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平成27年度事業報告書

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平成27年度事業報告書
平成27年度事業報告書
事業の概要
昨年10月に策定した「尼崎緑化公園協会中期計画」に基づき、尼崎の森中央緑地の
指定管理者である兵庫県園芸・公園協会と、緑地管理の協力団体として3ヵ年の覚書を
締結するなど、経営基盤の強化を図ったほか、尼崎市が新た
に実施した「未来いまカラダポイント事業」や、旧聖トマス
大学校舎などを会場に行なわれた「みんなのサマーセミナー」
などに参画し、またJR尼崎駅構内に開設した、あまがさき・
魅力案内所「あまらぶ I +plus」を通じての情報提供やホー
ムページから発信する情報量を引き上げるなどの機能強化を
図り、計画の骨組みとなる「三つの基本視点と三つの基盤づ
くり」の推進に取り組んだ。
《尼崎緑化公園協会中期計画》の骨子
◎ 三つの基本視点と三つの基盤づくり
視点1
視点2
視点3
フィールド公園を拠点とする緑化普及の充実
花や緑を活かしたまちの見どころの創出と発信
みどりの持つ多様な機能の活用
《財務構造の改善》
《技術基盤の拡充》
《情報発信機能の強化》
更に、本年は市制100周年のプレ期間にあたったことから、
「春の花と緑のフェステ
ィバル」
、
「公園で遊ぼう」などのイベント開催
時や、各種印刷物を中心に、様々な機会を捉え
て来るべき100周年のPR活動を行い、その
機運の醸成に努めた。
加えて、本年4月から兵庫県園芸・公園協会を指定管理者とする体制に移行した「尼
崎の森中央緑地」の業務は、「環境学習」「森づくり活動支援」といった主要業務と緑地
全体の維持管理の役割を良好に担うべく、
それらをコーディネイトできる人材の確保等、
体制の充実を図り、品質の高い業務を実施するとともに、指定管理者が行うイベント等
にも協力体制を整え、連携して森づくりの取組を推進した。
1
◆ 公益目的事業
Ⅰ 公益1事業
(緑化普及啓発フィールド公園などを活用した普及啓発、利用促進並びに都市環境緑化の推進事業)
《管理施設》
・緑化普及啓発フィールド公園
名
称
フィールドの特徴
上坂部西公園
(尼崎市都市緑化植物園)
都市緑化植物園;花と緑の学習空間
元浜緑地
キッズランド;子ども達の遊びと学び
中央公園パークセンター
花と緑の情報発信センター;情報発信の場
大井戸公園
ローズガーデン;バラを通じてのボランティア活動空間
近松公園
日本庭園風公園;植物と文化の歴史空間
宮内公園
梅と茶室のある公園;観梅茶会
祗園橋緑地
緑の散歩道
蓬川バラ園
川岸のバラ園
・その他の公園緑地
名
称
フィールドの特徴
西武庫公園
利用団体のネットワーク
尼崎の森中央緑地
参画と協働による生物多様性の森づくり
1 緑の相談所及び緑化普及啓発フィールド公園事業
(1) フィールド公園の活用
①
各種イベントの開催
フィールド公園を活用して、春の花と緑のフェスティバルをはじめとする各種
イベントを開催し、多くの市民が公園に足を運ぶことによって花や緑に接する機
会を増やし、緑化普及啓発を推進した。
・フィールド公園における開催イベント一覧表
開催日
イベント名称
開催場所
参加者数
4月2 5日
野鳥観察会
上坂部西公園
12 名
4月2 9日
プレ市制 100 周年春の花と緑のフェスティバル
上坂部西公園
約 8,500 名
7月19日
ゆめはく号が植物園にやってきた!
上坂部西公園
971 名
7月24日
セミ羽化観察会
元 浜 緑 地
親子で 12 組
7月3 1日
セミ羽化観察会
上坂部西公園
50 名
8月8日
元浜緑地に「ゆめはく号」がやってくる!
元 浜 緑 地
260 名
10月25日
尼崎とワタ企画展示ガイド
上坂部西公園
20 名
1 1月1 5日
公園で遊ぼう in 元浜緑地
元 浜 緑 地
約 1,500 名
1月30日
野鳥観察会
上坂部西公園
9名
合
~こどもが主役~
計
9回開催
2
約 11,322 名
+12 組
(春の花と緑のフェスティバル)(ゆめはく号が植物園にやってきた! ) (公園で遊ぼう in 元浜緑地)
②
フィールド散策、園内ガイドと屋外園芸相談
元浜緑地でのアジサイ観察会を実施した他、ボランティアグループグリーンヘ
ルパーと連携して、季節の「園内ガイド」を行い、フィールド公園を効果的に活
用した普及啓発事業を展開した。
・フィールド散策及び屋外園芸相談一覧表
開催日
対象植物等
開催場所
参加者数
内
容
4月 25 日
若葉の季節
上坂部西公園
30名
園内ガイド
5月 23 日
初夏の花
上坂部西公園
27名
園内ガイド
6月13日
アジサイ観察
元浜緑地
47名
観察会、現地園芸相談会
6月 27 日
アジサイ
上坂部西公園
25名
園内ガイド
7月 25 日
恐竜時代の植物
上坂部西公園
19名
園内ガイド
8月 22 日
食虫植物ほか
上坂部西公園
11名
園内ガイド
9月 26 日
秋の七草ほか
上坂部西公園
22名
園内ガイド
10月 24 日
実りの秋
上坂部西公園
19名
園内ガイド
11月3日
バラ散策
大井戸公園
11月 28 日
紅葉を眺めながら
上坂部西公園
30名
園内ガイド
12月12日
香る植物
上坂部西公園
15名
園内ガイド
1月 23 日
冬に見られる花
上坂部西公園
21名
園内ガイド
2月 27 日
冬芽をさがそう
上坂部西公園
26名
園内ガイド
3月 26 日
早春の花 ~桜~
上坂部西公園
31名
園内ガイド
合
計
(ア ジ サ イ 観 察 )
13回開催
雨天中止
323名
(恐竜時代の植物)
3
―
(冬芽をさがそう)
(2) ボランティアとの協働の取組
① グリーンヘルパーとの協働の取組
花と緑に関する市民ボランティアを「尼崎市都市緑化植物園グリーンヘルパー」
の名称で、上坂部西公園において登録制で募り、月2回ボランティア活動を実施。
・登録人数
16名
・活動日数
23日(定例活動の日数)
(上記以外にも日常的に水やり等の作業を実施)
・活動内容
今年度も、公園内の一部の花壇の植替えや管理、園内ガイドなど
の活動に取り組んだ他、春の花と緑のフェスティバル等協会が開催
するイベント・催しの運営にも引き続き協力いただいた。
また、兵庫県が小学4年生を対象に実施する環境学習にサポータ
ーとして登録し、11校およそ千人の生徒の受入れを行なって上坂
部西公園の樹木案内をするなど工夫を凝らした質の高い活動を実
施された。
(園路プランターの植替え)
(小学生対象の環境学習)
② ローズAMAとのバラ栽培管理の取組
大井戸公園においてバラ栽培管理ボランティアを募り、ローズAMAの名称で
月1回ボランティア活動を実施。人員も大幅に増加
してきており、たくさんのバラが咲き誇る当公園の
バラ管理に欠かせないグループとして、一層活発に
作業に取り組んでいただいた。
・登録人数
33名
・活動日数
10日(定例活動の日数)
(ローズAMAの作業風景)
(上記以外にも日常的に清掃等の作業を実施)
・活動内容
花がら摘み、除草、施肥など季節に応じたバラの栽培管理作業を
実施。
4
③ 近松公園アヤメクラブのアヤメ園整備の取組
アヤメ園の除草や枯れた花の刈り取りを行うとともに、花を増加させるために
株分けしたアヤメの植えつけなどを行ない、アヤメ
園の復活に取り組んでいただいた。また5月には、
近松公園に植栽されているラン科の宿根草「シラン」
の観察会を開くなど、植物への興味を高める取組も
実施された。
・登録人数
6名
・活動日数
11日(定例活動の日数)
・活動内容
除草や施肥、移植などの作業を実施。
(アヤメクラブの活動の様子)
④ 元浜緑地アジサイクラブの株数増加などの取組
踏圧などで衰退していたもみじ池周辺のアジサイを再生させるため、挿し木し
たものを植付け、花数の増加に取り組まれたほか、日照を遮っていた樹木の剪定
を行うなど、幅広い活動を実施された。
・登録人数
8名
・活動日数
13日(定例及び臨時活動の日数)
・活動内容
挿し木による増殖や、アジサイ園の
除草、剪定などの管理作業を実施す
るとともに、当協会園芸相談員によ
(アジサイ講習会の様子)
る講習の受講
や六甲高山植
物園の見学会
などを行なっ
た。
(六甲高山植物園見学会)
⑤ 園芸福祉の会の花壇管理活動などの取組
園芸福祉活動に携わっている方々がグループを組み、上坂部西公園において花
壇の植替えやバラの花柄摘みなどの軽作業を行い
それらの取組を通じて植物と接することで心身と
もにリフレッシュする活動を行われた。
・登録人数
6名
・活動内容
ベゴニアの挿し木やバラの花柄摘
み等の作業を実施。
(園芸福祉の会の活動の様子)
5
(3) 仕事体験等の受け入れ
兵庫県が平成10年から、中学2年生を対象に職場体験として実施している「ト
ライやるウィーク」や障害者の方々の“しごと”との接点拡充のために取り組んで
いる「障害者しごと体験事業」、生活保護受給者の社会的自立を支援する取組である
「社会的な居場所づくり支援事業」などの取組の意義に賛同し、上坂部西公園や西
武庫公園などで協力を継続した。また、環境に関する知識・技術を学ぶ環境学園専
門学校の「実習事業」の受入れも元浜緑地で実施し、加えて、依頼者からの要請に
基づき、体験受入発表会に参加して受入れ内容をプレゼンするなど、各事業の趣旨
を踏まえた作業等の場の提供に協力し、緑化普及の立場からの社会貢献に取り組ん
だ。
事業名称
回数・団体数
受入人数
トライやるウィーク
7校
21名
障害者しごと体験事業
3回
7名
13回
8名
9回
109名
社会的な居場所づくり支援事業
環境学園専門学校実習事業
合
計
7校・25回
(環境学園専門学校実習事業)
145名
(中学2年生のトライやるウィーク)
(4) 講習会事業
緑の相談所などでの講習会や、ボランティア活動参加のきっかけづくりを目的と
して屋外で実施するガーデニング体験講座、申込を受けて現地に出向く依頼講習会
等、様々なニーズを充たす各種講習会を、年間を通じて多数実施した。講習会の内
容は、生涯学習として適している伝統的な園芸講座、女性ファンが多いフラワーア
レンジメントやプリザーブドフラワー、子ども向けに夏休み期間に実施した体験型
の講習など幅広くメニューを用意し、花・緑に関わる人のすそ野が広がるよう取り
組んだ。
6
① 緑の相談所などにおける講習会
上坂部西公園緑の相談所(受託事業)
講 習 会 名 / 月
4
5
6
7
8
菊 作 り
15 10 13 10
皐 月 盆 栽
21 19 19 21
9
9
1 01 11 2 1
2
7 13
3
14
計
回数
人数
8
91
16 11 16 18 17 17 21 11
196
24 16 19 16 11 15 13 7 15 18 10 15 12
16
洋 ラ ン
1 1 8
1 6
5
14
ガ ー デ ニ ン グ 体 験 講 座
5
17
18
3
山 野 草
16
15
2
179
小 品 盆 栽
計
回 数
人 数
5
4
6
3
2
6
3
3
2
2
2
6 5
40
31
3 41
―
90 56 80 47 20 86 37 41 33 35 27 50 ―
602
上坂部西公園緑の相談所(自主事業)
講 習 会 名 / 月
4
5
6
7
8
9
1 01 11 2 1
2
3
プ ラ ン タ ー で 野 菜 を 16
作 ろ う
計
回数
人数
1
16
30 27 25 19 11 22 19 30 15 21 26 31 12
フ ラ ワ ー ア レ ン ジ メ ン 14
ト
1
ハ ー ブ の 寄 せ 植 え
12
1
絵 手 紙
11
1
276
園 内 ガ イ ド
し め 縄 作 り
13
バ ラ を 育 て よ う
6
プ リ ザ ー ブ ド フ ラ ワ ー
5
多 肉 植 物
計
15
回 数
人 数
2
4
1
1
1
1
1
1
2
2
2
14
12
11
1
13
1
6
1
5
1
15
2 20
―
46 53 25 19 11 33 19 30 28 27 31 46 ―
368
※「園内ガイド」は、(2)フィールド公園の活用の再掲
(ハーブの寄せ植え)
(小 品 盆 栽)
(しめ縄づくり)
中央公園パークセンター(受託事業)
講習会名 / 月
ガーデニング体験講座
4
5
6
7
8
9
9
18
7
10 11 12
16
1
2
3
計
回数
3
人数
43
(中央公園と上坂部西公園でのガーデニング体験講座)
中央公園パークセンター(自主事業)
講 習 会 名 / 月
4
5
寒 蘭 の 植 替 え
6
7
8
9
1 01 11 2 1
12
3
17
フ ラ ワ ー ア レ ン ジ メ ン ト
計
回数
人数
2
6
ク リ ス マ ス ロ ー ズ の 育 て 方
計
2
19
回 数
0
0
1
0
0
0
0
1
1
0
1
人 数
0
0 12
0
0
0
0 17
6
0 19
0
29
1
6
1
19
4
―
0 ―
54
(フラワーアレンジメント)
(寒 蘭 の 植 替 え)
キッズ教室(自主事業) 上坂部西・中央パーク・元浜緑地で開催した子ども対象の体験型講習
講習会名 / 月
4
5
6
7
8
9
10 11 12
1
2
3
計
回数
人数
木端細工
5
1
5
押し花でうちわ作り
2
2
2
1
13
2
17
1
20
ステップストーン作り
陶芸に挑戦!
11
7
10
2
ハロウィーンリース作り
計
20
回 数
5
2
7
人 数
35
2
―
(木 端 細 工)
(押し花でうちわ作り)
8
―
57
(ハ ロ ウ ィー ン リー ス 作 り)
② 依頼講習会の開催状況
講習会名 / 月
尼崎市立身体障害者福祉センター
4
5
5
6
武庫之荘南住宅自治会
6
4
7
8
9
4
5
12 14
8
10 11 12
1
2
5
6
5
23
12
5
3
計
回数
人数
5 11
73
9
5
55
時友中島福祉協会
24
1
24
武庫石田自治会
16
1
16
1
30
1
40
尼崎市立北図書館
30
阪神シニアカレッジ
40
コミュニティルーム武庫運営委員会
18
1
18
西大島社会福祉連絡協議会
20
1
20
計
回 数
1
1
3
2
人 数
5
6 46 18
0
2
3
3
4
0
1
2 22
0 13 46 57 66
0
5 14 ―
―
276
③ みどりの学校への協力
尼崎市シルバー人材センターが「あままち緑化推進事業」として市民対象に実施
する緑化技術講習会「みどりの学校」に協力して、緑の相談所園芸相談員や技術
職員を講師として派遣し、5月から毎月1回(1回あたり7講習)のペースで年間
11回、植物の栽培や管理方法などの講義・指導を行った。
・講習実施日
・1回(4日間)あたりの講習内容
実 施 日
5/18(月)~21(木)
6/15(月)~18(木)
7/20(月)~23(木)
8/17(月)~20(木)
9/14(月)~17(木)
10/19(月)~22(木)
11/16(月)~19(木)
12/14(月)~17(木)
1/18(月)~21(木)
2/15(月)~18(木)
3/14(月)~17(木)
計
11回
日数
4日
4日
4日
4日
4日
4日
4日
4日
4日
4日
4日
項 目
講習内容
第1講習
花木の育て方
第2講習
花壇づくり
第3講習
庭木の管理
第4講習
いろいろな公園樹木
第5講習
草花の育て方(一年草、宿根草)
第6講習
草花の寄せ植えづくり(実習)
第7講習
植物管理実習(花壇・剪定ほか)
44日
(第1講習;花木の育て方)
(第6講習;草花の寄せ植えづくり)
9
(5) 尼崎市が主催する他事業との連携
① 特定健診との連携
尼崎市健康支援推進担当が40歳から74歳までの国民健康保険加入者を対象
に実施している「特定健診」と健診結果を受けての「保健指導」を上坂部西公園
緑の相談所や元浜緑地管理棟で開き、受診者に花苗をプレゼントして健康増進と
緑化普及の連携を図った。
・元浜緑地
特定健診
保健指導
5月17日
6月13日
・上坂部西公園
特定健診10月29日
保健指導11月28日
(上坂部西公園緑の相談所での出前健診)
② 未来いまカラダポイント事業への協賛
尼崎市が実施する「未来いまカラダポイント事業」に協賛し、当協会が指定する
ボランティア活動の参加者にポイントを付与して、
一定のポイント(1000ポイント)を貯めた方は
そのポイントをフラワーアレンジメントなどの講習
会参加費用として利用いただけるサービスを提供し
た。
・対象ボランティア活動参加者
・提供したポイント
延べ108人
2,400ポイント
(1回の参加で時間に応じて20~40ポイントを進呈 )
(ボランティア活動の様子)
③ みんなのサマーセミナー参加
8月8日、9日の二日間、旧聖トマス大学の校舎などを会場に“まちのみんなが
先生や生徒になって学びの場を作る”ことをテーマ
に開催された「みんなのサマーセミナー」にエント
リーし、珍しい植物やおもしろい植物などを紹介す
る講座を開いて、受講者が花や緑に興味を持っても
らえるよう努めた。
(教 室 の 風 景)
10
(5) 展示会事業
花や緑に関連する幅広い展示会を年間を通じて多数実施し、多彩な展示に興味をも
っていただき、花・緑の素晴らしさをアピールして緑化普及につなげた。
展 示 会 名
第 29 回
小品盆栽と山野草展
開催期間
場
所
区別
内
容
来場数
4/24~ 4/26
中央パーク
自主
尼崎小品盆栽山草会会員が育てた春
の風情あふれる小品盆栽を展示
821 人
ベゴニア展
4/26~ 5/10
上坂部西温室
受託
リーガスベゴニア、木立性ベゴニア
など約200鉢を展示
4,079 人
2015 あまがさきフラワー
ガーデニングコンテスト
入賞花壇写真展
4/29~ 5/10
上坂部相談所
受託
2015 年度のガーデニングコンテスト
で入賞した花壇の写真を展示
1,519 人
児童絵画展
5/ 2~ 5/11
中央パーク
自主
かしの木保育園、開明かしの木保育
園の園児たちが描いた中央公園チュ
ーリップ花壇の絵画を展示
250 人
花と緑の墨彩画展
5/15~ 5/17
中央パーク
自主
色紙に墨や顔料で描いた花や緑の作
品を展示
249 人
チューリップ絵画展
5/16~ 5/31
上坂部相談所
自主
レオ保育園の園児たちが描いたチュ
ーリップの絵画を展示
3,301 人
みどりとやきもの展
5/22~ 5/25
中央パーク
自主
クボタ久友会陶芸会員が作った「や
きもの」に植物を添えた作品を展示
499 人
第 15 回
初夏の山野草展
6/12~ 6/14
中央パーク
自主
初夏の風情あふれる小品盆栽を展示
733 人
初夏の“游鉢”展
6/19~ 6/23
中央パーク
自主
ヤシガラ繊維を使った手作りの鉢に
初夏の植物を植え込んだ作品を展示
191 人
寒蘭展
6/26~ 6/28
中央パーク
自主
新芽を楽しむ「新芽会」
160 人
恐竜時代の植物と化
石展
7/19~ 7/31
上坂部相談所
自主
恐竜の生きていた時代から生息する
植物と同時代の化石など(兵庫県人
と自然の博物館より)を展示
押し花展
7/24~ 7/28
中央パーク
自主
「花工房“千”」による作品を展示
253 人
自然研究作品展
8/ 5~ 8/ 9
元浜管理棟
自主
環境学園専門学校による「自然・科
学」をテーマにした作品を展示
408 人
地球環境世界児童画
コンテスト作品展
8/15~ 8/30
上坂部相談所
自主
世界各国の7~15 歳までの子どもた
ちが描いた作品を展示
2,010 人
緑化公園協会
2016 Flower& Green カレン
ダー展
9/ 4~ 9/13
中央パーク
自主
カレンダー写真の応募作品を展示
279 人
豆盆栽展
9/25~ 9/27
中央パーク
自主
10 ㎝前後の小品盆栽約 20 席を展示
444 人
320 人
2,869 人
秋の“游鉢”展
10/ 9~10/11
中央パーク
自主
ヤシガラ繊維を使った手作りの鉢に
秋の植物を植込んだ作品を展示
尼崎とワタ企画展示
10/10~10/31
上坂部相談所
自主
尼崎とワタの歴史についてのパネル
展示、折り機や糸車、ワタの品種展
示など
3,384 人
みどりとやきもの展
10/18~10/19
中央パーク
自主
クボタ武庫川陶芸会員が作った「や
きもの」に植物を添えた作品を展示
461 人
第 30 回
小品盆栽と山野草展
10/23~10/25
中央パーク
自主
尼崎小品盆栽山草会会員が育てた秋
の風情あふれる小品盆栽を展示
843 人
秋季さつき樹形展
10/30~11/ 1
中央パーク
自主
尼崎皐月協会会員が育てた皐月盆栽
を展示
454 人
寒蘭展
上坂部西公園の四季展
11/ 6~11/ 8
11/15~12/13
中央パーク
上坂部相談所
自主
自主
11/22
中央パーク
自主
神戸カメリアソサエティ会員が育て
た秋咲きの椿を展示
63 人
秋の洋ラン展
11/27~11/29
中央パーク
自主
尼崎洋ラン会会員が育てた秋咲き洋
ランを展示
482 人
クリスマスフラワー
アート展
12/ 4~12/ 7
中央パーク
自主
生け花やアートの花を使用したアレ
ンジを展示
701 人
秋咲き椿展
11
花の咲いた寒蘭を展示
四季折々の植物や生き物を写真展示
380 人
4,866 人
展 示 会 名
開催期間
場
所
区別
内
容
来場数
12/ 6~12/16
上坂部西温室
受託
シクラメンやポインセチアなど、冬
の鉢花を中心に展示
1,251 人
猿の名がつく植物展
1/10~ 1/24
上坂部相談所
受託
干支にちなんで、猿の名がつく植物
を紹介
1,670 人
初春を祝うひょうたん展
1/ 8~ 1/10
中央パーク
自主
めだたい変わりひょうたんを展示
422 人
285 人
冬を飾る鉢花展
草木染め展
1/22~ 1/25
中央パーク
自主
草木染めを発展させた作品を100点
展示
市民の洋ラン展
2/ 5~ 2/ 7
中央パーク
自主
尼崎洋ラン会会員が育てたランを展
示
473 人
クリスマスローズ展
2/12~ 2/21
上坂部相談所
自主
原種クリスマスローズを中心に展示
553 人
中央パーク
自主
神戸カメリアソサエティ会員が育て
た早咲きの椿約 120 種を展示
95 人
早咲き椿展
2/14
クリスマスローズ展
2/26~ 3/ 6
中央パーク
自主
原種 18 種と交配種のクリスマスロー
ズを展示
839 人
2015 あまがさきフラワー
ガーデニングコンテスト
入賞花壇写真展
3/ 7~ 3/20
中央パーク
自主
2015 あまがさきフラワーガーデニン
グコンテスト入賞花壇の写真を展示
400 人
春の椿展
3/26~ 3/27
中央パーク
自主
神戸カメリアソサエティ会員が育て
た春咲きの椿を展示
225 人
受託事業 4回
自主事業 32回
(みどりと焼き物展)
合
計 36回
延べ開催日数 272日
(恐 竜 時 代の 植 物と 化 石 展)
36,232 人
(猿の名がつく植物展)
(6) 緑の相談業務
上坂部西公園緑の相談所において、当協会園芸相談員等複数の専門家を配し、
緑化園芸相談を毎日実施した。相談にあたっては、相談者の水準に応じたわかり
やすい説明に留意するなど、多様なニーズに的確に応えるよう努めた。
① 相談件数
上坂部西公園緑の相談所の利用状況
来所・電話別
来 所 電 話 合 計
1,711 1,341 3,052
56.1%
43.9%
100%
来 所
電 話
※市外からの園芸相談529件含む
② 主な相談内容
花や野菜の育成方法や樹木の手入れ、病害虫の防除、植物の分類など。
12
(7) 花と緑の情報発信
① 緑の相談所及び中央公園パークセンターでの情報発信
管理公園の花木の特徴を説明した協会職員手作りの「園内セルフガイド」を緑の
相談所に掲示するなどの情報発信を行い、公園散策
の魅力を広く伝えた。
一方、中央公園パークセンターでは、市内の花・
緑の見どころや21世紀の森情報のパネル展示など
の取組みを行った。また当センターは「まちなかみどこ
ろご案内コーナー」として観光情報インフォメーション
を行う施設に位置付けられたため、連携して花・緑の分
野での尼崎の魅力を発信した。
加えて、「上坂部西公園ガイド」や「元浜緑地ガイド」
(インフォメーションマーク)
などの、公園案内パンフレットを配布し、公園の魅力を伝えた。
② 緑の相談所だよりの発行
季節の花情報や園芸作業、各種催しの案内、緑化事業の紹介の他、植物のある
ライフスタイルを提唱する「植物と暮らそ
う」や、「温室図鑑」、「草木遊び」などの
シリーズ記事の充実を図り、読者層の拡大
に努めるとともに緑の相談所事業のPRに
も意を用いた。
・発 行 部 数 隔月各 4,000 部発行。但
し 4・5 月号はフェスティ
バルを広報するため 4,500 部発行。年間発行数24,500部
・主な配布先
本市緑の相談所、本庁、支所、公共施設等で市民配布。また学
校、近隣緑の相談所、賛助会員及び花いっぱいの会々員に送付
③ ホームページの活用
当協会のオリジナルホームページを活用して、管理している公園の花の見頃や
イベント案内などの最新情報をアップす
るとともに、今月の園芸作業や市民農園
情報等利用者のニーズに沿った情報を提
供した。
特に本年度は、日常の情報を気軽に発
信できるスタッフブログの執筆者を全職
員に拡大し、情報量を大幅に増やした結
果、アクセス数が格段に増加した。
(尼緑スタッフブログのページ)
13
④ JR尼崎駅構内「あまらぶ i+Plus」での情報発信
5月にJR尼崎駅構内に新しく開設された、あまがさき・魅力案内所「あまら
ぶ i+Plus」に公園パンフレットや
緑の相談所だより等の印刷物を提供
し、多数の乗降客に向けて緑化情報
を発信した。
(JR 尼崎内あまらぶ i+Plus)
⑤ 公園掲示板等の活用
中央公園を始め各管理公園に設置している公園掲示板を活用し、花と緑のイベ
ント情報や花の開花情報等を公園利用者の方に提
供した。
また上坂部西公園では、協会と来園者の皆さん
が双方向で園内の開花情報を発信し合う「みんな
で作る!
開花情報」案内板を設置して季節の開
花情報の共有化を図るなど、都市緑化植物園の特
(みんなで作る!開花情報)
徴を活かした取組を行った。
⑥ 協会パンフレットの作成
当協会の成り立ちや事業概要、管理公園などを紹介した、A4版三つ折りの手
持ちサイズのパンフレットを作成した。今後
イベント等で配布するなど協会をPRするツ
ールとして活用していく。
(三つ折りの協会パンフレット)
⑦ FMあまがさきからの情報発信
地域密着のコミュニティ放送局である「FMあまがさき」に定期的に出演して、
当協会が関わるイベントや、講習会・展示会の案内、あまがさき市内公園の開花
情報など、様々な花・緑情報を発信した。
担
当
放送頻度
放送内容
・講習会、展示会の案内
上坂部西公園緑の相談所
月2本
・春の花と緑のフェスティバルや公園で遊ぼ
うなどのイベント情報
・市内の見ごろの花情報
中央公園パークセンター
月1本
14
・ガーデニングコンテストやチューリップ運
動の案内 他
(8) 植物多様性の保全
上坂部西公園(尼崎市都市緑化植物園)において、日本植物園協会加盟園とし
て、絶滅危惧植物の保有状況調査及びリスト作成を行った。また「絶滅のおそれ
のある野生植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)」に抵触するお
それのある植物の保管も行うなど、植物多様性保全に努めた。
(9) 循環型社会形成への貢献
① 剪定枝のリサイクル
従来は焼却処分していた、剪定の際に発生する枝等を再利用する取組みを実施
し、二酸化炭素排出量の抑制に努めた。
協会が保有している大型の粉砕機により剪定枝や枯枝をチップ化して園路の舗
装材や花壇デザインのアクセントに利用するなど、創意工夫を凝らしたリサイク
ルを行った。
(ウッドチップを敷き詰めた園路)
(ウッドチップをデザインした有用花壇)
15
② 菜の花プロジェクトへの協力
尼崎ネイチャークラブや徳島大学が主体となって実験されている資源循環の取
組である、
「尼海からの菜の花プロジェクト」に今年度も参加協力した。この取組
は、尼崎港で繁殖した藻類などを堆肥化し、臨海部の「県立のびのび公園」内斜
面にその堆肥を使って菜の花を栽培し、菜の花
から菜種油を搾油して食用油として料理に使用
した後、その廃油をバイオディーゼルエンジン
の燃料として使用して自動車を走行させるとい
う本格的な資源循環の取
組で、今年度は菜の花畑
をこれまでのおよそ5倍
(尼海の会の皆さんとの種まき)
にあたる1500㎡に拡
大して栽培し、当協会が
栽培指導の役割を担った。
(満開のびのび公園の菜の花)
菜の花プロジェクトの資源循環図
藻類等の堆肥化
繁殖した藻類等の引上げ
・枯草等と混ぜ合わせる
・尼崎港の水質浄化
(協会が担っている役割)
し尿として適切に処理
菜の花栽培・収穫
・尼崎の海に戻す
・藻類等からなる堆肥を活用
天ぷらの調理・試食
・藻類の堆肥で育てた芋
BDF として利用
・廃食油を転換
(バイオディーゼルエンジン車)
16
菜の花から搾油・精油
(10) 施設等管理業務
① 園地維持管理業務
フィールド公園等の園地部分の清掃、除草、かん水をはじめ、樹木・芝生等の
保護育成、花壇の維持管理や流れ等の施設管理業務を適正に実施し、公園の美化
や整備に努めた。尼崎市の厳しい財政状況の影響を受けながらも、市内の基幹公
園の管理を託されている団体の責務として、積極的に園地の美化に努めた。また、
植物管理はもとより、施設等の簡易修繕や消耗品の点検及び補充なども適切に行
い、良好な施設維持に努めた。
② 元浜緑地わんぱく池運営管理業務
子供達が水遊びのできる約750㎡のユニークな池で、手こぎいかだ等の水の
遊具や樹形の噴水・水のカーテンが設置されているわんぱく池の運営管理業務を
受託し、多数の利用者が安全に楽しめるよう努めた。
〔開園期間 6月14日(日)~9月13日(日)〕
開園日数
利用者数
1日平均利用者数
最高利用者数
78 日
56,047 人
718 人
2,857 人〔7 月 12 日(日)〕
③ 元浜緑地駐車場管理運営業務
緑地利用者専用駐車場の管理運営業務を受託し、公園利用者の利便を図った。
開場日数
普通車入庫数
大型車入庫数
総入庫数
1日平均入庫数
360 日
20,626 台
55 台
20,681 台
57 台
④ その他施設管理
上坂部西公園緑の相談所や元浜緑地管理棟の電気点検、消火器点検等の施設管
理業務を法令等に基づき、適正に実施した。
2 西武庫公園管理運営業務
今年度も西武庫公園の管理運営を継続して受託し、公園利用団体等から構成される
「西武庫公園ネットワーク会議」の事務局として、公園での催し(冒険広場がやってき
た!)の企画等の意見を取りまとめるなど、利用者目線での利活用、運営を心がけると
ともに、活動等の情報発信にも留意した。
また、花づくりボランティア「西武庫公園フェアリーズ」との協働作業で、園内の
花壇に植栽する取組みを行った他、公園を活用した緑化普及啓発活動としては、「地球
環境世界児童画コンテスト」作品の展示や「寄せ植え」等の講習会の実施、様々な市民・
団体と協働での園内清掃活動、利用団体が開催する「ホタル観賞会」への参加など、
当協会の特色を活かした各種取組を行ったほか、公園の維持管理や駐車場、夢ハウス
などの施設管理についても適正に実施した。
17
(1) 西武庫公園での緑化普及啓発の取組み
月 日
日数
取組名称
参加者数
6月13日
1日 植物の増やし方を学ぼう
6月27日
1日 ポプリをつくろう
7月18日
~
7月31日
14 日
7月24日
1日 セミの羽化観察会
7月24 日
1日
8月1日
8月7日
1日
10月3日
5名
5名
容
挿し木、種まき、種の採り方な
どを体験
バラやハーブを使った匂い袋を
作る体験
環境をテーマに世界各国の7~
15歳までの子ども達が描いた
絵画作品20点を展示
セミの幼虫が地中から這い上が
り羽化する姿を観察
竹を使ったセミのおもちゃ作り
振り回すとセミの声が聞こえる
特殊な紙を使って本物そっくり
のヒマワリの花を作る
キッズ「剪定枝に多肉植
物を植えよう」
キッズ「剪定枝で作る木
1日
端細工教室」
剪定枝や木の実などを使って作
250名 った動物や昆虫など約100点
を展示
剪定枝に練り合わせた用土を取
12名
り付け多肉植物を植え付ける
剪定枝を利用して動物や昆虫を
20名
作る
1 日 植物の増やし方を学ぼう
7名 挿し木や挿し穂などの講習
10月16日
~
10月18日
3日 秋の盆栽展
10月24日
1日 ふれあい広場武庫21
12月5日
1日
12月12日
1日 しめ縄づくり
12月12日
~
12月25日
1日 クリスマスリース展
計
330名
17名
キッズ「ブンブンゼミを
作ろう」
キッズ「ペーパーフラワ
1日 ーでヒマワリの花を作ろ
う」
13 日 木端細工展
8月16日
6名
地球環境世界児童画コン
テスト作品展
8月4日
~
8月16日
10名
内
盆栽愛好家が育てた盆栽鉢20
521名 席を展示
アートフラワーでクリス
マスの花を作ろう
42 日
(ポプリをつくろう)
剪定枝に多肉植物を植え付ける
体験講座をイベント内で実施
布やワイヤーを使ってクリスマ
8名
スの花を作る講習
23名
18名 様々なしめ縄を作る講習
150名
15回
木の蔓や木の実を使ったクリス
マスに楽しむリースを展示
1,382名
(秋 の 盆 栽 展)
18
(剪定枝に多肉植物を植えよう)
(2) 公園を利用した各種催し(取組み)
月
日
取組名称
春の 10 万人わがまちク
リーン運動
西武庫公園ホタル観賞
5月30日
の夕べ
5月17日
8月27日 徒渉池を清掃しよう
老人クラブ社会奉仕活
動(公園清掃活動)
ふれあい広場武庫21
10月24日
(武庫まつり)
冒険ひろばがやって
11月23日
きた!
9月30日
(10万人わがまちクリーン運動 )
内
容
地域住民の方などと協働で園内清掃活動を実
施
公園周辺に生息するホタル観賞と生態につい
ての勉強会に参加協力
武庫地区子ども会10名と公園協働作業とし
て実施
園内の清掃活動を協働で実施
地区の市民運動として開催する大規模イベン
ト
西武庫公園ネットワーク会議主催で開催する
子ども達の遊びを主体にしたイベント
(徒渉池を清掃しよう)
(冒険ひろばがやってきた!)
(3)「西武庫公園フェアリーズ」との協働の取組み
・登録人数
7名
・活動日数
72日
・活動内容
公園ボランティア「西武庫公園フェアリーズ」の方々と協働で、
園内に設置してあるビニルハウス
で花苗を生産し、公園内の花壇に
植栽して管理を行った他、市民向
け花づくり講習会なども開催して
いただいた。
(4) ネットワーク会議等の開催
・西武庫公園ネットワーク会議
回 数
開催月日
(フェアリーズの活動の様子)
主
な 議 題
参加者数
第1回
6月20日
西武庫ネットワークについて
他
18名
第2回
9月27日
西武庫ネットワークについて
他
19名
第3回
3月27日
西武庫ネットワークについて
他
11名
計
19
48名
・冒険ひろば打合せ会議
回 数
開催月日
主
な 議 題
参加者数
第1回
8月9日
冒険ひろば開催について 他
10名
第2回
10月31日
冒険ひろばチラシ仕分け 他
11名
計
21名
(5) 西武庫公園駐車場利用状況〔4/1~3/31〕
開場日数
普通車入庫数
366 日
51,661 台
大型車入庫数
25 台
総入庫数
51,686 台
1 日平均入庫数
141 台
3 尼崎21世紀の森中央緑地管理運営業務
本年度から兵庫県園芸・公園協会を指定管理者とする3ヵ年の指定管理制度に切替
えられた「尼崎の森中央緑地」の業務は、当協会が指定管理者(兵庫県協会)の協力団
体という位置付けで、環境学習の各種プログラム実施や森づくり活動の支援業務など
中央緑地の主要な業務を担当し、それら業務のコーディネーターとして担い得る人材
を確保して、良好な取組を行った。また、緑地の維持管理については10月に2.4h
aの大芝生広場が開園したことから人手を増強し、緑地の美化に努めるとともに、指
定管理者が実施する各種集客イベントにおいても協力体制を敷くなど、緑地の目的を
踏まえた質の高い管理運営に取り組んだ。
また、市報への記事掲載や、協会ホームページ、ブログを活用した催し等のPR、
緑の相談所や中央公園パークセンターをはじめとする各施設でのチラシ等の配布や掲
示など、21世紀の森の認知度を向上させるための各種情報発信にも尽力した。
・各種環境学習プログラム
事業名称
内
容
参加者数
環境モデル都市尼崎探検事業
市内小学4年生を対象にした環境学習
環境体験学習
阪神南地域の幼稚園、小学校などを対象
777 人
あまがさき森っこ活動日
月1回開く子ども向けの環境学習
257 人
いつでも体験プログラム
常設のスペースで工作体験など
合
計
2,959 人
1,539 人
5,532 人
・森づくり活動支援
事業名称
内
容
参加者数
森づくり定例活動
間伐などの森の手入れを年間22回実施
各エリア等活動
各エリア等での除草等の活動補助
3,888 人
地域貢献活動
企業による緑化の取組みの受入れ
人
苗木里親植樹会
対象者への案内発送、当日の植樹会運営
合
計
20
604 人
161 人
4,653 人
(モックンづくり)
(100 年の森の物語)
(森づくり定例活動)
・環境学習イベント
事業名称
開催日
内
容
世界にひとつの森の物語
8月22日
子ども達が森を探検して物語をつくる
300 人の昆虫大捜査線
9月13日
11月22日
3月12日
専門家を交えて森で昆虫採集を行う
森の子育て広場
親子で自然体験や遊びを行う
合
計
参加者数
30 人
約 300 人
20組40人
20組40人
約 410 人
(300 人の昆虫大捜査線)
(世界にひとつの森の物語)
・各種集客イベントへの協力体制
事業名称
郷土種ガーデニングコンテスト
10月3日
森のピクニック
10月10日
尼崎ぱーちー
3月19日
キッズダンスフェスティバル
3月19日
(郷土種ガーデニングコンテスト)
協力内容
開催日
参加者数
事前準備や当日の資材運搬、設営
約 3,200 人
補助、後片付け等の労力提供
(森のピクニック)
(キッズダンスフェスティバル)
※上表の他、11月14日・15日に開催された「淡路ふれあいフェスティバル」に
参加し、21世紀の森づくりの広報などを実施した。
21
4 2015 あまがさきフラワーガーデニングコンテストの開催
街なみ街かどの美しい花壇を各部門ごとにコンテストとして募集し、良好な花壇を
顕彰して作り手の方の励みと、これから取り組まれる方の目標としていただくこと等
を目的として実施し、「花のあるまちづくり」を推進した。
・募集期間
3月1日(日)~22日(日)
・審 査 日
4月5日(日)・6日(月)
・応募総数
29点
・入賞花壇数
11点(家庭緑化部門2点、コミュニティ緑化部門3点、
学校緑化部門2点、緑化公園協会特別賞4点)
・入賞花壇の写真展示期間
4月29日(祝)~5月10日(日)
・各部門最優秀花壇
(家庭緑化部門)
(コミュニティ緑化部門)
(学校緑化部門)
5 尼崎市民農園の運営管理
本年度で3年目を迎えた市民農園の運営管理を、農園主との間の契約により実施し
た。従前は、市農政課が行っていた入園料徴収事務や入園者の追加募集などに加えて
農園の巡回点検や利用指導、月1回の市民農園教室開催、各農園掲示板への栽培スケ
ジュールや連作の相性など農作業に役立つ情報の掲示等、利用者の満足度を高める取
組を行った。
4ヵ年で農園主が希望された全農園の管理を当協会に移行する予定のため、年々管
理農園数が拡大していくことになり、一層の充実を図って農園主、利用者との信頼関
係を醸成し、継続的な受託に努めていく。
・各年度ごとの管理農園及び区画の増加数
区分/年度
農園数
(合計数)
区画数
25 年度
4農園
(4農園)
312 区画
26 年度
27 年度
4農園
4農園
28 年度予定
4農園
(8農園) (12農園) (16農園)
186 区画
249 区画
141 区画
(合計数) (312 区画) (498 区画) (747 区画) (888 区画)
22
合 計
16農園
888 区画
・農園教室の開催状況(各農園ごとに概ね開催)
月
開催日
開催回数
テ ー マ
参加者数
4月
15、21、23日
8回
春夏野菜の管理
71名
5月
7、8、14、18、20日
12回
夏野菜の初期管理
101名
6月
4、9、10、15、18日
12回
夏野菜の管理
141名
7月
10、13、14、21、29日
12回
夏野菜の管理(その2)
102名
8月
19、21、24日
12回
秋野菜の準備(大根、白菜、玉ねぎ)
82名
9月
7、11、15日
12回
秋野菜の栽培(ソラマメ、ニンニク)
84名
10月
13、16、19日
12回
秋野菜の栽培(タマネギの定植、エンドウ)
11月
6、11、12日
12回
冬野菜の管理ポイント
80名
12月
15、21、24日
8回
省農薬栽培に役立つ「コンパニオンプランツ」
33名
1月
15、18日
3回
野菜栽培のキーポイントのまとめ
24名
3月
8、16、17日
12回
春夏野菜の準備(土づくり)
84名
115回
103名
905名
(農園掲示板での情報発信)
(農 園 教 室 の 様 子)
6 緑の募金事業
兵庫県緑化推進協会が実施する「緑の募金」を、募金箱の設置や幼稚園、小、中、
高等学校、事業所、市民及び市職員等を対象に募り、募金された方には緑の羽根を
配付した。
なお、緑の募金については緑化推進協会が実施する「森と緑のふれあい支援事業」
の原資として様々な緑化普及事業に活用されている。
・緑の募金額
26,435円
23
7 カレンダー掲載写真の募集とオリジナルカレンダーの作成
市民の方等を対象に尼崎市内の花や緑の写真を緑化PR作品として募集し、応募さ
れた写真の中から採用された作品を掲載したカレンダーを
作成、関係団体に配布した。
・応募作品数
64作品
・カレンダー名称
2014 Amagasaki Flower
& Green Calendar
・作成仕様
B3サイズ 7枚綴り4色カラー
620部
Ⅱ 公益2事業
(市民ボランティアグループ及び市民運動として展開している花のまちづくりの協働推進事 業)
1 花と緑のまちづくり推進事業
(1) 街なみ街かど花づくり運動業務
今年度も引き続き市民ボランティアの花の世話役さんで組織する「尼崎花のまち
委員会」の事務局として、市民自らの手で花を育てて街を飾ることにより、美しい街
なみ景観の向上を図る「街なみ街かど花づくり運動」を推進した。
年2回(初夏~夏花壇;冬~春花壇)花壇植付用として生産する苗に関する、一連
の作業(種まき→鉢上げ→植付→草花管理)について、資材等の購入から運搬、市民ボ
ランティアの花の世話役さんや公共施設の花づくりの職員ボランティアに対する技
術指導などを行った他
委員会総会の会場手配
や花のガーデニング教
室の講師依頼等活動の
下支えを行なった。
(種 ま き 作 業)
(鉢 上 げ 作 業)
また花のガーデニング教室については、
「初級」
「中級」
「上級」の3ヵ年を掛けて修
了する課程の見直しを行ない、今年度から「基礎
コース」と「上級コース」の2ヵ年からなるプロ
グラムに変更し、講座の中身もより実践的なもの
に改め、実施した。
更に、他都市からの視察についても受入れ、会
の活動内容を丁寧に説明するなど、花づくり作業
だけでなく、幅広く会の運営にも取り組んだ。
24
(豊中市の視察対応)
6/8
講習会名/月日
9名
花のガーデニング教室基礎コース
講習会名/月日
花のガーデニング教室上級コース
7/6
9/14
10/26
11/16
12/14
10 名
12 名
11 名
11 名
9名
6/9
7/14
9/8
9/29
11/24
12/8
8名
8名
3名
5名
5名
6名
ボランティア区分
グループ数
花の世話役さん(市民ボランティア)
公共施設の花づくり(市・団体職員等ボランティア)
合
計
計
回数
人数
6回
62 名
計
回数
人数
6回
35 名
人
数
139グループ
790名
70グループ
962名
209グループ
1,752名
※ 市民ボランティアの個人会員15名を含む
(2) 花のまちあまがさきチューリップ運動業務
① チューリップ運動の推進
今年度も引き続きチューリップ運動推進会議の事務局として、積極的に運動の
推進に取り組んだ。
広く市民の方々や当協会賛助会員、花いっぱいの会々員など協会関係団体への
斡旋販売、市民まつりをはじめとするイベントでの出店販売に加えて、企業・団
体からの寄付による駅前等市内大型花壇への協働での植栽実施などを行なった。
今年度は、寄付いただいた企業・団体のPRを図る目的で、大型の名称看板を駅
前に設置した他、小学校校長会や商工会議所の会合に出席して通信販売の案内を
行うなどチューリップの普及に努め、花のまちあまがさきを内外に発信した。
また、2万5千本のチューリップが咲き誇り市内屈指の大型花壇である阪神尼
崎駅前芝生広場を開花期に間近で観賞できるよう開放し、その中で幼稚園児の写
生会や吹奏楽の演奏会を開くなど、より一層チューリップに親しんでいただける
よう工夫を凝らした取組を行なった。
(中央公園の球根植付け)
(満開の中央公園のチューリップ ) (寄付者名称看板)
25
② 東日本大震災被災地応援プログラム
今年度も引き続き、尼崎市がカウンターパートとして継続支援している宮城県
気仙沼市の春を彩り気仙沼市民の皆さんが少しでも和んでいただくことを目的と
して、募金活動や企業、団体等への寄付依頼などで資金を確保し、気仙沼市の道
路植樹帯(国道45号線「花のみち45」)にチューリップを約1万球植栽し、仮
設住宅に5千球を配布する取組を行った。
(今春の気仙沼チューリップ花壇)
(「花のみち45」での植栽風景 )
③ 福島ひまわり里親プロジェクト
「福島ひまわり里親プロジェクト」とは、東日本大震災の復興支援活動として
当該プロジェクトから購入したひまわりの種子を植えて、開花後に再び採種し、
プロジェクトに送り返して福島で再利用するこ
とにより、ひまわりを復興のシンボルとして根
付かせ、風化させないようにする事業である。
この取組は、震災直後の平成23
年5月から始まったもので、当協
会も初年度から参加しており、
今年度も約8万1千粒 3,255g
の種子を採取して福島に送った。
(中央公園の満開のひまわり)
(採取したひまわりの種子)
Ⅲ 公益3事業
(尼 崎 市 緑 化 基 金 を活 用 した緑 の保 全 及 び緑 化 催 事 開 催 による普 及 啓 発 事 業)
1 春の花と緑のフェスティバルの開催
緑映え、花開く春の恒例行事となっている「春の花と緑のフェスティバル」を、今
年度は尼崎市市制100周年のプレ記念行事として実施し、来年度に迎える100周
年のPRに努めた。
・参加者数
約8,500人(先着 300 人にベゴニアの花苗進呈)
26
(1) 式
典
・日 時
4月29日(祝)
午前10時00分~11時30分
・場 所
上坂部西公園(尼崎市都市緑化植物園)芝生広場
・内 容
①
表
彰
部
門
被表彰者数
2015 あまがさきフラワーガーデニングコンテスト
13人
緑化事業推進功労者表彰
1団体
(フラワーガーデニングコンテストの副賞授与 )(緑化事業推進功労者のグリーンヘルパー )
②
アトラクション
園田学園高等学校吹奏楽部による演奏
武庫愛の園幼稚園児による歌とダンス
(2) 各種ブース
環境関連の取組や健康測定、尼崎観光案内等、各種団体に出展等の協力をいただき、
それぞれの取組をアピールした。
・参加団体 田能資料館・尼崎地区地球温暖化防
止活動推進会・尼崎ネイチャークラ
ブ・尼崎市資源循環課・尼崎環境財
団・尼崎市スポーツ振興事業団・あ
まがさき街のみどころご案内所
(資源循環課の生ごみたい肥化講習)
(3) 公園での遊び
・日 時
4月29日(祝)
午後1時~4時(一部午前10時から開始)
・場 所
上坂部西公園
・内 容
ツリークライミング、手作りおもちゃ、草木遊び、勾玉づくり体験、
春の茶会、白バイ体験乗車、グリーンラリー、ペットボトルいかだ、
エアー遊具(フアフア)
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・実施団体
NPO活動ベスト、ボランティアサークルあそびの縁日、草木遊び塾
尼崎市立田能資料館、尼崎市内高等学校合同茶道部、尼崎東警察署、
尼崎市都市緑化植物園グリーンヘルパー
(ツリークライミング)
(白 バ イ 体 験 乗 車 )
(あ そ び の 縁 日)
(4) 100周年のPR
100周年のプレ記念事業として、尼崎市100周年担当から歴史パネルや横断幕、
のぼりを借上げ設置するとともに、会場内にロゴマークを掲示するなどして、来るべ
き100周年のPRに努めた。
(5) 緑の募金活動
緑化事業に資することを目的とした緑の募金活動として、花苗やバーク堆肥配布時
の募金の呼び掛けや、フェスティバル参加者である尼崎市花いっぱいの会、尼崎市立
成良中学校生徒の協力を得て会場内で募金を募るなどの取組を行った。
・花苗等配布時
14,242円(先着 300 人にベゴニアの花苗進呈)
・園内での呼びかけ
18,050円
計
32,292円
(6) 参加団体のPRタイム
今年度も展示団体や出店団体が自らの活動内容紹介や、新規会員募集、販売品の紹
介などを1分程度にまとめてステージで発表するPRタイムを実施した。
(7) 春の花と緑と野菜の市
・日 時
4月29日(祝)
・場
上坂部西公園
所
・内 容
午前9時~午後4時
花苗、野菜苗、鉢花、肥料、用土、
園芸資材等の販売
・参加団体 尼崎市花いっぱいの会・尼崎花のま
ち委員会・尼崎市菊花協会・尼崎皐
月協会・尼崎小品盆栽山草会・尼崎
洋ラン会他
(花のまち委員会の寄植え販売)
28
(8) 飲食物の屋台
・日 時
4月29日(祝) 午前9時~午後4時30分
・場 所
上坂部西公園
・販売品目 尼バーガー・お餅・お茶・奈良漬・煎餅等
(9) フェスティバル会場での展示
・2015 あまがさきフラワーガーデニングコンテスト入賞花壇写真展示
・ベゴニア展
(フラワーガーデニングコンテスト写真展)
(ベ ゴ ニ ア 展 )
2 緑化協力団体との共催展示会の開催(中央公園芝生広場内)
さつき展及び菊花展の開催を通じて伝統園芸の深みのある作品を紹介するとともに
事業たな卸しの点検結果なども踏まえ、関心を持つ人のすそ野を広げていくため、幅
広い層の市民に足を運んで親しんでいただけるよう、展示ガイド、花や野菜の販売コ
ーナーの併設など一層工夫を凝らし、未来への継承に努めた。
名 称
さつき展
菊 花 展
開催期間
5/23~5/31
日数
9日
内
容
入場者数
さつき盆栽など約200鉢展示
7,734 人
大菊3本立てなど約375点を
10/25~11/15
22日
13,730 人
出品展示
合計 開催日数 31 日間
入場者数 21,464 人
・すそ野を広げる取組み
名
称
取 組 み 内 容
一般参加者向けガイド(10回)
花の園芸市・さつき苗等の販売
年間栽培表などのパネル展示
さ つ き展
市民参加による人気投票
さつきの苗木無料配布
市内高校生による野点・琴演奏
尼崎市役所内でのPR展示
レイアウトの工夫(阪神尼崎駅側にさつきを装飾)など
一般参加者向けガイド(10回)
花や野菜の販売コーナー
菊 花 展
市内高校生による野点・琴演奏
菊にまつわる「ものしりクイズ」実施
菊花展のPR(市役所と緑の相談所前に菊を装飾)
キャンドルナイトとの共演
29
場 所
中央公園
中央公園
(市内高校生による野点)
(市役所でのさつきの展示)
(菊にまつわるクイズコーナー )
(緑の相談所での菊の展示)
4 保護樹木等の助成事業
尼崎市が指定した保護樹木等(単木65本・樹林41箇所)の保護養生に要する
経費を所有者等に助成
・ 指定基準…単木:地上高1.5mでの幹周1m以上、樹高10m以上
樹林:保護樹木を含む面積が300㎡以上
種類/地区
中
央
小
田
大
庄
立
花
武
庫
園
田
計
樹
木
3本
20本
6本
9本
9本
18本
65本
樹
林
3ヵ所
9,920 ㎡
11ヵ所
18,322 ㎡
2ヵ所
6,879 ㎡
8ヵ所
16,629 ㎡
8ヵ所
11,209 ㎡
9ヵ所
14,464 ㎡
41ヵ所
77,423 ㎡
今年度実績
0
0
0
1
・
今年度助成内容
強剪定
・
助成額
1,200,000円
1
2
4
4件
近年、周辺住環境の変化に伴う落ち葉等の苦情への対応により、剪定等の助成
申請が著しく増加しており、尼崎市との間で制度見直しを検討している。
◆ 収益等事業
Ⅳ 収益事業
1 外郭・民間団体からの受託業務
今年度も引き続き、JR立花駅前のマンション「フェスタ立花」管理組合からの
植栽管理業務、
(公財)兵庫県芸術文化協会からピッコロシアターの花壇等植替業務、
特別養護老人ホーム「ロータスガーデン」の花壇植替業務等を受託し、自主財源の
確保を図った。
・収益額
2,241,885円
30
2 花・植木等の販売事業
上坂部西公園緑の相談所では、園芸相談と併せて薬剤等の常時販売を行ったほか
クリスマスの時期にシクラメンやポインセチアを販売するなど例年人気の高い植物
をピックアップしての販売事業を実施した。また、
「花のまちあまがさきチューリッ
プ運動」の一環として、市民まつり等の催しにも参加し、チューリップ球根の販売
を行うなど、売上げの増加に努めた。
更に、学校等への年2回の通信販売「春季及び秋季の特別販売」を今年度も引き
続き実施したほか、
「花のまちあまがさきチューリップ運動」の展開に併せ、社協の
回覧等を通じて市民の方々へのチューリップ球根の販売も積極的に行なうなど、自
主財源の確保に努めた。
(1) 各催事での販売
販売名称
期
間
場 所
園田カーニバル
9/20
尼崎市民まつり
10/11
尼崎中央公園他
スポーツフェスティバル
10/12
記念公園
ふれあい広場武庫21
10/24
西武庫公園
農業祭
11/1
園田競馬場
橘公園
公園であそぼう in 元浜緑地
11/15
元浜緑地
シクラメン他展示品即売会
12/19
上坂部西公園温室
・件数
7件
・売上
538,750円
(2) 注文販売
・期間
年間を通じて随時受け付け
・内容
花苗、野菜苗、鉢花、種子、用土、肥料などの注文販売
・対象
学校公共施設、賛助会員等
・件数
47件
・売上
862,175円
(3) 通信販売
① 春季特別販売
・期間
4月20日(月)~5月8日(金)
・内容
トマト、ナス等夏野菜9品目と花苗、用土、肥料の販売
・対象
学校など
・件数
51件
・売上
957,160円
31
② 秋季特別販売(冬・春花壇用花苗等含む)
・期間
9月7日(月)~10月5日(月)
・内容
パンジー、ビオラなどの花苗や秋植え球根等63品目の販売
・対象
賛助会員、学校、花いっぱいの会など
・件数
122件
・売上
1,192,410円
Ⅴ その他事業
1 公共施設の立体緑化事業
尼崎市役所本庁舎や、兵庫県阪神南県民センター、尼崎港管理事務所などの公共施
設の壁面緑化を手掛け、イリオモテアサガオやゴーヤなどを植栽して、壁面緑化のモ
デル花壇を施工するとともに、講習会を開催して指導するなど立体緑化の普及に努め
た。
(阪神南県民センター)
(尼崎港管理事務所)
(尼崎市役所本庁舎)
2 他団体開催のイベント等への参加
他団体が開催するイベント等に参加・協力し、植物に関する相談や指導等を行う
など、協会の特徴を活かした取組を行い、緑化普及の一助とした。
イベント等名称
主 催 者
内
容
スポーツのまち尼崎 公益財団法人尼崎市スポーツ振興
花苗等の販売と園芸相談を実施
フェスティバル
事業団
ふ れ あ い 広 場 武 庫 市民運動武庫地区推進協議会
多肉植物の寄せ植え体験と花苗
21(武庫まつり)
の販売を実施
※ 植物等販売での参加は、「Ⅳ
収益事業」の章に別掲
3 兵庫県緑化関連窓口業務の実施
兵庫県が「緑」の保全、再生を目的として導入した「県民緑税」を活用して実施
している各種緑化事業の申請窓口業務を受託し、緑の相談所や中央公園パークセン
ター等各施設に募集案内を配布して、より多くの方からの応募を募るとともに、円
滑な受付対応を心掛け、都市緑化推進の一助とした。
事業名称
内
容
緑化資材の提供事業
緑化活動グループ(自治会等)への緑化資材の提供
県民まちなみ緑化事業
屋上や壁面緑化、校園庭芝生化等緑化事業費の補助
32
取扱件数
13件
7件
4 緑化協力団体の育成事業
伝統園芸の保護・継承や、草花等による街の美化など、緑化の普及啓発に携わっ
ている団体の活動援助、会員確保・増加の取組みのサポートのほか、展示会開催に
あたり支援するなど、指導、育成及び連携を図った。
・緑化協力団体名
尼 崎 市 菊 花 協 会
尼 崎 皐 月 協 会
尼崎市花いっぱいの会
会員数
〃
〃
22名
30名
60名
尼 崎 洋 ラ ン 会
尼崎小品盆栽山草会
尼崎花のまち委員会
計6団体
会員数
〃
〃
40名
30名
790名
972名
5 賛助会員の確保
当協会の緑化普及活動の趣旨に賛同し、緑あふれるまちづくりに寄与する会員の
確保に取り組み、緑化普及啓発の輪の拡大に努めたが、個人会員の高齢化や企業の
合理化等に伴い、年々会員数は減少の一途を辿っている。
・過去6年間の会員数
年
度
会員数
年 度
会員数
平成22年度
249
平成25年度
196
平成23年度
237
平成26年度
183
平成24年度
216
平成27年度
172
6 職員研修
植物園や緑の相談所の連絡会議での、全国都市緑化あいちフェア会場や新潟県立
植物園等の視察研修に加えて、ひょうごまちなみガーデンショーや淡路ふれあいフ
ェスティバルなど催し開催時に近隣公園を積極的に
視察した。
また、住友化学園芸㈱の病害虫防除講習に職員を
出席させた他、作業機械の安全教育を現場作業員を
含む8名を参加させるなど、幅広く知識・技能の向
上を図った。
研修区分
(日本植物園協会運営会議)
月 日
6月26日
27日
7月3日
連絡会議・技術
9月17日
者講習
18日
10月22日
23日
研修先又は研修内容
日本植物園協会 50 周年記念大会
会場;京都府立植物園
関西地区花と緑の相談所連絡会議
会場;宇治市植物公園
都市緑化植物園(緑の相談所)連絡会議
会場;全国都市緑化あいちフェア
日本植物園協会第二分野運営会議
会場;新潟県立植物園
33
参加者数
1名
1名
1名
1名
研修区分
月
9月30日
近隣植物園等
10月29日
視察研修
11月14日
講習・講座等
研修先又は研修内容
日
ひょうごまちなみガーデンショー
会場;兵庫県立明石公園
参加者数
2名
大阪府立花の文化園
ふれあいの祭典 淡路ふれあいフェスティバル
会場;淡路ワールドパーク ONOKORO
1名
7月7日
農薬管理指導士更新研修
2名
8月6日
公益法人定例講座
1名
8月18日
10月1日
2日
マイナンバー研修
2名
大径木伐木等(チェーンソー等)特別教育
8名
2月16日
住友化学園芸㈱病害虫防除講習会
3名
2名
7 組織体制
平成28年3月31日現在
評議員会
理 事 会
監 事
理事長
(尼崎市副市長)
総務担当 (1)
総務課
(4)
花と緑のまちづくり担当 (2)
緑化推進課
(10)
北部公園担当 (4)
事務局長
(尼崎市派遣)(15)
南部公園担当 (2)
尼崎21世紀の森担当 (3)
(
) 内は、正規職員及び一般嘱託員〔常勤〕の人数
34
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