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自分を 愛すること
16 17 人間関係を癒す ストレスなく暮らす 1 92 192 日目 日目 18 1 日目 日目 繁 栄を手にする 192 19 20 感謝の念で生きる ミラーワークと子ども 1 92 192 日目 日目 自分を 愛すること 自分を愛することは、とても大切です。 ミラーワークは、 生きる上で一番大切な 21 人間関係―自分自身との関係―を 日目 育むのに役立ちます。 今この瞬 間に 自分を愛する 192 あとがき 自分を愛するための １２の方 法 著 者について 1 92 192 ミラーワークを始めたばかりの頃は、あまりにも簡単なことに思えて ていく上で役立ってくれるはずです。最後に、毎日違う瞑想を紹介して しまい、ばかばかしいとさえ感じるかもしれません。これから先の 2 1 いきます。寝る前の時間、静かに座って、生きることが少し楽になり、 日間を使って、皆さんにしていただきたいことは、何らかの変化を起こ 人生全体が今よりはるかに良くなるアイデアに思いを馳せていただきた すにはあまりにも単純に思える行いかもしれません。でも、それは最初 いのです。 だけです。私は、単純な行いこそ最も大切であることを、身をもって学 びました。考えの中に生まれる小さな変化は、人生の大きな違いという 形で現実化します。 この本では、毎日違ったテーマに取り組んでいきます。テーマを提示 し、その日にこなしていただきたいミラーワークを紹介します。朝起き て洗面所の鏡から始め、その後 1 日を過ごす間に見かける鏡や、自分の 姿を反射する窓などを使って練習してください。ポケットに入るくらい の大きさの鏡を持ち歩けば、ほんの少しの時間で行えます。 ミラーワークに加え、日記を付けることを強くお勧めします。思いや 感情を文字の形で残しておけば、進歩を確認できます。これをジャーナ ル・エクササイズと呼び、こちらも毎日続けていただきます。質問に答 えていただくという形で進めていきましょう。私は、人間は誰もが素晴 らしい力を宿していることを信じます。それは、私たち一人ひとりを愛 し、支え、あらゆる豊かさをもたらしてくれる森羅万象のパワーにつな がるハイヤーセルフの力にほかなりません。日記を通じて、森羅万象の パワーとつながることができるのです。成長し、変わるために必要なも のはすべて、すでに自分の中にあることがわかるでしょう。 もうひとつ、“ 心からの思い ” というものを毎日示していきます。これ は、ミラーワークとアファメーションを実践し、日々のテーマを実現し ミラーワーク 1 日目 今日のミラーワーク ❶ 鏡の前に立つか、座ります。 今日のジャーナル・エクササイズ ❶ 朝のミラーワークが終わったら、鏡に映った自分を見てわかったこと ❷ 鏡に映る自分の目を見ましょう。 や感覚を書き留めておきましょう。感じたのは怒りですか ? それと ❸ 深く息を吸い込み、こう言ってください。 も動揺、あるいはばかばかしさですか ? 「私はあなたを好きになりたい。愛することを本当に学びたい。 一緒に努力して、楽しもう。 」 これはアファメーションの言葉です。 ❹ もう一度深く息を吸い込んで、こう言います。 「あなたを好きになることを学んでいる。 本当に愛することを学んでいる。 」 ❷ 朝のミラーワークが終わって 6 時間後、もう一度感覚や思いを書いて みてください。ミラーワークを続けていくうちに、自分に対してかけ る言葉を信じられるようになりましたか ? ❺ 今日が初めてなので、難しいのはわかっています。でも、諦めないで ください。深い息を吸い続けましょう。鏡に映る自分の目を見つめて ください。 「 （自分の名前を口に出して） 、あなたを愛することを学びたい。 （名前） 、あなたを愛することを学びたい。 」 ❻ 今日は鏡や窓に映る自分の姿を見るたびに、大きな声で言えなくて ❸ 1 日を通じ、行動や考えに変化があったら、それを記録してください。 練習はだんだん楽にできるようになりましたか ? それとも、難しい と感じるままでしたか ? も、上記のアファメーションを繰り返してください。 ミラーワークを始めたばかりの頃は、アファメーションを繰り返すこ とがばかばかしく感じられるかもしれません。怒りや、泣きたいほどの 悲しみを感じるかもしれません。それで良いのです。むしろ、それが当 ❹ 1 日の終わり、ベッドに入る前に、ミラーワークから学んだことを書 き留めておきましょう。 たり前の反応です。自分だけかもしれないと思わないでください。私は、 皆さんのすぐそばにいます。私も同じ体験をしました。そして、明日は 今日とまったく違う日になるのです。 ミラーワーク 1 日目 今日の “心からの思い” 今日の瞑想 私は自分を大きく開き、 自分を愛する 受け容れる。 私たちは誰もが、自分自身をたくさん愛する能力を具えています。私 たちは誰もが、愛されるに値する存在です。私たちは、よりよく生き、 人生に良いことをもたらすためにミラーワークを始めても、自分はそ 健やかであり、愛され、愛情にあふれ、力強く豊かであるに値する存在 れに値しないのではないかと少しでも疑ってしまったら、鏡の中の自分 です。私たち誰もが宿すインナーチャイルド ※ は、素晴らしい大人に に向かって語りかけている言葉を信じられなくなってしまいます。やが 育っていくに値する存在です。 て「ミラーワークなんてうまくいかない」と思い始めてしまうでしょう。 自分が愛で包まれている姿を想像しましょう。幸せで健やかで、足り こうした思いが生まれるのは、ミラーワーク自体やアファメーション ないものは何もありません。自分の思い通りの人生を、細部にわたるま のせいではありません。問題は、人生がもたらしてくれる素晴らしいも で想像してみてください。そして、自分がそれを実現するに値する存在 のを受け取れるということを、心から信じられない私たち自身の姿勢な であることを知ってください。 のです。 どうしてもそう思えてしまうなら、このアファメーションを言ってみ てください。 心で生まれる愛で体を満たし、外に向かって大きく広げていきましょ う。あなたのすぐ隣にいる、愛する人の姿を思い浮かべましょう。左側 にいる人に愛の流れを向け、安らぎに満ちた思いを送りましょう。愛情 と支える気持ちで包み込み、幸せであることを願いましょう。 「私は自分を大きく開き、受け容れる。 」 右側にいる人に、心で生まれる愛を届けましょう。 癒しのエネルギーと愛、安らぎ、そして光で包みましょう。自分自身 の体が完全に包まれるまで、座っている部屋を愛の輪で満たしましょう。 自分の体から出て行った愛が、何倍にも膨らんで戻ってくるのを感じま しょう。 愛は、存在するものの中で最も強い癒しの力です。あなたはこの愛を 世界に持って行き、何も語らなくとも、会う人すべてと分かち合うこと ミラーワーク 1 日目 ができます。自分を愛しましょう。お互いを愛し合いましょう。地球を 愛し、そこに住む私たちがひとつであることを知りましょう。そういう ことなのです。 ※ 「内なる子」と訳されるもう一人の自分。幼少時代の傷ついた感情やトラウマが潜在意識に残ってい る際、自分の胸の中にある小さな子ども（自分の幼少期の姿をしていることが多い）を実際にイメー ジし、その子どもを自分自身で癒すことで、現在抱えている問題を解決できることがある。 2 日目 鏡を 友だちにする 今日は、ミラーワークの 基本的な部分の練習を始めます。 鏡の中の自分の姿、 そして古い信念の 向こう側にあるものを 見つめましょう。