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平成 26 年度事業計画 社会福祉法人 翡翠会

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平成 26 年度事業計画 社会福祉法人 翡翠会
平成 26 年度事業計画
社会福祉法人 翡翠会
社会福祉法人 翡翠会
法人の目的
1.
2.
3.
利用者様の意向を尊重して、多様な福祉サービスが総合的に提供
されるよう創意工夫すること。
利用者様個人の尊厳を保持しつつ、心身ともに健やかに育成する
こと。
利用者様の能力に応じ、自立した生活を地域で営むことができる
よう支援すること。
基本方針…3つの「LIFE」を基本とする。
1.
2.
3.
生命…健康管理
生活…日常生活
人生…生きがい
法人の顧客…3つの顧客の福祉が増大するよう努める。
1.
2.
3.
利用者様…翡翠会のサービスを利用する方々
地
域…大網白里市をはじめ山武郡市の地域住民
職
員…翡翠会に勤務する職員
事業計画
○法人事務局
実施事業
・理事会の意思決定に基づき、法人全体や各事業の計画的な進行管理を行う。
・収支状況等の法人の運営上の課題について情報を内外から収集し分析する。
・その結果について考えられる対応策を含め、理事長や理事会に報告。
・全施設・事業の経理、総務、人事の集約。
・千葉県障害者グループホーム等支援事業
取り巻く環境
事業所が増えるに従い、法人における事務量が増大した。各事業所を統括し
一体的に運営するため、昨年度法人事務局を組織したが、平成26年度には法
人として5つ目の事業所になる「ほほえみの里かきつばた」が開設され、法人
事務局の役割はもはや山武みどり学園の一角で行っていくには困難になってき
ている。
また福祉における人材難は、本法人においても大きな課題である。今後法人
を継続的に運営していくには、人材の確保・定着が大きな課題である。
事業の重点項目
・法人事務局機能の強化
法人事務局を山武青い鳥工房へ移動。経理・労務の職員の配置を行う。
・人材確保、育成の為に給与規定の見直し
職員が安心して働けるよう、非常勤職員のベースの見直しを行う。
職員のスキルアップへのモチベーションの為、資格手当を見直す。
・組織の縦割り解消の為、人事交流や法人研修会を実施
・介護保険事業のテコ入れ
新事業所「ほほえみの里かきつばた」の立ち上げのバックアップ。
既存事業所「かきつばた」との連携で付加価値を高める。
・短期入所事業の受け入れ拡大
○山武みどり学園
実施事業
・生活介護(定員 50 名)
・施設入所支援(定員 50 名)
・短期入所(定員 8 名)
・特定相談支援事業
・障害児等療育支援事業
取り巻く環境
利用者様の平均年齢が44.3歳となり、ますます高齢化が進んでいる。常
時車椅子を利用する方も増え、職員に求められる介護技術は一層高まっている。
その一方で短期入所の利用稼働率は、年間 104%と地域における利用ニーズ
は依然として高いニーズがあり、緊急の利用希望に柔軟に対応できていない現
状もある。
特定相談支援事業については、今年度が対象が全利用者に拡大された 3 カ年
の最終年度であり、益々のニーズの高まりが予想される。
事業の重点項目
・高齢化への対応
法人内の介護保険事業所との連携を図り、職員の介護技術向上を図る。
看護師や理学療法士と連携し、利用者様が健康的に生活できるようにする。
・短期入所の柔軟な受け入れ
地域における短期入所の需要は高い。優先順位をつけながら、柔軟に対応
できるよう配慮する。
・関係機関との連携、風通しの良い施設
相談支援の重要性が増し、各機関との連携は増々需要になってきている。
積極的に関係機関の職員と関わり、連携を深める。見学・実習の希望など
は積極的に受け入れ、常に第三者の視点を取り入れ風通しの良い施設を目
指す。
○山武青い鳥工房
実施事業
・生活介護(定員15名)
・自立訓練「機能」(定員6名)
・自立訓練「生活」(定員9名)
・就労移行支援(定員6名)
取り巻く環境
障害者の通所事業所として9年目になるが、依然利用希望者の送迎ニーズは
高くエリアも広い。利用者の障害種別も現在は知的障害が比較的多くなってい
るが、地域に身体障害者の使える事業所が少なく事業所の構造が身体障害者に
も使いやすくなっているため希望があればぜひ利用してほしい。現在日中活動
を実施している事業所が増えている中で、どんな種類の障害や重さでもサービ
スを提供できるという特色を生かして PR してゆきたい。
事業の重点項目
・送迎車(リフト付き)の増車 ※助成金の活用
・活動メニューの充実
・計画相談支援員との連携強化
・見学者・実習生の積極的な受け入れ
○カサ・ロサーダ
実施事業
・共同生活援助(定員 6 名)
取り巻く環境
現在1事業所(定員6名)で運営している。利用者様の平均年齢は60歳と
高い。今後介護保険サービスとの連携も必要になることが予想される。
また今年度は障害者総合支援法が改正し、ケアホーム・グループホームが一
元化がされる。新制度を研究し、理解を深める必要がある。
事業の重点項目
・法改正への対応
グループホーム一元化については、障害者グループホーム等支援ワーカー
等と連携し、情報の収集・検証を行う。
・高齢化への対応
入居者の高齢化に伴い、ADLの低下が予想されるため、軽度の運動や散
策等による身体機能の維持に努め、充実した日常生活が送れるよう支援す
る。
・地域住民との交流
地域のイベントに積極的に参加し、地域の方々との親交を深める。また散
髪は地域の理髪店を利用したり、週に1・2回に行う調理実習の材料は地
域の商店に買い物に行くなど、事業所内で完結せずなるべく地域に出る機
会を設ける。
○かきつばた
実施事業
・地域密着型高齢者小規模多機能型居宅介護事業所
登録定員 24 名
通いサービス利用定員 12 名
宿泊サービス利用定員 4 名
可能な限り自立した生活を送る事が出来るように自立支援を基本とし、利用
者様の有する能力を発揮した在宅生活が送れるように支援します。緊急時には
柔軟に対応し、ご家族の介護休養、介護負担の軽減に努めます。
取り巻く環境
一人ひとりの利用者様や、ご家族の生活状況に応じた支援をする事で、喜び
の声が聞かれていますが、現在登録 10 名です。1 ヶ月単位の定額制との事も
あり、利用率は高い状態です。利用者様の平均年齢 87.1 歳。今後心身機能が
低下していく中でも、住み慣れた自宅や地域での生活を望まれています。
事業の重点項目
・GHほほえみの里かきつばたと連携し、お互いの事業所の機能を生かして
新規利用者様を獲得していく。
・地域交流を通して、周知拡大を図る。
・利用者様急変時の対応。
・法人内外での研修に参加し、専門的知識、技術の習得。
○ほほえみの里かきつばた(新設)
実施事業
・認知症対応型共同生活介護、介護予防認知症対応型共同生活介護
(定員 18 名)
取り巻く環境
認知症高齢者が増大する中、市内の事業所では供給が追い付かず他の市町村
のサービスに頼っている現状があり、グループホーム新規開設における期待は
大きい。また、社会福祉法人が運営するグループホームは市内で初めての事業
所となることから、生活保護や低所得者が入居できるグループホームとして注
目されている。
また、依然として介護職員の求人難が解消されず、良い人材が確保できずど
この事業所でも人員不足の状態が続いている。質の高いサービス提供、ご利用
者様に満足していただける事業所となるためには、職員教育や人材育成を図り
職員の資質の底上げを図る必要がある。
事業の重点項目
・開設及び2つ目のユニットオープンへの取り組み
開設準備、入居相談、内覧会等を実施し、ご利用者様、関係機関へ周知する。
新規利用者の獲得、人材を充足させ2つ目のユニットをオープンさせる。
・入居支援
入居希望者と相談や面接、入居における支援を行い、環境の変化による不
安の解消、入居者やご家族との関係作りを図る。
・新規採用職員の教育、人材育成
グループホームでの経験者が少ないので、認知症やグループホームの
役割について理解し、プライバシーや人権に配慮した支援を行う。また、
個々の職員に応じた目標を設定し各々がスキルアップを図る。
・地域との連携を築く
地域での行事へ積極的に参加し、地域住民の方々との関係作りを行う。
その他、地域の学校行事等も可能であれば参加させてもらう。また、かき
つばたや他の事業所、医療機関、行政とも連携を図り、安定した運営、情
報収集、交流を図れるよう努める。
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