...

さかたり83号

by user

on
Category: Documents
34

views

Report

Comments

Transcript

さかたり83号
平成21年6月1日
さ か た り
1
○
防 府 天 満 宮
佐加太利とは御鎮座地
天神山の古来名「酒垂
山」からとったものです
新緑に映える楼門
﹁雑 感﹂
宮司
鈴
木
宏
明
昨秋、米国に端を発した経済危機は百年に一度ともいわれる大変な事
態に発展しました。大型企業の倒産や非正規社員の解雇の問題など、身
近な問題として私たちの生活にも不安の影を落としています。政府も対
策に乗りだし定額給付金といった措置もとられましたが、その経済の疲
弊ぶりは国と地方との権限や財源の問題にも話が及んでいます。
道真公は政治家としての広い視野で﹁阿衡の紛議﹂や﹁遣唐使の停止﹂
などの難問を解決されましたが、経済問題においても﹁検税使の派遣廃
止﹂という偉大な功績を残されたことをご存じでしょうか。
道真公は貞観十六年、三十才で民部少輔に任じられ、民政一般を司る
役所で地方行政と税制に関する見識を養われました。その後仁和二年讃
岐守に着任されるや、今度は律令により農民たちが貧窮する現場の姿を
目の当たりにされたのでした。道真公はこの窮状に国府を巡り仏の供養
まつりごと
をし領内の安全を祈ったり日照りには神に雨乞いをするなど、農民の幸
せのため 政 に労を尽くされました。そして寛平八年、これらの実務を
基に﹁検税使の派遣廃止﹂を立案されました。検税使とは諸国に派遣さ
れる財政監察官のことで、一見必要な職にも見えますが、不作の年など
時として税の運用の自由を失い、かえって農民を苦しめることを経験的
に見抜いておられたのです。この年、中納言道真公は財務大臣である民
部卿を兼ねられ、民政の最高責任者として地方の行政改革に積極的に乗
り出されました。何と、これら道真公の立案がその後の時平の延喜の改
革へ道を開いたとも言われています。
いつの世においても、政治に限らずとも古い体制の欠陥をその内部か
ら検証し、改革を志す姿勢は必要なのではないでしょうか。
http://www.hofutenmangu.or.jp
の幣殿が繋ぐ複合社殿です。昭和
入母屋造の本殿と拝殿を両下げ造
士 杉 山 信 三 氏 が 設 計 致 し ま し た。
れたのでありましょう。
﹁お住まい﹂として社殿を設計さ
霊が安堵されるようにと菅公の
た。博士はそのお気持ちを酌み御
っていたいとのお心を表されまし
ひたぶる
権禰宜 峯
和生
﹁ と っ て も 凄 い で す!
あり
が と う ご ざ い ま す。﹂ と、 元 気
に泳ぐ鯉のぼりを見て、父親と
喜ぶ少年の顔がとても印象的で
した。
毎年当宮では、こどもの日を
前に鯉のぼりを境内に揚げてい
ます。先日、
近住の少年から
﹁揚
げ る 時 に 僕 も お 手 伝 い し た い。
僕の鯉のぼりも揚げてもらいた
い﹂との申し出に応えたところ
でした。
子どもが元気に育つようにと
願いを込めて鯉を空高く泳がす
日本の伝統風習ですが、最近は
住宅事情や少子化の為でしょう
か、民家の庭に高々と鯉のぼり
が揚がる姿を見ることは少なく
なり大変残念に思います。私が
幼い頃、父と祖父が庭に鯉のぼ
りを揚げ、あの少年と同じよう
に喜んでいた事を思い出しまし
た。当時は幼くて感じることの
出来なかった父や祖父の想いが
込み上げてきます。
私も親となった時は、子供と
いっしょに元気に泳ぐ鯉のぼり
を掲げたいと思います。
再建当時(昭和33年)
ある本州最後の地、この防府に住
二十七年に焼失した全体的に装飾
居をかまえ〝無実の知らせ〟を待
が多かった社殿とは異なり、白木
当社殿は、郷土出身の建築史家
村田治郎博士の指導のもと工学博
造りや折り上げ天井で、彫刻類の
国の登録有形文化財
国の登録有形文化財というのを
御存知でしょうか。これは、文化
ほとんどない繊細優美な平安時代
︵建造物︶に登録
財保護法によって、保存及び活用
の様式を取り入れ、昭和三十三年
に再建されました。
いことを強く感じた次第です。
に語り継いでいかなければならな
殿に込められた精神を大切に後世
たちは立派な建物とともにその社
めて感じることができました。私
この社殿に、このような先人た
ちの思いが詰まっていることを更
についての措置が
折り上げ天井
特に必要とされる
文化財建造物を登
録する制度で今年
しかしなぜ、こうした造りになっ
たのでしょうか?
天皇のいらっしゃる都と地続きで
︵国の重要文化財松崎天神縁起絵巻より︶
﹁此地いまだ帝土を離れず
願は居をこの所にしめん﹂
たお言葉があります。
りになられました。その時残され
州最後の地、この防府へお立ち寄
ご 承 知 の よ う に 菅 原 道 真 公 は、
太宰権帥に左遷。西下の途次、本
現在社殿正面
の一月八日に登録
されました。
認証のプレート
本殿・幣殿・拝殿一棟
2
○
さ か た り
平成21年6月1日
崇敬会だより
※詳しくは、同封の入会のすすめをご覧下さい。
天神様の御神徳をいただかれますよう崇敬
会へのご入会をお待ちしております。
の予定です。
いたしており、八月頃にはご案内
崇敬会研修旅行を一泊二日で企画
本年も会員の皆様にご満足いた
だけるよう本年十月下旬に第二回
囲気で大祭を終えました。
し講演を頂き、会場は和やかな雰
ナウンサー高橋裕氏に﹁縁﹂と題
えにし
近況を報告。その後、山口放送ア
﹁まちの駅﹂についてなど当宮の
たことや大鳥居西側に建設予定の
社殿が登録有形文化財に指定され
修旅行等の崇敬会活動報告、
また、
をダイジェストで上映。
︶
、前回研
子語り舞台︵
﹁日本神話への誘い﹂
総会では宮司より、昨年崇敬会
主催で開催させて頂いた、浅野温
もと、執り行われました。
誉館長︶以下六十名の会員参列の
四月二十九日、崇敬会大祭が福
田百合子会長︵中原中也記念館名
第八回崇敬会大祭斎行
平成21年6月1日
さ か た り
3
○
崇敬会新規会員紹介
岩国市玖珂町
広島市西区
美祢市秋芳町
呉市焼山北
光市岩田
山口市維新公園
広島市南区
萩市見島
愛媛県今治市
光市室積
美祢市美東町
宇部市東須恵
防府市勝間
周南市清水町
広島県安芸郡
防府市勝間
防府市石が口
兵庫県尼崎市
防府市緑町
北九州市戸畑区
防府市向島
防府市中西
長門市油谷
美祢郡秋芳町
防府市国分寺町
滋賀県近江八幡市
宇部市妻崎開作
廿日市市山陽園
山口市朝田
山口市吉敷
東広島市高屋町
広島県安芸郡
防府市西浦
光市虹ヶ浜
山陽小野田市西高泊
防府市真尾
広島県安芸郡
防府市新橋町
平成二十年十二月一日∼平成二十一年四月三十日
までの入会の方々です。︵敬称略︶
特別会員
宮野
和人
家族会員 井上 正
入江
勝三
山本
耕作
松井
武
清水 宗治
大城
京子
山内 祥 前原 國男
荒谷 邦明
渡邉
徳正
高橋
登
植田
悟
松尾 和幸
早川 祐司
上利 達雄
荒地
清水
杉尾 啓
小嶋
透
丸山 淳
佃
邦夫
菅 拓三 塚本 修次
田辺 敏雄
西山
義隆
山本 徹
藤田
満雄
井上 正
西
弘晃
中原 央智
清地 威左夫
個人会員
山田
沙智子
森
幸二
神力 千草
中村
正美
小田 初美
羽根 俊昭
永野 正
※第一巻から第六巻までの代表的な場面を順にご紹介しています。
※これまでの場面紹介は防府天満宮ホームページに掲載しています。
平成二十三年松崎天神縁起七〇〇年プロジェクト
絵巻場面紹介
巻第二・第六段
没後、安楽寺に葬る
墓所を筑前国四︵王︶寺に定め、柩を運
ぶ途中、牛が路上にうずくまって、一歩も
進まない。やむなく、
そこを墓所と定めた。
いまの安楽寺がこれである。まことに不思
議なことである。配所で横死した道真の遺
体を、筑前国四︵王︶寺に葬ることとなっ
た。柩を乗せた車が夜道を急いだ。近習や
こ しょう
僧、それに警固の武士たちが扈従した。突
然、牛が前足を折った。続いて後足を折る
と、路上にへたり込んでしまった。牛飼の
童が、いくら口綱を引いても、まるで根が
生 え た よ う に、 動 こ う と し な い。﹁ こ れ は
したり。
いったい、
どうしたというのじゃ﹂
。
人 々 は、 い ぶ か っ た。﹁ 四︵ 王 ︶寺 ま で は、
まだかなりの道のりがあるというのに、困
ったことじゃ﹂やがて、一行の中の一人が
気 付 い た。
﹁ そ う じ ゃ、 そ う じ ゃ。 道 真 様
の霊魂は、ここにおとどまりなされたいそ
う な ﹂﹁ い っ そ、 こ こ に ご 埋 葬 申 し 上 げ た
らどうであろう﹂と。人々に、深い悲しみ
が襲った。一同は、とりどりに袖で涙をぬ
ぐ っ た。 松 明 が、 ひ と し き り 燃 え 盛 っ た。
闇の中を、僧衣の袖をたくし上げると、早
くも、2、3人の僧侶が、鋤で墓穴を掘り
始 め た。﹁ お 主 ら め そ め そ 泣 い て い る 場 合
ではないぞ、片時も早く、道真様のご遺骸
を、葬り奉ろうぞ﹂と、力むのであった。
﹁続日本の絵巻二十二
松崎天神縁起﹂
﹁中央公論社
編集・解説
小松茂美﹂より抜粋
∼聞き手
防府天満宮宮司∼
アートディレクター
さん
今の陛下から紫綬褒章をいただき
ます。余談ですが平成十四年には
しさを普及するお手伝いもしてい
れ、自然を肌で感じる事の素晴ら
を通じて風や鳥の声や虫の姿に触
理事もしていて、いろんなゲーム
えて⋮
降りたりされたのかな∼なんて考
す。道真公もあの石段を昇ったり
神社らしい文字になったと思いま
り入れ、三段の階段をデザインし
階段を意味する﹂という考えを取
の﹁立心偏とは神が昇り降りする
あの取材はもうそんな前になり
ますか。確かに祭の激しさもすご
ね。素晴らしい環境が残っていて
また天神山は九万坪あるといわ
れましたっけ?あれもすごいです
まさにアートだと思います。直感
わるものがありますよね。これが
府天満宮にあります。
ンの﹁LOVE神社﹂の石碑も防
た。ロゴといえば浅葉先生デザイ
しいロゴを有り難うございまし
てくるような気がします。素晴ら
ら千百年前の菅公の思いが伝わっ
●そういえば﹁防﹂という文字か
魂は後世の人に残るんですよ
ね、不思議と。
ました。二代の天皇に渡って賞を
防府天満宮の設計は有名な村田
治郎さんでしたね。
浅葉克己
いただく事が出来たのも防府天満
の仕事で防府天満宮﹁裸坊祭﹂を
●はい、そのお蔭で今春社殿は国
あと、防府といえば私は山頭火
宮にお参りしたお蔭かもしれませ
取材に来られ、その後も何度かお
の登録有形文化財に指定されたん
の フ ァ ン で す。〝 分 け 入 っ て も
分 け 入 っ て も 青 い 山 〟 な ん て、
見たそのままなんだけど、何か伝
かったけど、参道の九十六段の石
御網代をイメージし、その棒をデ
夏目漱石の小説﹃門﹄の一節に、
は後でいじるよりそのままぶつけ
●先生には﹁防府天満宮﹂と日本
何か活用の方法はないものでしょ
私はこう見えてもサバイバル派
桑菅 廟 最 初﹂のロゴをデザイン
で最初の天満宮という意味の﹁扶
段は印象に残っています。参拝す
で小さい時からボーイ
た方がいいですね。
スカウトに入っていま
うか。
転曲面の
﹁てりむくり﹂
していただきました。
ふ
がほどこされ、中世の
した。手旗賞、炊事賞
ザ イ ン に 取 り 込 み ま し た。
﹁防府
﹁扶桑菅廟最初﹂のデザインは
難しかったですね。結局裸坊祭の
ー ト を こ な し、 不 二 ス
天満宮﹂は素晴らしい文字が多く
特徴がよく表現された
項目もの実技とレポ
そして野営賞といった
カウトの称号を昭和天
助かりました。中でも﹁防﹂とい
と楼門の屋根にはうねるような反
日本らしいデザインで
でも普遍的で、建築家
皇から戴いたほどなん
ばん しげる
の坂茂さんもパリで建
で す よ。 現 在 は 日 本 ネ
う文字は、漢字学者の白川静さん
設中の新ポンピドーセ
イチャーゲーム協会の
ンターにいかしておら
45
そうかんびょうのさいしょ
したね。この手法は今
るのに丁度いい感じですね。それ
ん。
︵笑︶
参り頂きました。お祭や神社の印
です。
12
象はいかがですか。
年﹁アリナミン﹂の広告
宮司の東奔西走
㊈
談
●平成
対
れます。
▲浅葉先生と球さん LOVE神社の前で
4
○
さ か た り
平成21年6月1日
ば駄目だ﹂と言う場面があるので
リとしたところを持って来なけれ
し、その中で老師が﹁もっとギロ
主人公の宗助が老師と禅問答を
門 の 中 に は 必 ず 人 が い ま す よ ね。
て 来 た な と い う 感 じ を 持 ち ま す。
す。そんな門を見ると日本に帰っ
の山門といった門が大好きなんで
社に望まれる事は?
頂きました。最後にこれからの神
た哲学的な奥の深さを感じさせて
かと考えています。しかし高校一
デザインの本質があるのではない
すが、私はその﹁ギロリ﹂の中に
ンにとってはこの﹁閃﹂が最も重
らめき︶という文字です。デザイ
そ れ を 文 字 に し た の が﹁ 閃 ﹂
︵ひ
す。お祭も同じような意味合いが
エンジンとは円陣のことなんで
は 20 0 1 年 か ら 始 め た か ら で、
以前から﹁エンジン ﹂という
デザイン会議を行っています。
わっしょいわっしょ
感じがありますが、その中にLO
ィアというか力が出てくるから不
い
しいと思います。本来、神社とは
これからは、そんなデザインの
もつ力を神社の中に取り込んで欲
思議です。
第一号を防府に設置す
〝 心 の 港 〟 ほ っ と す る 場 所 で す。
そんな
﹁LOVE神社﹂
﹁ 閃 ﹂ だ と 思 い ま す。
VEという文字をいれる、これが
やっているといろんなアイデ
陣を組んで
あると思うのですが、みんなで円
要だと考えています。
とは何か分かりません。分かった
様で分からない⋮これが禅問答か
もしれません。
もともと私は神社の鳥居やお寺
﹁L O V E 神 社 ﹂ も﹁ 閃 ﹂ な ん
です。神社は漢字以外あり得ない
年 か ら 五 十 年 間、 未 だ﹁ ギ ロ リ ﹂
01
ることが出来ました。
それでいて神社は新鮮です。宝物
をREデザインするもよし、LO
ものを取り入れる事によって日本
っ て き て く れ ま し た。
の歴史文化を伝える事の出来る情
ラテン文字を使うもよし、新しい
にも未来があると感じ
報の発信基地になって欲しいと思
VE神社お守りのようにお守りに
たのでしょう。後を継
ずっと親の背中を見
いでくれてほっとして
います。
て、憧れて、デザイン
います。
●お忙しい中、本日は本当に有り
そんな神社のお守りを私はいっ
ぱい買ってしまいます。
︵笑︶
︵笑︶
難うございました。
これも防府天満宮に
お参りしたお蔭かな
●デザインに秘められ
プロフィール
昭和十五年横浜市生まれ。日本を代表するグ
ラフィックデザイナーで日本の広告界の歴
史に残る素晴らしいTVコマーシャルやポス
ター作品を多数制作。代表的な仕事に武田薬
品︵ ア リ ナ ミ ンA ︶、 サ ン ト リ ー、 西 武 百 貨
店、セゾングループ、日清食品︵カップヌー
ドル﹁シュワルツネッガー食べる﹂
︶、民主党
ロゴマーク。テレビタイトル﹁二十四時間テ
レビ﹂﹁カンゴロンゴ﹂
。公式ポスター﹁長野
オリンピック﹂﹁世界卓球選手権﹂など。
日本アカデミー賞最優秀美術賞︵映画﹁写楽﹂
美術監督として︶ほか受賞歴多数。二〇〇二
年紫綬褒章受賞。
︿付記﹀
防府天満宮のロゴは送付の封筒に印
刷されています。また﹁LOVE神
社お守﹂については本号に同記事を
掲載しています。
▲対談風景
01
イン
実はそんなデザ
きゅう
の世界に息子の球が入
▲浅葉デザイン事務所にて
平成21年6月1日
さ か た り
5
○
社務所だより
行われ、職員一同本番さながらに
訓練を致しました。
第四回梅まつり開催
境 内 の 梅 が 一 斉 に 咲 き 誇 る 中、
第四回梅まつりが二月十五日∼三
月一日まで開催されました。梅花
まざまな催しが行われ、期間中は
国籍料理、茶室でのお茶会などさ
日誌抄
︵平成
年︶
1月1日
歳旦祭
1∼3日
書き初め会・梅茶接待
1 ∼ 日
天神おんな神輿写真展
5日 釿始式
7 日
七草粥会
日
貞宮遙拝所例祭
日
弓始式
日
月次講社祭
鳥取空港各受験祈願大絵馬設置
日
米子空港各受験祈願大絵馬設置
日
月次祭・天神市︵縁日︶
2月1日
月次祭
2∼3日
節分祭牛替神事
8 日
お針祭
日 建国祭
日 月次講社祭
日∼3月1日
梅まつり
日
梅花祭・稚児舞奉納
月次祭・月次茶会裏千家山本宗
日
日
日
日
3月1日
日
日
日
4月1日
5日
日
日
日
日
日
日
日
5月1日
5日
9日
日
日
日
日
日
月次祭・人形感謝祭﹁里親さ
がし﹂
月次講社祭
春季祖霊大祭
春祭、月次茶会裏千家小松田
宗泉先生奉仕・天神市︵縁日︶
防府市観光協会主催植樹祭
茶筌祭
御正祭
月次祭・新入学児童勧学祭
筆まつり
酒垂神社例祭
月次講社祭・
第三回防府天満宮勝ち牛杯氏
子対抗ゴルフ大会
全国神社総代会 名正式参拝
月次茶会専心小笠原流煎茶山
口県中部支部・天神市︵縁日︶
毛利家春祭・淡交会慰霊祭
崇敬会大祭
月次祭
日本鶏展覧会
防府天満宮神道家﹁まほろば
会﹂研修旅行
金鮎祭奉祝茶会篠原宗菊先
生、萩原宗智先生御奉仕
敬神婦人会総会
金鮎祭
表千家慈善茶会
月次茶会池坊花雅会劔持玲華
先生、山本梅昇先生、市川水
月先生奉仕・天神市︵縁日︶
次社中御奉仕・天神市︵縁日︶
10
山根基世さん
豆撒き御奉仕
祭をはじめ敬神婦人会による甘酒
撒 き 神 事 に は 特 別 ゲ ス ト と し て、
大勢の参拝者で境内は大いに賑わ
の接待、天神芸術村の大道芸や多
防府市出身のことばの杜代表山根
恒例の節分祭牛替神事が二月
二、三日に執り行われ、三日の豆
基世さん︵元NHKチーフアナウ
︵三月二十八日︶
いました。
梅・桜植樹奉納
防府市観光協会の四季の花実行
委員会では、市内観光地に記念植
樹 を 行 っ て お り、
﹁笑顔の花咲く
まち防府﹂として当宮にも市民の
皆様より植樹を頂き、参集殿北側
梅園において植樹式が行われまし
た。この他にも当宮総代の山本静
治・統子ご夫妻が金婚式記念、元
職員柴崎和子様、羽嶋松翠園様は
神 恩 感 謝、 杉 信 子 様 は 長 寿 感 謝、
岡野達大様、石田真子様、木原貴
酒造りに使用、漬け終わった﹁あ
中 で も 本 年 は、 周 南 市 の 酒 蔵
㈱山縣本店が当宮で採れた梅を梅
ン サ ー︶ が 御 奉 仕 を さ れ ま し た。
牛替神事は、平成二十三年に百回
目を迎えます。より盛大になるよ
︵一月二十二日︶
紀様、長峯ほのか様、藤本宥人様
がり梅﹂を﹁出世梅﹂と名づけ参
況の内にあっという間に完配いた
21
50
15 14 11
25 16
25 22 15 15 11
25 20 15
31 29 28
19 15 12
25 21
29 26
う記念行事を計画中です。
防火訓練
回全国スポーツ少年団剣道
交流大会出場記念として御奉納頂
は第
きました。紙面をもって厚くお礼
防府市消防本部は、毎年市内の
文化財を対象とした防火訓練を行
っており、今年は当宮で行われま
11
拝者に無料配付したところ、大盛
した。当日の訓練は、車祓所に停
日︵日︶
しました。
月
申し上げます。
こ しゃさんしき
車中の車両より出火という想定で
はな み
●花神子社参式
10
10
25 17 15 14
31
6
○
さ か た り
平成21年6月1日
ご じんこうさい
あ
新総代・新承仕 ︵大小行司補佐役︶
・新入職員
紹介
日︵日︶
橋本
美樹
下松市出身
第二十一回天神おんな
神輿写真コンテスト
どうぞよろしくお願いします。
と まつり
月 日︵土︶
・報賽 祭
まちの駅建設
はだか ぼ う まつり
●御神幸祭︵裸坊祭︶
﹃高杉晋作の
天神信仰﹄発刊
防府市は観光地の更なる発展を
願い、当宮表参道大鳥居西側境内
ました。︵詳細は次号︶
地に﹁まちの駅﹂建設を計画致し
氏︵幕末維新研究家︶著﹃高杉晋
昨年、明治維新百四十年を記念
して、当宮歴史館顧問の一坂太郎
作の天神信仰﹄
を発刊致しました。
動乱の世を駆け抜け、新世界を
切り開いた、高杉晋作をはじめと
※尚、完成の来年四月まで正面駐車場、
観光案内所トイレは使用ができませ
ん。 他 の 大 駐 車 場、 ト イ レ を ご 利 用
下 さ い。 ご 迷 惑 を お 掛 け し ま す が、
何卒ご協力をお願い致します。
する維新の志士達が、天神様を信
★新総代
仰していたことは、あまり知られ
き﹁天神様﹂が明治維新に果たし
ておりません。本書は史実に基づ
た役割をわかり易く解き明かして
國弘欣四郎
一行事区
新町
藤本眞美
三行事区
千日町
三谷勇生
三行事区
上河原
石井秀和
四行事区
高倉
橋本
勇
五行事区
栄町一
藤本晃二
六行事区
駅通中
吉末忠晃
七行事区
上天神町一
伊藤陸人
九行事区
国分寺
★新承仕
藤井
䎭
防府市上右田
★新入職員紹介
29
防府市長賞
﹁女神輿が駆抜ける﹂
下松市
橋本
裕幸
防府商工会議所会頭賞
﹁ラストスパート﹂
山口市
松 泉
防府市観光協会会長賞
﹁熱いぜ!おんな神輿﹂
防府市
深野
誠司
防府天神祭振興会奨励賞
﹁祭りの女﹂
防府市
徳久
敏郎
︵敬称略︶
その他、入選作品
三十点
応募総数
一八七点
平成 年
1月 日
日
2月 日
日
日
3月8日
日
日
日
日
日
日
4月4日
日
日
日
日
日
5月2日
3日
5 日
日
日
日
日
日
日
ケビン リンポール・純子
澤田 義彦・由紀子
中濱
康之・歩美
西村
淳・幸子
齊藤
幸太郎・典子
伊藤
学・美紀
野村
能弘・幸恵
上田
辰哉・幸枝
森岡
雅英・亜季
吉武
記一・真奈
鈴木
裕也・裕子
髙邑 勉・美樹
松原
豊・訓子
中川原
勝也・貴子
石田 順一・由加
安心院
光弘・聖子
濵田
太輝・睦美
矢元
謙吾・智子
佐々木幸太・有未江
河村
隆広・恵美子
藤永
美裕・尚子
堀
通伸・美幸
志賀
正寛・佳子
宇佐川直樹・美佐子
赤堀
陽介・悠
渡辺
武士・恵美
田中 哲史・美恵子
原田
智史・文江
石井 宏明・ちづる
村岡
孝典・真奈美
辻原
直・奈保
三輪 俊晴・恵
国本
和之・奈緒美
石田 拓也・佳奈
白井
栄司・栄美子
玉木
俊之・真佐江
田戸 徳彦・美樹
久光 達也・朋恵
清水 陽一・美紀
岩田
広人・加代子
上田
明弘・理恵
五十部
健・純子
吉井 隆輝・享子
渡利 英樹・麻子
田中 龍星・知子
伊達
直人・貴子
草賀
聡・珠恵
大石
亘太・加奈
板村 憲作・さくら
お二人の末永いお幸せをお祈り致します
14 19 10 21
23 15
28
種田
里恵
防府市出身
ご結婚おめでとう(神社挙式分)
11
おります。
御初穂料は千円、郵送料は別途
百円。詳しくは、社務所までお問
い合わせください。
お詫び
当宮歴史館は本年十月より耐震
補強工事の為、平成二十三年秋
まで閉館致します。
「最高潮」 宇部市 伊藤 巖
21 20 14
29 28 22
18 11
19
26
29
16 10
17
24 23
30
防府天満宮賞
平成21年6月1日
さ か た り
7
○
八月三、四、五日
た ん し ん さ い
御祭神﹁菅原道真公﹂の
ご誕生をお祝いする お 祭 り
ご
紹介
︵夏祭り︶
豆知識
菅 公 は、 承 和 十 二 年︵ 八 四 五 ︶
陰暦六月二十五日︵丑の日︶にお
生まれで、御誕辰祭はその日を現
在の陽暦にあて、八月五日に執り
行っております。
﹁LOVE神社お守﹂
今春四月に一周年を迎えまし
た。
防府天満宮神道家
納骨殿竣功一周年
新授与品紹介
御祭神菅原道真公は、子宝に恵
まれ家族愛に満ちたお人柄で、左
遷の折には我が身よりも家族をと
ても心配されたそうです。そんな
優 し い お 人 柄 の 菅 公 に あ や か り、
家族・恋人・友人そして世界の人々
が愛に満ち、幸せであるように願
いを込め、奉製致しました。
デザイン/浅葉克己
︵関連記事同号・宮司の東奔西走︶
http://www.hofutenmangu.or.jp
大花火大会(昨年)
∼レーザービームとのコラボレーション∼
御初穂料
七百円
満開の桜と納骨殿(今春)
﹁御御誕誕辰辰祭祭﹂
万灯祭や夫婦円満祈願祭等、
期間中、
ま た 最 終 日 に は 大 花 火 大 会 が 行 わ れ、
夏の夜空を彩ります。
こ の 他 に も 武 道 大 会 や 奉 納 清 書 展、
大茶碗茶会、夜はビアガーデンなどさ
まざまな神事行事を行っております。
号
その他年間管理料等は不要です。
※永代使用料は百五十万円、
までお問い合わせ下さい。
神道家の方、また神道に改宗を
お考えの方は、ご遠慮なく社務所
表
裏
さかたり第
防府天満宮社務所
電 話
〇八三五│二三│七七〇〇
FAX
〇八三五│二五│〇〇〇一
発行所
山口県防府市松崎町十四│一
83
▲大茶碗茶会
▲夫婦円満祈願祭
幸せの大盤振い(餅撒き)
是非とも夏のひとときを天満宮で過
ごしてみませんか。
※詳しくは、ホームページをご覧下さい。
▲万灯祭∼光のページェント∼
8
○
さ か た り
平成21年6月1日
Fly UP