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CA1-SOL271: エネルギーマネジメントソリューション ENEOPT

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CA1-SOL271: エネルギーマネジメントソリューション ENEOPT
エネルギーマネジメントソリューション
工場省エネルギーのパートナーとして
ソリューションをご提供します。
To optimize the energy with azbil
ご注文・ご使用に際しては、見積・契約基本条件を必ずお読みください。
あわせて「ご注文・ご使用に際してのご承諾事項」(下記URL)をお読みください。
http://www.azbil.com/jp/product/cp/order.html
●ENEOPT、EneSCOPEはアズビル株式会社の登録商標です。
●その他本文中に記載している製品名、機種名、社名は、各社の商標または登録商標です。
[ご注意] この資料の記載内容は、お断りなく変更する場合もありますのでご了承ください。
本資料からの無断転記、複製はご遠慮ください。
ご用命は下記または弊社事業所までお願いします。
※2012年4月1日、株式会社 山武 は アズビル株式会社 へ社名を変更いたしました。
本社 〒100-6419 東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビル
北海道支店
東 北 支 店
北関東支店
東 京 支 社
(011)781-5396
(022)290-1400
(048)621-5070
(03)6810-1211∼2
中
関
中
九
部
西
国
州
支
支
支
支
社
社
店
社
(052)324-9772
(06)6881-3331
(082)554-0750
(093)285-3530
<アズビル株式会社> http://www.azbil.com/jp/
<COMPO CLUB> http://www.compoclub.com/
初版発行:2010年 5月-O
印 刷:2014年 12月(第5版)-O
CA1-SOL271
キーワードは
「エネルギーを最適に」
世界的に地球温暖化防止のための対策が行われています。もともとは、CO2排出量増加を背景
としていましたが、
日本国内においては、2011年の東日本大震災を機に、省エネ活動の目的は、
「エネルギーコスト削減高にいかに対応するか」へと変化しています。
また、生産活動におけるエネルギー源である電気、重油、
ガスに加え、再生可能エネルギーへの
個別最適制御
連携制御
全体最適制御
個々の機器や設備のエネルギー使用効率
エネルギーの供給側と需要側の両者で個
生産設備やユーティリティ設備がひとつ
の機器や設備からなる場合と比べ、機器
が最適になるように制御します。省エネル
別に制御している場合は、需要側のエネル
ギーを行う第一段階として、機器や設備に
ギー使用量が多い状態を想定して供給を
や設備の種類や数が増えると、工場全体
応じた制御を提供。生産状況や外気温な
行うように設定されていますが、需要側の
で最適となるような運用計画を立てること
ど、負荷変動時の効率を高く保つことがカ
使用量が少ないときは、供給側の設定を
が飛躍的に難しくなります。使用量をあら
ギとなります。
需要側使用量に連携することで最適に制
かじめ予測し、工場全体で効率よくエネル
御します。
ギーを使用できるよう、生産状況に合わせ
期待も高まり、省エネルギーやエネルギーマネジメントの手法は複雑化し始めました。
た制御を行います。
エネオプト
ENEOPTTMは、生産プロセスの中で使われる、エアー、蒸気、冷水、温水、電気、ガスなどのエネル
ギーを最適制御し、省エネルギーを実現します。
設備を「個別」に、需要側と供給側の「連携制御」
で、
さらに工場全体で使用するエネルギー量を
予測し供給する「全体最適制御」で。製造現場に密着し、エネルギーロスを最小にすることで
供給側
得られる省エネルギーソリューションを提供します。
需要側
さらに、省エネ業務に携わる担当者がすぐに結果を出すことができる「見える化」や、省エネ
担当者ではない一般社員に気づきを促し、省エネ活動の推進に巻き込む「見せる化」のしくみ
など、
あらゆる手段を駆使して、お客さまが求める省エネ課題の解決策を提案・実行します。
エアー
蒸気
冷水
温水
電気
ガス
お客さまとともに、
課題解決に取り組みます!
2
3
企業競争力を高めるために・
・
・
アズビルにご相談を!
いま、
どのような課題をお持ちですか?
課題解決の優先順位は、
それぞれの企業によって異なります。
また、立場によって、取り組みには限度があります。
アズビルは、省エネルギーに関してさまざまな切り口で、
操業確保
最適な省エネルギーを提案します。
計画通りの稼動を行いながら
その切り口とは、
エネルギーを最小に。また、万
運用、実態把握、現状の設備使用を条件としたり、
が一の状況にも適切に稼動す
制御だけでなく、設備更新を対象としたり、
るための準備が必要。
収益改善
エネルギーコスト高への対応。
初期投資を抑えるためのアイデアの提案など。
環境対策
企業全体での戦略的対策が
そして、ひとつのターゲットが省エネルギーに成功したら、次のターゲットへ、
改善し続ける省エネルギーのスパイラルアップを
アズビルがパートナーとして支援します。
求められている。
しかし、
すでにやり尽くした感もあり、
これ以上の省エネルギーに手をつけることができない。
何から省エネルギーを実施してよいか分からない。
4
5
どんな省エネルギーができますか?
工場において生産されるエネルギーロスを最小にします。
生産現場で使うエネルギーをエアー、
蒸気、
冷水、
温水、
電気、
ガスなどの系統別にとらえ、
それぞれに最適な
省エネルギーを実施します。その手法は、設備ごとの「個別最適制御」から、需要側が必要なエネルギー
量を計測して供給側でそれぞれのエネルギー製造量を制御し大きな削減効果を生む「連携制御」、生産
量に応じて工場全体でベストな運用計画を立てエネルギー供給を行う
「全体最適制御」
まで、必要に応じ
て行います。
このような省エネ活動においてインフラともいうべき「見える化」も、
より効果の生まれる
方法で提案します。
動力
製造
空調の
設定温度
稼動台数
冷却水温度
の設定
重油
出口温度
温水ボイラ
太陽光
パネル
風車
冷却塔
冷凍機
運転方案
蓄熱槽
送水圧力
ポンプ
温水
照明
空調機
冷水
ミストコレクタ
放熱
クリーン
ルーム
装置の
立ち上げ時間
末端圧力
ピーク電力
蒸気
蒸気ボイラ
電気
変電所
コンプレッサの
負荷
燃焼効率
電気
供給圧力
漏れ
末端圧力
空気比
エアー
コジェネ
非生産時の
運転状態
コンプレッサ
ガス
ガス
ガスプラント
製造装置
燃焼炉
稼動台数
装置の
起動タイミング
実際に使ったエネルギー
契約のロス
作るロス
使うロス
● 使用量を把握し、
● 負荷を予測して効率的な設備の運転
● 配管からの漏れや
● 非稼動時を含む
契約を見直す
● 無負荷運転の削減
熱損失防止
適正量の供給
ENEOPTview
アズビルの
ソリューションは
実績あるパッケージで
利用できます。
見える化(EneSCOPETM)
エネルギー管理・解析システム
ENEOPTmanager
管理標準(EneKarte)
ENEOPTutility
見える化・見せる化(ENEOPTpers) 全体最適制御(U-OPT)
電力需給最適化支援
見せる化(ENEOPTtopview)
エネルギー重要指標表示機能
ENEOPTcomp
コンプレッサ最適制御
ENEOPTsteamdep
スチーム減圧制御
ENEOPTpump
ポンプ最適制御
ENEOPTpers
電力需給最適化支援
ENEOPTairdep
エアー減圧制御
ENEOPTboiler
ボイラ最適制御
ENEOPTrt
冷凍機最適制御
ENEOPTdemand
電力デマンド制御
ENEOPTcr
クリーンルーム空調制御
ENEOPTpeakcut
受電電力抑制制御
ENEOPTexplore
漏洩巡回診断サービス
(リークタンサー)
エアー
6
送るロス
蒸気
ENEOPTchiller
冷凍機COP最大化制御
冷水 温水
使わなかった
エネルギー
ENEOPTfurnace
燃焼炉のエネルギーの
見える化
ENEOPTairfactor
燃焼炉の空気比制御
電気
ガス
7
継続的な省エネ活動をサポートします!
省エネ活動で、ひとつ成果がでたら、別の対象にターゲットを移す。省エネルギーや環境対策における大きな目標を
達成するためには、計画(Plan)、実行(Do)、診断(See)で段階的に進めていくことが求められるでしょう。アズビルは
実際の省エネ活動を行う上で、まず取り組むべき課題をお客さまとともに検討し、提案します。対象がひとつの設備
から、拠点全体へ、
そして企業全体へ広がっていくときには、
アズビルもグローバルな体制で支援します。
診断報告に従って、段階的な導入を提案します。
計画
お客さまの基準や目的に応じて、投資回収、CO2削減効果やコスト削減など、
優先順位に沿った計画を立案します。
見える化システムなどを活用した
運用による省エネ計画
●
低負荷時での設定値の変更など、運用による
●
2
削減を行います。
設備投資を伴う省エネ計画
●
・コンプレッサの設定圧力の変更
高効率な設備への更新による、設備単体での省エネルギー
・冷凍機の設定温度の変更など
を行います。同時に、更新した設備を最高の効率で運用でき
る、全体最適制御も行うことが可能です。
2
省エネ計画実現のため、
すべてをアズビルが
実行 対応します。
●
制御
●
設備導入
●
工事
●
試運転
改善
現状設備のままで、無負荷運転時間を削減する制御を行い
ます。
負荷予測による最適制御なども実施します。
・空調の設定温度の変更
3
効果を検証し、
次の省エネ活動を
改善 提案します。
1 次の
設備投資を伴わない制御による省エネ計画
3
実行
計画
●
エネルギーレポート
エネルギーデータを用いて、さらに省エネルギー
新たな
につながる提案を行います。エネルギーコストや
省エネ対象発見
生産量などが変動する中での最適な運転方案の
提案もその一例です。
●
コンサルティング
省エネ活動の実績とエネルギーレポートのデー
タ解析などを基に、お客さまの取り組みの優先順
効果検証
計画
位に考慮した次の提案を行います。
1
省エネ対象発見
改善
実行
お客さまとともに
省エネルギーの対象を
診断 探ります。
効果検証
1
●
ウォークスルー診断
工場全体を俯瞰的にとらえ、稼動中の設備の負荷
状況の確認と、運転方案などのヒアリングによっ
診断
て、効果を生む省エネポイントの目安をつけます。
●
詳細診断
省エネ活動の対象とした各種設備のエネルギー
データを計測し、診断します。投資回収や削減効果
に関する客観的な報告を行います。
8
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事例紹介
見える化システム導入後、
半年間でおよそ500万円の電気・LPガスのコスト削減。
CO2排出量は2010年度比18%削減。
アズビル金門和歌山株式会社では、本格的な省エネ活動の第一歩として、エネルギー使用量を正確
に把握するため、エネルギー管理・解析システムEneSCOPE、電力需給最適化支援ENEOPTpersなど
当社は、高度な計測・制御技術をコアに、常に時代の最新技術を先取りし、
製造業のビジネス環境の変化と
生産現場に求められるソリューションを提供してきました。
「エネルギーを最適に」をキーワードに、
を導入、2012年7月より稼動開始しました。
エネルギーマネジメントソリューションENEOPTでお客さまのパートナーとして、
省エネルギーの取り組みに貢献していきます。
オウルOKブラザーズ
玄関ホール、食堂にはEneSCOPE、ENEOPTpers
のモニタ画面が設置されており、従業員の省
エネ意識の醸成に効果を上げているほか、
来訪
者に自社の環境への取り組みをアピールする
ことにもつながっている。
1
TOPICS
見える化システムの導入から1週間、“気づき”を得て、即実行。
もともと、一番早く出社する社員が、朝6時ごろに空調のスイッチを入れるのが慣行でしたが、空調がない状態で
工場内の室内温度を計測したところ、8~9時になって温度が上昇することが明らかになりました。そのため、冷房
の利用は7時からとルール化し、全社員に周知したところ、作業現場の快適性を損なうことなく、
ガスを熱源とする
空調で使用するエネルギーを1日当たり電力量50kWh、LPガス9m3、削減することができました。
省エネ工場見学会のご案内
2
エネルギーコストダウンに大きな成果。
TOPICS
ガスメーターの検定検査室は、国が定める検定の用件を満たすため、室内が一定の温度、湿度に保たれた恒温
azbilグループは、藤沢テクノセンターを
「省エネモデル事業
恒湿室でなくてはなりません。週末に空調を停止すると、
月曜朝の作業環境に影響が出ると考えられていたため、
以前は、作業が行われない土曜、
日曜も空調を稼動させていました。
しかし、EneSCOPEで検証したところ、土曜、
所」
と位置付け、身近なアイデアを駆使したユニークな省エ
ネ対策から、先端技術を駆使した省エネ対策まで幅広く
行っています。
その対策の中で得られた「省エネ」に関する
技術・ノウハウを、
「省エネ工場見学会」
として広く公開し、
日曜に空調を停止しても月曜日の午前3時に稼動させれば、始業開始時には作業に必要な温湿度環境が整うこと
参加されたお客さまに好評をいただいています。
「省エ
が明らかになり、運用を切り替えた結果、1日当たり電力量726kWh、LPガス190m3を削減することができました。
ネ」をテーマにした職場環境作りなどについて、
ご興味の
ある企業・団体の方はぜひご来場ください。
※この内容は、
グループPR誌2013年Vol.3に掲載されたものです。
詳細は、以下のホームページをご参照ください。
http://www.azbil.com/jp/csr/factorytour/index.html
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