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埼玉県農林公社の新たな取り組み等について(平成 年 月 日) 21 5 27

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埼玉県農林公社の新たな取り組み等について(平成 年 月 日) 21 5 27
埼玉県農林公社の新たな取り組み等について(平成 21 年 5 月 27 日)
No, 1
農業体験を通じた男女交流イベントについて
No, 2
在来大豆の生産と販路拡大について
No, 3
地域と共に発展する農林公園について
No, 4
「埼玉青ナス苗」の提供による「みどりの学校ファーム」の支援について
No, 5
初期成長の早い苗木(スーパー苗木)の植栽について
No, 6
平成21年度 指定管理施設における取組について
No, 7
間伐材の生産と活用について
N O ,1
農業体験を通じた男女交流イベントについて
平成21年5月27日
(社)埼玉県農林公社
1
目的
青年農業者育成基金事業の配偶者対策の一環として、県内で意欲をもって農業に従事
している独身男性と農業に興味がある独身女性に出会いの場を提供し、農林公園等の施
設を活用して農業体験等(全4回)を通じて親睦を深めていただくものです。
2
実施状況
各農林振興センター推薦の男性10名と公募により参加している女性12名の22名
が参加しました。
各回とも天候に恵まれる中、最初は硬い表情だった参加者も、実習では自然体で会話
がはずみ和気あいあいと作業を行うようになりました。
(1)1回目 3月21日(土)
ジャガイモの植え付け、1to1トーク
(2)2回目 4月18日(土)
ジャガイモの管理作業、タケノコ掘り、大豆の播種、花の寄せ植え体験
(3)3回目 5月16日(土)
青年農業者が持参した生産物を使用してバーベキュー、トラクター研修
全員が語り合う1to1トーク
新鮮な野菜を美味しく楽しく食べました
3
力を合わせ盛り上がったタケノコ堀り
初めて乗るトラクターに青年がエスコート
最終回の予定 6月21日(土)
3月(第1回)に植え付けたジャガイモの収穫、ふるさとの味伝承士の指導による
収穫したジャガイモを使った料理と地粉を使用したうどん打ちを行う予定です。
NO,2
在来大豆の生産と販路拡大について
平成21年5月27日
(社)埼玉県農林公社
平成18年度から担い手農家と連携して取組でいる在来大豆の生産については、昨年度行田
在来が「産地品種銘柄」として新たに登録され、今年度の作付は農家を含めて約20haにな
る見込みです。
また、在来大豆を利用したこだわり豆腐も数種類となり、消費者に大変好評であるとともに、
在来大豆の販路拡大が見込まれます。
平成20年度実施状況
品種名 作付面積(ha) 生産量(t)
借金なし
0.5
0.9
行田在来
2.2
4.0
箕田在来
3.0
5.0
豆腐製造者
もぎ豆腐店
豆腐工房みや
山下豆腐店
豆腐工房みや
山下豆腐店
一粒
豆腐工房みずむら
豆腐工房みや
一粒
販売場所
浦和伊勢丹・熊谷八木橋デパート他
越生町売店
所沢市西武デパート食品売場
越生町売店
所沢市西武デパート食品売場
JAほくさい行田中央支店直売所
小鹿野町
越生町売店
JAほくさい行田中央支店直売所
※ 平成21年度は新たに、借金なしを秩父市の下吉田地区の農家が作付予定
また新たに、箕田在来は鴻巣市の吹上地区の農家が作付予定
行田在来については、平成20年度から行田市の農家が作付けし今年度は1ha増加し、
7haとなる予定。
NO,3
地域と共に発展する農林公園について
平成21年5月27日
(社)埼玉県農林公社
1
地元川本商工会のご協力により、野外
ステージを利用し「さいたま太鼓 まつり」
(11/3)商工会・授産施設の出店により
「公園の秋祭り」(11/2.3)を盛大に開
催することができ、多数の来園者があり
ました。
2
3
県立川本高校(年9回)・熊谷市立
江南中学(11/17∼11/21)の公園内
での総合学習一貫として、環境整備・
ほ場の管理などを行い、農業の大切
さ・面白さを実感して頂き、栽培の
知識・技術の体験学習をして頂きま
した。
いきがい大学東松山学園の「ワクワク
園芸22」のみなさんに、公園内の庭園
剪定・展示ほ場の植栽管理などボランテ
ア活動(7/2.11/12.12/17)により園内の
整備が行え、きれいな公園に生まれ変わ
ります。
NO , 4
「埼玉青ナス苗」の提供による
「みどりの学校ファーム」の支援について
平成21年5月27日
(社)埼玉県農林公社
1
目的
苗作りの専門部所である種苗センターで育苗したナス苗を県内小中学校
に供給し、県が平成20年度から推進している「みどりの学校ファーム」
を支援する。
2
取組概要
種苗センターでは、埼玉伝統野菜である「埼玉青ナス」の苗をつくり、
県と連携して県内の小中学校に配布し、学校ファームの推進を支援した。
(1) 作 物
埼玉青ナス(種子は農林総合研究センター提供)
(2) 数 量
500株(ポット苗)
(3) 配布校
鴻巣市、行田市ほか5市町
25小中学校
(4) 配布日
平成21年5月14∼19日
<みどりの学校ファーム>
・学校の近隣の農地を利用して作付
けから収穫までの成長課程を学ぶ。
・広さは10アール程度
・平成23年までに全小中学校実施
加須市O小学校での植え付け風景
<参考>
種苗センターにて育成した苗と果実
種苗センターの県内種苗供給の貢献度
20年 度 原 種 ・
供給シェア
品目
原 苗 供 給 数 量 ( kg・ 本 )
(%)
水稲
6,018
86
麦類
15,752
100
大豆
459
65
いちご
49,436
94
りんどう
21,650
100
わけねぎ
15,200
72
かんしょ
2,520
28
日本梨「彩玉」
747
100
供給シェアは生産振興課推計
NO,5
初期成長の早い苗木(スーパー苗木)の植栽について
平成21年5月27日
(社)埼玉県農林公社
1
取組内容
低コスト施業の一環として、初期段階の造林・保育経費の削減を図るため、初期
成長が早く、かつ作業効率が良い、育苗期間が短い、少花粉等の特徴を持つ挿し木
苗を埼玉・公社式の早期育苗技術(3倍速育苗技術)により、1年間の育苗期間を
経て山出し可能苗が完成しました。
この苗木を早期導入向けて、植栽実証試験を行うため、第1弾として公社営林地
に植栽するととものに、植付作業に係る工程調査を実施しました。
2
植栽作業について
(1)実 施 日
平成21年4月16日(木)
(2)実施場所
秩父郡小鹿野町日尾字沢ノ入(公社営林地)
(3)実施面積
0.73ha
(4)植栽本数
約1,000本(1,500本/ha)
(5)植付方法
公社式・簡易植付法
3
植栽の作業工程について
今回、埼玉県農林総合研究センター森林・緑化担当の協力を得て、植付作業に係
る工程調査を実施しました。
詳細な調査結果は現在分析中ですが、従来と比較し、造林コストの大幅な削減が
図れる可能性が高いと認められるため、早期導入に向けて準備を進めていくことを
考えています。
4
スーパー苗木の報道について
NHK、秩父ケーブルテレビの2社から取材を受け、4月16日及び17日にテ
レビ放映されました。
5
今後の方向について
埼玉県の優良品種を挿し木による公社独自の育苗技術により培養することが可能
となったため、この技術により、リスクの少ない計画的な苗木生産が可能になりま
した。
よって、この苗木、技術を県の協力を頂きながら普及させていきます。
※
スーパー苗木とは?
①この取り組みは、平成19年度から開始したもので、平成20年度に2,000本
の苗木を生産しており、平成21年度には、4,000本の苗木を育苗中です。
②苗木の特徴は、初期成長が早く、植え付けが簡単、育苗期間が短い点です。
③苗木の品種は、比企13号(スギ少花粉品種)です。
別紙
1
挿し付け・育苗状況
苗木用ポット
(苗木用ポットに挿し付け)
2
(1年間の育苗)
植え付け作業
案内棒
(案内棒等で植穴の掘削)
3
(ポットごと苗木を植え付け)
植え付け後
(植え付け後・遠景)
(植え付けた苗木)
NO,6
平成21年度
指定管理施設における取組について
平成21年5月27日
(社)埼 玉 県 農 林 公 社
1
彩の国ふれあいの森「森林科学館」における木工製品カタログの作成
森林科学館で作成している木工製品についてカタログを作成し配布を行い、販
売促進を行っていきます。
種類数
価格帯
内 容
59種
200円∼18,000円
動物型抜き、灯明、木鉢、
ラック、子供用イス など
2
県民の森における「森のコンサート」の開催
県民の森において、自然の中で音楽を楽しんでもらうため、
「森のコンサート」
と題し、マリンバによる演奏会の開催を検討しています。
(1)予定日時 平成21年7月11日(土)午前11時開園
(2)開
場 県民の森 森林学習展示館
(3)演 奏 者 富田紗規子氏(秩父市出身 日大芸術学部卒)他1名
(4)参 加 費 1,500円(飲み物等を含む)
(5)人
数 約30人程度
(6)そ の 他 秋にも第2回の開催を検討しています。
社団法人埼玉県農林公社主催
(案)
埼玉県県民の森
演奏
森のコンサート
富田紗規子(秩父市出身)
日本大学芸術学部音楽学科打楽器コース首席卒業
と き 2009.7.11(SAT)10:30am開場 11:00am開演
ところ 埼玉県県民の森「森林学習室」
Ticket 1,500円(飲み物、デザート付き)
問い合わせ
社団法人埼玉県農林公社森林局内「森のコンサート事務局」
Tel:0494−25−0291 Fax:0494−22−5839
No,7
間伐材の生産と活用について
平成21年5月27日
(社)埼 玉 県 農 林 公 社
1
間伐の実施と間伐材の搬出
伐採・搬出コストの削減のため、下記について取り組みます。
○列状間伐の導入
○低コスト作業道の整備
○機械化の推進
2
間伐材フル活用の取り組み
搬出された間伐材について以下の取り組みを行い、徹底的な利用を推進してい
きます。
○県・公社・森林組合等による「間伐材フル活用検討会(仮称)」の設置
○木工教室、農林公園でのログスクールの開催
○ログハウス建築用材の供給
○林地残材の木質バイオマスへの利用促進
○公共施設への県産木材利用の働きかけ
徹底的な利用の推進
(主な活用例)
ログハウス
プランター
ログテーブル
木質バイオマス
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