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平成28年度「監査事務局」組織運営方針
平成28年度「監査事務局」組織運営方針 運営方針 監査を担う独立した第三者機関として、監査委員が公正不偏の立場から厳正で的確な 監査を実施するにあたり、より実効性のある監査となるようリスクアプローチを意識した監査 手法等を実施し、本市の行財政運営が適正かつ効率・効果的に執行されることにより、市 民から信頼される市政運営に寄与します。 新公営企業会計制度をはじめとする新たな会計制度の財務諸表等に対応するため、常 に情報収集等を行い適正な監査に努めます。 現状と課題 急速な少子高齢化が進む人口減少社会において、行政コストが増大する一方で資源が 限られる中、地方公共団体の責任がますます増大しています。この行政環境のもと、行財 政運営の一層の簡素化を図り、限られた財源を効率的に執行し、行政サービスが最大の効 果を生むようにしていくことが不可欠となっています。 そのため、各種事務事業が最少の 経費で最大の効果をあげているかといった経済性、効率性、有効性の観点にさらにウェイト を置いた監査の執行や監査結果のフォローアップが求められています。 今年度は次の 3 つを重点的に取り組みます。 1. 監査の実効性の向上 2. 効果的・効率的な監査 3. 職員の専門性の向上 【重点取組1】 監査の実効性の向上 1 財務等監査は、これまでの監査結果を踏まえ、監査目的・監査対象におけるリスクを分析 のうえ、監査業務の効率化を図り各部署(局)や施設等、庁内全体に監査の効果が反映さ れるよう取組みを実施します。 2 監査結果の指摘事項についは、行政部局と調整を図り、業務の改善や内部統制の適正 化に資するよう改善措置のフォローアップを強化していきます。 【重点取組2】 効率的・効果的な監査 1 より効率・効果的な監査を実施するため、リスクアプローチの観点から指摘事項のみなら ず関連する部局に対する意見も積極的に提出します。 2 監査の方法、着眼点、項目等について、先進市事例を参考に見直しを図るなど、監査手 法等の再検討を進めます。 3 監査の透明性や市民に対する情報発信の観点から、各種監査の情報を迅速でわかりや すく伝えていくために、ホームページ等を活用し情報の発信に努めます。 【重点取組3】 職員の専門性の向上 1 効率的・効果的な監査の推進のため、積極的な各種研修等の参加や監査マニュアルの 充実を図り、個々のスキルアップ及び事務局のチーム力の強化に努めます。