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県政ニュース(16ミリフィルム版)を、DVD版で視聴できるように
秋田市教育委員会生涯学習室 秋田市視聴覚ライブラリー 河辺総合福祉交流センター せせらぎライブラリー内 Tel・Fax:018-882-5535 http://www.city.akita.akita.jp/ city/ed/lf/aavl/ 平成26年2月発行 No40 「県政ニュース(16ミリフィルム版)を、DVD版で視聴できるようにしました!! これまで、昭和30年代・40年代の「県政ニュース」は、 「16ミリフィルム」に記録されたものしか閲覧出来ませんでした。このため、貸出し も「16ミリフィルム」だけでしたが、このたび、これをデジタル変換しDVDでも閲覧が出来るようにしました。DVD化したのは、昭和36年度 から昭和48年度までの「県政ニュース」ですので、高度経済成長期の秋田県の産業・経済・民生への取組を多様な視点から確認できます。昨年度、 今回と同時期の「市政ニュース」をDVD化しましたが、これと組み合わせた利活用も様々考えられます。ぜひ、ご利用ください。 なお、以下に、今回変換した版に収録されている諸タイトルから4タイトルを取り上げてスナップを紹介します。他にどのようなタイトルがあるの かについては、目録をご確認ください(当ライブラリーにも目録を置いていますが、ホームページでも閲覧いただけます) 。 人と車・電車が行き交う街 交通安全旬間を設けて事故防止 交通と物流の中心となる秋田駅 朝一番乗りの行商の人々 道路で遊ぶ子どもたち ボーイスカウトも警官と一緒に交通指導 朝の通勤・通学ラッシュ(階段) 複線化と電化が次の課題 春の交通安全(S36) ~ NC33 「自動車は激増しても、道路状況は以前のまま」ということもあって 5 月までの 事故発生件数が 380、死傷者数が 270 を数えるに到った。主たる原因は、スピード の出し過ぎや踏切等で一時停車を怠ったこと等が大きいが、歩行者の不注意や子ど もの路上遊びも無視できなかった。このため、5 月 10 日から 10 日間、交通旬間を 設けて事故防止に取り組んだ。国体を秋に控えた年の取組であった。 (10分) ふるさと散歩-秋田駅-(S39) ~ NC53 明治 35 年に秋田・青森間に列車が走って以来、建都秋田市の玄関口として機能 してきた秋田駅。この時期には、1 日の乗降客 5 万人、貨物量年間 50 万トンを超 えるに至り、安全な運行管理、貨物列車の増加等が課題となってきた。朝一番乗り して秋田市民 20 万人の台所に魚や野菜を届ける行商の人々や、1 万 6 千人の通勤・ 通学客による朝のラッシュ、赤帽さんの様子等が記録されている。 (10分) 新潟米、仙台米に負けない秋田米に 稲を刈る鎌の音が響く収穫の秋 山王官公庁街から市街を臨む 空から見る臨海工業地帯 米穀業者との情報交換 米穀業者と一緒に生産者を訪問 豊かになってきた秋田 大気・水・騒音などにも配慮 売り出そう「うまい秋田米」(S45) ~ NC130 この年、 生産調整のため1割減反したにも関わらず史上2番目の大豊作となった。 作っても売れなければ農家の経済は成り立たない。しかし、当時、 「秋田米は、新 潟米や仙台米と比べると 1 歩遅れている。宣伝も大事だが品質のよい米、味のよい 米を出荷してほしい。 」というのが、秋田米の最大消費地東京の米穀業者の声だっ た。この状況を克服するための取組の様子が描かれている。 (10分) 躍進する秋田(S46) ~ NC133 昭和 40 年 11 月に新産業都市となって以来、秋田湾地区は順調に発展した。これ に象徴されるように、第 3 次総合開発計画に基づいた経済成長は年 7.9%に達し、 人口減少も昭和 60 年には増加に転ずるという見通しを持つに至った。しかし、県 全体では、 5 万 5 千人に上る出稼ぎ者対策 (西仙北町鬼首や千畑町の取組事例紹介) 、 鉱山公害等の公害に対する取組等も不可欠であった。 (10分) (※) 前述の各タイトルの解説部末尾に示されている括弧内の所要閲覧時間は、DVDに同時収録されている他の二つあるいは三つ のタイトルと合わせた閲覧時間で、紹介したタイトルのみの閲覧時間はこれより短くなります。