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が新しく創設されました 「雇用支援制度導入奨励金」とは ・ ・ ・

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が新しく創設されました 「雇用支援制度導入奨励金」とは ・ ・ ・
事業主のみなさまへ
が新しく創設されました
「雇用支援制度導入奨励金」とは ・ ・ ・
トライアル雇用により雇用した従業員を常用雇用へ
移行する間に、
その者の就労を容易にするために、
一定 の 雇 用 環 境 の 改 善 を 行 っ た 場 合 に 、
試行雇用奨励金に加えて30万円が支給されます
1ヶ月
これまで
4月から
2ヶ月
3ヶ月
5ヶ月
常用雇用+雇用環境の改善措置
→プラス30万円
試行雇用奨励金
雇用支援制度導入奨励金
試行雇用奨励金
東
4ヶ月
京
労
働
局
職
業
安
定
部
都内ハローワーク(公共職業安定所)
東 京 都 地 域 労 使 就 職 支 援 機 構
■東京都地域労使就職支援機構は、労使団体(連合東京・東京経営者協会)が協力
して、地域における雇用の改善を図る目的で設立された団体で、厚生労働省から
委託を受けて、地域労使就職支援事業を実施しています。
トライアル雇用とは・・・?
ハローワークが紹介する対象労働者を、短期間(原則として3ヶ月間)試行的に雇うこと(以下「トライアル雇用」
という。)により、その間、企業と労働者相互の理解を深め、その後の常用雇用への移行や雇用のきっかけ作り
を図るものです。なお、トライアル雇用を実施する事業主には、一定の要件を満たした場合に試行雇用奨励金
が支給されます。
試行雇用奨励金の支給要件
【受給できる事業主】
次のいずれにも該当する事業主です。
1.以下のいずれかの対象者のうち、その職業経験、技能、知識等から判断して、トライアル雇用を経ること
が適当であるとハローワークが認める者を、ハローワークの紹介によりトライアル雇用として雇い入れた事
業主であること。
●中高年齢者
(トライアル雇用開始時に45歳以上65歳未満であって、原則として雇用保険受給資格者である者)
●若年者等(トライアル雇用開始時に35歳未満の者)
●母子家庭の母等
●障害者
●日雇労働者・ホームレス
●季節労働者
2.雇用保険の適用事業の事業主であること。
3.トライアル雇用を開始した日の前日から起算して6か月前の日からトライアル雇用を終了した日までの間
に、雇用する労働者を事業主の都合により解雇等(退職勧奨を含む。)をしたことがない事業主であること。
※この他にもいくつかの条件があります。
【受給できる額】
●トライアル雇用労働者1人につき月額4万円です。
●支給対象期間は最長3ヶ月間です。
※ただし、トライアル雇用期間が1か月に満たない月がある場合、試行雇用労働者本人の都合による休
暇(年次有給休暇等は除く)又は実施事業主の都合による休業の場合は、その期間についての奨励
金の額は、4万円に勤務日数率を乗じた額とします。
【受給のための手続】
1.奨励金を受給しようとする事業主は、トライアル雇用による雇い入れ日から2週間以内にトライアル雇用
労働者の同意の記名押印又は署名のある「トライアル雇用実施計画書」を、当該トライアル雇用労働者の
紹介を受けたハローワークに提出して下さい。
2.その後、トライアル雇用を終了した日の翌日から起算して1か月以内に「トライアル雇用結果報告書兼試
行雇用奨励金支給申請書」に必要な書類を添付の上、トライアル雇用を実施した事業所の所在地を管轄
するハローワークを経由して都道府県労働局に提出して下さい。
雇用支援制度導入奨励金の支給要件
●平成19年4月1日以降トライアル雇用求人(専用・併用どちらでも対象となります。)をハローワークへ提出
した事業主であること。
●上記トライアル雇用求人により雇用した人を常用雇用(※)へ移行し、雇用保険の被保険者として雇用した
事業主であること。
●トライアル雇用を終了した日の翌日から、支給申請日までの間に当該トライアル雇用に係る事業所におい
て雇用する雇用保険の被保険者を事業主の都合により解雇等(退職勧奨を含む。)をしたことがない事業
主であること。
●試行雇用奨励金の支給対象になっていること。
●トライアル雇用労働者が就労しやすいように、常用雇用へ移行するまでに、雇用環境の改善措置等を行っ
ていること。
(※)常用雇用とは、期間の定めのない雇用であって、1週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用され
る通常の労働者の1週間の所定労働時間と同程度であるものを言います。
雇用環境の改善措置とは・・・?
雇用環境の改善措置については、次のようなものが該当します。
●通常の正社員と比較して、30分以上の時差出勤制度を導入した場合(母子家庭の母等、障害者に限る。)
●トライアル雇用により雇用した人の定着を図るために、常用雇用移行後も、指導責任者を任命し、継続して
指導、援助を実施した場合
●教育訓練制度、実習制度等を整備した場合 等(就業規則、労使協定等に明文化されているものに限る。)
●障害者については、「在宅勤務制度を導入した場合」、「必要な通院時間の確保を行った場合」、「事業所の
バリアフリー等設備の改善を行った場合」 等
なお、これらの措置の実施状況等を明らかにする書類を整備していることが必要です。
申請と支給
●支給申請は、次の書類を揃えて、事業主の所在地を管轄するハローワークに、常用雇用移行後の最初の
賃金支払日の翌日から起算して2ヶ月以内に提出してください。(支給申請書等の必要書類はハローワーク
に置いてあります。)。
・雇用支援制度導入奨励金支給申請書
・雇用環境の改善措置の内容が確認できるもの
(例)就業規則、労働条件通知書、指導責任者任命書、指導実績報告など
・トライアル雇用により雇用された従業員が常用雇用へ移行したことを証明するもの
(例)トライアル雇用結果報告書兼試行雇用奨励金支給申請書
・上記従業員に関する出勤簿(写)及び賃金台帳(写)(支給申請の直近の賃金締切までのもの)
※試行雇用奨励金と同時に申請する場合は、重複する書類は省略できます。
●支給金額は、一回につき30万円です。
常用雇用移行後、
。 トライアル
最初の賃金支払日
トライアル雇用終了
常用雇用へ移行
雇用開始
1ヶ月
2ヶ月
3ヶ月
4ヶ月
5ヶ月
6ヶ月
7ヶ月
雇用支援制度導入奨励金
トライアル雇用期間
試行雇用奨励金
申請期間(1ヶ月)
申請期間(2ヶ月)
雇用支援制度導入奨励金のよくあるご質問
Q1 平成19年4月以前にトライアル雇用求人を提出しているのですが、支給対象になるのでしょう
か。
A1 支給の要件として、平成19年4月以降に提出したトライアル求人によりトライアル雇用した場合に
対象となります。
Q2 「1回につき30万円支給」とありますが、1回の回は何を対象としているのでしょうか。
A2 トライアル雇用で採用した従業員のために雇用環境の改善措置を行った場合の改善措置を対象
としています。従って、トライアル雇用で複数の従業員を採用しても、改善措置が1回であれば、1
回(30万円)しか支給されません。
Q3 2人の従業員をトライアル雇用から常用雇用へと移行したのですが、支給額は2倍になるのでしょ
うか。
A3 事業主がトライアル雇用で採用した複数の従業員に対し、それぞれ別の雇用環境の改善措置を
行い、それに合理性がある場合は、複数回の支給対象となる場合がありますので、下記相談コー
ナーへお問い合せ下さい。
Q4 雇用環境の改善措置について例示がされておりますが、例示以外でも改善措置を行えば支給さ
れるのでしょうか。また、例示以外で改善措置に該当するかどうかは、どのように判断すれば良い
のでしょうか。
A4 例示以外でも、合理性のある改善措置と判断できる場合は支給されます。該当するかどうか疑問
がある場合は、下記相談コーナーへお問い合せ下さい。
Q5 トライアル雇用を経ないで、最初から常用雇用した場合は、対象になるのでしょうか。
A5 本奨励金は、トライアル雇用が前提となりますので、トライアル雇用をせずに最初から常用雇用し
た場合は対象になりません。
雇用支援制度導入奨励金の詳細については、
東京労働局 雇用関連助成金相談コーナー
文京区後楽1−4−25日教販ビル8階 ☎03-3812-9026
へお問い合わせ下さい。
(平成19年6月)
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