大学医学部大講義室
山形県乳癌検診講習会
5単位
「乳癌検診における画像診断の使い方」
山形県勤労者福祉センター
会の名称及び主催者又は連絡先
☎0236324270 膳
社会福祉法人恩賜財団済生会 済生会平塚病院
院長 福田宏明
がんネットTVカンファレンス
開催日時及びテーマ(担当)
会 場
取得単位
5月11日(木) 16:30~18:00
進行子宮頚癌に対するc
hemor
adi
at
i
on治療の現状と今後
の展望(群馬)
5月18日(木) 16:30~18:00
下部直腸癌手術に必要な骨盤内局所解剖(青森)
5月25日(木) 16:30~18:00
CPC(東京都立駒込病院/国立がんセンター中央病院)
会の名称及び申込先
多地点合同
山形県立中央病院
日医生涯教育
第4会議室
(3階)
3単位
メディカルカンファレンス
県立がん・生活習慣病センター
☎0236852626 内線3328 3329
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
1
目 次
生涯教育のお知らせ
がんネットTVカンファレンス
お知らせ
総会公告
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第12条第1項及び
第14条第2項に基づく届出の基準等について
石綿(アスベスト)の除去等工事に係る融資について
第23回糖尿病 Up・Dat
e賢島セミナー
YBCラジオ番組「朝だ!元気だ!6時半!!」放送中
山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及び
メールによる周知文書の自動配信・メーリングリストについて
勤務医のページ
今の心境はハムレット
篠田総合病院耳鼻咽喉科 長谷川智彦
郡市地区医師会コーナー
北庄内の耳鼻咽喉科学校健診
酒田地区医師会理事 菊池 章
寄 稿
人事異動
山形市 武田 和夫
山形百山(御西岳)
山形市 武田 昌孝
「JFK」
上山市 渡辺 好博
「私の診察室から」柑
鶴岡市 黒羽根洋司
筆 硯
「社会保険医科医療担当者に対する指導」についての雑感
山形県医師会常任理事 板坂 勝良
県医師会だより
新役員紹介
山形県医師会理事会務分掌
平成18年度年間主要行事
第12回常任理事会
第12回全理事会
第27回山形県医師会学校医大会
医事紛争処理委員会・医療安全対策委員会・自浄作用活性化委員会 合同委員会
介護保険委員会
県医日誌
会員異動
医師国保だより
医療機関厚生年金基金だより
編集後記
〔ホームページ〕ht
〔Eメール〕ke
t
p:
/
/
www.
yamagat
a.
med.
or
.
j
p/
ni
s
hi
@yamagat
a.
med.
or
.
j
p
2
3
3
5
6
7
8
10
12
13
14
15
17
19
21
22
23
27
33
34
35
36
39
40
46
47
2
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
解回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回塊
壊
壊
総 会 公 告
壊
壊
壊
壊
壊
壊
壊 来る平成18年5月20日(土)午後4時15分(山形県医師会第113回定 壊
壊 例代議員会終了後)より、山形県医師会第92回定例総会を下記のと 壊
壊 おり開催いたしますので、定款第18条によりご案内申し上げます。 壊
壊
壊
壊
壊
壊
壊
記
壊
壊
山形県医師会第92回定例総会
壊
壊
壊 日 時 平成18年5月20日(土) 午後4時15分
壊
壊 会 場 山形県医師会館 2階大ホール
壊
壊
壊
壊
壊
壊 1.開会の挨拶
壊
壊
壊
壊 2.会長の挨拶
壊
壊 3.議事録署名人選任
壊
壊 4.報 告
壊
壊
壊
壊 敢 平成17年度山形県医師会会務報告
壊
壊 柑 山形県医師会第113回定例代議員会議決事項
壊
壊
壊
壊 5.議 事
壊
壊 第1号議案 平成17年度山形県医師会会計決算の件
壊
壊 6.協 議
壊
壊
壊
壊 7.閉会の挨拶
壊
壊
壊
壊
壊
壊 平成18年4月10日
壊
壊 壊
壊
山形県医師会 壊
壊
壊
会長 有 海 躬 行 壊
壊
壊 会員各位殿
壊
壊
壊
廻回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回快
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
3
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
救 感
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第12条第1
条第
法律
療に
に対
染症
予防
1項
第12
関する
する医
の患者
及び感
染症の
2条
る法
医療
者に
感染
項 去
の予
第1
律第
に関
対す
症の
防及
感染
救
去
及
及び第14条第2項に基づく届出の基準等につい
救
去
出の
につ
に基
4条
いて
基準等
づく届
第2項
び第1
届出
等に
項に
14
つい
の基
基づ
条第
及び
て
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
今般、診断したすべての医師が保健所に届
用されましたのでお知らせ致します。
出を行う1類から4類感染症及び全数把握の
なお、本届出基準は、平成18年4月1日号
5類感染症58疾患、及び定点医療機関のみが
の日医雑誌に同封されております。
届出を行う5類感染症28疾患について、最新
また、後天性免疫不全症候群につきまして
の知見を加える等、届出基準、届出様式が下
は、届出基準の改正はなされますが、従前の
記の通り改正され、平成18年4月1日より適
届出様式を使用することにご留意下さい。
記
1 主な変更点
敢 届出基準(届出対象となる感染症の追
加はない)
陰 届出の対象として、患者、無症状病
吋 基幹定点が報告する「成人麻しん」
は、報告対象が18歳以上から15歳以上
に変更されたこと。
右 小児科定点が報告する「麻しん」は、
原体保有者、疑似症患者、感染症死亡
報告対象が15歳未満に変更されたこ
者の死体及び感染症死亡疑い者の死体
と。
の項目が明記されたこと。
(感染症ごと
柑 届出様式
に項目数は異なる)
隠 届出の根拠となる法の条項及び届出
時期が明記されたこと。
韻 届出に関する検査方法と検査材料が
全数届出分は感染症ごとに様式が定め
られましたので、届出の際は個々の感染
症に対応した様式で保健所に提出してい
ただくことになります。
表として整理されたこと。
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
救
去
石綿(アスベスト)の除去等工事に係る融資につい
石
除去
去等
に係る
アス
スベスト
ト)の
の除
等工
工事に
る融
融資
資に
いて
石綿
綿(ア
て
につい
救
去
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
独立行政法人福祉医療機構において取り扱
本医師会より連絡がありましたのでお知らせ
う、アスベスト除去等工事に係る融資に関し
します。
て、通常の融資率を引き上げる優遇措置に伴
なお、石綿(アスベスト)除去等工事に係る
い、平成20年3月31日まで適用される旨、日
貸付の概要は下記の通りです。
4
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
石綿(アスベスト)除去等工事に係る貸付の概要
1.貸付対象
敢 貸付対象施設等
病院、診療所、介護老人保健施設、助産所、薬局、歯科技工所、衛生検査所、施術所、医
療従事者養成施設、疾病予防運動施設、温泉療養運動施設、指定訪問看護事業
柑 貸付対象となる工事
アスベスト除去等工事(アスベストの除去及び封じ込め等、アスベストの飛散を防ぐため
の工事)。ただし、アスベストを使用している建物の解体撤去のみを行う工事については、貸
付対象とはしません。
2.優遇措置について
アスベスト除去等を行う部分について、以下の優遇措置を講じます。
敢 融資率(通常の融資率が90%以上のものは除きます。)
区 分
通 常
アスベスト除去等工事
病院・診療所・
(准)看護師養成施設
指定訪問看護事業
介護老人保健施設
85%
80%
病院・診療所・
(准)看護師養成施設
指定訪問看護事業
介護老人保健施設
助産所・薬局・歯科技工所・衛生検査所
施術所・医療従事者養成施設((准)看
護師養成施設を除く。
)
疾病予防運動施設・温泉療養運動施設
75%
70%
助産所・薬局・歯科技工所・衛生検査所
施術所・医療従事者養成施設((准)看
護師養成施設を除く。
)
疾病予防運動施設・温泉療養運動施設
柑 貸付利率(平成18年2月23日現在)
区 分
通 常
アスベスト除去等工事
病院(乙種増改築資金)※1
診療所(乙種増改築資金)※1
助産所・薬局・歯科技工所・衛生検査所
施術所・医療従事者養成施設
疾病予防運動施設・温泉療養運動施設
2.
20%
(2.
00%)
1.
80%
(1.
60%)
介護老人保健施設・指定訪問看護事業
1.
80%
(1.
60%)
1.
75%
(1.
55%)
病院(甲種増改築資金)※1
診療所(甲種増改築資金)※1
1.
70%
(1.
50%)
1.
70%
(1.
50%)
※1 甲種増改築資金、乙種増改築資金の区別につきましては、病床の過不足、機構の基準による地域ごとの診療
所数過不足により分けています。
※2 利率欄の括弧書きについては、10年経過後金利見直しの当初10年の利率
3.その他
償還期間や据置期間等その他の貸付条件につきましては、通常の貸付条件と同じです。
4.優遇措置の適用期間
平成20年3月31日まで
5.お問合わせ先
独立行政法人福祉医療機構医療貸付部医療業務課
3 〒1058486 東京都港区虎ノ門413 秀和神谷町ビル9階
TEL:0334389934/FAX:0334380659
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
5
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
救
去
第23回糖尿病
賢島セミナ
島
U
・
e
第
2
島セミ
糖尿病 Up
Up
p・Da
・Dat
t
e賢
ミナ
ナー
23回糖
ー
救
去
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
標記セミナーが下記の通り開催されますので、お知らせいたします。
記
テーマ “Updat
eな糖尿病ガイドラインへのナビゲーション
-各種ガイドラインの効果的な活用法-”
日 時 平成18年8月26日(土)、27日(日)
会 場 志摩観光ホテル 〒5170593 三重県志摩市阿児町賢島 TEL 0599431211
参加費 50,
代を含みます。(※宿泊費は含まれておりません。)
000円。Pr
oceedi
ngs
また、8月26日の懇親会をかねた夕食、及び8月27日の昼食を事務局にてご用意させて
頂きます。
参加申し込み 官製はがきに氏名、所属、住所、TELを明記の上、事務局までお申込み下さい。
(参加人数は100名にて締切らせて頂きます。)
宿泊申し込み 阪急交通社 名古屋団体支店 糖尿病 Up・Dat
e係:担当 阪田 修平
〒4508533 名古屋市中村区名駅24514 日石名駅ビル5F
TEL:0525630055 FAX:0525630039
事務局 中部労災病院 堀田 饒
〒4558530 名古屋市港区港明1106
TEL:0526525511(内線2000)FAX:0526525623
第1日目(8月26日)
セミナーⅠ:糖尿病対策を生活習慣病からアプローチ
講 演:メタボリックシンドロームと予防を見据えた糖尿病への対策とは
田嶼 尚子(東京慈恵会医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科)
症例検討のセミナー:困った症例
症例呈示:三輪 真(海南病院 代謝・糖尿病科)
コメンテーター:清野 裕(関西電力病院)
松岡 健平(済生会渋谷診療所)
セミナーⅡ:2型糖尿病を糖尿病治療薬からアプローチ
講 演:2型糖尿病とオーダーメイドによる経口糖尿病治療薬の選択とは
門脇 孝(東京大学大学院医学系研究科 糖尿病・代謝内科)
第2日目(8月27日)
セミナーⅢ:危険因子から糖尿病性合併症へアプローチ
講 演:糖尿病性合併症と関連遺伝因子からみた予知・予防とは
南條輝志男(和歌山県立医科大学 第1内科)
鼎 談:今後の糖尿病への取り組みはいかにあるべきか
6
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
救
去
「朝
!
」
YBCラジオ番
YBC
元気
送中
6時半
朝だ
だ!元
半!
!
!」放送中
」放
放送
気だ
だ!6
オ番
番組
Cラジオ
組「朝だ!元気だ!6時
救
去
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
山形県医師会では、月曜日から金曜日まで
健康に役立つ楽しい番組ですので、患者さん
毎日朝6時30分から15分間、県民向けにYBC
に聴取をお勧め下さい。
ラジオで健康情報番組「朝だ!元気だ!6時
5月の放送予定は下記のとおりです。
半錘」放送中です。
【放送時間:月曜日から金曜日の毎朝6時30分~6時45分】
放送日
テーマ
出演者
医療機関名
5月1日~5日
男女の更年期と性差など
安孫子純夫
安孫子産婦人科医院
5月8日~12日
芸術と精神病
島田 高志
島 田 ク リ ニ ッ ク
5月15日~19日
産婦人科よもやま話
三井 盾夫
三
5月22日~26日
春だ、歩こう、ウォーキング
中村 秀幸
中村内科胃腸科医院
5月29日~6月2日
疥癬について
真家 興隆
鶴
井
岡
協
病
立
院
病
院
解回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回塊
壊
壊
山形県医師会会報への投稿についてお願い
壊
壊
壊
壊
壊 1.投稿者は、本会の会員または会員との共著者であることを原則とします。
壊
壊 2.内容は、学術論文、随想、短歌、趣味に関するものなど、なんでも結構です。 壊
壊 3.原稿は横書きとし(短歌、俳句等は除く)、当用漢字、現代かなづかいを使って 壊
壊
壊
下さい。
壊
壊
壊 明らかな誤字・脱字等は、情報広報部にて訂正いたします。(外国語はパソコン 壊
壊
壊
か活字体でとくに明瞭に。)
壊
壊
壊 4.原稿用紙は、原則として県医師会所定のもの(一行22字×21行)をご使用下さ 壊
壊
壊
い。ご希望の方にはお送り致します。(4枚で1頁)
壊
壊
壊 5.パソコン使用の場合は、Eメール添付、FD・CDを送付して頂いても結構です。 壊
壊 6.学術関係のものは、臨床医家向きにお書き下さい。
壊
壊 7.原稿の締切は毎月月末です。
壊
壊
壊
壊 8.原稿の採否は情報広報部できめさせていただきます。
壊
壊 9.別刷希望の方はあらかじめお申し出下さい。(30部以上の場合は、実費をいただ 壊
壊
壊
きます。)
壊
壊
壊 10.その他については、事務局(023-631-4350)にご照会下さい。
壊
廻回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回快
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
7
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
救
去
山
山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及
員専用
用ホ
ムペ
ページ
山形
形県医
び
ホー
ーム
ジのア
ント及
医師
師会会員
アカ
カウ
ウン
及び
救
去
メールによる周知文書の自動配信・メーリングリストについ
救 メ
ーリ
リン
ング
メールに
て 去
の自動配
・メー
グリス
ついて
による周知
知文書
書の
配信
信・
スト
トに
につ
揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
山形県医師会では、会員専用ホームページ
を開設しております。このホームページでは
会員および医療機関の情報、県医師会および
各地区医師会の行事などを公開しております。
会員の先生方の専用ページとなっており、ア
クセスするためにはアカウントが必要となり
ます。
会員専用ホームページのアカウント
◆ユーザ名:
y+日医会員番号(日医刊行物送付番号)
◆パスワード:
生年月日西暦下2桁+月2桁+日2桁
(例):1950年1月2日の方:500102
※準会員の方は、本会までお申し込みくだ
さい。
周知文書の自動配信
周知文書あるいは県医師会からのお知らせ
をメールを利用して行っております。希望さ
れた会員には、県医師会会員用ホームページ
の「医師会ニュース」をメールにて配信いた
します。ご希望の会員は、是非お申し込みく
ださい。
花笠メーリングリスト
会員専用のメーリングリスト「花笠ML」
(hanagas
aml
@yamagat
a.
med.
or
.
j
p)を立ち
上げております。
花笠MLは、県医師会会員どうしが情報・意
見交換を行う場を提供します。また、この趣
旨を通じて地域医療の発展、更には医療全体
の向上に寄与することを願うものです。
未加入の会員は、これを機会に是非ご参加
ください。
申し込み先
周知文書の自動配信、メーリングリスト「花
笠ML」への参加を希望される先生は、本会宛
メール(ke
ni
s
hi
@yamagat
a.
med.
or
.
j
p)にて
お申し込みください。
山形県医師会ホームページ:
ht
t
p:
/
/
www.
yamagat
a.
med.
or
.
j
p/
会員専用ホームページ:
ht
t
ps
:
/
/
member
.
yamagat
a.
med.
or
.
j
p/
メールアドレス:
ke
ni
s
hi
@yamagat
a.
med.
or
.
j
p
花笠MLアドレス:
hanagas
aml
@yamagat
a.
med.
or
.
j
p
◇花笠メーリングリストでは、現在、下記のようなことについて、意見交換をしております◇
焔日本の健康診療水準がOECD一位/
2月報告書 焔診療報酬改正説明会資料 焔日医会長選
が公示 焔日医会長選:植松氏の政策演説要旨:唐澤氏の政策演説要旨 焔除細動器に訓練
用の電極を誤用=ニュースです 焔医師の職業倫理 焔技術革新の恩恵 国民に 焔ORCA
関連 公費写し 焔福島産科の陳情書に署名のお願い 焔今夜のTV番組です 焔第8回山
形救急懇話会のお知らせ 焔声明文 焔この逮捕は茶番では?あえて極論 焔産婦人科医逮
捕・起訴 焔医師法改正、行政処分を強化 焔卑怯な葉書 焔医療過誤と医療事故 焔血圧
計の表示 焔「ドクターストップ」寸前:日医会長選 焔医療情報講演会のご案内 焔在医
総管 焔上気道炎に抗菌薬は何故必要なのだろうか? 焔情報システム担当理事連絡協議会
焔禁煙ガイドライン ニコチン依存症管理料 焔疑義解釈資料の送付について 焔在宅患者
の負担限度額 焔割り箸事故の判決、裁判長の付言内容 焔禁煙外来おめでとうございます
焔会長に唐澤 族人氏が当選 焔米国の失敗を後追いする医療改革(抄録集より)
8
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
今の心境はハムレット
篠田総合病院耳鼻咽喉科 長谷川 智 彦
ここ数年間での、病院環境の急激な変化を実際
院の約90%がこの制度に参加しているとのこと
に体験すると、このまま勤務医生活を続けていく
である。一方、わが国では1995年に、日本病院機
ことに大きな不安を覚える。病院機能評価や医療
能評価機構が設立され、病院機能評価の活動を開
費抑制策やコスト削減などに対応するために、否
始したが、十年以上たった2006年3月の時点で、
応なしに生じる膨大な量の非診療的業務が、新た
認定病院数はわずか1956施設で、9077施設ある日
な負担となって押し寄せてくる。願わくは雑用を
本の病院全体の20%強にすぎない。この差は一体
排して、診療に専念したいと思っている勤務医の
どこから生じるのであろうか?一つは、我国では、
夢と希望を打ち砕く。勤務医の絶対数が足りない
機能評価を受審するかしないかは、各々の病院の
ためか、それとも勤務医の特定の病院への偏在化
自主性に依存しているためで、もう一つは、認定
がより顕著になってきたためか、はたまた、女性
証を獲得しても、いわゆる経済的なメリットが何
医師が増加したためか、病院によっては、勤務医
もないため、機能評価を受審する病院がいまだに
一人一人の負担が明らかに過重になってきている。
少ないのではないだろうか。認定証で保険診療の
病院機能評価や今の社会の風潮が、医師に要求
点数を優遇して欲しいとは思わないが、認定証が
する責務を著しく増加させた。その結果、診療業
ない場合には何だかの保険診療の制限があってし
務のみならず、望みもしない非診療的業務までも
かるべきと思う。米国では、病院の評価が低い場
が劇的に増加した。病院の機能はそれなりに整備
合には、保険診療の制限があるとのことである。
されたが、病院スタッフの仕事量と負担は、ここ
個人的な感想を述べると、病院スタッフの意識の
数年間で驚くほど増加した。不思議なことだが、
変化・改革、業務改善へ取り組み、スタッフのモ
真面目に働けば働くほど、非診療的業務が目に見
ラルの向上など、受審によるメリットも十分ある
えて増えてくる。手抜きのできない真面目なス
のだが、認定証の獲得が患者数の増加に貢献して
タッフは、きっと悲鳴を上げているに違いない。
いるとはとても思えない。我国の審査は、医療現
病院スタッフの数が不足し、時間的・精神的余裕
場は医師、看護関係は看護職、事務関係は事務職
のない状態でありながら、質の高い医療を行うこ
といった同じ立場にあるサーベーヤーが評価判定
と要求されている現実にある種の恐怖すら感じる。
するため、真の意味での第三者機関の評価とは言
「忙」という漢字は、心を亡くすと書くが、まさに
い難い。昨年度から認定病院における医療事故の
その通りである。こんな状況が続くならば、最悪
登録制が開始になった。多くの認定病院から医療
の場合は玉砕しかねない。
事故の報告がなされ、中には医療訴訟を抱えてい
米国では1970年代から、ジョイント・コミッ
る認定病院もあるという。現時点では、認定証=
ションといわれる第三者評価組織によって、病院
信頼性の証(お墨付き)には決してなり得ない。
(医療)の評価が実地されている。驚くことに、病
受審準備にそれ相当の投資をし、多くのスタッフ
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
9
が正規の職務以外に膨大な労力と時間をかけ、
ければならないのをわかっているはずなのに、そ
やっと獲得した認定証だが、これって一体何に利
れでも要求する。入院設備や救急外来のある病院
用するのだろう?認定病院の多くが、院内に掲示
では、時間外の呼び出しや日当直は常勤の勤務医
したり、認定証を獲得したことをインターネット
として当たり前の責務である。当たり前の責務の
のホームページに掲載したりしているが、今のと
免除を要求するゆえ筋が通らない。常勤医として
ころ、幸か不幸か、大部分の患者さんは、認定証
の給与体系が同じで、日当直料の違いだけだとし
の意味をまるで理解していない。それゆえ、認定
たら、とても納得できることではない。一部の女
証が院内に掲示してあっても、患者さんの病院に
性医師だけに、家庭の事情がまかり通るなどとは、
対する信頼が向上するわけでもない。昨今では、
ずいぶんとおかしな話だ。勤務医不足で、病院の
ガソリンスタンドやお茶屋さんなどでも掲示して
権限が弱くなったのか、医局(大学)の指導が女
あるI
SOの認定証と似たようなものである。私は
性を優遇するようになったのか、とにかく、当た
今だかつて、I
SOの認定証を根拠に、ガソリンや
り前の責務をこなさない女性医師が増加している
お茶を買ったことはない。一人医長ではその必要
ように思われてならない。私が医者になった頃は
性を感じない専門医の認定証もそうだが、認定証
女性医師が少なかったこともあるが、こんな現状
獲得による何だかのメリットがないと、今後ずっ
は全くの想定外である。時間外の呼び出し、日当
と更新していこうとする気にはとてもなれない。
直をしない女性医師が、今後さらに多くなったら、
勤務医の不足(医師の需給問題)に関わってく
病院の常勤医数が見かけ上満たされていても、救
る要因の一つに、女性医師の増加があげられる。
急体制や、日当直体制に関しては火の車となる。
平成17年度の医師国家試験合格者をみると、実に
女性医師が結婚・出産・育児を経て、仕事と子育
34%が女性である。今後もさらなる女性医師の増
ての両立に苦慮されているのは百も承知だが、女
加が予測されている。女性医師が働きやすい環境
性医師の医療現場での優遇制度が極端に認められ
の条件として、時間外の呼び出しの免除と日当直
ると、医師不足の病院では、必然的に男性医師へ
の免除が当たり前のようにあげられている。私が
の負担が増加してくる。
医師として駆け出しの頃は、このような条件は、
私はこれまで開業については全く考えもしな
男女の差ではなく、年令(例えば50歳以上など)
かった。しかし、今の自分は、
「これから先、勤務
で与えられた条件だったと理解している。女性医
医か、開業医か。それが問題だ。
」と、まさにハム
師の中には、結婚すると妊娠・出産にかかわらず、
レットの心境である。いずれにしても、今の状況
日当直や時間外の呼び出しの免除を希望する人達
が続けば、結局何だかんだで、バーンアウトして
がいる。そして、なぜか、病院によってはその希
開業せざるをえなくなる。
望が認められる。その分の日当直を誰かがやらな
10
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
北庄内の耳鼻咽喉科学校健診
酒田地区医師会理事 菊 池 章
今年も4月下旬になると学校健診がはじまりま
4月中旬から連日の如く健診に行き、なんとか6
す。酒田地区の耳鼻咽喉科、眼科の先生方は市内
月末の期限までに終了させることができました。
のみならず周辺の町まで出掛ける方も多く、皆さ
また、6月の第1土曜日から飛島航路が1日2便
ん複数校それも保育園から高校まで合わせると2
になります。毎年この日が飛島の学校健診の日で、
桁の学校を担当しております。ちなみに私は、昨
眼科、歯科の先生と一緒に朝の便で出発。子供が
年度保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校あわ
多かった頃は保育園、小学校、中学校を終わって
せて40校でした。
ちょうどお昼、民宿で食事をいただき午後の便で
私が市立酒田病院に赴任したのは昭和60年4
帰って来ておりました。
月で、当時当地区の耳鼻咽喉科と言えば、市内で
その後、平成4年11月に萩原徹先生、平成5年
開業しておられる本間利美先生と市立病院しかあ
7月に江部学先生、そして平成6年7月に私が開
りませんでした。
業して、市立病院の先生が学校健診を担当するこ
その頃は数少ない耳鼻咽喉科医で効果的に行う
ともなくなり、北庄内地区旧1市6町(酒田市、
ため、重点健診と言って小学校1、2、5年、中
立川町、余目町、遊佐町、八幡町、松山町、平田
学校1年、高校1年は全員をみますが、その他の
町)の耳鼻咽喉科学校健診は市内の開業医4名が
学年は前年度有所見者、聴力検査有所見者と希望
担当する時期がしばらく続きました。
者のみをみるという方式でした。他に、本間先生
平成12年11月になり、酒田市教育委員会管理課
は主に幼稚園、私は主に保育園をまわっておりま
長より、校長会からの要望という形で、当市にお
した。
いても重点健診ではなく、全学年健診完全実施を
当時は学校に着くと介助者が保健室のビニール
お願いしたい、との申し入れがありました。これ
張りの机の上にタオルを2〜3枚敷いて、持参し
に対し、4名で検討した結果、現場で介助者がい
た耳鏡、鼻鏡、舌圧子を並べ、ビーカーにお湯で
ちいち消毒しなくてもよいように充分な数の滅菌
薄めたオスバン液を用意し、持参した酒精綿を置
済みの耳鏡、鼻鏡の準備、十分な明るさの健診用
いて準備完了。一度使用した器具は汚れを落とし
光源の設置などの健診のための環境が整うまで全
オスバン液で洗って繰り返し使っていたので、健
員受診は不可能であるとの結論に達し、教育委員
診が終わる頃には机のまわりがビショビショにな
会に回答致しました。
ることもたびたびでした。
平成13年5月、当年度第1回目の余目町の学校
本間先生は市内中心部と周辺の町の学校を、私
健診時に、余目町教育委員会にも同様の申し入れ
は飛島を含む市内周辺部の学校をそれぞれ担当し、
をしました。
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
11
平成14年3月、酒田市教育委員会管理課長より、
当該校に届け、舌圧子については人数分の使い捨
健診用具購入の予算がついた、との電話連絡があ
てを準備し、全学年健診実施の準備が整った、と
りました。
のことでした。また、日程調整についても医師1
同年4月、耳鏡は朝顔式でよいか、との問い合
人あたりの健診対象人数がなるべく1日300人を
わせがあり、了承しました。
超えないようにとお願いしました。
同年4月、酒田市からの問い合わせの11日後に
同年2月、飛島中学校の校長から手紙が届きま
余目町教育委員会からも器具購入について問い合
した。「本校では3月末に1365人目の卒業生1人
わせがあり、酒田市と同様の返答をしました。
を送り出した後は在校生がおらず、入学生の見通
同年10月、保育園の健診についても、酒田市健
しがないために、当分の間は休校になる予定です。
康福祉部児童課に同様の申し入れをしました。
…」これで、飛島の保育園、小学校、中学校はす
酒田市内は平成14年度は健診日程も既に決定
べて休校となりました。
していたので、とりあえず小・中学校児童生徒数
平成15年度からは市内の保育園の健診環境も
300人未満の学校において、全学年の完全実施を
整いました。
行うことにしました。
その後、平成15年6月に喜連照夫先生、平成17
余目町では800人分の器具を準備し、平成14年
年9月に坂田謙先生が開業されました。現在、北
度から全学年の完全実施を行いました。
庄内の酒田市、遊佐町、庄内町ではようやく、保
平成15年1月、酒田市教育委員会管理課長より
健室の机や床をぬらすことなく全地区全学年を滅
電話連絡があり、平成15年度はさらに耳鏡、鼻鏡
菌済の清潔な器具とディスポの舌圧子を用いて健
整備を拡充し、市内の小・中学校および市立酒田
診できるようになりました。平成18年度からは当
中央高校の全学年児童生徒健診に必要な耳鏡、鼻
地区の耳鼻咽喉科学校健診は開業医6名で担当す
鏡を整えるとともに、消毒滅菌の上、健診前日に
ることになり、私の担当も11校減る予定です。
12
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
人
事
異
動
山形市 武 田 和 夫
4月になると学校に新入生が来る、会社にも新
科 の 病 棟 勤 務 に 移 る な ど は 平 気 で あ る。だ が
採の若い人が入る、一方で退職者もあり人事異動
ちょっと待てよ、松下電器なら、同じ弱電だから
が行われる。恒例の人事異動だが税務署などでは、
とテレビの技術者を、洗濯機部門に異動させるだ
部署により不正や癒着防止の意味で、2年ごとに
ろうか。理系の大卒なら別の部署に行っても2・
担当が変わったりする。警察では長年同じ土地に
3年すればあるレベルに行くだろう、しかしその
勤務する駐在さんもおり、一方では出世のステッ
間は効率は下がる。交代可能の代役の人は必要だ
プとして、中央から地方へ、
地方から中央へのキャ
が、時間の無駄はしたくない。一瞬の判断が生死
リアの人事もある。
を分ける海軍などでは、水兵の新兵教育で適性を
自治体も同様で、
職場には生え抜きのベテランが
見るとはいえ、たまたま大砲に配属させられれば
いる一方、昨年まで門外漢だった人が、退職前の箔
大砲一筋、通信に行けば通信で技術を磨きスペ
付けに突然「長」の肩書で来ることもある。トッ
シャリストの下士官を目指す。
プなのに何も分からず、これから勉強しますなど
公立病院も改革の名のもとに、今経済的独立を
挨拶したりする。部下はどうせまた1年か2年で
迫られている。同業者に差を付けなければ集客で
変わると思うから、若い人には手取り足取りノウハ
きない、金がなければ従業員の希望に答えられな
ウを伝授しても、上司を教育しようとは思わない。
い。さりとて働け働けとこき使えば、今の若者は
国会を見ても本省の部長や局長から参議院に当
もっと条件の良いところに気軽に異動し、経営は
選した人は、なぜか自分の古巣を担当する大臣や
悪循環になる。
委員長にはならないようだ。役人も手の内を知り
昔私が横浜中華街近くの病院にいた時、店の
過ぎている先輩では、御進講不要でも官僚主導が
オーナーの話では、優秀な料理人を医者の給料の
出来ず困るのだろう。
10倍位で引き抜く、するとお客が料理人に付いて
病院にも人事異動がある、医者には無関係のよ
移動する。病院の医者が近くで開業すると、患者
うだが県立病院などは、医長が関連病院の院長で
が医師に付いて動くのと同じだ。
外に出ることもある。しかし人手不足だからと
看護師を医師の下働きではなく、優れた医療を
いって外科医が小児科に回ることはない。健康保
するためのチームメートと位置づければ、医師同
険では診察料は医者なら誰でも同じだが、専門外
様、手術室のプロ、救急室のプロ、小児科外来の
にでしゃばることはしない、万一ミスがあったら
プロとして、一芸に秀でた人材のチームであるべ
訴えられる。学校教師でも僻地分校は別として、
きだ。これから病院が生き残るためには、全員平
国語教師が理科を教えることはまずない。
等の日教組的思考の人事異動と縁を切り、スペ
調理師免許は同じでもホテルでは、和食の料理
シャリスト、プロといわれる看護師の育成が必要
人がフランス料理を作ることはあり得ない。しか
だろう。
し看護師の人事異動は、皮膚科の外来勤務から内
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
(
解
説
は 山
形
百
山 坂
本
俊
亮
著 無
明
舎
発
行 を
参
考
に
し
た
)
豊
本
山
、
種
蒔
山
、
三
国
岳
へ
の
福
島
と
の
県
境
尾
根
を
延
ば
し
て
い
る
。
地
御
神 御
山 西
、 岳 西
は
差 高 岳
岳 原
を 状 (
連 の お
ね 山 に
、 で し
南 飯 だ
西 豊 け
に 連 )
(
最 峰 二
高 の 、
峰 ほ 〇
の ぼ 一
大 中 三
日 心 メ
岳 に ー
へ 位 ト
の 置 ル
尾 し )
根 て
を い
分 る
岐 。
し 北
、 西
東
か に
ら は
南 北
東 股
の 岳
方 、
角 門
に 内
飯 岳
、
レ
(二
齋
韻
平
起
)一
塵 山 處 三
寰 頂 處 方
山 御
不 高 雪 峰
至 原 堆 續 西
形 憩 樂 駘 白 岳
蒼 天 蕩 雲
穹 地 風 中
塵じ
ん
寰か
ん
至い
た
ら
ず そ
蒼う
き
穹ゅ
う
に
憩い
こ
う
さ
山ん
ち
頂ょ
う
の
高こ
う
げ
原 ん
楽ら
く
天て
ん
の
地ち
所し
ょ
々 し
ょ
三さ
ん
ぽ
方 う
雪ゆ
き
はう
堆ず
た
しか
駘た
い
蕩と
う
の
風か
ぜ
峰み
ね
は
続つ
づ
く
白は
く
雲う
ん
の
中な
か
13
百 山
山
形
市
武
田
昌
孝
14
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
「JFK」
上山市 渡 辺 好 博
1993年オリバー・ストーン監督で作られた米映
アメリカのブッシュ大統領は、イラクのテロを
画の題名である。私はごく最近、この映画をケー
許せないとイラクに戦争をしている。あるアメリ
ブルTVで見た。1963年、
ダラスでのパレード中に、
カの大学教授は、アメリカの政策がイラクのテロ
ケネディー大統領は射撃され、オスワルドが単独
の原因であるといっている。
犯として逮捕され、その彼はジャック・ルビーと
自国のテロと、イラクのテロ。歴史は将来どう
いう暗黒街の男によって射殺されるという衝撃的
裁くのだろうか。
な事件が起こった。
アメリカで最も愛された大統領の一人であるケ
上記映画監督オリバー・ストーンの意見が、昨
ネディー大統領が殺害されてもっとも喜んだのは
年の文芸春秋に出ていた。それを抜き書きすると
誰か、それはジョンソン副大統領とニクソン次期
「十五年間温めていたアレキサンダー王の映画化
大統領候補だったと映画は言っているが。CIA
がやっと実現し、改めて三十二歳という若さで死
を巻き込む陰謀を解明しようと辛抱強く戦ったジ
んでしまった彼の運命に参ってしまう。映画が完
ム・ギャリソン(ケビン・コスナー演)が何故そ
成した今、私自身いつ死んでも好いと思うように
の奥に潜む陰謀を疑って戦ったかを我々に分から
なった。実はこの十年来仏教を信ずるようになっ
せてくれる。
た。死を考えることが仏教の基本だろう。私の映
日本では、この作品は制作の翌年に封切られ、
画が暴力的だと評判になっているが、私自身の心
その年度のキネマ旬報のベストテンに入り、読者
境は無の境地に近い。例えば共和党が勝ったと民
選出ベストワンにもなったし、オリバー・ストー
主党支持のハリウッドはうんざりしているが、私
ンは外国映画監督賞に輝いた。
はブッシュが良い方向に行く可能性を望んでいる。
この映画は、ベトナム戦争が泥沼になる前に停
反対ばかりして、改善を期待しないのはあまりに
戦しようとしていたケネディーを、どういう陰謀
もネガティブすぎる。もっとポジティブに平和な
が大統領を殺したかという命題に迫る。平和を愛
心で物事を考えるようにしないと、世界はますま
する民衆の期待を一瞬のうちに砕いた恐るべき陰
す乱れるばかりだ。仏教は私に人間の良さを信じ
の勢力はいったい何であるかを考えさせる。
る心を与えてくれた。
」
一国の大統領のいわばテロによる殺人を、アメ
リカは許すのかと、この映画は問うているように
引用文献:
思えた。アメリカ合衆国の暗黒面を知らされたよ
オリバー・ストーン 仏教を信仰して(理想の死
うに思った。
に方)文芸春秋 2005 1p276
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
15
「私の診察室から」柑
鶴岡市 黒羽根 洋 司
―私たちは、聞こえないけどこだましている病
繁盛の祈願をしてくれる特別な日なのである。各
室の言葉というのを聞き出さなければならない職
自が腰や頭、はては膝まで具合の悪いところを噛
業についているんでしょうね。-
さんも待合室まで出
んでもらっている。このS.
Y.
(徳永進「話しことばの看護論」から)
ていって、噛まれる神事を行って帰ってくる。そ
今日も私の診察室では患者さんの愉快な言葉が
して、ぽつりとつぶやいて一言「今日はなにかと
こだましている。
噛まれる日だ」
。
私はデブ夫人
コシモドクター、ヒザモドクター
さんはいつも面白いことを言っては、私た
K.
S.
膝と腰に注射を受けて、一通りの治療を終った
ちを笑わせてくれる人気者である。今日は三ヶ月
さん、次の人が既に診察に入っているのに、
Y.
I
.
ぶりの来院である。来る時は旦那さんのTさんと
刑事コロンボのように戻って来て勝手にカーテン
いつも一緒なのだが、ここしばらくはTさんばか
開いて私にたずねる。
り。そして彼はその都度新しい女性患者を連れて
「先生、これから電気かけに行っていいかのぅ」。
くるのだ。交通手段をもたない近隣、親戚の女性
きっと、いま巷で評判の「コスモドクター」と呼
を親切に私のところへ運んでくれているらしい。
ばれるインチキ医療商法のことに相違ない。タダ
さん「うちの旦那は第2、第3夫人がいて、な
K.
さ
を売り物にして顧客を集めていると聞くが、I
.
かなか車で一緒に来れないの」
。
んも帰りに寄って電気を掛けてもらう魂胆らしい。
私「それじゃ、Tさんはスカルノ大統領、となれ
さんや、今日はコシモドクター
私の返答は、「I
。
ばKさんはデヴィ夫人じゃないの」
だし、ヒザモドクターだから、あとは行くことな
Kさん「いや、私だばデヴィでなくデブ夫人だ」、
いんじゃない」である。
と言って笑わせてくれたかと思うと、目の前には
さん、
この意味がわかったかどうだか、
果たしてI
Kさんの大きなおなかがあった。
無言で頷くコロンボ刑事は、深々とお辞儀をして
今日は噛まれる日だ
カーテンを閉める。
さん、
隣の犬に足を噛まれたといって来院のS.
Y.
ニセ水戸黄門ならテレビだけで許せるが、ニセ
傷の手当てを受けてこれから点滴という時に、ど
ドクターとなるとその罪は重い。早く目覚めて下
こからともなく笛の音が聞こえてくる。
さん。
さい、I
この日は、医院の氏神さまの春日神社から毎年
かぐわしき診療
恒例の獅子舞いが来て、待合室で家内安全、商売
白い髭をたくわえ、羽黒山の修験僧のような風格
16
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
のHさん、げんにこの人はテレビに出演したり、
るからなのだろう。さらには、br
eakwi
ndという
勧進などで街を練り歩く有名な山伏なのである。
いかにもそれらしい表現もある。日頃は法螺貝で
ところが、
急峻な山道を若い時から上り続けてき
荘厳な音を出しているHさんだが、今日は診察室
たツケなのか、
近頃は膝にガタがきている。いつも
の風をそっと破ってみたようだ。
のとおりに関節に注射をしてズボンをはいて服を
着て、あとは次の人にベッドを譲るだけとなる。
ところが、今日のこの行程の最中、Hさんは看
護師のNににやりと笑うのだ。Nもとりあえず笑
い返すのだが、その後にほのかに匂ってくるのが
誰にもわかるあの“特有の香り”だ。そうか、こ
れは照れ隠しの笑いだったのだ。
英語圏ではこのような時にSome
bodycutt
he
と言うらしい。チーズとあの匂いが似てい
chees
e.
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
17
「社会保険医科医療担当者に
対する指導」についての雑感
山形県医師会常任理事 板 坂 勝 良
県医師会理事として2年が過ぎました。この間、あまり役に立たなかったことを侘び申し上
げます。保険部を担当することで社会保険の指導に立ち会ってきました。今まで他人事のよう
に感じていましたが、この仕事をして、あまりにも無知であったことと,色々な問題が含んで
いることを実感させられました。多分会員の先生方も五拾歩百歩のことと察しております。こ
の機会に指導の実際と問題点を書いてみたいと思いますので幾らかでも参考になれば幸いです。
指導は「集団指導」、
「集団的個別指導」と「個別指導」の3段階に分かれています。
「集団指
導」は各地区、医療機関等から要請のあった場合講義、講習会等で行われ、今のところ診療報
酬改定時に行われている社会保険診療報酬点数改正説明講習会がこれにあたります。あまり開
催されていませんがさして問題にする必要がないと考えています。次に「集団的個別指導」は
教育的観点(保険診療の質的向上及び適正化を図ること)から指導するものとされています。
その対象医療機関の選定に色々問題があるようです。厚生労働省の指導大綱は「8%の医療機
関を高点数から病院は県平均の1,
1倍、診療所は1,
2倍を下限として類型区分(診療科)ご
と選定する」となっています。この高点数という選定の方法ですが、院外処方、院内処方を始
めとして医療機関の実情を考慮することなく機械的に行われてきました。医師会としてはこの
考え方は「高点数=悪」ということにつながり納得できかねることでありました。先輩の先生
方が社会保険事務局と年余にわたって協議した結果、一昨年から、陰院内、院外投与を区別し
た上高点数から4%、隠高査定率から4%選定することにしました。これは、社会保険事務局は
厚生労働省の大綱を無視できないとの意見と医師会の高点数から選定に反対する立場との妥協
的な結論であったと思われます。しかし、実際に行ってみますと病院は査定率からの選定も可
能であるが、診療所は査定件数が少なく、たまたま病名の付け忘れ等で数件査定されただけで
「高査定率」になってしまうという問題点が浮かび上がりました。そこで、先日、県医師会と社
会保険事務局との協議の結果次のように意見集約しました。現在の「集団的個別指導」は講義
形式の集団指導のみであることからできるだけ多くの医療機関に参加して勉強してもらうこと
を基本的に考える。しかし、厚生労働省の大綱も無視できないので高点数から4%、長く指導
を受けていない医療機関から4%とする。また、対象外の先生方の参加を医師会としてよびか
18
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
け自主的に出席してもらう。問題のあると思われる医療機関については次の述べる「個別指導」
を行ってもらうということにしました。
「個別指導」は保険療養担当規則等を理解していただき、保険診療の質的向上及び診療報酬の
請求に関して適正化を図ることを目的にしています。対象医療機関は4%程度実施することと
し、選定基準は下記の順序で行われます。
陰 支払基金、保険者、被保険者からの診療内容または診療報酬の請求に関する情報の提供が
あり、指導を必要と認められた保険医療機関
隠 指導の結果、「再指導」または「経過観察」であって、改善が認められない医療機関
韻 監査の結果、戒告または注意を受けた医療機関
吋 医療監視の結果、問題のあった医療機関
右 検察又は警察からの情報により指導の必要性が生じた医療機関
宇 他の医療機関の個別指導又は監査に関連して、指導の必要性が生じた医療機関
烏 会計検査院の実施検査の結果、指導の必要性が生じた医療機関
羽 1件あたりの点数の高い保険医療機関
迂 新規指定保険医療機関(
4%別枠で開業半年ないし1年くらいにすべての医療機関)
山形県の17年度の予定は ア)情報によるもの、病院4、イ)
再指導によるもの、診療所6、
ウ)高点数によるもの診療所9でした。山形県は他県に比較してア)によるものが少なく、必
然的にウ)によるものが多いとの事です。情報が少ないことは不適切な診療が少ないことであ
れば好ましいことです。しかし、高点数からの選定よりも国保、社保両審査会から必要な情報
を出していただき、適切な指導が行われることが望まれると考えています。
残念なことに、今年度、監査が行われた医療機関は病院4機関、診療所1機関でした。また、
本日の新聞報道によれば一医療機関が不正請求により保険指定医療機関が取り消されたとのこ
とです。自主的に研修を受け監査まで進まないよう願う次第です。
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
19
県医師会だより
新
役
員
紹
介
会長 有 海 躬 行
山形市 外科・胃腸科・肛門科
副会長 須 藤 俊 亮
副会長 松 下 鈆三郎
新庄市 小児科
長井市 泌尿器科
内 科
常任理事
佐 藤 泰 司
山形市 眼 科
常任理事
三 原 一 郎
鶴岡市 皮膚科 形成外科
副会長 栗 谷 義 樹
常任理事
武 田 憲 夫
山形市 脳神経外科
酒田市
外科
常任理事
板 坂 勝 良
山形市 内 科
20
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
常任理事
常任理事
理 事
理 事
鈴 木 明 朗
中 條 明 夫
大 沼 央
河北町 内 科
米沢市 外 科
東根市 内 科
理 事
理 事
山 科 昭 雄
新庄市 内 科
深 尾 彰
監 事
天童市 内科・婦人科
外科
理 事
山形市 公衆衛生学
藤 山 忠 信
理 事
齋 藤 忠 明
南陽市 内科・小児科
産婦人科・麻酔科
監 事
原 田 順 二
上山市 整形外科
内科
監 事
小 林 正 義
中 里 純
大 泉 晴 史
米沢市 内科 胃腸科
鶴岡市 内 科 山形市 胃腸科
内科
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
山形県医師会理事会務分掌(平成18年度)
担 当
部 名
副会長
須 藤
部 員
◎部 長
○副部長
◎須 藤
○三 原
佐 藤
板 坂
鈴 木
総 務 部
中 條
藤 山
山 科
深 尾
齋 藤
原 田
学 術 部
◎武 田
○深 尾
栗 谷
三 原
◎須 藤
○大 沼
産 業
松 下
保 健 部
齋 藤
原 田
経 理 部
◎松 下
○山 科
佐 藤
中 條
◎板 坂
○松 下
○栗 谷
須 藤
三 原
武 田
保 険 部 鈴 木
中 條
大 沼
松 下
藤 山
山 科
深 尾
齋 藤
◎松 下
○中 條
須 藤
三 原
福 祉 部
大 沼
藤 山
齋 藤
原 田
第1部
◎佐 藤
○鈴 木
須 藤
栗 谷
中 條
藤 山
山 科
齋 藤
第2部
◎鈴 木
保 健 ○板 坂
医 療 部 大 沼
山 科
深 尾
栗 谷
第3部
◎中 條
○栗 谷
須 藤
武 田
板 坂
鈴 木
大 沼
原 田
◎三 原
○佐 藤
情 報 栗 谷
広 報 部 中 條
藤 山
齋 藤
◎栗 谷
○武 田
勤務医部
板 坂
深 尾
所管事項
会 長 有 海 副 会 長 須 藤、松 下、栗
常任理事 佐藤、三原、武田、板坂、鈴木、中條
担当理事
須藤、佐藤、三原、
有床診療所委員会
齋藤
務
渉 須藤、佐藤、藤山、
外
山科
理事会、
定款、
諸規程、
代議員会、
総会
人事、
会員管理、有床診療所、
文書決裁、県医師会史編纂
日本医師会、
東北医師会連合会、
郡市地区医師会
関係官庁、
諸団体との連携、
医師連盟
須藤、佐藤、三原、
医 療 政 策
医療政策委員会
板坂、鈴木、原田
保健医療計画、
地域医療計画(老人福祉計画)
生命倫理
環 境 保 全 松下、鈴木、原田
公害防止、
環境問題、
医療廃棄物
医事紛争処理委員会
医療安全対策委員会
医事紛争処理、
医事紛争に関する講演会、
顧問弁護士
医賠責保険、医療安全対策
須藤、松下、佐藤、
三原、板坂、鈴木、自浄作用活性化委員会
自 浄 作 用
中條、藤山、山科、診療情報提供推進委員会
深尾、齋藤、原田
医の倫理の向上、自浄作用の啓発
診療情報提供の推進
会
会館の補修・営繕、
備品購入
改築
館 須藤、齋藤、原田
生 涯 教 育
谷
事 業 項 目
庶 危 機 管 理 須藤、板坂、深尾
21
会館検討委員会
栗谷、三原、武田、
学術委員会
深尾
医学雑誌・
武田、深尾
図 書
生涯教育講座の開催(学術講演会、
日医生涯教育講座等)
東北医連総会学術大会
日本医師会生涯教育制度による申告、
各学会との連絡
学術雑誌の発行、
医学図書紹介斡旋
産 業 保 健
須藤、松下、大沼、産業医委員会
齋藤、原田
認定産業医審査会
産業医の研修、
産業医手当、
認定産業医、
産業医名簿
産業保健推進センター及び地域産業保健センターとの連携
経 松下、佐藤、中條、
山科
会計決裁、
会費賦課、
役員報酬、
会計監査、
顧問会計士
理
須藤、松下、栗谷、
保険指導の立合、
社保指導者講習会・伝達講習会
三原、武田、板坂、
審査委員の選任に係る検討
医 療 保 険 鈴木、中條、大沼、
保険医集団指導、
行政との打合会、
保険部だよりの発行
委員会
支払基金・国保連との連携、
点数表等の改正説明会
藤山、山科、深尾、
齋藤
労 災 ・ 須藤、松下、栗谷、
自 賠 責 保 険 大沼、山科
労災保険、自賠責保険、公務災害
医 業 経 営 三原、大沼、齋藤
協力貯蓄の充実、
医業経営に関する講習会、
医業資金の融資
一人医師医療法人、
医業税制
医 療 従 事 者 松下、原田
看護師養成所、
コ・メディカル、
医療従事者確保
会 員 福 祉 中條、藤山
生命保険、
医師年金、
日医国民年金基金
会 員 親 睦 松下、大沼、藤山
ゴルフ大会、
囲碁将棋大会、
美術展
福 祉 事 業
須藤、松下、藤山、
齋藤
医師国保組合、
医師信用組合、
医師会協同組合
医療機関厚生年金基金
介 護 保 険
栗谷、佐藤、鈴木、
介護保険委員会
齋藤、原田
介護保険、
在宅医療
母 子 保 健 須藤、藤山、山科
学 校 保 健
介護保険委員会
須藤、佐藤、中條、学校医委員会
齋藤
思春期保健対策委員会
検診委員会
成 人 ・ 板坂、鈴木、大沼、
(消化器、循環器
高 齢 者 保 健 山科、深尾
呼吸器、乳がん
子宮がん)
乳児医療、
母子保健、
予防接種、
感染症等対策、
母体保護法指
定医
新生児の聴力検診の検討
学校医研修、
学校医大会、
学校医の執務・手当、学校医の表彰
思春期保健の対策
成人病対策、
成人病管理指導協議会、
がん登録
急性心筋梗塞登録、
関係機関との連絡
各中央委員会の開催、
成人病検診従事者講習会
判定基準の検討、
検診機関との連絡調整、
検診体制の整備
医師会共同利用施設連絡協議会
臨検センター、
精度管理、糖尿病対策
地 域 医 療
栗谷、武田、鈴木、地域保健医療委員会
中條
禁煙推進委員会
救 急 医 療
須藤、栗谷、武田、
救急医療、
広域救急医療、
医療救護体制、
航空機事故対策
救急・大規模災害等対策委員会
研修会
板坂、中條
駐車可標章、
休日・夜間診療体制、国民保護法、ACLS
スポーツ保 健
須藤、中條、大沼、健康スポーツ医学委員会
健康スポーツ医学講習会、
認定健康スポーツ医
原田
認定健康スポーツ医審査会
情 栗谷、佐藤、三原、
情報広報委員会
中條、原田
広
報
報 佐藤、三原、齋藤
地域医療モデル事業、公衆衛生、健康教育、禁煙活動
医療情報システムの拡充
新聞・テレビ等による広報、
報道機関との折衝
統 計 三原、藤山
会 報
栗谷、佐藤、三原、
中條
会報の発行、
会報編集会議、
会員名簿の発行
医
栗谷、武田、板坂、
勤務医委員会
深尾
医師会への加入促進、病診・病病・診診連携
病院協議会との懇談会、医師会活動を考えるシンポジウム
勤
務
会員への意識調査、
諸調査
22
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
平成18年度年間主要行事
4月
10月
1・
2
斬第114回日本医師会定例代議員会(日医)4/
斬第114回日本医師会臨時代議員会(日医)
2
斬第64回日本医師会定例総会(日医)4/
斬山形県医家美術展(山形市)
斬新旧役員歓送迎会 4/
12
斬会計監査(県医)4/
27
5月
斬医師連盟執行委員会 5/
17
斬本会第113回定例代議員会、同第92回定例総会
(県医)5/
20
斬山形県医師会協同組合総代会(県医)5/
20
斬社保・
生保指導に関する山形社会保険事務局、
県健康福祉企画課、県長寿社会課との打合会
(県医)5/
22
斬郡市地区医師会保険担当理事連絡協議会
(県医)5/
22
6月
11月
斬第59回日本医師会設立記念医学大会
1
(日医)11/
斬全国医師会勤務医部会連絡協議会
4
(埼玉県)11/
斬第37回全国学校保健・学校医大会
(島根県)11/
11
12月
本会第26回学校医大会(山形市)
2
斬東北各県医師会事務局長会議(青森県)6/
斬マンモグラフィ読影講習会(酒田市)6/
17・18
斬山形県医師信用組合総代会(メ
ト
ロ
)6/
25
1月
斬郡市地区医師会事務連絡協議会
8・
9
(山形市)6/
7月
斬第33回本会親睦ゴルフコンペ
9
(フ
゙
ラ
ッ
サ
ム
カ
゙
ー
テ
゙
ン
ク
ラ
フ
゙
)7/
2月
斬第18回東北学校保健・学校医大会
(青森県)7/
22・23
8月
3月
斬第19回全国有床診療所連絡協議会
斬産業医集団研修会(県医)
5・
6
(千葉県)8/
斬産業保健フォーラム(山形市)
斬知事との懇談会(山形市)
斬本会第114回定例代議員会、同第93回定例総会
斬病院協議会との懇談会(山形市)
(県医)
9月
斬第22回全国医師会共同利用施設総会
9・
(長崎県)9/
10 斬第60回東北医師会連合会総会・学術大会
(仙台市)9/
16・17
斬産業保健セミナー(山形市)
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
第
23
12 回 常 任 理 事 会
日 時、平成18年3月8日(水) 午後3時30分~
会 場、県医師会館
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 竹内 輝博、須藤 俊亮
常任理事 佐藤 泰司、三原 一郎、武田 憲夫
板坂 勝良、中條 明夫
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
4.社会保険医療担当者の監査・指導について
2月28日(火) 病院
立会 藤山理事
次回全理事会で報告願うことになった。
3月2日(木) 山形テルサ
立会 板坂常任理事
板坂常任理事より報告。
1.郡市地区医師会長会議について
2月25日(土) ホテルメトロポリタン山形
有海会長ほか役員出席
5.本会乳がん検診講習会について
3月1日(水) 鶴岡地区医師会館
竹内副会長、三原常任理事出席
有海会長より報告。
(詳細については、本誌前月
号に掲載済み)
三原常任理事より、塚本長先生、木村青史先生
の講演があり、盛会であった旨報告。
2.山形県医師会役員等合同懇親会について
2月25日(土) ホテルメトロポリタン山形
有海会長ほか役員出席
6.第12回都道府県医師会介護保険担当理事連絡
協議会について
3月1日(水) 日本医師会館
佐藤常任理事出席
有海会長より、大勢の来賓をお迎えして盛会に
開催したが、阿部参議員は次期は出ないとの挨拶
があった旨報告。
3.本会第112回定例代議員会・同第91回定例総
会について
2月26日(日) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
有海会長より報告。
(詳細については、本誌前月
号に掲載済み)
佐藤常任理事より報告。
なお、非常に大事なことなので、3月24日に介
護保険委員会を開催して内容を伝達、また、県担
当課より説明してもらうことにした旨説明があり、
了承された。
7.平成17年度臨床検査精度管理調査報告会につ
いて
3月3日(金) 日本医師会館
鈴木常任理事出席
伊藤事務局長より、鈴木常任理事から文書で報
24
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
告が届いている旨説明。
8.肺がん患者の症例検討会、呼吸器検診研修会
について
3月4日(土) 山形国際ホテル
有海会長、鈴木常任理事出席
有海会長より、最初、平成14年度に発見された
肺がん患者の症例検討を行い、続いて呼吸器検診
研修会では、獨協医科大学病院PETセンター長
村上康二先生から、
「FDG-PETの基礎とがん
検診における現況」についての特別講演があった
旨報告。
9.産業医集団研修会について
3月6日(月) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
須藤副会長より、平成18年度の産業医研修事業
計画について協議した旨報告。
10.都道府県医師会社会保険担当理事連絡協議会
13.会議・行事等について
敢 山形県国保保健事業推進委員会
2月28日(火) 自治会館
中條常任理事出席報告。
柑 第2回自殺予防対策推進会議
3月1日(水) 県小白川庁舎
竹内副会長出席報告。
桓 医師国保組合臨時組合会
3月2日(木) 県医師会館
有海会長、松下・藤山理事出席報告。
棺 山形県救急業務高度化推進協議会第3回A
ED普及啓発専門部会
3月2日(木) 自治会館
中條常任理事出席報告。
款 第2回学校・地域保健連携推進事業検討委
員会
3月3日(金) 県庁
佐藤常任理事出席報告。
について
3月6日(月) 日本医師会館
竹内副会長、板坂常任理事出席
板坂常任理事より、改正診療報酬点数表の説明
が行われた旨報告。
11.医事紛争処理委員会・医療安全対策委員会・
自浄作用活性化委員会合同委員会について
3月7日(火) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
有海会長より報告。
(詳細については、
本誌別掲)
12.児童・生徒の心電図判定基準検討委員会につ
いて
3月7日(火) 県医師会館ほか(テレビ会議)
鈴木常任理事出席
有海会長より、児童・生徒の心電図判定基準の
見直しについて検討している旨報告。
歓 第3回山形県医療審議会医療法人部会
3月3日(金) 県庁
竹内副会長出席報告。
汗 第18回東北学校保健・学校医大会における
担当理事打ち合わせ会
3月4日(土) 青森グランドホテル
佐藤常任理事出席報告。
漢 鶴岡准看護学院卒業証書授与式
3月7日(火) 同学院
三原常任理事出席報告。
澗 酒田看護専門学校卒業証書授与式
3月8日(水) 酒田市総合文化センター
竹内副会長出席報告。
潅 山形県介護学習センター介護機器普及事業
運営協議会
3月8日(水) 介護学習センター
佐藤常任理事出席報告。
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
環 第32回山形県公衆衛生学会運営委員会
3月8日(水) 県立保健医療大学
25
内がある旨説明があり、有海会長、竹内・須藤副
会長、松下理事出席と決定。
伊藤事務局長出席報告。
甘 医師信用組合常務理事会
3月8日(水) 県医師会館
有海会長、竹内副会長出席報告。
〔Ⅱ〕通知事項
1.老人保健法に基づく基本健康診査の取扱いの
3.東北ブロック選出日医代議員打合せ会開催に
ついて
3月31日(金) ホテルグランドパレス
竹内副会長より、東北医師会連合会長から、東
北ブロック選出日医代議員打合せ会への出席案内
がある旨説明があり、有海会長、須藤副会長、佐
藤常任理事、松下理事、栗谷副議長出席と決定。
変更について
佐藤常任理事より、日本医師会常任理事から、
老人保健法に基づく基本健康診査に、介護予防事
業の実施に必要な者を選定する「生活機能評価に
関する項目」が追加され、その取扱いの変更につ
いて通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会
長あて通知することと決定。
2.医療機関が医療・介護サービス等を行う場合
の法人税(所得税)
・事業税・消費税の課税関係
について
須藤副会長より、日本医師会常任理事から、医
療機関が医療・介護サービス等を行う場合の法人
税(所得税)
・事業税・消費税の課税関係について
通知がある旨説明。
(詳細については、本誌前月号
に掲載済み)
4.第4回「医療安全支援センター医療機関向け
報告会」の開催に係る参加医療機関登録につい
て
3月21日(火) ホテルイースト21東京
竹内副会長より、県健康福祉企画課長から、第
4回「医療安全支援センター医療機関向け報告会」
の開催に係る参加医療機関登録案内がある旨説明
があり、欠席と決定。
5.平成17年度日本国際連合協会山形県本部臨時
総会の開催について
竹内副会長より、日本国際連合協会山形県本部
会長から、平成17年度臨時総会を書面により開催
するため、山形県本部の解散に対する意見聴取依
頼がある旨説明があり、解散を承諾することと決
定。
〔Ⅲ〕協議事項
1.日本医師会役員及び裁定委員の選挙について
6.平成17年度生涯教育制度を終了するに当たっ
ての生涯教育申告書および報告書提出のお願い
竹内副会長より、日本医師会長から、日本医師
会役員及び裁定委員の選挙について通知があるが、
東北医師会連合会で対応する旨説明。
2.東北医師会連合会理事・代表者合同会議の開
催について
3月19日(日) ホテルメトロポリタン仙台
武田常任理事より、日本医師会長から、平成17
年度生涯教育制度を終了するに当たっての生涯教
竹内副会長より、東北医師会連合会長から、東
北医師会連合会理事・代表者合同会議への出席案
板坂常任理事より、県社会保険診療報酬支払基
金幹事長から、日下部明先生の審査委員辞任に伴
育申告書および報告書の提出依頼がある旨説明が
あり、事務的に対応することと決定。
7.審査委員の推せんについて
26
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
い、後任審査委員の推薦依頼がある旨説明があり、
朝比奈一三先生(県立中央病院)を推薦すること
と決定。
8.各種検診委員会委員の委嘱について
敢 山形市医師会
委嘱 平間 紀行 呼吸器検診委員
2.医師連盟関係について
敢 各都道府県小選挙区担当責任者等と地元選
出自民党国会議員との懇談会運営の一部変更
について
竹内副会長より、日本医師連盟委員長から、
各都道府県小選挙区担当責任者等と地元選出自
民党国会議員との懇談会運営の一部変更につい
て通知がある旨説明。
有海会長より、山形市医師会長から、呼吸器
検診委員会委員の委嘱依頼がある旨説明があり、
〔Ⅱ〕協議事項
了承。
9.第52回山形県縦断駅伝競走大会に対する協力
依頼について
4月27日(木) ~29日(土)
1.第114回日本医師会定例代議員会における代
中條常任理事より、第52回山形県縦断駅伝競走
大会実行委員長から、大会に対する協力依頼があ
る旨説明があり、協力了承。
竹内副会長より、東北医師会連合会長から、第
114回日本医師会定例代議員会における代表並び
に個人質問について通知がある旨説明。
10.「過重労働・メンタルヘルス対策及び健康情
2.第2回山形県保険者協議会の開催について
3月24日(金) 自治会館
報保護に関する研修会」及び「精神科医等のた
めの産業保健研修会」の開催に係る協力の依頼
について
7月22日(土)
須藤副会長より、産業医学振興財団事務局長か
ら、
「過重労働・メンタルヘルス対策及び健康情報
保護に関する研修会」及び「精神科医等のための
産業保健研修会」の開催に係る協力依頼がある旨
説明があり、開催了承。
表並びに個人質問について
4月1日(土) ~2日(日) 日本医師会館
板坂常任理事より、県保険者協議会会長から、
第2回山形県保険者協議会への出席案内がある旨
説明があり、欠席と決定。
3.入学式のご案内について
4月6日(木) 鶴岡准看護学院
追 加 要 項
須藤副会長より、鶴岡准看護学院長から、入学
式への出席案内がある旨説明があり、三原常任理
事出席と決定。
1.平成18年度における診療(調剤)報酬請求書
等の提出について
4.医師連盟関係について
敢 自民党県連選対支部長・幹事長合同会議開
催の件
3月21日(火) 自民党県連会館
板坂常任理事より、県国民健康保険団体連合会
理事長から、平成18年度における診療(調剤)報
酬請求書等の提出日について通知がある旨説明。
竹内副会長より、自由民主党山形県支部連合会
長から、自民党県連選対支部長・幹事長合同会議
への出席案内がある旨説明があり、欠席と決定。
〔Ⅰ〕通知事項
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
第 12 回
全
理
事
27
会
日 時、平成18年3月22日(水) 午後3時30分~
会 場、県医師会館
員会の審議経過などの報告、医師会共同利用施設
出席者
を巡る諸問題について協議した旨報告。
会 長 有海 躬行
副 会 長 竹内 輝博、須藤 俊亮
常任理事 佐藤 泰司、武田 憲夫、板坂 勝良
鈴木 明朗、中條 明夫
理 事 松下鈆三郎、大沼 央、佐藤 紀嗣
4.社会保険医療担当者の監査・個別指導につい
て
2月28日(火) 病院
立会 藤山理事
藤山 忠信、山科 昭雄、深尾 彰
監 事 小田 純士、小林 正義、中里 純
3月9日(木) 山形テルサ
立会 板坂常任理事
議 長 舟山 尚
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
立会い役員より報告。
5.日医生涯教育協力講座セミナー「慢性呼吸器
疾患講座」について
1.第12回常任理事会について
3月9日(木) ホテルメトロポリタン山形
3月8日(水) 県医師会館
有海会長、武田常任理事出席
竹内副会長より、第12回常任理事会の報告は既
武田常任理事より、山大第一内科の佐田先生、
にお送りしているとおりである旨説明があり、そ
済生館の有川先生から講演があり、43名の参加者
れぞれ了承された。
があった旨報告。
2.診療に関する相談申込状況(2月分)につい
6.第27回山形県医師会学校医大会について
3月11日(土) オーヌマホテル
て
有海会長ほか役員出席
板坂常任理事より、2月分の診療に関する相談
は、県医師会での受付5件、郡市地区医師会での
佐藤常任理事より、学校保健功労者の表彰、
「山
受付2件、合わせて7件の診療・病気に対する苦
形県における思春期保健対策事業」をテーマにシ
情・相談であった旨報告。
ンポジウム、東京都医師会の近藤先生から特別講
演があり、盛会に終了した旨報告。
3.平成17年度都道府県医師会共同利用施設担当
理事連絡協議会について
3月8日(水) 日本医師会館
鈴木常任理事出席
7.マンモグラフィ読影講習会実行打ち合わせ会
について
3月13日(月) 県医師会館
有海会長、鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より、医師会共同利用施設検討委
28
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
鈴木常任理事より、医師を対象としたマンモグ
ラフィ読影講習会を6月17日(土・
) 18日(日) に酒田市
11.本会緩和ケア研修会について
3月18日(土) 県立中央病院
で開催することに決定した旨報告。
8.山形社会保険事務局との意見交換会について
有海会長、武田常任理事出席
武田常任理事より、病院で死ぬということの著
3月14日(火) 県医師会館
者山崎章夫先生から講演があり、医師30名、看護
有海会長ほか役員出席
師179名、合わせて209名の参加者があり、盛会で
あった旨報告。
板坂常任理事より、集団的個別指導の対象医療
機関の選定について意見交換し、高点数からと、
長期に指導を受けていなかった医療機関から選定
することになった旨報告。
12.東北医師会連合会理事・代表者合同会議につ
いて
3月19日(日) ホテルメトロポリタン仙台
有海会長ほか役員出席
9.本会循環器検診研修会について
3月14日(火) ホテルメトロポリタン山形
有海会長、鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より、山大小児科の鈴木助教授か
ら、児童・生徒の心電図判定基準の改訂について、
東北中央病院の金谷先生から、心電図判定基準の
問題点、不整脈を含む成人心電図の見方について
講演があり、36名の参加者があった旨報告。
竹内副会長より、平成18年度予算、日医役員選
挙等について協議した旨報告。
13.会議・行事等について
敢 平成17年度養護学校における医療的ケア
支援事業第3回運営委員会
3月8日(水) ゆきわり養護学校
佐藤理事出席報告。
なお、
「改訂版 児童・生徒の心電図判定基準」
を
普及実行するための打合せ会を開催したい旨説明
があり、了承。
柑 産業保健フォーラム
3月9日(木) ビッグウイング
有海会長出席報告。
10.社会保険診療報酬点数改正説明講習会について
3月16日(木) 庄内町・響ホール
竹内副会長、中里監事出席
桓 山形県介護学習センター運営委員会
3月10日(金) 県介護学習センター
佐藤常任理事出席報告。
竹内副会長より、私から診療報酬改定の概要に
ついて、山形社会保険事務局、県長寿社会課から
それぞれ説明があった旨報告。
棺 植松治雄日本医師会長候補選挙対策本部東
京選対事務所開き
3月11日(土) 東京・パレスホテル
3月21日(火) 山形市・ビッグウイング
板坂常任理事出席報告。
有海会長、佐藤・板坂常任理事出席
款 山形県結核成人病予防協会 新・庄内検診
板坂常任理事より、佐藤常任理事の司会進行で、
説明が行われた旨報告。
センター落成記念祝賀会
3月15日(水) ホテルサンルート酒田
竹内副会長出席報告。
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
歓 山形県薬事審議会
3月16日(木) 遊学館
29
に向けて、国政レベルでの理解者、賛同者の拡大
への協力依頼がある旨説明。
有海会長出席報告。
3.障害程度区分の医師意見書の取扱い及びこれ
汗 山形大学蔵王協議会総会
に係る施行事務費補助金について
3月16日(木) 山形大学
武田常任理事出席報告。
佐藤常任理事より、日本医師会常任理事から、
障害程度区分の医師意見書の取扱い及びこれに係
漢 山形県四師会禁煙推進委員会
る施行事務費補助金について通知がある旨説明が
3月16日(木) 東北中央病院
あり、各郡市地区医師会長あて通知することと決
中條常任理事出席報告。
澗 山形県暴力追放運動推進センター理事会
3月16日(木) ビッグウイング
定。
4.老人保健事業及び介護予防事業に関するQ&
A(その3)について
市村経理係長出席報告。
佐藤常任理事より、日本医師会常任理事から、
潅 山形県腎等臓器移植推進機構理事会
3月20日(月) あこや会館
有海会長出席報告。
環 山形産業保健推進センター運営協議会
老人保健事業及び介護予防事業に関するQ&A
(その3)について通知がある旨説明があり、各郡
市地区医師会長あて通知することと決定。
5.風しんワクチンの供給調整について
3月22日(水) 山形グランドホテル
有海会長出席報告。
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長から、風しんワクチンの供給調整につい
甘 山形県医師信用組合理事会
3月22日(水) 県医師会館
て通知がある旨説明があり、各郡市地区医師会長
あて通知することと決定。
有海会長ほか役員出席報告。
6.平成18年度「看護の日」及び「看護週間」に
〔Ⅱ〕通知事項
ついて
看護の日 5月12日(金)
1.声明文「福島県県立病院医療ミス、医師逮捕
看護週間 5月7日(日) から13日(土)
のニュースに関して」の送付について
松下理事より、日本医師会長から、平成18年度
竹内副会長より、東京都医師会長から、
「福島県
「看護の日」及び「看護週間」について通知がある
県立病院医療ミス、医師逮捕のニュースに関して」
旨説明があり、各郡市地区医師会長あて通知する
の声明文が送付されている旨説明。
ことと決定。
2.
「分娩に関連する脳性麻痺に対する障害補償制
〔Ⅲ〕協議事項
度」の創設に向けて
1.定時総会開催について
佐藤常任理事より、日本医師会長から、
「分娩に
関連する脳性麻痺に対する障害補償制度」の創設
3月29日(水) 東根温泉 よし田川別館
30
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
竹内副会長より、北村山地区医師会長から、定
説明があり、立会い役員について協議の結果、次
時総会への出席案内がある旨説明があり、有海会
のとおり決定。
3月26日(日) 山形テルサ 板坂常任理事
長出席と決定。
2.名義後援のご依頼について
山形県腎友会特別記念講演会
6月18日(日) 山形ビッグウイング
第29回腎不全対策を語る集い
7.第37回全国学校保健・学校医大会開催につい
て
11月11日(土) 島根県松江市
ホテル一畑 ホテル白鳥
9月17日(日) 山形国際ホテル
第26回全国一斉臓器移植推進街頭キャ
佐藤常任理事より、島根県医師会長から、第37
ンペーン
回全国学校保健・学校医大会への参加者予備調査
10月1日(日) 山形市ほか
依頼がある旨説明があり、本会からの出席予定者
は6名と回答することとした。
竹内副会長より、県腎友会長から、上記3事業
への名義後援依頼がある旨説明があり、それぞれ
名義後援了承。
8.第37回全国学校保健・学校医大会分科会にお
ける研究発表の演題募集について
11月11日(土) 島根県松江市
3.山形県暴力追放運動推進センター副理事長の
ホテル一畑 ホテル白鳥
就任依頼について
佐藤常任理事より、島根県医師会長から、第37
竹内副会長より、県暴力追放運動推進センター
回全国学校保健・学校医大会分科会における研究
理事長から、有海会長に対し、副理事長の就任依
発表の演題募集案内がある旨説明があり、各郡市
頼がある旨説明があり、受諾することと決定。
地区医師会長あて通知することと決定。
(本会会員
用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
4.当協会の評議員候補者の推薦について
9.山形県介護保険審査会委員の推薦について
竹内副会長より、県結核成人病予防協会長から、
2名の辞任者に伴う後任評議員候補者の推薦依頼
佐藤常任理事より、県健康福祉部長から、県介
がある旨説明があり、本間清和先生、佐藤忠宏先
護保険審査会委員の推薦依頼がある旨説明があり、
生を推薦することと決定。
人選については佐藤常任理事一任と決定。
5.山形県社会福祉審議会臨時委員の推薦につい
10.理事候補者の推薦について
て
佐藤常任理事より、県介護支援専門員協会副会
竹内副会長より、県健康福祉部長から、県社会
長から、理事候補者の推薦依頼がある旨説明があ
福祉審議会臨時委員の推薦依頼がある旨説明があ
り、人選については佐藤常任理事一任と決定。
り、人選については佐藤常任理事一任と決定。
11.石綿による健康被害救済制度の広報への協力
6.社会保険医療担当者の監査について
依頼について
板坂常任理事より、山形社会保険事務局長から、
須藤副会長より、日本医師会長から、石綿によ
社会保険医療担当者の監査について通知がある旨
る健康被害救済制度のポスター等の配布など周知
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
への協力依頼がある旨説明があり、協力了承。
31
3.予防接種後健康状況調査実施要領の一部改正
について
12.平成18年度医師会立看護師、准看護師学校養
成所入学状況調査及び名簿の作成について
佐藤常任理事より、日本医師会感染症危機管理
対策室長から、麻しん風しん混合ワクチンを用い
松下理事より、日本医師会常任理事から、平成
た2回接種が導入されるなど、予防接種施行令が
18年度医師会立看護師、准看護師学校養成所入学
一部改正されたことから、平成18年度より予防接
状況調査及び名簿の作成について通知がある旨説
種後健康状況調査実施要領を一部改正するとの通
明があり、事務的に回答することと決定。
知がある旨説明があり、各郡市地区医師会長あて
通知することと決定。
13.その他
敢 医師国保組合の組合員証について
4.結核予防法第22条及び第23条に基づく医師及
び病院管理者が行う届出について
中里監事より、医師国保組合の保険証をカー
ド化して欲しいとの要望があり、藤山理事より、
カード化に向けて検討している旨回答があった。
佐藤常任理事より、県健康福祉部長から、結核
予防法第22条及び第23条に基づく医師及び病院
管理者が行う届出について法定期限を遵守するよ
柑 かかりつけ医認知症対応力向上研修会につ
う通知がある旨説明。
いて
5.感染症の予防及び感染症の患者に対する医療
伊藤事務局長より、県長寿社会課から、かか
に関する法律第12条第1項及び第14条第2項
りつけ医認知症対応力向上研修会について説明
に基づく届出の基準等について
があった旨報告があり、研修会の開催方法など
今後検討することとした。
佐藤常任理事より、県健康福祉部長から、感染
症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する
追 加 要 項
法律第12条第1項及び第14条第2項に基づく届
出の基準等の改正について通知がある旨説明。
(詳
〔Ⅰ〕通知事項
1.声明文について
細については、本誌別掲)
6.石綿(アスベスト)の除去等工事に係る融資
について
竹内副会長より、広島県医師会常任理事会から、
福島県立大野病院に関する声明文が送付されてい
須藤副会長より、日本医師会長から、石綿(ア
る旨説明。
スベスト)の除去等工事に係る融資について通知
がある旨説明。
(詳細については、本誌別掲)
(本
2.抗議声明について
竹内副会長より、岩手県医師会長から、福島県
立大野病院に関する抗議声明文が送付されている
旨説明。
会会員用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
32
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
〔Ⅱ〕協議事項
4.山形県社会保険健康づくり事業推進協議会委
員の推薦について
1.本会給与規程の一部改正について
中條常任理事より、山形社会保険事務局長から、
伊藤事務局長より、本会給与規程の一部改正に
県社会保険健康づくり事業推進協議会委員の推薦
ついて説明があり、平成18年4月1日より原案ど
依頼がある旨説明があり、佐藤常任理事を再推薦
おり一部改正することと決定。
することと決定。
2.福島県立大野病院事件の対応について
5.平成18年度入学式について
4月11日(火) 酒田市総合文化センター
佐藤常任理事より、福島県立大野病院事件につ
いての県医師会の見解として、原案を作成した旨
松下理事より、酒田看護専門学校長から、平成
説明があり、協議の結果、本会の声明文を出すこ
18年度入学式への出席案内がある旨説明があり、
ととして、内容については今後検討することとし
栗谷副議長出席と決定。
た。
6.その他
3.各種検診委員会委員の委嘱について
敢 本会会員用ホームページ用、準会員のアカ
ウントについて
敢 南陽市東置賜郡医師会
委嘱 石黒光治郎 消化器検診委員
(胃がん部会)
板坂常任理事より、準会員が県医師会会員用
ホームページを見られるよう、アカウントを発行
鈴木常任理事より、南陽市東置賜郡医師会長
して欲しいとの要望があった旨説明があり、発行
から、消化器検診委員会胃がん部会委員の委嘱
することとした。
依頼がある旨説明があり、委嘱了承。
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
33
第27回山形県医師会学校医大会
第27回本会学校医大会は、去る3月11日(土)午後
2時よりオーヌマホテルにおいて開催された。
続いて、竹内副会長の座長で、東京都医師会
(学校保健担当)理事 近藤太郎先生から「東京都
初めに須藤副会長の開会の辞、有海会長の挨拶、
立高等学校における
『思春期健康相談モデル事業』
佐藤常任理事より日本医師会学校保健委員会報告、
の立ち上げ」-都立高校に産婦人科医を派遣-と
続いて、学校保健功労者の表彰が行われ、各地域
題して特別講演が行われた。
において学校保健活動に功績のあった会員11名
この度学校保健功労者表彰を受けられたのは次
が県医師会長より表彰された。
の方々です。
山形県教育委員会教育長(布川保健・食育主幹
誠におめでとうございます。
代理)から祝辞をいただいた後、被表彰者を代表
して梅津重三郎先生から謝辞があった。
平成17年度
その後、佐藤常任理事の座長で、
「山形県におけ
学校保健功労被表彰者名簿
る思春期保健対策事業」をテーマに、山形県警察
本部生活安全部少年課課長 小林邦憲先生から
林 淑 子 先生(山 形 市)
「女子少年の性を巡る事件化の状況」
、児童・生徒
アン イン セン 先生(天 童 市)
の性を考える会、やまがた性教育研究会代表 金
横 山 彰 夫 先生(寒河江市)
子尚仁先生から「山形の十代の性~現状と対策~」
、
長 岡 迪 生 先生(上 山 市)
山形県性に関する健康教育研究会会長 廣井正彦
梅 津 重三郎 先生(東 根 市)
先生から「山形県性に関する健康教育研究会の取
安孫子 純 夫 先生(新 庄 市)
り組み」
、社団法人山形県看護協会教育主査 山口
成 澤 辰 男 先生(庄 内 町)
節子先生から「思春期の性教育への取り組み」
、山
遠 藤 勝 彦 先生(鶴 岡 市)
形県教育庁スポーツ保健課主査 土屋孝子先生か
三 須 良 彦 先生(南 陽 市)
ら「学校における性といのちの学習」と題してシ
阿 達 敦 彦 先生(長 井 市)
ンポジウムが行われた後、フロアとのディスカッ
遠 藤 健 次 先生(米 沢 市)
ションが活発に行われた。
34
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
医事紛争処理委員会・医療安全対策委員会・
自浄作用活性化委員会合同委員会
本会医事紛争処理委員会・医療安全対策委員会・
自浄作用活性化委員会合同委員会は、去る3月7
日(火)午後3時30分より、県医師会館2階大ホール
において開催された。
初めに有海会長より、
「本日は3つの合同委員会
ということで、大勢の先生方にご出席いただきお
礼申し上げる。医事紛争は非常に増えており、医
療安全対策等日本医師会においても委員会等を設
け検討されており、本会としても勉強会や講演会
を開催し取り組んでいる。報告事項が多数あるが
よろしくお願いしたい。」との挨拶があり、有海会
長の司会で協議が進められた。
主な協議内容は次の通りである。
委 員 小田 純士、和田 潤一、後藤 慎一
土田 秀也、佐藤 忠宏、池田 英之
○要 項
1.都道府県医師会医事紛争担当理事・自浄作
用活性化担当理事合同連絡協議会
平成17年5月19日(木) 於、日医会館
竹内副会長より、主に医療事故防止研修会に
ついて説明があった旨報告。
2.日本医師会「医療事故防止研修会」
平成17年8月6日(土)・7日(日)
於、日医会館
出席者
医事紛争処理委員会
委 員 長 有海 躬行 副委員長 竹内 輝博
常任委員 板坂 勝良、深尾 彰
委 員 倉智 博久、中島 久雄、宮脇 法親
武田 雅身、原田 一博、塩野 孝一
佐藤 裕士、鈴木 伸男、佐藤 忠宏
外田 陽、篠原 守信
竹内副会長より、参加者は役員116名、自主
参加者124名、医師会要請者127名、植松会長の
挨拶、特別講演、シンポジウムなど2日間に亘
り行われた旨報告。
3.平成17年度都道府県医師会医事紛争担当理
事連絡協議会について
平成17年12月15日(木) 於、日医会館
竹内副会長より、日医医賠責保険の運営に関
する経過報告、留意事項等について説明があっ
た旨報告。
医療安全対策委員会
会 長 有海 躬行 副 会 長 竹内 輝博
担当理事 板坂 勝良、深尾 彰
委 員 長 三條 忠夫
委 員 大内 清則、小田 隆晴、伊藤 末志
豊野 充、松橋 昭夫
自浄作用活性化委員会
会 長 有海 躬行 副 会 長 竹内 輝博
担当理事 佐藤 泰司、板坂 勝良、鈴木 明朗
中條 明夫、佐藤 紀嗣、藤山 忠信
深尾 彰
委 員 長 古川 和秀 4.本県における医事紛争状況について
伊藤事務局長より、本県の医事紛争状況等に
ついて説明。
5.診療に関する相談申込状況について
山形県医師会診療に関する相談申込状況
山形県医療安全相談窓口の状況 板坂常任理事より、山形県医師会診療に関す
る申込状況は、17年は49件の相談があり、医師、
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
医療スタッフの態度に対する不満、苦情が多い
旨説明。
35
6.意見交換
新生児の脳性麻痺、福島県の産婦人科医師の
逮捕、医療事故、接遇についての勉強会、相談
内容のフィードバック等について意見交換をし
た。
介護保険委員会(テレビ会議)
本会介護保険委員会は、去る3月24日(金)午後1
時30分より、県医師会館、各郡市地区医師会館に
おいてテレビ会議により開催された。
初めに有海会長より、「介護保険制度は平成12
年に発足して、5年を経過し見直しの時期に来て
いる。また、最近では介護保険に関わる色々な政
策の変更があり、昨年の10月からはホテルコスト
が自己負担となった。昨今のデーターによると
1ヶ月に約270億円前後の節約とあるが、これは
患者、介護を受けられる方々に肩代わりされてい
る。4月を目前にして色々と改正されることから、
本委員会を開催した。」との挨拶があり、折居委員
長の司会で協議が進められた。
主な協議内容は次のとおりである。
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 竹内 輝博、須藤 俊亮 担当理事 佐藤 泰司 委 員 長 折居 和夫
副委員長 金杉 浩
委 員 安藤 晴夫、原田 一博、沓沢 茂夫
菅原 保㈹ 土田 兼史、松下鈆三郎
仁科 盛之
オブザーバー 県介護保険推進室主査
〇議 題
1.第12回都道府県医師会介護保険担当理事連絡
協議会について
平成18年3月1日 於、日本医師会館
佐藤常任理事より、介護保険制度改正に伴う
報酬の改定、日医介護保険委員会の答申などに
ついて説明があった旨報告。
2.介護保険制度改正に伴う報酬改定等について
県介護保険推進室主査より、介護報酬改定等
の基本的な考え方について説明。
3.改定介護保険制度の課題について
佐藤常任理事より、本年4月からの介護保険
制度改正は大きく分けると新予防給付と地域支
援事業に分けられ、居宅療養管理指導、在宅支
援診療所など課題について説明。
4.日本医師会介護保険委員会(答申)の〔要旨〕
について
佐藤常任理事より、平成16年7月に植松会長
から諮問された「介護保険における医療提供と
ケアマネジメントの関わり方」
に対する答申
〔要
旨〕について説明。
5.意見交換
下記事項について意見交換をした。
斬地域包括支援センターの運営
斬予防重視型システムへの転換
斬居宅療養管理指導料におけるケアマネジャー
への情報提供の義務付
斬居宅療養管理指導料
斬療養通所介護
斬事業所評価
斬ケアカンファレンス
斬地域支援事業(生活機能評価)
36
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
斬3月 1日
任理事出席。
乳がん検診講習会を鶴岡地区医師
会館で開催。
斬〃
第12回都道府県医師会介護保険
斬〃
業検討委員会が県庁で開催され、佐藤常任理
担当理事連絡協議会が日本医師会館で開催さ
れ、佐藤常任理事出席。
小白川庁舎で開催され、竹内副会長出席。
斬〃
事出席。
2日
部会が県庁で開催され、竹内副会長出席。
斬〃
会館で開催され、有海会長、松下・藤山理事
師会長宛通知。
斬〃
山形県救急業務高度化推進協議会
斬〃
第3回AED普及啓発専門部会が自治会館で開
斬〃
における担当理事打ち合わせ会が青森ク
゙
ラ
ン
ト
゙
ホ
テ
ル
で開催され、佐藤常任理事出席。
斬〃
斬〃
平成17年度血液製剤使用実態調
斬〃
査への協力依頼について、各郡市地区医師会
開催。
及び障害者自立支援法の市町村審査会の委員
副会長、板坂常任理事出席。
斬〃
について、各郡市地区医師会長宛通知。
把握等について、各郡市地区医師会長宛通知。
第58回「保健文化賞」推薦候補者
委員会を県医師会館ほかで開催。
3日
平成17年度臨床検査精度管理調
査報告会が日本医師会館で開催され、鈴木常
鶴岡准看護学院卒業証書授与式が
斬〃
同学院で挙行され、三原常任理事出席。
斬〃
の依頼について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
児童・生徒の心電図判定基準検討
斬〃
について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
医事紛争処理委員会・医療安全対
を県医師会館で開催。
厚生年金保険及び国民年金の障害
年金におけるポリオ後症候群に係る障害認定
7日
策委員会・自浄作用活性化委員会合同委員会
子ども予防接種週間中の接種人数
斬〃
都道府県医師会社会保険担当理事
連絡協議会が日本医師会館で開催され、竹内
審査会委員マニュアル等について
斬〃
会報編集会議を県医師会館ほかで
産業医集団研修会を県医師会館で
斬〃
長宛通知。
斬〃
6日
開催。
母子健康手帳の様式の改正につい
て、各郡市地区医師会長宛通知。
肺がん患者の症例検討会、呼吸器
第18回東北学校保健・学校医大会
斬〃
医薬品GCP実地調査の実施要領に
ついて、各郡市地区医師会長宛通知。
4日
検診研修会を山形国際ホテルで開催。
催され、中條常任理事出席。
斬〃
日本医師会認定健康スポーツ医制
度の18年度認定申請について、各郡市地区医
医師国保組合臨時組合会が県医師
出席。
第3回山形県医療審議会医療法人
斬〃
第2回自殺予防対策推進会議が県
斬〃
第2回学校・地域保健連携推進事
8日
第12回常任理事会を県医師会館
で開催。
斬〃
酒田看護専門学校卒業証書授与式
が酒田市総合文化センターで挙行され、竹内
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
副会長出席。
斬〃
斬〃
庄内検診センター落成記念祝賀会がホテルサ
普及事業運営協議会が介護学習センターで開
ンルート酒田で開催され、竹内副会長出席。
斬〃
第32回山形県公衆衛生学会運営
斬〃
委員会が県立保健医療大学で開催され、伊藤
斬〃
医師信用組合常務理事会が県医師
平成17年度都道府県医師会共同
され、有海会長出席。
斬〃
北中央病院で開催され、中條常任理事出席。
9日
理事会がビッグウイングで開催され、市村経
理係長出席。
斬〃
日医生涯教育協力講座セミナー
「慢性呼吸器疾患講座」がホ
テルメトロホ
゚
リタン山形で
斬〃
いて、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
斬〃
斬〃
11日
第27回山形県医師会学校医大会
マンモグラフィ読影講習会実行打
「社会保険診療報酬点数改正説明
14日
循環器検診研修会をホ
テルメトロホ
゚
リタン
山形で開催。
山形県医師信用組合理事会が県医
師会館で開催され、有海会長ほか役員出席。
医師の非常勤職員報酬日額の改定
斬〃
について、各郡市地区医師会長宛通知。
「急性心筋梗塞発症登録評価研究
斬〃
事業」に対する協力について、各郡市地区医
山形社会保険事務局との意見交換
会を県医師会館で開催。
斬〃
第12回全理事会を県医師会館で
山形産業保健推進センター運営協
斬〃
資料」等を各郡市地区医師会長宛送付。
斬〃
22日
席。
ち合わせ会を県医師会館で開催。
斬〃
社会保険診療報酬点数改正説明講
議会が山形ク
゙
ラ
ン
ト
゙
ホ
テ
ル
で開催され、有海会長出
テルで開催され、板坂常任理事出席。
13日
21日
斬〃
植松治雄日本医師会長候補選挙対
策本部東京選対事務所開きが東京・パレスホ
斬〃
山形県腎等臓器移植推進機構理事
開催。
をオーヌマホテルで開催。
斬〃
20日
習会を山形市ビッグウイングで開催。
斬〃
長宛通知。
斬〃
東北医師会連合会理事・代表者合
会があこや会館で開催され、有海会長出席。
老人保健法に基づく基本健康診査
の取扱いの変更について、各郡市地区医師会
19日
長、竹内・須藤副会長、松下理事出席。
子どもに対する定期予防接種につ
斬〃
緩和ケア研修会を県立中央病院で
同会議がホ
テ
ル
メ
ト
ロ
ホ
゚
リ
タ
ン
仙台で開催され、有海会
産業保健フォーラムがビッグウイ
ングで開催され、有海会長出席。
18日
開催。
開催され、有海会長、武田常任理事出席。
10日
山形県暴力追放運動推進センター
斬〃
療的ケア支援事業第3回運営委員会がゆきわ
り養護学校で開催され、佐藤理事出席。
山形県四師会禁煙推進委員会が東
斬〃
平成17年度養護学校における医
斬〃
山形大学蔵王協議会総会が山形大
学で開催され、武田常任理事出席。
利用施設担当理事連絡協議会が日本医師会館
で開催され、鈴木常任理事出席。
社会保険診療報酬点数改正説明講
山形県薬事審議会が遊学館で開催
斬〃
会館で開催され、有海会長、竹内副会長出席。
斬〃
16日
習会を庄内町・響ホールで開催。
事務局長出席。
斬〃
山形県結核成人病予防協会 新・
山形県介護学習センター介護機器
催され、佐藤常任理事出席。
斬〃
15日
37
師会長並びに会員宛通知。
斬〃
23日
都道府県医師会情報システム担当
理事連絡協議会が日本医師会館で開催され、
三原常任理事出席。
38
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
平成17年度第4回山形県結核成人
斬〃
斬〃
病予防協会理事会が山形グランドホ
テルで開催さ
分科会における研究発表の演題募集について、
れ、有海会長出席。
各郡市地区医師会長宛通知。
24日
介護保険委員会を県医師会館ほか
省令・告示・通知について、各郡市地区医師
循環器検診研修会を酒田地区医師
斬〃
会館で開催。
25日
会長宛通知。
斬〃
斬〃
26日
斬〃
27日
山形県医師会主催による医療情報
報への協力依頼について、各郡市地区医師会
長宛通知。
を各郡市地区医師会長宛送付。
い及びこれに係る施行事務費補助金について、
各郡市地区医師会長宛送付。
斬〃
各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
斬〃
「健康スポーツ医学委員会答申」
を
斬〃
障害程度区分の医師意見書の取扱
斬〃
「糖尿病治療ガイド2006-2007」
斬〃
護週間」について、各郡市地区医師会長宛通
知。
石綿による健康被害救済制度の広
斬〃
て、各郡市地区医師会長宛通知。
平成18年度「看護の日」及び「看
予防接種後健康状況調査実施要領
北村山地区医師会定時総会が東根
出席。
風しんワクチンの供給調整につい
斬〃
29日
温泉「よし田川別館」で開催され、有海会長
よる「一次予防を中心とした健康づくり事業」
斬〃
夢未来やまがた食育推進本部食育
ヌマホテルで開催され、鈴木常任理事出席。
斬〃
健康スポーツ医からの情報提供に
の実施について、各郡市地区医師会長宛通知。
第656回幹事会が支払基金で開催
推進計画策定プロジェクトチーム会議がオー
陽ク
゙
ラ
ン
ト
゙
ホ
テ
ル
で開催され、有海会長出席。
講演会を山形国際ホテルで開催。
28日
され、有海会長出席。
仙台オープン病院改築・改修落成
披露・創立三十周年記念祝賀会が仙台市・江
斬〃
平成18年度診療報酬改定に係る
斬〃
で開催。
斬〃
第37回全国学校保健・学校医大会
斬〃
30日
声明文を日本医師会長、都道府県
医師会長、各郡市地区医師会長、会員宛送付。
斬〃
31日
東北ブロック選出日医代議員打合
の一部改正について、各郡市地区医師会長宛
せ会がホ
テルグランドパ
レス
で開催され、有海会長、
通知。
須藤副会長、佐藤常任理事、松下理事、栗谷
老人保健事業及び介護予防事業に
関するQ&A(その3)について、各郡市地
区医師会長宛通知。
副議長出席。
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
39
会 員 異 動
3月31日現在会員数 1,
717名 A会員 732名 B会員 905名 C会員 3名 準会員 77名
○ 会 員 訃 報
死亡年月日
平成18年3月27日
郡市地区医師会
鶴 岡 地 区
氏 名
向 後 雄 大
享 年
62歳
○ 異 動
月 日
3.1
〃
3.4
3.
13
〃
3.
27
3.
28
郡市地区医師会
山
形
市
米
沢
市
北 村 山 地 区
山
形
市
山
形
市
寒河江市西村山郡
北 村 山 地 区
会員区分
B→準
B
B
B
B
A→B
A
氏 名
中 村 正
山 崎 潔
三 浦 祥 子
奥 山 直 行
高 野 かつみ
大 泉 貞 良
奥 山 孝
備 考
会員区分変更
勤務先変更
〃
現住所変更
住居表示変更
会員区分変更
施設移転
会員区分
B
B
B
B
C
A
B
準
準
準
B
B
B
B
B
B
B
氏 名
佐 田 誠
奥 山 英 伸
本 間 直 之
永 沢 光
池 谷 龍 一
吉 池 章 夫
星 荻 野 大 助
羽根田 健
安 田 健 一
大 野 和 範
保 坂 雄 大
片 桐 祐 司
松 田 剛
荒 井 崇 彦
藤 生 浩 一
宮 澤 幸 仁
備 考(移転先)
大阪府
東置賜郡川西町
新庄市
大阪府
米沢市
○ 退 会
月 日
3.
31
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
郡市地区医師会
山 形 大 学
山 形 大 学
山 形 大 学
山 形 大 学
山 形 大 学
山
形
市
山
形
市
寒河江市西村山郡
寒河江市西村山郡
寒河江市西村山郡
上
山
市
上
山
市
新庄市最上郡
米
沢
市
米
沢
市
米
沢
市
米
沢
市
仙台市
山形市
〃
酒田地区
酒田市
山形市
〃
寒河江市西村山郡
福島県
山形県医師会会報 平成18年4月 第656号
47
編 集 後 記
厚労省の目指す医療
事です。リハビリはラテン語のhabi
(適した、
l
i
s
今回の改訂ではマイナス3.
14%ということで
〜らしく)からきたといいます。リハビリが右肩
あったが、メリハリをつけたという厚労省の意向
上がりの療法なら、確かに高齢者のリハビリ効果
はよく伝わってきます。
は無いように見えますが、介護予防になっている
眼科に関しては社会的な要請ということで、コ
のは間違いないはずです。窮屈になってきている
ンタクトレンズを処方する際には全ての検査をコ
医療保険・介護保険から外せる物を外す。医療を
ンタクトレンズ検査料として包括しました。この
施す我々も、医療を受ける患者さんたちも常に少
ことには別に異存は無いのですが、この通知文書
数派です。多数派の健康な方たちが、将来を見な
をめぐって眼科は大揺れです。コンタクトレンズ
いで、現在の社会保障費を減らそうとしている政
を使用している限りは、他の疾患が発生しても継
府を支持しています。その先に待っているものを
続加療中ということで、全て再診になってしまう。
知らせるのが医師会の大事な役目です。
ICF
(国
自院は初めてであっても、コンタクトレンズを使
際生活機能分類)に基づいた介護が盛んに言われ、
用している方は初診にはならない。コンタクトレ
医療と福祉の一体化が言われ始めてきました。そ
ンズを装用中の方は、ほかの疾患を疑って行った
れも全て厚労省が仕向けているのでしょう。彼ら
検査も請求できないなど、コンタクトレンズ処方
の長期に亘る周到なやり方を感じます。
の検査が、コンタクトレンズ装用者の眼科医療制
医師会も地道な内部広報とともに外部広報が必
限のように発言され、今もって続いています。
要ですが、基本になるのは、医師会加入率の促進
利益の少なくなってきた眼科を選ばずに、産科、
です。そのためには何でもやります。
小児科や麻酔科の医者になりなさいと言うお上の
意向です。
願わくば花の下にて春死なん
在宅医療に関しては、一寸請求しかねるような
その如月の望月の頃
金額を認めましたが、医療機関のハードルも高く
しました。之は両方とも必ず低くなってきますが、
暖かい日差しを浴び、さくらの老木に寄りか
病院で死ねば多額の医療保険を使いますから、ど
かっていると、さくらの花びらがひらひらと舞い
うしても在宅で死んでもらうように仕向けるはず
落ち、杯の中にはいりそうになる。そんな情景の
です。地域の活性化、日本文化の見直しなどと姿
中で一生を終わる…生まれてくるときは一人では
を変え、プロパガンダが行われます。
ありませんが、死ぬ時には一人です。
リハビリに関しても納得しかねる条件がつきま
(佐藤 泰司)
した。180日を過ぎたら自分でやりなさいという
発
56号
山 形 県 医 師 会 会 報 第6
〃 ¥ 525
本会会誌の誌代525円は、山形県医師
行
者 有 海 躬 行
平成18年4月5日 印刷
平成18年4月10日 発行
編 集 委 員 栗 谷 義 樹
〃 〃 佐 藤 泰 司
三 原 一 郎
中 條 明 夫
発 行 所 社団法人
会会費賦課微収規程第2条別表に定め
る会費の中に含まれる。
山形県医師会
2432 山形市荒楯町一丁目8番9号 〒990TEL023-631-4350 FAX023-631-4352 印 刷 所
㈱
誠
文
堂
山形市本町一丁目7番50号 印
刷
Fly UP