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改正児童福祉法における障害児施策のさらなる推進

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改正児童福祉法における障害児施策のさらなる推進
改正児童福祉法における障害児施策のさらなる推進
(厚生労働省)
【提案内容】
障害児施策における新たな支援体系の移行にあたっては、
既存の社会資源等の現状と課題を的確に再評価をした上で、
障害児とその家族が、安心して暮らせる社会を実現するため、
特に以下の取組をさらに推進すること。
1 障害児入所施設の利用者負担における実費負担部分のさら
なる軽減
2 現行サービス施策から施設一元化後の「障害児通所支援」
「障害児入所施設」のサービスの質及び機能や専門性を維持
するために、現行でも不足している施設最低基準等の人員配
置・設備確保等の適切な財政措置
3 「重症心身障害児・者」への一貫した支援の充実を図るために
必要な、児童福祉法等の法令への明記
【提案の背景】
・今般改正の児童福祉法には、3年後の施行を目指し、新たな障害児施策
体系が示された。障害児施設での利用者負担への応能負担の再実施など
一定程度の評価はされるものであるが、これまでの障害児施策体系を
抜本的に見直したものとなっており、新たな施策体系への移行にあたって
はいくつかの課題があり、国の責任において、新たな障害児施策支援
体系がより効果的に機能する仕組みの構築を進めるべきである。
・特に、通所発達支援センターへの移行、入所児の重度・重複化及び発達
障害児・被虐待児の利用増加への対応、重症心身障害児・者への一貫した
施設体系・在宅生活支援の担保においては自治体の意見を考慮するべきである。
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◆利用者負担の規定の見直し
実費負担が必要
・市町村が障害児・者に対して支給する給付費の月額
=
かかった費用の額
-
一部負担の額(応能+実費)
・応能負担が原則
○ 家計の負担能力その他の事情をしん酌して政令で定める額
○ 上記の額より1割相当額が低い場合には、低い方の額を負担
※公布日から1年6月以内で政令で定める日に施行
◆障害児支援施策の見直し
(障害種別の一元化)
障害者自立支援法(通所サービス → 給付実施主体を県=児相から市町村=区役所へ)
児童デイサービス
通所発達支援
(福祉型、医療型)
児童福祉法
知的障害児通園施設支援
盲ろうあ児施設支援
放課後等デイサービス
肢体不自由児施設支援
重症心身障害児・者通園事業
(補助事業)
知的障害児施設支援
【新】
保育所等訪問支援
障害児入所支援
(福祉型、医療型)
盲ろうあ児施設支援
肢体不自由児施設支援
重症心身障害児施設支援
(入所サービス)
(平成21年3月全国障害福祉主管課長会議資料)
※平成24年4月1日施行日
◆横浜市所管障害児施設
入所施設
種別 定員
通園施設
定員
横浜市なしの木学園
知的
50
戸塚地域療育センター
50(知)40(肢)
すみれ園
知的
30
南部地域療育センター
50(知)40(肢)
白根学園児童寮
知的
30
北部地域療育センター
50(知)40(肢)
くるみ学園
知的
20
西部地域療育センター
50(知)40(肢)
横浜訓盲院
盲児
50
中部地域療育センター
50(知)40(肢)
横浜療育医療センター
重心
90
東部地域療育センター
50(知)40(肢)
重心児(者)施設サルビア
重心
40
地域療育医療センターあおば 60(知)30(肢)
横浜市リハビリテーションセンター
提案の担当/こども青少年局こども福祉保健部障害児福祉保健課長
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永井
潤
30(知)40(肢)
30(聴)
℡ 045-671-4277
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