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2004年5月号PDF_7

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2004年5月号PDF_7
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五広島の歓迎
神
藍零b
上でのパフォーマンスはとても素晴らしく、プロムナー
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塁
皇
加日早朝、クリスタル・セレニティは広島港・外貿
埠頭に接岸。まだ明けやらぬ6時印分頃、広島市の消
防艇が私たちを出迎えてくれ歓迎の放水が始まった。
白鳥が大きく羽ばたいて喜んでいるよう。穏やかな海
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神
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ドデッキに立つ大勢の乗船客を魅了していた。
ここまではいいのだが、入港したのが倉庫上屋の建
つ外貿埠頭ということでは、このきれいなクルーズ船
がまるで貨物船並みの扱い、乗船客も貨物同様だ。こ
れでは、クルーズ船を迎えるにおよそ相応しい環境と
はいえない。こういった港のあり方では、これから先
日本の港の品格が問われることになるだろう。
スでは、日本人女性が英語で道案内をしてくれる。そ
乗船客たちは、三三五五ショアー・エクスカーショ
ンに出かけてゆく。私たちも、船が用意してくれてい
るシャトルバスで広島の街に出掛けることにした。バ
部屋に帰って見ると、﹁言の]8日のg国営○巴日四雨○風
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丑一
ざ浄垂ー=
うだ、私たちはまだ外国人なのだ。
ようこそ広島へ﹂と焼印を入れた宮島名物のしゃもじ
が配られている。全員に配られたものだろう。心憎い
ばかりのホスピタリティ。だが、このしゃもじなるも
のが一体何なのか、外国人にはよく分からないのでは
ないか。簡単な英文の説明が付けてあれば申し分なかっ
たのだが、画龍点晴を欠くと決め付けては言い過ぎだ
明日は神戸。一体どんな歓迎が待っているのだろう。
ろうか。
六ショアー・エクスカーション
広島を皮切りに、日本での外国人向けショアー・エ
クスカーションは、それぞれの寄港地ごとに乗船客の
希望に応えるべく種々設定されている。
ところが、日本のショアー・エクスカーションにつ
神
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一J一
いては、どのコースも﹁日本は物価が高い︵円高︶の
で、ツアー料金は必然的に高額になります。予めご了
承ください﹂という断りが最初に書かれているのは何
とも皮肉。日本人の我々も決して円高を望んではいな
い。その円高が、外国人旅行者にとっても歓迎すべか
らざることなんだから何とも困ったものだ。
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リ鰭L−一望f君達
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国かみかわしようじろう
日本初寄港クリスタル・セレニティ乗船記③
クリスタル・セレニティ
1935年生まれ。神戸大学卒。
神戸市に入り、空港対策室長、消防局長を経
一一
来島海峡
て定年退職。現在、関西学院大学、大阪産業
大学非常勤講師。
篭
謹蕊塗
白鳥の羽ばたき
フォト・ショップ
文・上川庄二郎
一画
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いぐらい身体全体で喜びを表しているのがよく分かる。
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ジと名づけられている。なのに、船のアナウンスは、
シ冨巴︲侭農go’○冨辺である。神戸は真珠のまち、だっ
に見せようとしたのではなかろうか。
たら、何故もっとパール・ブリッジの名を売り込まな
いのか。観光資源は、ネーミングが何より大事だとい
う理解が足りないように思えてくる。
四国に3本も橋を架ける必要があったのか、という
議論は絶えない。しかし造ってしまったものは今更ど
うしようもない。ここは、本四公団に何とか経営の成
り立つ方途を考えてもらうしかないが、瀬戸内観光の
視点からすれば、これは願ってもない最大級の観光資
源であることに違いない。その橋が3本もある。だか
ら、クリスタル・セレニティも敢えて昼航して乗船客
らが神戸港、ポートターミナルがもう目の前だ。うわ−、
︻神戸港の歓迎︼Ⅳ時帥分、船は、神戸中央航路に
差し掛かる。丁度、正面に大きく真っ赤に染まった太
陽が静かに沈んでゆく。サンセットに見惚れながらの
入港というパフォーマンス、自然が作り出してくれた
素晴らしい演出だ。片や、電飾で装った港務艇それに
消防艇が放水歓迎をしながら出迎えてくれている。港
巡りの観光船も伴走している。広島港の倉庫上屋前と
は違い、目の前に立派なターミナルが迫ってくる。港
の格の違いをいやというほど見せ付けられた感じ。我
多くの人が出迎えてくれている。
出時、ターミナルに接岸。今度は、消防音楽隊の出
番。乗船客はプロムナードデッキに出てその歓迎を受
ける。みんな笑顔というよりも破顔といったほうがい
神
今朝の船内新聞では、虹時過ぎからメイン・ホール
で矢田神戸市長の歓迎挨拶、それに琴と太鼓の演奏で
歓迎の催しがあると報じている。早く夕食を済ませて、
この行事を観に行かねばならないと音楽隊の演奏が終
わるや、みんな早々とメインダイニングに急ぐ。
それにしても神戸港は、中央航路に入ってから細い
水路を曲がりくねりながら入港しなければ四突のポー
トターミナルに接岸できない。操船上の面から見て欠
陥バースといわれても返す言葉がない。明石海峡から
接岸までに2時間も要するようではどうしようもない。
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︻神戸︼
すべての寄港地の紹介は、紙面の関係で無理なので、
神戸の分だけを紹介しておこう。
六﹁鳴門のうず潮と阿波踊り鑑賞﹂
一﹁千変万化の神戸﹂六甲山と沢の鶴資料館
二﹁夜の神戸を訪ねる﹂市街地と六甲山の夜景
三﹁大阪のすべて﹂大阪城、四天王寺、空中公園
四﹁奈良一日観光﹂東大寺、奈良公園、法隆寺
五﹁姫路城と書写山﹂姫路城、書写山・回教寺
七﹁新幹線で訪ねる京都﹂二条城、金閣寺他
tp
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これを見る限り地元である神戸のメニューが少し寂
しすぎはしないか。特に船で訪れる外国人観光客のも
てなし方には、もうひと工夫あってもいいのではない
かというのが私の率直な感想である。
七そして 神 戸
神
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︻瀬戸内を満喫︼一夜広島港に停泊したクリスタル・
セレーーティは、早朝6時、一路神戸を目指して瀬戸内
を東に舵を取る。昨夜出航していれば、今朝は神戸に
着いている。それを敢えて昼航にしたのは、日本の瀬
戸内の美しさを乗船客に見せてあげようという船側の
特段の配慮があったのだろうと私は理解している。
夜明けとともに、薄霞に覆われた島々を見やりなが
ら静かな内海を航行する風景は、ノルウェーのソグネ
フィョルドに勝るとも劣らない景観である。日本にも
こんなにいい原風景があるのだ。これはヨーロッパの
リバー・クルーズなんかよりも遥かに素晴しい景観で
はないかと私は思う。そう考えると、日本は、いや、
瀬戸内沿岸都市は、お互いに連携して、この素晴しい
瀬戸内を大事にし、かつ大いなる観光資源として活用
することをもっと真剣に考えるべきだと思う。
広島を出航してから約4時間、船は、9時印分に来
島海峡に差し掛かる。橋をくぐると船は舵を切り巨体
を捻って急旋回。ここ来島海峡は、瀬戸内の第一の難
所とされる。しかし、周囲の景観は抜群。次いで瀬戸
大橋を廻時に通過。明石海峡大橋は、蝿時。某新聞社
のヘリコプターが取材のためだろう、何回も上空を旋
回して我々を歓迎してくれている。この橋は、夜のイ
ルミネーションがきれいなことから、パール・ブリッ
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ロ
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お抱え能役者・斉藤十郎兵衛説にはじまって、絵師の
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■北斎ミステリー︿胡﹀
﹁シャラクサイー。﹂と
Ⅷ
写楽面﹁嵐竜蔵の石部金吉﹂
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プラントなどと比肩され、世界三大肖像画家とまで評
いつ、どこで生まれたのか?実名は?当時何歳だっ
たのか?師匠は?短期間で消えたわけは?などなど一
マンガチックでユーモラス、人をあざ笑っているよ
うな奇っ怪な面相が描かれた江戸のブロマイド︵役者
明治以来、その正体を解明せんと、多くの人たちが
﹁写楽とは一体、何者ぞ!﹂
られるのである。
切不明。当時から正体隠しがなされていたフシも感じ
不思議な魅力の絵もさることながら、それを描いた
絵︶を、皆さんご存じだろう。アレを描いたのが写楽。
浮世絵師・写楽の素姓もナゾだらけ。
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挑戦してきた。そして、さまざまな別人説が飛び交う
写楽は、寛政六年︵一七九四︶五月、突如として現
われ、芸術的でユニークな役者絵を、北斎のスポンサー
のである。
明治四十三年、ドイツ人・クルトが唱えた阿波候の
でもある有名版元・蔦屋から出版し、十カ月後、風の
美術史に輝く数々の傑作を遺し、ベラスケス、レン
如く消え失せた。
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【
X
﹁アホクサイ﹂の絶妙のコンビ
中右瑛
北斎が勝川派を破門され、春朗号を返上し、フリー
ライターとして謎の行動をはじめたとき、異色の絵師・
東洲斎写楽がデビューした。九十年の生涯に三十回以
上もペンネームを替えた改名狂の北斎センセイ。﹁写
楽﹂と改名したに違いない・・・と推理する者もいる
写楽と北斎のペンネームにはシャレとユーモアの共
程である。
通点がある。
﹁アホクサイ︵北斎︶!﹂
﹁シャラク︵写楽︶サイ!﹂
鹿
浮世絵界最大のミステリーは写楽の奇怪な役者絵と、
共に人を喰った絶妙のコンビのシャレ号である。
1
価されながら、その実像はまったく知られていない。
(
'
〆
.
一
その知られざる正体だ。
看副
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ナゼ?消えてしまったのか。私は、消えた少年絵師を
私は、フランキー堺さんとは以前、写楽ソンポジウ
tp
ht
﹁にっぼん写楽祭﹂︵一九八六︶なるオモシロ・イベ
かれた。とうとう写楽のナゾにはまり込んで、江戸時
ht
円山応挙、谷文晃、酒井抱一、司馬江漢、いや浮世絵
追った。
数奇な運命に操られた少年清政。深層には家元継承
師の歌麿だ!いや北斎だ!出版元の蔦屋重三郎、ユー
問題がからんでいるのだ。そこに写楽のナゾが隠され
モア作家の十返舎一九、山東京伝など、当時活躍した
文芸諸氏の別人説が数多く登場する。しかし決定打は
ていたのである。
と唱えはじめたり、フランキー堺さんは﹃写楽道行﹄
た落語家の桂三枝さんが﹁写楽はオランダ人だった!﹂
たがならず、﹃写楽映画化の覚書﹄をのこしたり、ま
名作を残した映画監督の内田吐夢さんが映画化を試み
写楽にとり懸かれた芸能人も多く、古くは、数々の
なかった。
二十数年前、江戸川乱歩賞受賞の高橋克彦著﹃写楽
殺人事件﹄が写楽正体探しブームに火がついた。
NHKテレビでも写楽のナゾが取りあげられ、池田
哲学者・梅原猛さんは﹁豊国こそ写楽﹂と、池田説に
なる本を出版し、また映画化に執念を燃やし、遂に
満寿夫さんが歌舞伎役者・中村比蔵説を展開させた。
反論。何を隠そう拙者もそのナゾに挑戦し、独断と偏
﹃写楽﹄という映画をプロデュースした。
そ牝がし
見で﹃写楽は十八歳だった!﹄を出版、天才少年絵師・
ントが大阪府立文化情報センター︵大阪芸術大学と共
ムでご一緒させてもらったことがある。
私の少年絵師・清政説はショッキングで、ドラマチッ
催︶で開催された。
いまや写楽は推理ゲームの渦中の人物なのである。
鳥居清政説を発表、フォーカスされたのだった。
クなのである。清政は美人画の名手、鳥居派の家元・
でいる。喜劇役者の表現と同じで、その脆性にとり懸
﹁写楽の魅力は、デフォルメの中に人間の哀歓が潜ん
フランキーさんは、
ガヤガヤ、お互いの写楽像を語り合うというもの。
ん、池田満寿夫さん、それに私の四人で、ワイワイ、
パネラーは、フランキーさんをはじめ、激木慎一さ
清長の御曹司で十六歳でデビューし、一年ほど活躍の
神
のち、十七歳のとき蒸発してしまった。
‐
清政が画界から消えたのは寛政五年九月、それから
清政は天才児とうたわれるほどの才能を示しながら、
八カ月後に、写楽が忽然と現われたのである。
神
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詣記記器三手11
回中右瑛︵なかう・えい︶
抽象画家。浮世絵・夢ニエッセイスト。一九三四年生まれ、神
戸市在住。行動美術展において奨励賞、新人賞、会友賞、行動
美術賞受賞。浮世絵内山賞受賞。半どん現代美術賞、兵庫県文
化賞、神戸市文化賞など受賞。現在、行動美術協会会員、国際
浮世絵学会常任理事。著書多数
写楽は我々に夢とロマンを与えてくれるのである。
映画化したいという夢を、情熱的に語られたのである。
と、自著﹃写楽道行﹄の話をされ、これをいつかは
吉原女郎と心中するはめに追い込まれた⋮﹂
代にタイム・スリップ。遂に自分が写楽にのりうつり、
関西TV「桂三枝のモーニングアップル」写楽討購会
左から三枝、池田満寿夫、宗谷、中右
﹁サノボリ﹂と呼びました。つまり、稲の神様が
祝いのことは﹁サオリ﹂、田植えがすんだ祝いを
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風薫る五月となりました。五月と書いて、どう
降りてきて、そして帰っていくわけです。旧暦の
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して﹁さっき﹂と読むのだろうか。言葉に対して、
五月は、まさにそんな﹁サ﹂の月なんです。小生
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ややマニァックな傾向のあった小生は、過ぐる日
の持論でありますが、桜のサも、まさにこれでは
神
いろいろ思いをめぐらせたものでした。五月雨が
ないでしょうか。稲の精が田に降り立つ前、さあ、
ht
なぜ﹁さみだれ﹂なんだろうか、と。皆さんご存
そろそろかな、と天から降りてきて坐する木が桜
tp
知のように、五月雨というのは梅雨のことですね。
であるわけで、スタンバイOKの徴が満開の桜、
ht
太陽暦になって昔とは季節がずれたために混乱し
それを喜び農民たちが祝いの宴を開く、それが原
神
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そうですが、元々五月とは、現在の六月の季節と
初の花見の姿だったんでしょう。余談ながら米か
ht
■みだら夜話/第十六回
五月のこし﹂
あさぎまだら
浅黄斑八作家V
いんどうとおる
思えばいいでしょう。だから五月晴れという言葉
ら作られる酒も、魚の﹁サ﹂もこれと無関係では
絵・犬童徹
も本来なら、梅雨の合間の晴れ間のことだったの
くら
が、最近では晴れ渡った五月の空のことを指すよ
ありません。酒菜ですね。皆さんも、ほかにどん
しるし
うになってしまいました。まさに言葉は生き物で
なのがあるだろうと、探していくと楽しいのでは
神
この一月から始めた、手まり歌の五月の項も、
さて五月がサツキというわけはというと、﹁サ﹂
という文字を、稲の神様とか、稲の精とかいう概
田植えの話題が中心です。まず歌詞をみてみましょ
ないでしょうか。
すね。
念でとらえると、とてもわかりやすくなります。
うか。
ht
tp
とを﹁サナエ﹂といいますし、田植えをする女性
濡れてしっぽり、さみだれ月に、道鏡まさりの、
考えてみれば、田植えで苗代から田に移す苗のこ
を﹁サオトメ﹂といいます。また田植えを始める
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長命丸とは、丁子、樟脳、胡淑などを調合した
神
塗り薬で、長持ちするそうですが﹁長命のくすり
tp
の。同じようにハスイモの茎を乾燥させた﹁ズイ
ht
を出すことで、おちやらけておりますが、その巧
キ﹂で男性自身を巻きますと、これはもう立派な
寿命の毒となり﹂なんて川柳もあります。嬉契紙
日く﹁本剤は阿蘭陀大医が昔長崎に於て⋮⋮中
まだ延々と説明が続くのでありますが、今回は、
これにてごめん。
ht
のぼり樟立て、兜ずいきで巻くやちまきの、節句
みさには舌を巻きます。この歌詞の作者が近松門
たのでしょう。例によって、掛詞がちりばめられ
左衛門だ、という言い伝えも、そのあたりから出
御田の、紋日きけいし、長命ぐすり。
この歌詞のなかで、誰もが気づくだろうことは
性具となったのであります。﹁越前は肥後の加勢
のほうは名からして詞それらしいネーミングです
ておりますが、ズイキ同様の性具である嬉契紙や
を頼むなり﹂なんて川柳もありますが、肥後ズイ
が、効能はどうだったんでしょうね。明治三十五
﹁ちまき﹂で、五月五日の節句につきものです。
キというのが当時のブランドでした。蛇足ながら
年のさる店の新聞広告の一部を紹介して、これに
長命丸なども登場しています。
越前とは、福井藩越前家の槍袋の形から出た隠語
当てましょう。
ちまきはご存じのように、餅を笹の歯で巻いたも
で、包茎を意味します。
節句御田というのは田植え祭りで、住吉大社で
物常態より太くなるべし、そのとき女子の顔色赤
は旧暦の五月二十八日に行われ、江戸の頃には、
前には新町芸者衆が、もえぎ色の市目笠に、揃い
くなるか、あるいは鼻すすり、または手足を動か
押し入り、あたふたとすべからず⋮⋮中略⋮⋮一
の衣装に赤だすきという扮装で、多くの見物客を
略⋮⋮この紙一枚かしらに貼り付け玉門に静かに
集めました。﹁早乙女や祭りのように揃い出る﹂
静かにあしらうべし⋮⋮後略﹂
すべし。これ薬力のまわりし時と心得、それより
植女として堺の遊女がつとめておりましたが、戦
という句で、情景を浮かべてください。
神
神
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さて田の向こうでは東西に鎧兜の風流武者たち
が陣笠の一隊を引き連れて、のぼりや樟をたて、
鉦や太鼓をたたき貝を吹き、いままさに合戦でも
はじめようかとの騒ぎです。住吉大社にゆかりの
ある神宮皇后の朝鮮出兵を表しているとのこと。
千七百年以上の歴史を誇るこの神事は、現在は六
tp
月十四日に行われていますので、一見の価値があ
るかと思われます。
回浅黄斑︵あさぎまだら︶推理作家。一九四六年神戸
市生まれ。西神ニュータウンに在住。一九九二年小説推
理新人賞、一九九五年日本文芸家クラブ大賞を受賞。日
本文芸家協会、日本推理作家樋会などに所属するととも
に、日本文芸家クラブ関西支部長。﹁きょうも風さえ吹
きすぎる﹂﹁ちよんがれ西倒﹂﹁走る死体﹂﹁神戸・真夏
の雪祭り殺人事件﹂など著書多数。
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歌詞は、このような情景を読み込みつつ、巨根
ht
の代名詞である﹁道鏡﹂を登場させ、﹁ズイキ﹂
蕊
神
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所である。こんなところに喫茶店があるなど誰も
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下町のはずれの小さな喫茶店である。
想像しない。たまたま通りかかった人が、不思議
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静かな場所にある。と言うより、淋しい通りに
そうにフラリと立ち寄り、次には連れと共にやっ
tp
面している。通りの向かい側には酒造会社の瓶詰
て来て下さる、と言った感じで常連さんが定着し
ht
■連載エッセー/コーヒーカップの耳⑳
花
出石アカル
絵・菅原洗人
工場や、コンクリートの酒蔵が続く。時々この柵
神
ht
tp
えた。満席になっても訓人足らずしか座れない小
この隠れ家のような店を始めてすでに昭年を越
て、何とかやって来れている。
店側の並びにも民家や商店はなく、これまた無
さな店。常連さん同士もみな顔見知り。だから家
ように、いたって殺風景である。
に登場する加賀氏が﹁刑務所の塀みたい﹂と言う
愛想な倉庫や小学校の塀が続くばかり。東西二百
庭的で、店内にはいつもあたたかな空気が流れて
いる。
メートルに何もない。さらに道路は一方通行のせ
まいもの。車の往来も少なく、まことに淋しい場
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その人、やっと退院して来て、また理事長につ
神
先日のことだ。奥の席から﹁お嬢さ−ん!﹂と
いているのだが、﹁ハイ、ハイ﹂とまことにおと
ht
声がかかった。するとすかさず﹁ハーイ!﹂と返
なしい。理事長が席を立ったあと、忘れ物がない
の鴫、いそいそ出て行きよる。いっぱい花育てとっ
tp
事をしたのは娘ではなく家内︵この店のママ︶。
か必ずチェックをするのもその人の役目である。
で、カウンター席の常連さんたちだが、これは
て、﹃きれいですねえ﹄て褒めてもらえるんがう
神
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朝花見たからゆうて、一日中気持ちええんや。そ
ht
わたしはカウンターの中で、思わず尻もちをつき
うっかり見逃しでもしようものなら、﹁何をボャ
そのこわい理事長の家庭でのユーモラスなひと
こま。
この連載の初めのころに紹介したように、凄い人
れして。そら出て行ったら、お世辞ゆうてくれる
前置きが長くなったが、今回はそのうちの一人、
んなもん覚えとるかえ。お世辞に決まってるやな
とむ
が嘘ついたりしはらへん﹄て。七十も遠に過ぎと
神
現代詩協会会員。詩集﹁コーヒーカップの耳﹂︵編集工房ノア刊︶にて、
2002年度第訓回プルーメール賞文学部門受賞。
ht
普段はわたしと家内とパートさん一人の三人で
かけていた。ノコノコと用件を伺いに行った家内
ボャしとるんじゃ!﹂と自分のミスを棚に上げて、
て言いよるんや。ええかげんにせいよ﹂
ぎたんや﹄てひとが言いよる。俺が神経使わせた
に声の主は、﹁昔の?﹂とからかったのだが、﹁そ
大きな雷が落ちる。
やっているのだが、時には娘が手伝ってくれる。
れも言うなら、ムカーシ、ムカシやろっ!﹂とカ
ウンター席からのキッーイ一発。
と、そんなエピソードが毎日のように繰り広げ
達なのである。野生味あふれる顔が並ぶ。動物に
がな。中には﹃朝、ここのきれいな花見て行った
いつも髪を短く刈り揃えている角谷猛さん弼歳の
いか﹄ゅうても、﹃そんなことない、花好きな人
かか
誉えれば、トラ、クマ、ライオン、ゴリラなどと
﹁何しとろうが、表で人の声が聞こえたら、うち
たしか書いた覚えがある。あれから約二年過ぎた
おって、うちの鴫、調子に乗りよるんや。﹃何で
ら一日中気持ちよう働けます﹄てなこと言う人も
られているのがわたしの店である。
が、事情は変わっていない。
話。
トラに似た、と言うより、メンチの切り合いを
るのに子どもみたいなこと言いよる。俺は花好か
いずし・あかる魂年兵庫県生まれ。﹁風媒花﹂﹁火曜日﹂同人。兵庫県
る。
ご本人こそが、まことに子どもみたいな人であ
ん﹂
すれば、トラの方が視線を伏せて、ゴメンナサイ
と退散しそうな風貌の人である。
﹁こいつが、変な病気になりよって、ひとが俺の
所為やと言いよる﹂
tp
ht
ある組織の理事長だが、いつも秘書のように連
れ歩いている人を指しての台詞。
﹁胃潰蕩てな病気になりよるから、﹃神経使い過
115
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虎狩をしたのであるから、昔より虎伏す野辺も、
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自国の領土なるかと思ひ、自ら大国人となったよ
神
そんな中でこの内田信也の言葉は、あたかもマ
うな気分を生じた﹂と山本は挨拶している。隣国
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ずらりと並んだ虎料理を前にして、﹁今や朝鮮
リー・アントワネットの﹁パンがなければケーキ
の主権を侵害したことが、﹁大国である﹂とはま
も日本の版図に帰して、私は我が領土内において
を食べればいいではないか﹂の言葉と同じような
さに噴飯もののモラルではあるが、世相への迎合
いための必死の運動だったのではないだろうか。
tp
チ箱のような弱々しい木造家屋が密集している⋮
勢いで国民の間に広まっていった。﹁これほど人
という面から考えると成金を﹁成金﹂と言わせな
人々の暮らしは決して豊かなものではなかった。
ててでも、我を助けよなどと⋮これぞ鬼畜の心根
を馬鹿にした話はない。金をやるから己の命を捨
に相違ない﹂と宗教家、政治運動家などはここぞ
ht
圃新連載小説/⑤
型!“一〃〃内I
実際に内田信也がそのようなことを言ったのか
とばかりに彼を非難した。
の﹁成金﹂たちが人一倍目立った行動を取ろうと
どうかはもはや確かめることは出来ないが、当時
していたことも事実で、その示威行為が事あるご
を組織し、朝鮮半島へ渡って大々的に虎や熊を狩っ
山下亀三郎、勝田銀次郎といえば当時有名であっ
た。帰国後彼は虎肉試食会を帝国ホテルで開き、
とに庶民の反感をかっていたのであろう。例えば
まだまだ貧富の差の大きな時代、景気の良い神戸
政財界の有名人を招待している。
船成金の一人、山本唯三郎は﹁征虎隊﹂なる一軍
で働くホワイトカラーであっても、例えばその住
彼らのことをあまり快く見ていなかったようだ。
宅事情は大変粗末なもので、狭い住宅用地にマッ
たいわゆる﹁三大船成金﹂であるが、世の人々は
船社長内田信也が叫んだ言葉である.内田信也、
大正五年、神戸でおきた列車転覆事故で内田汽
てくれ﹂
﹁神戸の内田だ。金はいくらでも出すから助け
絵・題字平田
中野順哉
の
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意図してかどうかは不明だが、
内田信也はそのアピールに成
功していると言えるかも知れ
ない。静岡県熱海市にある別
荘﹁起雲閣﹂に彼が建造した
﹁孔雀の間﹂という壮麗な客
した場所であり、そこで武田
室がある。文学に大いに貢献
を、舟橋聖一は﹃芸者小夏﹄
泰順は代表作﹃貴族の階段﹄
﹃雪夫人絵図﹄を書いたと言
われている。とにかく成金も
ht
角郵や
成金なりに懸命に活動をした
一日本人であったと言えるの
かも知れない。
﹁うるさくするなら出て行っ
てくれ﹂と休六が峻珂を切っ
たのも、そんな成金を囲んだ
一集団であった。
﹁わしが誰か分かって言うと
るんか、このぼんちは﹂
するかのように、テーブルを
でっぷりと肥えた男は潮笑
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一一一
囲んでいる人々に向かって言っ
た。同時にその一団は顔を見
合わせて大きな声で笑い始め
かった。
た。しかし休六は負けていな
﹁あなたが誰かは知らない。
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ただマナーが悪いのでこういっ
た上品な社交場には似合わな
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いか﹂
﹁おい若いの、わしはそんなにここに相応しくな
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﹁勝手なことを言うな。私はこの国の為になるこ
いう国や。徒には従え﹂
きっとそうするやろう。分かるか。それが日本と
る。わしがこいつらにお前をつまみ出せと言えば、
がらも、こいつらは金さえ払えばにこにこ笑うて
﹁でもな、社交場に似つかわしくないことをしな
﹁そのように思う﹂
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来て大沢の名前もしらんと社交場をうろちょろす
﹁おい、店長!このぼんちに教えてやれ、神戸に
はないかと思うほど、腹をゆらして笑いながら
するとその巨漢はテーブルをひっくり返すので
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るなってな﹂と、すぐ横で直立不動のまま蒼い顔
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愚縦
いと言っているんだ。間違っていますか﹂
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をしているちよび髭の男に言った。男は顔を引き
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つらせながらぎこちなく相づちをうつのが精一杯
だった。
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﹁ははははは⋮煙草も今日が初めてかいな。こん
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な青いのに説教されるとはな、はははは⋮こりや
ht
とを捜してここに来た。腐った枝葉を見過ごすわ
参ったわい。おい、若いの!気に入ったぞ、わし
こと。このホテルのもっとも繁華な社交場である、
ht
のではない。あなたの見苦しい振る舞いを非難し
のところで働くか。お前やったらいきなり重役に
けにはいかん。それに今は国家論を交わしている
ているのだ。今の日本がどうであろうと関係のな
﹁いえ、それは困ります﹂
したるぞ﹂
たりはしない﹂
い話だ。少なくともお金を貰って私は引き下がっ
tp
ht
﹁なんや、不服か﹂
分からずに故郷をあとにしたのです。親不孝者で
﹁そうではありません。私は何をするべきかよく
の話か﹂
このホテルをまず見ろと言われたので来たまでの
す。船の中で知り合った紳士に、神戸に行くなら
﹁お前、 歳 は い く つ や ﹂
﹁えらい剣幕やなぁ⋮結構、結構、大いに結構。
﹁そんなことを聞いてどうする。金の次は年かさ
降参や。わしもだんだんお前に興味を感じてきた。
さあ、こっちに来い。いっしょに飯でも食おうや
ことで何かを見つけようとしていたところです。
このレストランに入り、訳の分からぬ食事をする
いただくのは、それはかたじけない話です。しか
ただそれだけです。あなたの会社に入って仕事を
一体どうなることかとそわそわしていたちよび
ないか﹂
るやいなや、ウェイターに一人分追加のテーブル
し、これ以上意思の明確でないことをしてはいけ
髭の﹁店長﹂は、何とか平和に解決しそうだと見
メイキングを命じた。休六は一礼して巨漢の隣に
神
みたいのです﹂
﹁このホテルにある紺谷とかいう理髪店に行って
﹁よしきた!何や﹂
﹁実は一つあります﹂
お前になんかせな気がすまん。何でも言うてみい﹂
ら叩かれた。まあ言うてみたら五条橋の弁慶や。
わしに何かさせてくれんか。わしは久々に正面か
無理にうちに来てくれとはいわん。そやけれど、
げた大和魂や。久々に感心した。ようわかったぞ、
﹁なるほど、:さすがは薩摩隼人や、いや実に見上
だった。
ルの上のスープは本当にいくらかこぼれている様
巨漢はますます楽しそうに笑い出した。テーブ
ないのです﹂
がら、煙草に火を付けた。
座った。巨漢はその様子をさも楽しそうに眺めな
﹁まあ、気を悪くするな。どこから来た。関西の
神
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人間やないやろ﹂
巨漢が親しげにそう尋ねると、休六も幾分態度
﹁鹿児島です。川内というところからやって来ま
をやわらげて答えた。
した。さっき船を降りたところです﹂
﹁ほう、鹿児島か⋮薩摩隼人やな。で、こっちで
何をしたい。商売か?﹂
途端に休六は困惑してしまった。巨漢はそれを
見て取ると休六に煙草をすすめた。休六は一本手
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に取って、すすめられるまま口にしてむせた。巨
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漢はまた大声で笑いテーブルをがたがた揺らした。
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﹁あら、大沢さんやないですか。どないしはった
ともに戻ってきた。
﹁ああ、ちょっと面白い男を連れて来たんや。ど
んですか﹂
うやらここで勉強したいみたいなんやけれど、面
﹁ええ?そやけど今、人は足りてるよ。ぽっと出
神
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そして食事が終わると、男は約束通り休六をつ
ははは・・・﹂
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ていった。男が店に入るなり店員たちはみなさっ
れてホテルの中の理髪店、﹁紺谷理容室﹂に入っ
と頭を下げた。
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倒みてもらえんやろか﹂
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ち下さい﹂と言って店の奥に消えていった。しば
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﹁何?このホテルの散髪屋か?はははは、おい聞
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らくするとその店員は着物にエプロン姿の女性と
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いたか?おもろいやっちゃな、この男は!ははは
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男が店員の一人に尋ねると、店員は﹁少々お待
﹁すみさ ん は い る か ? ﹂
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言われて休六はさっと立ち上がった。
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﹁堪忍してね。でもあかんもんはあかんのよ・あ
﹁まあ、仕事を見るのはいいけれど、他の店の子
﹁かたじけない!恩に着ます!﹂休六は頭を深々
と下げると、巨漢の手を取って力強く握手した。
一九七○年生まれ。関西学院大学文学部フラ
園中野順哉︵なかのじゅんや︶
ンス文学科卒業。日本テレマン協会代表代行。
上方講談の作家でもあり、すでに二十を超え
る作品が上演されている。
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の若い子やったら、ごめんやけど・・・。せめて外国
それこそ会社でも建てて社長さんになるか、ある
んたの面構えはここで理髪をするような顔やない。
男は休六の方を振り向いて
いは大臣さんを目指した方がええ顔をしてると思
語の一つでも喋れんと⋮﹂
﹁ええ⋮ ま あ ⋮ 少 し は ﹂
﹁お前、外国語は出来るんか?﹂
せっかくここに来たのに得体の知れない占いか、
こで働くと言う意味ではないかも知れない。でも、
したのだ。紺谷さんのところへ行くと。それはこ
﹁しかし⋮しかしそれでは困る。私は紳士と約束
う。そやからあかんと言うたんや﹂
﹁よつしや⋮すみさん、この子外国語は出来る言
﹁この子、この子って、大沢さん、もしかしてそ
うてるで﹂
がんとって下さいな﹂
のええ身なりしてる紳士のことかいな。もう、担
まりにもお粗末だ。頼みます!この通りです!も
人相学の話を聞いただけで終わってしまうのはあ
う少し気の済むまで⋮ここで何が行われているの
﹁何を言うてるねん。ほんまやて。こいつ、こう
だけの薩摩隼人や。なんでもあんたんところの話
見えても、住むところもないし、金もない。気概
休六はその場に土下座した。﹁すみさん﹂はふ
かを見させて下さい!お願いします!﹂
﹁大沢さん、随分な貸しが出来たよ。本当に変わっ
うとため息をつくと巨漢の大きな腹を肘でついた。
を船の中で聞いて、他にやることないから真っ直
ぐに来たそうや。まあ、ものになるかどうか知ら
たぼっちゃんを連れてきたもんだ。ねえ、さあ、
んが、ちょっと相手したって。そっちがいらんの
﹁すみさん﹂と呼ばれた女性は笑いながら休六の
やったらうちが重役で貰うことになってるねん﹂
のかと逆に﹁すみさん﹂の目を追いかけた。する
めた。休六は窮屈に思いながらも、何を見ている
の手前、見学者とはいかないわよ◎住むところも
ちなさい﹂
いつまでそうやって頭を下げてるの。さっさと立
と﹁すみさん﹂はぶつと吹き出して、巨漢の方に
前に近づいた。そしてじっと休六の顔を観察し始
目をやると﹁あかん、あかん﹂と言って手を振っ
ないんでしよ?じゃあ、住み込みやね⋮全く⋮﹂
た。
﹁そうか⋮おい、お前は落第らしいわ。やっぱり
わしのところで重役や。残念やつたな﹂
そう言われても休六は納得がいかない。﹁ちょっ
と待って下さい。一体、何が駄目だと言うのです
ht
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か。私はまだ何も言ってないし、あなただって私
て﹁すみさん﹂に詰め寄った。
が何者なのか分からないじゃないですか﹂そういっ
2
レゼント係
TEL・O78-331-2246
休館。
/神戸市東灘区向洋町中5.
図神戸市立小磯記念美術館
窓078185715880
7︵六甲アイランド公園内︶
☆市民映画劇場ンエームズ・
のフォトグラファー﹂上映
ナクトウェイの世界﹁戦場
はいかにして撮られたか?
戦場の最前線をとらえた決
ムズ・ナクトウェイと共に、
最も勇敢な報道写真家ジェー
スナックアーモンド﹃おつ
軽にサラダ感覚で楽しめる
栄誰豊かなアーモンドを手
ブルーダイヤモンドでは、
一元
☆﹃おつまみサラダ﹄新発
写g“ヘヘ笥笥急.宮言︲の厨四・8日
戸文化小ホール︶
園会場シーガルホール︵神
1500円︶
帥︵前売1300円・当日
、②姐唖釦③肥”伽④廻坤
圃5月型日㈹・犯日㈹①、岬
教えてくれる作品。
が潜んでいることを我々に
正義の奥深くに、強靭な美
をペア3組にプレゼント。
にある。この映画の招待券
全ての答えはこの映画の中
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中央区下山手通2-13-3建創ピ
数々の受賞に輝く世界で
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ル401(有)月刊神戸っ子プ
死のドキュメンタリー。歴
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表にかえさせていただきます。
で。毎月曜日・5月6日附
応募宛先〒650-000l神戸市
史を変えた報道写真の傑作
まみサラダ﹄を新発売。香
アーモンドとクルトンをミッ
ばしくローストした細切り
クスし、ハーブソルトで味
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の画業を回顧し紹介する絵
不透明水彩絵具を用いた
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きる。この招待券をペア5
をペア5組にプレゼントす
画展。この展覧会の招待券
大作を描き、革新的な制作
ナックミックスは栄養価も
付けした、サラダ風味のス
発売を記念して抽選で10
高く食感も楽しい。今回は
召上がり下さい。
0名にプレゼント。ぜひお
神
り、昭和期の水彩画に一線
頭の世界水準を知る良いチャ
組にプレゼント。岨世紀初
■5月肥日佃まで開催。開
を試みた中西の作品は、没
る。
館は皿時∼Ⅳ時.毎月曜日。
後弱年を経た今日でもその
ンスだ。
画078133217810
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で生き生きとした作品の数々
輝きを放っている。モダン
にふれてみてはいかが。
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行日本図もあわせて公開さ
番号・今月号の感想を明記の
雄︵190011948︶
上、下記宛先にお送り下さい。
を画した水彩画家・中西利
所・氏名・年齢・職業・電話
日本図をふり返ることがで
プレゼント名・郵便番号・住
■開催期間/5月別日佃ま
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☆特別展伊能忠敬の日本
地図展
神戸市立博物館では、ア
メリカから里帰りの大図に
ている美脳な中図、国内に
加え、フランスで所蔵され
現存する伊能中図、小図の
優品、また測量機器などを
展示。伊能図が制作される
ハガキ・FAXに、希望する
れているので、江戸時代の
以前の幕府撰日本総図や刊
国プレゼントメイトヘのご応募は…
5月6日附休館。
☆神戸市立小磯記念美術館
近代的な感覚の作風によ
﹃中西利雄展﹄開催
なお、商品の発送をもって発
「川岸」1922(大正11)年
1
2
2
おつまみやサラダの
トッピングにどうぞ
FAXO78-331-2795
世界に真実の物語をもたらすために
生命を賭けた男達にささげられた作品
ブレゼントメイト
古い昔からの阪急電車の
け
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かな応援を頂いた事をよく
車体の落着いた色は、心
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思い出します。通学には西
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カラー﹂。今も阪急電車は、
本間を走り抜けていること
一 一 二 ■
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一面の畑でそこに一つのと
宮北口から宝塚行きの単車
ン・レッド﹂﹁マルーン・
ひかれる素晴らしい﹁ワイ
私の遠い昔からの色々な懐
の加車両連結一本の長い車
ンド・クロス﹂と言われて
でしょう。
一
ht
ても大きい古井戸があって、
の電車に乗り換えますが、
ます︶
そう深くない底にはいつも
いつも歌劇学校の生徒さん
の電車は当時﹁花電車﹂と
体を、最高時速110町で、
の美しいマルーン・カラー
は今はなき今津線との線路
今まさに桜吹雪の六甲・岡
5月に、昔の西宮球場で野
いました。︵今その﹁ダイ
ht
愛読者
一匹のおんびき︵蛙の親分︶
と詰め込みの超満員で、そ
と二人で暫く時間を過ごし
言っていました。
サロン
に石を投げるでもなく、母
がじっとしていました。別
☆神戸の〃できごと″が沢
ていました。幕山かかるの
かしい思い出を秘めて、そ
山報告されている情報誌だ
どかな静かな田園の風景が
の﹁平面交差﹂で、鉄道ファ
また、当時の西宮北口に
と思います。
その後、昭和n年春、K・
ンに人気があり﹁ダイヤモ
ありました。
☆ヴィッセル神戸のファン
G・にお世話になり、その
ヤモンド・クロス加周年記
■:
昔の阪急御影(昭和9年5月)
︵垂水区・後藤信子︶
です。神戸市民として今年
インスタンドには、宝塚歌
球の試合がありました。メ
−
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も一生懸命応援します。イ
ルハン選手を迎え、神戸が
一寺笠需
︵加西市・白水誠三︶
熱くなるよう期待します。
念バッジ﹂が発売されてい
砦
劇学校の生徒さん達の華や
/
︵西区・小山ゆきえ︶
、一回
三 =
☆サロン・ド・あいりの
町1
Ⅲ−
●
Ⅱ
〃蜜造酒″は先日ラジオで
理窪一口一
9
聞いて、おもしろいなと思っ
議鴇
』-Lワi一山
てました。ライブもあると
w
.
と
塵
息
のことなので一度行ってみ
︵灘区・福井美幸︶
鶴』
たいです。
☆今月号は新年度でもあり、
新鮮なコラムがあったと感
︵加古川市・内井薫︶
じられました。
︻読者の方からのお写真︼
店が忙しい母に連れられて、
ー 一
i
画」
☆まだ小学校に入った頃、
.ア$l
全 一 = 一
。山やdグ画剤暦守
阪急上筒井終点から︵多分
で降りて夕方の散歩に行っ
一一
戸
一
葦
雲
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直:塁里函雷書..V濃読彊 一一
塾
I壁墜塾理 雷1艶k、 端蛎#瀞I嬢翻窪薪、、i,‐、瀬 職
』
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齢
雪
雲
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響
鐘
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,
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震
舗
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塾迦
恥
ボギー車の電車で︶、御影
ると、そこは殆ど家はなく
たものでした。駅を南に出
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をコラージュした。
すこしまた違った表紙になったと思っている。
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龍雌諏雄今
原木
六雅
一夫
小近室
生光
今井
津啓
奈介
加貝
子梶
藤豊
裕允
垂曹
外英
池良
浅木隆子岩間瀧夫柏井健一榊晴夫園田正和
浅黄斑上島達司加藤隆久雀部昌吾高橋明美
浅木幸雄植田正巳加藤義雄雀部虎四郎田川政子
阿部泰久上羽康之角本稔笹山幸俊淵川博司
永田萌藤本統紀子矢田立郎
中西勝藤原明子山田弘
中野肇藤原正克大和久満
新野幸次郎松本幸三横山吉雄
西崎敬四郎光葉貞雄横山政夫
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噸撫鮒騨繍難吾
西村泰利南和恵吉島淑子
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健吾
一梅
馬田野稔英
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浩
一史
朗
竺施
剛子
礎蓮
二郎
津田
勝寛
飯田
華
田
中祐
石野順子大木本美通木口衛霜寄敏文玉岡かおる
託瞬識嵯王柏林上林英一島田誠田端基宏
成瀬香梅増田兵右術門行吉誠之
難波還松井高男容国勝
中野友史米花稔大和三千世
長浜リッ子宝地院大和久芳
中村友一星住輝子山森大雄美
識軸嘩確獅赫誇子皿峨吃癖奔
並川明子牧冬彦山ノ井登恵子
天野桂子
吐耐擁歪鐘鋤露雌雄癖繊薙蹴即噸確
新井満
荒川克郎内田健司嘉納毅六佐藤典久田崎俊作
安藤忠雄鵜殿ようこ加納勝佐野漣箕田中国夫
緬撰一郎龍潅詰皿蕊
有津武鵜殿麻里絵嘉納邦子佐藤廉多田克史
井植貞雄頴川欽和嘉本禎夫四方克明田辺聖子
家
次恒川”上
直瀬原
那島
子京田
艮蔑人
鑑勉
蒜川
喜美
代子
子辺
谷山
里
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中央に女の立ち姿の絵を入れることにした。
坂束慧望月美佐渡辺百合
坂東節子元永定正和田憲昌
坂野惇子百崎俊郎
束村術森喬一
伊勢田史郎大崎泰三北大路楽園人下村俊子谷口享子
市
野
弘
之
太
田
敏
郎
林詐下
輝夫村治生陳舜臣
市村礼子大西節子
白
石弘子筒井康隆
2004年5月石阪春生
敬称略︶
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この絵は2001年の「青い扉と古い木馬(女の
いる風景)」130号の作品で、人物の部分のみ
枚田佳子森賞勉一
広野幸助森治良
濡廉確手癖樟識嬬︵写工画順・
1
2
4
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先月アネモネを5輪買った。その時描いた水
井手幸雄緒方しげを清原桂子白坂能朗釣秋桜
伊藤研一岡田美代キラン。S・セティ新谷誘紀寺本混
伊藤正硯岡本真穂棟木茂男末次摘子土井正義
井優小田倶義神戸商工会議所瀬戸口仁三郎中内切
井戸敏三奥田鼠笑静紅鈴木章子栃尾泰治郎
稲田勝巳奥村孝上月倫子須浪道広中右瑛
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井窪轄荊蝕騨鑑郵郎柳津姉擁会織琴識窪子輔輔虻
伊
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彩画の1枚を表紙にしてみようと思った。花の形
が並ぶことでまさに華やかになった。
津昭藤田浩司矢崎和彦
☆蛸周年を迎えた月刊神戸っ子にいろいろお世話いただいた方々 長
永田典子藤間新佳子安水稔和
中田義成藤本ハルミ山口和久
〈表紙のことば〉
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ポーッとお茶を飲むに限る
神
とか言っている。インドア
︵福田美由紀︶
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神
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おまつりに参加できるし
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におった頃のあの黄色いめ
方に座っといて、お願いや
がねかけて、ベンチの端の
★神戸まつりがやってくる、
顔にあるような気がしてしや−
から。どうも敗因は監督の
編集後記
ンバチームも〃蝶々のサン
ないわ。︵山本牧︶
第拠回。月刊神戸っ子サ
バ〃をテーマに、フラワー
☆なんとなく活動的な気分
わるのだが、慣れないこと
になって張りきって動きま
ロードを1︾釦PMパレー
は続かない⋮。結局お家で
あわせ。平和な日本だから
な私であった。
★大作﹁三国志﹂の横山光
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神
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神戸っ子は
左記の書店で
◎神戸市東罷区
東灘みかげプック
プックフォーラム岡本店
本庄プックス
本山宝盛館
ジュンク堂書店住吉店
世の中は人質問題にから
ドする。
むイラク戦争できなくさい。
こそと思う。︵小泉美喜子︶
☆浄徳寺の境内に建つ浄東
会館には、ステンドグラス
が壁面に施されている。天
女や蓮を表現し、日時や季
節による光量で、幻想的に
表情を変える。現世の見に
くい中にも美しいものがあ
☆発行/2004年5月1日
甲南堂
●西墜市
ブックスウィング小野
③宝塚市
キャップ書店逆瀬川店
③豊岡市
ブックフォーラムジュンク豊岡
●三田市
あかね書房ウッデイタウン店
●篠山市
小山番店
④姫路市
ブヅクロード
森井書店
井上書林
宮本香店
ブックスサンヨー
ジュンク堂姫路駅店
⑧明石市
文栄堂
巌松堂本店
BOOKS松中リオピル店
喜久屋誓店明石駅ビル店
ジュンク堂替店明石店
●三木市
ブックスウィング三木
④加古川市
喜久屋磐店加古川店
ブックスアルファ
ブックスうかいや加古川いしもり店
●小野市
アイヨ堂
アンズ
④神戸市謹区
認宝文館
阪急BF六甲店
プックスキヨスク六甲道店
●神戸市中央区
アシーネ霧箱新神戸店
高橋書店
海文堂毎店
キクヤ
ジュンク堂書店三宮駅前店
ジュンク堂書店三宮店
プックスキヨスク神戸店
アサヒヤポーアイ店
プックスフジヤ
元町宝文館
プックマート神戸
神戸テンパイ
⑤神戸市兵庫区
プックス花咲く街角法川店
パルネット神鉄ビル店
中山
、神戸市長田区
神
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フェニックス
kobecco@crux,ocn・nejp
るという仏教の教えを、和
洋の融合で見事に表わして
いる。︵高橋直人︶
鉄人肥号も著作だと知り、
輝先生が、サリーちゃんや
絵と物語、演出、マンガ家
すごいなあと改めて思った。
☆定価:500円(税込)送料100円
●一塁象都新宿区
福田美由紀
mX,078(331)2795
は一人で手がけるのだから
とか。合掌。︵鳥羽朗子︶
横山先生は神戸のご出身だ
☆岡田監督よ、ふりだけで
もエエから、もうちょっと
燃えてえな。どうしても無
理なんやったら、三塁の横
建創ピル4階
④津名郡一宮町
宮脇謡店津名一宮店
●津名郡津名町
ブヅクスみまご
東京都千代田区
三信書店
ジュンク堂プレスセンター
④東京都港区
キャップオーク2番街店
④東京都渋谷区
阪急ブックファースト渋谷
鳥羽朗子山本牧
TEL、078(331)2246(代)
なかい
〒650-0011
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大原宇勉川上豪
神戸市中央区下山手通2-13-3
プックライナー
④東京都豊島区
ジュンク堂池袋本店
●日高市
エヴァネットワーク
●大阪市中央区
ジュンク堂笹店なんば店
●大阪市北区
ジュンク堂書店大阪本店
●大阪市阿倍野区
樋口書霜
●柏原市
ブックフォーラム柏原店
●八揺市
油竹書店
④舞餌市
BOOKSフレンド
●高松市
宮圏新カルチャーペース
●福岡市
ジュンク堂笹店福岡店
●鹿児島市
ジュンク堂書店鹿児島店
経理/小林昌夫
鐙
編集・営業/高橋直人
★発行所/月刊神戸っ子編集室
喜久屋書店ジョイプラザ店
サンョー征房西代店
さんぽう堂新長田ピプレ店
けいりん館
③神戸市須磨区
新文堂
流泉番房パティオ店
キクヤプックスみつわ
博文堂
、神戸市垂水区
新文堂垂水店
明舞書店
害久屋書店名谷店
ジュンク堂寄店舞子店
文進堂笹店
③神戸市北区
アミーゴ藤原台店
スター商会鈴蘭台店
宮脇書店神戸北店
ジュンク堂替店神戸北町店
スター商会
①神戸市西区
ジュンク堂笹店学園都市店
喜久屋書店西神駅前店
ブックフォーラムセリオ店
伊川谷タムラ
⑩芦屋市
天久密店
芦屋ジュンク堂番店
芦屋宝盛館本店
芦屋宝盛館駅ビル店
③尼崎市
三和書房
しゅんぶん堂なにわ支店
●西宮市
宮脇書店西宮店
ジュンク堂書店西宮店
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代識羅逼窪/小泉美喜子
月刊神戸っ子No.515
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