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「物語を読んで、しょうかいしよう モチモチの木」
実践資料1 「物語を読んで、しょうかいしよう モチモチの木」(全15時間) <評価規準> [関心・意欲・態度] ・登場人物に着目して同じ作者の作品を読むことを楽しもうとしている。 [読むこと] ・会話や心情表現、行動を表す文などから人柄が分かることを知り、着目して読んでいる。(読むことウ) ・登場人物について考えたことを交流し、一人一人の感じ方の違いに気づいている。(読むことオ) ・同じ作者の作品から興味のある本を選んで読んでいる。(読むことカ) [書くこと] ・自分にとって必要な部分や情報を特定して書き抜いている。(書くことア・ウ・オ・カ) [伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項] ・ 言葉に登場人物の心情が表れていることに気づく。伝国(1)イ(ア) <言語活動> 単元 時 1 物 語 を 読 ん で 、 し ょ う か い し よ う 教材文と同じ作者の物語を読んで、登場人物の人柄を中心に紹介する活動。 本時のねらい 学 習 活 動 評価規準 単元での学習を通 1.「斉藤隆介の本」の表紙を一冊ずつ 「斉藤隆介の本」へ して、斎藤隆介の作品 見て、登場人物の人柄について興味を の興味をもち、読むこ を視点をもって読ん もつ。 とを楽しもうとして でいくことが分か ・「八郎」は、やさしそうだな。 いる。 り、学習の大まかな見 2.単元の学習課題を知る。 通しやあこがれをも 「斎藤隆介さんの作品を読んで、登場 つことができる。 人物を中心に物語をしょうかいしよう」 〈課題〉 単元の学習の計画を立てよう。 2.単元終末の本を紹介する活動につい てのモデルを見せ、学習の見通しをも つ。 ・「斉藤隆介の本」ブックフェアを行 い、お気に入りの登場人物を中心に本 を紹介し合う。 留意点 ○教材文と同じ作者 の本の表紙を見せ、斎 藤隆介の書いた本に ついて興味をもた せ、日常的な並行読書 へつながるようにす る。 【ポイント】 言語活動である、本の紹介に対し て「自分もやってみたいな」という あこがれと「自分にもできそうだな」 という見通しをもたせるための指導 が大切です。 3.学習計画表を作る。 4.本時の学習の振り返りをする。 2 「モチモチの木」を 1.学習の課題を確かめる。 読んで、感想を話し合 〈課題〉「モチモチの木」を読んで、 いながら読み取りの 課題をもち、学習の見 はじめの感想を紹介し合おう。 通しをもつことがで きる。 3.教師の範読を聞く。 4.「モチモチの木」を読み、感想や疑 問を箇条書きで書く。 5.場面ごとに感想を交流し、読み取り の課題を決める。 6.本時の学習の振り返りをする。 「モチモチの木」を ○初発の感想を交流 読んで、感想を話し合 や紹介の際、人柄の予 いながら場面ごとの 想や印象を中心に紹 読みの課題を理解し、 介し、本を紹介すると 学習のおおまかな見 いう言語活動との関 通しをもっている。 連を図る。 (読む能力) 【ポイント】 感想の交流の際など、「紹介」す る力を少しずつ付けていくための 配慮が大切です。「~についての感 想を紹介します。」などの、一言を 付け加えさせるだけでも違います。 単元 時 3 物 語 を 読 ん で 、 し ょ う か い し よ う 本時のねらい 学 習 活 動 「豆太ほどおくびょ 1.本時の課題を確かめる。 うなやつはいない。」 〈課題〉豆太とじさまの人がらを読 「どんなに小さい声 み取り紹介し合おう。 でも」などの叙述に着 目して読むことを通 して、豆太のおくびょ 2.「おくびょう豆太」の場面を音読す うな性格やじさまの る。 豆太を大切にする人 柄を読み取ることが 3.豆太とじさまの人柄を個人で読み取 できる。 る。 4.全体交流をする。 ・「どんなに小さい声で言っても、 …すぐ目をさましてくれる。」とい う、文に注目する。 ・語り手の「まったく、~なやつは ない。」の「まったく」という語り 方や、「それなのに、…こんなにお くびょうなんだろうかー。」から、 豆太の人がらを捉える。 5.人柄を読み取ったところを確かめ、 語り手の地の文から読み取れること を確かめる。 6.本時の学習の振り返りをする。 4 評価規準 留意点 「おくびょう豆太」 ○「ほど」「どんなに の場面を音読し、豆太 」「まったく」などの とじさまの人柄を読 地の文の叙述に着目 み取っている。 (読 させて、話し合いを焦 む能力) 点化する。 ○読み取った豆太と じさまの人柄につい て、本を紹介する言い 方などを利用して紹 介をさせることで、言 語活動との関連を図 る。 【ポイント】 紹介を意識した発表のさせ方を 経験させておき、いざ本の紹介と なった時に、どう話したり書いたり してよいのか分からないというこ とがないように配慮することが大 切です。 ・わたしは、豆太のおくびょうなと ころを紹介します。 ・「・・・」と書いてあるので見て ください。 ・みなさんなら、どんなことを思い ますか。 「やい、木ぃ」や「 1.本時の課題を確かめる。 「やい、木ぃ」の場 くせに」に着目して昼 〈課題〉モチモチの木と豆太・じさま 面を音読し、モチモチ 間と夜とのモチモチ の木と豆太、じさまの の関係を読み取り紹介し合おう。 の木に対する豆太の 関係を読み取ってい 違いを読むことを通 る。 して、豆太のこわがり 2.「やい、木ぃ」の場面を音読する。 (読む能力) な面と虚勢を張る面 の両方があることを 3.個人で読み取る。 読み取ることができ モチモチの木と豆太・じさまの関係が る。 分かるところに線を引き、読み取る。 4.全体交流をする。 ・なぜモチモチの木という名前にし たのか。 ・昼間の豆太は、どこでどんな遊び をしているのか。 ・夜の豆太は、昼間とどう違ってい るのか。…などから考える。 5.「くせに」という言葉から、昼と夜 の豆太の行動の違いを比べて整理す る。 6.本時の学習の振り返りをする。 ○「くせに」に着目し 、昼と夜の木を比べ、 モチモチの木との関 係について話し合う。 ○モチモチの木の特 徴について、本を紹介 する言い方などを利 用して紹介をさせる ことで、言語活動との 関連を図る。 【ポイント】 ほめ方を工夫することが大切で す。 ここでは、紹介することは手段で あり、読み取ることが目的です。た とえば、「○○さんの、~というよ うに紹介してくれたから、豆太もじ さまに甘えてばかりじゃいけない と思っていたことがよくわかった ね。」などと、読み取ることができ た理由として、よい紹介の仕方が あったことを認め励ますことが大 切です。 単元 時 5 物 語 を 読 ん で 、 し ょ う か い し よ う 本時のねらい 学 習 活 動 豆太の「昼間だった 1.本時の課題を確かめる。 ら、見てえなぁ。」「 〈課題〉「山の神様のお祭り」に対す はじめっからあきら るじさまと豆太の気持ちを読み取り めて」や 、じさまの 紹介しよう。 「おらも、子どものこ ろに見たことがある。 死んだおまえのおと 2.「霜月二十日のばん」の場面を音読 うも見たそうだ。」な する。 どの言葉に注目する 3.山の神様の祭りについて、じさまが ことを通して、二人の 思っていることと豆太が思っている 気持ちの違いを読み ことを個人で読み取る。 取ることができる。 4.全体交流をする。 豆太 ・「昼間だったら、見てえなぁー。」 ・ はじめっからあきらめてじさま ・ おらも、子どものころに見たこと がある。死んだおまえのおとうも見 たそうだ。 5.「はじめっから あきらめて」に込 められている豆太の思いを考える。 6.本時の学習の振り返りをする。 6 「豆太はなきなき走 1.本時の課題を確かめる。 った。」や「なきなき 〈課題〉「医者さま」を呼びに走る ふもとの医者さまへ 豆太の様子と気持ちを読み取り紹介 走った。」や「ねまき しよう。 のまんま。はだしで。 半道あるふもとの村 まで」など道中の情景 2.「 豆太は見た」の前半(P70 L を表す言葉に注目す 13まで)の場面を音読する。 ることを通して、恐怖 の中ではあったが無 3.医者さまを呼びに走る豆太の様子や 我夢中であった豆太 気持ちを個人で読み取る。 の必死な思いを読み 取ることができる。 4.全体交流をする。 ・「じさまぁっ。」→助けを求める。 ・「じさまっ。」→いつもと違う。 ・こわくて、びっくらして、…とびつ いた。」→どうしよう。 ・「医者さまをよばなくっちゃ。」→ じさまを助けたい。 ・ねまきのまんま。はだしで。半道あ るふもとの村まで。→夢中。 5.「豆太は、なきなき走った。」と「 なきなきふもとの医者さまへ走った。 」との、二回の「なきなき走った」の 違いを考える。 6.本時の振り返りをする。 評価規準 留意点 「霜月二十日のばん」 の場面を音読し、「山 の神様のお祭り」に対 するじさまと豆太の 気持ちを読み取って いる。 (読む能力) ○「お祭り」に関する 他の作品を(紹介の仕 方のモデルとして)紹 介し、子どもにとって の祭りが如何に楽し みで貴重な体験であ ったのかを連想でき るようにする。 ○豆太やじさまの会 話に着目して話し合 う。 【ポイント】 関連図書を紹介する。また、紹介 のモデルとなるようにする。 祭りなど、場合によっては子ども たちの生活経験から疎遠になりつ つあるような内容については、関連 図書を紹介する、また紹介のモデル を示すことを通して、祭りの神聖さ や待ち遠しい思い、唯一の楽しみな ど読み取りの補助となるように工 夫すると効果的です。 「豆太は見た」の前 ○「山、夜、恐怖」と 半の場面を音読し、「 関連する作品を(紹介 医者さま」を呼びに走 の仕方のモデルとし る豆太の様子と気持 て)紹介し、連想でき ちを読み取っている。 るようにする。 (読む能力) ○「なきなき」の言葉 に着目し、夢中な様子 を話し合う。 単元 時 7 本時のねらい 学 習 活 動 モチモチの木を見 1.本時の課題を確かめる。 た豆太の「 モチモチ 〈課題〉モチモチの木に灯がついてい の木に灯がついてい るのを見た医者さまと豆太の様子や る」などの言葉に注目 気持ちを読み取り紹介しよう。 することを通して、そ れを見た豆太と医者 様の感じ方の違いか 2.「豆太は見た」の後半の場面を音読 ら豆太と医者様の人 する。 柄を読み取ることが できる。 3.個人で読み取る。 評価規準 留意点 「豆太は見た」の後半 ○「モチモチの木に灯 場面を音読し、豆太と が付いている」の音読 医者様の様子や気持 の仕方を考え、豆太の ちを読み取っている。 気持ちを話し合う。 (読む能力) ○医者さまが豆太の 行動を村の人に紹介 するという設定で、豆 太の様子や気持ちを 紹介する。 4.全体交流をする。 ・豆太はその後は知らない。 物 語 を 読 ん で 、 し ょ う か い し よ う 5.「モチモチの木に灯がついている」 の音読の仕方を考え、豆太の気持ちを 話し合う。 6.本時の振り返りをする。 8 じさまの言う「やさ 1.本時の課題を確かめる。 しさ」と「やらなきゃ 〈課題〉「弱虫でも、やさしけりゃ」 ならねえこと」、や「 の場面より、物語全体から感じられる 人間、やさしささえあ ことについて紹介しよう。 れば」という言葉に着 目することを通して、 「モチモチの木」とい 2.「弱虫でも、やさしけりゃ」の場面 う物語の中での豆太 を音読する。 の成長や思いを読み 取ることができる。 3.じさまの言う「やさしさ」と「やら なきゃならねえこと」が豆太の具体的 な行動とどのように結びついている かを考え、じさまがこの言葉に託した 思いを読み取る。 「弱虫でも、やさし ○「人間、やさしささ けりゃ」の場面を音読 えあれば」の会話に着 し、「人間、やさしさ 目して、話し合う。 さえあれば」という、 じさまの言葉を中心 ○じさまが豆太の行 に物語全体から感じ 動や価値を知人に紹 られることについて 介するという設定で、 交流し合っている。 豆太の様子や気持ち (読む能力) やそのよさを紹介す る。 4.「弱虫でも、やさしけりゃ」の後に どんな言葉が続くかを考える。 5.本時の振り返りをする。 9 登場人物の人柄を考 1.本時の課題を確かめる。 『モチモチの木』で えるには、「モチモチ 〈課題〉「モチモチの木」について 読み取ったことを生 の木」の場面ごとに読 読み取ったことをもとに登場人物の かして、人柄を考えて み取ったことをもと 人がらについて音読を使って紹介よ 音読している。 にして考えていくと (読む能力) う。 よいことが分かり、そ れが伝わるような部 分を選んで音読する 2.「豆太」や「じさま」の人柄について ことができる。 これまでの学習をもとに個人で考える。 3.全体交流をする。 4.登場人物を選び、その人柄が分かる 部分を音読する。 ・そう思った理由や、根拠となった描写 などを説明してから、音読を始める。 5.学習の振り返りをする。 ○場面ごとの振り返 りをもとに自分の考 えをもつ。 ○何を工夫して音読 するのかについての 説明を紹介のモデル として示す。または、 児童にモデルとして 示させる。 単元 物 語 を 読 ん で 、 し ょ う か い し よ う 時 本時のねらい 10 同じ作者の本を登 場人物について感想 を登場人物の優しさ という視点に沿って 読むことができる。 学 習 活 動 1.本時の課題を確かめる。 〈課題〉斎藤隆介の本をたくさん読ん で、登場人物について見付けたことを メモで紹介しよう。 評価規準 留意点 斎藤隆介の本を選 んで読み、登場人物の 人柄を考えながら読 んでいる。 (読む能力) ○多くの本を読んだ 後に「モチモチの木」 と似ているところや 違うところを考えさ せる。 2.授業と並行して読書した関連図書の 一言メモを見ながら、気に入った登場 人物についてもう一度本を読み、メモ を書く。 ・ワークシートに記録してきた、本 の題名、主な登場人物、一言感想、お 気に入り度を確かめる。 3.それぞれの本の掲示にメモを貼り、 仲間の書いた物を読み合う。 4.学習の振り返りをする。 11 本 時 「花さき山」の登場 1.関連図書の登場人物の性格や様子など 人物の人柄を紹介す から関連図書を当てさせ、そこで紹介し る目的をもちながら たことを参考にして読む本を考え、課題 読み、「モチモチの木 を確かめる。 」と比べたり、会話や 地の文の中の様子を 2.本時の課題について確認する。 表す言葉、記号などに 着目したりして考え 〈課題〉「花さき山」の登場人物のや を交流することを通 さしい人柄を紹介しよう。 して、あやの人柄につ いて考えを広げ、作品 3.やさしさを感じるところを見付けな のよさを感じること がら本を読み、見付けたところに付箋 ができる。 を付け、その理由をワークシートにメ モする。 ・自分が感動したところを見付けるた めに、紹介された話を読み、根拠と なる箇所に付箋を付ける。 選んだ本を登場人 ○考えを交流し、主人 物の人柄に着目しな 公のやさしさについ がら読み、一人一人の て話し合う。 感じ方の違いから人 柄について考えを広 げ、作品のよさを感じ ることができる。 (読む能力) 4.全体でやさしさを感じるところを紹 介し、作品を味わう。 5.学習の振り返りをする。 12 登場人物の人柄を 1.本時の課題を確かめる。 考えために、登場人物 の会話や表情などを 〈課題〉お気に入りの本を選んで、 描いている表現に着 登場人物の人柄を考え、紹介する 目するとよいことが 準備をしよう。 分かり、同じ本を選ん だ仲間との交流を通 2.紹介する本を選ぶ。 して、考えを広げるこ とができる。 3.登場人物の人柄が分かる叙述と、そ こから読み取ったこと、考えたことを メモする。 4.同じ本を選んだ仲間とグループで交 流する。 5、仲間の考えをもとに、登場人物の 人柄について考え、メモを書き足す。 視点に沿って、自分 で選んだ本を読み、登 場人物の人柄を考え を広げている。 (読む能力) ○紹介し合い、仲間の よさを聞いて、もう一 度そのよさを考えな がら読む場を設定す る。 6.学習の振り返りをする。 単元 時 13 ・ 14 物 語 を 読 ん で 、 し ょ う か い し よ う 本時のねらい 学 習 活 動 斎藤隆介の絵本の 1.本時の課題を確かめる。 中から登場人物の人 柄や情景に興味や愛 〈課題〉斎藤隆介さんの本から一冊 着を感じる作品を選 選んで、登場人物を紹介する文を び、それについて、自 書こう。 分が感じた人柄が伝 わるように引用しな 2.紹介する本を選ぶ。 がら紹介することが できる。 3.例文から、登場人物を中心にした 本の紹介文の書き方を知る。 4.紹介する文を書く。 この本には、三コという大男がでてきます。 三コは、やさしいしゆうきがある大男です。そ れがよく分かるのは、「ナァーニ、そんタことさ せてたまるかァ」のところとその絵です。ずっと オイダラ山に走ってきて、そう言いながら自分の 命をすててまでもとびこんでオンチャとオイダ ラ山を助けたからやさしいし、自分だっすててま でも自分の命をすててまで火にとびこんだり、で きないし、オイダラ山に火が付いたと知ってもど うしたらいいか分からなくて、そこに立っている だけだと思うけど、三コは助けてあげたから勇気 があってやさしいと思います。 この本を読むと、優しさには勇気がいると分か ります。みなさんもぜひ、もう一度三コの優しさ を考えながら自分とくらべたりしながら読んで みてください。」 評価規準 留意点 登場人物の人柄が 伝わるように、自分の 考えの基になった部 分を引用して書いて いる。 (書く能力) ○人柄を中心とした 紹介文の例文を提示 し、同じ構成で書かせ る。 【ポイント】 紹介するための文章を書くことがで きない児童に対する援助を用意する。 これまでの指導で、繰り返し紹介する 活動を位置付けてきていますが、それで も文に書きまとめることに抵抗をもつ 児童が予想されます。 モデルになる紹介は、こうした児童が 選んだ作品や、近い作品を題材にして示 すことが大切です。また、場合によって は書き写させることも考えておくとよ いのではないでしょうか。 5.学習の振り返りをする。 15 斎藤隆介の絵本の 1.本時の課題を確かめる。 中から登場人物の人 〈課題〉斉藤隆介さんの本の中から 柄や情景に興味や愛 お気に入りの本を紹介し合おう。 着を感じる作品を選 び、それについて、よ さが伝わるように工 2.紹介文を読み合い、感想を伝え合 夫して紹介すること う。 ができる。 ・○○さんが言ったところは、自分で 読んだとき、気がつかなかったから そこをもう一度読んでみたいよ。 ・○○さんの言った勇気があるってこ とは、ぼくも同じように思ったよ。 3.紹介してもらったことを見付けなが ら、好きな本を読む。 4.本時の振り返りをする。 自分の考えとくら べて聞き、同じところ や違うところを伝え る。 (話す・聞く能力) ○紹介し合い、仲間の よさを聞いて、もう一 度そのよさを考えな がら読む場を設定す る。 【ポイント】 ほめ方を工夫することが大切で す。 紹介文を完成させ、よい紹介がで きたことと、紹介をすることを通し て、登場人物の人柄や場面の状況に ついて読み取ることができたこと を評価することが大切です。