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表紙> 県民のあゆみ 5 月号もくじ 表紙キャプション

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表紙> 県民のあゆみ 5 月号もくじ 表紙キャプション
山形県広報誌県民のあゆみ 平成 27 年5月号
テキストデータ、読み上げ用として加工しています。
<表紙>
山形県広報誌/県民のあゆみ
平成 27 年5月号 No.585
県民のあゆみ
特集1
5 月号もくじ
「やまがた創生予算」の概要
特集2 「山形日和。」観光キャンペーン
2ページ 県政ほっとほっと
4ページ 特集
8ページ 奏であう人
10 ページ 県議会だより
12 ページ 地域の旬だより
13 ページ やまがた Q&A
14 ページ おいしい山形インフォメーション
16 ページ やまがたモノガタリ
表紙キャプション
豆腐づくりで食育
(撮影協力:米沢市立南部小学校、東南置賜地区農村生活研究グループ協議会)
子どもたちに地域で生産される農作物やその地に伝わる食文化に関心を持って
もらおうと、豆腐づくりの体験教室が行われました。地域のお母さんたちに教
えてもらいながら作った豆腐を食べると、そのおいしさに驚きみんな笑顔でし
た。
<2から3ページ>
タイトル)県政ほっと!ほっと!
ほっと1)追悼と復興に向けて想いを一つに
◎東日本大震災追悼・復興祈念事業(3 月 11 日 山形市・米沢市)
東日本大震災から4年が経過し、犠牲者への追悼と東北の復興に向けて山形
市と米沢市の2会場で祈念行事が開催されました。山形会場の文翔館前広場で
は、山形に避難している方々や多くの県民の皆さんが手づくりのキャンドルを
灯し、一日も早い被災地の復興を祈りました。吉村知事は「風化させてはなら
ない。大震災の教訓を生かし復興に向け全力で取り組んでいきたい」と述べま
した。
ほっと2)子どものこころのケアなどに多面的に対応
◎こころの医療センター開院式典(3 月 1 日 鶴岡市)
こころの医療センターが3月9日に開院しました。開院に先駆けて行われた
式典で吉村知事は、
「精神科医療は、入院治療から地域での生活を支える医療に
変化してきています。新たなニーズに対応した専門性の高い医療を提供してい
きます」とあいさつしました。児童・思春期の心の病やストレスによるうつ病
などの新しい精神科医療ニーズに多面的に対応できるようになりました。
ほっと3)J1(じぇいわん)定着に向けて、山形総力戦!
◎モンテディオ山形VS川崎フロンターレ(3月 22 日 NDソフトスタ
ジアム山形)
2015 J1(じぇいわん)リーグ第3節、川崎フロンターレを対戦相手にホームで
の初戦を1対0で勝利しました。サポーター約1万 2000 人の声援を受けて、前
半から攻め続け後半 29 分に金範容(キムボムヨン)選手が決勝ゴールを決めまし
た。3月 18 日のヤマザキナビスコ杯に続きホームで2連勝です。4シーズン振
りに J1(じぇいわん)で戦うモンテディオ山形。J1(じぇいわん)定着に向けてみん
なでスタジアムに足を運び、熱い声援を送りましょう。
ほっと4)優れた技能で、本県産業に発展を!!
◎卓越技能者等知事表彰式(2 月 17 日 県庁)
特に優れた技能を持つ方や職業能力開発、技能競技大会で活躍されたかた 17
名への表彰式と、高校在学中に技能検定2級に合格し県内企業に就職した8名
への若者技能振興奨励賞授与式を行いました。吉村知事は「皆さんの技能は本
県の財産です。今後とも本県産業の発展に寄与していただきたい」と受賞者を
たたえました。
ほっと5)2020 年東京オリンピック・パラリンピックにつなぐ
◎県スポーツ賞授賞式(2 月 23 日 県庁)
アジア大会や国民体育大会などの国内外の大会で活躍した選手や本県のスポ
ーツ振興に寄与した指導者・団体などをたたえる県スポーツ賞が今年度 88 名7
団体に贈呈されました。2020 年東京オリンピック・パラリンピックを前に、本
県選手のさらなる活躍と県内スポーツのますますの活性化が期待されます。
タイトル)にっこり知事室
海外からのお客様をおもてなし
ウェルカム トゥ ヤマガタ !
皆さん、ご存じでしたか? 美しい雪景色、雪まつり、スキーやスノーモービ
ル、蔵王の樹氷など世界有数の積雪地ならではの「雪」の体験が、台湾や※ア
セアン諸国をはじめとする海外の皆さんに、たいへん興味をもたれているんで
すよ。月山の夏スキーが、まさにこれからがシーズンだなどと紹介すると、驚
きの喚声で喜ばれます。
シンガポールやマレーシア、台湾からの団体ツアー、5月 28 日からの「日台
観光サミット」など、海外からの観光客は着実に増加してきております。山形
の精神文化、食・温泉、山岳・自然など、山形ならではのすばらしい魅力を今
後も大いにアピールしていきたいと考えています。
私は、とりわけ、県民の皆さんの笑顔と温かいおもてなしの心が本県の一番
の魅力だと誇らしく思っています。
「ハロー(こんにちは)」、
「シー ユー(また逢いましょう)」
英語でちょっとごあいさつ、してみませんか?
山形県知事 吉村美栄子
写真キャプション)タイの旅行会社・メディアが冬の山形を視察(蔵王の樹氷)
※アセアン(ASEAN 東南アジア諸国連合)
<4から7ページ>
タイトル)特集 1
やまがた創生予算
本県の将来ビジョン「自然と文明が調和した理想郷山形」の実現に向けて、
「産
業の振興」と「地域の再生」の2つの視点を重視し、4本の「成長戦略」と「新
たな人口減少対策」を一体的に展開することにより、「短期アクションプラン」
に掲げる6本の柱に沿った施策を着実に推進していきます。
人と地域が輝く「やまがた創生」の実現に向けて
平成 27 年度は、新たな人口減少対策として、1 地域・家族の支え合いによ
る結婚・子育て支援、女性の活躍促進、2 地方への新しい人の流れの創出、3
人材の県内定着に向けた産業振興・雇用創出、4 安心と活力ある創造的な地域
の再生の4つの施策の展開方向に基づき、平成 27 年2月に創設された政府の「地
方創生先行型」の交付金を活用した平成 26 年度 2 月補正予算 19 億円と合わせ
て一体的に取り組んでいきます。
平成 27 年度当初予算
6183 億円
平成 26 年度2月補正(地方創生分)19 億円
平成 27 年度 当初予算(一般会計)の概要
予算規模 6183 億円
歳出
教育費 1249 億円(20.2%)
公債費 954 億円(15.4%)
商工費 821 億円(13.3%)
民生費 749 億円(12.1%)
土木費 591 億円(9.6%)
農林水産業費 442 億円(7.1%)
総務費 314 億円(5.1%)
警察費 278 億円(4.5%)
衛生費 227 億円(3.7%)
その他
559 億円(9.0%)
歳入
自主財源は 2685 億円(43.4%)で、その内訳は
県税 1034 億円(16.7%)
諸収入 949 億円(15.3%)
繰入金 231 億円(3.7%)
その他自主財源 472 億円(7.6%)
依存財源は 3497 億円(56.6%)で、その内訳は
地方交付税 1796 億円(29.1%)
県債 788 億円(12.8%)
国庫支出金 685 億円(11.1%)
その他依存財源 228 億円(3.7%)
注:表示単位未満を四捨五入しているため、合計が一致しない場合がある
【予算規模】
平成 27 年度当初予算は、総額 6183 億円となり、平成 26 年度当初予算に比べ、
2.9%の増加となりました。
【歳入予算】
県税については、地方消費税や法人事業税の増収などにより 10.0%増加する見
込みです。地方交付税は、県税収入の回復などを反映し、減少が見込まれます。
【県債残高の見込み】
平成 27 年度末の県債残高については、1兆 1959 億円、平成 26 年度末の見込
みに比して7億 4600 万円減少する見込みです。また、財政健全化の目標として
掲げた臨時財政対策債と補正予算債を除いた残高についても 7002 億円となり、
平成 26 年度末より 56 億円減少する見込みです。
やまがた創生予算主要施策の概要
短期アクションプラン6本柱
県勢の発展を担い、未来を築く子育て支援・人づくりの充実
いのちと暮らしを守る安全・安心な社会の構築
強みと特色を活かした産業振興・雇用創出
高い競争力を持ち、豊かな地域をつくる農林水産業の展開
エネルギーを安定供給し、持続的な発展を可能にする環境資産の保全・創造・
活用
地域活力を生み出し災害に強い県土基盤の形成
県勢の発展を担い、未来を築く子育て支援・人づくりの充実
県立大学校への新学科の設置や新たな奨学金制度の検討を進めます。また、
結婚、妊娠・出産から子育てまでの切れ目のない支援や、三世代同居の良さな
ど世代間で支え合う暮らしの情報発信を行います。
小中高を通して「確かな学力」を育成するとともに、2020 年東京オリンピッ
ク・パラリンピックなども見据え、本県選手の競技力を強化し、事前合宿の誘
致活動などにスピード感を持って取り組みます。
写真キャプション)
子どもの競技力向上に取り組むドリームキッズ・プロジェクト。この春、第1
期生が中学校を卒業しました。
主な事業
●三世代同居の良さなどの情報発信や地域子育て支援の拠点づくりへの支援…
2400 万円
●小中高を通した「確かな学力」の育成及び英語教育の充実強化……8600 万円
●東京オリンピック・パラリンピックなどに向けた競技力の向上、事前合宿誘
致活動など…5500 万円
いのちと暮らしを守る安全・安心な社会の構築
県民の自発的な健康づくりを促進する「健康マイレージ制度」や「やまがた
受動喫煙防止宣言」の普及に取り組み、健康長寿日本一を目指します。また、
元気な高齢者が生活支援の「担い手」として活躍できる拠点をつくり、高齢者
の社会参加による介護予防を促進します。
新たな津波浸水想定・被害想定や蔵王山、鳥海山の火山防災マップの策定検討
を進め、津波・火山の防災対策に取り組みます。
写真キャプション)
受動喫煙防止を啓発するため県独自に作った「けむけむイヤイヤ体操」を保育
園などへ普及しています。
主な事業
●健康マイレージ制度の普及とやまがた健康づくり大賞の創設など健康長寿日
本一を目指す取組みを推進…1300 万円
●高齢者の生活支援サービスの担い手養成及び活動拠点の創出…2400 万円
●津波浸水想定・被害想定の実施や火山防災マップの検討など防災対策を推進
…5400 万円
強みと特色を活かした産業振興・雇用創出
若者や女性、UIターン者の創業支援を充実するとともに、中小企業の経営
基盤の強化に向けた取組みを支援します。先端分野の産業集積の促進とものづ
くり企業の収益増加や雇用の場の創出を行います。県内企業の就職情報サイト
の開設や、県外在住者が県内企業への就職活動を行う際の交通費の助成制度を
創設し、若者の県内定着・回帰を促進します。また、「観光立県山形」の実現に
向け、観光交流の拡大に取り組みます。
写真キャプション)
山形DC(平成 26 年開催)で得られた多くの取組みの成果を活かし、国内外か
らのさらなる誘客に取り組みます。
主な事業
●若者などの創業や小規模事業者の経営基盤の強化などへの支援…9100 万円
●就職の機会などを捉えた若者の県内定着・回帰の促進…4500 万円
●ポストDCの開催、外国人観光客の受入態勢の強化など…1億 3000 万円
高い競争力を持ち、豊かな地域をつくる農林水産業の展開
元気な農林水産業の実現に向け、米(こめ)政策等の見直しや米価下落を踏ま
えながら地域農業をけん引するトップランナーの育成、「食産業王国やまがた」
の実現に向けた6次産業化への支援、女性・若者などによる地域資源を活かし
た事業化への支援を進めます。また、ミラノ国際博覧会への出展などによる県
産農産物の輸出促進、平成 28 年度開催の「全国豊かな海づくり大会」への準備
を本格化するとともに、「やまがた森林(モリ)ノミクス」の展開を加速します。
写真キャプション)
「全国豊かな海づくり大会」に向けて1年前イベントやリレー放流などを実施
し準備を本格化します。
主な事業
●農業のトップランナーの育成に向けた中堅的な担い手農家などへの支援…
6700 万円
●女性や若者などによる農産物などを活用した新たな事業化への支援…1900 万
円
●ミラノ国際博覧会への出展など県産農産物の輸出拡大に向けた取組みの強化
…7000 万円
エネルギーを安定供給し、持続的な発展を可能にする環境資産の保
全・創造・活用
「山形県エネルギー戦略」に掲げるエネルギーの地産地消と供給基地化の実
現に向けて、平成 28 年度からの事業展開を目指し「山形県新電力(仮称)」を
全国に先駆けて設立します。また、森林資源の有効活用や雇用の創出効果が期
待される木質バイオマスエネルギーの民間施設への導入を支援します。さらに、
本県の豊かな山岳資源の魅力を県内外に向けて発信するとともに、安心して山
を楽しんでもらうための受入態勢の充実に取り組みます。
写真キャプション)
木質バイオマスエネルギーの利用拡大に向け民間施設への導入に取り組みます。
主な事業
●再生可能エネルギーの地産地消と供給基地化の実現に向け、「山形県新電力
(仮称)」を設立…2500 万円
●民間施設への木質バイオマスエネルギーの導入実現に向けた支援…100 万円
●山岳資源の魅力向上の推進…600 万円
地域活力を生み出し災害に強い県土基盤の形成
奥羽・羽越新幹線の実現に向けた取組みを強化するとともに、山形空港と庄
内空港の利用拡大や路線拡充に向けた取組みを進めます。
観光や産業面などで活発な交流・連携をつくる広域交通ネットワークの整備
や防災・減災・長寿命化などの視点に立った道路・河川などの社会資本整備に取
り組みます。
最上小国川流域の安全・安心の確保に取り組むとともに、三世代同居など山形
らしい住まいづくりを推進します。
写真キャプション)
豪雨災害を受けた吉野川の改修などに取り組み、様々な自然災害から県民のい
のちと暮らしを守ります。
主な事業
●山形空港・庄内空港における路線維持拡大に向けた取組みの強化…1億 3400
万円
●防災・減災・長寿命化などの視点に立った道路・河川等の社会資本整備…435
億 9500 万円
●最上小国川流域の治水対策と内水面漁業の振興…8 億 5000 万円
タイトル)特集 2
「山形日和。」観光キャンペーン
平成 27 年 6 月 13 日(土曜日)から 9 月 12 日(土曜日)まで
「日本人のこころのふるさと 美しい山形」を実感できる滞在型の旅を提案しま
す。
あたたかいおもてなしの心で国内外からのお客様をお迎えしましょう。
また、特別企画も準備しています。ぜひ県民の皆さんもその素晴らしさや魅力
を実感し、ご親戚やお友達へ、山形にお越しくださるようお声がけください。
イラスト)
山形県おもてなし課長(みならい)「きてけろくん」
主な特別企画
日本一さくらんぼ祭り(山形市)
初夏の山形の新名物「日本一巨大な流しさくらんぼ」やさくらんぼの振る舞
いのほか、ダンスやお御輿、さくらんぼマルシェ、山形県などのご当地グルメ
の出店やミニライブなど、子どもから大人までお楽しみいただけるプログラム
が盛りだくさんです。
●期間/6月 20 日(土曜日)・21 日(日曜日)
●時間/20 日(土曜日)午前 11 時から午後4時(一部午後6時まで)
21 日(日曜日)午前 11 時から午後4時
●場所/山形市七日町大通り・文翔館前
出羽名刹三寺まいり(山形市、寒河江市、天童市)
霊験あらたかな出羽の三名刹は、パワースポットとして有名です。オリジナ
ルご朱印帳を片手に三寺を巡り、身も心も元気になって運気を上げましょう。
●期間:5月 23 日(土曜日)から 11 月 30 日(月曜日)まで
●料金:3330 円
(オリジナルご朱印帳、ご朱印、拝観料込み)
写真キャプション)
山寺(山形市)
若松寺(天童市)
本山慈恩寺(寒河江市)
ブナ美林と巨木の魅力を満喫(最上地域)
◎春の恵み・山菜採りツアー
5月 16 日(土曜日)、17 日(日曜日)、24 日(日曜日)、30 日(土曜日)、6
月6日(土曜日)
◎まぼろしの滝・与蔵(よぞう)の森探検
6月7日(日曜日)
◎神室連峰山開きと神室山登山
6月7日(日曜日)予定
◎大カツラ・女甑山(めこしきやま)開きトレッキング
6月 13 日(土曜日)
◎幻の里芋植えと世界最小トンボ発見ツアー 6月 20 日(土曜日)
◎肘折山伏と歩く新緑の葉山登山 6月 27 日(土曜日)
縁結び祈願祭・月結び(南陽市)
日本三熊野の一つで「東北の伊勢」とも呼ばれる宮内熊野大社。縁結びのパ
ワースポットとして女性にも人気です。月に一度の満月の夜、特別な縁結び祈
願祭が行われます。
●期間:5月3日(日曜日)、6月6日(土曜日)、7月4日(土曜日)、8月1
日(土曜日)、30 日(日曜日)ほか
●時間:午後7時から
(受付:午後6時 30 分から)
●料金:2000 円
●場所:熊野大社(南陽市)
国宝・羽黒山五重塔ライトアップ(鶴岡市)
東北最古の塔である国宝の羽黒山五重塔をライトアップ。灯りの中に浮かび
上がる荘厳な光景は圧巻です。
●期間:7月 18 日(土曜日)から 10 月 12 日(月曜日・祝日)の土曜日、日曜
日、祝日
8月 10 日(月曜日)から 14 日(金曜日)
●時間:日没から午後9時 30 分
●料金:500 円(協力金)(中学生以下を除く。)
山形県の観光情報は、検索ワードに“やまがたへの旅”を挿入しクリック!
やまがた観光情報センター
電話 023-647-2333
<8から9ページ>
タイトル)奏であう人
やまがたにエール! この人にエール ボリューム 28
キーワード・・・創造・生活の「場」としての山形
地方における人口減少と過疎化が進む一方で、山形県に生活の場を見いだし、
移住や定住を決めるかたも少なくありません。
創作活動の拠点を求めて村山市、西川町に移住されたお二人に、山形県の魅力、
地域の豊かさについてお聞きしました。
写真キャプション)◎撮影場所:もりわじんさんの招き猫工房
もり わじん さん(村山市)
1957 年村山市生まれ。大学で建築学を学び、卒業後美術の道へ進む。1992 年、
仲間と猫をテーマにしたグループ展開催をきっかけに、猫を素材にした絵や工
芸品など型にはまらない作品づくりを開始。心地よさや軽妙洒脱な作品を多く
制作するアーティストで、国内外で作品展を開催。2009 年、神奈川県から故郷
村山市にアトリエを移す。
土田 健(つちだ たけし)さん(西川町)
1972 年京都府京都市生まれ。陶芸家。大学卒業後、京都市内のお香の製造会社
に勤務。陶芸家を志し 1997 年に退職。府内の職業訓練校で陶芸を学び、2000 年
から佐賀県唐津で修業。2006 年、家族とともに西川町大井沢に移住。登り窯で
抹茶碗などの茶道具を制作。2013 年、北村美術館(京都市)の木下館長から「大
井沢焼」と命名される。
最上川のほとり、雪深い山里が創作の舞台
最上川三難所の一つ、碁点。そのほとりに招き猫や猫神様などの作品を手が
け、多くのファンを持ち海外でも作品展を開催する、もりわじんさんのアトリ
エがあります。
「神奈川県にあったアトリエが手狭になっていたときに、偶然故郷に眺めの
良い土地を見つけました。Uターンというよりも、まっすぐ前に進んでいたら
地球を一回りしてしまった」と、わじんさん。
一方の土田さんは、京都で 12 代続く茶道の道具や茶入を入れる「仕覆(しふ
く)」の仕立て職人の家に生まれ、身近に美術・工芸品に触れられる環境で育ち
ました。一度は会社に就職したものの、子どもの頃の夢を叶えようと陶芸の道
へ進み、家族とともに西川町大井沢に移住しました。
「登り窯は薪がたくさん必要で、煙も出ます。登り窯を構える場所を探して
いたところ、母の出身地が山形市という縁で県内を訪れたときに大井沢の地に
出会いました。薪や水が豊富で自然に恵まれ、子育てにも適している環境だと
感じ移住を決意しました」。
「聴雪窯(ちょうせつがま)」と名付けた登り窯を構えて8年、雪深い土地の
暮らしに溶け込みながら地元に根差した作品づくりに励んでいます。
豊かな山形の地での生活そのものがアート
「創作の場である前に、山形県は生きる場所として、とても豊かだ」とお二
人は声をそろえます。
「展覧会や旅などで海外に行きますが、山形県は世界一食べ物がおいしいと
思います。これはみんなで自慢した方が良い」とわじんさん。
「京都には全国から集まる洗練されたおいしい食べ物は多いですが、山形県
にはお金を出しても手に入らない素材そのもののおいしさがあり、感動します。
それを近所のおばあさんにおすそ分けいただけるのですから、なおさらです」
と土田さん。
わじんさんはこう続けます。
「私にとって作品とは、暮らしぶりや生き方を含めた土地の持つ空気感その
ものを伝えることだと思っています」。
土田さんは、個展で大井沢の友人が撮影した写真を作品と一緒に展示したそ
うです。
「豊かな月山山麓の自然や暮らしぶりを見ていただき、作品の成り立ちをよ
り深くイメージしてもらえたと思います。生活それ自体が作品に投影されるの
ですね」。
人をつなぎ、まちをおこす作家二人のこれから
「作品づくりでは、抹茶碗だけでなく茶懐石の器も含めた、お茶の世界観を
作品に投影していきたいと考えています。かつて山形と京都は北前船でつなが
るなど、縁の深い関係でした。大井沢の仲間を京都に紹介するなどして人の行
き来を促し、二つの土地を結ぶ橋渡しをライフワークにしたいですね」と土田
さん。
「橋渡しという意味では 20 年ほど前から、伊勢神宮門前町の『おかげ横丁』
を猫の作品で飾るプロジェクトを行っています。伊勢神宮と出羽三山は人生の
二大参りとされ、深くつながっています。山形でもなにか仕掛けられれば面白
そうです」とわじんさんも話してくれました。
もりわじん個展『救世猫と泣き猫百覧会』
●期間:平成 27 年7月 25 日(土曜日)から8月4日(火曜日)/水曜日は定
休日 ●会場:最上徳内記念館(村山市) 電話 0237-55-3003
土田健(たけし)さんの大井沢焼ミニギャラリー
●場所:結城屋七日町御殿堰(ごてんぜき)店内(山形市七日町2丁目7-6) ●
営業時間:午前 10 時から午後7時/第2・第4木曜日は定休日
写真キャプション)
最上川沿いにある猫の顔をしたアトリエ。7月 25、26 日に村山市内で『んだニ
ャー祭り』開催。作品「イゴコチ猫」は碁点温泉に展示予定。
土田さんが制作した抹茶碗。雪深い大井沢にある土田さんの工房の登り窯「聴
雪窯(ちょうせつがま)」。工房(西川町大井沢 325-1)にはギャラリーも設置。
<10 から 11 ページ>
タイトル)県議会だより 第 48 号
写真キャプション)2 月定例会(着物姿で伝統産業を PR)
2 月定例会の概要
平成 27 年2月定例会は、2月 20 日から3月 17 日までの 26 日間の会期で開
催され、平成 27 年度一般会計予算をはじめ知事提出の 78 議案などを可決しま
した。また、1件の請願を採択するとともに、5件の意見書を可決し、国に提
出することとしました。主な質疑内容は、次のとおりです。
代表質問の質疑内容
自由民主党 小野 幸作 議員 寒河江市選挙区 2月 26 日
◆地方創生の取組みについて
◆高速鉄道の整備に関する考え方について
◆危険ドラッグ撲滅に向けた取組みについて
◆少子化対策の推進について
◆超高齢社会における高齢者施策の方向性について
◆産業の振興について
◆おもてなし観光の振興について
◆薬用作物の生産振興について
◆災害に強い道路づくりの推進について
県政クラブ 広谷 五郎左エ門 議員 山形市選挙区 2月 26 日
◆やまがた創生の取組みについて
◆障がいを理由とする差別の解消に向けた県の取組みについて
◆結婚・子育て支援施策について
◆介護・高齢者福祉の推進について
◆農業の振興について
◆東北中央自動車道の延伸と地域振興について
一般質問の主な質疑内容
自由民主党 佐藤 昇 議員 上山市選挙区 2月 27 日
◆ジュニア・高校スポーツにおける指導者の養成・確保について
◆健康長寿日本一に向けた取組みについて
◆子どもの規則正しい生活習慣の重要性について など
自由民主党 島津 良平 議員 東置賜郡選挙区 2月 27 日
◆商店街の活性化に向けた支援について
◆酪農経営の安定化に向けた自給飼料の確保について
◆今後の県立高校再編整備の基本的な方向性について など
自由民主党 鈴木 孝 議員 東村山郡選挙区 2月 27 日
◆ものづくり産業の振興について
◆空き家対策の推進について
◆探究心を育む教育の推進について など
自由民主党 菅原 元 議員 鶴岡市選挙区 3月2日
◆海岸漂着物対策の推進について
◆米の新品種の導入に向けた取組みについて
◆日本遺産認定に向けた取組みについて など
県政クラブ 髙橋 啓介 議員 山形市選挙区 3月2日
◆保育人材の確保に向けた取組みについて
◆介護サービスの提供体制の充実に向けた対応について
◆不登校への対応の推進について など
自由民主党 児玉 太 議員 村山市選挙区 3月2日
◆雪対策の推進について
◆平成 27 年度地方財政対策の評価と今後の財政運営について
◆若者の県内定着・回帰促進等の取組みについて など
予算特別委員会の主な質疑内容
自由民主党 山科 朝則 議員 新庄市選挙区 3月4日
◆木材需要の拡大に対応した再造林への支援について
◆県立新庄病院の改築について など
県政クラブ 石黒 覚 議員 酒田市・飽海郡選挙区 3月4日
◆庄内羽田便の5便化に向けた取組みについて
◆庄内海浜県立自然公園に係る公園計画の策定について など
自由民主党 加賀 正和 議員 尾花沢市・北村山郡選挙区 3月4日
◆公共工事における地元企業への受注機会の拡大の取組みについて
◆道路除排雪の課題について など
自由民主党 森谷 仙一郎 議員 天童市選挙区 3月5日
◆サッカースタジアム整備に関する基本的な考え方について
◆国道 48 号の整備促進について など
県政クラブ 楳津 博士
議員 寒河江市選挙区 3月5日
◆県産農産物の輸出拡大に向けた取組みについて
◆大学入試制度改革を踏まえた今後の公立高校入試制度のあり方について な
ど
自由民主党 中川 勝 議員 米沢市選挙区 3月5日
◆有機EL照明の国際標準化と市場拡大について
◆工業技術センター置賜試験場の機能強化について など
自由民主党 志田 英紀 議員 鶴岡市選挙区 3月6日
◆全国豊かな海づくり大会におけるエクスカーションの取組みについて
◆漁業試験調査船「最上丸」の役割と代船建造の必要性について など
自由民主党 阿部 賢一 議員 西村山郡選挙区 3月6日
◆農業振興の基本的な考え方について
◆国道 287 号の整備促進について など
2月定例会で採択した請願
●障害福祉サービス従事者の処遇改善を求める意見書の提出について
2月定例会で可決した意見書
●雪崩や豪雨等の災害に強い幹線道路ネットワークの早期整備を求める意見書
●再生可能エネルギーの着実な導入拡大と省エネルギーの推進を求める意見書
●地域の中小企業振興策を求める意見書
●子どもや若者の成長を社会全体で支えるための環境整備を求める意見書
●障がい福祉サービス従事者の処遇改善を求める意見書
平成 26 年度 議会政策提言
平成 26 年度に設置した3つの特別委員会における調査審議結果を踏まえて、
県勢発展につながる施策を県議会の総意として取りまとめ、平成 27 年3月 16
日、知事に対して議会政策提言を行いました。
政策提言の主な内容
再生可能エネルギーの着実な導入拡大と省エネルギーの推進
●エネルギー戦略の着実な推進
●地域資源を最大限活用した取組みの推進
●エネルギーの効率化のための省エネルギーの推進
やまがたの産業を牽引する中小企業の振興
●ものづくり産業を担う人材の確保と企業人材の育成支援
●事業の持続的発展と付加価値の拡大に向けた経営支援
●県産品の国内外への販路開拓と物流拡大に対する支援
子どもや若者の成長を社会全体で支えるための環境整備
●安心して子どもを産み育てられる環境づくり
●子どもや若者が希望を持って暮らせる環境づくり
●女性が活躍できる環境づくり
※全文については、県議会のホームページからご覧いただけます。
写真キャプション)吉村知事に政策提言書を手交する鈴木正法議長
議会ロビーに有機EL照明を設置しました
県内企業が製作した有機EL照明を県民の皆さんに広くご紹介するため、県
議会棟正面玄関ロビーに、最上川をモチーフにした据置型照明を設置しました。
山形県民の歌「最上川」の音楽に合わせて、最上川の流れをイメージした照
明をご覧いただけますので、どうぞお越しください。
写真キャプション)議会棟正面玄関ロビーで展示中の有機EL照明
問い合わせ◎編集発行/山形県議会事務局議事調査課 電話 023-630-2846
検索ワードに“山形県議会”を挿入しクリック!
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タイトル)地域の旬だより
各地からの情報をお届けします。
写真キャプション)山形県産の花「デルフィニウム」
置賜
小其塚(おそのづか)地区住民みんなで守る地区のシンボル
希少植物「コウホネ」
「コウホネ」は直径3センチメートルほどの黄色い可憐な花を付ける水草で
す。昔は田んぼの用水路などの泥の中に太い地下茎を伸ばして群生していまし
たが、近年のコンクリート製水路の普及により、絶滅が心配される希少植物に
なっています。
高畠町小其塚(おそのづか)地区では、
「株式会社ファームおそのづか」を設立し
て農業経営の効率化に取り組む一方で、ほ場整備工事による「コウホネ」の消
滅を心配し、住民全戸が加入する「小其塚 (おそのづか)環境保全会」を発足させ
ました。保存会では、田園景観を守り伝えようと「コウホネ」を地区のシンボ
ルとして移植・保全する活動を行っています。
地域住民が一体となって取り組むことで、水田の環境保全の重要性と故郷の
景観の大切さを共有しています。
写真キャプション)
「コウホネ」が群生する水路
「コウホネ」の移植・保全活動
問い合わせ ◎ 置賜総合支庁農村計画課
名古屋
電話 0238-26-6056
今『名古屋』が旬!?おいしい山形空港からわずか 70 分!
「なごやめし」は、どえりゃーうみやぁー (とてもうまい)
山形名古屋便が復活してから早くも1年が経過し、山形県内でも名古屋市を
中心とした東海地域の話題が多く取り上げられました。江戸時代に「西の伊勢
参り・東の奥参り」といわれ、伊勢神宮と並び称された出羽三山を中心とした、
相互の観光交流の拡大に向けたプロジェクトも動き出しています。
東海地域は、織田信長をはじめ戦国時代の英傑たちが活躍した地です。名古
屋城や国宝犬山城に小牧山城など、今なお彼らゆかりの旧跡が多く残っていま
す。また、名古屋名物といえば『なごやめし』です。定番の「ひつまぶし」に
「みそかつ」、最近では「モーニングの小倉トースト」や「あんかけスパゲティ
ー」など、みそ味や濃い味付けが特徴です。東海の地までわずか 70 分。山形と
は違った魅力をぜひお楽しみください。
写真キャプション)
名古屋のシンボルでもある名古屋城
コーヒー1杯でたくさんのサービスがあるモーニング
問い合わせ ◎県名古屋事務所
電話 052-265-9841
タイトル)やまがた Q&A
ホームページや電話等でお問い合わせいただいた県民の皆さんの疑問・質
問にお答えしていきます。
クエスチョン
飛島(とびしま)はどんなところですか?
アンサー
里海・里山の自然と、昔ながらの暮らしの原風景が残る山形県唯一の離島で
す。観光業と漁業が暮らしの中心で、人口減少や高齢化は進んでいますが、こ
こ数年、島の素晴らしさに魅せられた若者などの様々な層のUIターン者が増
えてきています。2011 年に島民、山形県、酒田市、NPO法人、大学などが力
を合わせて「とびしま未来協議会」を発足し、飛島(とびしま)の未来づくりに
向けて取り組んでいます。
これからの季節、飛島(とびしま)では豊かな自然を全身で感じることができ
ます。大人気の「とびしまクリーンツーリズム」では、島のガイドさんがいち
押しの旬の見どころを案内してくれます。
様々な体験をした後は、島内の旅館や民宿、カフェスペース「しまかへ」な
どでゆったりと過ごすことができます。
写真キャプション)
◎飛島(とびしま)の紹介(酒田港から北西約 39 キロメートルに位置 平均気温 12
度以上)
◎“定期船とびしま”で 75 分(1日1から3往復)
◎周囲約 10.2 キロメートル 面積約 2.7 平方キロメートル
◎人口 227 人 131 世帯(平成 27 年1月末現在)
これからの季節の楽しみ方
●「トビシマカンゾウ」などの珍しい花を眺めながらのウォーキングや無料の
レンタサイクルでの島内一周
●本格的な磯釣りやのんびりと防波堤での釣り
●野鳥の宝庫(年間約 290 種以上)でのバードウォッチング
●「ドチザメ」の群れなどが楽しめるスキューバダイビングや透明度の高い飛
島(とびしま)海水浴場
※飛島(とびしま)にはダイビングショップはありません。決められた区域で安
全にお楽しみください。
飛島(とびしま)の楽しみ方について詳しくは検索ワードに“飛島(とびしま)観
光”を挿入しクリック!
写真キャプション)
トビシマカンゾウ
ヤツガシラ
しまかへ
問い合わせ ◎ 庄内総合支庁地域振興課
電話 0235-66-5444
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タイトル)おいしい山形インフォメーション
山形県の人口と世帯数 平成 27 年 3 月 1 日現在
人口総数 1,126,690 人(前月比マイナス 888 人)
世帯数 395,407(前月比マイナス 183 世帯)
試 験
山形県職員採用試験
平成 27 年度の山形県職員採用試験は以下の予定で実施します。
試験名:大学卒業程度/受験申込期間:5月 12 日(火曜日)から6月8日(月曜
日)/第 1 次試験日:6月 28 日(日曜日)
試験名:短大・高校卒業程度/受験申込期間:8月7日(金曜日)から9月4日(金
曜日)/第 1 次試験日:9月 27 日(日曜日)
試験名:警察官A/受験申込期間:5月 12 日(火曜日)から6月 22 日(月曜日)
/第 1 次試験日:7月 12 日(日曜日)
試験名:警察官B/受験申込期間:7月 31 日(金曜日)から8月 31 日(月曜日)
/第 1 次試験日:9月 20 日(日曜日)
◆受験案内・受験申込書配布開始
大学卒業程度・警察官A・B
5月 12 日(火曜日)から
短大・高校卒業程度 8月7日(金曜日)から
◆配布場所/県庁(人事委員会事務局、1階受付、県民相談窓口)、各総合支庁、
県外事務所(東京・大阪・名古屋)
※県ホームページからダウンロードもできます。
問い合わせ/人事委員会事務局 電話 023-630-2782
山形県公立学校教員選考試験
平成 27 年度の山形県公立学校教員選考試験(1次試験)は、以下の予定で実施し
ます。
◆試験日/7月 25 日(土曜日)、26 日(日曜日)
◆実施要項配布/5月下旬
◆配布場所/県庁(教育庁総務課教職員室、1階受付、県民相談窓口)、各教育
事務所、各総合支庁、県外事務所(東京・大阪・名古屋)
問い合わせ/教育庁総務課教職員室 電話 023-630-2864
山形県病院事業局職員(看護師)選考試験
平成 27 年度の県立病院の看護師選考試験は、以下の予定で実施します。
◆受験申込期間/6月1日(月曜日)から7月3日(金曜日)
◆試験日/8月1日(土曜日)、2日(日曜日)
◆受験案内・受験申込書配布開始
5月 12 日(火曜日)から
◆配布場所/県庁(県立病院課、1階受付、県民相談窓口)、各県立病院、各総
合支庁、県外事務所(東京・大阪・名古屋)
※県ホームページからダウンロードもできます。
問い合わせ/県立病院課 電話 023-630-3103
お知らせ
県立河北病院医療体制を充実しました
がんに伴う体やこころの痛みを和らげ、患者さんが自分らしい人生を送ること
を手助けする「緩和ケア病棟」、症状が安定した患者さんに対し、リハビリなど
の実施を通して在宅復帰等を支援する「地域包括ケア病棟」を新設しました。
また、診察室や待合スペースなどを拡大した「急患室」を新たに整備し、救急
診療の受入れ体制を強化しました。今後も患者さんに信頼される医療を提供し
ていきます。
問い合わせ/県立河北病院 電話 0237-73-3131
自動車税の納期限は6月1日(月曜日)です
自動車税は、お近くの金融機関、郵便局、コンビニ、各総合支庁税務担当課の
ほか、インターネットを利用してクレジットカードでも納めることができます。
皆さん、忘れずに納めましょう!
問い合わせ/税政課 電話 023-630-3347
山形県よろず支援拠点経営のお困りごとご相談ください
中小企業・小規模事業者の経営相談のために経済産業省が設置した支援窓口で
す。売上拡大や経営改善、商品開発など、専門のスタッフが相談をお受けしま
す。ぜひ、お気軽にご連絡ください。
◆実施団体/山形県企業振興公社
窓口:山形/場所:霞城セントラル 13 階(山形市)/電話:023-647-0708
窓口:米沢/場所:米沢市門東町 3-1-47 山大米沢街中サテライト内/電話:
0238-40-0764
◆受付時間
月曜日から金曜日 午前8時 30 分から午後5時
検索ワードに“山形県 よろず”を挿入しクリック!
問い合わせ/中小企業振興課 電話 023-630-2354
春の交通安全県民運動
春は、雪がなくなり車のスピードも出やすく、また、徒歩での外出や自転車の
利用も増え、交通事故の多発が懸念されます。そこで、5月 11 日(月曜日)から
20 日(水曜日)、
「子どもと高齢者の交通事故防止」、
「飲酒運転の根絶」などを運
動の重点として県民運動を展開します。
問い合わせ/くらし安心課 電話 023-630-2196
催し物
やまがた森の感謝祭 2015
全国育樹祭で高まった森づくりへの関心を弾みとして、県民参加の森づくりに
つなげ、自然の恵みや森の大切さを実感できる楽しいイベントです。ぜひ皆さ
んご参加ください。
◆日時/6月6日(土曜日)午前 10 時から
◆会場/山形県遊学の森(金山町)
◆内容/木工クラフトやガイドによる森林散策、素敵な景品が当たる抽選会、
来年開催の全国豊かな海づくり大会に向けた記念イベントなど
問い合わせ/みどり自然課 電話 023-630-2207
やまがた受動喫煙防止県民大会
「やまがた受動喫煙防止宣言」の制定を契機として県民大会を開催します。
◆日時/5月 22 日(金曜日)午後2時から4時 15 分
◆会場/国際交流プラザ山形ビッグウイング(山形市)
◆内容/産業医科大学教授大和浩氏による記念講演、各団体からの取組みや「け
むけむイヤイヤ体操」の紹介、健康づくりのパネル展示など
◆定員/350 名 事前申込が必要です。
◆申込方法/電話、ファックス、メールでお申し込みください。
検索ワードに“やまがた受動喫煙防止宣言”を挿入しクリック!
問い合わせ/健康づくりプロジェクト推進室 電話 023-630-2313
募 集
「山形ならでは」のお菓子を作ってみませんか
県産農産物を使用した、山形ならではのお土産菓子を作りたい県内菓子製造業
者を募集しています。県工業技術センターや、デザイン・菓子創作・販売など
のアドバイザーが支援します。
◆募集期限/5月 22 日(金曜日)
◆応募対象/県内菓子製造業者(生産ラインを持ち、量産化できる者)
◆応募方法/申込書に必要事項を記入し、郵送、ファックス、E メールでお申
し込みください。
検索ワードに“やまがたおみやげ菓子”を挿入しクリック!
問い合わせ/工業戦略技術振興課 電話 023-630-2137
プロスポーツホームゲーム情報
サッカーJ1「モンテディオ山形」
日時:5月 2日(土曜日) 午後2時/対戦チーム:横浜 F・マリノス
日時:5月 10 日(日曜日) 午後2時/対戦チーム:柏レイソル
日時:5月 23 日(土曜日) 午後2時/対戦チーム:ヴィッセル神戸
日時:6月 7日(土曜日) 午後4時/対戦チーム:鹿島アントラーズ
日時:6月 27 日(土曜日)午後7時/対戦チーム:ガンバ大阪
会場など
ND ソフトスタジアム山形(天童市)
◎一般前売り券
・バックスタンド席 2,600 円(小中高生 500 円)
・ホーム自由席
2,100 円(小中高生 500 円)
◎県内の小中高生無料(上記両エリア席)
初回は登録カードの手続きが必要です。
詳しくは 検索ワードに“モンテディオ”を挿入しクリック!
前売り券の販売状況により無料入場を行わない場合もあります。
プロ野球「東北楽天ゴールデンイーグルス」
パシフィック・リーグ公式戦(1 軍戦)
日時:6月 24 日(水曜日)午後6時
対戦チーム:オリックス・バファローズ
会場など:荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた(山形県野球場/中山町)
◎一般前売券 内野指定 A 2,500 円 外野自由 1,000 円(中学生以下 500 円)
イースタン・リーグ公式戦(2 軍戦)
対戦チーム:読売ジャイアンツ
日時:6月2日(火曜日)午後6時 6月3日(水曜日)午後6時
会場:荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた
日時:6月4日(木曜日)午後1時
会場:天童市スポーツセンター野球場
◎当日券のみ(全席自由) 1,000 円 県内の小中高生無料。
中高生は「当日券売場」で学生証をご提示ください。
※前売り券は、コンビニなどでお買い求めになれます。ただし、店舗により取
り扱っていない場合もあります。
問い合わせ/スポーツ振興・地域活性化室
電話 023-630-2284
広報室かわら版
広報モニターを募集します!
県の広報活動について皆さんのご意見をお聞かせください。
◆活動内容/県広報誌や県政広報テレビなどについてのアンケートの提出(年4
回)
◆応募資格/県の広報活動に関心を持ちアンケートに回答することができる山
形県内にお住まいの方
◆定員/一般 概ね 30 名、大学生など概ね 10 名
◆任期/平成 28 年3月 31 日(木曜日)まで
◆謝礼/回答の提出状況に応じて年額 2,000 円を上限とする図書カードなどを
進呈します。
◆応募期限/6月5日(金曜日)当日消印有効
◆申込方法/氏名(ふりがな)、住所、電話番号、年齢、性別、職業と次のいず
れかの感想をご記入のうえ、郵送またはファックスで送付してください。
● 県広報誌「県民のあゆみ」 ● 県政広報テレビ番組「やまがたサンデー5」
● 県新聞広報「県庁だより」 ● インターネット放送局「やまがた チャンネ
ル」
◆選考/より多くの県民の皆さんに参加いただきたいので、原則として新規の
応募者を優先し、年齢、職業、性別、地域性を考慮して選考します。
◆あて先/郵便番号 990-8570(住所不要)山形県広報室「広報モニター係」
ファックス 023-634-4532
問い合わせ/広報室 電話 023-630-2089
<16 ページ>
タイトル)やまがたモノガタリ
テーマ)「鯉のぼり」
子どもの健やかな成長を願って飾る鯉のぼり。
染物の技術を活かした手づくりの鯉のぼりについて渋谷鯉のぼりの渋谷さんに
お話をお聞きしました。
すべてが手作業の工程から力強く泳ぐ丈夫な鯉のぼりができあがり
ます。
写真キャプション)
生地の白い部分を残す「のり置き」をし、鹿毛のハケで 2 回に分け着色します。
撮影:株式会社 JPD/協力:東北芸術工科大学
天日乾燥後、のりを落とすとくっきりとした白い線が現れます。
染め上がった生地 2 枚を裏返しに重ね、鯉の形に裁断します。
胴体を縫製し、3 年ものの竹を使って口輪を取り付け、完成です。
クエスチョン1
鯉のぼりを作り始めたのはいつですか?
鯉のぼりの風習は江戸時代中頃に始まったと言われていますが、渋谷家では昭
和 25 年頃に先代が染物屋から本業としました。昭和初めに近所の小学校から依
頼を受けて製作したのが始まりで、現在は全国でも珍しい手づくりの鯉のぼり
を作っています。
写真キャプション)最上川を泳ぐ力強い鯉をかたどったもの
クエスチョン2
手づくりの鯉のぼりの良さはなんですか?
丈夫な木綿を使い顔料で染色することで、風を受けて力強く泳ぎ鮮やかな色合
いに仕上がるところです。時とともに色彩が落ち着き、独特の風格になります。
すべて手づくりなので、一匹一匹の表情も違います。
写真キャプション)工程の中で最も神経を使う目玉染め
撮影:株式会社 JPD 協力:東北芸術工科大学
クエスチョン3
渋谷鯉のぼりではどのような工夫をしていますか?
鮮やかな色合いが長く持つよう、のりや顔料に独自の工夫をしています。また
庭などがなくても家の中で飾ることができる額入りの「寒河江出世鯉」を作っ
ており、今年から友人のデザイナーとの合作で「鯉の滝のぼり」の製作も始め
ました。
写真キャプション)すべて手描きで製作する「鯉の滝のぼり」
渋谷鯉のぼり(寒河江市)さんからのメッセージ
鯉は生命力が強く出世魚とされ、男子の誕生のお祝いと立身出世を願うシンボ
ルとして鯉のぼりは長く愛されてきました。日本の伝統的な風習を大切にして
ほしいとの思いで作りつづけています。
電話 0237-84-2907
写真キャプション)
「子どもたちには空を泳ぐ鯉のぼりのように家族や友だちと仲良く、そして元
気いっぱいに遊んでほしい」と話す渋谷良春さん。
やまがた●モノガタリ・・・
「山形県産品愛用運動」参加企業が製造している県
産品を紹介しています。
検索ワードに“山形県産品愛用運動”を挿入しクリック!
奥付
県民のあゆみ
平成 27 年5月号 585 号
奇数月1日発行 編集発行◎山形県秘書広報課広報室
県ホームページアドレス http://www.pref.yamagata.jp/
〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号 電話 023-630-2088
表紙題字|山形県知事 吉村美栄子
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