ハワイ海外研修

ハワイ海外研修
2016/10/27
８月２４日（水）から８月３０日（火）まで５泊７日のハワイ海外研修に行
ってきました。詳細を 7 回シリーズでお伝えしています。今回は最終回です。
その７ クアロア牧場体験学習と班別自主研修：市バス（the Bus）の利用・買
い物と夕食
5日目 ８月２８日（日）28 Aug 16
6:15モーニングコール。天気は曇り。今日のアクティビティーへの悪影響が心配。ロビー
に降りてゆくとカフェテリアはすでに営業を始めていた。ガイドの平本さんもやってきて
合流。
ホテルにて朝食 6:30
このホテルは毎朝ビュッフェスタイル。今日は
味噌汁の味を確かめようと思う。集合時の健康チ
ェックで、生徒二人がのどの痛みを訴えた。どう
やら風邪らしい。近くのドラッグストアで風邪薬
を購入して服用。両名とも昼の健康チェックでは
完治。
山の天気
7:30 専用バスに乗車。フリーウェイを右折して
63 号線に入ると間もなく雨になる。クアロア牧場はワイキキの北方に位置する。クアロア
に向かう途中で山道になると雨はますますひどくなるが、牧場が近づくにつれて小降りに
なり、牧場に着く頃には雨も上がった。貿易風のためにオアフ島の北東部山岳地帯では毎
日どこかで雨が降る。ホノルルでは晴れていても飲料水が不足して断水になることはない。
クアロア牧場体験学習 8:30
牧場ではマネージャーの遠藤さんと簡単な打ち
合わせ。訪れる観光客は毎日約 1,000 人、その中で
約半数が日本人。日本語のわかる係員がいるので今
日の活動にはその係員を配当してあるという。
選択してある前半と後半の 2 種類のアクティビ
ティーにグループごとに分かれてチェックイン。ア
クティビティーは引率者も二手に分かれて、生徒と
ともに参加する。
前半ではジープツアーに参加。ジープの後ろの席に乗
り込むと床には朝降った雨で水たまりができていた。シ
ートベルトも濡れていたが構わず乗車。途中でホタテ、
エビなどの養殖池が見える展望台と映画「ジュラシッ
ク・ワールド」の撮影現場で小休止。日本語のできる係
員はなぜか運転に専念。案内は別ガイドの英語による説
明なので、休憩所で日本語のできる係員に日本語を使っ
てこの牧場の由来やタコの木についてなどを生徒に説
明するようリクエスト。隣の席の白人は運転手に「それ行け！怖くないぞ！」などと小声
で野次を飛ばす。見知らぬ人の集団ではしゃげる彼はきっとアメリカ人。
後半は乗馬体験に参加。ツアーの初めにビデオで「途中で馬に草を食べさせないように。
前の馬を追い抜かないように。
」との説明を受け、ヘルメットを被って乗馬用のプラットフ
ォームへ。
係員は友好的で“I like your socks.”と話しかけてきた。“Thank you. I like yours.”「私
はブーツを履いているので見えないでしょう。」
「確かに見えないねえぇ。
」などと冗談を交
わして和やかにスタート。記録写真を撮るが、一列になるので前にいる生徒は後姿が中心。
後ろにいる生徒は左手で手綱を握り右手にカメラを持って一瞬で後ろを振り返りながら撮
影。バランスを崩さないように撮影するのは難しい。
園内カフェテリアにて昼食
混雑を避けるために戻ってきた生徒からカフェテリアで食事を始めさせる。ビュッフェ
スタイルなので各自がサラダとライス、鶏肉のテリヤキ、豚の角煮、ケーキ、ジュースか
ら選ぶ。建物の中は満員なのでベランダで食べる。足元は鳥がやってきてこぼれた御馳走
をつつく。
（共食いだぞ！）
13:00 昼食終了後、チャーターバスでワイキキへ戻る。
「このままアラモアナ・センター
まで行ってはどうか」という提案もあったが、財布を持参していない生徒もあったため、
予定通りホテルに戻る。着替え、シャワーの時間を与え、貴重品を持たせてロビーで集合。
班別自主研修：市バス（the Bus）の利用・買い物と夕食
15:30
フード・パントリー前のバス停留所まで徒歩。15:39 発の 8 番の市バス（the Bus）に乗
車。人数は多いが、幸運なことに一度に全員が乗車できた。本来は、平本さんはここまで
の契約であったが、最後までサービス残業で付き合ってくれた。
アラモアナ･センター
アラモアナ・センターは東のメイシーズと西のノードストロームというデパートに挟
まれ、中央部分の 1 階にはフードコート、2 階と 3 階に有名ブランドの詰まったショッピン
グモール。アロハタワーから移った JTB の窓口も 1 階にある。
1 階のフードコートの一角に本部を設定。お土産ショッピングを含めて食事の時間とする。
待ち合わせ時刻を告げた後一時解散。
公衆電話のデザインを含めて、映画「Karate Kid（ベストキッド）」の宮城先生の家や、
「Big Hero 6（ベイマックス）(2014)」のサンフランソーキョーのような空間で妙に日本風
すぎる空間とアメリカが混在している。西端ノードストローム 1 階では、大柄なハワイ人
女性が、巫女さんのような紅白の衣装でおみくじを売る。その隣の特設ステージでは数名
の日系の年配者が琴を演奏し、客席では観客が目を閉じて聞き入っていた。
フードコートで班毎に夕食
集合時刻18:30には、本部前に全員が集合。センター南側のバス停から市バスでフード・
パントリー前の停留所に向けて移動。周囲は暗くなり、バスは込み合ってきたがガイドの
平本さんがいるので安心。停留所からは徒歩でホテルへ。
ホテル帰着 19:00
ロビーで明日の予定を告げて解散。
6日目 ８月２９日（月）29 Aug 16
6: 30 ホテルのカフェテリアにて朝食。7:50 準備を整えてスーツケースを持ってロビーに
集合。部屋ごとにチェックアウトを済ませる。
ホノルル空港出国
8:00 ホテル出発、9:00 空港到着は予定通り。成田空港と同様に機械でチェックインして
デルタ航空のデスクでスーツケースを預ける。出国手続きでは 2 種類の手続きグループに
割り振られる。機内で食事後仮眠をとる。日本へのフライトは所要予定時間 7 時間 52 分。
・・・日付変更線通過・・・
7日目 ８月３０日（火）30 Aug 16
軽食を食べて映画を見ていると飛行機は高度を下げ始めた。
日本帰国 14:25
軽食を食べて映画を見ていると飛行機は高度を下げ始めた。心配された台風も、数時間
前に通過したとのことで着陸には支障をきたさず予定通りに空港到着。入国手続きも順調
に終了して入国。
空港にて解散式 15:00
入国すると、ロビーで校長先生が出迎えてくれた。簡単に解散式。解散式では2学期の事
後指導の予定があること、安全に気を付けて帰宅すること等を伝えて解散。
最後に
今回の研修を通して生徒は一人ひとりが積極的に取り組み、成果を挙げた。また、大き
な事故もなく無事に帰国することができたことは引率者としては大きな喜びである。
今回の海外研修で生徒を高く評価できること。
１． 各自が積極的に農業の実習に取り組めた。
２． ジェスチャーを交えながらも英語を使ってコミュニケーションをはかり、
ミッションを達成することができた。
３．一人ひとりが責任を持って自分の役割を果たし、集団行動がとれた。
４．グループ全体が約束や時刻を守り、予定通りに全日程をこなすことができた。
５．各自が貴重品の管理を充分に行ない、忘れ物や紛失物が一件もなかった。
（終わり）