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視機能に関係した症状

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視機能に関係した症状
視機能に関係した症状

視力障害:
①矯正できるもの→病気とは考えない
屈折異常(近視、遠視、乱視、老視)
②矯正できないもの→病気!!
角膜や水晶体の混濁、
眼底の疾患、
視神経の疾患、
弱視:レンズで矯正しても視力がよくならない状態
精神的ストレス
スマホの見すぎ
視機能に関連した症状
視野異常
狭窄:求心狭窄
半盲
暗点
色覚異常・夜盲・眼精疲労・複視・
飛蚊症・変視症・小視症・虹視症
2
暗点
視力検査
 5メートル
 ランドルト環
子供の視力検査
屈折異常
正視
近視
遠視
角膜と水晶体が光線を屈折させて
網膜に像を結ぶ
毛様体筋が収縮し、チン小帯
が緩んで水晶体が厚くなる
毛様体筋がゆるんで、チン小帯
が緊張して水晶体が薄くなる
レフラクトメーター
 屈折(近視、乱視、遠視の度を計る)
視野
 視野とは、まっすぐ一点を見ている時に、目を
動かさなくても見える範囲のことを言います。
 測定は、暗室で片目ずつ行います。
 検査員がドームの中で動かす白い光の見え
方で、視野を測定します。
 動かす光の大きさと明るさを変えて、視野全
体を調べることができます。
視野の広さは?
上・下・耳側・鼻側でどこが一番
広いか?
下90度>耳側70度>鼻側60度>上50度
視野計
ハンフリー自動視野計
FDT視野計
ゴールドマン視野計
正常な右眼の視野
60
マリオット盲点
80
半盲
夜盲
明るいときには見えるが、暗い所
で見えにくい

網膜色素変性症
複視
 両眼で見ると2つに見える



斜視
動眼神経麻痺・・・糖尿病に多い
突然起こる
 片目で見ても2つに見える

乱視のとき
変視症
 歪んで見える
・・・加齢性黄斑変性 網膜剥離
色覚異常
1.先天赤緑異常
・第一色覚異常(赤色覚異常)
赤に対する感度が低いので赤を暗く感じる。
・第二色覚異常(緑色覚異常)
緑に対する感度が低い。
2.先天青黄異常
3.
全色盲
赤緑色弱の人は少なくない!!
 日本人男性
男性の 5% (1/20)
 白人男性
男性の 8% (1/12)
 日本人女性
女性の 0.2%
 白人女性
女性の<1%
 日本人保因者(女性) 女性の10%(1/10)
保因者は色覚は正常だが、遺伝子を持っている
色弱の人は日本に約300万人いる。
左の写真で紅葉がわかりますか?
赤色盲の人には右写真のように見えます。
緑の中の赤い花
が見分けにくい
第2色覚異常(強度)
原因と治療
原因:
先天性、遺伝性
治療法はない
遺伝形態:伴性劣性遺伝
遺伝子はX染色体上にある
遺伝形式
色覚バリアフリー

色の見え方は人それぞれ違う

だれにでもわかりやすい色使いをするように、気を
つけよう
図表や品物を、色の名前を使って説明しない
赤と緑がまざっている図や絵を使わない


プリントは白黒印刷(コピー)してみて読めれば問題
ない

赤のレーザーポインター→緑のポインターに
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