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総務省による外形標準課税導入案への反対について
法人事業税への外形標準課税導入を阻止すべく、地元選出の自民党国会議員に 以下の意見書を提出しました。 平成13年11月30日 横 浜 商 工 会 議 所 会 頭 髙 梨 昌 芳 総務省による外形標準課税導入案への反対について 時下、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 当所の活動につきましては、日頃より格別のご指導・ご鞭撻を賜り、厚くお礼申し上げます。 さて、外形標準課税については、日本商工会議所はじめわが国産業界全体が反対をしてきているにもかかわら ず、総務省では、このたび、旧自治省案をもとに修正案を発表しました。 修正案は、従来の案に比べて、賃金のウェイトを3分の2に圧縮しただけで「賃金課税」という本質に何ら変わる ところがなく、雇用の維持・創出に悪影響を与えることは明白であります。 さらに、修正案では、課税対象として資本金基準が新たに加えられておりますが、これは法人住民税との二重課 税であり、また、企業の自己資金の充実を阻むことになりかねません。 以上の理由により、当所といたしましても、総務省が提案した外形標準課税導入案は到底受け入れられるもので はなく、また、景気の良否にかかわらず絶対に導入してはならないと考えております。 つきましては、法人事業税への外形標準課税導入に私ども産業界全体が強く反対していることを十分にお汲み 取りいただき、これからの自民党税制調査会の審議等に反映していただきたきますよう特段のご配慮をお願い申 し上げます。 以 上