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資料6 - 北海道
資料6 道に おける売却促進策の検討につい て 1.道有未利用地・低利用地の売却促進に向けた取組みについて [ 平成21年度の取組み ] 売却に向けた取組みについて、次の機会を通じ業界関係者から意見等を伺った。 ○ 不動産関係者との意見交換会の実施 未利用地・低利用地の一層の有効活用及び早期売却に向けた取組みのひとつとして、実務に 携わる札幌市内に本支店等を有する戸建て住宅メーカーの団体を対象として、意見交換会を開催。 その他、売却促進に向けた取組み ○ 大規模画地の分割売却 函館市及び池田町所在の物件について、分割売却を実施。(別紙) ○ バルク方式一般媒介制度による売却 昨年9月に公募を開始、札幌市内の11業者と契約を締結し売却の促進に取り組む。(別紙) ○ 一般競争入札における期間入札の実施 応札者の利便性の向上を図るため、平成20年11月に道が制度化した期間入札を活用し て、売却の促進に努めた。 ○ 移動現地説明会の実施 昨年7月に札幌市内の売却予定地をバスにより巡回、現地案内の上、物件説明を行う。 ○ メールマガジンの発行<平成20年5月30日創刊> 道有未利用地の物件概要や入札日時などの情報を発信。(事業者に限らず、道有財産に興味を持つ 方々への情報媒体としての活用を期待。現在、第38号(1/29)まで発行、購読者数445名) ○ 市町村広報誌への掲載依頼 地元住民への周知を図るため、物件所在地の市町村が発行する広報誌への入札情報掲載の協 力を得た。17市町において掲載の実績あり。 ○ ホームページによる情報の発信 「道有地売却(予定)物件一覧(一般競争入札)」の更新頻度を高め、積極的な売却予定物件 の情報発信に努めた。 ○ インターネット入札の実施 ヤフーのインターネット入札による公有財産の売払いを実施。 ○ 新聞への広告掲載 道内物件の公示情報を北海道新聞及び北海道建設新聞に広告を掲載。 ○ 住宅情報誌への広告掲載 住宅情報誌(住宅情報誌スーモ、家さがし)に道有地売却情報の広告を掲載。 ○ 不動産ネットへの広告掲載 不動産ウェブサイト(アットホーム・ウェッブ)を活用した情報提供により売却の促進を図 った。 [ 平成22年度の対応 ] 業界関係者との情報交換やメールマガジン等を活用した一般向けアンケートを実施するなど、効 果的な対策を探っていきたい。 2.大規模画地の分筆売却について [ 平成21年度の取組み ] ○ 函館市及び池田町の物件について、分割売却を実施(詳細は別添「参考資料1」のとおり) したが、入札参加者はいなかった。 ○ 本年3月には札幌市豊平区月寒の物件を当該方法により売却予定。 [ 課 ○ 題 ] 売却PR方法等について、個人客層を重視した対策を講じる必要がある。 [ 平成22年度の対応 ] ○ ○ 従来の取組みに加え、個人向けの移動説明会などについて検討をしていきたい。 今後、分割可能な物件については、需要の動向を見ながら、取組みを進めていきたい。 3.バルク方式一般媒介制度による売却について [ 平成21年度の取組み ] 過 去に複 数回 入札 に付し て売 却に 至らな かっ た複 数の物 件に つい て、一 括して 媒介を 委託する バルク方式一般媒介制度を20年度から導入したが、成約に至らなかったことから、今年度は民間 事業者の意見を聞きながら、札幌市内の物件を対象に加えるなど運用の見直しを行った。 次の29物件を媒介の対象とし9月に業者の公募を開始、札幌市内所在の11業者と10月に契 約を締結した。 ○ 対象物件の内訳 A区分/札幌市近郊に所在し、引き合いが見込める物件(大阪市内の物件も含め) 9件 B区分/地方に所在する物件 20件 < 参考 20年度は地方に所在する物件 36件 > ○ 契約媒介業者からの物件別申込一覧 別紙「参考資料2」のとおり ○ 契約業者の増加 A区分を対象としたことによって、契約業者数が増加(H20/ 4業者 → H21/ 11業者) ○ バルク方式一般媒介制度活用による結果 成約件数 0件(2年度連続) ○ 同媒介制度による効果 媒介契約の締結状況をホームページで公開したところ、期間入札に付していたA区分の物件 に対し、短期間のうちに道に対し直接の申込みがあり、4物件が成約に至った。 [ 課 ○ 題 ] 昨年度、本年度ともに媒介契約を締結した時期が秋口であり、その契約期間も短かったので、 実施の時期や期間について検討する必要がある。 [ 平成22年度の対応 ] ○ 媒介契約業者から、制度内容等の改善すべき事項についてアンケート調査を実施し、その意 見を事業へ反映していきたい。 ○ 媒介契約業者と顧客との交渉期間等の確保にも十分に配慮した上で、実施をしていきたい。 4.新たな取組みの方向性について 大規模な 土地は これま で、不 動産 関連業者 に購入して もら う ことを期待し売却 し てき たところであるが、最近の傾向では戸建て向きの大きさの物件が売れている現状にある。 このことか ら、大 きな土 地であ って も土地の 形状、住環 境、 都 市計画等などによ っ て、 戸建て向き 住宅の 需要が 見込め る地 域にあっ ては、周辺 地域 の 土地の利用規模等 を 勘案 し適当な大きさに分割した上で売却することとしたところである。 しかし、 21年 度はこ の売却 方法 で成約に 至ったもの はな か ったので、公宅用 地 等で 比較的規模 の小さ な土地 の売却 促進 と併せて 、個人客層 に狙 い を絞った取組みの 拡 充等 について、精通者の方々のご意見をお聞かせ願いたい。 記 ○ ターゲット(対象)の拡大及び取組内容の拡充 これまで、 平成22年度以降、 (主な対象) マンション建設業、ハウスメーカーなど の不動産ディベロッパー (主な対象) 左記の不動産関連業者 (取 組 み) (今後の取組み) 【法人向け】 ○移動現地説明会 ○新聞広告(建設新聞が主)掲載 + 個人客 従 来 の 取 組 み + 新たな取組み(案) ○ホームページへの掲載 ○メールマガジンによる情報発信 ○現地立て看板の設置 ○大画地の分割売却 ○市町村広報誌への広告掲載 ○住 宅 情 報 誌 へ の 〃 ○不動産ネットへの 〃 【個人向け】 ●個人客を対象とした移動現地説明会 ●周辺住戸へのチラシの新聞折込み ●人気ホームページやブログへのバナー 広告(リンク)掲示 ●メールマガジン購読者数の増員 ●戸建て向き物件の写真をホームページ への掲載