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解剖生理学まとめ

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解剖生理学まとめ
解剖生理学
短文
× 小脳は脳幹に含まれる。
含まれない
長文
× 横隔神経は迷走神経と同様に頸部を下行し横隔膜まで至る脳神経である。
横隔膜は脳神経ではない
↑ この文より長い文章・短い文章は出ない ↑
○ 細胞内に最も多い陽イオンはカリウムである。
○ 末梢血管中の赤血球は無核である。
× 血清は血漿よりプラスミノーゲンを除いたものである。
フェブリノーゲン
○ 血小板は、血液の凝固に関係する。
× 体重の 40%は体液で、大部分は水である。
体重の 60%
× Rh 陰性の人は Rh 陽性の人から輸血されても危険はない
ある
○
白血球の正常値は 1mm3 中、おおむね 4,000 から 10,000 である
○ 血液の pH は弱アルカリ性でほぼ一定だが、7.36 以下をアシドーシスという。
○ 生理食塩水の食塩濃度は 0.85~0.90%で、血液と同じ浸透圧である。
○ 血色素は酸素と結合し、酸化ヘモグロビンとなり末梢組織に酸素を運ぶ。
○ 血小板は 2~3μm の円板状の核のない細胞で止血作用に重要な役割をもる。
○ 赤血球は骨髄で作られ肝臓または脾臓でこわされる。
○ 白血球の主な働きは生体防御機能である。
× 日本人では Rh 陽性のものは尐数である
99.5%
○ 成人の赤血球数は血液 1mm3 中 450~500 万である。
○ 成人のヘマトクリット値は 45~50%である。
○ 赤血球の生存期間は、約 120 日間である。
× 赤血球は円板状で平均直径は 20μm である
7.7μm
○ 輸血の際には血液型の検査と交叉試験が必要である。
○ 血漿は血漿タンパク(フィブリノーゲン・アルブミン・グロブリン)を含んでいる。
○ 両親の血液型がAとOであれば、生まれた子供の血液型はAかOである。
○ 血液から繊維素原をとっておくと、血液は凝固しない。
○ 血管が毛細血管から濾出して組織間に出たものが組織間液(間質液)である。
× 血液量は体重の約1/5である。
1/13
○ 血液は栄養素やガスの運搬を行う作用がある。
○ 好中球は変形してアメーバ運動を行うことができる。
× 肝臓は脂肪分解のための消化酵素をつくる。
つくらない
× 虫垂は S 状結腸の続きである。
盲腸
× 消化管の筋層は、内側が縦走筋、外側が輪状筋で構成される。
逆
○ 腹膜は壁側腹膜と臓側腹膜とにわけられる
× 膵臓、腎臓、副腎などは、腹膜の前に位置する。
後ろ
○ 腸間膜は、動脈、神経、リンパ節を含んでいる。
○ 胃液は塩酸を含む強酸性の無色透明の消化液である。
× 食道から胃に移行する部分を幽門部、十二指腸に移行する部分を噴門部という。
逆
× 胃液のなかの主な消化酵素であるペプシンは脂肪を分解する。
タンパク質
○ 副交感神経は胃の運動に促進的に、交感神経は抑制的に作用する。
× 脂肪は主に胃で吸収される。
小腸
× 膵液は酸性で、トリプシン、アミラーゼ、リパーゼなどの消化酵素を含んでいる。
アルカリ性
× 子宮と腼胱との間のへこみをダグラス窩といい、腹腔内の出血や膿がたまりやすい。
直腸
× 舌下腺は唾液腺のなかで最大のものであり、頬の内側の粘膜に開口する。
耳下腺
× 胃腺は、主細胞・傍細胞(細胞壁)
・腹細胞からなり、塩酸は主細胞から分泌される。
傍細胞
× 大腸には繊毛はないが、腸腺があり消化酵素を分泌する。
されない
○ 唾液の分泌量は1日に1~1.5L で主成分はデンプン消化酵素と粘液である。
○ 夜盲症はビタミン A の欠乏によっておこる。
× 食道は気管の前方を通って前縦壁をくだり胃に達する。
後方
後
○ 胃の筋層は内斜層、中輪層、外縦層からなる平滑筋からなる。
○ 小腸粘膜の内面は、輪状ヒダ、繊毛が無数にあって吸収面積を広く保っている。
○ 腼胱は恥骨結合の後ろにあって、下方は腼胱底で腼胱三角である。
× 腎小体は、1個の腎臓に約1万個存在し、糸球体と尿細管からなる。
約 100 万個
○ 尿によって1日約 1,200ml の水分が排泄される。
○ 腎小体の1日の濾過量は 160~180L 程度である。
× 腎臓は3~4個の骨盤からなっている。
1個
× 尿道括約筋は平滑筋からなっている。
○
○
○
○
○
横紋筋
右腎は左腎よりやや低い位置にある。
外尿道口から内尿道口までの長さは約 180cm である。
(標準男子)
近位曲尿細管ではナトリウムイオンの再吸収に伴って、水もほとんど再吸収される。
腎臓の糸球体濾過のなかのブドウ糖、アミノ酸は近位曲尿細管でほとんど再吸収される。
糸球体を濾過された水分はその99%が尿細管で再吸収される。
× 尿はその99%が水で、残り1%が固形成分である。
95%
5%
× 尿管は男女でその長さが著しく異なる。
尿道
○ 腼胱は3層の平滑筋からなり、およそ 500ml の容量をもつ。
○ 腎門は腎動脈、腎静脈、尿管などが出入りしている。
× 腎臓の皮質は腎錘体をつくり、腎杯に開口している。
髄質
× 腎小体は腎臓の髄質にあり、尿細管につながる。
皮質
× 排尿反射の中枢は延髄にある。
仙髄
○ ブドウ糖のクリアランスは0である。
× 膵臓は内分泌腺であって外分泌腺ではない
両方である
○ 血中カルシウム濃度が著しく低下するとテタニーがおこる。
× 下垂体前葉ホルモンの分泌様式は神経分泌とよばれる。
後葉
○ ナルアドレナリンの作用は主に小動物の収縮による血圧上昇作用である。
○ 黄体ホルモン(プロゲステロン)には排卵を抑制する働きがある。
○ 内分泌腺は導管をもたず、ホルモンは直接血行に運ばれて標的器官に作用する。
× 胸腺は年齢とともに機能が増大し、成人になっても萎縮するようなことはない。
退化
萎縮する
× 血糖値を低下させる作用のホルモンとしてはグルカゴンがある。
インスリン
○ 下垂体は間脳から下方に向かって突出している内分泌腺である。
○ 下垂体には、下垂体門脈系とよばれる特殊な血管系がある。
× 血糖が上昇すると、膵臓のランゲルハンス島からのインスリンの分泌は減尐する。
増加する
× 副腎髄質から分泌されるノルアドレナリンは、血管を拡張し、血圧低下をもたらす。
収縮
上昇
○ 下垂体後葉からはバゾプレッシン(抗利尿ホルモン)が分泌され、尿量を調節する。
○ 黄体ホルモンは、子宮粘膜に作用し、受精卵の着床を容易にする。
× アルドステロンは、糖質コルチコイドとよばれるものに属する。
電解質
○ コルチゾールはタンパク質から、糖新生を促す作用がある。
○ 網膜の視細胞に対する適刺激(適当刺激)は、光である。
○ 内耳にある三半規管は平衡感覚をつかさどる。
○ 近視とは水晶体の透過光が網膜の前方で結像する状態をいう。
× 網膜の中心窩には視細胞の杯状体があり明暗感覚が強い
錘状体
色覚
○ 爪は表皮の角質層が変化したものである。
× 耳には聴覚はあるが平衡感覚はない。
ある
× 味覚は舌下神経の支配を受ける。
前 2/3 顔面神経 後 1/3 舌咽神経
× 内耳は耳管により外界に通じている。
中耳
○ 網膜の神経細胞の軸索は集合して視神経となる。
× 皮膚は表皮と皮下組織の2層に分けられる。
真皮を加えて3層
× 外耳孔から鼓膜までの長さは5cm である。
(成人男性)
3cm
○ 眼球中膜は、脈絡膜、毛様体、虹彩よりなる。
× 内耳には、ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨の3個の耳小骨がある。
中耳
○ 眼球の前方にある透明な膜を角膜という。
○ 主として汗はエクリン腺より分泌される。
× 視神経円板は最も強く光を感じ、やや外側にある黄斑は光を感じない。
感じない
感じる
○ 脳のうち、後頭蓋窩に納まっているのは小脳である。
○ 涙の分泌量は自律神経によって調節されている。
○ 三叉神経は顔面の感覚に関係する。
× 舌禍神経は、舌と咽頭に分布し、舌筋の運動に関係する。
咽頭筋の運動、舌の後 1/3 の味覚と知覚
× 感覚性言語中枢は前頭葉にあり、ブローカ中枢とよばれている
後頭葉
ウェルニッケ中枢
○ 迷走神経は、副交感神経の働きがある。
○ 交感神経が興奮すると、心拍数は増加する。
○ 小脳が損傷されると運動失調が起こる。
× 脳神経は、脳から出て頭部・頸部内臓などに分布する末梢神経で 10 対ある
12 対
○ 脊髄神経のうち胸神経は、神経叢を作らない
○ 大脳基底核は視床の外側に存在し、尾状核、レンズ核などが含まれる。
○ 大脳皮質にある中心溝は、前頭葉と頭頂葉とを仕切っている。
× 横隔神経は、胸神経の後枝である。
頚神経叢の筋枝
○ 声帯の運動をつかさどる反回神経は、迷走神経の分枝である。
○ 副交感神経は胃の運動に促進的に、交感神経は抑制的に作用する。
× 神経細胞の集まったところは白質で、神経繊維の集まったところは灰白質である。
神経繊維
神経細胞
○ 体温調節は、熱の産生と放散のバランスによって行われる。
× 日常生活で体熱の産生に最も寄与するのは、代謝の盛んな肝臓である。
骨格筋
× 腋窩温は、直腸温よりも 0.5℃ほど高い。
低い
× 安静時の体熱の放散量が最も多いのは、不感蒸泄によるものである。
皮膚からの放熱
○ 正常成人で1日の不感蒸泄は、快適条件下で1日約 1,000ml である。
× 体温調節には反射性機構が組み合わされ、その中枢は小脳にある。
視床下部
○ 一般に体温上昇期には皮膚の血管収縮を伴い、悪寒を訴える。
○ 体温はおもに筋肉において生産され、皮膚から主に放散される。
○ 口腔内や直腸内温度は腋窩温より高いが、その差は一般に1℃を超えない。
○ 発熱は熱を放散し、体温を調節する。
○ 体温調節に関与するのは、温熱性発汗である。
○ 味覚性発汗は顔面のみに出現する。
× 体温は日内変動(日差)があり、午前中が尐し高い。
夕方
○ 発汗時に身体の一側を押すと反対側の発汗が増える。
× 人体の生命を維持しうる体温の限界は、42~43℃までである。
40.5~41℃
○ 日本人の平均腋窩温は 36.4℃前後である。
○ 皮膚の血液が拡張し、血流が増すと体熱の放散は増す。
× 直腸温は、口腔温より低い。
高い
× 呼息時に収縮するのは、外肋間筋と横隔膜である。
内肋間筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋
× 1秒率とは、1秒間に最大吸気量の何%を吸収したかによって測定される。
呼気
排出
× 肺葉の数は、右葉は2葉、左葉は3葉である
逆
× 肺の血管外組織や肺胞に水分が貯留する状体を肺気腫という。
肺水腫
× 腹鼻腔は、上顎洞、前顎洞の2種類からなる。
蝶形骨洞、篩骨洞を加えた4種類
○ 気管は、喉頭の下に続く管で、第4~5胸椎の高さで左右の気管支に分かれる。
○ 横隔膜と肋間筋の働きを併用した呼吸の型は、胸腹呼吸である。
× 無呼吸が続いたあとの不規則な呼吸は、人工呼吸である。
チェーン・ストークス
○ 肋間筋の働きにより胸郭を拡大する呼吸の型は、胸式呼吸である。
○ 横隔膜の働きによる呼吸の型は、腹式呼吸である
× 1回換気量は 500ml 前後で、このうち約50ml は死腔である
150ml
○ 呼吸運動は基本的に延髄の呼吸中枢によって調節される。
× 肺で行われている呼吸を内呼吸、血液と組織細胞のガス交換を外呼吸という。
外呼吸
内呼吸
× 呼吸中枢に影響を与えられる最も強力な刺激は、血中の酸素濃度である。
二酸化炭素濃度
× 呼吸中枢の興奮性が亢進するとチェーン・ストークス呼吸となる。
低下
○ 肺活量と残気量を合わせて全肺気量という。
○ 左右の肺に挟まれた部分を縦隔という。
○ 1回の呼吸による換気量は約 500ml で、毎分換気量は約 8,000ml にも達する。
○ 成人の安静時の呼吸数は、1分間に 15~17 回である。
○ 肺活量のうち右肺はおよそ 55%、左肺はおよそ 45%を占める。
○ 死腔は、肺胞を除いた気道のスペースをいう。
○ 右気管支は、左気管支より太くて短い。
○ 気管が左右の気管支に分岐するところを気管支分岐部という。
× 鼻涙管は上鼻道に開口している。
下鼻道
× 縦隔内には、左右の肺、心臓、食道、気管、胸管などの気管がある。
×
○ 鼻中隔は、篩骨の垂直板、鋤骨、鼻中隔軟骨により構成される。
× 声帯とは、前庭ヒダと声帯ヒダに挟まれた腔である。
咽頭室
↑ ここまでは確認問題 ↑ ↓ まとめ問題 ↓
× 肺は左が3葉、右が2葉から成り立っている。
左2葉、右3葉
× 左肺は3葉に分かれ右肺の2葉より呼吸面積が大きい。
逆
× 肺の容量は左が右より大きい
逆
× 気管は食道の後方にある
前方
× 左主気管支の分岐はゆるやかであり誤嚥は左肺に多い。
右肺
× 上気道は鼻孔より咽頭までである。
鼻腔から喉頭
× 呼吸細気管支は軟骨と平滑筋とをもつ。
×
○ 気管異物は右気管支に入りやすい。
× 気管の壁には全周の気管軟骨が存在する。
前方のみ
× 左右の主気管支の長さは同じである。
右の方が太く短い
○ 細気管支には気管支腺は存在しない。
× 主気管支の分岐角度は右の方が大きい。
小さい
× 気管支は左右それぞれ3本の葉気管支に分かれる。
左2、右3
○ 誤飲すると異物は右肺に入りやすい。
× 気管支呼吸音は肺末梢部で聴取できる。
気管支分岐部付近
○ 肺は血液の pH を一定に保つため酸を排出する器官として重要である。
× 横隔膜は胸部脊髄に支配され呼気時に収縮する。
× 血液中の二酸化炭素(CO2)濃度が高くなると呼吸運動が抑制される。
促進される
× 動脈血中の炭酸ガス分圧が低下しているときは、換気量が不足していることを示す。
増加している
○ 喉頭筋は迷走神経分岐である反回神経によって支配されている。
○ 声帯の連動をつかさどる反回神経は迷走神経の分岐である
× 呼吸中枢にある化学受容体は酸素分圧の変化に敏感である。
CO2 分圧
○ 酸素分圧が低下すると末梢受容体からの刺激で換気量は増加する。
× 気管支は迷走神経刺激で拡張する。
収縮する
○ 呼吸運動には内・外肋間筋と横隔膜が関与している。
○ 胸式呼吸には深胸筋が関与し、外肋間筋は呼気に、内肋間筋は呼気に働く。
× 胸膜腔は常にわずかに陽圧に保たれている。
陰圧
× 胸腔内圧は吸気時は陰圧であるが呼気時は陽圧になる。
陰圧
× 吸気時の肺胞内は陽圧である。
陰圧
○ 吸気時の横隔膜は収縮する。
× 吸気時の内肋間筋は収縮する。
外肋間筋
○ 右腎は左腎よりやや低い位置にある。
× 腎は3~4個の腎盂からなっている。
1個
× 尿道の外括約筋は平滑筋からなっている。
骨格筋
× 成人の腼胱容量は約 150ml である。
500ml
○ 尿管には受動運動がみられる。
× 腎盂には3~4個の腎杯がある。
× 腎臓は腹腔内にある。
後腹壁に接する
○ 腎の糸球体ろ液のブドウ糖、アミノ酸は近位尿細管でほとんど再吸収される。
× 腎障害が著しくなると尿を生成する機能が停止して尿閉となる。
欠尿・無尿
× 尿の浸透圧に最も影響の大きい因子は尿蛋白質の量である。
尿素とナトリウム
× 糸球体におけるろ過は糸球体の基底膜で行われ、アルブミンがろ過される。
ろ過されない
○ 糸球体でろ過された水は、近位・遠位尿細管や集合管で99%が再吸収される。
○ 近位尿細管ではナトリウムイオンの再吸収に伴って、水もほとんど再吸収される。
○ 尿量を増加させる方法として、尿細管の再吸収を抑制する薬物を使用する。
○ 心臓拍動を制止する神経は副交感神経である。
× 心臓に分布する交感神経は心臓の運動を抑制する。
促進する
○ 心臓の拍動の起こる源となっているのは洞結節である。
× 正常の心臓では左心室の収縮は歩調とり(ペースメーカー)となっている。
右心室
× 副交感神経の刺激によって心臓の運動は促進され、冠状動脈は拡張する。
逆
× 心拍数は迷走神経を刺激すると増加する。
減尐する
× 心拍リズムは房室結節のリズムで支配される。
洞結節
× 眼球を強く圧迫すると頻脈になる。
徐脈
○ 心拍出量は左心室が1分間に送り出す血液量である。
× 心係数は心拍出量を体重で除くことにより算定される。
体表面積
○ 終動脈は脳・肝・腎および心筋等にみられる。
○ 静脈には弁があり、血液の逆流を防いでいる。
○ 動脈の壁は内膜・中膜・外膜の3層からなる。
○ 静脈は動脈と同じ層構造をもつ。
○ 毛細血管の壁は単層の内皮細胞からなる。
× 動脈が毛細血管を経て静脈と交通することを動静脈吻合という。
毛細血管を介さないで
× 動脈壁には横紋筋繊維がある
平滑筋
× 解離性大動脈瘤では外膜に亀裂が入る。
内膜
○ 静脈還流は四肢の骨格筋の収縮によって増加する。
× リンパ管は動脈吻合する
静脈吻合
○ 心筋は左右の冠状動脈から栄養を受けている。
○ 左房室間にある僧帽弁は2枚の弁からできている。
○ 心筋繊維は枝分かれしており横紋があって、洞房結節の興奮を受けて収縮する。
○ 心房、心室のうち最も筋層の発達しているのは左心室である。
× 大動脈弁および肺動脈弁には乳頭筋から腱索が付着している。
していない
× 肺動脈は肺の栄養血管である。
機能血管
○ 冠状動脈は心臓の栄養血管である。
× 冠状動脈は左右各2本あり直接大動脈から分かれて心筋に分布する。
1本
× 大動脈から3本の冠状動脈が出る。
2本
× 冠状動脈は大動脈弁の直下から出る。
上
○ 前下行枝は左冠状動脈から分かれる。
× 左冠状動脈の閉塞で下壁梗塞をきたす。
前壁
× 肺動脈は胸部大動脈から分岐する。
右心室から直接出る
× 肺動脈は酸素に富んだ血液を肺から右心房に送る。
酸素の尐ない血液を右心室から肺に送る
× 鎖骨下動脈は総頸動脈と同様、左右とも大動脈弓から直接分岐する。
右は腕頭から左から大動脈弓から
× 総頸動脈は内頸動脈と椎骨動脈に分かれ脳に分布する。
外頸動脈
○ 脳と脊髄は、硬膜、クモ膜、軟膜の三重の髄膜に包まれている。
○ 脳室と脊髄のクモ膜下腔との間には交通がある。
○ 脳幹に含まれないものは小脳である。
○ 迷走神経幹は胸部では肺門の背側を通り、食道とともに横隔膜を貫いて腹腔に入る。
○ 視神経交叉において交差する神経線維は、網膜の内側からきた線維のみである。
○ 迷走神経は脳神経であるが、腹部臓器にも分布する。
○ 三叉神経の第三枝(下顎)には、運動性と感覚性両方の神経線維が含まれる。
× 反回神経は左側にあって、右側にはない。
両側にある
× 横隔神経は第10脳神経である。
3~5頚神経
× 迷走神経は第3~6頚髄から起こる。
延髄
○ 腹臥位では座骨神経は大殿筋の下を通って大腻屈側を降り、膝窩に達する。
○ 脊髄神経の前根は遠心性(運動性)神経であり、後根は求心性(感覚性)神経である。
× 横隔神経は、下部胸髄に由来する神経である。
第3~5頚神経
× 脊髄の前根から知覚性の神経線維が入り、後根からは運動性の神経線維が出る。
逆
× 横隔(膜)神経は胸神経の後枝である。
前枝
○ 横隔膜は骨格筋であり、頚髄から出る横隔神経により支配されている。
○ 頚髄神経は8対である。
○ 下行性神経伝導路のうち錐体路は、全身の骨格筋の随意運動を支配する伝導路である。
× 錐体路の中枢は大脳皮質の中心後回にある。
中心前回
○ 四肢の知覚神経の末梢部を構成するものは樹状突起である。
× 視床下部には自律神経の中枢があり、またこの部位は意識とも深い関係にある。
関係ない
× 脊髄は脳と異なり、損傷されても再生して機能を回復する。
回復しない
× 髄液はクモ膜下腔で分泌されて脳室に流れ、静脈洞に吸収される
逆
Fly UP