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「コンテンツ安心マーク」(仮称)制度の創設の推進
「コンテンツ安心マーク」(仮称)制度の創設の推進 インターネット上における違法・有害な情報の増大に対処し、利用者がサ イトの安全性を容易に判断できる環境を創出するため、サイト開設者が自ら のサイトの安全性を示す「コンテンツ安心マーク」(仮称)制度の創設を推進 する。 1 目的 昨今、いわゆる「出会い系サイト」「自殺系サイト」「暴力サイト」等のインターネット 上における違法・有害な情報が増大し、これらに起因する事件・犯罪が多発している。こ のような状況に対処するため、利用者がサイトの安全性を容易に判断できる環境を創出す る必要があるところ、以下の課題がある。 ・一部の事業者等において、いわゆるフィルタリングサービスを提供する等の取組が見ら れるが、掲示板サイトのように内容が頻繁に変化するサイト等について対処することが 物理的に困難であるという課題 ・サイト開設者自身においても、事件・犯罪防止のための取組を行うことが求められてい るが、サイト開設者は自らのサイト内の記載内容の安全性を示すための手段を持ちえて いないという課題 そこで、「コンテンツ安心マーク」(仮称)制度の創設の推進を図ることにより、課題の 解決を図る。 2 施策の概要 平成16年度に行った検討を踏まえ、下記の事項を行う。 (1)マーク制度の運用システムの開発・実証 マーク制度の円滑な運用(マーク認定申請、マーク付与、マーク認証等)を可能とす るシステムを開発・実証する。 (2)アクセス制御システムの開発・実証 マークを付与されたサイトのみの閲覧を可能とするアクセス制御システムの開発・実 証を行う。 【参考】 「コンテンツ安心マーク」 (仮称)制度の運用についてのイメージ 民間の第三者審査機関 利用者 サイト開設者 申請 サイトの利用 ・審査基準の策定 ・ 自らのサイトへのマーク貼り付け ・マーク付与にかかる権限の取得 ・ マーク制度の審査基準に沿った 安全・安心なサイト運営 を申請する者の審査・認定 ・認定を受けたサイト開設者の運 ・ マークの有無により、サイトの安 心・ 安全性を容易に判断 安心・安全な 審査・認定 サイトの提供 ・ アクセス制御システムを利用す ることで、サイトを安心・安全に 利用 営状態をフォロー 安心! 認定を受けたサイト開設者の 認定事業者のサイト 運営状態をフォロー 3 所要経費 一般会計 平成17年度予定額 159百万円 平成16年度予算額 40百万円