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- 1 - 福岡県高体連登山大会審査基準 審査内容および留意点 平成 28 年
福岡県高体連登山大会審査基準 審査内容および留意点 平成 28 年 4 月 - 1 - 福岡県登山競技審査基準減点項目 項目 行動 (50) 生活 (15) 知識 (30) 態度 (5) 平成28年4月 着眼点 内 容 負荷重量;出発時男子72㎏・女子52㎏以上,到着時男子64㎏・女子44㎏以上 体力 全コースを通じて個人の負荷重量は男子13㎏・女子10㎏以上 チーム単位行動時に設定された制限時間を越えると・90秒遅れで1点減点(チームとして) (40) ・60分遅れ(減点40点)以上は失格 引率行動時に遅れやバテの目立つチームは1日目・2日目前半・2日目後半毎に最大6点減点 歩行 リズム,フラットな足はこび,靴ひもの処理,落石,スリップ,安全確認,かつぎ方, (10) 三点支持(岩場など),難場(岩場,急坂の登降) 装備 個人装備=ザック,ザックカバー,寝具,食器一式,水筒,地図,磁石,時計,ヘッドランプ, (5) 雨具(上下),マッチORライター,細引き,手袋,呼笛,ナイフ,タオル,筆記用具,新聞紙, アンダーラ チリ紙,ズボン,襟付シャツ,下着替え,靴下替え,登山靴,帽子,防寒衣,計画書,行動食 インは個々 サブザック,サブザックカバー, に防水する 非常セット=(非常食,ローソク,マッチとライター,非常燃料,保険証(写し可),生徒証)等 携行品 共同装備=テント一式,炊事用具一式,コンロ,コンロ台,燃料(ガソリン不可), ラジオ,天気図用紙(1号),寒暖計,予備食,医薬品,裁縫道具,校名板(B5大),ツェルト, 修理用具(ペンチ,針金,畳針,糸,布製ガムテープまたはリペアテープ)等 用具の防水,パッキング,収納,ヘッドランプの不調・防水・絶縁処理, ぬれ雨具の処理,水筒の残水(500ml程度),燃料漏れ,テント・ザックの破損, その他の器具の破損,用具の不調,服装用具の使用法 設営撤収 テントの保定,暴風雨対策,メイン・フライの張り綱,ペグ,設営中のザック等の処理, ( 5) 後始末(校名板を置く,ごみ持ち帰り) 炊事(5) 必ず調理のこと,不衛生な調理,危険な調理,献立と内容,連携と手順 気象(8) 天気図の作成,解析と予報、気象の知識 地形地物(14) 読図,自然観察(動植物,地質,地形,地物)、登山用語 氏名,住所,保護者,連絡先,留守登山本部,留守責任者(夜間連絡先も記入), 計 画 現地連絡先,大会責任者,共同装備(個人別重量,分担者),個人別装備(個数,重量), 行動表(予定コース,時間),食糧表(献立,カロリー,品目重量,分担者),ルート高度表, (2) 地形略図(地図のコピーは不可),交通機関,必要経費,医薬品リスト, 事前研究(退避ルート,遭難対策) 記 録 通過時刻,休憩,分岐点,ピーク,水場,体調,植生, (2) 救急(4) 具体的処置(やけど,熱中症,出血,骨折,過呼吸,凍傷(冬季),ねんざ,毒虫さされ等) 生活態度ハ テント内の整理,不用品の散乱,テント内の燃料と食品の区別,就寝時の装備放置,ゴミの処理, ゚ーティーシプ 就寝時に騒ぐ,集合に遅れる(2分毎に1点減点),無人時のテントの処理,生活時間の厳守, マナー 提出物の遅れ(2分毎に1点減点) 本部指示の徹底,リーダーの指示に従う,作業分担の指示,出発休憩の指示,規則を守らない, 難場通過の注意,自分本位に歩く,勝手な行動,遅れる人の放置,歩行時のマナー,休憩時のマナー - 2 - 備考 1.到着時に計量。計量後5分以内に記録書を提出する。その後装備検査等を行う。 2.計画書は天気図と一緒に提出する。 3.サブザック行動時の携行品 個人=(サブザック,サブザックカバー,行動食,非常セット,水筒,雨具(上下),地図,計画書,磁石, ナイフ,ヘッドランプ,呼笛,手袋,時計,細引き,防寒具) 共同=(ラジオ,天気図用紙,医薬品,ツェルト,修理用具,裁縫用具,寒暖計) 4.県大会出場資格 男子;ブロック大会で入賞したチーム。ただし、新人大会はブロック大会出場チーム。 女子;高体連登山部に登録された学校のチーム 5.審査委員 県専門委員4名及び各ブロックから2名。各ブロックの人選はブロック専門委員長が行い、各ブロ ッ クの成績とともに県専門委員長に報告する。ブロック専門委員長は原則として審査委員として参加 する。 6.チーム編成は正選手と補欠選手の内より構成する。(大会毎のメンバー変更は原則として認めないこととする) - 3 - 項 着眼点 体 行 力 ( 動 40 点 ) ( 歩 50 行 ( 点 10 ) 審 査 内 容 留 意 点 負荷重量 出発時;男子72㎏・女子52㎏以上 ・重量不足は失格 到着時;男子64㎏・女子44㎏以上 但し全コースを通じ個人負荷重量 ・途中計量は到着時の重量以上 は男子13㎏、女子10㎏以上とする チーム単位行動時 設定された制限時間を越えると 90秒遅れで1点減点(チームとして) 60分遅れ(減点40)以上は失格 引率形式登山 遅れやバテの目立つチームは 1日目・2日目前半・2日目後半 毎に最大6点減点 リズム フラットな足運び 靴ひもの処理 落石 スリップ 安全確認 かつぎ方 三点支持(岩場など) 難場(岩場,急坂の登降) ・ 4~5m以上の遅れ (他のチームが入れる以上の間隔) ・自力で完歩すれば失格にはならない。 ・浮石、枯木を支点にすること ・パッキンク゛不良で片荷になる等 ・立木を頼りにしすぎる、膝に手をつく。 点 ) - 4 - 項 着眼点 生 装 審 査 内 容 個人装備 ザック,ザックカバー 寝具, 食器一式,水筒, 地図,磁石,時計,計画書 ヘッドランプ, 活 備 技 ( 術 5 点 ) ( アンダー 15 ラインは 点 個々に防 水する携 行品 雨具(上下), マッチとライター, 細引き, 手袋,呼笛, ナイフ,タオル,筆記用具, 新聞紙,チリ紙, ズボン, 襟付シャツ, 下着替え,靴下替え, 登山靴, 帽子,防寒衣, サブザック,サブザックカバー 行動食 非常セット (非常食,ローソク,マッチ, 非常燃料,保険証,生徒証)等 ) 共同装備 テント一式, 炊事用具一式,コンロ,コンロ台 燃料(ガソリン不可), ラジオ, 天気図用紙(1号),寒暖計, 予備食, 医薬品, 校名板(B5大), ツェルト, 裁縫道具, 修理用具 (ペンチ,針金,糸,畳針, 布製ガムテープまたはリペアテープ) 等 留 意 点 ・左に書かれている装備は必ず携行すること ・寝具:シュラフ又は毛布 ・水筒:ペットボトルでも可 ・地図:1チーム1枚は本物必携 ・予備電池・電球,ただし,LEDヘッドランプ は予備電球不要 ・雨具(上)はウィンドヤッケとして使用可 ・マッチとライター ・細引き:径5㎜長さ5m程度 ・ズボン:短パン不可 ・襟付シャツ:長袖シャツ,半袖シャツ可, Tシャツ不可 ・半袖シャツ着用の場合は長袖シャツを持参する ・登山靴:ズック不可 ・防寒衣:毛・フリースのセーターまたはダウン ・非常食:火無し・水無しでも食べられる物, カロリーを考慮,パック詰めにして1~2食分 ・保険証:写しでも可 ・天気図用紙は最低4枚 ・予備食:火の使用可,1日分(朝・昼・夜)位 ・医薬品:整腸剤,風邪薬,解熱剤,鎮痛剤, 外傷用消毒薬,カットバン,虫さされ薬, 湿布薬,目薬,テーピングテープ, 三角巾,包帯,体温計 *有効期限に留意 ・裁縫道具:ボタン付けなどの簡単なもの ・修理用具:テント,靴,ザック,コンロ等の 修理ができる程度の物 - 5 - 項 着眼点 審 査 内 容 用具の防水 パッキング 収納 生 ヘッドランプの不調・防水・絶縁処理 ぬれ雨具の処理 水筒の残水(500ml程度) 燃料漏れ テント・ザックの破損 その他の器具の破損 用具の不調 服装・用具の使用法 活 技 術 留 意 点 ・用具一つひとつを防水する ・ポール,マット,寒暖計, マップケースはきちんと固定しておけば 外に付けても良い ・マップケースは首にかけても可。手に持っても 可(但し全国大会では不可) ・帽子の着用,タオルは首にかけない ・校名の表示 ユニフォーム・雨具は左胸に5×10㎝大、 ザック・サブザックおよび各ザックカバーの 背面にはがき大でネームをつける。 テントの保定 ・テントの入り口・フライのファスナーを閉めて おく(テントは空気抜き程度の開きは可) ・制限時間内(8分)にザックを収納し,校名板 を付けて完成させる ・指定エリアからはみ出さない ・ペグを持つ手には手袋を着用をする ・ペグ・ポール等を地面に置かない ・張り上がり テントの正しい張り方が出来ているか, 頑丈にできあがったか, ひずみ・たるみはないか, フライとテント本体に隙間があるか 収納の仕方 暴風雨対策 ・強風時には指示に従って設営する メイン・フライの張り綱 ・張り綱ランナーに余裕があるか, 張り綱の長さや角度は適切か ・ペグ:打込み(目安;地面から3㎝出る程度), 角度(テントに対して,張り綱に対して), 本数(打つべきところは全部), ペグの種類;幕営地の状況に応じたペグ の使用 ・フライ張綱用ペグはテント本体のペグと共用し ても可。その際ピンペグは不可 設 営 ・ 撤 収 ( 5 点 ペグ ) 設営中のザック等の処理 ・ペグ・ポール・テント等の袋物の整理 - 6 - ・必要時には,雨・風対策 後始末 (校名板を置く,ごみ持ち帰り) 項 着眼点 生 炊 活 事 技 ( 審 査 内 容 ・ペグ穴の処理 ・各チームの設営場所に校名板を残置する 留 意 点 必ず調理のこと ・現場で調理すること(追加;包丁を使う) ・インスタント食品そのままは不可 ・野菜等の前もっての調理は不可 不衛生な調理 ・炊事シートの使用畳1枚程度の炊事専用シート (新聞紙やゴミ袋不可) ・調理中は炊事シートにあがらない ・食品や食器の散乱 危険な調理 ・コンロを使用する時の手袋着用 ・コンロを使用する時、座りこまない ・コンロ台の使用 ・風防を使用する場合は使い方に注意すること(一 つの風防に複数のコンロ使用禁止等) ・コンロとテントとの距離(1m以上) ・包丁等の整理 献立と内容 ・重量、個数に大きな違いが無いこと 連携と手順 ・空炊き目安として30秒 ・スムーズな食事の準備(1時間で食事できる) 5 術 点 ) - 7 - 項 着眼点 審 査 内 容 天気図の作成および 解析と予報(計5点) 知 象 ( 8 点 ) 識 気象の知識(3点) 読図(1/25、000)(10点) 30 点 ) 意 点 ・記入は全国大会「審査関係別刷り」の統一学習 資料による ・専門部で用意した1号用紙を使う ・等圧線適正な方向か 間隔が適切か否か ・基本線の記入が正確か ・H,Lの位置及び書き方が適切か ・前線の位置及び書き方が適切か ・ある特定の地点の風向,風力,天気,気温, 気圧の記入が正確か ・仕上がり10HP毎線を太くし、数値を記入する 等、仕上がりのきれいさと完成度 ・解析と予報理由も書くこと ・全国大会「審査関係別刷り」の統一学習資料か ら出題 気 ( 留 地 形 ・ 地 物 ( 14 点 ) ・等高線などでの地形の読み,顕著な目標物, 地形図記号等 ・地点確認記入の誤差範囲は1/25、000地形図で 前後1㎜(±25m) 但し,地形的に顕著な場所の間違い は不正解にする ・地図上での2点間の測定 2点間の距離 ±25m 2点間の標高差 ±10m 2点間の方位角 ±3度 自然観察 (動物,植物,地質,地形,地物) ・全国大会「審査関係別刷り」の内容から出題 登山用語 計 画 ( 2 点 ) (4点) 氏名,住所,保護者,連絡先, 留守登山本部, 留守責任者(夜間連絡先も記入), 現地連絡先, 大会責任者, 共同装備表(個人別重量,分担者), 個人別装備(個数,重量), 行動表(予定コース,時間), 食糧表(献立,カロリー,品目重量,分担者), 地形略図(地図のコピーは不可), ・留守登山本部学校 ・留守責任者氏名・役職及び夜間の連絡先 ・各日ごとの現地連絡先 ・学校出発から学校帰着まで ・予備食と非常食の区別 - 8 - ルート高度表, 交通機関,必要経費, 医薬品リスト, ・各経費の集計は1人分4人分まとめて表にする 事前研究 (退避ルート,遭難対策) 項 着眼点 記 審 査 内 ・退避ルート所要時間の記入 容 通過時刻, 休憩, 知 識 留 意 点 ・要項に記載されている地点では必ず記録をとる ・体調はチームとして把握出来ること 録 分岐点,ピーク,水場, ( 体調, 植生 観天望気 (風向,風力,気温,視界,雲量, 雲種,雨量,積雪等) 2 点 ) 救 急 ( 4 点 ) 具体的処置 (やけど,熱中症,出血,骨折, 過呼吸,凍傷(冬),ねんざ, 毒虫さされ等) ・全国大会「審査関係別刷り」の指定救急テキス トの範囲から出題 生 テント内の整理・不用品の散乱 テント内の整理・不用品の散乱 活 テント内の燃料と食品の区別 テント内の燃料と食品の区別 態 就寝時の装備放置 就寝時の装備放置 度 ・ パ ー テ ィ ー シ ッ プ ・ マ ナ ー ( 5 ゴミの処理 ゴミの処理 就寝時に騒ぐ 就寝時に騒ぐ 集合に遅れる 集合に遅れる(2分毎に1点減点) 無人時のテントの処理 無人時のテントの処理 生活時間の厳守 生活時間の厳守 態 度 ( 5 点 ) 提出物の遅れ(2分毎に1点減点)本部 提出物の遅れ(2分毎に1点減点) 指示の徹底, リーダーの指示に従う, 作業分担の指示, - 9 - 点 ) 出発休憩の指示, 規則を守らない, 難場通過の注意, 自分本位に歩く, 勝手な行動, 遅れる人の放置, 歩行時のマナー, 休憩時のマナー ・休憩時のマナーザックに座るのは不可 - 10 -